Saturday, May 18, 2024
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A Pure Michigan Winter: ミシガンの 冬の自然を楽しむ

Snowmobilers2009-2010 082 - Copy 今季のミシガンの冬は、11月に早々と大雪に見舞われて心も体も震えたが、12月、1月は穏やかな気温の日が多く、胸を撫で下ろした。とはいえ、例年4月半ばまでは雪が積もる可能性が高いミシガン。長~い冬を、寒冷地の利と恩恵を受けて過ごしたいもの。

ミシガンの冬は雪と様々なアドベンチャーの季節。身近な丘でのそり遊びは、よく目にする光景。ウィンタースポーツの定番であるスキーやスノーボードをはじめ、スノーモービル、アイス(氷穴)フィッシング、アイスクライミング、犬ぞり、などなど、自然に身を投じるアクティビティーが数多くある。内陸の湖の多さが全米屈指のミシガンならではといえる氷上ヨットレースに興じる人たちもいる。

野外での楽しみがあれば、雪や零下の天気予報が心待ちになるに違いない。

膨大な数のトレイルやコース

ミシガンには総計6,500マイルに及ぶスノーモービル・トレイル、3,000マイル以上のクロスカントリースキー・トレイルがある。Snowshoeing(スノーシューイング)と呼ばれる、日本で言うところの“かんじき”を履いて歩き回るのに適した美しい地にも事欠かさない。

あまり認識されていないが、スキーエリアの数としては、米国内2位にランキングされているという(ミシガン州公式旅行サイト:michigan.org情報)。米国中西部で最高の高低差を誇るスキーゲレンデもミシガン州に存在。ただし、UP(アッパー・ペニンスラ)の西の端、ウィスコンシン州に近いので、デトロイト周辺からは秘境の地ではある。

DSC_1336それに対して、ローワー・ベニンスラのダウンヒル(滑降用)スキー場は、残念ながら小山程度のスケールで規模も標高差も大したことはない。メトロデトロイト周辺のスキー場はスノーボード用のハーフパイクが充実しているところが多い。ゲレンデの規模は小さいながらも、5人乗りや高速のリフトなどを備えて、週末でさえあまり待つことなく効率よく滑ることができるスキー場も多く、発想を変えれば存分に楽しむことができる。

また、クロスカントリースキー用のコースは、メトロパークを始め、近場にも多くあって手軽。スキー場以外ではボードやシューズなどのレンタル提供が無いところがほとんどだが、スポーツ用品のリサイクルショップで中古品がリーゾナルな価格で見つかるので、入手してしまうのも手。ミシガンのスキーに関するイベントやコンディションなどは、www.skimichigan.comwww.goskimichigan.comwww.miskireport.comのサイトで情報を得ることが出来る。

自前の道具無しで挑めるTubingという浮き輪状のチューブで滑り降りる遊びが特に子ども達に人気。

DSC_1338アクティビティーの拠点となるリゾート

北部、トラバースシティー方面のリゾートは、室内プールやゲームセンター、スパなどの施設が充実しているところも多い。そういった大スキー場では、パワフルな人工降雪機を多数備えているため、ミシガン南部に青い芝生が覗いていても、ゲレンデの積雪量は充分であることも。(あまりの暖冬で、追いつかないことも・・・。)

ロマンチックな馬ぞりなどのアクティビティーを提供しているリゾートもある。

トラバースシティから北東に約30マイルに位置するShanty Creek Resortsは、スキー雑誌の投票で、価値とダイニングやロッジ、アクティビティーをひっくるめて‘ミッドウエストで1位の行き先’を獲得したことがある。

1963年12月にオープンし、2シーズン前に50周年を迎えたミシガン屈指のリゾートBoyne Highlandsは、50周年に合わせ巨額を投じ、ホテルの改装、ゲレンデの設備やレンタル装備の拡大をした。ミシガン最大級の室内ウォーターパークも備えている。

冒険気分のアクティビティー

スキー場やリゾートの施設を飛び出して、より本格的な自然を満喫したい方には、スノーモービルや犬ぞりといった、日本では滅多に経験できないアクティビティーに挑戦するの一興。スノーモービルのレンタルやトレイルの情報はMichigan Snowmobile AssociationのHP:www.msasnow.org/trail-reports/やUpper Peninsulaのスノーモービルサイト:www.upsnowmobiling.com/trail-reportsで。

犬ぞりツアーの情報は、ミシガン州観光の公式サイト内www.michigan.org/dog-sledding-listingsで。リストされている11のうち8カ所はUP(アッパー・ペニンスラ)だが、Traverse City の南のCadillac市がメトロエリアから近め。

近年増えているのがZipliningの施設。ワイヤーロープを滑車を使って滑り降りる遊びで、冬にも登場してきた。

Have a nice winter!

ミシガンのスノー・スポーツ &スキー場情報

ミシガンのスノー・スポーツ &スキー場情報

 強力な冬将軍の到来は遅れているようだが、このまま大雪に見舞われないわけはない。雪に被われたら、冬のスポーツ、スキーやスノーボードを楽しもう!

 ミシガンのスキー場を訪れたことのない方に、行ってからがっかりしないように伝えておくと、ミシガンには山とえるほどの山が無いので、残念ながらダウンヒル(滑降用)スキー場は、規模も標高差も大したことはない。メトロデトロイト周辺のスキー場はスノーボード用のハーフパイクが充実しているところが多い。クロスカントリースキー用のコースは、メトロパークを始め、近場に結構多くあって手軽。挑戦してみては?

 ミシガンのスキーに関する情報は、 www.skimichigan.comwww.goskimichigan.comwww.miskireport.com などのサイトで情報を得ることが出来る。

 本紙では、デトロイト近郊と、北部(トラバーシティー方面)にあるポピュラーなスキー場について、リフトとコースの数・高さなどの情報と特色を一言紹介。北部のスキー場の多くは、宿泊施設もあるスキーリゾートになっている。

 ミシガンのUP(Upper Peninsula) には、より規模の大きなスキー場があるが、いずれも西寄りで、ウィスコンシン州に近い場所にある。そこまでドライブするくらいなら、東へ向かって、バーモント州、あるいはカナダのケベック州まで足を伸ばして、スケールの大きなスキー場へ行くことをお勧めしたい。

デトロイト近郊

*リフト数はRope Towなども含む。コースとリフト数、高さのデータはwww.skimichigan.comより

Alpine Valley Ski Area(White Lake:Walled Lake の北、約10マイル。)
近場だが、林間スキー気分。雪撒き機あり。コース数:25リフト数:9 高低差Ft:300
6775 East Highland Road, White Lake, MI 48383 Tel: (248) 887-4183 Web: www.skialpinevalley.com

Mt. Brighton(Brighton:Noviの西、約15マイル。I-96を降りて数分。)
女性の日、Four for $40等、曜日毎に平日割引あり。コース数:26 リフト数:6 高低差Ft:230
4141 Bauer Road, Brighton MI. 48116 Tel: (810) 229-9581 Web: www.mtbrighton.com

Mt. Holly(Holly:Auburn Hills の北西、約20マイル。I-75から見える。)
4人乗りハイスピードリフトがある。コース数:19 リフト数:7 高低差Ft:350
13536 Dixie Hwy., Holly, Michigan 48442 Tel: (248) 634-8269 Web: www.skimtholly.com

Pine Knob Ski Area(Clarkston:Auburn Hills の北西、10マイル強。I-75を降りて数分。)
省エネライトや新型リフト等の設備。コース数:17 リフト数:7 高低差Ft:300
778 Sashabaw Road, Clarkston, MI 48348 Tel: (248) 625-0800 Web: www.skipineknob.com

北部 スキーリゾート

Boyne Highlands(Harbor Springs:ミシガン湖畔Petoskey近く。デトロイトから4時間強。)
スパやプール等の設備、レッスンも整ったリゾート。コース数:46 リフト数:9 高低差Ft:552
600 Highland Drive, Harbor Springs, MI 49740 Tel: (231) 526-3000 Web: www.boyne.com

Boyne Mountain(Boyne Falls:I-75をGaylord で降り30分強。デトロイトから4時間ほど。)
Boyne Highlands同様、屋外温水プールあり。コース数:56 リフト数:11 高低差Ft:500
1 Boyne Mountain Road, Boyne Falls, MI 49713 Tel: (231) 549-6000 Web: www.boyne.com

Caberfae Peaks Ski(Cadillac:Cadillac(ミシガン北西部) の市街地から西へ30分ほど。)
自然と素朴さが人気のスキー場。コース数:34 リフト数:4 高低差Ft:485
1 Caberfae Lane, Cadillac, MI 49601 Tel: (231) 862-3000 Web: www.caberfaepeaks.com

Crystal Mountain(Thompsonville:Cadillacの市街地から北西1時間ほど。ミシガン湖寄り。)
クロスカントリースキー、スケート、そり等多種。コース数:45 リフト数:6 高低差Ft:375
12500 Crystal Mountain Drive, Thompsonville, MI 49683 Tel: (231) 378-2000 Web: www.crystalmountain.com

Shanty Creek Resort(Bellaire:I-75をGrayling で降りて45分ほど。ミシガン湖近く。)
離れた2つのエリアをシャトルで行き来が可。コース数:48 リフト数:6 高低差Ft:450
5780 Shanty Creek Road Bellaire, MI 49615 Tel: (800) 678-4111 Webwww.shantycreek.com 

Discover Michigan Skiing!

 1月は、ミシガン全域で‘Discover Michigan Skiing’という初心者(*1回目の人に限定。7歳から大人まで)対象のキャンペーン・パッケージが提供されている。初心者向けレッスンと道具一式のレンタル、ビギナーエリアのリフト(又はRope Tow)やトレイルパス、全て込みでスキーは$30、スノーボードは$40という割安価格!多くのスキー場で取り扱っている。レッスンのアレンジのために、事前の予約が必要。

Snow Sports!

 ミシガンにはスノーモービル用にデザインされたトレイルが総計6000マイル以上ある。また、犬ぞりや大きなチューブに乗って下るTubingという遊びなど、日本ではめったにできないアクティビティも経験できる。美しい自然と爽快感を味わいに、いざ雪の世界へ!ミシガン州の観光サイトwww.michigan.orgから、‘ Outdoors > Snowsports ’へ進むと、Cross Country Skiing、Dog Sleddingなど、個別のアクティビティの情報が検索できる。

ーーーもっと手軽に楽しめるソリ遊びができる公園の情報はこちらーーー

ミシガン州 冬だ!デトロイト近郊 “そり遊び”ができる公園 リスト

ハリウッド(CA,USA)、オーランド(FL,USA)、大阪(日本) ユニバーサル・スタジオ比較

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ハリウッド(CA,USA)、オーランド(FL,USA)、大阪(日本) ユニバーサル・スタジオ比較 1

USF-2期せずして、というか、誘われるままに、今年、3カ所のユニバーサルスタジオを訪れたので、印象と主観が入った感想文のような紹介を書かさせていただきます。半年経って、もう消えたアトラクションもあるので、情報は既に古いかもしれませんが、ご了承のほど願います。 *文中、ハリウッド:USH、オーランド:USF、大阪:USJを使って記載。

USH_2ハリウッド(USH)は当初、ユニバーサル・スタジオの本物のサウンドステージやセット見学ツアーを提供するために創設された映画スタジオ&テーマパーク。かつてはスタジオや制作現場をトラムで移動して見学するコースがUSHの軸で、トラムを降りて歩いて特殊効果などのスタジオを見学する部分があり、特に映画ファンにはたまらない舞台裏ツアーであった。今もUSHの目玉アトラクション‘Studio Tour’として存在しているが、トラムに乗りっぱなしで建物にも入る。以前同様に『ジョーズ』の村、『Big Fat Liar』の洪水シーン、西部劇セットも見れるが、アトラクション的なデジタル効果体験やスリルライド的な部分が増えた。とはいえ、今も撮影に使われている野外セットが一目でも見れるのはこのパークならでは!ニューヨークの街並みなどはUSJにもUSFにもあるが、ツアーでは、ガイドがどのスタジオでどの作品が撮影されたかを説明したり、ビデオでその映画が映し出されたりするので、臨場感と感激が増す。撮影の都合なのか、日によってコースやショーは変わる。席が右側か左側かで見やすさが異なるので要工夫(指示されてしまうのだけれど)。左側だと洪水シーン、『宇宙戦争(War of the Worlds)』の飛行機墜落現場、『The Fast and Furious』のショーが見やすい。『キングコング』はどちら側でも大迫力。

USH_ (1)Studio Tour以外も、ステージイベントやスタントの実演がハイテク化傾向で、テーマパークの要素が強い。構造的には、アッパー・ロット (Upper Lot) とロウアー・ロット (Lower Lot) という高さの違う2つのエリアに分かれていて、エスカレーターでつながっている。

他のユニバーサル・スタジオには無いお勧めが‘WaterWorld’! ヒット映画『ウォーターワールド』をモチーフにしたショーで、本格的セットとハイレベルなスタント、水と爆発などのエフェクトが半端なく見もの。

ハリー・ポッターエリアについては、最後にまとめて別記するが、USHは他のアトラクションや建物が見えてしまうので世界観に欠ける印象。撮影スタジオの雰囲気と思えば、それもここならではと言えようか。狭いがゆえのごちゃごちゃ感も魅了の一つだという気がする。入り口を含むアッパー・ロットは高台なのでハリウッドや街の展望が良いのも魅力。

オーランド(USF)は映画の撮影スタジオの表と裏を見せることをテーマにしたUSHとは異なり、最初からテーマパークとして設計されているため、各エリアごとに世界観がしっかりと創られている。他との最たる違いは、ユニバーサル・スタジオに隣接して‘アイランズ・オブ・アドベンチャー(略称IOA)’があること。「ユニバーサル・スタジオ比較」なのに、フロリダについては2つのパーク包括ではフェアではないが、USHやUSJにある『ジュラシック・パーク』などのアトラクションがIOAにあったりするので、合わせて紹介したい。ハリー・ポッターエリアに関してもUSH やUSJにある城やホグズミード村はIOAにある。ちなみにUSFだけで、日本のUSJのパーク面積の3倍以上あるということ。好みや関心に合わせて取捨選択、よく計画をたてないと一つのパークだけでさえ1日では見きれない。

「ハリウッド」、「ニューヨーク」のエリアはUSJ同様にあるが、USFの「サンフランシスコ・エリア」はクローズ。そして、USH、USJのどちらにも無い人気エリアがハリー・ポッターの「ロンドン/ダイアゴン横丁」。ファンには待望の一画になっている。グリンゴッツ魔法銀行は、トロッコのライド・アトラクションがメインだが、内装セットも整っていて並んでいる間も楽しめる。アトラクションでもあるホグワーツ特急ライドはUSFとIOAの間を走っていて、乗車には共通入場券が必要。車窓には、往復で違ったシーンが映し出されるので、ファンであれば両方乗ることをオススメ。内容は明かさないが、映画のストーリーそのものではない。

USF_3IOAには、マーベル・コミックのキャラクターのエリア(マーベル・スーパー・ヒーロー・アイランド)、絵本作家ドクター・スースの作品をテーマにしたエリア(スース・ランディング)、ポパイなどのキャラクターのエリア(トゥーン・ラグーン)がある。他にも遺跡ツアーという設定の「Poseidon’s Fury」など他のパークには無いアトラクションがいくつもある。USHにもあるシンプソンズ関連のもの同様、ドクター・スースはアメリカ人にとっては幼児から大人までが親しんでいるキャラクターで、その世界をカラフルに入念に実現させているのだが、日本人にとってはそこまで馴染みがないため、面白みに欠けるかもしれない。マーベル・コミック系も関心の分かれるところだろう。とにかく広大でアトラクションが多い。忙しく乗り物制覇を試みるより、広さに余裕があればこその、徹底した世界観を味わいたいもの。

USJ大阪(USJ)にはこの春(2017年4月)初めて訪れた。ハリウッドUSHはほぼ30年ぶりに2回目。オーランドUSFは近年3回を含み6回行ったが、日本のUSJが今になって初めて来園となったのは、「本場を見ているから・・・」という理由であったが、「ショーなどを日本語で聴いてみたい」という思いはずっとあり、「このごろのUSJは変わった!」という話を度々耳にするようになり、興味津々足を運んだ。他とは大きく違い、期待以上の良さがあった。

USJで入場前に悩んだのは、どのようなチケットを買うか。エクスプレスなどの追加の選択が多すぎて、直前まで決まらない。(バースデー割引で購入しようとしたので、オンラインでは不可。)やっと決めていざ購入内容を伝えたら、「(シアター系アトラクションを)何時のにしますか?」と尋ねられ、制限が多すぎると動きが取りにくくなるため、同行者と相談の上、種類を変更。チケット売り場の長蛇の列がなかなか進まなかった理由が分かった。

さて、中身。USJは全体にきれい。スタッフの対応がにこやかで、さすが日本。

USJ-2予備知識はあったが、サンリオのキティのキャラクターグッズ(USJのはオリジナルと少し違う)が目につき、専門のストアーまであって(嫌いではないし、可愛いが)違和感がある。さらに、カリフォルニアでは別のテーマパークがある‘スヌーピー’のエリアに足を踏み入れた途端、「ユニバーサルスタジオにいる気がしない」と思ってしまった。とはいえ、スヌーピー系の外装も内装も癒しカラーや凝った飾りつけで、見た目、大いに楽しめた。

USFでは消滅してしまったジョーズのボートライド・アトラクションが残っていることに感激!懐かしい。日本語での生ガイドがアナログで嬉しい!

一時は低迷だったUSJは様々な工夫で来園者を増やす試みをしたそうだが、青年や大人層増加に効したのが人気アニメやゲームをモチーフにしたことと言われている。春には、世界的に人気を博した『進撃の巨人』そして『ゴジラ』のオリジナル4D映画があったが既に消え、『ファイナルファンタジー』『名探偵コナン』のアトラクションが登場している。入れ替えが早い結果、リピーターや異なる趣向の客が望めるのだろう。そのうち、レディーや中高年好みのモチーフのものが増えるかも?

