Thursday, June 20, 2024

Japanese Friendship Dolls  答礼人形展 DIAで6月5日まで

Japanese Friendship Dolls  答礼人形展 DIAで6月5日まで

1920年代に日米関係が緊張を迎えた時、友人である日米の二人が友好と文化理解のために人形を双方の国へ送るプログラムを立ち上げた。実業家・渋沢栄一とMissionary Sidney Lewis Gulick。アメリカ側からは12000体の人形が贈られた。それぞれの人形にはパスポートが与えられ、一つ一つの人形に送り側の心が込められた。それに返礼する58体の市松人形が各州に送られた。「答礼人形」である。人形には当時の日本の県の名前が付けられた。デトロイト美術館(DIA)で6月5日(水)まで、合計5体の市松人形の展示が行われている。DIAのLawrence Baranski氏に (DIA Public Program) にこの展示についてのお話を伺った。

Detroit Children’s MuseumからはMiss. Akita、Ohio Historical Society所蔵のMiss. Osaka、Baltimore Museum of ArtのMiss. Hiroshima。さらにMiss. Akitaの弟として1930年台に作られたAkita Sugi-o(Detroit Children’s Museum)と、2018年に作られ、当時デトロイト郊外に在住した日本人中学生が公募で命名したTomoki (DIA)の5体の展示。

美術館サイドとしての視点では、収蔵品の貸し出しはしばしばあることで、今回も展示物のサイズや展示する場所などを考慮して、専門の移動委託会社により、DIAに貸し出しが行われた。人形の展示の宿命として着物の生地や質を保つために、展示の際の光の量、温度が詳細に考慮されたという。それぞれの答礼人形には、アメリカ側と同様、パスポートが与えられている。そして、「お嫁入り道具」として茶器、衣装箱や琴、三味線、裁縫道具などを供にしている。Tomokiは男の子の節句の鯉のぼりと兜。それぞれが職人による精巧かつ美しい伝統工芸のミニチュア版を従えている。エジプトとロマネスクの展示の間の通路に場所が決まった。Baranski氏はさらにこの展示について結果的には、Lecture Hallの前なので、多くの人の目に触れる場所となった、という。

「Attractive」。この展示に人々は市松人形の美しさ、貴重な美しさに誰もが目を奪われるだろう。その目に見える美しさ以上に、この人形の持つ背景、物語に人々が心を打たれると思う、とBaranski氏は言った。Lecture Hall や美術館を訪れた人々がこの展示に影響や感銘を受ける。1920年代の感慨の深い歴史を知ることになることを望む、と言う。

今まで知らなかったこと、親しみのなかったことを知り、訪れた人が楽しむ、そして、さらに多くの人が美術館を訪れて、感動を膨らませる―お話を伺い、美術館の持つ可能性、創造性、広がりを感じた。

Baranski氏は「2027年にこの答礼人形たちは100周年を迎えるので、全米でお祝いを持とうという案も出てきている」という。また、5月はDIA Film Theaterで日本映画も上映されるので、こちらも来場してほしい、と日系コミュニティーへのメッセージをもらった。海外でも賞を受賞し高い評価を受けた “Evil Does Not Exist” (邦題:「悪は存在しない」。監督:濱口竜介。2023年)を5月24日~26日に上映予定。

Detroit Institute of Arts Museum    https://dia.org

*Wayne, Macomb, Oakland Countyの住民は人形展を含む美術館の入場料無料。Film Theaterは料金別途。

 

A Dream Winery―100%がここから Youngblood Vineyard – Ray, MI

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A Dream Winery―100%がここから

ミシガン州はクラフトビールのメッカともいえるほどブリューワリーがあるが、ワイナリーも多い。州の西や北に行かないとワイナリーがない、のではなく、メトロ・デトロイトエリアから1時間も走れば、ワイナリーは数多くある。Macomb CountyのYoungblood Vineyardはその一つ。

A Dream Winery―100%がここから  未舗装の道を半マイル行くとTa s t i n g Room の屋根が見えた。ここがYoungblood Vineyardの屋外のTasting Room。土曜と日曜日だけオープンしている。オーナー夫妻は Tasting Roomで何を食べ物として提供するかを考えた時、Pizzaと決めた。「Scratchから始めた」というPizzaは自家製のDoughをTasting Roomに据えられた薪の窯で焼く。訪れた時はオーナーとその息子さんがピザを焼くのをまじかに見ることができた。

A Dream Winery―100%がここから  Tasting Roomの南側はワインのグレープ畑。ワイン用のぶどうは100%ここで作られている。まだ夏の時期だったので、緑鮮やかにぶどうの木々が一面に見えた。遠くを見ると、防雪林のためかの松林。喧騒のない風景に大きく息を吸っていたところ、ぶどう畑の向こうからカートが走ってきた。どんどん近づいてきて、立っていた自分の目の前まで来た。“Are you OK?”と運転していた女性が尋ねてきた。“Yea. I’m just enjoying this beautiful nature!” 後になって知ったが、カートの運転手はオーナー夫妻のJess。学生時代にシンガポールに2年住んだことがあるという。「多くの人に、このコミュニティーに仲間入りしてもらって、訪れてもらいたい」とあとで交換したメールには書かれていた。

A Dream Winery―100%がここから この家族経営のVineyardは5世代続いた25エーカーの大豆、とうもろこし、クリスマスツリー用の苗木の育成畑を2016年にVineyardに転換させた。

など家族も楽しめる場所だ。さらに、今年、屋外のTasting Roomに加えて、16,000Sftの室内イベントルームを完成させた。屋外で注文したものはこの屋内ルームでの飲食も可能だ。

A Dream Winery―100%がここから  Tastingはメニューの中から3つを選ぶFlight 形式($10)と、グラスまたはボトルでの注文となる。ステンレス・バレルで醸成したもの、オークバレルで醸成したものなど、ぶどうの種類や生育過程が様々なワインを提供している。選んだのはいずれもDry Wine。2021-Marquette、2022 Petite Pearl、2022 Itasca。香りがいい。リストアップされているのはDryとSemi Sweetが中心。

広々としたVineyardでゆったりとした週末、郊外ドライブを楽しんではいかが。

Youngblood Vineyard
61829 Ray Center Rd, Ray, MI 48096
https://www.youngbloodvineyard.com/

温めた友好 サギノー日本祭は今年も盛会

秋の気配が感じられつつある9月17日、ミシガン州サギノー市(Saginaw)にあるJapanese Cultural Center, Tea House & GardensでJapan Festival in Saginawが開かれた。コロナ禍後の再開3回目の今年は、1000人近くの参加者でにぎわい盛会となった。

サギノーはデトロイトから約100マイル北に位置し、徳島市と姉妹都市提携を結んでいる。少し曇り空のこの日、午後1時過ぎに開会の挨拶が始まった。

3エーカーの雄大な敷地を誇る園内には、日本庭園、日本の本格的な茶室「阿波鷺能庵」を擁する。仮設テントにはあふれるほどの人々が集まった。同センターのTodd Hall館長がこの日本文化センターのあるサギノー市と徳島市の姉妹都市提携は全米でも最も古い歴史であることを紹介。デトロイト日本国総領事館から挨拶に立った田平修専門調査委員(広報文化)は、このフェスティバルは日本文化のショーケース、62年間の姉妹都市のご縁は人々のコミュニケーション、お互いの信頼の上での尊敬に繋がっている、と述べた。続いて、サギノー市長のBrenda Moore氏はこの日本祭りが年々「Bigger, better」になっていると喜びのメッセージを添えた。Great Lakes Taiko CenterによるRaion Taikoを皮切りにテント内の特設ステージでのパフォーマンス、園内のブースの展示と日本文化のハンズオン経験、お菓子やお弁当、アクセサリー等の販売、お茶室のお点前披露など様々な日本文化の紹介とイベントが繰り広げられた。

 

今年はこの日本文化センターの特製Tシャツに揮毫をしたミシガン州在住の書家・藤井京子氏が、ステージ上で映画「千と千尋の神隠し」の中のセリフを揮毫するパフォーマンスを行った。徳島の阿波踊りのフラッシュモブも加わり、バラエティーに富んだパフォーマンスだった。

人気のお茶室でのお点前は、裏千家、表千家の皆さんが1回ずつご披露。合計60枚のチケットはすぐに完売した。1960年代に徳島からサギノーへ留学した高木宏幸氏が帰国後もサギノーの人々と交流を続け、友人の知人がサギノー市長となったことが縁で、姉妹提携が結ばれ、お茶室が建てられた。設計と組み立てを一度日本で行い、サギノーの人々の協力を得て建てられた16世紀の茶室様式の貴重な建築物である。お点前中は英語による解説があり、すべての邪念を捨て一期一会のひと時を大切にする、の説明に参加者は伝統とお茶の極意について言葉を越えた静寂さを味わっていた。

この日本祭は、サギノーとミッドランドを中心とする地域在住の方々のボランティアにも支えられている。当日は約40名がスタッフとして活躍した。このフェスティバルの主催者で日本文化センターのエグセクティブディレクターの阿津ますみ氏は、このイベントが地元の支えで成り立っていることに地元の力添えに感謝の気持ちを寄せている。Saginaw Valley 州立大学には日本語の副専攻があり、ミッドランド市のDow高校にはJapanese Clubがある。Dow高校生は日本文化紹介ブースを毎年開いている。来場者も学生や現地の方々の姿も多かった。また今年は初めて来場する方々も多かったと阿津氏は言う。

サギノー市長のMoore氏は毎年、お点前に臨席なさっている。本誌のインタビューに気さくに答えてくださった。お点前に参加した感想は「Impressive」の感動の言葉。また、サギノーをまだ知らない人々に紹介するために一言を、と尋ねると「Saginawは“a welcoming city”。皆さんを歓迎しています」と温かなご返答をいただいた。

日本式庭園でのデモンストレーションは続いた。菊と洋花をアレンジした生け花は洗練された造形と色彩のコントラストで来場者を引き付けた。盆栽家Jack Sustic氏は今年も作品を展示し、入場者からの多くの質問に答えていた。地元ミッドランドのTim Ricketts氏は会場でろくろを回し、Soda Fired Potteryのデモンストレーションで来場者の目を楽しませた。

クライマックスは展示とデモンストレーションに参加した4名のアーティストの7作品が当たるラッフルの当選者の発表だった。ステージ上でチケット番号が発表されると、当選者はアーティストがこのイベントのために制作した生け花等の貴重な作品を受け取った。

フィナーレはRaion Taikoが再びステージに登場。最後に演奏したのは「虫送り」。夏の終わりと、さまざまな、今なくてもいいものを追いや、という気持ちを込めた1曲。演奏の後にインタビューに答えてくださったEileen Hoさんは「稽古は厳しいけれども、心と体の幸せにこの演奏を思い出してもらえたら」と語った。

日本文化センターへは、Novi・Ann Arbor方面からはUS-23を走ると1時間ほどで着く。4-10月の開園。入園は無料。お茶とツアーは予約なしも歓迎で$5。大人気の毎月第2土曜日に予約制のお茶会は$10で要予約。日本文化に興味のある方をお誘いするには最高の機会。日本文化に関するイベントも企画されている。お茶室の運営は50%がサギノー市から、10%はイベントなどの催しものから、残りは寄付で賄っている。この本格的な茶室の維持には地域からの協力が大切。興味のある方はこちらで寄付を募っている。 www.japaneseculturalcenter.org(JNC)

 

ミシガン州ーJapan News Club 2023年
8月号ー

Japan News Club 8月号です!

