Friday, June 21, 2024

ポートランド散策 – Portland, Oregon

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ポートランド散策 - Portland, Oregon 5

DSC_0436アメリカで最も住みやすい街の1位に選ばれているポートランド。観光で訪れる魅力はどうなのか。米国内の旅行雑誌でも多く取り上げられ、訪れたい土地の第1位に選ばれたこともある人気のこの街に、近年、日本からも観光客が多く押し寄せているという。

弊紙では不定期の連載で、その魅力の一端を探っていきます。今回は街の概要から。

散策しやすさ~ポートランドの主な観光地がある市街地(ダウンタウン)は歩いてでも回れる大きさ。空港から市内への路線を含めて、市内周辺はストリートカーとMAXライトレールという路面電車やバスの路線が充実していて、日本の都市と同様に一般市民の足となっている。地下鉄と違い、街を見ながらの移動になるので旅行者にも安心感がある。全米で屈指の“自転車利用者にやさしい街”でもあり、 自転車で上記交通機関に乗り込むこともでき、大通りには自動車専用レーンも設置されている。

ダウンタウンの印象を一言で表わすと、清潔でお洒落な街。

IMG_3481少しばかり歴史に触れると、ポートランドは、かつては先住民の拠点であった所で、ヨーロッパ移民との毛皮取引が盛んになり、ゴールド・ラッシュの時代に繁栄を続け、その後、地の利を生かして港湾都市、物流の中心地として発展した。街の空洞化が進んで荒廃した時代もあったが、見事に復興を果たした。

豊かな緑と水に恵まれた美しい環境を保つことに対する市民の関心が高く、市民によって都市計画機構が築かれ、地域開発や交通機関、ゴミ処理の管理などが行われている。「環境にやさしい都市」として、その評価は全米第1位、世界で見ても(アイスランドのレイキャヴィークに次いで)第2位と言われる。都市再開発、都市計画の面でも注目を集めている。

ちなみに、緯度はデトロイトや日本の札幌とほぼ同じにも拘わらず、冬の平均最低気温は摂氏0℃以上、夏の平均最高気温はデトロイト周辺よりやや低めと穏やかな気候。しかし、10月中旬から3月は雨期で曇天、雨模様の日が多い。降雪は稀。余談だか、数センチの積雪でも、除雪のシステムが整っていない為、交通が麻痺してしまうという話。

DSC_0633街の周辺の公園の合計面積は150平方キロメートル以上という広大さで、空から見ると、まるで森の中の都市のよう。中でもフォレスト・パークは原生生物を保護した都市公園として全米最大。街からウォーキングトレイルに入って森林浴を楽しむこともできる。

ダウンタウンの西に広がるワシントンパークの一画にある全米最古の国際バラ試験農園(通称バラ園)を筆頭に多くのバラ園があり、“薔薇の街(City of Roses)”の愛称でも知られている。バラ園には600種7千~8千株といわれるバラがあり、例年5月から7月ごろまでその色と香りが人々を楽しませている。高台にあり、ダウンタウンを見下ろす立地で、嬉しいことに無料。お花に興味の無い人もポートランドの一つの目玉なので必見。

DSC_0410その隣にあるのが、ポートランド日本庭園。約50年前に日本人が設計し、日本から建築材料を運んだとのこと。茶室に続く路地庭、玉砂利が整然と敷き詰められている枯山水、東屋や竹垣もしつらえられた庭など、様式の異なる5つの庭園それぞれ、豊かな緑と四季の花によって見事な景観と趣をつくり出している。海外の専門誌の調査で、日本国外にある300の公共日本庭園の中で何度も第1位に選ばれ、本格的なものとの評価を得ている。一見の価値あり。

ダウンタウンのチャイナタウンに2000年に開園した中国庭園・ラン・スー園は、敷地は広くないが、池や四季折々の樹木が美しく、回廊や茶室が上手に配置されている。本格的ながらも過度な重厚感や華美さはない静かな佇まいの庭園で、都会のオアシス的な存在。敷石のデザインや建造物の配置、建物や門に刻まれた文字に意味があるので、ツアーに参加することをぜひお勧めしたい。

Chinese Gardenもちろん、豊かな自然は街の周辺に留まらない。海、滝、山、丘陵へ車で1~3時間、特色あるナショナルパークへも数時間の距離。アィティビティも豊富だ。追々紹介したい。

生活レベルが高めでリベラル思考の人が多く住むといわれるこの地域では食に対する関心や意識も高い。オーガニック、地産地消にこだわるレストランやカフェが数多く点在する。クラフトビールビジネスブームの火付けの地とも言われ、マイクロブリュアリ―からビアホール的な店の数が半端ではなく、ビール材料にも地元、オーガニック志向が反映されている。

また、質重視、本格志向は物に対しても同様で、そういった消費者に支えられて、良質な物、個性的なショップが多いのもこの街の特徴といえる。

DSC_2098週末(3月からクリスマスまで)に開かれ、アート・クラフト、服・アクセサリー、フードなどの200以上ものブースが並ぶ青空市Saturday Market(and Sundays, too!)、そして、春から秋に地元の新鮮な野菜果物やハーブ、キノコ、手作りクッキーやパンが手に入るファーマーズマーケットでも、良いものをいろいろ見つけることができる。どちらも観光客にも地元住人にも人気の定番イベント。

ポートランドの魅力は尽きない。次回散策レポートを乞うご期待!

Fall Colours in Washington D.C. AreaワシントンDC方面の紅葉

<!--:en-->Fall Colours in Washington D.C. Area<!--:--><!--:ja-->ワシントンDC方面の紅葉<!--:--> 2

 先月号ではカナダの首都であるオタワを含めた紅葉の旅について紹介したが、今回はアメリカの首都ワシントンDCを含む東南部の紅葉について。住んでいる国の方が後回しになったが、紅葉シーズンはカナダのメープル街道方面より1ヶ月からそれ以上遅いので、色づく順序ということで納得いただきたい。いわずもがなであるが、地理条件、年によってピークの時期がかなりずれるので、ネットのブログ等で調べるか宿泊先に問い合わせてオンタイムの情報を入手することをお薦めする。(通常は10月下旬から11月下旬)

ワシントンDC

 ワシントンDC(Washington, District of Columbia)略してDCは言うまでもなくアメリカ合衆国の首都として知られ、春の桜の観光名所として名高いが、紅葉の時期もなかなかのもの。国会議事堂(US Capitol)の西側、ポトマック川沿いのリンカーン・メモリアルまでの一帯はモールと呼ばれ、その中心部にそびえるワシントン・モニュメントの高さ500フィートの観察デッキから、(タイミングが合えば)カラフルな秋色に染まった近隣の景観が一望できる。秋は夏休みに比べれば観光客が少なめ。とはいえワシントン・モニュメントは大人気スポットで、無料の整理券は朝早く並ばないと手に入らない。料金はかかるが、ネットか電話で事前に入手しておくのが確かだ。現在は一般公開をしていないホワイトハウス、そしてモールの両側に並ぶミュージアム群を始めとする公立及び私設の数々の文化・芸術の施設、米国連邦捜査局(FBI)などの政府機関、などなど、周辺には世界的に有名な施設が数々あるが、今回は各々の詳細は記載せず、紅葉のビューポイントに縛って書き進めさせていただく。ちなみに、滞在時間があまり無いDC初心者は見所を網羅して効率よく回る有料ツアーがお薦め。モール地区、そして川を渡りアーリントン墓地を継続的に循環する観光バス‘ツアーモービル・サービス’は乗り降り自由なので、見学したい所がハッキリしている人や、自分のペースで回りたい人に便利。セグウェイに乗って巡るツアーも人気だ。