USH_Potter◇「ウィザーディング・ワールド・オブ・ハリー・ポッター」3カ所のパーク

(*オーランドではIOA)で共通のもの

USF-1映画『ハリー・ポッター』の世界をかなり忠実に再現したエリア。映画と同じ美術スタッフが監修・設計を行なったそうで、映画に登場するホグワーツ城(魔法学校)、ホグズミード村やオリバンダーの店(杖専門店)などが実際にあり、かなり凝った仕上がりになっている。レストランやパブも映画セットさながら。映画に登場したお菓子~蛙チョコレートや百味ビーンズ、いたずらグッズが商品として並んでいる。魔法用品店では映画で使われた小道具のコピーが陳列され、お土産として購入できる。街並みや店などの創りも取り扱い品も3カ所とも酷似している。トイレもぜひお試しあれ!以下のライドも共通。Harry potter and the Fordidden Journy(城の中のライド)、Flight of the Hippogliff(ジェットコースター)。

ミシガン、ホーランド市の紹介ミシガン、ホーランド市の紹介

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1.ホーランド市の外観

 ホーランド市はミシガン州の南西に位置する市で、豊かな水をたたえるミシガン湖に隣接している街です。21平方キロメートルの土地に、約10万人が暮らしています(市中心部の人口は3万3千人)。公立の小学校、中学校、高校が4校、私立の小中高が4校存在しています。また、私立のホープカレッジには3200名の学生が在籍し、ホーランド市に様々な文化的なイベントを提供しています。

2.ホーランドの歴史

 1847年にバンラルティーの一団がオランダより入植し、ホーランドを開拓するようになりました。1866年にはホープカレッジが開設され、1871年には最初の日本人留学生(木村熊二と大儀見元一郎)を迎えています。木村と大儀見は勝海舟によって米国留学を勧められた人物ですが、ホープカレッジに8年在籍し、1879年に卒業する際には卒業生代表として、英語と日本語とラテン語で答辞を述べたと言われています。二人は帰国後、明治学院大学、明治女学校、東京女子大学、盲学校などの教育機関や教会の開設に貢献しました。また、木村は島崎藤村と小諸義塾を開いたことでも有名です。このような日本との歴史的なつながりにより、現在までに約2000名の短期・長期日本人留学生がホープカレッジを訪れています。

3.ホーランドの文化

ホーランドは大学街であり、各種イベントを通じての地域とのふれあいを大切にする街です。また、チューリップ祭りで知られています。

 チューリップ祭りは1930年に始まり、毎年5月上旬に行われています。“Best Small Town Festival” in Americaにも選ばれ、毎年6百万本のチューリップが街の中に植えられ、約50万人の観光客の目を楽しませています。また、お祭りの期間中、約1400人の市民がオランダのコスチュームを身に付け、本国のヨーロッパはオランダでも見られなくなった伝統的な「ダッチダンス」を踊ります。今年(2013年)のチューリップ祭り: 2013 Tulip Time Festivalは 5/4 – 5/11に開催されます。

 オランダとのつながりも深く、250年の歴史を持つ風車が今でも粉を挽きます。また、ミシガン湖を臨む「ビッグレッド」と呼ばれる灯台なども知られています。
ホーランドはメキシコ、東南アジアからの移民も多く、約50カ国からの外国人が現在、ホーランド市に暮らしています。

4.ホーランド市のアメリカにおける位置

ホーランド市は以下のような数々の賞を受賞しています。
2009年には、「最も幸せな人達が住む街」の全米第2位に選ばれました。また、ここ数年の間、「退職後の第2の人生を送りたい街」部門で全米1位を獲得しています。商業、文化、教育、教会、コミュニティーがバランス良く取れた、アメリカの「大草原の小さな家」的な街がミシガン州のホーランド市です。

by ホープ • カレッジ 中嶋 史人

“2nd HAPPIEST PLACE TO LIVE IN AMERICA, Holland, Michigan” – Gallup-Healthways Well-Being Index
“TOP 100 EVENTS IN NORTH AMERICA” – TULIP TIME – American Bus Association
“TOP 100 EVENTS OF THE YEAR” – TULIP TIME – Weather.com
“BEST SMALL TOWN FESTIVAL” – TULIP TIME – Reader’s Digest
“BEST PLACE TO CATCH A WINTER CARNIVAL – DUTCH WINTERFEST – USA Today
“DOZEN DISTINCTIVE DESTINATION” – National Trust for Historic Preservation
“GREAT AMERICAN MAINSTREET” – National Trust for Historic Preservation
“ALL AMERICA CITY” – National Civic League
“ONE OF THE TOP FIVE BEST PLACES TO RETIRE” – Money Magazine
“ONE OF THE TOP TEN CITIES” – Nest Egg Index, A.G. Edwards
“ONE OF THE TOP FIVE SAFEST CITIES IN THE US” – Forbes Magazine
“1,000 PLACES TO SEE IN THE USA AND CANADA BEFORE YOU DIE” by Patricia Schultz

1.ホーランド市の外観

 ホーランド市はミシガン州の南西に位置する市で、豊かな水をたたえるミシガン湖に隣接している街です。21平方キロメートルの土地に、約10万人が暮らしています(市中心部の人口は3万3千人)。公立の小学校、中学校、高校が4校、私立の小中高が4校存在しています。また、私立のホープカレッジには3200名の学生が在籍し、ホーランド市に様々な文化的なイベントを提供しています。

2.ホーランドの歴史

 1847年にバンラルティーの一団がオランダより入植し、ホーランドを開拓するようになりました。1866年にはホープカレッジが開設され、1871年には最初の日本人留学生(木村熊二と大儀見元一郎)を迎えています。木村と大儀見は勝海舟によって米国留学を勧められた人物ですが、ホープカレッジに8年在籍し、1879年に卒業する際には卒業生代表として、英語と日本語とラテン語で答辞を述べたと言われています。二人は帰国後、明治学院大学、明治女学校、東京女子大学、盲学校などの教育機関や教会の開設に貢献しました。また、木村は島崎藤村と小諸義塾を開いたことでも有名です。このような日本との歴史的なつながりにより、現在までに約2000名の短期・長期日本人留学生がホープカレッジを訪れています。

3.ホーランドの文化

ホーランドは大学街であり、各種イベントを通じての地域とのふれあいを大切にする街です。また、チューリップ祭りで知られています。

 チューリップ祭りは1930年に始まり、毎年5月上旬に行われています。“Best Small Town Festival” in Americaにも選ばれ、毎年6百万本のチューリップが街の中に植えられ、約50万人の観光客の目を楽しませています。また、お祭りの期間中、約1400人の市民がオランダのコスチュームを身に付け、本国のヨーロッパはオランダでも見られなくなった伝統的な「ダッチダンス」を踊ります。今年(2013年)のチューリップ祭り: 2013 Tulip Time Festivalは 5/4 – 5/11に開催されます。

 オランダとのつながりも深く、250年の歴史を持つ風車が今でも粉を挽きます。また、ミシガン湖を臨む「ビッグレッド」と呼ばれる灯台なども知られています。
ホーランドはメキシコ、東南アジアからの移民も多く、約50カ国からの外国人が現在、ホーランド市に暮らしています。

4.ホーランド市のアメリカにおける位置

ホーランド市は以下のような数々の賞を受賞しています。
2009年には、「最も幸せな人達が住む街」の全米第2位に選ばれました。また、ここ数年の間、「退職後の第2の人生を送りたい街」部門で全米1位を獲得しています。商業、文化、教育、教会、コミュニティーがバランス良く取れた、アメリカの「大草原の小さな家」的な街がミシガン州のホーランド市です。

by ホープ • カレッジ 中嶋 史人

“2nd HAPPIEST PLACE TO LIVE IN AMERICA, Holland, Michigan” – Gallup-Healthways Well-Being Index
“TOP 100 EVENTS IN NORTH AMERICA” – TULIP TIME – American Bus Association
“TOP 100 EVENTS OF THE YEAR” – TULIP TIME – Weather.com
“BEST SMALL TOWN FESTIVAL” – TULIP TIME – Reader’s Digest
“BEST PLACE TO CATCH A WINTER CARNIVAL – DUTCH WINTERFEST – USA Today
“DOZEN DISTINCTIVE DESTINATION” – National Trust for Historic Preservation
“GREAT AMERICAN MAINSTREET” – National Trust for Historic Preservation
“ALL AMERICA CITY” – National Civic League
“ONE OF THE TOP FIVE BEST PLACES TO RETIRE” – Money Magazine
“ONE OF THE TOP TEN CITIES” – Nest Egg Index, A.G. Edwards
“ONE OF THE TOP FIVE SAFEST CITIES IN THE US” – Forbes Magazine
“1,000 PLACES TO SEE IN THE USA AND CANADA BEFORE YOU DIE” by Patricia Schultz

ポートランド〜ブリュアリーとフードカート

ポートランド〜ブリュアリーとフードカート 9

フードカート追加先月号ではポートランドの大きな魅力でもある周辺のアクティビティや観光について紹介したが、今回は市内に戻って、クラフトビールとあちこちで見かける屋台の散策。

クラフトビール/ブリュアリー

6月号で触れたが、昨今の各地でのクラフトビールビジネスブームの火付けの地とも言われ、80年代には挑戦を始めた先駆者であるだけでなく、「洗練された配合」と、他州のビール愛好者からも評判が高い。

Beervana(ビール天国)と呼ばれるポートランドには65もの地ビール・ブルワリーがあり、全米や海外に流通網を持つ大規模なブルワリーから、醸造方法にこだわったり、一風変わった新しいビールを作り出したりしている小規模店など、その数は増加し続けている。

草分け的存在の2店と、エコや地元フルーツにフォーカスしている店を以下紹介したい。

IMG_6151IMG_6152☆Bridgeport Brewpub ブリッジポート・ブルーパブ

1313 NW Marshall Street Portland TEL:503-241-3612

1984年オープンという、オレゴンで最も長い歴史を持つ地ビールメーカーの一つ。19世紀の元工場の建物をおしゃれに改装した建物内に、レストランとバーがある。容量300ガロンのステンレスのタンクから直接、ブルーヘロン・ペールエール、ホップ・ツァーIPAなどの人気ビールがサーブされる。ラフさが開放的。フライト(試飲セット)には詳しい説明が添えられている。

Deschutes BreweryDSC_0244☆Deschutes Brewery & Public House デシューツ・ブルワリー

210 NW 11th Ave. Portland

TEL:503-296-4906

オレゴン州ベンドが本拠地の地ビールメーカー。1988年創業で、2008年に出店したパールディストリクトの支店は木材をふんだんに使った重厚な造り。かつて材木出荷の拠点であった森林地帯らしさが内装に溢れる。

ポートランド周辺では1990年代には参入者が急増。この地では老舗業者からも客からもチャレンジャーは快く迎え入れられ、新しいビールが続々と生み出されてきたという。

近年では、オーガニックやエコにこだわった店も登場。ダウンタウンから離れるが、2008年オープンのホップワークスHopworksと、その2号店ホップワークス・バイク・バーHopworks BikeBarが、オーガニック・ビールの幅広いセレクションで称賛を得ている。「エコ・ブルーパブ」は醸造所やパブ内を100%再生エネルギーで賄っている。

☆Hopworks Urban Brewery

2944 S.E. Powell Blvd., Portland, OR 97202 TEL:503-232-4677

☆Hopworks BikeBar

3947 N. Williams Ave., Portland, OR 97227 TEL:503-287-6258

IMG_6070IMG_6072☆Cascade Brewing Barrel House  カスケード・ブルーイング・バレルハウス

939 SE Belmont St. Portland TEL:503-265-8603

2010年オープンのカスケード・ブルーイング・バレル・ハウスCascade Brewing Barrel Houseは、豊かな自然の恵みを背景にベリー類を中心とするフルーツの一大産地でもあるオレゴンらしい1軒。ビール熟成庫兼パブで、個性の強いサワー・ビールに特化し評判を得た。ポートランドに多いホップの強いビールの別路線といえる、既成のものとは全く違う味わいのビールを作っている。ストロベリー、ナシ、ブルベリーを配合したビールを多数生産しているおり、物によってはワインのような風味。ダウンタウンからは川の対岸、イーストポートランドに位置する。女性や若者グループの姿が多い。

IMG_6056IMG_6067フードカート・屋台

ポートランドのフードカート(キッチントラック)では、アメリカでありがちなホットドッグや異国の簡単屋台料理ではなく、かなり洗練された食べ物が楽しめる。「韓国風タコス」とか「中華風クレープ」など創作メニューや本格料理を多く見かける。白米が原料という「ライス・アイスクリーム」専門店も見かけた。あっさりとした舐め心地。ブームが訪れるかも?

いかにも屋台風な造りの店から、キャンピングカーを改造したもの、アート性が高い小屋まで、一説にはその数600軒に上るとか。見て歩くのも楽しみ。件数だけではなく、味や個性の豊かさが評判で、州外のメディアの注目も集めているとのこと。CNNが「世界最高のストリートフード」と評したそうだ。フードカートから始めて人気を博し、繁華街に店舗を構えるに至ったり、チェーンを展開している有名店も少なくない。

IMG_6154移動型のカート・トラックもあるが、大多数のカートは定位置で「ポッド」と呼ばれる集まりを作っており、ダウンタウンや周辺の街に点在している。有名な書店Powell’s Booksからほど近くに最大級のポットがある。他にも郊外を含めて10カ所ほどあり、それぞれに個性が出ている。

参考資料 http://www.travelportland.com/

コロンバス (Columbus, Ohio) ① “冬でも楽しめる観光” 編

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コロンバス (Columbus, Ohio) ① “冬でも楽しめる観光” 編 4

img_8360オハイオ州中央部に位置するコロンバスは州都として、政治と行政の中心地であり、一帯の商工業の中心地でもある。郊外の開発が進み、一時は他の都市にも見られる空洞化(ドーナツ化現象)が生じたが、ダウンタウン中心部の再活性化に取組んだ結果、その成果が上がり、新旧が共存するユニークな地区が生まれている。

町並み美化が進むダウンタウン近く

コロンバスを南北に貫くメインストリートは‟ハイ・ストリート”、東西のメインストリートは‟ブロード・ストリート”で、その交差するところにオハイオ州会議事堂がある。そのダウンタウンの北に隣接するハイ・ストリート沿いの地区は

『ショート・ノース』と呼ばれ、コロンバスで最も古い歴史をもつ地域で、現在ではその古さを生かした専門店、レストラン、ギフトショップやギャラリーなどが数多く並び、趣あるショッピングエリアになっている。道路上に連続的にかかる鉄製(かつては木製)のアーチを2002年に復活し、町並みの美化が図られたという。

目抜き通りでありながら温かみがあり、一歩裏道に入ると、植え込みの花が美しいアパートや気取らないお店もある、といった具合で、発見の多い変化のある散策を楽しむことができる。

img_8319North Market Farmer’s Market

img_83031876年創設の、オハイオで唯一残っている常設のパブリックマーケット。店舗は30以上で、肉や魚など生鮮食品、農作物、チーズのほか、世界各地から集めたスパイスの専門店、ビネガー専門店、地産の蜂蜜やジャムを中心にした加工食品、オハイオ州を模ったキッチン用品を扱う店もある。テイクアウトの総菜、アジアンフード、ペストリーショップ、ドーナツ屋、そしてコーヒーショップもあり、ここでフルコースメニューが調達できる。晴れた日には外のベンチで食べている人も多い。

59 Spruce Street, Columbus, Ohio 43215

特徴のあるモール / コロンバス本拠地のビジネス

img_8383コロンバスには欧州風の古風な街並みに、大手デパートと2百ほどの専門店やレストランが並ぶ“Easton Town Center”という野外型モールがある。冬は寒いけれど、クリスマス前のイルミネーションが人気。高級ブランドからカジュアルな店までいろいろ。

ガーチェーン店Wendy’sはコロンバスの発祥。1号店が(移転し)郊外にある。

「百年バスケット」と呼ばれる手編み高級バスケットのLongaberger Companyの本拠地も近くにある。コロンバスから30分ぐらい離れている町に同社の施設ホームステッドがあり、見学、バスケット制作体験もできる。巨大バスケットの形の旧本社ビルは”World’s Largest Basket”と呼ばれ、ランドマークになっている。

Longaberger Homestead
5563 Raiders Road, Frazeysburg, OH 43822

dsc_7065Franklin Park Conservatory and Botanical Gardens

ビクトリア朝のガラス張りの屋根や出窓が美しい温室をもつ、この植物園は、百年以上の歴史がある。温室は、砂漠、熱帯雨林、ヒマラヤ山脈の各エリア、そしてその3つを合わせた広さの“Pacific Island Water Garden”という、緑が豊かで、滝もあって湿気も温度も程良い大きな一室がある。中庭には2つのガーデンがあり、その一つは”Bonsai Courtyard”の名で盆栽が置かれている。これとは

別に室内にも日本コーナーがある。

この温室の特筆すべきは、世界的に有名なガラスアーチストであるデイル・チフーリのガラスコレクションが点在すること。植物を模して調和していたり、緑の中で鮮やかな色を光輝かせている。彼の作品全般に植物モチーフの物が多いが、美術館に展示されている作品とは異なる命を宿しているかのように見える。もう一つの中庭にはかなりの規模のガラス工房スペースがあり、解説付きで吹きガラスの制作実演をしている。

dsc_7048アートとの融合を企てている同温室では、現在11月13日まで折り紙展が開催されている。折り紙に関する解説目的の展示作品の他は、折り紙といっても紙ではなく、特殊コーティングで金属感を消したメタル素材の大小さまざまな折り紙型のスクラプチャーが、あちらこちらに置かれている。右写真は背丈ほどの馬の作品。

dsc_7060ガラス作品にも折り紙作品にも配置図は無いので自力で探すことになるが、それも宝探しの気分で一興。

折り紙展終了後11月19日から1月1日まではホリデーシーズンに向けたイベント‟Merry & Bright”を開催。ライトアップが施され、ホリデーバージョンの模型ガーデンの展示もある。

また、毎年5月にはたくさんの蝶が舞う“Blooms & Butterflies”イベントが行われる。

植物園自体(温室の周り)はフェンスのないオープンスペースで自由に散策できる。さほど凝ってはいないが、温室の周囲は手入れの行き届いた花や木々が季節ごとに美しく、結婚の写真撮影や披露パーティーに人気があるという話。温室入館は有料(現在大人$14)。通常は10am–5pmが開館時間だが、ホリデーシーズンは延長している日もある。電話やホームページでご確認を。

Tel: (614) 715-8000

http://www.fpconservatory.org/

1777 E Broad St., Columbus, Oh 43203

フレデリックマイヤーガーデンズ&彫刻公園 ー 日本庭園で茶の湯 ー

『 Back-to-School … for Parents! 』学校生活についてのセミナー 1

IMG_3778ギャラリーで日本の陶芸の特別展

グランドラピッズ市にあるフレデリックマイヤーガーデンズ&彫刻公園(以下マイヤーガーデンズと略称)に、今年6月開園した日本庭園 『The Richard & Helen DeVos Japanese Garden』については、弊紙7月号で紹介したが、去る9月20日、その庭園内の茶室『晧月庵』にて茶の湯の実演が催された。この実演はマイヤーガーデンズ会員を対象にした特別企画で、日本庭園の着工以前より強い繋がりを保ってきた在デトロイト総領事館の手配により、JSDウィメンズグラブの茶道熟練者が点前を披露し、総領事館の文化担当職員が解説を務めて行われた。