ミシガンの夏もたけなわ、元気にお過ごしですか🍅
ミシガンの夏時間を存分に味わっている皆さま、夏休みを謳歌している学生の方々、一時帰国中のご家庭、それぞれ残りの夏を皆さま安全にお楽しみください。
今月号のJNCもぜひお時間許すときにゆっくりお読みいただけましたら幸いです🎆

Japan News Club 8月号はこちら

04・・・ アメリカ生活の豆知識 / ゴルフのススメ    
05・・・ 喧喧諤諤
07・・・
日本の歴史を振り返るシリーズ
09・・・ 言葉の架け橋
10・・・ Dr.Kのミシガン育児相談室
11・・・ ミシガン会月例会結果 / スタンダードゴルフ
13・・・ クラシファイド広告
14・・・ ブリューワリー
15・・・ コミュニティインフォメーション          

デトロイトりんご会補習授業校 設立記念 50周年記念大運動会レポート

「日本にいれば当たり前の行事の運動会だが、アメリカで行われ、心の片隅に残るとするならばうれしいことであります」。創立50周年を迎えたデトロイトりんご会補習授業校の記念大運動会が6月10日に行われた。草創成期に当たる1980年代初頭の運動会の実行委員長の言葉どおりに、この日ノバイメドウズ・フィールドに乱舞した児童・生徒の心にも、この記念運動会は大切な思い出になることだろう。

午前中は幼稚園部から小学部3年生までが参加した。開会式で来賓代表として、日本国総領事館小川首席領事は「今年は50年目という記念すべき年です。オリンピックの選手はより速く、より高く、より強くを目指しています。皆さんも昨日の自分に負けないよう頑張ってください」と挨拶した。林る美校長はカナダ国内の山火事に起因する大気汚染に関する警報に触れ、児童・生徒の体調へ気配りをしつつ、多くの人の協力やボランティアの力でこの盛大な運動会が行われることへの喜びと感謝を児童たちに伝えた。園児・児童代表による選手宣誓ののち、熱戦の火ぶたが切られた。

競技の皮切りは小学部3年生の「徒競走~ゴールめざして~」。そして各学年の徒競走が続いた。カラー帽子をかぶった幼稚園部の「かけっこ」では、ゴールテープを目指して一生懸命走る園児のすがすがしい笑顔でいっぱいだった。玉入れは運動会恒例の競技だが、幼稚園部の競技が終わりフィールドに散らばった玉の「お片付け」では今年はユーモアを凝らした演出があった。来賓の小川首席領事とJBSD(デトロイト商工会)事務局長の植田氏、競技手伝いの高等部生徒が背負ったかごに玉を入れる、というものだ。真剣にかごを追いかける幼稚園児と、来賓の諸氏の楽しそうな笑顔でフィールドは和やかな雰囲気となった。

その次に未就学児の「おもちゃのチャチャチャ」が行われた。お父さん、おかあさんに手を引かれたり、抱っこされたりした子供たちがゴール付近に置かれたおもちゃのプレゼントを目指した。子供たちはもらった風車を嬉しそうに手にしていた。そして、午前中のクライマックスは「50周年記念ダンス」と「ウルトラクイズ」。高等部の生徒がフィールド内に児童生徒を呼び込み、フィールドいっぱいにダンスで運動会の前半のフィナーレを飾った。

午後の部は紅組リードで、小学部4年生以上から高等部の生徒が競技に参加した。来賓の補習授業校運営委員長の佐々木氏は「仲良く助け合ってけがのないよう頑張りましょう」と激励した。最初に行われたのは小学部4~6年生による「バトンをつなげ~友へ~」の全員リレー。全員が走るこの競技では笑顔の力走だった。その後綱引き、台風の目、綱取り合戦とチームの力を合わせて力いっぱいの競技が続いた。紅白競技の最後は中・高等部生徒による「バトンをつなげ~未来へ~」の全員リレーだった。運動会の大フィナーレは小学部4年生以上の「50周年ダンス」「ウルトラ記念クイズ」。午前中と同じ〇×式クイズだったが、“難易度”が上がった質問で、答えが外れた生徒からは「えーっ!」と大きな驚きの声が上がり、盛り上がった。

閉会式の成績発表ではスタンド上の点数板に一桁ずつ数字が発表されるたびに、会場の緊張は高まった。紅組1042点、白組1192点で白組が逆転勝利。優勝した白組の代表生徒には青藍の大優勝旗が、紅組代表には準優勝カップが贈られた。

好天のうちに50周年記念デトロイトりんご会大運動会は幕を閉じた。

心臓病治療の最前線:ブースターショットについて

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心臓病治療の最前線
心臓病治療の最前線

月9月22日、アメリカ食品衛生局は、ファイザー社製のコロナワクチンについて、3回目の接種、いわゆるブースターショットを65歳以上か、医学上、コロナにかかると重篤化する危険の高い人、または医療従事者などの人たちを対象に、2回目の摂取から6ヶ月以上が経っていることを条件に、緊急使用許可を与えました。これは、臓器移植を受けた人や、慢性のステロイド薬の使用、さまざまな免疫不全症候群の人などに対して、3度目のブースターショットを2度目の摂取から4週間経っていることを条件に既に許可を与えていることに続くものです。

ブースターショットの量は、2度目の量と同じ30マイクログラムで、肩の三角筋に筋肉注射を行います。  この決定の根拠となったのは、次のような臨床データによるものです。

米国の12歳以上の340万人の追跡調査で、ファイザー社のワクチン接種者は、未接種者に比べて有意に新型コロナ感染の危険が減少したが、この効果は、ワクチン接種後1ヶ月以内の88%に比べて、5ヶ月以上では47%に下がった。その一方で、ワクチン接種は、未接種者に比べて、コロナによる入院の危険も減らすが、この効果は、1ヶ月未満(87%)と5ヶ月以上(88%)で差はなかった。

イスラエルで行われたコロナPCR試験の疫学調査で、6ヶ月前に2度のワクチン接種を完了したグループと、3ヶ月前に同じく完了したグループを比較したところ、前者の方が有意に感染者数が多かった(1000人につき、3.2対1.6)、また重篤感染者数も前者の方が多かった(同0.29対0.15)。

ファイザーワクチン接種前後にコロナ感染のなかったと考えられる210人の人たちについて、2回目の接種後1ヶ月目とブースター接種後1ヶ月目のコロナウイルスに対する抗体量を比べたところ、ブースター接種後の抗体量は、2回目接種後の抗体量に比べて、3.29倍であった。

イスラエルにおける、2回のワクチン接種後5ヶ月以上経った110万人の追跡調査において、ブースター接種を受けた人は、受けていない人に比べて、11.3倍の感染率の減少が認められ、19.5倍の重症化阻止効果が認められた。

ワクチンの副作用について:

 ファイザー社のブースターショット後の副作用の発生率は、2回目の接種後の副作用の発生率と変わらないと報告されています。

 米国内では、モデルナ社やヤンセン社のワクチンについても、この原稿を書いている時点で、ブースターショットが認められました。また、ブースターショットに、最初の2回のワクチンと異なるワクチンを使うことも認められました。さらに、ワクチンの対象年齢を5歳から11歳の年齢にも広げることがCDCにより勧告され、これが承認されれば、米国では、近日中に5歳以上の全ての人についてワクチンを受けることが勧められることになりそうです。

 新型コロナ感染症に対する、モノクローナル抗体カクテル療法も進歩しています。感染初期に投与して、重症化を抑えるバラニビマブとエテセビマブの抗体カクテルは、最近、暴露後予防療法(Post exposure prophylaxis) のエージェントとしても承認されました。これによって、家庭や、老人ホーム、刑務所、病院、軍隊などで、患者が発生した場合、この薬剤を予防的に使うことで、他の成人に広がるのを最小限に抑え、クラスターとなるのを抑える効果が期待されます。今のところ、12歳以下の学童や小児については、ワクチンも、予防薬も治療薬も存在しませんので、家庭や学校で、それ以外の大人が、できるだけワクチンを接種し、感染が広がるのを最小限にすることが大事だと思われます。カシリビマブとイムデミマブの抗体カクテル療法も暴露後予防療法の薬として承認されていますので、米国ではこれで2つのお薬がこの適用で使えることができるようになりました。後者は皮下注射も可能ですが、前者は経静脈注射でのみ使用可能です。この2つのお薬はどちらもデルタ変異株に対しても有効性があります。

2020年初頭から、全世界を襲った新型コロナの猛威も、ワクチンの開発と社会的距離、マスクの着用などで、ようやく先が見えるようになってきているようにも思えますが、油断大敵、勝って兜の緒を締めよの諺通り、さらに気を引き締めて、この災禍を克服していきたいものです。

 ブースター適応のあるかた、65歳以上の方、ぜひ、ブースターショットを受けてください。近所の薬局で無料でワクチンは接種できるはずです。その際、前に接種をした時にもらった接種証明のカードを忘れずに持参しましょう。また、インフルエンザワクチンの接種も大事です。コロナとインフルエンザのワクチンを同時に接種することは理論的には可能のようですが、あまり勧められません。2週間ぐらいは間隔を空けるのが無難だと思います。明治のはじめ、福沢諭吉が言ったように、“天は自ら助くる者を助く”です。自分の健康は自分で守ることを心がけましょう!