 ポトマック川の両岸の秋の彩りも見もの。各種観光クルーズも出ているが、アレキサンドリアという町から出ている移動用の船からでも充分堪能できる。アレキサンドリアはオールド・タウンと呼ばれる古い町並みが残るこじんまりとした地域で、アートギャラリーや個性的なギフトショップも多く、ぶらり散策に向いている。レーガン空港からメトロレール(鉄道)で行くことが出来る。

 モールの北西、大学町で閑静な地区だったジョージタウンは、石畳の通りに古風な趣のある建物が多い。近年は、ウォータフロントと呼ばれる川沿いを中心に、高級ブランド店や洒落たレストラン、ブティック、そして騒々しいナイトクラブも混在する賑やかな一画になっている。遺産に指定されている石造りの旧運河沿いは情緒ある静かな空間で、憩いの散歩道として人気がある。特に紅葉(黄葉というのが妥当)した木々の色が水面に映る景観が美しい。また、繁華街の西端、ポトマック川に架かるキーブリッジ (Key Bridge)からの眺めも良く、足を伸ばす価値がある。

 ワシントンDCは、空港(特にレーガンワシントンナショナル空港)からモールやダウンタウンへのアクセスが容易な上、市内の公共交通網が発達しているので、市内周辺の観光に車は必要ない。デトロイトから飛行機で1時間ほど。1泊でもかなり充実した旅を組むことが出来る。

旅の途中、回り道で紅葉狩り

 日程に余裕がある方には、車やアムトラック(鉄道)での旅で、途中の紅葉も味わいながらの移動をお薦めしたい。ワシントンDCへのアムトラックの路線はシカゴからピッツバーグ、そしてDCの由緒あるユニオン駅に入る。車両は日本人にしてみると一時代前のスタイルといいたい代物だが、渓谷沿いのルートなど、ハイウェイでは見ることができない景色を満喫できる。ミシガンは通らないので、オハイオ州トレドなどに出る必要があるが、経験としても面白いだろう。

 紅葉の時期に車で行く場合は、回り道をしてアパラチアン山系の景観を少しでも多く目にしたいもの。ワシントンDCの西、シェナンドア国立公園やブルーリッジ・パークウェイは東部北アメリカ屈指の人気ドライブウェーと言われ、紅葉の美しさは定評がある。ブルー・リッジ山脈はアパラチアンの大山系の支脈で、ジョージア州からペンシルベニア州に続いている。

 シェナンドア国立公園の中、105マイル(約170キロ)にも及ぶ山脈の上の観光ドライブ・ハイウェイは「スカイライン・ドライブ」と呼ばれ、山道に不慣れなドライバーでも容易に走れる快適な道で、各所に設けられたView Pointから麓の村や牧場、そして遥か遠くまで続く山々のパノラマを楽しむことができる。遊歩道、キャンプ場も充実している。

 さらに南のノース・カロライナ州へ続くブルーリッジ・パーク・ウェイは全長469マイル(約750km!)も続いている。南端は以前(2011年11月号)弊紙で紹介したノースカロライナ州のアッシュビル(Asheville)の近くやグレートスモーキーマウンテン国立公園まで続いているので、全工程を1回で走破するにはあまりに規模が大きい。

 ‘ブルーリッジ’は、遠くから見た時にやや霞んで青く見える美しい姿からこの名が付いたと言われ、四季折々に見事な景色を訪問者に見せてくれる。手付かずの自然を保とうとしている公園内は植物の種類が豊富で、秋の彩りは赤、オレンジ、黄色、と錦絵のようにカラフル。自然からの掛買いのない贈り物だ。

 先月号ではカナダの首都であるオタワを含めた紅葉の旅について紹介したが、今回はアメリカの首都ワシントンDCを含む東南部の紅葉について。住んでいる国の方が後回しになったが、紅葉シーズンはカナダのメープル街道方面より1ヶ月からそれ以上遅いので、色づく順序ということで納得いただきたい。いわずもがなであるが、地理条件、年によってピークの時期がかなりずれるので、ネットのブログ等で調べるか宿泊先に問い合わせてオンタイムの情報を入手することをお薦めする。(通常は10月下旬から11月下旬)

ワシントンDC

 ワシントンDC(Washington, District of Columbia)略してDCは言うまでもなくアメリカ合衆国の首都として知られ、春の桜の観光名所として名高いが、紅葉の時期もなかなかのもの。国会議事堂(US Capitol)の西側、ポトマック川沿いのリンカーン・メモリアルまでの一帯はモールと呼ばれ、その中心部にそびえるワシントン・モニュメントの高さ500フィートの観察デッキから、(タイミングが合えば)カラフルな秋色に染まった近隣の景観が一望できる。秋は夏休みに比べれば観光客が少なめ。とはいえワシントン・モニュメントは大人気スポットで、無料の整理券は朝早く並ばないと手に入らない。料金はかかるが、ネットか電話で事前に入手しておくのが確かだ。現在は一般公開をしていないホワイトハウス、そしてモールの両側に並ぶミュージアム群を始めとする公立及び私設の数々の文化・芸術の施設、米国連邦捜査局(FBI)などの政府機関、などなど、周辺には世界的に有名な施設が数々あるが、今回は各々の詳細は記載せず、紅葉のビューポイントに縛って書き進めさせていただく。ちなみに、滞在時間があまり無いDC初心者は見所を網羅して効率よく回る有料ツアーがお薦め。モール地区、そして川を渡りアーリントン墓地を継続的に循環する観光バス‘ツアーモービル・サービス’は乗り降り自由なので、見学したい所がハッキリしている人や、自分のペースで回りたい人に便利。セグウェイに乗って巡るツアーも人気だ。

 ポトマック川の両岸の秋の彩りも見もの。各種観光クルーズも出ているが、アレキサンドリアという町から出ている移動用の船からでも充分堪能できる。アレキサンドリアはオールド・タウンと呼ばれる古い町並みが残るこじんまりとした地域で、アートギャラリーや個性的なギフトショップも多く、ぶらり散策に向いている。レーガン空港からメトロレール(鉄道)で行くことが出来る。