DSC_5737 茶室『晧月庵』は日本庭園の池に臨み、広い窓からの見事な景色に恵まれた立地に凛と佇んでいる。天井の“網代張り”という編みや、木肌を残した柱などが古来から日本人が愛してきた自然美を伝えている。内装外装ともに日本の職人が造り上げた本格的なもので、千利休の作として伝えられる国宝『待庵』と同じ二畳台目小間という造り。素人からすると、小ぶり=大したことがないと判断しがちであるが、四畳半の間取りやさらに大きな広間より格が高く、茶人にとって理想とする究極の茶室であるとのこと。

IMG_3765 前述の造りに関する知識を教授くださった香羅師範は「このように立派な茶室が造られ、また、お点前で、優れた作品(茶碗)に手で触り美を感じることができ、すばらしいことです。」と話す。この日、実演の点前に使われただけでなく、参加者に振る舞う際にも使われた10数個の茶碗はマイヤーズガーデンズ所有のもので、ミシガン州と姉妹県州を結んでいる滋賀県を代表する信楽焼きの銘品が揃っており、“美術館に展示されるレベルのもの”との話。

DSC_5785 実演では、茶の湯は単なるティーパーティーではなく、人生を通して自らを極める‘道’であること、この1回の茶会のために客人や季節に相応しいテーマを決め、茶碗などの道具や掛け軸、花、菓子を厳選しており、それらに関する知識も茶人には必要であることなど、形式や動きの解説に留まらない説明が届けられた。「既に洗ってある茶碗や茶器を布(袱紗)で拭くのは、細心の扱いをしていると示すため」「亭主は茶碗の最も美しい正面を客に向け、客は正面に口をつけない」など、一つ一つの所作に配慮があることも伝えられた。

IMG_3766 参加者は「大変興味深かった」「香りが良い」「動作が優雅で美しい」「心が落ち着く時間をもつ良さを感じた」など感想を寄せた。

残念ながら、この茶室、通常は外観を見ることしかできず、内部見学の機会は(現時点では)月1回のペースで設定している“Inside the Japanese Teahouse”イベント日に限られる(2015年秋現在)。冬場は閉鎖するため、年内は10月25日(1時から5時)を残すのみ。追加料金はかからず、予約不要の先着順とのこと。

IMG_3764マイヤーガーデンズ Frederik Meijer Gardens & Sculpture Park

年間に55万人が訪れるというミシガン州屈指の観光施設でもあるマイヤーガーデンズは132エーカーというイメージし難いほどの広さと規模を誇る。広大な敷地内には、イングリッシュガーデン、チルドレンガーデン、樹林地、そして熱帯植物の温室もある。最もユニークなのは、彫刻公園エリアを中心に著名なアーティストによる彫刻が点在していること。

8.5エーカー(約1万坪)を占める日本庭園にも10以上の彫刻が、景観に融合して、あるいは日本庭園に独特のインパクトを与えて鎮座している。同園では、ガーデニングや植物、芸術に関する講演やワークショップ、野外ステージを利用したイベントなど、多彩な催しを提供している。

IMG_3771 メインビルティングにはギャラリーがあり、作品を入れ替えて展示をしている。  現在(9月中旬から2016年1月3日まで)『Japanese Ceramics Now-Tradition and Innovation:日本陶芸の今-伝統と革新』と題する特別展が『滋賀県立陶芸の森』との共同企画により開催されている。日本人による285点の応募から、日米の審査員が選考した25点を展示。これらの作品はGrand Rapids市の恒例イベントとなったアートコンテスト‟ArtPrize”のエントリーもしており、『日本陶芸の今』展(公募コンテスト)とは違った評価がでることが期待される。

茶の湯実演の日、『日本陶芸の今』展のオープニング式典に合わせて渡米中の作家、久保田厚子氏に遭遇し、話を伺う機会を得た。陶芸家であり岡山県立大学教授である久保田氏は、最も活動的な陶芸家の一人。今回の出展作品は『幾何学文様の青白磁大皿:Pale-blue Glazed Geometric Patterned Platter』で、その文様はは正方形を二つ回転させて重ねたパターンが連続する構造。青白磁は、白い石を原料とした磁器土から作られ、素焼した器に、焼くと青味のでる鉄分をふくんだ釉薬をかけて焼いた作品のことだが、絵柄のように見えるブルーの濃淡は、彩色ではなく凹凸によるもので、削りの深い部分に釉薬(液)がより多く溜まるために濃くなるのだそうだ。考えだしたデザインを紙にデッサンすることは容易だが、青白磁に燃成するのは非常に困難だという。デザイン発想に関して、「日本の学生は自分のアイデアやデザインを開発することが困難。そういう教育を受けてきていない」「観察が創造力の重要なステップ」と話す。

KUBOTA_140718_C-S 久保田教授は渡米中に、西ミシガン大学(Kalamazoo)そしてミシガン大学(Ann Arbor)日本研究センター主催のアートセミナーで講師を務め、「あるがままにものを見る」「創造力の扉を開ける」ことについて教示した。デザインを創造するための指南であるが、そっくり描くことによって右脳が刺激されるそうで、絵画に限らずクリエイティブな発想に繋がるとのこと。試す価値がありそうである。

Michigan Natura and Parks水が豊かなミシガンの湖や川の自然に親しもう

<!--:en-->Michigan Natura and Parks<!--:--><!--:ja-->水が豊かなミシガンの湖や川の自然に親しもう<!--:--> 5

ミシガン育ちの多くの人は短い春から秋を満喫しようと自然の中に身を置く。ヨットやボートを所有している人も多く、湖や川沿いの家に船寄せの施設が備わっているのはごくありふれた光景である。

せっかくミシガンに住んでいるのだから水辺のアウトドアライフを楽しみたいものだが、フロリダ等の観光地と違って、ボート類のレンタルやツアーのビジネスサービスが少ないのが難。今月号では、メトロパークなどの公共の施設を中心に、手軽なカヌー/カヤックのレンタルサービスがある場所、そして用具無しで楽しむことが出来る自然観察やネイチャーセンターをいくつか紹介したい。

デトロイト近郊の公園でのカヌー乗り

身近な州のレクリエーションアリアの2つProud Lake と Island Lake、そしてウェインカウンティの公園Hines ParkにあるNewburgh Lake、以上の3ヶ所で HEAVNER CANOE& KAYAK RENAL運営のカヌーレンタルを利用することができる。
*営業期間や時間、料金はまちまちなので、下記Webサイトなどでご確認ください。
http://www.heavnercanoe.com/

前者2ヶ所(Proud Lake と Island Lake)はステイトパークの入場許可書が必要になる。(入り口で購入が可能。)どちらも何ヶ所かに設定された出発点から川を下る方式で、シャトルのサービスもある。仲間や家族と車2台で行き、シャトルを利用しない方法をとると格安になる。より長い距離や一泊のトリップのアレンジも可能 (要予約)。

Proud Lake は Milfordの南東(Wixomの北西)。約1時間の距離から6時間以上かかるコースまで6種の設定がある。

Island Lake はNew Hudsonの西、Kensington MetroparkのKent Lakeの西端がレンタルカヌーの拠点になっている。1時間から3時間程度の2つのコース。

Newburgh Lakeでは、小さい湖の畔で借りて、同じ所に返却。事前に依頼すれば川くだりも可能。Hines Park は Northville から Plymouth などの7市を経てDearborn Heightsまで続く細長い公園。住宅街を縫う緑のオアシスラインと言っても過言ではないほど木々が豊か。湖水の澱みは否めない。車道(Hines Drive)に沿って自転車レーンもありジョギングやサイクリングをする人にポピュラー。NewburghLakeはフリーウェイ I – 2 7 5 から1マイルほど東。

ここで、(日本の公園や湖でよく見る)手漕ぎボートとカヌーの違いを解説。一番大きな違いは前に進むのがカヌーで後ろに進むのがボート。そして、ボートは櫂(オール)が艇に固定されているのに対し、カヌーは櫂が固定されていない。ということで、カヌーイングで注意を要するのはオールを水に落とさないようにすること。そして1本のオールで左右に切り替えながら漕ぐのに慣れが要る。また、カヌーは細長く左右のバランスが不安定なので転覆にも要注意。進路の状況は確認し易い。初心者でも10分も漕げばコツをつかめる(と思う)が、流れの急な箇所で舵を取るには技術が要る。レンタル用の一般的なカヌーには4,5人乗ることができるが、中で移動するとバランスを崩し転覆しかねないので、動き回りたい時期のお子さん連れでの長いコースは避けた方が無難。

メトロパークで水や自然に親しむアクティビティ

メトロパークは Huron River と Clinton River に沿って、デトロイトを中心に半円状に点在する(現在13箇所)。住宅街近くにありながら緑と水の自然が豊かだ。住民の憩いやアクティビティの場を提供する目的とともに、自然保護も重要な使命。ネイチャーセンターを中心に、学習活動の場や観察ツアーなどを多種提供している。期間および時間や料金の詳細等は公式サイトwww.metroparks.comでお確かめの上、お出かけ下さい。

Delhi Metropark / Dexter-Huron Metropark / Hudson Mills Metropark

Delhi Metroparkは、レンタルカヌーでの川下りサービスの施設がある唯一のメトロパークで、上流のHudson Mills又はDexter-Huronまでカヌーと一緒に運んでくれる。Dexter-Huronからは3マイル。Hudson MillsからはDexter-Huronを経て約8マイルのカヌーイングになる。特に上流は水が澄み緑が深く、町から近いことが信じられないほど。

先日この8マイルのカヌーイングをしたので、詳細を加えて記させていただく。

湖でのカヌーはしたことがあったが、川下りコースは初めてなので短い3マイルコースをする予定で現地入りしたところ、その時間(月曜日の12時)は8マイルのスタート地点へのシャトルしかないと発覚。3マイルコースのシャトルは3時まで無いとのことで、覚悟を決めて8マイルに挑戦することに。曜日によって異なるので予約時に確認されたし。

スタッフから全員(この日は20名強)に、「目標になる橋は5つ。橋の下は右側を。Dexter-Huronに寄って休憩が可能」など口頭で簡単な説明を与えられた後、一足乗り込むと揺れるカヌーにスタッフの手を借りて乗り込み、腰をすえて、いざ出発。8マイルをする者が初心者であるはずは無いと思うからか、漕ぎ方の説明などは全く無い。

川の流れの速さはというと、漕がなくても早歩き程度の速さの場所もあるが、大半は漕がないとほとんど進まないくらいの穏やかさ。水量によって異なるのかもしれない。川面の輝きと緑の美しさに目を奪われつつも、自分たちがどれだけ進んだかが分からず気持ちは落ち着かない。目標となる1つ目の橋が見えるまでが長く、(結果的には全体の1/3ほどの)1時間かかった。数日前の嵐のせいなのか倒木がかなり多い。浅瀬や岩も要注意。川の流れに引きずれて倒木にはまったり、浅瀬に乗り上げて前にも後ろにも進めなくなたりしたが、手足やオールを駆使して危機脱出。川面が白く波立っている所は浅いので回避すべきだと学んだ。途中、岸辺に佇む鹿や七面鳥に遭遇した。

Dexter-Huronまで2時間程。我々の後から出発した家族連れには父親と娘の気合いの入った漕ぎで一気に追い越されたが、他の数艘は視野にも入らなかったので、まず平均並みか速めのスピードといったところか。Dexter-Huronで陸に上がって休憩できると言われていたが、うまく岸に寄せる技術もカヌーを岸に上げる力も無いと判断して素通り。ここまで来れば先が知れて気持ちに余裕が生まれたが、後半は木々の間に見える家も増え、最後のほうは自動車道と並走し、町の雑沓感が伝わってきた。

上陸しての休憩をしなかったので3時間10分でDelhi Metroparkに到着。終点の数百メートル手前に‘West Delhi, Canoe Take-out’の看板があり、誰もいないがここで自力で引き上げるべきなのかと迷い、幸い手元にあった電話番号に問い合わせた。もう少し先と確認でき、安心して先に進んだ。濡れては大変なので車に置こうかと迷った携帯電話が役立った。行き過ぎ、カヌーの破損にはペナルティーを科されるので要注意。終盤には腕が疲れたが、非力な(?)女性二人でも無理の無いコースで景色にも満喫。とはいえ、転覆したり倒木にはまり込んだら厳しかっただろう。濡れてもよい服装、いざという時に川底で踏ん張れる靴の着用をお薦め。ライフベストとベンチクッションは借りられる。

Indian Springs Metropark

ミシガン南東部の自然を学習するEnvironmentalDiscovery Center (環境学習センター) があり、実験室やエコシステムについての展示、学習プログラムが充実している。池を水中から観察するためのガラス張りのドームが数年前に完成したが、水の透明度が低く、魚や植物はあまり見えないのが残念。プレーリー(草原)が多い公園。

Kensington Metropark

Kent Lake を包括するパークで、湖畔沿いのトレイル(8マイル強)は林間、原っぱもあり景色が良い。湖の探索用に乗り合いの観覧船のほか、レンタルの足こぎボート、カヌー、カヤックなどあり、メトロパークの中で最も充実してる。ペッティングファーム、ネイチャーセンターもある。湿地のトレイルは野鳥観察に絶好。

Stony Creek Metropark

Stony Creek Lakeを包括するパークで、湖畔1周のトレイルは8.3マイル。Kensingtonと似た趣だが起伏が多い。その起伏を利用したメトロパークでは唯一のマウンテンバイク・トレイルが充実している。ボートやカヌーのレンタルサービス有り。

Lake Erie Metropark

Marshlands Museum and Nature CenterというMarsh(湿地帯・潟)にフォーカスした博物館がある。猛禽類(鷲など)の生物の剥製展示の他、水辺の狩の歴史に関する旧式ボートやデコイの展示があるのがユニーク。エリー湖を臨む波のプール (Wave Pool) が人気。ただし波のプールはそれ程大きくはなく、他のプールは無い。

Lake St. Clair Metropark (旧称Metro Beech)

セントクレア湖に面する公園で、ボートランチ(艀)設備もあるがレンタルは無い。自然センターは規模が小さいが、野鳥の剥製の展示が充実しており、様々なプログラムを企画している。湖に臨むウォータースライド付きプールやSquirt Zoneという水遊び場があり、夏の人気スポット。対岸に並ぶボート施設を備えた民家を眺めるのも一興。

遠出してHoughton Lakeへ

近場のパークでのカヌーもいいけれど、一足伸ばして、さらに豊かな自然の中でカヌー体験をしてみるのもいいかも。デトロイトから車で約3時間北方のHoughton Lakeでは、カヌーをしながら様々な野生植物・動物に遭遇でき、森林浴効果も抜群。1-2時間のコースから半日、一日コースと様々ある。

カヌーの他にもチュービングやカヤッキングで川下りを楽しむこともできる。チュービングはグループでパーティー感覚で楽しみたい人にお勧め。ゆ~ったりした気分で自然を満喫したい方にはカヌーイングやカヤッキングがグー。

服装は水着または濡れても良いものでいく必要があるが、カヌーなどすべて貸出してくれる。初心者でも問題なし。Houghton Lakeの辺りには、下記のリスト以外にもたくさんカヌーができるところがある。White Birch Canoe Trips & Campgroundには緑豊かなキャンプ場もある。日帰りも可能だが、できれば泊りがけでゆっくり満喫したいもの。

http://www.whitebirchcanoe.com/
http://canoeatcampbells.com/
http://www.paddlebrave.com/webapp/p/6/rates.html

ミシガン育ちの多くの人は短い春から秋を満喫しようと自然の中に身を置く。ヨットやボートを所有している人も多く、湖や川沿いの家に船寄せの施設が備わっているのはごくありふれた光景である。

せっかくミシガンに住んでいるのだから水辺のアウトドアライフを楽しみたいものだが、フロリダ等の観光地と違って、ボート類のレンタルやツアーのビジネスサービスが少ないのが難。今月号では、メトロパークなどの公共の施設を中心に、手軽なカヌー/カヤックのレンタルサービスがある場所、そして用具無しで楽しむことが出来る自然観察やネイチャーセンターをいくつか紹介したい。

デトロイト近郊の公園でのカヌー乗り

身近な州のレクリエーションアリアの2つProud Lake と Island Lake、そしてウェインカウンティの公園Hines ParkにあるNewburgh Lake、以上の3ヶ所で HEAVNER CANOE& KAYAK RENAL運営のカヌーレンタルを利用することができる。
*営業期間や時間、料金はまちまちなので、下記Webサイトなどでご確認ください。
http://www.heavnercanoe.com/

前者2ヶ所(Proud Lake と Island Lake)はステイトパークの入場許可書が必要になる。(入り口で購入が可能。)どちらも何ヶ所かに設定された出発点から川を下る方式で、シャトルのサービスもある。仲間や家族と車2台で行き、シャトルを利用しない方法をとると格安になる。より長い距離や一泊のトリップのアレンジも可能 (要予約)。

Proud Lake は Milfordの南東(Wixomの北西)。約1時間の距離から6時間以上かかるコースまで6種の設定がある。

Island Lake はNew Hudsonの西、Kensington MetroparkのKent Lakeの西端がレンタルカヌーの拠点になっている。1時間から3時間程度の2つのコース。

Newburgh Lakeでは、小さい湖の畔で借りて、同じ所に返却。事前に依頼すれば川くだりも可能。Hines Park は Northville から Plymouth などの7市を経てDearborn Heightsまで続く細長い公園。住宅街を縫う緑のオアシスラインと言っても過言ではないほど木々が豊か。湖水の澱みは否めない。車道(Hines Drive)に沿って自転車レーンもありジョギングやサイクリングをする人にポピュラー。NewburghLakeはフリーウェイ I – 2 7 5 から1マイルほど東。

ここで、(日本の公園や湖でよく見る)手漕ぎボートとカヌーの違いを解説。一番大きな違いは前に進むのがカヌーで後ろに進むのがボート。そして、ボートは櫂(オール)が艇に固定されているのに対し、カヌーは櫂が固定されていない。ということで、カヌーイングで注意を要するのはオールを水に落とさないようにすること。そして1本のオールで左右に切り替えながら漕ぐのに慣れが要る。また、カヌーは細長く左右のバランスが不安定なので転覆にも要注意。進路の状況は確認し易い。初心者でも10分も漕げばコツをつかめる(と思う)が、流れの急な箇所で舵を取るには技術が要る。レンタル用の一般的なカヌーには4,5人乗ることができるが、中で移動するとバランスを崩し転覆しかねないので、動き回りたい時期のお子さん連れでの長いコースは避けた方が無難。

メトロパークで水や自然に親しむアクティビティ

メトロパークは Huron River と Clinton River に沿って、デトロイトを中心に半円状に点在する(現在13箇所)。住宅街近くにありながら緑と水の自然が豊かだ。住民の憩いやアクティビティの場を提供する目的とともに、自然保護も重要な使命。ネイチャーセンターを中心に、学習活動の場や観察ツアーなどを多種提供している。期間および時間や料金の詳細等は公式サイトwww.metroparks.comでお確かめの上、お出かけ下さい。