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筆者 プロフィール:
山﨑博
循環器専門医   日米両国医師免許取得
デトロイト市サントジョン病院循環器科インターベンション部長
京都大学医学部循環器科臨床教授
Eastside cardiovascular Medicine, PC
Roseville Office
25195 Kelly Rd
Roseville,  Michigan  48066
Tel: 586-775-4594     Fax: 586-775-4506

お花の随筆:天敵 
(JNC 2021年9月号掲載)

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 高温多湿の続く週に、私は閉店間際の小さなスーパーマーケットに立ち寄りました。小さい店舗ながらもセンスの良い生花コーナーの充実しているところで、ただ一目眺める為だけにも、四季を通じてその品揃えを楽しみに、好んできた処でした。その日も、よそでの出来合いの花束では決して見ることの無いお花が小ぶりのバケツに分けられ足元の高さに並んでいたので、もっとよく見ようと軽くひとつのバケツを持ち上げましたら拍子抜けするほど軽く、水が入っていませんでした。担当の方が後で水を入れようとしていてうっかり忘れたのかしら、このまま閉店されてしまったらと心配になり、私がお隣のバケツから自分で半分水を分けてあげようかと覗きましたが、隣のバケツも下2センチほどの水しか入っておらず、そのお隣も空でした。余計な事とは思いつつ、傍で別な作業をしていた若い女性に声をかけてしまいました。「お忙しい時間にごめんなさいね、でもここに水が入ってないからお花が心配で。」その方はまず私を見つめ、次に指差されたバケツを覗き、そして周囲を見渡すと、隣のバケツをいきなり持ち上げその少ない水をただ空だったバケツの方にザッと全部注ぎ、コン!と音を立てバケツを床に置くと、目を丸くした私には目もくれずさっさとまたご自分の作業に戻ってしまいました。呆気にとられ、頭ではこれを「アメリカらしい」と片付け笑って流せば良いのだろうなと考えつつも、私の余計な一言の為に入れ替わりに空にされてしまったバケツの方には綺麗なミニ薔薇が入っていたものですから、あれは一晩置かれ売り物にならなくなり捨てられてしまったか、と長く引きずり心を痛めることになりました。店舗側にしてみれば「迅速なカスタマーサービス」と二重丸を付けられる対応であったのでしょうか。

 心の伴わない所作に遭遇してしまうのは残念ながら耳新しい事ではなく、そもそも赤の他人に過剰に自分と同じ心づもりを期待しなければよいことなのです。けれど、小さな事にも心を配ってくれる人が身近に増えてくれたら、ほんの少しでも、より住みやすい世になってくれるのではないかと、淡く脆い期待を抱き続けてしまうのです。以前歴史ある驕奢なレストランで、綺麗に盛られたディナープレートのトレイを上手に肩に担ぎ身なりもきちんとされていた給仕の女性が、カランと音を立てて落としてしまった銀のフォークを、立ち止まりかがんで拾い上げるのかと思いきや、いきなり足を振り上げ「カーン!」と音を立て傍の重厚な古い木の家具の下へ勢いよく蹴り入れそのまま歩いて行ってしまい、それを食事しながら目の当たりにしてしまった周囲の客らは苦笑するしかありませんでした。その行動には一瞬の迷いも見られませんでしたから、それが当たり前の生き方をなさって来た方だったのでしょう。がっかり、さみしい、でもどうしようもなく可笑しい。困ったな、これじゃあいけない筈だけれども。しかしとにかく忙しい現代のテンポの観点からプライオリティーとタイムマネジメントの天秤にかけられたら、あの判断は見事だったのか。あのフォークは何年も後にレストランが解体されるまで出てこないだろうなあ。背後で静かに流れる室内管弦楽が哀しい余韻を残しました。

 夏の終わりを嫌でも意識するこの季節、そばで必死に生きる野生の生き物たちから多くの事を考えさせられ学ばせてもらっております。遅生まれのカーディナルの雛が両親の愛情を一身に受け8月の終わりの暑いさなかでもクラブアップルの低い木の枝を伝って移動の身のこなしの練習をしています。車庫の屋根の上からお父さんが、近くのサービスベリーの枝からお母さんが、それぞれに短く甲高い声で雛に声をかけながら近寄りまた遠ざかり、周囲を鋭く見渡しながら子育てを頑張り、雛はして良いことと悪いことひとつひとつを実践で教わっています。伸び放題の庭の木々の剪定も、それを見てはもう少しの我慢と先送りしております。ハチドリは、自分が既にどの花に嘴を突っ込んだかちゃんと覚えているそうです。人類の悪い例として私のように忘れ、間違い、無駄だらけの時間をよろよろの手探りで歩み、また戻っては躓き転び、失敗を何度も繰り返すうち時間切れのゲームオーバーを迎えそうな生き物とはわけが違うようです。ハチドリの好む鮮やかな色合いの夏の花に肥料と水を遣り、せっせと咲かせては訪れを待ちます。

 「ホーオ、へー!」甲高い声。鳥の鳴き声辞典があれば良いのにと私は子供の頃から思っておりました。オノマトペア。デジタル音声の技術にたけた今ならば、同じ興味を持って下さる方がいれば無理なく実現可能でしょう。世界の人間の言語のみならず野生の生き物の言葉の翻訳や同時通訳もなされるようになったら、平和共存も夢でなくなり誤解の少ない世界になりうるか。暗黙で絶対のルールとして自然界の生き物たちは天敵ともバランスをとりながら上手に共存していたはずでした。どこぞの人間社会の、反対意見は全く聞かず短絡的思考や感情に訴え、針の先ほどの大きさの例をあたかも巨大な山のごときイメージにすり替えながら押し出し、勢いだけで異なる意見や思想を封じ込め抹殺せんとする暗い動きには大きな危険を感じ、将来を憂います。往年の子供向けクラシックフィルム、アカデミー賞すら受賞したトムとジェリーのエピソードのハラハラで終始笑える展開の数々を思い出しながら、敵を知り敵を生かし、互いの長所短所をよく理解して上手に補いながら楽しく共存して生きてゆく術を冷静に考察致しております。

クリスティーナのおしゃべりカフェ
~アメリカ生活の豆知識
Apples and Cider Mills!: りんご狩りとサイダーミル

クリスティーナのおしゃべりカフェ
クリスティーナのおしゃべりカフェ

 


Japanese Family Services, USA
当社は日本人駐在家庭を支援、サポートを提供しております。
当社のウェブサイトで皆様のお役に立てる情報やヒントなどをブログとしてご紹介しております。 www.jfsusa.com  information@jfsusa.com
24055 Meadowbrook Rd. Novi 48375 248-946-4301

ミシガン州 Hinoki Foundation ひのき塾 夏のSTEMプログラム開催

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 ミシガン州に本拠地を置くHinoki Foundation (ひのきバイリンガル教育振興財団)は、日英バイリンガルおよびバイカルチュラル教育向上を目指し活動を続けている。日本語学習者が競い合うクイズ大会や、無料言語(日英)バーチャルクラスなど、さまざまなイベントを催しているが、現在は二つの方向性においてバイリンガル教育活動を拡大しようとしている。

 一つ目は、デトロイトのような未だプログラム認知が行き届いていないエリアへの活動拡充。デトロイトは現在、ミシガン州で最も日本語教育プログラムが急成長をしているエリアだ。そして、二つ目はSTEM教育の促進。ミシガン州の500を超える日本関連の自動車部品会社や、関連研究施設などで通用するスキルを高める目的だ。日英バイリンガリズムをサポートすると同時に、地域の社会的、教育的、およびビジネス上のニーズを満たすことができるようプログラムを充実させたい思いで、学習者へ楽しいイベントを企画している。

 今回のひのき塾バイリンガルSTEMセミナーでは、「ヘリコプターづくり」「設計建築をつまようじで学ぶ!」などの楽しく学べる夏のプログラムを実施。受付開始と同時に定員の四十名に1日で達したほどの人気となった。オンラインでのアクティビティに必要な材料は事前に郵送され、インストラクターには、化学メーカーや航空系企業のエンジニア、パイロット、自動車関連企業の技術翻訳者など、多くの専門家がボランティアとして参加し、日英両方の言葉でプログラムを進めていく。英語・日本語両語で新出の専門用語に触れ合えるのもこのプログラムに参加する特権だ。本セミナーは無料で開催されているが、ニューヨーク日本文化センターグローバルパートナーシップセンター(CGP)からの助成金の一部を使用して開催されている。今後も同プログラムの更なる発展のため常時新規パートナーも受け付けている。本年は上半期のみで、すでに1000人を超える参加者がオンラインで同財団のイベントに参加している。次回のイベントも乞うご期待!
問合せ:
info@hinokifoundation.org
ウェブサイト:hinokifoundation.org

 

Cadillac Straits Brewing Company – Madison Heights, MI – 伝説のホップ「ソラチ エース」との再会

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コロナ禍の規制からほぼ丸一年たった3月17日はセント・パトリックデーだった。50%の収容人数でのレストラン・バーでの室内飲食が可能になってから1週間。「この(パンデミックによる影響は)長引くに違いない」と語ったCadillac Straits Brewing Companyは静かなセントパトリックデーを迎えていた。そこで思いもせず伝説のビールに出会った。

「伝説のホップ」と呼ばれるソラチ・エースは1984年北海道空知郡にあるサッポロビールのホップ農場で生まれた。しかし、当時の日本では人気を博することなく、海を渡り2006年にアメリカでブームを起こした「伝説のホップ」だ。今ではその良さが広く知られ、日本国内でも期間限定販売の際には売れきれるほどの人気だ。

  「コロナ禍でもビールを作り続けてきた。併設の醸造キットなどのサプライストアーが好調だった」とCSBCのオーナー兼ブリューワーのGordie。いろいろな”実験”をしつつ新しいビールを提供している。その中で「サッポロのようなビールを作りたい」と思って、ソラチ・エースにも挑戦した。Samurai Hack (ABV 5.4%)はスッキリとしたドライな風味に仕上がっていた。おそらく口にした人にしかわからない、なんとも言えない一種クリーミーな味で甘みとも苦味ともとれるフルーティーなビールだ。店内はセントパトリックデーを祝いながら夕食をとる家族連れが多かったが、このSamurai Hack を口にすると日本にいるかのような気分になった。残念ながら訪れた3日後には醸造した1Keg(約124杯分)は売れ切れていた。