 モールの北西、大学町で閑静な地区だったジョージタウンは、石畳の通りに古風な趣のある建物が多い。近年は、ウォータフロントと呼ばれる川沿いを中心に、高級ブランド店や洒落たレストラン、ブティック、そして騒々しいナイトクラブも混在する賑やかな一画になっている。遺産に指定されている石造りの旧運河沿いは情緒ある静かな空間で、憩いの散歩道として人気がある。特に紅葉(黄葉というのが妥当)した木々の色が水面に映る景観が美しい。また、繁華街の西端、ポトマック川に架かるキーブリッジ (Key Bridge)からの眺めも良く、足を伸ばす価値がある。

 ワシントンDCは、空港(特にレーガンワシントンナショナル空港)からモールやダウンタウンへのアクセスが容易な上、市内の公共交通網が発達しているので、市内周辺の観光に車は必要ない。デトロイトから飛行機で1時間ほど。1泊でもかなり充実した旅を組むことが出来る。

旅の途中、回り道で紅葉狩り

 日程に余裕がある方には、車やアムトラック(鉄道)での旅で、途中の紅葉も味わいながらの移動をお薦めしたい。ワシントンDCへのアムトラックの路線はシカゴからピッツバーグ、そしてDCの由緒あるユニオン駅に入る。車両は日本人にしてみると一時代前のスタイルといいたい代物だが、渓谷沿いのルートなど、ハイウェイでは見ることができない景色を満喫できる。ミシガンは通らないので、オハイオ州トレドなどに出る必要があるが、経験としても面白いだろう。

 紅葉の時期に車で行く場合は、回り道をしてアパラチアン山系の景観を少しでも多く目にしたいもの。ワシントンDCの西、シェナンドア国立公園やブルーリッジ・パークウェイは東部北アメリカ屈指の人気ドライブウェーと言われ、紅葉の美しさは定評がある。ブルー・リッジ山脈はアパラチアンの大山系の支脈で、ジョージア州からペンシルベニア州に続いている。

 シェナンドア国立公園の中、105マイル(約170キロ)にも及ぶ山脈の上の観光ドライブ・ハイウェイは「スカイライン・ドライブ」と呼ばれ、山道に不慣れなドライバーでも容易に走れる快適な道で、各所に設けられたView Pointから麓の村や牧場、そして遥か遠くまで続く山々のパノラマを楽しむことができる。遊歩道、キャンプ場も充実している。

 さらに南のノース・カロライナ州へ続くブルーリッジ・パーク・ウェイは全長469マイル(約750km!)も続いている。南端は以前(2011年11月号)弊紙で紹介したノースカロライナ州のアッシュビル(Asheville)の近くやグレートスモーキーマウンテン国立公園まで続いているので、全工程を1回で走破するにはあまりに規模が大きい。

 ‘ブルーリッジ’は、遠くから見た時にやや霞んで青く見える美しい姿からこの名が付いたと言われ、四季折々に見事な景色を訪問者に見せてくれる。手付かずの自然を保とうとしている公園内は植物の種類が豊富で、秋の彩りは赤、オレンジ、黄色、と錦絵のようにカラフル。自然からの掛買いのない贈り物だ。

フロリダ在住経験者によるお薦めスポットフロリダ在住経験者によるお薦めスポット

<!--:en-->フロリダ在住経験者によるお薦めスポット<!--:--><!--:ja-->フロリダ在住経験者によるお薦めスポット<!--:--> 2

 フロリダの自然と言えば、ワニ、蛇、鳥、カメと豊富ですが、最近ではエバーグレイズの大蛇vsワニの争いに負けつつあると言われているワニ。そんな厳しいけど美しいフロリダの大自然を身近で感じてみたいと思いませんか?マイアミを1時間半ほど西へ走ったセミノール・インディアン居住区に、「ビリー・スワンプ・サファリ」はあります。エバーグレイズの自然を守りながら、観光で訪れる人たちに、フロリダならではのアクティビティーを提供しています。沼地を最速時速241キロで走るエアボート・ライドでは、顔が変形するほどの風をあびたかと思いきや、アリゲーターにエサをあげる緊張感も味わえます。アリゲーターをおびき寄せるその驚きのエサとは。。体験してのお楽しみ!

 バギーに乗ってのエコツアー(約1時間)では、セミノール居住区に生息する様々な植物や鹿、バイソン、様々な種類の鳥、アリゲーター、ダチョウ、野生の豚、ラッキーであればパンサーや熊にも遭遇できます。(バギー・ライドは妊婦や腰痛持ちの方はご注意ください。)

 大人気のアリゲーター・ショーや毒蛇のショー、クリッター(小動物)ショーもあり、陸ガメ、爬虫類、鳥など様々な動物に会えます。(アリゲーター・ショーは開催されていない週もあるので、事前にサイト等でご確認の上お出かけ下さい。)

 敷地内にはSwamp Water Caféというレストランがあり、アメリカ料理の他にナマズ、カエルの足、ワニの尻尾の唐揚げ等のセミノール料理も味わえます。レストランの外ではエバーグレイズの美しい景色をお楽しみいただけます。が、近くを流れる川にはワニがおりますので、ご注意を!

【カフェの営業時間】

日~木 7:00 am – 6:00 pm
金~土 7:00 am – 11:00 pm

フロリダの厳しくも美しい大自然を満喫できるBillie Swamp Safari

by 長瀬かの

 そしてエバーグレイズの自然をさらに満喫したいチャレンジャーな人達には、インディアンの伝統的なチキー(藁ぶき屋根の高床式住居)でのお泊まりも用意されています。チキーには電気も水も通っておりませんが、外にはシャワーやトイレがありますので、ご安心下さい。懐中電灯、タオル、お風呂グッズはご持参下さい。

 オーバーナイト・パッケージには、スワンプ・バギー・エコツアーが昼晩2回、アリゲーターと蛇のショーとクリッター・ショー、キャンプファイヤーでのお話会、エアーボートライドがついてきて、おすすめです。オーバーナイトパッケージは、宿泊とは別にお申込みできます。最低1週間前の予約が必要になりますので、お早目に!

 Billie Swamp Campはクリスマス以外の364日オープン。フロリダ在住歴7年の私でも、何度も戻りたくなる場所です。詳しくはウェブサイトをご覧ください。サイトにお得なクーポンもありますよ。

Billie Swamp Safari

Big Cypress Seminole Indian Reservation
30000 Gator Tail Trail, Clewiston, FL 33440

【ウェブサイト】www.billieswamp.com

 フロリダの自然と言えば、ワニ、蛇、鳥、カメと豊富ですが、最近ではエバーグレイズの大蛇vsワニの争いに負けつつあると言われているワニ。そんな厳しいけど美しいフロリダの大自然を身近で感じてみたいと思いませんか?マイアミを1時間半ほど西へ走ったセミノール・インディアン居住区に、「ビリー・スワンプ・サファリ」はあります。エバーグレイズの自然を守りながら、観光で訪れる人たちに、フロリダならではのアクティビティーを提供しています。沼地を最速時速241キロで走るエアボート・ライドでは、顔が変形するほどの風をあびたかと思いきや、アリゲーターにエサをあげる緊張感も味わえます。アリゲーターをおびき寄せるその驚きのエサとは。。体験してのお楽しみ!