Delhi Metropark / Dexter-Huron Metropark / Hudson Mills Metropark

Delhi Metroparkは、レンタルカヌーでの川下りサービスの施設がある唯一のメトロパークで、上流のHudson Mills又はDexter-Huronまでカヌーと一緒に運んでくれる。Dexter-Huronからは3マイル。Hudson MillsからはDexter-Huronを経て約8マイルのカヌーイングになる。特に上流は水が澄み緑が深く、町から近いことが信じられないほど。

先日この8マイルのカヌーイングをしたので、詳細を加えて記させていただく。

湖でのカヌーはしたことがあったが、川下りコースは初めてなので短い3マイルコースをする予定で現地入りしたところ、その時間(月曜日の12時)は8マイルのスタート地点へのシャトルしかないと発覚。3マイルコースのシャトルは3時まで無いとのことで、覚悟を決めて8マイルに挑戦することに。曜日によって異なるので予約時に確認されたし。

スタッフから全員(この日は20名強)に、「目標になる橋は5つ。橋の下は右側を。Dexter-Huronに寄って休憩が可能」など口頭で簡単な説明を与えられた後、一足乗り込むと揺れるカヌーにスタッフの手を借りて乗り込み、腰をすえて、いざ出発。8マイルをする者が初心者であるはずは無いと思うからか、漕ぎ方の説明などは全く無い。

川の流れの速さはというと、漕がなくても早歩き程度の速さの場所もあるが、大半は漕がないとほとんど進まないくらいの穏やかさ。水量によって異なるのかもしれない。川面の輝きと緑の美しさに目を奪われつつも、自分たちがどれだけ進んだかが分からず気持ちは落ち着かない。目標となる1つ目の橋が見えるまでが長く、(結果的には全体の1/3ほどの)1時間かかった。数日前の嵐のせいなのか倒木がかなり多い。浅瀬や岩も要注意。川の流れに引きずれて倒木にはまったり、浅瀬に乗り上げて前にも後ろにも進めなくなたりしたが、手足やオールを駆使して危機脱出。川面が白く波立っている所は浅いので回避すべきだと学んだ。途中、岸辺に佇む鹿や七面鳥に遭遇した。

Dexter-Huronまで2時間程。我々の後から出発した家族連れには父親と娘の気合いの入った漕ぎで一気に追い越されたが、他の数艘は視野にも入らなかったので、まず平均並みか速めのスピードといったところか。Dexter-Huronで陸に上がって休憩できると言われていたが、うまく岸に寄せる技術もカヌーを岸に上げる力も無いと判断して素通り。ここまで来れば先が知れて気持ちに余裕が生まれたが、後半は木々の間に見える家も増え、最後のほうは自動車道と並走し、町の雑沓感が伝わってきた。

上陸しての休憩をしなかったので3時間10分でDelhi Metroparkに到着。終点の数百メートル手前に‘West Delhi, Canoe Take-out’の看板があり、誰もいないがここで自力で引き上げるべきなのかと迷い、幸い手元にあった電話番号に問い合わせた。もう少し先と確認でき、安心して先に進んだ。濡れては大変なので車に置こうかと迷った携帯電話が役立った。行き過ぎ、カヌーの破損にはペナルティーを科されるので要注意。終盤には腕が疲れたが、非力な(?)女性二人でも無理の無いコースで景色にも満喫。とはいえ、転覆したり倒木にはまり込んだら厳しかっただろう。濡れてもよい服装、いざという時に川底で踏ん張れる靴の着用をお薦め。ライフベストとベンチクッションは借りられる。

Indian Springs Metropark

ミシガン南東部の自然を学習するEnvironmentalDiscovery Center (環境学習センター) があり、実験室やエコシステムについての展示、学習プログラムが充実している。池を水中から観察するためのガラス張りのドームが数年前に完成したが、水の透明度が低く、魚や植物はあまり見えないのが残念。プレーリー(草原)が多い公園。

Kensington Metropark

Kent Lake を包括するパークで、湖畔沿いのトレイル(8マイル強)は林間、原っぱもあり景色が良い。湖の探索用に乗り合いの観覧船のほか、レンタルの足こぎボート、カヌー、カヤックなどあり、メトロパークの中で最も充実してる。ペッティングファーム、ネイチャーセンターもある。湿地のトレイルは野鳥観察に絶好。

Stony Creek Metropark

Stony Creek Lakeを包括するパークで、湖畔1周のトレイルは8.3マイル。Kensingtonと似た趣だが起伏が多い。その起伏を利用したメトロパークでは唯一のマウンテンバイク・トレイルが充実している。ボートやカヌーのレンタルサービス有り。

Lake Erie Metropark

Marshlands Museum and Nature CenterというMarsh(湿地帯・潟)にフォーカスした博物館がある。猛禽類(鷲など)の生物の剥製展示の他、水辺の狩の歴史に関する旧式ボートやデコイの展示があるのがユニーク。エリー湖を臨む波のプール (Wave Pool) が人気。ただし波のプールはそれ程大きくはなく、他のプールは無い。

Lake St. Clair Metropark (旧称Metro Beech)

セントクレア湖に面する公園で、ボートランチ(艀)設備もあるがレンタルは無い。自然センターは規模が小さいが、野鳥の剥製の展示が充実しており、様々なプログラムを企画している。湖に臨むウォータースライド付きプールやSquirt Zoneという水遊び場があり、夏の人気スポット。対岸に並ぶボート施設を備えた民家を眺めるのも一興。

遠出してHoughton Lakeへ

近場のパークでのカヌーもいいけれど、一足伸ばして、さらに豊かな自然の中でカヌー体験をしてみるのもいいかも。デトロイトから車で約3時間北方のHoughton Lakeでは、カヌーをしながら様々な野生植物・動物に遭遇でき、森林浴効果も抜群。1-2時間のコースから半日、一日コースと様々ある。

カヌーの他にもチュービングやカヤッキングで川下りを楽しむこともできる。チュービングはグループでパーティー感覚で楽しみたい人にお勧め。ゆ~ったりした気分で自然を満喫したい方にはカヌーイングやカヤッキングがグー。

服装は水着または濡れても良いものでいく必要があるが、カヌーなどすべて貸出してくれる。初心者でも問題なし。Houghton Lakeの辺りには、下記のリスト以外にもたくさんカヌーができるところがある。White Birch Canoe Trips & Campgroundには緑豊かなキャンプ場もある。日帰りも可能だが、できれば泊りがけでゆっくり満喫したいもの。

http://www.whitebirchcanoe.com/
http://canoeatcampbells.com/
http://www.paddlebrave.com/webapp/p/6/rates.html

 

フロリダのガーデン

フロリダのガーデン 1

同じ北米とはいえミシガンとは気候の異なるフロリダに行って、テーマパークや遊園地で過ごすだけではもったい! 昨年6月号では、マイアミ西方の湿地帯のサファリ“Billie  Swamp Safari”をフロリダ在住経験者の方が紹介してくれたが、今回は穏やかに南の自然を楽しむことができる施設を2カ所紹介したい。

DSC_5957Leu Gardens (Orland, Florida) 

オーランドのダウンタウンから車で10分強のところに、多種多彩な植物を鑑賞できるLeu Gardens (正式名称Harry P Leu Gardens) がある。Universal Orland付近から30分弱、
Disney Worldからは40分程。テーマパークの喧騒とは打って変わったのどかな庭園は小さな湖に面し、50エーカーの敷地はのんびりと散策するのに適している。疲れない広さで、オアシスのような存在である。

1497619-406032996194020-1862219346-n_54_990x660_201406012227モダンなウェルカムセンターを通って庭に進むと、Tropical Stream Gardenと名付けられた、小川を取り巻く木々がいかにもフロリダらしい南国ムードのある一画で、バナナや椰子の木を始め、トロピカルな木や草花の宝庫。全域がこの雰囲気かと思いきや、整然とした美しいローズガーデン、サボテン、バンブー(竹)のコレクションの一画もある。

このように多種多様な植物を有しているのは、かつての所有者ハリーP.ルー氏夫妻が、事業で成功した私財を投じて世界を巡り、‘植物のオアシス’を造りあげるために、種や苗を持ち帰った御蔭なのだそうだ。

DSC_5954そして、この庭園と邸宅は、.ルー氏によって1961年にオーランド市に寄贈され、多くのポランティアの協力によって維持されている。野菜の花壇やハーブ園など、小さいながらも大層手がかかるであろうと窺えるスペースもあり、Idia Gardensに至ってはパティオ風、ワイルドフラワー(野草)ガーデン、バードガーデン、シェイド・ガーデン、などなど、趣向を凝らしたミニガーデンもあり、多くの人が日々丹念に手入れをしていることが分かる。花壇のレイアウトの参考になりそう。庭いじりの好きな人にはたまらない場所といえる。

DSC_6021珍しい草花も多い。右の写真は、生け花でも重用されるBird of paradise。和名ゴクラクチョウカ(極楽鳥花)の名の通り、極楽鳥のくちばしや冠を連想させる不思議な形が人気の花。

中ほどに佇む邸宅は国の歴史的施設にも登録されており、博物館(Leu House Museum)として公開されている。見学はガイドツアー(30分程) のみ、予約が必要になる(無料:入場料に含まれている)。館内の家具や調度品、食器、そして展示されている服飾品などは、かつての住人のものではなく、各々の部屋に合ったアンティックを地元の人々が提供したということ。

庭園は、さっと回りきるだけであれば1時間でも可能な広さ。「あなたの興味次第で、1時間から数時間」とパンフレットに記載されている。湖畔で大木も多いので、暑い時期でも比較的過ごしやすい。

DSC_6020Harry P Leu Gardens 

住所 1920 N Forest Ave, Orlando, FL 32803

開園時間 9 a.m. – 5 p.m.(クリスマス以外、毎日)

入園料 大人:$10 子供(K-12才):$3 4才以下:無料

邸宅The Leu House Museum のツアーは10時から

30分おき、3:30が最終。7月は閉館。

季節ごとの開花の種類やイベントなどの詳細はホームページで。フロリダ州内の他のガーデンの案内も載っている。  www.leugardens.org

☆邸宅ツアーで一緒だった地元の女性いわく、「自然を観て、フロリダの良さを知ってもらえたら嬉しいわ」


Butterfly World - butterflyButterfly World (Coconut Creek, Florida ) 

マイアミから車で北に1時間弱、オーランドからは3時間程のところにある、蝶のパーク。

植物園や動物園に付随したバタフライ・ガーデンはさほど珍しくないが、このButterfly Worldはその名に相応しい広さと規模があり、全米1の施設と言われている。80種類を超すおびだたしい数の蝶が羽ばたく広大な温室の他、ハミングバードやインコの飼鳥園、’BugZoo’と名付けられた虫の飼育室、そして、貴重な蝶の標本展示エリアもある。

研究施設としての機能も持ち、その様子を垣間見ることもできる。

Butterfly World - field trips

Butterfly World - Tropical Rain Forest including waterfall熱帯雨林を再現した温室内は、草花や木々が植物園並みに充実。野外には小ぶりな湖があるほどの広大さで、吊り橋もあり、ちょっとした冒険気分に。さらに、ローズガーデン、ガーデンセンターでは色も形も様々な花たちが目を楽しませてくれる。

これら全てが、イリノイ州育ちの男性ひとりの

‘蝶への情熱’からスタートしたというから驚く。

「パラダイスのよう」と例え、称賛する訪問者、リピーターも多い。足を伸ばす価値あり!

エバーグレイズ野生動物保護区に近いので、合わせて自然を満喫するのも一案。

Butterfly World - Lorikeets in fountainButterfly World  

【住所】 3600 W. Sample Road,  Coconut Creek, FL 33073

開園時間 月~土9am-5pm; 日曜11am-5pm

*イースター、サンクスギビング、クリスマスを除き、   毎日オープン。

入場料:大人$26.95 子ども (3-11才) $21.95

【ホームページ】butterflyworld.com

Michigan Beer Company – Novi, MI

Michigan Beer Company - Novi, MI 5

DSCN5719進化する地元ビールの楽しみ方

文&写真 by ヤマトノオロチ

数多くあるミシガン州のブリューワリー。でも、いざ行ってみて注文して、となるとさすがに躊躇する人も多いことだろう。ブリューワリーにはたいてい10種類以上がラインナップされているし、”Flight”と呼ばれるサンプラーも6種類セットを頼むと、なんだか味も名前もわからなくなってきそう、ということもあるかもしれない。ましてや、グラスの大きさやプライス、支払い、チップは、考えると厄介かもしれない産業が発展しているからか、300もがひしめくので競争が激しくなったのかはさておき、あれこれ悩むことなくミシガンのブリューワリーを自宅で楽しめるおもしろいものを発見した。その名も”Kiosk”。カリフォルニアなどの西海岸の州では既に数年前から見られるが、ミシガンでも流行の兆しか。

DSCN5750食料品スーパーの中にサーバーが設置されていて、その上のスクリーンにラインアップが表示されている。イメージ的にはファーストフード店のドリンクのサーバーのような機械、と思ってもらえると近い。ミシガン南東部では、Clinton Twp.などに数店を展開するVince & Joe’sで導入されている。

一般的なスーパーにもシーズナルの缶入りまたは瓶入りのビールも売られているが、やはりタップから注いだものがいい、と言う人も多い。購入の要領は、Glower(1/2ガロン=64oz) Crowler(32oz)、そしてグラス(16oz)でもリストのビールを購入することができる。

事前に容器を購入しなければならないが、買い物がてらでできる気軽さがいい。

DSCN5749それでもブリューワリーは敷居が高いが、缶や瓶にはない味を楽しみたい、と言う人には「ブリューハウス」をおすすめしよう。スポーツバー・レストラン形式だが、ミシガンのクラフト・ビール30種類を提供するところがある。ノバイのメインストリートにあるMichigan Beer Company。”Restaurant & Beer garden”の名のとおり、ブース主体のフロアーから、屋内だがビアガーデンのような雰囲気の吹き抜けの高い天井が開放感満点のフロアー。バイソンの肉を始めエビもミシガン産、その他の食材もミシガン産というのはオーナーのこだわり。

DSCN5733もちろんGrowlerやCrowlerにKioskと同様、クラフトビールを入れてもらい、購入できる。通常そのブリューワリーごとの容器を購入しほかのところのは使わない、というのが流儀だが、サーバー嬢によるとここでは可能。

Michigan Beer Company

42875 Grand River Ave., Novi, MI

www.mibeerco.com

Kioskもブリューハウスもスーパーの6本入りよりも高め。$13から$22ぐらいと、ばらつきがある。それはちょっと、という人は「Make up your own」、スーパーなどでいろんなビールを6本好きに組み合わせて$9.99、でミシガンビールを味わうことはいかがかな。

Maple Route ~ From Michigan To Canadaメープル街道 紅葉の旅 ~ミシガンから車や汽車で

<!--:en-->Maple Route ~ From Michigan To Canada<!--:--><!--:ja-->メープル街道 紅葉の旅 ~ミシガンから車や汽車で<!--:--> 7

 日本からのツアーも組まれている人気のルート

  ナイアガラからトロント、キングストン、オタワ、そしてセントローレンス川をさかのぼりモントリオール、ケベックシティへ。この、カナダのオンタリオ州からケベック州にかけて続くラインはメープル街道と称され、紅葉の季節は特に景観が美しく、観光スポットとして人気が高い。ドイルのロマンティック街道同様、日本人がつけた呼び名と言われ、現地ではヘリテージハイウェイ(歴史遺産の道)と呼ばれており、フランスとイギリスによる入植と開拓の足跡が残されたルートで、歴史散策として楽しむこともできる。特定の道路を指定しているものではない。

 冬の雪景色やスノースポーツ、初夏の新緑、真夏の避暑、と、四季折々の魅力があるが、今回は秋に向けて、紅葉で名高い所と合わせて訪れたい見所の多い観光地を紹介したい。観光ブック等には、紅葉は9月下旬から10月上旬がベストシーズンと記されているが、観光案内所の職員の話では、近年は時期が遅いということだ。

オタワ

 オタワはフランス語圏とイギリス語圏の栄えに位置し、1857年にイギリスのビクトリア女王がカナダの首都と定めた都市。世界有数の美しい首都圏と言われている。代表観光スポットは何と言っても国会議事堂、そして、その一帯‘パーラメントヒル’と呼ばれる周辺。世界遺産に登録されているリドー運河の基点もそのすぐ横にある。丘の上から一望するオタワ川や対岸の広々とした景色はどの季節も美しいが、紅葉の時期はまさに絶景。国会議事堂内のガイドツアーは整理チケットを発行している時期もあるので、ぜひとも見学したい人は充分時間をとって予定を組むことをお薦めする。ネオゴシック様式の建物の外観だけでも見応えがある。

 リドー運河の東の一画にあるバイワードマーケット(Byward Market)は、野外と場内に花や野菜、工芸品、雑貨など様々な店が並び、人気の観光スポットにもなっている。日本語の掲示をつけている店も少なくなく、日本人ツアー客が多く訪れることが窺われる。逆に言えば、日本人好みの場所だと言えそうだ。秋の収穫期には果物やパンプキンが彩り豊かに並び、目にも楽しい。

 ミシガンとオンタリオの国境から車で10時間ほど。早朝に発てば、夕方には着ける距離だ。オタワの観光要所は集中していて市内バス路線が充実しているので、運転から解放されたい人やチャレンジ好きな人はトロント/オタワ間をバス(グレイハウンド)や鉄道(VIA)で移動するのも一案。オタワ郊外の紅葉も定評がある。

ロレンシャン高原/モン・トレンブラント

  日本やアジアからの紅葉ツアーのハイライトになっているのがこの一帯。観光の中心地となっているモン・トレンブラントはスキーリゾートとしても有名で、ゴンドラで一気に上ることができる山の上からの大パノラマは雄大。ゲレンデの裾に並ぶロッジやお店はヨーロピアン・スキーリゾートを模して作ってあり、この雰囲気も観光客を惹き付けている要因。とはいえ、モン・トレンブラント自体は高い山ではなく、遥かかなたまで見渡せるほど、周囲にも高い山はなく、どちらかと言えば平たい地形。広々としたスケールや周辺の豊かな自然を楽しむ場所と認識していくのが正解と言えそうだ。スキーゲレンデを利用したゴーカート下りのアクティビティーは大人にも人気。旧市街や湖など散策場所が多く、オタワからの道のりも紅葉が美しい。ちなみに、昨年の紅葉は9月末に山頂付近が色づき10月10日前後に麓でピークを迎えた。