 CSBCのあるMadison Heightsは東南アジアの食料品店が多い。週末になると買い出しに訪れる人も多い、大きな中国系の食料品店もある。そこから2マイルも離れていないところにブリュワリーはある。「サプライストアーもやっているから、販路はあまり広げてはいない」という。「でも、うちのビールは全部growlerに入れて持ち帰りもできる。もちろんSamurai Hack も」と、家で楽しみたい人には嬉しい。

 さて売れ切れはしたが、なかなか手に入らない、と言いつつもソラチ・エースのホップをまた確保したそうだ。「来月(4月)には7バレル作るから、1ヶ月ぐらいは楽しめるよ。SNSをチェクしてみて」。思いがけないところで、伝説のビールに出会うことができた。コロナ禍以前にはこのようにブリューワーとの会話を楽しみながらミシガンのビールを飲んでいた。それが一転して、限られた行動範囲、限られた人との接触、など思いも寄らない閉ざされた生活となった。けれども少しずつではあるが、かつてあった“日常”の 復活を垣間見た。

Mohitotsu kudasai! ーー

ビールのメニューの紹介にはそう書かれていたのもうれしい。

ソラチエースを使ったラガー、Samurai Hack               
New EnglandスタイルのHazy IPA

 

Cadillac Straits Brewing Company – Madison Heights
27651 John R Rd, Madison Heights, MI 48071
https://cadillacstraits.com/

文・写真:ヤマトノオロチ

笑顔いっぱい! 第4回 ひのきカップ  日英バイリンガルクイズ大会 オンラインで開催

 2020年3月28日、ひのきバイリンガル教育振興財団主催による「ひのきカップ:日英バイリンガルクイズ大会」が開催された。同財団は、ミシガン州に設立された501(c)(3)非営利団体で、学生の日英バイリンガルおよびバイカルチュラル教育向上の推進を図る。

 昨年はミシガン大学にて行われた本大会は、今年はオンライン形式で自宅から安全に互いの言語スキルを楽しく競い合った。この日はデトロイトとミシガン南東部の異なる20の小・中・高校(3年〜9年生)より40名の学生が参加。

 本大会で特筆すべき点はそのルール。初級から上級のさまざまなレベル参加者が8つのチームに分かれ、誰もが同回数の質問に答えてポイントを獲得、皆がチームの成功に等しく貢献できるという。それぞれ順番に自身で難易度を選んでクイズに回答する。

 各チームとも、チームスピリットを競う応援のことばも事前に準備。画面越しだが、声を合わせたチームの熱意あるアピールが伝わる。クイズが始まると皆真剣な面持ちで、闘志を燃やす姿が微笑ましくもあり頼もしくも感じられる。決勝へ勝ち進んだのは、チーム黄とチーム赤。最後は同点引き分けとなり、リーダーによるタイブレイクの末、チーム赤が勝利の栄冠を手に入れた。

「ヒノキ杯の目的は、第二言語の習得へ

『ワクワク』感を持ってもらうこと」と話すのは、同財団の理事長アンドリュー・ギルマン氏。「初めてのオンライン大会で多くの課題が立ちはだかったが、関係者、ボランティア、チームリーダー、参加者の皆さまのおかげで技術面・運営に関わる問題を解決しイベントを成功裏に終えることができました」と謝意を述べた。ミシガン州には500以上の日本関連会社があり、今日のバイリンガルの学生が明日の業界のリーダーとなる、と話す。

 本イベントは、ロサンゼルス日本文化センター、およびニューヨーク日本文化センターグローバルパートナーシップセンター(CGP)からの助成金を受け成り立っている。同財団は国際交流基金日米センターによる3万ドルの助成金を受賞したばかり。助成金は、ミシガン州におけるバイリンガル教育や文化交流の促進に有効に活用されることとなる。ミシガンの日本語教育は盛んだが、彼らの日本語教育、継承語教育が今後も更に発展することを願いたい。

 財団への問い合わせは、下記まで。
info@hinokifoundation.org

今年初参加のリズさん。数日前からチームメイトと打ち合わせをして楽しみにしていた同大会中は終始笑顔!

 

参加者の笑顔から伝わる“ワクワク感”。接戦を勝ち抜いたチーム赤の皆さん(ニー・アーデンさん、ジョージ ・グーニスさん、栗林 浩さん、マジェリス・アンソニーさん、ドーソン・クリフさん)優勝おめでとうございます! また、ベスト・チームスピリット賞を獲得したのは、チーム黒。応援のことば。“We are Team Black. We’re not gonna lose. Our points will stack, so you better not snooze!” – 韻を踏んだ元気なエールと、当日は皆で事前に合わせて黒の帽子などを身に付け、チームを盛り上げた。

豊田市 x デトロイト市 姉妹都市提携60周年

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去る令和2年(2020年)9月21日、デトロイト市と豊田市は姉妹都市60周年を迎えた。

 自動車産業を中心に発展してきた両市は昭和35年(1960年)に姉妹都市提携を結んで以来、学生の相互派遣を中心に文化交流なども交えて友好関係を育んできた。豊田市国際まちづくり推進課が管理運営しているFacebook「豊田市国際交流推進ページ」では、各年代における交流の様子がうかがえる写真も多数紹介されており、これまでの交流を振り返っている。特に両市の学生たちがお互いの文化や人と触れ、国際感覚を育みながら交流している様子を垣間見ることができる。

 写真の中でも特に目を引くのが、半世紀以上に渡り継続してきた交換学生事業だ。海外渡航が自由化されてまだ間もない昭和41年(1966年)に第1回派遣団としてデトロイトから学生が豊田市を訪問して以来、概ね隔年で合計310人の学生の受入と派遣が両市の間で続けられている。

 写真で振り返ると時代の流れを感じる。緊張気味に白黒写真に写るデトロイトからの第1回派遣団と豊田市からの第1回訪米派遣団の学生たち。デトロイトからの第1回訪日派遣団の学生たちは、豊田市で剣道や琴に触れホストファミリーと過ごし、当時のトヨタ自動車の工場見学を経験した。現在では珍しくない海外旅行だが、当時、遠い日本という国を交換学生事業で訪れ、その国の人、文化や習慣に触れ、一体どれほどの刺激を受けたのだろうか。それから半世紀が過ぎ、令和元年(2019年)のデトロイトからの第25回派遣学生たちは、トヨタ工業学園の生徒たちのサポートでものづくり技術を学び、豊田市ならではの交流を楽しんだ。

 また、文化交流も行われてきた。100年以上の歴史を持つデトロイト・シンフォニー・オーケストラは平成10年(1998年)の豊田市コンサートホール開館記念の際に初来日・初公演を果たし、市内の中学校へも訪問した。平成29年(2017年)のデトロイト美術館の「ジャパン・ギャラリー」開設記念イベントにおいては、豊田市棒の手保存会が渡米し、伝統芸能である棒の手演武を披露した。

「クルマのまち」という縁から始まった姉妹都市としての交流や協力は、これからも一層絆を深くして発展し、何より若い世代の国際感覚や向上心を育んでいってくれることだろう。

文・Mayumi Bilderback
写真提供・豊田市国際まちづくり推進課

ミシガン州 夏休み後半 #安全に楽しみたい #ミシガン夏休み #何できる?

1.  クランブルックハウス&庭園

春から秋にかけて、クランブルック庭園は一般に無料公開されており、Sunken Garden(写真上)、木々が生茂るトレイル、様々な彫刻、噴水はじめ、日本庭園までもが存在するその庭園の規模は40エーカーにも及ぶ。

 クランブルックと言えば、ミシガン州の名門校、美術館、科学博物館、教会などを含めたコミュニティの総称。その庭園は、クランブルックの創始者であるジョージ&エレン・ブース(George and Ellen Booth)夫妻が1908年から49年にかけて住んでいた邸宅を囲んでおり、現在は一般に公開され誰でも気軽に散策ができるように手入れされている。

 ジョージ・ブース(1864-1949)はトロント生まれ。妻エレン(1863-1948)の父がデトロイトで新聞社を営んでいたが(The Detroit Evening News)その新聞業にジョージも加担。その後いくつもの新聞社を買取り、当時ミシガン州最大の出版社となったブース・パブリッシング・カンパニーを設立し財を成した。

 クランブルックの歴史は、彼らがデトロイトからこの地に住いを移したところから始まる。ブースの祖先が英国のクランブルック出身であったことからクランブルックと名付けられた。広大な土地に、邸宅に始まり教育施設、教会、美術館、科学機関とコミュニティを作り上げ、現在それらは米国国定歴史建築物として登録されている。

 ブースは非常に高い芸術的感覚も合わせもっており、美術工芸のコレクターとしても知られていた。デトロイトの邸宅は自らがインテリアを手がけたが、クランブルック邸のデザインは、友人でもありデトロイトの建築家として著名となったアルバート・カーンに依頼。英国調の邸宅に各国の美術、工芸をふんだんに取り入れ同邸を完成させた。現在は、バーチャルツアー(facebookやInstagram)の配信などで邸内も公開されている。緑あふれる庭園は、夫妻が亡くなった後も多くのボランティアによって丁寧に手入れがなされている。(今年は新型コロナの影響により噴水は停止中)。

庭園の見所—

Sunken Garden:人気の写真スポット。毎年特徴的なパターンと色の組み合わせの植物アートを作成。多年草と一年草植物の混合で、2020年は、約4000ものベゴニア、サルビア、サンパティエンの組み合わせでカラフルな庭園に仕上がっている。

Reflecting Pool : 今年2020年は残念ながら水が張られていないが、ここはクランブルックハウスから眺めると、クランブルック美術館へと続く並木道がまっすぐ見える気持ちの良いスポット。プールの左右には、対象的に植物が植えられているのが特徴的。

Japanese Garden:北米でも最も古い日本スタイルの庭園のひとつ。1915年、ブースはサンフランシスコの万博で日本建築や美術に魅せられる。これをきっかけに春日灯籠や朱色の太鼓橋などを取り入れた1エーカーの池と石の日本庭園をこの地に作り上げた。庭園には日本楓や、ふき、紫の藪蘭、牡丹などが植えられている。現在、この庭を再建する試みがクランブルック・コレクション研究所(Center for Collections and Research)によって進められているが、日本庭園の造園家・内山貞文(さだふみ)氏による修復用のマスタープランが昨年度公開されたばかり。入り口付近の修復が次の課題となっているが、寄付も随時受け付けている。

 理想のコミュニティを作り上げたブースを思い散策するのも良いのでは?