 バギーに乗ってのエコツアー(約1時間)では、セミノール居住区に生息する様々な植物や鹿、バイソン、様々な種類の鳥、アリゲーター、ダチョウ、野生の豚、ラッキーであればパンサーや熊にも遭遇できます。(バギー・ライドは妊婦や腰痛持ちの方はご注意ください。)

 大人気のアリゲーター・ショーや毒蛇のショー、クリッター(小動物)ショーもあり、陸ガメ、爬虫類、鳥など様々な動物に会えます。(アリゲーター・ショーは開催されていない週もあるので、事前にサイト等でご確認の上お出かけ下さい。)

 敷地内にはSwamp Water Caféというレストランがあり、アメリカ料理の他にナマズ、カエルの足、ワニの尻尾の唐揚げ等のセミノール料理も味わえます。レストランの外ではエバーグレイズの美しい景色をお楽しみいただけます。が、近くを流れる川にはワニがおりますので、ご注意を!

【カフェの営業時間】

日~木 7:00 am – 6:00 pm
金~土 7:00 am – 11:00 pm

フロリダの厳しくも美しい大自然を満喫できるBillie Swamp Safari

by 長瀬かの

 そしてエバーグレイズの自然をさらに満喫したいチャレンジャーな人達には、インディアンの伝統的なチキー(藁ぶき屋根の高床式住居)でのお泊まりも用意されています。チキーには電気も水も通っておりませんが、外にはシャワーやトイレがありますので、ご安心下さい。懐中電灯、タオル、お風呂グッズはご持参下さい。

 オーバーナイト・パッケージには、スワンプ・バギー・エコツアーが昼晩2回、アリゲーターと蛇のショーとクリッター・ショー、キャンプファイヤーでのお話会、エアーボートライドがついてきて、おすすめです。オーバーナイトパッケージは、宿泊とは別にお申込みできます。最低1週間前の予約が必要になりますので、お早目に!

 Billie Swamp Campはクリスマス以外の364日オープン。フロリダ在住歴7年の私でも、何度も戻りたくなる場所です。詳しくはウェブサイトをご覧ください。サイトにお得なクーポンもありますよ。

Billie Swamp Safari

Big Cypress Seminole Indian Reservation
30000 Gator Tail Trail, Clewiston, FL 33440

【ウェブサイト】www.billieswamp.com

ハリウッド(CA,USA)、オーランド(FL,USA)、大阪(日本) ユニバーサル・スタジオ比較

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ハリウッド(CA,USA)、オーランド(FL,USA)、大阪(日本) ユニバーサル・スタジオ比較 1

USF-2期せずして、というか、誘われるままに、今年、3カ所のユニバーサルスタジオを訪れたので、印象と主観が入った感想文のような紹介を書かさせていただきます。半年経って、もう消えたアトラクションもあるので、情報は既に古いかもしれませんが、ご了承のほど願います。 *文中、ハリウッド:USH、オーランド:USF、大阪:USJを使って記載。

USH_2ハリウッド(USH)は当初、ユニバーサル・スタジオの本物のサウンドステージやセット見学ツアーを提供するために創設された映画スタジオ&テーマパーク。かつてはスタジオや制作現場をトラムで移動して見学するコースがUSHの軸で、トラムを降りて歩いて特殊効果などのスタジオを見学する部分があり、特に映画ファンにはたまらない舞台裏ツアーであった。今もUSHの目玉アトラクション‘Studio Tour’として存在しているが、トラムに乗りっぱなしで建物にも入る。以前同様に『ジョーズ』の村、『Big Fat Liar』の洪水シーン、西部劇セットも見れるが、アトラクション的なデジタル効果体験やスリルライド的な部分が増えた。とはいえ、今も撮影に使われている野外セットが一目でも見れるのはこのパークならでは!ニューヨークの街並みなどはUSJにもUSFにもあるが、ツアーでは、ガイドがどのスタジオでどの作品が撮影されたかを説明したり、ビデオでその映画が映し出されたりするので、臨場感と感激が増す。撮影の都合なのか、日によってコースやショーは変わる。席が右側か左側かで見やすさが異なるので要工夫(指示されてしまうのだけれど)。左側だと洪水シーン、『宇宙戦争(War of the Worlds)』の飛行機墜落現場、『The Fast and Furious』のショーが見やすい。『キングコング』はどちら側でも大迫力。

USH_ (1)Studio Tour以外も、ステージイベントやスタントの実演がハイテク化傾向で、テーマパークの要素が強い。構造的には、アッパー・ロット (Upper Lot) とロウアー・ロット (Lower Lot) という高さの違う2つのエリアに分かれていて、エスカレーターでつながっている。

他のユニバーサル・スタジオには無いお勧めが‘WaterWorld’! ヒット映画『ウォーターワールド』をモチーフにしたショーで、本格的セットとハイレベルなスタント、水と爆発などのエフェクトが半端なく見もの。

ハリー・ポッターエリアについては、最後にまとめて別記するが、USHは他のアトラクションや建物が見えてしまうので世界観に欠ける印象。撮影スタジオの雰囲気と思えば、それもここならではと言えようか。狭いがゆえのごちゃごちゃ感も魅了の一つだという気がする。入り口を含むアッパー・ロットは高台なのでハリウッドや街の展望が良いのも魅力。

オーランド(USF)は映画の撮影スタジオの表と裏を見せることをテーマにしたUSHとは異なり、最初からテーマパークとして設計されているため、各エリアごとに世界観がしっかりと創られている。他との最たる違いは、ユニバーサル・スタジオに隣接して‘アイランズ・オブ・アドベンチャー(略称IOA)’があること。「ユニバーサル・スタジオ比較」なのに、フロリダについては2つのパーク包括ではフェアではないが、USHやUSJにある『ジュラシック・パーク』などのアトラクションがIOAにあったりするので、合わせて紹介したい。ハリー・ポッターエリアに関してもUSH やUSJにある城やホグズミード村はIOAにある。ちなみにUSFだけで、日本のUSJのパーク面積の3倍以上あるということ。好みや関心に合わせて取捨選択、よく計画をたてないと一つのパークだけでさえ1日では見きれない。

「ハリウッド」、「ニューヨーク」のエリアはUSJ同様にあるが、USFの「サンフランシスコ・エリア」はクローズ。そして、USH、USJのどちらにも無い人気エリアがハリー・ポッターの「ロンドン/ダイアゴン横丁」。ファンには待望の一画になっている。グリンゴッツ魔法銀行は、トロッコのライド・アトラクションがメインだが、内装セットも整っていて並んでいる間も楽しめる。アトラクションでもあるホグワーツ特急ライドはUSFとIOAの間を走っていて、乗車には共通入場券が必要。車窓には、往復で違ったシーンが映し出されるので、ファンであれば両方乗ることをオススメ。内容は明かさないが、映画のストーリーそのものではない。