 モン・トレンブラントへは、モントリオールからの日帰りバスツアーもある。ドライブして行く場合は、ここケベック州の公用語はフランス語で、道路標識もフランス語なのでご留意を。経験上、モントリオール市内やモン・トレンブラントの観光施設やレストランでは大方英語が通じるようだ。

キングストン/サウザンドアイランズ

   オンタリオ湖から流れ出すセントローレンス川の始点に位置し、古くから軍事、水上交通の要所として栄えてきた。最初の首都が置かれた土地で、別名ライムストーン・シティと呼ばれ、市の中心地区には乳白色や薄いグレーの石灰石の風格のある建物が並ぶ。秋には色づいた木々が街並みに鮮やかなアクセントを加える。ドーム型の屋根が特徴の市庁舎は、かつて連合カナダの国会議事堂として建てられたものだけあり威風堂々としていて気品も感じられる。

 キングストンからセントローレンス川を下った流域一帯には1000以上の大小の島々が点在する「サウザンド・アイランズ」国立公園がある。川岸や島の木々の色が水面に反射するので紅葉が格別美しく目に映る。これらの島々を巡るクルーズは観光アトラクションとして人気が高い。川沿いのドライブウェーからでもそれなりに堪能できる。小島に建てられた家も一興。日本からのツアーではキングストンが組み込まれることは少なく、立ち寄っても長いはしない所だが、のんびり滞在して歴史や自然に親しみたい一帯だ。

☆ ☆ ☆

 日程に余裕のある方は、北米唯一の城塞都市でありユネスコ世界遺産に登録され、フランス文化の影響が色濃く残るケベックシティーまで足を伸ばすのも一案。追記しておくと、今回紹介した3箇所は、地理条件が異なるため、紅葉時期もずれることをご承知ください。

参照: オンタリオ州観光局公式サイト(日本語)www.ontariotravel.jp
ウィキペディアjapan~「メープル街道」

 

 日本からのツアーも組まれている人気のルート

  ナイアガラからトロント、キングストン、オタワ、そしてセントローレンス川をさかのぼりモントリオール、ケベックシティへ。この、カナダのオンタリオ州からケベック州にかけて続くラインはメープル街道と称され、紅葉の季節は特に景観が美しく、観光スポットとして人気が高い。ドイルのロマンティック街道同様、日本人がつけた呼び名と言われ、現地ではヘリテージハイウェイ(歴史遺産の道)と呼ばれており、フランスとイギリスによる入植と開拓の足跡が残されたルートで、歴史散策として楽しむこともできる。特定の道路を指定しているものではない。

 冬の雪景色やスノースポーツ、初夏の新緑、真夏の避暑、と、四季折々の魅力があるが、今回は秋に向けて、紅葉で名高い所と合わせて訪れたい見所の多い観光地を紹介したい。観光ブック等には、紅葉は9月下旬から10月上旬がベストシーズンと記されているが、観光案内所の職員の話では、近年は時期が遅いということだ。

オタワ

 オタワはフランス語圏とイギリス語圏の栄えに位置し、1857年にイギリスのビクトリア女王がカナダの首都と定めた都市。世界有数の美しい首都圏と言われている。代表観光スポットは何と言っても国会議事堂、そして、その一帯‘パーラメントヒル’と呼ばれる周辺。世界遺産に登録されているリドー運河の基点もそのすぐ横にある。丘の上から一望するオタワ川や対岸の広々とした景色はどの季節も美しいが、紅葉の時期はまさに絶景。国会議事堂内のガイドツアーは整理チケットを発行している時期もあるので、ぜひとも見学したい人は充分時間をとって予定を組むことをお薦めする。ネオゴシック様式の建物の外観だけでも見応えがある。

 リドー運河の東の一画にあるバイワードマーケット(Byward Market)は、野外と場内に花や野菜、工芸品、雑貨など様々な店が並び、人気の観光スポットにもなっている。日本語の掲示をつけている店も少なくなく、日本人ツアー客が多く訪れることが窺われる。逆に言えば、日本人好みの場所だと言えそうだ。秋の収穫期には果物やパンプキンが彩り豊かに並び、目にも楽しい。

 ミシガンとオンタリオの国境から車で10時間ほど。早朝に発てば、夕方には着ける距離だ。オタワの観光要所は集中していて市内バス路線が充実しているので、運転から解放されたい人やチャレンジ好きな人はトロント/オタワ間をバス(グレイハウンド)や鉄道(VIA)で移動するのも一案。オタワ郊外の紅葉も定評がある。

ロレンシャン高原/モン・トレンブラント

  日本やアジアからの紅葉ツアーのハイライトになっているのがこの一帯。観光の中心地となっているモン・トレンブラントはスキーリゾートとしても有名で、ゴンドラで一気に上ることができる山の上からの大パノラマは雄大。ゲレンデの裾に並ぶロッジやお店はヨーロピアン・スキーリゾートを模して作ってあり、この雰囲気も観光客を惹き付けている要因。とはいえ、モン・トレンブラント自体は高い山ではなく、遥かかなたまで見渡せるほど、周囲にも高い山はなく、どちらかと言えば平たい地形。広々としたスケールや周辺の豊かな自然を楽しむ場所と認識していくのが正解と言えそうだ。スキーゲレンデを利用したゴーカート下りのアクティビティーは大人にも人気。旧市街や湖など散策場所が多く、オタワからの道のりも紅葉が美しい。ちなみに、昨年の紅葉は9月末に山頂付近が色づき10月10日前後に麓でピークを迎えた。

 モン・トレンブラントへは、モントリオールからの日帰りバスツアーもある。ドライブして行く場合は、ここケベック州の公用語はフランス語で、道路標識もフランス語なのでご留意を。経験上、モントリオール市内やモン・トレンブラントの観光施設やレストランでは大方英語が通じるようだ。

キングストン/サウザンドアイランズ

   オンタリオ湖から流れ出すセントローレンス川の始点に位置し、古くから軍事、水上交通の要所として栄えてきた。最初の首都が置かれた土地で、別名ライムストーン・シティと呼ばれ、市の中心地区には乳白色や薄いグレーの石灰石の風格のある建物が並ぶ。秋には色づいた木々が街並みに鮮やかなアクセントを加える。ドーム型の屋根が特徴の市庁舎は、かつて連合カナダの国会議事堂として建てられたものだけあり威風堂々としていて気品も感じられる。

 キングストンからセントローレンス川を下った流域一帯には1000以上の大小の島々が点在する「サウザンド・アイランズ」国立公園がある。川岸や島の木々の色が水面に反射するので紅葉が格別美しく目に映る。これらの島々を巡るクルーズは観光アトラクションとして人気が高い。川沿いのドライブウェーからでもそれなりに堪能できる。小島に建てられた家も一興。日本からのツアーではキングストンが組み込まれることは少なく、立ち寄っても長いはしない所だが、のんびり滞在して歴史や自然に親しみたい一帯だ。

☆ ☆ ☆

 日程に余裕のある方は、北米唯一の城塞都市でありユネスコ世界遺産に登録され、フランス文化の影響が色濃く残るケベックシティーまで足を伸ばすのも一案。追記しておくと、今回紹介した3箇所は、地理条件が異なるため、紅葉時期もずれることをご承知ください。

参照: オンタリオ州観光局公式サイト(日本語)www.ontariotravel.jp
ウィキペディアjapan~「メープル街道」

ポートランド 周辺のアクティビティーや旅行

ポートランド 周辺のアクティビティーや旅行 1

SONY DSC前回(6月号)ではポートランド市街の自然の多さを紹介したが、ちょっとドライブすれば、オレゴンの多様性豊かな大自然を楽しむことができる。滝やハイキングコースも多数ある渓谷や丘陵へは小1時間、海(太平洋)まで車で2時間半ほど、ロッククライミングやスキーができる山(Mt.Hood)へ3時間程。ハンググライダーやパラセールの拠点も多い。

話は逸れるが、それ故であろう、街中や郊外で、スポーツグッズ、アウトドア用品の専門店を街中や郊外で数多く見かける。ちなみに、NIKEの世界本社が同市、そしてコロンビア・スポーツウエア、ADIDAS(本拠地ドイツ)のアメリカ本社がポートランド周辺にある。

さらに、観光地として人気絶大な(全米1の観光先に選ばれたこともある)シアトルへ車で3時間強。アクティビティーや小旅行先が身近なことは住人にとっても観光客にとっても大きな魅力である。

但し、ポートランド⇔シアトルはバスや鉄道の路線が充実しているが、他の所へは公共交通機関での移動はできない。レンタカーか現地ツアーを利用することになる。

DSC_0383マウント・フッド & コロンビア川渓谷

ハイキング、釣り、スキーなど、誰もが楽しめるアウトドアと自然が沢山ある。

カナディアンロッキーを源とするコロンビア川沿いには滝が点在。全長189mMultnomah Fallsは滝の上まで登れる遊歩道がある。(左上の写真)

コロンビア川とマウント・フッドの間は果樹園が多く、のどかな景色を眺めながらのフルーツピッキングも人気。

DSC_0581オレゴンコースト

584km続くほぼ手つかずの海岸線。観光ポイントとして有名なのは、遠浅の浜に巨大な一枚岩がそそり立つキャノン・ビーチ、トドの生息地「Sea lion Cave」、北端の古い港町Victoriaなど。お洒落なリゾート街やポピュラーな海水浴地域もある。

下の写真は高さ約70mで、世界で3番目に高いという一枚岩「ヘイスタック・ロック」。キャノン・ビーチ(Cannon Beach)は全米の‘ロマンティックな海辺の旅行先10カ所”(10 most romantic coastal destinations)に選ばれたこともある。海に沈む夕日の絶景地としても知られる。

IMG_3413ウィラメット・バレー

ウィラメット渓谷にあるアメリカ葡萄栽培地域(American Viticultural Area, AVA)で、オレゴン州のワイナリーの大半がこの地域にある。ピノノワールの世界的名産地に数えられており、特に近年は注目を集めている。

オレゴン州のワイン生産者は、特徴を打ち出すためにも、高品質なワインの小規模生産に重点的に取り組んでいるという。そこでしか入手できないワインを置くワイナリーもある一方、ワインテイストを提供していないところも多い。

IMG_1307ホットスプリング・スパ露天温泉

オレゴン州には各地に温泉があるが日本の温泉とは段違い。高級スパ&リゾートホテルもあり、森の中の露天風呂もある。

ポートランドから車で1時間半ほど南東にはBagby Hot Springsという無料温泉施設があり、ハイキングトレイルを20~30分歩かねばならないが、知る人ぞ知る人気スポット。自然に流れている温水を溜める樽の露天浴槽や丸太を切り抜いたものが簡素な屋根の下にある。自分でお湯を汲み足さなくてはいけない時もあるそうだが、自然に囲まれてお湯につかる爽快さは格別。

片や、マウント・フッドより南東の砂漠地にあるKah-Nee-Ta Resort & Spaはゴルフ場もあるリゾートホテルで、温泉というより温水プールだが家族連れにも人気があるとのこと。

DSC_4878クレーター・レイク国立公園

ポートランドから250マイル程南になるが、オレゴン州で唯一の国立公園であり国内で一番深い湖(世界では7番目)のあるクレーター・レイク国立公園(Crater Lake National Park)は、その抜けるような青さが有名。火山噴火によって高地にできたこのカルデラには入り込む川も無ければ流れ出る川も無く、願い年月を経て湖が形成された。紺碧の青さは、水がクリアであることと深さの所以。

 

ミシガン州のビール産業とブリューワリミシガン州のビール産業とブリューワリ

<!--:en-->ミシガン州のビール産業とブリューワリ<!--:--><!--:ja-->ミシガン州のビール産業とブリューワリ<!--:--> 4

by ヤマトノオロチ

夏本番に入るミシガンでは、気温が華氏90度(摂氏32度強)になり、乾いた空気のもと暑い日差しが降り注いだ一日の終りにはビールがいいと思う人も多いでしょう。あまり知られてはいませんが、ミシガン州とビールには思わぬ縁があったのです。

 日本のマイクロ ブリューワリの起こり

  日本では1990年代に経済政策の一環として規制緩和が進みました。1994年(平成4年)に「酒税法」が改正され、各地で地ビールが誕生しました。一年間の最低製造量が60KLの製造会社や醸造場を一般的に指します。この日本で言う「地ビール」とはアメリカでは「クラフト ビール」(craft beer)、「マイクロ ブリューワリ」(micro brewery)と呼んでいます。

意外なミシガンとビールの歴史

  アメリカの1900年代半ばの禁酒法についてを知る人は多いと思います。密造酒、密輸、それを操るマフィア、アル・カポネなどはよく映画や小説にも描かれました。禁酒法(合衆国憲法修正法第18条)を破棄する「同憲法修正法21条」を、1933年12月真っ先に可決したのがミシガン州でした。

  ミシガン州に長く在住している人は良くご存知だと思いますが、ミシガン州には全米規模のビール会社がかつてありました。デトロイト出身の名門の一家、Stroh家がその興亡を見つめています。現在「Stroh」のブランドネームはビール業界にはなく、1999年に「Pabst Brewing Company」と「Miller Brewing Company」に事業を譲り渡すことで149年間のビール事業の歴史の幕を下ろしましたが、アイスクリームでその名を見かけることがあります。ビール会社として1970年代に全米8位まで上りつめたこのデトロイトの一族の興亡は、今年7月21日号の「Forbes」に「アメリカの名門一家」として紹介されています。

ミシガンはマイクロ ブリュワリが盛ん

  ミシガン州は「マイクロ・ブリューワリ」の多さでは現在全米で五本の指に入る盛んな州です。ミシガン州によると現在140余のマイクロ・ブリューワリが免許を取得しています。驚くことに、失業率が改善されていなかった2012年でも、マイクロ・ブリューワリの成長は盛んだったということです。

そもそも「ブリューワリ」と「マイクロ ブリューワリ」との違いは何でしょうか。「ブリューワリ」はビールの年間製造量を無制限に行え、「卸売り業者」(Whole sale)に対して販売はできますが「小売業者」(retailers)にはできません。「小売業者」とはいわゆる消費者の私達が直接お店に行って商品を買うことができるところ、と考えていいでしょう。そして、「マイクロ・ブリューワリ」の免許を持っているかいないかで、製造場所でのビールの販売ができるかどうかが決められています。

「マイクロ ブリューワリ」は年間3万バレル(約357.7万L)しかビールを製造できず、こちらも小売業者には直接販売できず、卸売業者を通してのみの販売となります。

自宅でのビール作り用の道具を扱う

   これらとは別に「ブリュー パブ」という言葉を耳にした人もいるかもしれません。これが私達が一般的にレストランが独自のビールを造醸しているところ、と考えることができるところでしょう。詳しく言うと、年間に5000バレル(約59.6万L)のビールを製造できますが、レストランでのアルコール以外の収益が25%以上でなければいけない、ということになっています。私たちになじみが深いのは「ブリュー パブ」です。

 1993年にミシガン州には4つのブリューワリしかありませんでした。「マイクロ ブリューワリ」と「ブリュー パブ」の数は現在は140以上にもなったことは前述の通りです。そして、今年の3月にシュナイダー州知事はさらに規制を緩和することを認める州法に署名し、マイクロ ブリューワリ産業は躍進していく見通しです。現在の経済効果は年間$133万ドル、総賃金は$23万ドルとされています。知事が言うように消費者の選択の幅は広がると同時に、雇用の創出とツアーリズムの増加につながり、ミシガン州の経済に与える影響は大きいといえます。

  このように、ミシガン州はビールとユニークな関係にあります。夏を問わず、州内のブリューワリ、ブリューパブやさまざまなビールについての話題を数回にわたってお伝えしていく予定です。

by ヤマトノオロチ

夏本番に入るミシガンでは、気温が華氏90度(摂氏32度強)になり、乾いた空気のもと暑い日差しが降り注いだ一日の終りにはビールがいいと思う人も多いでしょう。あまり知られてはいませんが、ミシガン州とビールには思わぬ縁があったのです。

 日本のマイクロ ブリューワリの起こり

  日本では1990年代に経済政策の一環として規制緩和が進みました。1994年(平成4年)に「酒税法」が改正され、各地で地ビールが誕生しました。一年間の最低製造量が60KLの製造会社や醸造場を一般的に指します。この日本で言う「地ビール」とはアメリカでは「クラフト ビール」(craft beer)、「マイクロ ブリューワリ」(micro brewery)と呼んでいます。

意外なミシガンとビールの歴史

  アメリカの1900年代半ばの禁酒法についてを知る人は多いと思います。密造酒、密輸、それを操るマフィア、アル・カポネなどはよく映画や小説にも描かれました。禁酒法(合衆国憲法修正法第18条)を破棄する「同憲法修正法21条」を、1933年12月真っ先に可決したのがミシガン州でした。

  ミシガン州に長く在住している人は良くご存知だと思いますが、ミシガン州には全米規模のビール会社がかつてありました。デトロイト出身の名門の一家、Stroh家がその興亡を見つめています。現在「Stroh」のブランドネームはビール業界にはなく、1999年に「Pabst Brewing Company」と「Miller Brewing Company」に事業を譲り渡すことで149年間のビール事業の歴史の幕を下ろしましたが、アイスクリームでその名を見かけることがあります。ビール会社として1970年代に全米8位まで上りつめたこのデトロイトの一族の興亡は、今年7月21日号の「Forbes」に「アメリカの名門一家」として紹介されています。

ミシガンはマイクロ ブリュワリが盛ん

  ミシガン州は「マイクロ・ブリューワリ」の多さでは現在全米で五本の指に入る盛んな州です。ミシガン州によると現在140余のマイクロ・ブリューワリが免許を取得しています。驚くことに、失業率が改善されていなかった2012年でも、マイクロ・ブリューワリの成長は盛んだったということです。

そもそも「ブリューワリ」と「マイクロ ブリューワリ」との違いは何でしょうか。「ブリューワリ」はビールの年間製造量を無制限に行え、「卸売り業者」(Whole sale)に対して販売はできますが「小売業者」(retailers)にはできません。「小売業者」とはいわゆる消費者の私達が直接お店に行って商品を買うことができるところ、と考えていいでしょう。そして、「マイクロ・ブリューワリ」の免許を持っているかいないかで、製造場所でのビールの販売ができるかどうかが決められています。

「マイクロ ブリューワリ」は年間3万バレル(約357.7万L)しかビールを製造できず、こちらも小売業者には直接販売できず、卸売業者を通してのみの販売となります。

自宅でのビール作り用の道具を扱う

   これらとは別に「ブリュー パブ」という言葉を耳にした人もいるかもしれません。これが私達が一般的にレストランが独自のビールを造醸しているところ、と考えることができるところでしょう。詳しく言うと、年間に5000バレル(約59.6万L)のビールを製造できますが、レストランでのアルコール以外の収益が25%以上でなければいけない、ということになっています。私たちになじみが深いのは「ブリュー パブ」です。

 1993年にミシガン州には4つのブリューワリしかありませんでした。「マイクロ ブリューワリ」と「ブリュー パブ」の数は現在は140以上にもなったことは前述の通りです。そして、今年の3月にシュナイダー州知事はさらに規制を緩和することを認める州法に署名し、マイクロ ブリューワリ産業は躍進していく見通しです。現在の経済効果は年間$133万ドル、総賃金は$23万ドルとされています。知事が言うように消費者の選択の幅は広がると同時に、雇用の創出とツアーリズムの増加につながり、ミシガン州の経済に与える影響は大きいといえます。

  このように、ミシガン州はビールとユニークな関係にあります。夏を問わず、州内のブリューワリ、ブリューパブやさまざまなビールについての話題を数回にわたってお伝えしていく予定です。

Michigan Apple Cider MillsMichigan Apple Cider Mills: 昔ながらのミルで絞る旬のアップルサイダー

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<!--:en-->Michigan Apple Cider Mills<!--:--><!--:ja-->Michigan Apple Cider Mills: 昔ながらのミルで絞る旬のアップルサイダー<!--:--> 5

~ 紅葉も楽しみながら現地調達したい ~

ミシガンは言わずと知れたリンゴ王国。ミシガン州内3万7千エーカーの土地に2千万本以上というピンとこない 程のリンゴの木があるそうだ。訪問可能なサイダーミルが100以上あり、デトロイト近郊にも数多くおり、中には ヒストリカルな果樹園やサイダーミル(リンゴの絞り機)が数カ所ある。今回は、その中から住宅街に比較的近い 4カ所を紹介。タイムトリップしたような空間や、昔ながらの手法で絞ったアップルサイダーは心も体も和ませてく れる。リンゴ狩りには少々遅いが、紅葉を楽しみながら訪れてはいかが?