Cranbrook House & Garden
380 Lone Pine Rd, Bloomfield Hills, MI 48304
https://housegardens.cranbrook.edu/
(248) 645-3147
今季:  〜 10月31日(土) 7:00am – 7:00pm
(Free Admission to Cranbrook Gardens)
駐車場所:クランブルックハウス&庭園スポット(Christ Church Cranbrook向かい)
COVIDー19 対策注意点:
・ソーシャルディスタンシングの徹底(ボランティア
   作業中の方などからも)
・一般トイレは現在使用不可なので注意
・ピクニック不可



2.  New Normal 必須  デトロイト美術館再開

ミシガン州の非常事態宣言を受け、自宅待機令が発令されてからというものクローズしていたデトロイト美術館(DIA)も7月から再開。9月6日のレイバーデイ(労働者)までは現在一般の入館料が無料とあり、しっかりとコロナ対策をして楽しむ方法もあり。

 デトロイト日本商工会、文化部会下のJapan Cultural Development(JCD)グループでは、DIA再開とあり、同館の紹介、現在の様子、入館方法などを日本語で説明した動画をYoutube(https://youtu.be/Ah4FJbsfV4s)にて紹介している。第四巻まで作成予定ということなので、同館ウェブサイトと合わせてぜひ活用いただきたい。

 現在、無料再開とは言え、事前にウェブサイトにて入館時間を指定したチケットを入手することが必要となってくる。マスク、ソーシャル・ディスタンシングは必須、現金も使用不可、軽食をとることができるレストランも現在はクローズしているので注意が必要 (編集2020.8月時点)。

 再開はしても、DIA at HOMEとして、ウェブサイト上でも同館美術に関する情報やプログラムが公開されているので、そちらを活用するもよし。

Detroit Institute of Arts
5200 Woodward Avenue Detroit, MI
https://www.dia.org ・ (313) 833-7900
時間     水ー金:   9 am – 4 pm
土・日: 10 am – 5 pm
月・火: CLOSED



3.  ちょっとした非日常を ドライブ・イン・シアター

この時代、家の大画面テレビでも、電話でも、パソコンからでも、どこからでも映画観賞は可能だが、せっかく気候が良いのだから、ちょっと家を出てドライブ・イン・シアターの映画を楽しむのはいかがだろう。この自粛期間子どもたちと缶詰状態の家庭も少なくないのでは?

 ほぼ毎日、日没後に映画が始まるので、どのようなものが公開されているかホームページで確認。自分の車なので、気軽にゆったり楽しもう。音声は指定されたラジオステーションに設定するだけ。ただ、車のバッテリーが気になる場合は、ぜひポータブル・ラジオを持っていくことをお勧めする。(レンタルしているところもある)

 指示されたエリアに車を停めて、車の中から、またはトランクを開けて(他の観客の視界を遮らない程度の高さまでしか開けられないことが多いのでロープを持っていくなどを勧める)映画観賞を楽しめる。車なので小さなお子さんがいてもベビーシッターも必要なし。

 現在は、コロナ対策がされ、通常の収容車数よりも少なくなっていることもあり、ゲートオープンに合わせて早めに行くことをお勧めする。トイレやスナックなどを購入時は必ずマスクをつけて移動するなど気を付けて、特別な夏の思い出をつくってみるのも良いのではないだろうか

デトロイト近郊 ドライブ・イン・シアター

Plymouth – The Summer Drive-In –
The USA Hockey Arena parking lot
14900 Beck Road, Plymouth Twp, MI 48170
https://www.usahockeyarena.com/drivein
(オンライン購入のみ)

Dearborn  – Ford Drive In –
10400 Ford Road, Dearborn, MI 48126
https://www.forddrivein.com
(現地購入のみ・クレジットカード)

Flint  – US23 Drive In –
5200 Fenton Road, Flint, MI 48507
https://www.us23driveintheater.com
(現地購入のみ・クレジットカード)



4.  HISアメリカ 特別企画 #ふたたび美しい世界へ
オンライン体験ツアーに参加

旅行業会も大きな痛手となっているこの新型コロナウイルスが広がる状況下、それでも旅を愛する方々のために面白い企画が次々と出されている。

 特に、このHISアメリカが「すべての旅人と旅行従事者の未来を紡ぐために……」と始めた特別企画「#ふたたび美しい世界へ」は、家から体験できるオンライン体験ツアー&オンラインセミナーが目白押し。海外70ヵ国に展開するHISだからこそのネットワークを生かした面白い企画が多く、2020年6月からは、このオンラインツアーの新しい取り組みとしてサブスクリプションサービス(定額サービスー 30日間($50)・14日間($30))を開始した。(一部除外あり)

 今回は、JNCライターも「行った気になる観光セミナー」にさっそく参加。数ある旅先のうち、ずっと気になっていた、という世界が誇る絶景、ボリビアにある世界最大の塩湖、ウユニ塩湖をチョイス。

「ウユニ塩湖の魅力は、360度の景色を見せてくれること。一年を通して、そして朝夕夜と1日の中で違う顔や色を見せてくれること」とウユニ塩湖に魅せられた現地日本語ガイドのリャンミさんの話を聞きながら、紹介してくれた写真やビデオの映像のなかに自分をはめ込んで想像してみる。

 塩湖での鏡ばりトリック写真やビデオ、サボテンがそびえ立つ島、塩でできたホテルやベッドの感触や香り……バーチャルツアー体験中に気になったあんなことやこんなことのリストができていく。旅行の醍醐味のひとつとも言える現地の人との触れ合いは残念ながらバーチャルツアーでは体験することはできなかったけれど、いつかその時が来るまで楽しみにとっておくことにしよう。

現実の家族旅行先としてはなかなか候補に挙げにくい場合でも、バーチャル体験ツアーなら魅力的な場所を選びいろいろと体験できる。この夏休みには、家族で世界をバーチャル旅行してみてはいかがだろう。

 その他、NYプロダンサーによるトレーニングなど自宅参加型のセミナーも同様に開催されているので、夏休み後半、このようなイベント参加も一案。

情報はHISのHPから! https://tour.his-usa.com

 

喧喧諤諤 第209回:上半期得点王とアシスト王は?

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喧喧諤諤 ケンケンガクガク
喧喧諤諤

今年も早半年が過ぎ7月に入りました。月初の週末独立記念日の連休は皆さんどのようにお過ごしでしたか?先月後半各州多少前後して市場再開開始後、全米各地でコロナ新規感染者数急増のニュースを聞いてお祝いどころではなかったのではないでしょうか?ようやく自宅待機、外出自粛が解除になり、エッセンシャルワークだけでなく建設業、製造業、飲食サービス業などが段階的に復活し始めた矢先にこの有り様では医療関係者やファースト・レスポンダー、最前線の食品・生活必需品製造・販売・配送サービス業務作業者始め一般大衆の今までの忍耐、辛抱、努力が全て無駄になってしまった感じです。地元ミシガン州都のランシングでも先月末クラスターで1軒のバーだけで80人もの新規感染者発生。その後更に107人まで増えました。思い返せば、5月末のメモリアルデー連休頃に自由と権利を主張する連中がマスクを掛けずにバーに集まったり、ランシングの州庁舎に抗議デモで押し掛けたりした報いが2〜3週間後に出て来たのと、最近の段階的市場再開で開放感から気が緩んでガイドラインを無視した行動を取ったツケが出ているのではないかと思います。新型コロナウィルスからすれば、「最近取り憑いて仲間を増やせるエサになる人間どもが出て来ないなあ」と元気がなくなり掛けていたところに棚ボタ的に人間の方からマスクもせず固まって出て来てくれたのですから「飛んで火にいる夏の虫」で、元気一杯、ウハウハ状態ですね。
話題の少なかったスポーツ関係では、プロゴルフPGA男子ツアーが無観客開催でスタート、LPGA女子ツアーも今月半ば過ぎに同様にスタート予定です。グリーン周りやコースに観客がいないので、TV放送を観てもいつもと違った雰囲気ですが、何もないよりはマシといったところです。プロテニスでは男子シングルスランキングNo.1のジョコビッチ選手の主催で先月自国セルビアのベオグラード他、欧州各地で開催したチャリティーテニス大会でジョコビッチ選手自身を含む参加選手やコーチ、スタッフが次々コロナ陽性と判明し選手同士の濃厚接触やマスクもせずにソーシャル・ディスタンシングが取れていない観客がほとんどであった大会の運営方法と主催者に非難が集まりました。メジャー大会では、8月末に規模縮小してやはり無観客で全米オープンを開催が発表され、女子のセリーナ・ウィリアムス選手がいち早く出場を宣言していましたが、この悪い前例の影響で事前準備と大会運営を落ち度なくしっかりやれる目処が立たないと延期もしくはキャンセルされる恐れがあります。プロ野球MLBは60試合の短縮シーズンで選手会と条件合意し、開幕出来るかどうかです。二刀流大谷選手のプレーをTVで観たい気はしますが、開催となった場合、他の選手やコーチ、スタッフも含めて感染者が出ない事を祈ります。中断されていたプロサッカーでは、いち早くドイツのブンデスリーガ、英国のプレミアリーグが再開し、南野選手がシーズン途中で移籍合流したリバプールが30年ぶりにプレミアリーグチャンピオン確定となりました。おめでとう!

 さて、今月のテーマは「上半期の得点王とアシスト王は?」です。

 既に連日のニュース報道でご存知の如く、米国内では市場再開後西部、南部諸州で主に38歳以下の若年層の感染者が急増。1月に米国内初の感染者が確認されて以来、6月後半は毎週のように過去最高の新規感染者数を記録。特にフロリダ、テキサス、アリゾナ、カリフォルニアの4州が最悪で検査実施と結果判明がダダ遅れとなり、テキサス州ヒューストンでは患者収容ベッド数とICU(緊急医療ユニット)もパンク寸前の惨憺たる状況。年齢が若い分自覚症状がない感染者が多く、陽性判明前の行動中に2次感染、3次感染の連鎖を引き起こしている恐れ大で、データは更に悪化すると予想。州や都市毎に再開を一時減速、保留または撤回する動きもありますが、既に日に数千人レベルというこれ程の感染拡大、コロナ騒ぎが再燃しては4月、5月のレベルに戻すことさえ1〜2ヶ月では到底無理、いや不可能です。

 ミシガンだけでなく他の州でも今後しばらくは多くの人がまた自宅待機、外出自粛を強いられる事になりそうです。今月初めの独立記念日の週末連休も皆で集まって祝う状況ではなく寂しい「孤立記念日」だったかもしれませんし、これから長い学校の夏休みの間も外出時はマスク必着、それ以外は冬ごもりならぬ「夏ごもり」になりそうです。ワクチン開発完成前の今秋または年内に第2波の襲来を警告する専門家の懸念が現実となるかならないかを心配する以前にまだ第1波が収束しておらず、再燃・悪化しているのだと改めて全米に知らしめました。
米国民はもう少し常識があり、科学データや事実に基づいて節度ある行動をする民度が高い国民と思っていたのは単なる幻想か、誤解か、はたまた勝手な思い込みだったのでしょうか?