USF_3IOAには、マーベル・コミックのキャラクターのエリア(マーベル・スーパー・ヒーロー・アイランド)、絵本作家ドクター・スースの作品をテーマにしたエリア(スース・ランディング)、ポパイなどのキャラクターのエリア(トゥーン・ラグーン)がある。他にも遺跡ツアーという設定の「Poseidon’s Fury」など他のパークには無いアトラクションがいくつもある。USHにもあるシンプソンズ関連のもの同様、ドクター・スースはアメリカ人にとっては幼児から大人までが親しんでいるキャラクターで、その世界をカラフルに入念に実現させているのだが、日本人にとってはそこまで馴染みがないため、面白みに欠けるかもしれない。マーベル・コミック系も関心の分かれるところだろう。とにかく広大でアトラクションが多い。忙しく乗り物制覇を試みるより、広さに余裕があればこその、徹底した世界観を味わいたいもの。

USJ大阪(USJ)にはこの春(2017年4月)初めて訪れた。ハリウッドUSHはほぼ30年ぶりに2回目。オーランドUSFは近年3回を含み6回行ったが、日本のUSJが今になって初めて来園となったのは、「本場を見ているから・・・」という理由であったが、「ショーなどを日本語で聴いてみたい」という思いはずっとあり、「このごろのUSJは変わった!」という話を度々耳にするようになり、興味津々足を運んだ。他とは大きく違い、期待以上の良さがあった。

USJで入場前に悩んだのは、どのようなチケットを買うか。エクスプレスなどの追加の選択が多すぎて、直前まで決まらない。(バースデー割引で購入しようとしたので、オンラインでは不可。)やっと決めていざ購入内容を伝えたら、「(シアター系アトラクションを)何時のにしますか?」と尋ねられ、制限が多すぎると動きが取りにくくなるため、同行者と相談の上、種類を変更。チケット売り場の長蛇の列がなかなか進まなかった理由が分かった。

さて、中身。USJは全体にきれい。スタッフの対応がにこやかで、さすが日本。

USJ-2予備知識はあったが、サンリオのキティのキャラクターグッズ(USJのはオリジナルと少し違う)が目につき、専門のストアーまであって(嫌いではないし、可愛いが)違和感がある。さらに、カリフォルニアでは別のテーマパークがある‘スヌーピー’のエリアに足を踏み入れた途端、「ユニバーサルスタジオにいる気がしない」と思ってしまった。とはいえ、スヌーピー系の外装も内装も癒しカラーや凝った飾りつけで、見た目、大いに楽しめた。

USFでは消滅してしまったジョーズのボートライド・アトラクションが残っていることに感激!懐かしい。日本語での生ガイドがアナログで嬉しい!

一時は低迷だったUSJは様々な工夫で来園者を増やす試みをしたそうだが、青年や大人層増加に効したのが人気アニメやゲームをモチーフにしたことと言われている。春には、世界的に人気を博した『進撃の巨人』そして『ゴジラ』のオリジナル4D映画があったが既に消え、『ファイナルファンタジー』『名探偵コナン』のアトラクションが登場している。入れ替えが早い結果、リピーターや異なる趣向の客が望めるのだろう。そのうち、レディーや中高年好みのモチーフのものが増えるかも?

USH_Potter◇「ウィザーディング・ワールド・オブ・ハリー・ポッター」3カ所のパーク

(*オーランドではIOA)で共通のもの

USF-1映画『ハリー・ポッター』の世界をかなり忠実に再現したエリア。映画と同じ美術スタッフが監修・設計を行なったそうで、映画に登場するホグワーツ城(魔法学校)、ホグズミード村やオリバンダーの店(杖専門店)などが実際にあり、かなり凝った仕上がりになっている。レストランやパブも映画セットさながら。映画に登場したお菓子~蛙チョコレートや百味ビーンズ、いたずらグッズが商品として並んでいる。魔法用品店では映画で使われた小道具のコピーが陳列され、お土産として購入できる。街並みや店などの創りも取り扱い品も3カ所とも酷似している。トイレもぜひお試しあれ!以下のライドも共通。Harry potter and the Fordidden Journy(城の中のライド)、Flight of the Hippogliff(ジェットコースター)。

Santa Barbara, CA

Santa Barbara, CA 3

北米で一番美しい街、宝石のような街とさえいわれるサンタバーバラ

Santa Barbaraはロスアンジェルスの北西、大西洋岸のサンタイネス山脈というなだらかな丘陵にかこまれた、カルフォルニア有数のビーチリゾートだ。白壁にテラコッタ(オレンジ色っぽいレンガ)屋根の南スペイン風な家や店が立ち並んでいる。

観光スポットやレストラン、ショップはダウンタウンの目貫通りState St.周辺に集まっている。こじんまりとしたダウンタウンで、ビーチから徒歩20分程度。ビーチにはワーフやハーバーなど、海辺らしい爽快な景色があり、目抜き通りは高級ブランドショップも多い洒落た雰囲気があり、優雅な、大人の街という感じ。

街の美しさの理由は、悲しいかな1925年に起きた地震でかなりの建物が崩壊し、復興にあたって「街の建物をスペインのアンダルシア風に統一する」という計画を市が推進し、さらには建物階数、屋根と壁の色などに規制を設けたためだという。自然と調和しつつ、洗練された、テーマパークかのような統一感のある街が誕生し、今に至っている。北米一かどうかの判断はしかねるが、美しい街であるのは確か。

観光スポットをざっと見るだけならば1,2時間で回れるサイズの街だが、周辺にはデンマーク系の街やワイナリーもあり、余裕があれば1泊したいところ。

ロスアンゼルス空港から100マイルほどの距離で、観光ブックには「L.A.から車でわずか2時間」と記載されていたが、ロスアンゼルス周辺の渋滞は相当なもので、途中の道路も主要ハイウェイは1本であるため混みがちで、夕方の帰路は3時間以上かかってしまった。

サンタバーバラ観光は歩いても回ることができ、トロリーやシャトルも運行しているので、

アムトラックやバスで訪れるのも一案。

観光案内所はビーチ近くにあり、ダウンタウンの目貫通り寄りに位置するアムトラック駅との間には開放的なレストランや気取らないショップが点在していて、ダウンタウンとは別のリラックスした雰囲気が感じられる。海岸線にはパームツリーが並び、行楽地ムードの強いサンタモニカのビーチとは違う良さがある。

おもな見どころ

ステート・ストリート  State St.