Dexter Cider Mill (3685 Central St., Dexter, MI) 

アナーバーの西側にある、稼働し続けてきたミル としてミシガン州内最古のサイダーミル。1866年 に開業し、今も百年を超すという年代物の木製絞 り機(Rack Press)を使って、地元で収穫されたリンゴ から新鮮なサイダーを提供している。雑誌“Hour Detroit”でグレーターデトロイトメトロポリタン地区 の‘101 places to visit’の1つに挙げられた。自家製 apple nut breadが人気。週末のみアップルパイな ど他のベイク品も登場する。リンゴ狩りは無い。8 月下旬から11月中旬までオープン。(月・火曜は 休業。)ここから南東、アナーバー方面への川沿 いの道路Huron River Driveの紅葉が例年見事。

Franklin Cider Mill (7450 Franklin Rd, Bloomfield Hills, MI) 

1837年に製粉所として設けられ、1895年から リンゴの押し絞りに転向した。現在は100%オー ガニックなリンゴを手で収穫したこだわりの原料 のみ使用。21種類のリンゴのブレンドによる味 に定評がある。シュガーフリー(砂糖の添加無し) のアップルパイを売っている。交通量が多いハイ ウェイTelegraphから西へ1マイル、そしてオフィス ビルやショッピングセンターの近く(14 Mile Rdと Franklin Rdの角)にありながら、この周辺は静け さと田舎っぽさが残る。木々の自然も豊か。レイ バーデイ週末からサンクスギビング後の日曜ま でオープン。

Yates Cider Mill (1990 E Avon Road, Rochester Hills, MI) 

1863年から水力で稼働してきたローチェスター ヒルズにあるミル。元は製粉のミルで、1876年 にアップルサイダー圧縮絞り機を導入した。1時 間に300ガロン作り出すパワーを持つ。Michign Historical Siteに登録されている。旅行マガジン “Forbes Traveler” で、全米のベストサイダーミル の1つに選ばれたことがある。Clinton River沿い に建ち、今も水車が回る古いレンガ造りのミルの 佇まいは絵になる。裏手の川岸でサイダーとドー ナツを楽しむ人や、川沿いの遊歩道を歩く人でに ぎわう。9月から11月までオープン。

Blake Farms (17985 Armada Center Rd, Armada, MI)

1946年にオープンし、今ではU-pickとしてポ ピュラーな“pick-your-own(リンゴ狩り)”のサ ービスをミシガンで最初に始めた果樹園。所 在地Armadaはデトロイトの北方で、U-pickや ドーナツなどのベーカリー購入に訪れる人も 多いが、ヘイライド(藁積の荷車乗り)や木造り のHaunted Barn(お化け小屋)などカントリー 気分を味わえるアトラクション目当ての家族 連れも多い。ちょっとしたデーマパークだ。周 辺の秋色のファームランド風景が牧歌的。

他のリンゴ園やサイダーミルの情報
http://www.michiganappletours.com/ 地区別に リンゴ園を巡るモデルコースが 掲載されている。 http://www.michigan.org/farms-mills/ 州の公式トラベルガイドのリンク。各所、 公平に紹介している。

*アップルサイダー 豆知識*

「サイダー」と言っても炭酸が加えられているわけではなく、リンゴの絞り汁。冷蔵庫で1週 間以上保存がきくそうだ。2,3日すると、それこそ炭酸のように小さな泡がでてくるが、問題 ないとのこと。プラスティック容器ごと冷凍して、後から楽しむことも可能。その際は膨張に よる破裂対策として、コップ半杯ほど減らすと良い。同じ農園のものでも時期によってリン ゴの種類が変わるので、味や色が一定ではないこともあるが、それも旬物の楽しさだ。

~ 紅葉も楽しみながら現地調達したい ~

ミシガンは言わずと知れたリンゴ王国。ミシガン州内3万7千エーカーの土地に2千万本以上というピンとこない 程のリンゴの木があるそうだ。訪問可能なサイダーミルが100以上あり、デトロイト近郊にも数多くおり、中には ヒストリカルな果樹園やサイダーミル(リンゴの絞り機)が数カ所ある。今回は、その中から住宅街に比較的近い 4カ所を紹介。タイムトリップしたような空間や、昔ながらの手法で絞ったアップルサイダーは心も体も和ませてく れる。リンゴ狩りには少々遅いが、紅葉を楽しみながら訪れてはいかが?

Dexter Cider Mill (3685 Central St., Dexter, MI) 

アナーバーの西側にある、稼働し続けてきたミル としてミシガン州内最古のサイダーミル。1866年 に開業し、今も百年を超すという年代物の木製絞 り機(Rack Press)を使って、地元で収穫されたリンゴ から新鮮なサイダーを提供している。雑誌“Hour Detroit”でグレーターデトロイトメトロポリタン地区 の‘101 places to visit’の1つに挙げられた。自家製 apple nut breadが人気。週末のみアップルパイな ど他のベイク品も登場する。リンゴ狩りは無い。8 月下旬から11月中旬までオープン。(月・火曜は 休業。)ここから南東、アナーバー方面への川沿 いの道路Huron River Driveの紅葉が例年見事。

Franklin Cider Mill (7450 Franklin Rd, Bloomfield Hills, MI) 

1837年に製粉所として設けられ、1895年から リンゴの押し絞りに転向した。現在は100%オー ガニックなリンゴを手で収穫したこだわりの原料 のみ使用。21種類のリンゴのブレンドによる味 に定評がある。シュガーフリー(砂糖の添加無し) のアップルパイを売っている。交通量が多いハイ ウェイTelegraphから西へ1マイル、そしてオフィス ビルやショッピングセンターの近く(14 Mile Rdと Franklin Rdの角)にありながら、この周辺は静け さと田舎っぽさが残る。木々の自然も豊か。レイ バーデイ週末からサンクスギビング後の日曜ま でオープン。

Yates Cider Mill (1990 E Avon Road, Rochester Hills, MI) 

1863年から水力で稼働してきたローチェスター ヒルズにあるミル。元は製粉のミルで、1876年 にアップルサイダー圧縮絞り機を導入した。1時 間に300ガロン作り出すパワーを持つ。Michign Historical Siteに登録されている。旅行マガジン “Forbes Traveler” で、全米のベストサイダーミル の1つに選ばれたことがある。Clinton River沿い に建ち、今も水車が回る古いレンガ造りのミルの 佇まいは絵になる。裏手の川岸でサイダーとドー ナツを楽しむ人や、川沿いの遊歩道を歩く人でに ぎわう。9月から11月までオープン。

Blake Farms (17985 Armada Center Rd, Armada, MI)

1946年にオープンし、今ではU-pickとしてポ ピュラーな“pick-your-own(リンゴ狩り)”のサ ービスをミシガンで最初に始めた果樹園。所 在地Armadaはデトロイトの北方で、U-pickや ドーナツなどのベーカリー購入に訪れる人も 多いが、ヘイライド(藁積の荷車乗り)や木造り のHaunted Barn(お化け小屋)などカントリー 気分を味わえるアトラクション目当ての家族 連れも多い。ちょっとしたデーマパークだ。周 辺の秋色のファームランド風景が牧歌的。

他のリンゴ園やサイダーミルの情報
http://www.michiganappletours.com/ 地区別に リンゴ園を巡るモデルコースが 掲載されている。 http://www.michigan.org/farms-mills/ 州の公式トラベルガイドのリンク。各所、 公平に紹介している。

*アップルサイダー 豆知識*

「サイダー」と言っても炭酸が加えられているわけではなく、リンゴの絞り汁。冷蔵庫で1週 間以上保存がきくそうだ。2,3日すると、それこそ炭酸のように小さな泡がでてくるが、問題 ないとのこと。プラスティック容器ごと冷凍して、後から楽しむことも可能。その際は膨張に よる破裂対策として、コップ半杯ほど減らすと良い。同じ農園のものでも時期によってリン ゴの種類が変わるので、味や色が一定ではないこともあるが、それも旬物の楽しさだ。

緑の学園クランブルックと庭園 National Historical Landmark 歴史文化財

<!--:en-->緑の学園クランブルックと庭園 National Historical Landmark 歴史文化財<!--:--><!--:ja-->緑の学園クランブルックと庭園 National Historical Landmark 歴史文化財<!--:--> 1

 ウッドワード・アヴェニューをデトロイトから北上し、ちょうどはじめの丘の頂点に至ったところにクランブルック学園への大きなエントランスがあります。ゲートを通り抜けると広々とした丘陵を目前に道は緩やかにうねりながら下り、木々の間をさらに道なりに登り坂をドライブすると左折して科学館、右折して美術館へと誘ってくれます。

 この美しい学園施設は、トロント生まれでウインザーにて鍛鉄事業(Iron Working)で成功していたジョージ・ブースが、富豪のデトロイト・ニュースの創始者の娘エレン・スクリップスと結婚、しばらくデトロイトにて豊かな生活をしていた後、1904年、子供たちのため都会を離れて、まだ田舎であったブルームフィールド・ヒルズに174エーカーの古い農家、湖、野菜畑などを持った農地を購入し、夢のエステイト(Manorマナー)を築いたことから始まりました。デトロイト郊外の最古のカントリー・ハウスです。ジョージ・ブースは義理の父親ヘンリー・スクリップスの新聞社経営にも加担して、デトロイト・ニュースが中西部で一番大きいデイリー・ニュースとして権威をもつようになるにるのを手伝い、また兄弟たちとも次々に他新聞を買収して、さらにはブース印刷会社を設立し、ゆるぎない成功者としての地位を確立しました。

G・ブースは非常に芸術的な才能が高く、デトロイト市内の邸宅のインテリアは自ら手がけましたが、友人でデトロイトで建築家として名高かったアルバート・カーンにクランブルック・ハウスのデザインを依頼。それに応じてカーンはふんだんに英国調の美術、工芸を取り入れた家屋を設計しました。1920年前後にはジョージ・ブースは全米でも有名な美術・工芸品のパトロンおよびコレクターとして名を馳せていました。

 1922年より、クランブルックを一般のための公共性を持たすべきであると考えたジョージ・ブースは寄宿制の学校の建設に取り組み始めました。6つの施設はそうした中で出来上がりました(小学校、女子高校、男子高校、教会、科学館、美術館)。Lone Pine Road や Cranbrook Road をドライブすると、赤レンガ造りの古めかしくも美しい建物が連なっているのが目に入ります。後に建設されたCranbrook Art Institute(芸術大学院)が全米ではハーバード大学より入学が難しく、私立の寄宿制芸術大学院としてはバウハウスに並んで世界的にも有名校であるのはジョージ・ブースの個性とビジョンが反映してるものでしょう。卒業生には日系人も多く、ハワイ生まれの陶芸家トシコ・タカエズ、建築家のマキ・フミヒコ(慶大教授)、同じくオバタ・ギョウなど、彫刻、モダンアート、建築家が目立ちます。その他の分野では政治家でオバマ大統領と奮闘した Mitt Romney夫妻、政治の腐敗を暴露したDaniel Ellsberg、芸能界、宇宙航空産業の人々など。

現在は、ブース家が築いた教育コミュニティーも組織が変わり、クランブルック・ハウスと庭園(小さな日本庭園があります)、セント・ダスタン屋内・屋外劇場、美術館、プラネタリウムを持つ科学館、そしてクランブルック・ミュージック・ギルド(創始者の息子のヘンリー・S・ブースが設立)が独立して補助機構と呼ばれるようになりました。2つの劇場、ハウスと庭園の入り口はローン・パイン通りの森に囲まれたところにあります。科学館と美術館の入り口はウッドワード通りの丘の上です。ミュージック・ギルドはブース家が建てた荘厳な教会を拠点に秋から次年の春にかけて室内楽コンサートを開いています。

Cranbrook & Gardensより耳寄りなお知らせがあります! 

例年はガーデンの散策にも維持費としての入場料が必要なのですが、今年は大型スポンサーがついたため、今年10月のシーズン・オフまでガーデンの散策が無料でできます。春、夏、秋と寒くなるぎりぎりまで、庭にはいろどり鮮やかな花がモザイクのように植えられています。四季どこから見ても自然の美しさを堪能できる恵まれた施設です。5月の恒例のプラント・セール(珍しい美しいワイルド・フラワーあり)、ツアーとランチ、ツアーとティータイム、コンサートやヨガ、などいろいろなイベントも毎月あります。ハウス内のツアーとおしゃれな軽食はそれぞれに料金が設定されています。作曲家・指揮者のレナード・バーンスタインもハウスを訪れた際にミュージカルの作曲をしたとも伝えられています。クランブルックの美しさと活動はほとんどがボランティアの力で維持されています。南東部ミシガンの観光名所の一つでもありますので、是非、今年は特にお誘いあわせの上、ピクニックとして訪れられてはいかがでしょうか。インターネットの案内をご参照してください。

参考サイト)

= 2014年7月6日現在ガーデン入園無料 =

投稿: 宮﨑京子Cranbrook Music Guild Trustee

https://www.youtube.com/user/cranbrookaux  

The Sunken Garden Time Lapse; A Taste of What Awaits 等;

www.housegardens.cranbrook.edu

ポートランド散策 – Portland, Oregon

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ポートランド散策 - Portland, Oregon 5

DSC_0436アメリカで最も住みやすい街の1位に選ばれているポートランド。観光で訪れる魅力はどうなのか。米国内の旅行雑誌でも多く取り上げられ、訪れたい土地の第1位に選ばれたこともある人気のこの街に、近年、日本からも観光客が多く押し寄せているという。

弊紙では不定期の連載で、その魅力の一端を探っていきます。今回は街の概要から。

散策しやすさ~ポートランドの主な観光地がある市街地(ダウンタウン)は歩いてでも回れる大きさ。空港から市内への路線を含めて、市内周辺はストリートカーとMAXライトレールという路面電車やバスの路線が充実していて、日本の都市と同様に一般市民の足となっている。地下鉄と違い、街を見ながらの移動になるので旅行者にも安心感がある。全米で屈指の“自転車利用者にやさしい街”でもあり、 自転車で上記交通機関に乗り込むこともでき、大通りには自動車専用レーンも設置されている。

ダウンタウンの印象を一言で表わすと、清潔でお洒落な街。

IMG_3481少しばかり歴史に触れると、ポートランドは、かつては先住民の拠点であった所で、ヨーロッパ移民との毛皮取引が盛んになり、ゴールド・ラッシュの時代に繁栄を続け、その後、地の利を生かして港湾都市、物流の中心地として発展した。街の空洞化が進んで荒廃した時代もあったが、見事に復興を果たした。

豊かな緑と水に恵まれた美しい環境を保つことに対する市民の関心が高く、市民によって都市計画機構が築かれ、地域開発や交通機関、ゴミ処理の管理などが行われている。「環境にやさしい都市」として、その評価は全米第1位、世界で見ても(アイスランドのレイキャヴィークに次いで)第2位と言われる。都市再開発、都市計画の面でも注目を集めている。

ちなみに、緯度はデトロイトや日本の札幌とほぼ同じにも拘わらず、冬の平均最低気温は摂氏0℃以上、夏の平均最高気温はデトロイト周辺よりやや低めと穏やかな気候。しかし、10月中旬から3月は雨期で曇天、雨模様の日が多い。降雪は稀。余談だか、数センチの積雪でも、除雪のシステムが整っていない為、交通が麻痺してしまうという話。

DSC_0633街の周辺の公園の合計面積は150平方キロメートル以上という広大さで、空から見ると、まるで森の中の都市のよう。中でもフォレスト・パークは原生生物を保護した都市公園として全米最大。街からウォーキングトレイルに入って森林浴を楽しむこともできる。

ダウンタウンの西に広がるワシントンパークの一画にある全米最古の国際バラ試験農園(通称バラ園)を筆頭に多くのバラ園があり、“薔薇の街(City of Roses)”の愛称でも知られている。バラ園には600種7千~8千株といわれるバラがあり、例年5月から7月ごろまでその色と香りが人々を楽しませている。高台にあり、ダウンタウンを見下ろす立地で、嬉しいことに無料。お花に興味の無い人もポートランドの一つの目玉なので必見。

DSC_0410その隣にあるのが、ポートランド日本庭園。約50年前に日本人が設計し、日本から建築材料を運んだとのこと。茶室に続く路地庭、玉砂利が整然と敷き詰められている枯山水、東屋や竹垣もしつらえられた庭など、様式の異なる5つの庭園それぞれ、豊かな緑と四季の花によって見事な景観と趣をつくり出している。海外の専門誌の調査で、日本国外にある300の公共日本庭園の中で何度も第1位に選ばれ、本格的なものとの評価を得ている。一見の価値あり。

ダウンタウンのチャイナタウンに2000年に開園した中国庭園・ラン・スー園は、敷地は広くないが、池や四季折々の樹木が美しく、回廊や茶室が上手に配置されている。本格的ながらも過度な重厚感や華美さはない静かな佇まいの庭園で、都会のオアシス的な存在。敷石のデザインや建造物の配置、建物や門に刻まれた文字に意味があるので、ツアーに参加することをぜひお勧めしたい。

Chinese Gardenもちろん、豊かな自然は街の周辺に留まらない。海、滝、山、丘陵へ車で1~3時間、特色あるナショナルパークへも数時間の距離。アィティビティも豊富だ。追々紹介したい。

生活レベルが高めでリベラル思考の人が多く住むといわれるこの地域では食に対する関心や意識も高い。オーガニック、地産地消にこだわるレストランやカフェが数多く点在する。クラフトビールビジネスブームの火付けの地とも言われ、マイクロブリュアリ―からビアホール的な店の数が半端ではなく、ビール材料にも地元、オーガニック志向が反映されている。

また、質重視、本格志向は物に対しても同様で、そういった消費者に支えられて、良質な物、個性的なショップが多いのもこの街の特徴といえる。

DSC_2098週末(3月からクリスマスまで)に開かれ、アート・クラフト、服・アクセサリー、フードなどの200以上ものブースが並ぶ青空市Saturday Market(and Sundays, too!)、そして、春から秋に地元の新鮮な野菜果物やハーブ、キノコ、手作りクッキーやパンが手に入るファーマーズマーケットでも、良いものをいろいろ見つけることができる。どちらも観光客にも地元住人にも人気の定番イベント。

ポートランドの魅力は尽きない。次回散策レポートを乞うご期待!