 また、折悪しく5月末にミネアポリスで起きた白人警察官による黒人容疑者の殺人事件(容疑者の首を膝で押し付け「息が出来ない」という本人や目撃者の「放してあげて!死んでしまう!」と言う叫びも無視して8分46秒も押さえつけた結果死に至らしめたもの)に端を発したBLM(Black Lives Matter)の抗議デモが全米各地で開催され、感染拡大リスクを更に大きくしています。奴隷制度が根元にあった黒人に対する歴史的・構造的人種差別は南北戦争後の奴隷解放や公民権運動、人種差別撤廃の国際条約締結、Affirmative Action(差別是正のための優遇措置)などを挟みながら今日に至るまで400年以上続いており、長年米国に居る我々でも感情的な要素も含めて本当のところは分からない根が深く絡み合った問題で、日本に居る日本人では理解出来ないのは無理からぬ事と思います。コロナ感染のリスクを認識した上で止むに止まれず抗議デモに参加する人が1カ所で数万人から数十万人もいるという事実がこの差別問題の深刻さ、重大さを如実に物語っています。
トランプはこの抗議デモに関して犠牲者のジョージ・フロイドさんとその家族に哀悼の意を示さず、人種差別に抗議するデモ参加者の心情に理解も共感もせず、ワシントンD.C.ではホワイトハウス近くの教会前で聖書を掲げた自分の写真を撮り次期大統領選キャンペーンのネタに使うフォトセッション(愛娘イバンカ夫妻の発案だったと後に判明)だけのために周辺を平和的に行進していたデモ隊に対しホワイトハウスと大統領の警護に当たっていた米軍メンバーに突然デモ隊を威力的に排除させ、我儘を押し通しました。敵対国から国民を守る役目の米軍を事もあろうに自分のフォトセッションの目的のために国民の威力的排除に使うとは前例なき言語道断の暴挙で、直ちに海軍、陸軍、海兵隊の元米軍幹部及び上下院議員から非難の声明が相次いで出されていました。

 更に先月末には、アフガニスタンの駐留米軍や欧州連合軍のメンバーを殺害したら報奨金を出すとロシアがタリバンなど反米勢力メンバーに持ち掛けているという衝撃的な暴露ニュースがあり、トランプは毎朝の大統領向けブリーフィングでは聞いていないと言い張ったものの、国家安全保障関係者はもう数ヶ月前から報告をしているとのことで、またまた大統領のロシアに対する忖度と米軍関係者に対する敬意・配慮の無さが浮き彫りになりました。

 さて、テーマの「上半期得点王とアシスト王は?」ですが、サッカーの話ではありません。これもコロナに関する話です。

 今年の上半期得点王は誰が何と言っても新型コロナウィルスのCOVID−19です!そしてアシスト王は現職米国大統領のドナルド・トランプに決定です!

 得点王は連日、毎週、毎月のように上半期を通してTV、新聞、ラジオ、インターネットに登場し、世界中を騒がせたCOVID−19で再論を待ちませんね。アシスト王は米国外も考慮すると同ウィルスの発源地と疑われている中国武漢市と中国政府も有力候補ですが、一応ウィルスと感染症の封じ込めと対策を施したので、アシスト役としてはトランプが上と評価しました。何でも自分が一番を好む彼にはお似合いでしょう。米国でのコロナ騒ぎをここまで大きく、深刻な状況に長引かせた元凶は紛れもなくトランプ自身です。

 国家安全保障や感染症医学・医療に関わる専門家からの各種先行情報を再三再四無視または軽視し、初動が遅れただけでなく、最初の感染者発生確認後約2ヶ月遅れでようやく重い腰を上げた後も打つ手、打つ手が的外れでホワイトハウスでの記者会見の内容も事実やデータに基づかないいい加減な情報とコメントで国民を混乱させ十分避けられた筈の感染者や死亡者数を大幅に増やしてしまったと同時に米国経済だけでなく世界経済も大恐慌並みに衰退させ米国史上前代未聞の4千万人超の失業者を出してしまった罪は極めて重いです。裁判用語で時々使われる「未必の故意」(みひつのこい)に該当し、大統領離職後には殺人罪、殺人幇助罪、更に国家に対する裏切り行為で反逆罪に問われても不思議がないくらいです。

 トランプは「マスクは見栄えが悪いので記者会見ではしないが、工場見学中はしている」と嘘をつき、選挙キャンペーン先では自分も適性距離を維持出来ない聴衆もマスク着用を義務付けせず、事前準備したキャンペーンスタッフが数人検査で陽性と診断されました。自分の言いたい事だけ言い、やりたい事だけやって、結果が悪くても他人の所為にして自分は責任を取らないなら誰でも米国大統領をやれますよね。

 先月末までの2〜3週間の次期大統領選の投票予想ではバイデン候補者がトランプを最大14%と2桁リードして差を広げていました。トランプ陣営はCNNに結果を公表するなと無体な圧力を掛けましたが、とにかく自分にとって悪いニュース、不利なデータは「臭い物に蓋」でひた隠しにしようとする隠蔽体質、事実を捻じ曲げて無かったことにしようと躍起になる報道管制、メディア操作を露骨にやろうとしています。ボルトン前大統領補佐官の暴露本やABCとの独占インタビューを待つまでもなく、トランプは再選のための選挙キャンペーンしか頭にないので、今の時期にこれ程事前予想で差がつくと、破れかぶれで何をまたしでかすか、とんでもない事をやらないか心配です。

 先月末大統領令を公布した外国人労働者向けのビザ・移民制限強化(日本だけでなくメキシコやインドからの外国人労働者も入国出来ず日系も欧米系も米人では代替え出来ない業務で直ぐに困っているようです)やこのタイミングでまだオバマケア完全撤廃に固執している以外にもロシア疑惑の調査に関わったDOJ、FBI、民主党のメンバーに前回選挙前・中・後もトランプを蹴落とそうとする陰謀があったとリンジー・グラム他共和党のアホどもが上院公聴会に引きずり出そうとしたり、オバマ/バイデン前政権に国家への反逆行為があったと具体的な根拠のないオバマゲートを捏造しようとしています。

 この先まだ4ヶ月強あるので何が飛び出すか要注意です。それとトランプは悪運強くマスク無しでもコロナ感染しないで済んでいますが、バイデン候補者がミルウォーキーで予定の民主党指名大会の前からキャンペーンで動き出した先で万一にでもコロナ感染して脱落したりしないかも大いに心配です。トランプ以外なら誰が大統領になっても構わない、これ以上悪くなりようがないので、トランプを神(もしもそうなら疫病神ですが)と崇める狂信的トランプ支持派の暴力行為や陰謀にも耐えて、とにかく安全と健康第一で大統領選を戦い抜き、確実に当選して欲しいです。

 直近では、イラン政府が去る1月米軍のドローンアタックによるイラン革命防衛隊の最高司令官で実質イランのナンバー2であったソレイマニ将軍の殺人罪でトランプ以下関係者36名の逮捕令状発行。トランプが大統領職を離れると同時に起訴すべくインターポールから各国に犯罪者や逃亡者の拘束、引き渡しを求めるレッド・ノーティス発行依頼済み。現時点でインターポールは自組織の規則や設立規約に準拠しないため依頼を考慮検討する意思はないようですが、トランプが大統領職を離れた途端に内外から犯罪者扱いされて刑務所以外に居場所が無くなるとパンドラの箱から逃げ出したこの世のありとあらゆる疫病や災厄が元の鞘に収まって、首を長くして待ち望んでいた善良な国民に安全と安心をもたらすかもしれません。

 先月号で新型コロナウィルスの終息とトランプの次期大統領選落選のどちらが先か?を問いましたが、どうやらウィルスはまだしばらく生き残り、トランプが先に脱落しそうな雰囲気ですね。目糞と鼻糞の比較くらいの価値しかありませんが、トランプが先にホワイトハウスの伏魔殿から姿を消してコロナ対策に集中出来れば善しとしましょう。(将棋の高校生棋士、藤井七段の話題にも触れたかったのですが、来月号に回します。)

執筆者紹介:小久保陽三

Premia Partners, LLC (プレミア・パートナーズ・エルエルシー) パートナー。主に北米進出の日系企業向け経営・人事関連コンサルタント業務に従事。慶応義塾大学経済学部卒。愛知県の自動車関連部品・工業用品メーカーに入社後、化成品営業、社長室、総合開発室、米国ニューヨークの子会社、経営企画室、製品開発部、海外事業室、デトロイトの北米事業統括会社、中西部の合弁会社、WIN Advisory Group, Inc.勤務を経て現在に至る。外国企業との合弁契約、技術導入・援助契約、海外現地法人設立・立ち上げ・運営、人事問題取扱い経験豊富。06年7月より本紙に寄稿中。JBSD個人会員。

お花の随筆:お花とともに、門出を祝して
(JNC 2020年1月号掲載)

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探し物を始めますと、どうしてこう、探していないものばかり出てくるのでしょう。あとからあとから、何故探していない物ばかり、出てくるのでございましょうね。そのひとつひとつに驚き、喜び、しんみりとなり、今度はそれをどこへ整頓しようか家の中をうろうろ、キョロキョロ。そうしているうち自分は一体何を探し始めたのかも忘れてしまってアハハと笑い、まあ、そのうち出てくるでしょう、と探すのをやめた途端、それが始めから目の前にあったのを見つけたりするのですね。人間はこんな事の繰り返し。そうこうしているうちに、時は飛ぶように過ぎております。きっと洋の東西を問わず、古代ローマの頃から、人の暮らしそのものは単純であり、あまり進歩なく歴史を繰り返す単純な生き物であるのかもしれません。時を同じくして地球上に存在する年下の若者達には三年前の事はもう古いなどと言われ、でも冷静に観察し歴史を辿れば意外にも、二千年以上前の人々の営みは、現代の人々のものとそれほど、変わっていないようです。