西海岸最古の桟橋スターンズ・ワーフに繋がる メインストリートがステート通り。街路樹と花が美しい通りに沿って、お洒落なレストラン、高級ブランドショップ、センスの良いブティックなどが軒を並べている。

サンタバーバラ郡裁判所

Santa Barbara County Courthouse

1929年の建造以来、郡裁判所として使用されている。街の中心地プレシディオから北に2ブロックのところにある。内部見学も可能。ひときわ目立つ白い時計台はダウンタウンで一番高く、街並みを展望することができる。

オールド・ミッション・サンタバーバラ

Old Mission Santa Barbara

スペインのミッションによって建てられた200年以上続くこの教会は2つの鐘楼を持つ巨大なもので、今なお現役。サンタバーバラの町から山に向かって登ったところにある。一帯がヒストリカルパークとして保存されている。

サンタバーバラ・ハーバー

サンタバーバラ・ハーバーには、クラムチャウダーやフィッシュ&チップなどのシーフードが美味しいレストランがある。ハーバー前のMaritime Museumでは、この地と海の歴史を知ることができる。

その他

セグウェイのレンタルのほか、ビーチでのバドルボートなどのレンタル、サーフィンクラスなど、ウォーターアクティビティーのビジネスも充実している。ホエールウォッチング、周辺のワイナリーやワインセラーを巡るツアーもある。

 

カナダワインと旅情を楽しむ ナイアガラ ワイン散策カナダワインと旅情を楽しむ ナイアガラ ワイン散策

<!--:en-->カナダワインと旅情を楽しむ ナイアガラ ワイン散策<!--:--><!--:ja-->カナダワインと旅情を楽しむ ナイアガラ ワイン散策<!--:--> 2

  デトロイトから数時間のドライブで行くことができる世界的な観光地ナイアガラの滝。その圧倒的な迫力は、いつ目にしても感動的だが、日本からの訪問客を案内して何度も足を運ぶうちマンネリになりがち。

  ここ数年ますます充実し、定番の滝観光に加えて人気を博しているのが、ワイナリーツアー。日本で“アイスワイン”の知名度があがり、日本人観光客にも脚光を浴びている。ワイン好きな人には実に魅力的なアクティビティである。。

  ナイアガラペネンシラ(半島)の北側、オンタリオ湖に沿う地域は古くからワインの生産が行われていたそうだが、本格的に産業としてワイン造りが始まったのはこの50年ほど。にも拘らず、受賞ワインを数多く送り出し世界的に知られるまでになった。また近年、観光客向けに建物や試飲コーナーを凝った造りに整えたり、ワイナリーツアーを提供したりするワイナリーが増え、評判を高くしている。VQA(葡萄酒品質管理連盟)によれば、ナイアガラの滝下流の観光町ナイヤガラ・オンザレイク周辺だけで20件以上点在し、トロントとの途中など周辺地域を合わせると80以上のワイナリーが登記されている。

  近代的な大工場もあり、木づくりの小屋もあり、ワイン城かワイン御殿といった風格の建物、白亜の洋館風・・・と、景観や雰囲気の違うワイナリーを見比べるのも一興。日本人観光客が増えたお蔭で日本語の解説案内やパンフレットをあちこちで見かける。やや興ざめではあるが、ありがたい情報源である。

  レストランを併設しているワイナリーも数多くあり、相性の良いワインと組み合わせたコースを設定していたり、アイスワインを使ったデザートを供していたり、ワイナリーならではの食事を売りにしているところも多い。広々とした葡萄園を眺めながら、チーズとワインを口にするだけでも贅沢な気分に浸れる。

アイスワイン

  この地方のワインとして有名なのがアイスワイン。葡萄の木になったまま凍結した実を摘み取り、すぐにプレスにかけて造るワインで、濃厚な甘みと芳醇な香りが特徴。デザートワインとして好まれている。

  オンタリオ湖の影響による温暖な気候は葡萄の生育に適しているが、それに厳しい冬の寒さという条件が加わって造ることができる。

  アイスワイン用の葡萄は秋の収穫の後、腐ってしまったり鳥や動物に狙われたり、激しい風雪にさらされるなど収穫が不安定で、また、外気温が一定の凍った状態のときに手で摘みとられるため、生産量が限られていて貴重。そのため価格も高いが、濃厚なために酸化しにくく、一度開封しても、密封して冷やしておけば数週間は保存しておいても大きく風味は損なわれないということ。求めやすいハーフサイズ(375ml)のボトルも多く見かける。

ワイン ルート

  ワイナリーへのアクセスは、フリーウェイにも案内標識があり、ワインルートを示す蒲萄マークの看板とワイナリーの名称が適所適所に親切に設置されているので、場所探しは非常に楽。

  とはいえ、ドライバーも試飲を心置きなく楽しみたい場合は、タクシーを利用したり、ツアーに入るのがお勧め。ナイアガラ・オンザレイク基点やホテル出迎えのワイナリーめぐり少人数ツアーを利用することができる。

ワインをめぐる季節

  夏はイベントが多く、楽しみが倍増する一方、世界各国からの観光客で混雑する時期でもある。秋の収穫期には、紅葉も鑑賞できる時期となり、日本からのワインツアーもあるほど、足を延ばす価値がある。夏、秋の観光シーズンには周辺やワイナリー自体で音楽会など各種のイベントが催されているので要チェック。

  オフシーズンといえる冬季でもツアーを行なっているところもあり、タイミングがよければアイスワイン用の蒲萄摘みを目にすることができるそうだ。クリスマス時期には、ホリデーイベントやレストランでの特別メニューを設けているワイナリーもある。

  1年を通してそれぞれの景観や趣向を味わえる場所といえる。

Inniskllin

1991年に、ここのアイスワインがボルドーの世界的ワイン品評会でグランプリを獲得し、ナイアガラ・ワインを一躍有名にした老舗ワイナリー。ナイアガラの滝とオンザレイクスをつなぐParkway沿いに位置することもあり、とてもポピュラーなワイナリー。日本語ツアーが申し込める。

Peller Estates

大邸宅か重厚なホテルのような外観。建物の中に入ると落ち着いた空間が広がり、テイスティングルームは造りが整っていて、贅沢な雰囲気が味わえる。併設するレストランでは地元の素材を活かした料理を提供している。

Strewn Winery

アイスワインをはじめ、数々の受賞獲得ワインを生産している世界的に名高いワイナリー。ヨーロピアンスタイルの丁寧なワイン作りが自慢。併設の眺めの良いレストランがある。ナイアガラ・オンザレイクの町並みから車で数分。

Sunnybrook Farm

上記Strewnに近い小さな所で、ここは蒲萄ではなく他のフルーツワインのみ生産している。100%オンタリオ産の果物を使用。季節によって、梨、チェリー、ピーチ、プラム、アプリコットなどの試飲ができる。

Jackson Triggs

伝統あるワイナリーだが、最新の施設を備えている。テイスティングギャラリーでは、ワインとともに、隣接の畑で取れた野菜を使ったサラダやスープなどを味わえる。内部見学ツアーは1時間ごとに行われており、日本語でのツアーも予約可能。

Chateau des Charmes

ナイアガラの滝やオンザレイクスの観光ルートからはやや離れるが、シャトーの名が相応しい風格ある外観と整然とした広大な葡萄園を持つ。1978年から5世代続くフランス系ボスク家のワイナリー。4か所の畑で14種類のブドウを栽培し、20種類を超えるワインを製造しているという。