メトロパークで身近な自然に親しむ

メトロパークで身近な自然に親しむ 3

Indian Spring_6487メトロパーク(正式名:HURON-CLINTON METROPOLITAN AUTHORITY METROPARKS)はウェイン、オークランド、マコブ、ワシュテナウなどのカウンティーの公園群で、ポンティアックやローチェスターを流れセントクレア湖に注ぐClinton River と、アナーバーを流れエリー湖に注ぐHuron Riverに添うように、デトロイトを中心に半円状に点在する。現在13のパークがあり、住宅街から近くにありながら驚くほどに緑と湖や川の自然が豊かである。

北側に位置するStony Creek Metropark はローチェスターのダウンタウンから数マイル、また、Kensington MetroparkはノバイのショッピングモールからI-96 で15分ほど、と市街地から近い。住民の憩いやアクティビティーの場を提供する目的とともに、自然が失われないように保護するのも大きな使命。規模や地理条件、設備は個々に異なり、かなり整ったネイチャーセンターやファームを備えるパークもあり、学習活動の場やプログラム、観察ツアーなども提供している。ゴルフ場、プールを保持しているパークもいくつかある。

Delhi

カヌーでの川下りサービスの施設がある唯一のメトロパーク。上流のHudson MillsまたはDexter-Huronまで貸しカヌーと一緒に運んでくれる。Dexter-Huronからは3マイル、Hudson MillsからはDexter-Huronを経て約8マイルのカヌーイングになる。木々の豊かな渓流を楽しむことが出来る。特に上流は水も澄んでいて緑が深く、町から近いことが信じられないほど。

IndianSpring_6489Indian Spring_2Indian Springs

メトロパークで唯一、自然について学習するEnvironmental Discovery Center(環境学習センター)があり、実験室やエコシステムに関する展示、学習プログラムが充実している。池を水中から観察するためのガラス張りの部屋が数年前に完成したが、自然のままで、水の透明度が低く、魚や植物はあまり見えないことが残念。

Kensington_DSC_6471Kensington_6478Kensington 

Kent Lakeを包括するパークで、湖畔沿いのトレイル(8マイル強)は林間、原っぱもあり景色が良い。レンタルの足こぎボート、カヌー、カヤックなどあり、メトロパークの中で湖遊びのボート関係が最も充実してる。乗り合いの観覧船は7月現在休航中。ペッティングファーム(下写真)、小規模ながらネイチャーセンターもある。湿地のトレイルは野鳥観察に絶好。シャワーや着替え室を備える湖畔ビーチとスライダー付プールがある。

Erle_IMG_8681Lake Erie

Marshlands Museum and Nature CenterというMarsh(湿地帯・潟)にフォーカスした博物館がある。生物や猛禽類(鷲など)の剥製展示の他、水辺のハンティングの歴史に関する旧式ボートやデコイの展示があるのがユニーク。エリー湖を望む波のプール(Wave Pool)が人気。ただし波のプールはそれ程大きくはなく、他のプールは無い。

Lake St. Clair Metropark

セントクレア湖に面する公園で、かなりな規模のボートランチ(艀)の設備もあるがレンタルは無い。自然センターは規模が小さいものの、地元の野鳥の剥製の展示が充実しており、様々なプログラムを企画している。湖に臨むプールやSquirt Zoneと名付けられた水遊び場があり気分爽快。

Wolcott Mill

他の公園とは趣が違い、ゴルフ場、Farm Learning Center (農場学習センター)、古いMill (水車つきの粉引き工場)が残る敷地、それぞれ別の3箇所になっており、ボートやサイクリングなどのアクティビティー施設は無い。Mill内部には、かつての工場機械や、展示物が置かれている。

☆  ☆  ☆  ☆  ☆

各パークへの入園には一日券($10)または年間パス($35)の購入が必要。年間パスは、購入日から1年間ではなく、年末までの期限。4日訪問すれば元を取れるので、年度の後半に入手しても十分に利用価値が望める。今回の記事では触れないが、パークによってはクロスカントリースキーのトレイルもり、冬には冬の楽しみ方がある。

個別施設の利用やレンタルの料金は公式サイトwww.metroparks.comで。

晩夏から秋の特徴ある特別イベント

Star Party ― Wolcott Mill Metropark 場所: Camp Rotary 20505 29 Mile Road Ray, MI

8月12日 7:00 pm  車1台につき$10

一年中で最も昼が長い日を楽しむイベント。ゲームやコンテスト、音楽など盛りだくさん。焚火も行われる。天文同好会(Warren Astronomic Society)が夜空観察のための望遠鏡を用意してくれる。ブランケットや椅子を持参して、ペルセウス座流星群を眺めては?

Colonial Kensington ― Kensington Metropark 場所:Martindale Beach

8月13日 9:00 am と 8月14日 4:00 pm

1700年代の暮らしはどんなものであったのか。その時代の衣装をまとった商人や職人から18世紀の伝統的な工芸品などを買うことができる。 一人$2(予約不要)

Astronomy at the Beach ― Kensington Metropark 場所:Maple Beach

9月9日 6:00 pm – 11:55 pm

望遠鏡で月や星を眺める機会。天文に関する企画も催される。Great Lakes Association of Astronomy Clubsがホストを務める。年齢制限なし。$2 寄付を奨励。

Michigan Tourism for Japanese Community日本人にミシガン州の観光をプロモート

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ディアボーン市長、日系コミュニティーに観光の目玉施設をPR

 在デトロイト総領事館は、ディアボーン市長の協力のもと、日本から中西部への直行便を持つ航空会社と当地の観光案内会社の代表者を対象に、ヘンリーフォード博物館とグリーンフィールドビレッジ及びフォード・ルージュ工場の視察を企画した。ディアボーン市といえばフォード・モーター社の本社があることで有名。5月11日、市長自ら、同市が誇る名高い施設であり、デトロイト周辺の観光の目玉でもあるヘンリーフォード博物館などを案内して回った。

 ヘンリーフォード博物館はアメリカの機械文化を集大成した歴史博物館といっても過言ではない。デトロイト近郊に住んでいる人は一度ならず訪れていると思うが、機械文明の初期から近代に亘って、生活器機から機関車まで大小各種の展示物を網羅していることに、初めての訪問者は驚かされる。

 ディアボーン市長は案内のはじめに、一般に‘フォードミュージアム’と称されているこの博物館だが、‘エジソン学会(Edison Institute)’が管理・運営する博物館であり、エジソン自らのサインが刻まれた石碑が第一号展示品だという逸話を説明。単なる古い物の展示ではなく、歴代アメリカ大統領の専用車など、米国の歴史や生活にまつわる品が多く、ヘンリーフォードと親交のあった人々に関わる貴重な物も残しているのがこの博物館の特徴であり魅力だ。レトロな空間作りにも工夫が見られる。

 隣接するグリーン・フィールド・ビレッジは、日本の明治村のアメリカ版といったものだが、こちらにはエジソンの研究所やヘンリーフォードの生家もあり、著名な人々の暮らしや親交を思い描きながら眺めると、展示品や建物が温かみのあるものに見えてくる。当時の乗り物が、当時を再現した街並みや牧場風景の中を走っていて、タイムスリップした感覚に陥る。園内では当時の格好に扮した人が案内役を務めていたり作業をしていたりするが、ディアボーン市長の話によると、本物の俳優も多く、夜はデトロイトなどの劇場で演じている人もいると言うこと。

 この雰囲気を活かしたイベントが年間を通して数多く催されているので、要チェック。

 ルージュ工場へは博物館からシャトルバスで。個人向けのガイドツアーはなく、見学用の回廊からのセルフツアー(自由見学)になる。ピックアップトラックの生産ラインを実際に見ることができる稀な機会だ。

Pure Michigan(ピュア・ミシガン)キャンペーンを世界へ拡大

~担当副社長を交えて、日本・日本人向け展開について意見交換

 5月11日の視察後、Pure Michigan 観光キャンペーンを実施しているミシガン州経済開発公社(MEDC)の観光担当副社長Zimmermann氏を交えて、総領事公邸にて意見交換会が開かれた。

 「Pure Michigan」 とは、2006年に州政府の観光・レクリエーション部門が立ち上げたキャンペーンのために選ばれた、知名度と好感度をあげるためのブランドネーム。ミシガン州経済開発公社では、これまで全米向けにキャンペーンを展開し、「Pure Michigan」の名称もかなり浸透し、誘致も大きく成果を上げているが、近々アジア地区を含む海外へのキャンペーン拡大を計画している。日本に出先機関を設置することも検討しているとのこと。

 意見交換会では、Zimmermann氏によるミシガン州の観光事情および、Pure Michiganのオンラインサイトやニュースレターに関する解説の後、日系の航空会社および旅行会社の代表等、そしてミシガン各地を視察している総領事が、日本人の視点によるミシガンの魅力や、プロモートのアイデアなど、活発に意見を述べ合った。

以下、話の中から、当地の日本人に役立つ内容をいくつか紹介。

◇まずは州の公式観光案内サイトであるPure Michiganウェブサイト: www.michigan.orgについて。アクセス数は、全米の同様なサイトの中で屈指。オンラインニュースレターの受信者は50万人に上るということ。ウェブサイトでは、旅の目的(すること)、日程、行き先、イベント等の項目によって適宜情報を得ることができる。オンラインニュースレターでは最新の情報を配信している一方、写真の応募もあり、様々な利用と楽しみ方が可能。ウェブサイトの日本語訳を今秋導入する計画。

◇デトロイトのベルアイル公園には歴史的な建物も点在し、インディカーGrand Prixなど、数々のイベントが開催される。デトロイトリバーにあるこの島からはカナダが目と鼻の先に望める。日本人としては、姉妹都市である豊田市との友好の象徴である桜と記念碑も必見。

◇Grand Rapids市にあるマイヤーガーデン(Frederik Meijer Gardens & Sculpture Park)は屋内外の様々なスタイルの庭園と大小の彫刻を鑑賞することが出来る広大な公園だが、ここに日本庭園が造られることが正式に発表された。完成予定は2015年と先のことだが、Grand Rapidsの姉妹都市(滋賀県近江八幡市)から庭師が渡米し、造園行程をアメリカのガーデナーが見学する機会を設けることでも日米交流を図る。

日本庭園荘園についてのサイト:www.meijergardens.org/japanesegarden

◇ミシガンというとデトロイト周辺の自動車産業が世界的に知られているが、実際のところミシガン州の大半はファームランドであり農牧業が主。ミシガン料理と言われるものはないが、経済開発公社のZimmermann氏は、チェリーやその加工品そしてミシガンワインの美味しさと質の良さを推奨。さくらんぼ狩りをはじめ、アスパラガスやイチゴ、ベリー等を収穫する経験は貴重な思い出になるに違いない。

◇五大湖のうち4つの湖に囲まれ、そして1万1千といわれる膨大な数の内陸の湖があるミシガンは、その景観を楽しむばかりでなく、ウォータースポーツや釣りがポピュラーなアクティビティになっている。Zimmermann氏の一押しは、西側(ミシガン湖畔)のハーバーから出ている乗合船やチャーター船で釣りをして、獲った魚を食べる体験。ミシガン西側はトラバースシティーエリアと並ぶワイナリー地域なので、ワインも忘れずに。

 

ディアボーン市長、日系コミュニティーに観光の目玉施設をPR

 在デトロイト総領事館は、ディアボーン市長の協力のもと、日本から中西部への直行便を持つ航空会社と当地の観光案内会社の代表者を対象に、ヘンリーフォード博物館とグリーンフィールドビレッジ及びフォード・ルージュ工場の視察を企画した。ディアボーン市といえばフォード・モーター社の本社があることで有名。5月11日、市長自ら、同市が誇る名高い施設であり、デトロイト周辺の観光の目玉でもあるヘンリーフォード博物館などを案内して回った。

 ヘンリーフォード博物館はアメリカの機械文化を集大成した歴史博物館といっても過言ではない。デトロイト近郊に住んでいる人は一度ならず訪れていると思うが、機械文明の初期から近代に亘って、生活器機から機関車まで大小各種の展示物を網羅していることに、初めての訪問者は驚かされる。

 ディアボーン市長は案内のはじめに、一般に‘フォードミュージアム’と称されているこの博物館だが、‘エジソン学会(Edison Institute)’が管理・運営する博物館であり、エジソン自らのサインが刻まれた石碑が第一号展示品だという逸話を説明。単なる古い物の展示ではなく、歴代アメリカ大統領の専用車など、米国の歴史や生活にまつわる品が多く、ヘンリーフォードと親交のあった人々に関わる貴重な物も残しているのがこの博物館の特徴であり魅力だ。レトロな空間作りにも工夫が見られる。

 隣接するグリーン・フィールド・ビレッジは、日本の明治村のアメリカ版といったものだが、こちらにはエジソンの研究所やヘンリーフォードの生家もあり、著名な人々の暮らしや親交を思い描きながら眺めると、展示品や建物が温かみのあるものに見えてくる。当時の乗り物が、当時を再現した街並みや牧場風景の中を走っていて、タイムスリップした感覚に陥る。園内では当時の格好に扮した人が案内役を務めていたり作業をしていたりするが、ディアボーン市長の話によると、本物の俳優も多く、夜はデトロイトなどの劇場で演じている人もいると言うこと。

 この雰囲気を活かしたイベントが年間を通して数多く催されているので、要チェック。

 ルージュ工場へは博物館からシャトルバスで。個人向けのガイドツアーはなく、見学用の回廊からのセルフツアー(自由見学)になる。ピックアップトラックの生産ラインを実際に見ることができる稀な機会だ。

Pure Michigan(ピュア・ミシガン)キャンペーンを世界へ拡大

~担当副社長を交えて、日本・日本人向け展開について意見交換

 5月11日の視察後、Pure Michigan 観光キャンペーンを実施しているミシガン州経済開発公社(MEDC)の観光担当副社長Zimmermann氏を交えて、総領事公邸にて意見交換会が開かれた。

 「Pure Michigan」 とは、2006年に州政府の観光・レクリエーション部門が立ち上げたキャンペーンのために選ばれた、知名度と好感度をあげるためのブランドネーム。ミシガン州経済開発公社では、これまで全米向けにキャンペーンを展開し、「Pure Michigan」の名称もかなり浸透し、誘致も大きく成果を上げているが、近々アジア地区を含む海外へのキャンペーン拡大を計画している。日本に出先機関を設置することも検討しているとのこと。

 意見交換会では、Zimmermann氏によるミシガン州の観光事情および、Pure Michiganのオンラインサイトやニュースレターに関する解説の後、日系の航空会社および旅行会社の代表等、そしてミシガン各地を視察している総領事が、日本人の視点によるミシガンの魅力や、プロモートのアイデアなど、活発に意見を述べ合った。

以下、話の中から、当地の日本人に役立つ内容をいくつか紹介。

◇まずは州の公式観光案内サイトであるPure Michiganウェブサイト: www.michigan.orgについて。アクセス数は、全米の同様なサイトの中で屈指。オンラインニュースレターの受信者は50万人に上るということ。ウェブサイトでは、旅の目的(すること)、日程、行き先、イベント等の項目によって適宜情報を得ることができる。オンラインニュースレターでは最新の情報を配信している一方、写真の応募もあり、様々な利用と楽しみ方が可能。ウェブサイトの日本語訳を今秋導入する計画。

◇デトロイトのベルアイル公園には歴史的な建物も点在し、インディカーGrand Prixなど、数々のイベントが開催される。デトロイトリバーにあるこの島からはカナダが目と鼻の先に望める。日本人としては、姉妹都市である豊田市との友好の象徴である桜と記念碑も必見。

◇Grand Rapids市にあるマイヤーガーデン(Frederik Meijer Gardens & Sculpture Park)は屋内外の様々なスタイルの庭園と大小の彫刻を鑑賞することが出来る広大な公園だが、ここに日本庭園が造られることが正式に発表された。完成予定は2015年と先のことだが、Grand Rapidsの姉妹都市(滋賀県近江八幡市)から庭師が渡米し、造園行程をアメリカのガーデナーが見学する機会を設けることでも日米交流を図る。

日本庭園荘園についてのサイト:www.meijergardens.org/japanesegarden

◇ミシガンというとデトロイト周辺の自動車産業が世界的に知られているが、実際のところミシガン州の大半はファームランドであり農牧業が主。ミシガン料理と言われるものはないが、経済開発公社のZimmermann氏は、チェリーやその加工品そしてミシガンワインの美味しさと質の良さを推奨。さくらんぼ狩りをはじめ、アスパラガスやイチゴ、ベリー等を収穫する経験は貴重な思い出になるに違いない。

◇五大湖のうち4つの湖に囲まれ、そして1万1千といわれる膨大な数の内陸の湖があるミシガンは、その景観を楽しむばかりでなく、ウォータースポーツや釣りがポピュラーなアクティビティになっている。Zimmermann氏の一押しは、西側(ミシガン湖畔)のハーバーから出ている乗合船やチャーター船で釣りをして、獲った魚を食べる体験。ミシガン西側はトラバースシティーエリアと並ぶワイナリー地域なので、ワインも忘れずに。

 

Fall Colours in Washington D.C. AreaワシントンDC方面の紅葉

<!--:en-->Fall Colours in Washington D.C. Area<!--:--><!--:ja-->ワシントンDC方面の紅葉<!--:--> 2