忙しいという字は心をほろぼすと書きますので、決して自分だけは、その謂れとなった集計データには貢献するまい、と心に誓い頑張って来たつもりが、いにしえの方々がその、更にそれ以前の方々を観察なさった人間データに漏れる事なく、気付けば不覚にも痛恨の一票が投じられておりました。心が滅びる、すなわちゆとりがない。気持ちのゆとりが見つけられないが為に、つい、よそ様に失礼を極めてしまいその結果、ゆかりのあったはずの方々ともいつの間にか疎遠となってしまう。忍び寄っていた悲しい別れに気づかず、後悔に落ち込んで、それでも、目の前に迫る事を兎に角、ただがむしゃらにこなして。言い訳は数並べられますものの、休みなくエネルギーを消耗し続ける殺伐とした暮らしが、やや当たり前のように習慣化してしまっていたことに気づき、これではいけないと一息ついて、心と身体に休息を与え、魂の栄養を摂ることに致しました。

ひょんなことから入手致しまして8年ほど手元で大切に育ててきた南天が、街路樹から飛んできた白カビの一種に取りつかれ真っ白になり、葉がすべて落ち、細い枝もぽきぽき折れ枯れ果ててしまいました。しかしどうしても諦めきれずに水を遣り続け、たまに造花をクリップで留めてみたり、作り物の鳥の巣を枝の上に載せてみたりと1年以上遊んでおりましたが、流石に見栄えも悪いので、昨年の春にようやく外へ出し、雨風に晒して更に1か月半。放置したのちにいよいよ明日にはお別れしよう、と覚悟を決め、改めて枯れ果てた鉢植えを眺めたその瞬間。なんとその根元から小さな新芽が出て来ているのを私は見過ごしませんでした。150センチほどの丈の、枯れた幹の一番下の地面に一番近い所に、幅2ミリ、長さ4ミリ程のとても小さく柔らかい葉が3枚、胸を張っておりました。感激のあまり鳥肌が立ち、生命力の底力に驚き感心し、よくぞ頑張ってくれたと涙しました。あと一日遅かったら、間違いなくヤードウェイストとして、枯葉や枝もののごみと一緒にリサイクル回収されていたところで、慌てて出て来てくれたのかと、いじらしく愛おしく、本当に嬉しゅうございました。何度も褒めてあげましたら何かこう、とても誇らしげな表情で、爽やかな初夏の風に吹かれ、揺れておりました。

別れの辛さや涙も、新たな旅立ちの決意や、そして思わぬ再会の感動も、日々の暮らしの中に織り込まれる大切な節目で、そこに付随する季節や音楽とともに、今の文明と社会に生きた証となって、刻まれてゆきます。それらがたとえ、未来の教科書に名が記され、其の将来の世界を担う子供たちにその者の教えなのだ、と触れられることも無い小さく些細な出来事であっても、自身が記憶し内に刻む、歴史です。何かの折に気づいて、天運の恵みと周りの支えに感謝しながら自らに教示する四方山の学は、生命がもたらしてくれた尊い礎であり、繰り返しに満ちた豊かな時間は安らぎの財産となります。

この度、この界隈に根差した日本語情報新聞であるジャパンニュースクラブ紙を、長年にわたり発行なさっていらした政田氏がくぎりの節目を迎えられる由を伺いました。心からの尊敬と感謝を込めましてそのはなむけに、ほぼ3年ぶりに第46話を寄稿させていただきました。わたくしはその創刊号の第一面も、鮮明に記憶致しております。この新聞は海外に於ける日本にゆかりのある地域社会の人々への身近で貴重な情報源であり、いつも人の温かさと豊富な情報量に満ちて、現在のこれほどのデジタル通信時代を迎えるそのずっと前から、助けられ励まされて参りました。今後もこの土地に生活する邦人、日系人、そして日本語を学ぶよその国籍の方々にも、大切に読まれ育まれてゆく新聞であり続けられますよう祈念し、新たな門出を祝福させて頂きます。読者の皆様におかれましても、幸多く実り多き新年となりますよう、心より、お祈り申し上げます。

第20回 デトロイト・オープン剣道トーナメント

第20回 デトロイト・オープン剣道トーナメント 4

2月18日(日)、デトロイト剣道道場主催 のデトロイト・オープン剣道トーナメントが Seaholm高校(Birmingham,MI)を会場に して開催された。このトーナメントは毎 年この時期に行なわれており、全米各地 やカナダからの多数の剣士が参加する 全米屈指の大きな規模となっている。 その要因は、デトロイト剣道道場の師範 である田川順照氏が数少ない剣道範士 八段であり、指導に定評がある上、本ト ーナメントには例年、日本からトップクラ スの剣士や教士、高名な剣道家を招い ているためといえる。田川氏は剣道普及 の為渡米し、現在、全米剣道連盟会長、 並びに国際剣道連盟副会長であり、世 界剣道選手権大会でUSAチームのコー チや強化委員長を務めた経歴もある。 今回は神奈川県警察剣道副主席師範 を務める宮崎史裕教士八段を日本から ゲストに迎えた。宮崎八段は世界剣道 選手権大会優勝、全日本選手権大会優 勝、全国警察大会団体・個人優勝、国体 優勝など、輝かしい成績を収めている。

トーナメント当日は幸いにも例年よりは 暖かい天気に恵まれ、全米およびカナ ダから約280人の選手が参加。大規模 大会を支えるボランティアは70人ほどに のぼり、総勢350人が集まり、2月の体育 館に熱気があふれた。来賓として、宮崎 八段、在デトロイト日本国総領事ご夫妻、 デトロイト補習授業校(日本語補習校)校 長先生が観戦された。 早朝6時半ごろには各道場ごとにウォ ームアップを開始。気合の入った声が響 いた。 開会式では、デトロイト道場のハンナさ んによる、君が代、カナダ国歌、アメリカ国歌の見事な独唱が会場をふるわせ、 同じくデトロイト道場のアレックス君によ る堂々とした選手宣誓が行なわれ、選手 たちの表情がぐっと引き締まった。地元 の五大湖太鼓センターの『五大湖ドラマ ーズ』による威勢のよい和太鼓の演奏の 後、試合が開始された。

子供の部では、大きな気合や今まで の稽古の成果を一生懸命に試合に生か す姿に観戦者たちは感動。大人の部で は、スピード感あふれる迫力のある試合が繰り広げられた。

昼の休憩の前に、田川範士八段、宮崎 教士八段、前田教士七段、小水教士七 段による模範稽古が行われ、田川八段、 宮崎八段による立会いの、風格漂う攻め 合いから繰り出される技の攻防に、会場全体の目が奪われていた。

午後からは、大人の部最上位クラスの 四段以上の部と、子供及び大人の部の 団体戦が行われた。午前に引き続いて気 迫溢れる白熱した試合が各所で見られ、最後まで熱気に満ちた大会であった。

今回初の試みとして、リアルタイムに試 合の進度を把握し臨機応変にコート変 更を行うため、PCを使用した試合運営シ ステムをデトロイト道場独自に構築。何度 もテストを繰り返した成果があり、非常に スムーズで効率的な試合運営となった。 例年デトロイト道場内外から多くのボラン ティア支援があってこその大会であり、運 営側は非常に感謝している。子供たちも 大人に負けず試合の合間に運営を積極 的に手伝い、成功に寄与した。 宮崎教士は、「皆が一生懸命に試合に 臨む姿を見て、次回はぜひ自分も皆と 竹刀を交えたくなった。その日がいつか 来るのを楽しみにしてる。」と語った。

前日は、その宮崎教士(右下写真)に よる剣道セミナーが開催され、200人以 上の参加者が熱心に耳を傾けた。実践 指導として、まず所作の指導があり、素 振り、そして、各段、級に分かれての基 本打ちのあと、返し技と応じ技の稽古に 取り組んだ。宮崎教士からは以下のこと が強調された。

 

打ち方で大切なこと:大強速軽

大きく→強く→速く→軽やかに ・剣道の稽古は基本が重要。基本なく して技は出せない。基本稽古を大切に

最後は、宮崎教士と田川範士も入って の周り稽古による地稽古があり、気合溢 れる中でセミナーは終了した。

デトロイト剣道道場は現在インストラク ター含めて約100数名のメンバーの内、 本大会には50人以上が参加。20回の開 催を重ね、運営も安定かつよりスムーズ に行なわれ、また、剣士たちの士気も結 束も高くなっている。本大会での同道場 の入賞結果は下記の通り。

デトロイト剣道道場 入賞結果

Team Youth 2位: デトロイト剣道道場 A
Team Adult 3位: デトロイト剣道道場 A
無段Adult 2位: Sung Gon Chungs
3位: Keiichiro Takagi
初段   3位: Ji-Hung Choi
二段   2位: Daichi Sakuma
3位: Tyler Barrone
Senior 3位: MizusawaHank 

Granite City Food & Brewery – Detroit, MI

Granite City Food & Brewery - Detroit, MI 2

DSCN3751デトロイト再興のシンボル Ren Cenと「ビジネスの交差点」のブリューワリー

文&写真 by ヤマトノオロチ

ミシガン州に住んでいると手続きなどでデトロイト・ダウンタウンの日本国総領事館をおとづれたことがある人が多いだろう。総領事館はルネサンス・センターにある。このデトロイトリバー沿いにそびえるゼネラル・モーターズのヘッドクォーターのビルが公式にオープニングセレモニーを行ってから今年の4月15日で40周年になる。今世紀に入ってからのリノベーションで作られた吹き抜けのWinter Gardenから見るデトロイト・リバー越しのカナダ、ガラス張りの回廊に感動した人も多いはず。リバー沿いにのびるウォーターフロントのプロムナードと夏の噴水で戯れる家族連れでもにぎわうRen Cen(ルネサンス・センター)はデトロイトの再興の希望のシンボルとなっている。今回はRen Cenにあるブリューワリーを紹介する。
DSCN3730総領事館と同じタワー100の1階にGranite Cityがオープンしたのは昨年2016年2月。実はTroyに1号店、Northvilleに2号店が既にオープンしており、ここは3号店目になる。ミシガン州にはクラフトビールが250件ほどあり、ミシガンが地元の人が経営や醸造を行っている。このGranite Cityも独自のビールを作っているブリューワリーだが、チェーン店形式。名前が示すとおりGranite Cityとはミネソタ州のSt. Cloudの別名。1880年代にはグラナイト(大理石)の切り出しで栄華を極めた。その労働者ののどを潤すためにビールは欠かせなかった。ブリューワリーGranite Cityは1999年に会社が設立され、14州に36店を展開する一大チェーン。どのチェーン店も輸送された独自の麦芽汁を使い、各地ごとに醸造するというユニークな製法をとっている。