Coyote’s Run

上記Chateau des Charmesの近くで、対照的に小さな家庭的なワイナリー。のんびり店員とおしゃべりしたり、葡萄園を眺めながらワインとチーズを楽しむ姿がのどか。ツアーは要予約。

オンライン情報源

wineriesofniagaraonthelake.comのサイトで、ナイアガラ・オンザレイクス地区のワイナリー情報(英語)や地図が入手できる。

カナダ観光局の公式ウェブに、日本サイトがある。jp-keepexploring.canada.travel

  デトロイトから数時間のドライブで行くことができる世界的な観光地ナイアガラの滝。その圧倒的な迫力は、いつ目にしても感動的だが、日本からの訪問客を案内して何度も足を運ぶうちマンネリになりがち。

  ここ数年ますます充実し、定番の滝観光に加えて人気を博しているのが、ワイナリーツアー。日本で“アイスワイン”の知名度があがり、日本人観光客にも脚光を浴びている。ワイン好きな人には実に魅力的なアクティビティである。。

  ナイアガラペネンシラ(半島)の北側、オンタリオ湖に沿う地域は古くからワインの生産が行われていたそうだが、本格的に産業としてワイン造りが始まったのはこの50年ほど。にも拘らず、受賞ワインを数多く送り出し世界的に知られるまでになった。また近年、観光客向けに建物や試飲コーナーを凝った造りに整えたり、ワイナリーツアーを提供したりするワイナリーが増え、評判を高くしている。VQA(葡萄酒品質管理連盟)によれば、ナイアガラの滝下流の観光町ナイヤガラ・オンザレイク周辺だけで20件以上点在し、トロントとの途中など周辺地域を合わせると80以上のワイナリーが登記されている。

  近代的な大工場もあり、木づくりの小屋もあり、ワイン城かワイン御殿といった風格の建物、白亜の洋館風・・・と、景観や雰囲気の違うワイナリーを見比べるのも一興。日本人観光客が増えたお蔭で日本語の解説案内やパンフレットをあちこちで見かける。やや興ざめではあるが、ありがたい情報源である。

  レストランを併設しているワイナリーも数多くあり、相性の良いワインと組み合わせたコースを設定していたり、アイスワインを使ったデザートを供していたり、ワイナリーならではの食事を売りにしているところも多い。広々とした葡萄園を眺めながら、チーズとワインを口にするだけでも贅沢な気分に浸れる。

アイスワイン

  この地方のワインとして有名なのがアイスワイン。葡萄の木になったまま凍結した実を摘み取り、すぐにプレスにかけて造るワインで、濃厚な甘みと芳醇な香りが特徴。デザートワインとして好まれている。

  オンタリオ湖の影響による温暖な気候は葡萄の生育に適しているが、それに厳しい冬の寒さという条件が加わって造ることができる。

  アイスワイン用の葡萄は秋の収穫の後、腐ってしまったり鳥や動物に狙われたり、激しい風雪にさらされるなど収穫が不安定で、また、外気温が一定の凍った状態のときに手で摘みとられるため、生産量が限られていて貴重。そのため価格も高いが、濃厚なために酸化しにくく、一度開封しても、密封して冷やしておけば数週間は保存しておいても大きく風味は損なわれないということ。求めやすいハーフサイズ(375ml)のボトルも多く見かける。

ワイン ルート

  ワイナリーへのアクセスは、フリーウェイにも案内標識があり、ワインルートを示す蒲萄マークの看板とワイナリーの名称が適所適所に親切に設置されているので、場所探しは非常に楽。

  とはいえ、ドライバーも試飲を心置きなく楽しみたい場合は、タクシーを利用したり、ツアーに入るのがお勧め。ナイアガラ・オンザレイク基点やホテル出迎えのワイナリーめぐり少人数ツアーを利用することができる。

ワインをめぐる季節

  夏はイベントが多く、楽しみが倍増する一方、世界各国からの観光客で混雑する時期でもある。秋の収穫期には、紅葉も鑑賞できる時期となり、日本からのワインツアーもあるほど、足を延ばす価値がある。夏、秋の観光シーズンには周辺やワイナリー自体で音楽会など各種のイベントが催されているので要チェック。

  オフシーズンといえる冬季でもツアーを行なっているところもあり、タイミングがよければアイスワイン用の蒲萄摘みを目にすることができるそうだ。クリスマス時期には、ホリデーイベントやレストランでの特別メニューを設けているワイナリーもある。

  1年を通してそれぞれの景観や趣向を味わえる場所といえる。

Inniskllin

1991年に、ここのアイスワインがボルドーの世界的ワイン品評会でグランプリを獲得し、ナイアガラ・ワインを一躍有名にした老舗ワイナリー。ナイアガラの滝とオンザレイクスをつなぐParkway沿いに位置することもあり、とてもポピュラーなワイナリー。日本語ツアーが申し込める。

Peller Estates

大邸宅か重厚なホテルのような外観。建物の中に入ると落ち着いた空間が広がり、テイスティングルームは造りが整っていて、贅沢な雰囲気が味わえる。併設するレストランでは地元の素材を活かした料理を提供している。

Strewn Winery

アイスワインをはじめ、数々の受賞獲得ワインを生産している世界的に名高いワイナリー。ヨーロピアンスタイルの丁寧なワイン作りが自慢。併設の眺めの良いレストランがある。ナイアガラ・オンザレイクの町並みから車で数分。

Sunnybrook Farm

上記Strewnに近い小さな所で、ここは蒲萄ではなく他のフルーツワインのみ生産している。100%オンタリオ産の果物を使用。季節によって、梨、チェリー、ピーチ、プラム、アプリコットなどの試飲ができる。

Jackson Triggs

伝統あるワイナリーだが、最新の施設を備えている。テイスティングギャラリーでは、ワインとともに、隣接の畑で取れた野菜を使ったサラダやスープなどを味わえる。内部見学ツアーは1時間ごとに行われており、日本語でのツアーも予約可能。

Chateau des Charmes

ナイアガラの滝やオンザレイクスの観光ルートからはやや離れるが、シャトーの名が相応しい風格ある外観と整然とした広大な葡萄園を持つ。1978年から5世代続くフランス系ボスク家のワイナリー。4か所の畑で14種類のブドウを栽培し、20種類を超えるワインを製造しているという。

Coyote’s Run

上記Chateau des Charmesの近くで、対照的に小さな家庭的なワイナリー。のんびり店員とおしゃべりしたり、葡萄園を眺めながらワインとチーズを楽しむ姿がのどか。ツアーは要予約。

オンライン情報源

wineriesofniagaraonthelake.comのサイトで、ナイアガラ・オンザレイクス地区のワイナリー情報(英語)や地図が入手できる。

カナダ観光局の公式ウェブに、日本サイトがある。jp-keepexploring.canada.travel

Traverse City – Beautiful Spring and Early Summerトラバースシティー春から初夏の魅力

<!--:en-->Traverse City - Beautiful Spring and Early Summer<!--:--><!--:ja-->トラバースシティー春から初夏の魅力<!--:--> 6