 先月号ではカナダの首都であるオタワを含めた紅葉の旅について紹介したが、今回はアメリカの首都ワシントンDCを含む東南部の紅葉について。住んでいる国の方が後回しになったが、紅葉シーズンはカナダのメープル街道方面より1ヶ月からそれ以上遅いので、色づく順序ということで納得いただきたい。いわずもがなであるが、地理条件、年によってピークの時期がかなりずれるので、ネットのブログ等で調べるか宿泊先に問い合わせてオンタイムの情報を入手することをお薦めする。(通常は10月下旬から11月下旬)

ワシントンDC

 ワシントンDC(Washington, District of Columbia)略してDCは言うまでもなくアメリカ合衆国の首都として知られ、春の桜の観光名所として名高いが、紅葉の時期もなかなかのもの。国会議事堂(US Capitol)の西側、ポトマック川沿いのリンカーン・メモリアルまでの一帯はモールと呼ばれ、その中心部にそびえるワシントン・モニュメントの高さ500フィートの観察デッキから、(タイミングが合えば)カラフルな秋色に染まった近隣の景観が一望できる。秋は夏休みに比べれば観光客が少なめ。とはいえワシントン・モニュメントは大人気スポットで、無料の整理券は朝早く並ばないと手に入らない。料金はかかるが、ネットか電話で事前に入手しておくのが確かだ。現在は一般公開をしていないホワイトハウス、そしてモールの両側に並ぶミュージアム群を始めとする公立及び私設の数々の文化・芸術の施設、米国連邦捜査局(FBI)などの政府機関、などなど、周辺には世界的に有名な施設が数々あるが、今回は各々の詳細は記載せず、紅葉のビューポイントに縛って書き進めさせていただく。ちなみに、滞在時間があまり無いDC初心者は見所を網羅して効率よく回る有料ツアーがお薦め。モール地区、そして川を渡りアーリントン墓地を継続的に循環する観光バス‘ツアーモービル・サービス’は乗り降り自由なので、見学したい所がハッキリしている人や、自分のペースで回りたい人に便利。セグウェイに乗って巡るツアーも人気だ。

 ポトマック川の両岸の秋の彩りも見もの。各種観光クルーズも出ているが、アレキサンドリアという町から出ている移動用の船からでも充分堪能できる。アレキサンドリアはオールド・タウンと呼ばれる古い町並みが残るこじんまりとした地域で、アートギャラリーや個性的なギフトショップも多く、ぶらり散策に向いている。レーガン空港からメトロレール(鉄道)で行くことが出来る。

 モールの北西、大学町で閑静な地区だったジョージタウンは、石畳の通りに古風な趣のある建物が多い。近年は、ウォータフロントと呼ばれる川沿いを中心に、高級ブランド店や洒落たレストラン、ブティック、そして騒々しいナイトクラブも混在する賑やかな一画になっている。遺産に指定されている石造りの旧運河沿いは情緒ある静かな空間で、憩いの散歩道として人気がある。特に紅葉(黄葉というのが妥当)した木々の色が水面に映る景観が美しい。また、繁華街の西端、ポトマック川に架かるキーブリッジ (Key Bridge)からの眺めも良く、足を伸ばす価値がある。

 ワシントンDCは、空港(特にレーガンワシントンナショナル空港)からモールやダウンタウンへのアクセスが容易な上、市内の公共交通網が発達しているので、市内周辺の観光に車は必要ない。デトロイトから飛行機で1時間ほど。1泊でもかなり充実した旅を組むことが出来る。

旅の途中、回り道で紅葉狩り

 日程に余裕がある方には、車やアムトラック(鉄道)での旅で、途中の紅葉も味わいながらの移動をお薦めしたい。ワシントンDCへのアムトラックの路線はシカゴからピッツバーグ、そしてDCの由緒あるユニオン駅に入る。車両は日本人にしてみると一時代前のスタイルといいたい代物だが、渓谷沿いのルートなど、ハイウェイでは見ることができない景色を満喫できる。ミシガンは通らないので、オハイオ州トレドなどに出る必要があるが、経験としても面白いだろう。

 紅葉の時期に車で行く場合は、回り道をしてアパラチアン山系の景観を少しでも多く目にしたいもの。ワシントンDCの西、シェナンドア国立公園やブルーリッジ・パークウェイは東部北アメリカ屈指の人気ドライブウェーと言われ、紅葉の美しさは定評がある。ブルー・リッジ山脈はアパラチアンの大山系の支脈で、ジョージア州からペンシルベニア州に続いている。

 シェナンドア国立公園の中、105マイル(約170キロ)にも及ぶ山脈の上の観光ドライブ・ハイウェイは「スカイライン・ドライブ」と呼ばれ、山道に不慣れなドライバーでも容易に走れる快適な道で、各所に設けられたView Pointから麓の村や牧場、そして遥か遠くまで続く山々のパノラマを楽しむことができる。遊歩道、キャンプ場も充実している。

 さらに南のノース・カロライナ州へ続くブルーリッジ・パーク・ウェイは全長469マイル(約750km!)も続いている。南端は以前(2011年11月号)弊紙で紹介したノースカロライナ州のアッシュビル(Asheville)の近くやグレートスモーキーマウンテン国立公園まで続いているので、全工程を1回で走破するにはあまりに規模が大きい。

 ‘ブルーリッジ’は、遠くから見た時にやや霞んで青く見える美しい姿からこの名が付いたと言われ、四季折々に見事な景色を訪問者に見せてくれる。手付かずの自然を保とうとしている公園内は植物の種類が豊富で、秋の彩りは赤、オレンジ、黄色、と錦絵のようにカラフル。自然からの掛買いのない贈り物だ。

 先月号ではカナダの首都であるオタワを含めた紅葉の旅について紹介したが、今回はアメリカの首都ワシントンDCを含む東南部の紅葉について。住んでいる国の方が後回しになったが、紅葉シーズンはカナダのメープル街道方面より1ヶ月からそれ以上遅いので、色づく順序ということで納得いただきたい。いわずもがなであるが、地理条件、年によってピークの時期がかなりずれるので、ネットのブログ等で調べるか宿泊先に問い合わせてオンタイムの情報を入手することをお薦めする。(通常は10月下旬から11月下旬)

ワシントンDC

 ワシントンDC(Washington, District of Columbia)略してDCは言うまでもなくアメリカ合衆国の首都として知られ、春の桜の観光名所として名高いが、紅葉の時期もなかなかのもの。国会議事堂(US Capitol)の西側、ポトマック川沿いのリンカーン・メモリアルまでの一帯はモールと呼ばれ、その中心部にそびえるワシントン・モニュメントの高さ500フィートの観察デッキから、(タイミングが合えば)カラフルな秋色に染まった近隣の景観が一望できる。秋は夏休みに比べれば観光客が少なめ。とはいえワシントン・モニュメントは大人気スポットで、無料の整理券は朝早く並ばないと手に入らない。料金はかかるが、ネットか電話で事前に入手しておくのが確かだ。現在は一般公開をしていないホワイトハウス、そしてモールの両側に並ぶミュージアム群を始めとする公立及び私設の数々の文化・芸術の施設、米国連邦捜査局(FBI)などの政府機関、などなど、周辺には世界的に有名な施設が数々あるが、今回は各々の詳細は記載せず、紅葉のビューポイントに縛って書き進めさせていただく。ちなみに、滞在時間があまり無いDC初心者は見所を網羅して効率よく回る有料ツアーがお薦め。モール地区、そして川を渡りアーリントン墓地を継続的に循環する観光バス‘ツアーモービル・サービス’は乗り降り自由なので、見学したい所がハッキリしている人や、自分のペースで回りたい人に便利。セグウェイに乗って巡るツアーも人気だ。

 ポトマック川の両岸の秋の彩りも見もの。各種観光クルーズも出ているが、アレキサンドリアという町から出ている移動用の船からでも充分堪能できる。アレキサンドリアはオールド・タウンと呼ばれる古い町並みが残るこじんまりとした地域で、アートギャラリーや個性的なギフトショップも多く、ぶらり散策に向いている。レーガン空港からメトロレール(鉄道)で行くことが出来る。

 モールの北西、大学町で閑静な地区だったジョージタウンは、石畳の通りに古風な趣のある建物が多い。近年は、ウォータフロントと呼ばれる川沿いを中心に、高級ブランド店や洒落たレストラン、ブティック、そして騒々しいナイトクラブも混在する賑やかな一画になっている。遺産に指定されている石造りの旧運河沿いは情緒ある静かな空間で、憩いの散歩道として人気がある。特に紅葉(黄葉というのが妥当)した木々の色が水面に映る景観が美しい。また、繁華街の西端、ポトマック川に架かるキーブリッジ (Key Bridge)からの眺めも良く、足を伸ばす価値がある。

 ワシントンDCは、空港(特にレーガンワシントンナショナル空港)からモールやダウンタウンへのアクセスが容易な上、市内の公共交通網が発達しているので、市内周辺の観光に車は必要ない。デトロイトから飛行機で1時間ほど。1泊でもかなり充実した旅を組むことが出来る。

旅の途中、回り道で紅葉狩り

 日程に余裕がある方には、車やアムトラック(鉄道)での旅で、途中の紅葉も味わいながらの移動をお薦めしたい。ワシントンDCへのアムトラックの路線はシカゴからピッツバーグ、そしてDCの由緒あるユニオン駅に入る。車両は日本人にしてみると一時代前のスタイルといいたい代物だが、渓谷沿いのルートなど、ハイウェイでは見ることができない景色を満喫できる。ミシガンは通らないので、オハイオ州トレドなどに出る必要があるが、経験としても面白いだろう。

 紅葉の時期に車で行く場合は、回り道をしてアパラチアン山系の景観を少しでも多く目にしたいもの。ワシントンDCの西、シェナンドア国立公園やブルーリッジ・パークウェイは東部北アメリカ屈指の人気ドライブウェーと言われ、紅葉の美しさは定評がある。ブルー・リッジ山脈はアパラチアンの大山系の支脈で、ジョージア州からペンシルベニア州に続いている。

 シェナンドア国立公園の中、105マイル(約170キロ)にも及ぶ山脈の上の観光ドライブ・ハイウェイは「スカイライン・ドライブ」と呼ばれ、山道に不慣れなドライバーでも容易に走れる快適な道で、各所に設けられたView Pointから麓の村や牧場、そして遥か遠くまで続く山々のパノラマを楽しむことができる。遊歩道、キャンプ場も充実している。

 さらに南のノース・カロライナ州へ続くブルーリッジ・パーク・ウェイは全長469マイル(約750km!)も続いている。南端は以前(2011年11月号)弊紙で紹介したノースカロライナ州のアッシュビル(Asheville)の近くやグレートスモーキーマウンテン国立公園まで続いているので、全工程を1回で走破するにはあまりに規模が大きい。

 ‘ブルーリッジ’は、遠くから見た時にやや霞んで青く見える美しい姿からこの名が付いたと言われ、四季折々に見事な景色を訪問者に見せてくれる。手付かずの自然を保とうとしている公園内は植物の種類が豊富で、秋の彩りは赤、オレンジ、黄色、と錦絵のようにカラフル。自然からの掛買いのない贈り物だ。

アイスランド 旅の魅力

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アイスランド 旅の魅力 1

IMG_0177先月号で紹介した「オーロラ鑑賞」に続いて、アイスランドの観光地を紹介する前に、旅行に関係のある 基本情報を列挙

・平和度指数は世界一!

研究機関「経済平和研究所」による「世界平和度指数」で2011年度から連続6回第1位を獲得している。平和度=安全度ではないが、治安の良い旅行先として評価されている。

IMG_0202・言葉・通貨

アイスランド語があるが、町なかや観光地では英語がほぼ問題なく通じる。但し、アイスランド語には独自のアルファベットがあり、地名は読めないことも。自身で動き回る場合は、事前に日本語での地図を用意したりカタカナ読みを知っておくと、尋ねるときに有用。

通貨はアイスランドクローナISKだが、多くの店やレストランで、ドル換算した金額表示をするレジ、クレジットマシーンがあった。レポーターが乗ったタクシーでもクレジットカードが使えた。観光地ではドル(札)を受け取る店も多いが、お釣りはクローナになる。

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著作権:Guide to Iceland

・交通・運転

鉄道や地下鉄はない。レイキャビク周辺はバス路線が発達し庶民の足になっているが、運行本数は多くない。長距離バスもあるが観光地には行かないため、ツアーバスやレンタカーを利用する必要がある。タクシーは高め。米国と同じ右車線なので、米国で運転に慣れている者には楽。日本のブログでは「ラウンドアバウトという円形交差点が多くて怖い」と書いてあったが、ミシガンでも近年増えているので、(苦手でも)それほどの脅威ではないだろう。距離・速度表示はキロメーター。

・特産の食べ物

厳しい気候のため農作物の種類は少なく、羊を中心とした酪農が中心。一方、豊かな海に囲まれているため漁業が盛んで海産物が豊富。ちなみに食事代、アルコールは高い!

以下、特徴的な食材をいくつか紹介。

◇スキールという、ヨーグルト状のチーズ。宿の朝食バフェにも出たポピュラーなもの。

◇ラム(子羊)肉。夏の間放牧され、ミネラルをたっぷり含んだ草を食べて育ったラムは、臭みがなく豊かな味。シチューも思いのほか食べやすかった。ラムの燻製は伝統料理。

◇サーモンは、柔らかいスモーク・サーモンからジャーキーに近いものまで、種類豊富。

◇マスの燻製、サメなどが変わり種。(食していないので、コメント無し)

◇キノコ類は特産ではないが、厳しい気候の肥沃な土地で育ったゆえか、風味が抜群。

☆他にも、清らかな自然環境で育てられ収穫されたピュアな食材が多く使われていた。

◇チョコレートはポピュラーなお土産の品。牛乳の違いなのか、概してなめらかでリッチ。

DSC_7458アイスランドの自然・観光地

アイスランドは映画やテレビ番組の中で、地球外惑星でのシーンの撮影によく使われるというほど、独特な景観がある。黒い溶岩平地、苔むす台地、氷河の洞窟などなど。

アイスランドの森は非常に小さく、荒れ地や草原のような景色が広がっている。初めから木々が無かったのではなく、ここに住み着いた祖先・バイキングたちが家づくりや燃料用に伐採をしすぎたために森が縮小したということ。近年森を広げる努力を国ぐるみで進めているものの、容易ではないそうだ。資源が少ないこともあり、エコ先進国でもある。

IMG_0434火山帯ならではの自然が多いのは日本同様。あちらこちらで地熱から発生する湯けむりを目にする。吹き上がる間欠泉もあり、温泉(観光用はプール仕様)もある。

ポピュラーな見どころをいくつか紹介する。

首都レイキャビックのダウンタウンはこじんまりとしていて、素朴で可愛らしい家や店が並んでいる。奥はハットルグリムス教会。

①最もポピュラーな見どころ「ゴールデンサークル」~レイキャビックから一日コース

グトルフォス(滝)、ゲイシール(間欠泉)、シンクヴェトリル国立公園、3つの観光地を合わせて「ゴールデンサークル」と呼ばれている。雪の無い季節ならレンタカー(四輪駆動がベター)でも行けるが、地質や歴史などの説明が得られるツアーをお勧めしたい。日本語ガイド付きではない現地ツアーでも、多言語解説(タブレット)を備えているツアーが多い。

DSC_7391・グトルフォス:『黄金の滝』を意味するダイナミックな滝。氷河の溶けた水が流れる川が幅70m、落差30mで豪快に流れ落ちる。冬期は行けない。(下左写真:水煙で見事な虹!)

・ゲイシール(間欠泉):水が地熱により熱せられて沸騰し、蒸気圧によって噴き上げる間欠泉が、アイスランドには多く点在する。最も大きなゲイシールは60mほどの高さまで噴出するそうだが、活動が鈍っているために噴出を見ることは難しいとのこと。ストロックル間欠泉は、30mほどの規模だが、ほぼ5〜6分おきに噴出している。 (下中央の写真)

・シンクヴェトリル国立公園:ユネスコの世界遺産

アイスランドは海嶺が地表に乗り上げている世界でもめずらしい場所。各所で地球の割れ目『ギャウ』を見ることができ、シンクヴェトリル内のものが最大規模。

②温泉ブルーラグーン

世界最大級といわれる屋外温泉施設ブルーラグーンは、ケプラヴィーク国際空港から車で15分ほどのところにある。空港⇔同施設⇔レイキャビックのシャトル(有料)もあり、フライトの前後に寄るのが効率的。隣接の地熱発電所で発電後に残る温泉水を利用するために人工的に造られたもので、広さ約5,000平方メートルと広大。周辺には溶岩台地が広がっていて、青い乳白色の温泉との対比は絶景。ミネラルを含んだお湯は皮膚疾患に効果があり、沈殿物の白い泥も肌に良いそうで、泥の入った壺が設置してある。スパ設備もある。

IMG_0259③南部の海岸と2つの人気の高い滝

南海岸は島で唯一フィヨルドではない海岸が続き、溶岩が砕けた黒い砂のビーチもある。セーリャラントスフォス(滝)は国道1号線から近く、訪れる人が多い落差60mほどの滝。滝の裏側に行くことができ、裏側から滝と海岸を見ることができるということだが、ずぶ濡れ覚悟。冬場は寒いうえに滑りやすく危険。

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著作権:Guide to Iceland

スコゥガフォス(滝)は幅は約25m・落差は約60mと、アイスランドで最大級の規模。滝の上まで登る遊歩道(大半は階段)があり、展望台が設けられている。 (下右の写真)

南部の見どころをめぐる日本語ガイド付きデイツアーもあるが、国道1号線(島を一周するので、リングロードと呼ばれている)は、この辺りまではきれいに舗装されて走りやすいので、レンタカーで日帰りも可能。

しかし、次に記載する南東部へは、レイキャビクから所要十数時間のデイツアーもあるが、

1~2泊のツアーまたはレンタカー+宿泊で、じっくりと散策やアクティビティを楽しみたい。

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著作権:Guide to Iceland

④南東部の氷河や湖

スカフタフェットル国立公園: 火山と氷河といった自然の景観美を一度に見られる。大小の滝がある中でも見どころは柱状の岩の崖から流れ落ちるスヴァルティフォス。

ヴァトナヨークトルはヨーロッパ最大の氷河で、その総面積は約8,100平方メートル。四輪駆動車やスノーモービル、ジープで氷河の上を走るツアーや、氷河の上を歩くトレッキングツアーなど、多くのツアーがある。ヴァトナヨークトル氷河には氷の洞窟があり、神秘的なブルーの世界が絶景。冬季、ツアーのみで訪問可。

ヨークルスアゥルロゥンは、ヴァトナヨークトルの南にあるアイスランド最大の氷河湖。氷河が湖に崩れ落ち、氷山や流氷となって浮かんでいる景観は壮観。水陸両用車に乗って氷河湖を巡るツアーがある。