DSCN3742Ren Cenのブリューワリーは場所柄を反映して「ビジネスの交差点」の印象が強い。バーのカウンターで好きなビール4種類を組み合わせてフライト(サンプラー、$4.99)も楽しむことができる。この日は、ちょうど隣りに居合わせた人とも会話が弾んだ。プライベートジェットのパイロット、商談でRen Cen内のホテルにとまっている人など、経済の繁栄と衰退の波にもまれながらもこのダウンタウンのシンボル的タワーがビジネスの中心地であることをよく示している。ブリューワリーを訪れるときはもっぱらそこの特徴的なブリューを楽しむことが多いが、ここではビールは、立ち変わり次のビジネスの場所へと移動する人たちの交差点での潤滑油、というサブ的な働きをしているように思えた。16,000SqFt.のレストラン内はバーのカウンター席の数は少なく、ブースも多くは4人席だ。

マイルドでシンプルさが好みならThe Northern (Lager)。やはりホップの風味を楽しみたいのならBatch 1000 (Double IPA)だが、ビールが出されてから時間が経つと甘さが増してしまったので要注意。The Bennie (German Bock)は色も味も重厚でチョコレートの風味がする。

DSCN3743食事のメニューは、サンドイッチ、フラットブレッド、パスタなど、もちろん豊富。レタスがいっぱいに敷かれたプレートにシーザーサラダのプラスとしてグリル・サーモンがあったのが目を引いた。また、Ponzu Salmonというメインの一皿もあり、おもしろそう。

用事でしかこのRen Cen界隈を訪れないかもしれないが、新たな発見と楽しみが持てそうなエリアだ。

RencenGranite City Food & Brewery

100 Renaissance Ctr., Suite 1101, 

Detroit, MI 48243

http://www.gcfb.com/

 

クリスティーナのおしゃべりカフェ ~アメリカ生活の豆知識

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クリスティーナのおしゃべりカフェ
クリスティーナのおしゃべりカフェ

クリスティーナのおしゃべりカフェ ~アメリカ生活の豆知識

Spring Conversations in Michigan:ミシガンでの春の会話

In America, we do our deep house cleaning in the spring! You can ask your friend,

So, did you do your spring cleaning yet?

If you want to throw away something, maybe can donate instead. You can bring your items to the Salvation Army next to Sushi Den: just drive up on the left side to the donate door and they will come out to get your donations. You might need to say,

I don’t need a receipt. (It’s for tax purposes – you probably don’t need it.)

The donation is in the back of the car.

アメリカでは、春に大掃除をします!お友達に聞いてみましょう。

もう春の掃除をしましたか?

何か捨てたい物があるなら、代わりにドネーション(寄付)ができますよ。Sushi Denの隣にある Salvation Armyに持って行ってください:建物の左側にあるドネーションの受け付けドアまで車で行くと、係の人が出てきてドネーションする物を引き取ってくれます。このように言う必要があるかもしれません。

レシートは要りません。(これは税金のためなので、恐らく必要ないでしょう)

ドネーションする物は車の後ろにあります。

It’s the season for planting! If you go to a garden center, you can ask:

Is this a perennial or annual?

Can I grow this in a pot?

How often should I water it?

Do I need special dirt or fertilizer?

植え込みの季節になりました!もし、ガーデンセンターに行ったら、こう尋ねてみましょう:

これは多年草ですか、一年草ですか?

これは、鉢植えで育てられますか?

お水はどのくらいの頻度であげればいいですか?

特別な土や肥料が必要ですか?

Just remember, there are many wild animals that love your plants and flowers. You can ask at the store,

Do you have netting to protect my plants?

If you live in a house, you need to clean your yard. You can buy paper lawn bags at the store to put in old leaves and fallen branches. Each city has a different starting pickup date – please check online for your city, or you can ask your neighbor,

When does yard waste pickup begin?

たくさんの野生動物が、あなたの植物やお花が大好物だということを覚えておいてください。お店でこう尋ねてみましょう。

植物を保護するためのネット(網)はありますか?

もし一軒家に住んでいるなら、お庭を掃除しなければいけません。お店で芝生用の紙袋を購入して、枯葉や落ちた枝を集めましょう。市によって回収を始める日が違います−インターネットで検索したり、ご近所さんに尋ねてみましょう。

いつ庭のゴミの回収が始まりますか?

If you want to do something in your yard but don’t want to buy the tools necessary, you can ask your neighbor,

Can I borrow your ___? 

Do you mind if I borrow your ___?

Enjoy the nice spring Michigan weather!

もし庭仕事か何かをやりたくて、必要な道具を買いたくない場合はご近所さんに尋ねてみましょう。

あなたの_をお借りできますか?

あなたの_を借してもらってもいいですか?

春のミシガンを楽しんでください!

Japanese Family Services, USA 

当社は日本人駐在家庭を支援、サポートを提供しております。

当社のウェブサイトで皆様のお役に立てる情報やヒントなどをブログとしてご紹介しております。 www.jfsusa.com  information@jfsusa.com

24055 Meadowbrook Rd. Novi 48375 248-946-4301

4月のイベント

4/21 (金)1pm-2:30pm ニューカマーセミナー&アメリカンフード試食会 

アメリカ生活について (買い物、安全対策、知っておきたい英語、チップについて)

とアメリカンフードの試食 (セミナー:無料、試食会:$10)

チャイルドケアについてはお問合せ下さい。

Michigan Japanese Quiz Bowl

Michigan Japanese Quiz Bowl 21

IMG_2720 (2)アメリカの生徒が日本語クイズ Michigan Japanese Quiz Bowl

3月12日(日)、恒例のMichigan JapaneseQuiz Bowlがイースタンミシガン大学(Ypsi-lanti本拠地)キャンパスにて開催された。

Japanese Teachers Association of Michigan(ミシガン日本語教師会)と、担当校との共催で企画・運営されており、今年も昨年に引き続きイースタンミシガン大学(以下EMU)がホスト役を務め、多数の日本語指導者、学生、一般ボランティアの協力のもとに実施された。デトロイト日本商工会、日本国総領事館も協力している。

IMG_1673このクイズ大会は、ミシガン州内のハイスクールで日本語を学ぶ生徒達が日本語能力や日本に関する知識を競うコンテストで、参加者は学校毎にチームに分かれ、2チームの対抗で様々な問題に挑戦した。一つの学校からの複数チームの参加も可能で、今回は13の学校から43チームがエントリー。学年分けではなく、日本語学習時間数で区切った5つのディビジョンに分かれ、日頃の成果を発揮すべくバトルを繰り広げた。テレビのクイズ番組にあるような早押し問題もあり、ゲーム的な要素があるゆえか、生徒たちの意気込みは高い。このクイズ大会は良い目標になっており、日頃の勉強のモチベーションも高めていると指導者は話す。

午前中に行なわれた3ラウンドまでは、保護者や指導者にも非公開。午前中の各ラウンドでの総得点が高い2チームが午後に行なわれた一般公開のファイナルラウンドに進んだ。

IMG_5815会場には‘文化エキスポ’と称された日本文化紹介や日本関連団体のブースも設けられ、EMU学生による書道の体験コーナー、ミシガン大学(UofM)剣道クラブによる実演、EMUとUofM合同による合気道クラブと実演、JSDウィメンズクラブによる茶の湯、折り紙のワークショップと浴衣体験のほか、各大学や学内同好会の紹介ブースも並び、クイズ挑戦だけではなく、日本文化を体験したり、知識や情報を得たりすることができる場にもなっていた。

茶の湯実演には胴着姿の合気道メンバーも数人参席して、真剣に動きを注視し、茶の湯の起源歴史、道具や茶席に関する説明に耳を傾けていた。その合気道の実演には40人近くが見学。限られた時間内に、手首だけを持って相手を倒すことが

IMG_5799可能になる道理を説明しつつ様々な技を矢次早に披露した。UofM剣道クラブのオフィシャルコーチを務めるジョーさんは元々EMUで剣道を習い、クラブが無かったUofMに設立したとのこと。人と場を通して文化が広がっている。

午後、ファイナルラウンドの会場にあてられた講堂でフォーマルプログラムが開始。

決勝対決に先がけて、まず在デトロイト日本国総領事館の和田総領事が挨拶に立ち、先生方、参加生徒たち、本大会の開催関係者に対する感謝のことばに加えて、当地の日本語学習環境と熱意の高さに言及。46の学校、17の大学で、累計3千人の生徒が学んでいると伝えた。皆さんは日米の懸け橋、“You are all winner!”とメッセージを贈った。

IMG_1675同イベントでは例年、生徒たちに生の日本文化を鑑賞する機会を与える目的で、武道や芸能の実演をプログラムに入れているが、今年は当地の男声合唱団ホワイトパイン・グリークラブの演奏と、Athens High School の生徒たちによるダンスが披露された。合唱ではアニメ『となりトトロ』の主題歌「さんぽ」や「上を向いて歩こう」などポピュラーな曲を選曲し、「筑波山麓合唱団」に添えたカエルの動きが大いにウケていた。生徒たちによるダンスでは、「南中ソーラン節」の掛け声に観客も巻き込み、盛り上がり、ボーカロイド曲(音声合成技術による曲)を軽快に踊った。同校で4月に行なわれるエスニックフェアに出場するためにグループを組んで練習しているのだそうだ。

IMG_5795さて、本題のクイズ問題だが、内容は多岐にわたり、日本語文章の聞き取り、漢字熟語やカタカナの読み・英訳から、諺の意味、さらに文化や習慣を知らなければ答えられないようなものまである。例えば、「七夕は何月何日ですか?」「日本で自分の鼻を指す動作は何を意味するか」など。

生徒らの日本語力や知識の豊かさに、日本人観戦者も感嘆の声をもらしていた。レベルの高い問題に正解が出ると、会場からも相手チームからも拍手が上がり、穏やかな大会であった。

クイズ大会の他に、事前に応募と審査があった年賀状コンテストの表彰もこの場で行なわれた。年賀状コンテストの入賞作品がプログラムに印刷されていたが、絵柄や言葉の内容から、作者が文化にも通じていることが察せられた。

日本語、日本文化を学ぶ生徒たちは両国の架け橋。関心を持ち続けて長く深く学んでゆくことを願いたい。