 トラバースシティーに訪れる多くの旅行者は真夏を選ぶが、市の北側Grand Traverse Bay 周辺が最もチャーミングな装いをするのは春と秋。
 とりわけ、ミシガンの長く殺風景な冬の後、待ちに待ってようやく迎える春のこの地は歓びと躍動に満ちる。森の木々、そして草原や道端、岸辺の野花が大地に彩を添える。そして、トラバースシティー周辺の特産である260万本ものサクランボの木が花を付け、まるで白い雲のように Leelanau と Old Mission の半島に広がる風景を楽しむことができる。さらには高級キノコとして珍重されているモエル・マッシュルームが取れる時期でもある。避寒していた渡り鳥が舞い戻る姿を目をすることもあり、自然は躍動感に溢れる。「これほど多種多様な野花が隣接して育成する様を鑑賞できる地は他にない」とトラバースシティーのナチュラリストは素晴らしさを推奨。また、森に入り込んで散策しなくとも、半島を車や自転車で回るだけでも十分に春の花々を楽しむことが出来るのがこのエリアの魅力。例年は5月に様々な果樹の花やタンポポが一斉に花開き、芝や野草の新緑とGrand Traverse Bay の青々とした水の色とが鮮やかなコントラストを生みだし、愛らしい風景を描き出す。
 このような春のドラマチックな自然の恵みを祝うべく、地元では様々なフェスティバルが催され、人々の気持ちを浮き立たせる。アスパラガス、イチゴ、モレル・マッシュルーム、などなど。ミシガンの住人であれば、植物が芽を出したその喜びは共感できる。
 そして初夏には最も規模が大きく、参加者も訪問者も多いサクランボのフェスティバル“National Cherry Festival”が開催される。
 昨年12月号に掲載した「四季それぞれの魅力と楽しみがあるTraverse City」にも記載したが、トラバース・シティーはミシガン有数の避暑地、別荘地として知られており、ジャック・ニクラウスが設計したゴルフコースで有名な“グランド・トラバース・リゾート”を筆頭に、ベイ沿いにはバケーション客用のホテルやインが立ち並び、キャンプ場も多い。水辺のリゾート地らしく、夏はヨット、ジェットスキー等のウォータースポーツなどアクティビティが豊富である。
 そして、Sleeping Bear Dunes National Lakeshoreの広域な砂丘と、そこから眺めるミシガン湖の壮大な展望は、どの季節にいっても訪問者を裏切らない。湖畔ならではのマリンミュージアムなどもあり、湖が物資の運路であった頃の華々しい歴史や展示に触れることができる。Old Mission(Travers Bay に細長く伸びた半島)の先端にある元灯台の資料館では、ボランティアで燈台守の経験をするプログラムを提供している。
 ダウンタウンから数マイル北東(ハイウェイUS-31沿い)には “Music House Museum”がある。築30年を超すこの施設には、アンティークの自動ピアノや様々な大きさと形のオルゴールが収集展示されており、全米屈指のユニークなミュージックミュージアムに数えられており、特大サイズのダンスホール用のオルガンも鎮座している。館内ツアーに参加すると、1870年代から 1930年代にわたる楽器やオルゴールについての歴史説明に加えて、実際にメロディーを奏でる様子と音を体験できる。(5月~10月は連日開館。11、12月は土曜日とホリデーのみ。)
デトロイトから車で約5時間。デトロイト・メトロ空港からトラバース・シティーへ飛行機も乗り入れている。トラバースシティー春から初夏の魅力

情報/写真提供:トラバースシティー観光局

 トラバースシティーに訪れる多くの旅行者は真夏を選ぶが、市の北側Grand Traverse Bay 周辺が最もチャーミングな装いをするのは春と秋。
 とりわけ、ミシガンの長く殺風景な冬の後、待ちに待ってようやく迎える春のこの地は歓びと躍動に満ちる。森の木々、そして草原や道端、岸辺の野花が大地に彩を添える。そして、トラバースシティー周辺の特産である260万本ものサクランボの木が花を付け、まるで白い雲のように Leelanau と Old Mission の半島に広がる風景を楽しむことができる。さらには高級キノコとして珍重されているモエル・マッシュルームが取れる時期でもある。避寒していた渡り鳥が舞い戻る姿を目をすることもあり、自然は躍動感に溢れる。「これほど多種多様な野花が隣接して育成する様を鑑賞できる地は他にない」とトラバースシティーのナチュラリストは素晴らしさを推奨。また、森に入り込んで散策しなくとも、半島を車や自転車で回るだけでも十分に春の花々を楽しむことが出来るのがこのエリアの魅力。例年は5月に様々な果樹の花やタンポポが一斉に花開き、芝や野草の新緑とGrand Traverse Bay の青々とした水の色とが鮮やかなコントラストを生みだし、愛らしい風景を描き出す。
 このような春のドラマチックな自然の恵みを祝うべく、地元では様々なフェスティバルが催され、人々の気持ちを浮き立たせる。アスパラガス、イチゴ、モレル・マッシュルーム、などなど。ミシガンの住人であれば、植物が芽を出したその喜びは共感できる。
 そして初夏には最も規模が大きく、参加者も訪問者も多いサクランボのフェスティバル“National Cherry Festival”が開催される。
 昨年12月号に掲載した「四季それぞれの魅力と楽しみがあるTraverse City」にも記載したが、トラバース・シティーはミシガン有数の避暑地、別荘地として知られており、ジャック・ニクラウスが設計したゴルフコースで有名な“グランド・トラバース・リゾート”を筆頭に、ベイ沿いにはバケーション客用のホテルやインが立ち並び、キャンプ場も多い。水辺のリゾート地らしく、夏はヨット、ジェットスキー等のウォータースポーツなどアクティビティが豊富である。
 そして、Sleeping Bear Dunes National Lakeshoreの広域な砂丘と、そこから眺めるミシガン湖の壮大な展望は、どの季節にいっても訪問者を裏切らない。湖畔ならではのマリンミュージアムなどもあり、湖が物資の運路であった頃の華々しい歴史や展示に触れることができる。Old Mission(Travers Bay に細長く伸びた半島)の先端にある元灯台の資料館では、ボランティアで燈台守の経験をするプログラムを提供している。
 ダウンタウンから数マイル北東(ハイウェイUS-31沿い)には “Music House Museum”がある。築30年を超すこの施設には、アンティークの自動ピアノや様々な大きさと形のオルゴールが収集展示されており、全米屈指のユニークなミュージックミュージアムに数えられており、特大サイズのダンスホール用のオルガンも鎮座している。館内ツアーに参加すると、1870年代から 1930年代にわたる楽器やオルゴールについての歴史説明に加えて、実際にメロディーを奏でる様子と音を体験できる。(5月~10月は連日開館。11、12月は土曜日とホリデーのみ。)
デトロイトから車で約5時間。デトロイト・メトロ空港からトラバース・シティーへ飛行機も乗り入れている。トラバースシティー春から初夏の魅力

情報/写真提供:トラバースシティー観光局