Saturday, April 20, 2024

Michigan Natura and Parks水が豊かなミシガンの湖や川の自然に親しもう

<!--:en-->Michigan Natura and Parks<!--:--><!--:ja-->水が豊かなミシガンの湖や川の自然に親しもう<!--:--> 5

ミシガン育ちの多くの人は短い春から秋を満喫しようと自然の中に身を置く。ヨットやボートを所有している人も多く、湖や川沿いの家に船寄せの施設が備わっているのはごくありふれた光景である。

せっかくミシガンに住んでいるのだから水辺のアウトドアライフを楽しみたいものだが、フロリダ等の観光地と違って、ボート類のレンタルやツアーのビジネスサービスが少ないのが難。今月号では、メトロパークなどの公共の施設を中心に、手軽なカヌー/カヤックのレンタルサービスがある場所、そして用具無しで楽しむことが出来る自然観察やネイチャーセンターをいくつか紹介したい。

デトロイト近郊の公園でのカヌー乗り

身近な州のレクリエーションアリアの2つProud Lake と Island Lake、そしてウェインカウンティの公園Hines ParkにあるNewburgh Lake、以上の3ヶ所で HEAVNER CANOE& KAYAK RENAL運営のカヌーレンタルを利用することができる。
*営業期間や時間、料金はまちまちなので、下記Webサイトなどでご確認ください。
http://www.heavnercanoe.com/

前者2ヶ所(Proud Lake と Island Lake)はステイトパークの入場許可書が必要になる。(入り口で購入が可能。)どちらも何ヶ所かに設定された出発点から川を下る方式で、シャトルのサービスもある。仲間や家族と車2台で行き、シャトルを利用しない方法をとると格安になる。より長い距離や一泊のトリップのアレンジも可能 (要予約)。

Proud Lake は Milfordの南東(Wixomの北西)。約1時間の距離から6時間以上かかるコースまで6種の設定がある。

Island Lake はNew Hudsonの西、Kensington MetroparkのKent Lakeの西端がレンタルカヌーの拠点になっている。1時間から3時間程度の2つのコース。

Newburgh Lakeでは、小さい湖の畔で借りて、同じ所に返却。事前に依頼すれば川くだりも可能。Hines Park は Northville から Plymouth などの7市を経てDearborn Heightsまで続く細長い公園。住宅街を縫う緑のオアシスラインと言っても過言ではないほど木々が豊か。湖水の澱みは否めない。車道(Hines Drive)に沿って自転車レーンもありジョギングやサイクリングをする人にポピュラー。NewburghLakeはフリーウェイ I – 2 7 5 から1マイルほど東。

ここで、(日本の公園や湖でよく見る)手漕ぎボートとカヌーの違いを解説。一番大きな違いは前に進むのがカヌーで後ろに進むのがボート。そして、ボートは櫂(オール)が艇に固定されているのに対し、カヌーは櫂が固定されていない。ということで、カヌーイングで注意を要するのはオールを水に落とさないようにすること。そして1本のオールで左右に切り替えながら漕ぐのに慣れが要る。また、カヌーは細長く左右のバランスが不安定なので転覆にも要注意。進路の状況は確認し易い。初心者でも10分も漕げばコツをつかめる(と思う)が、流れの急な箇所で舵を取るには技術が要る。レンタル用の一般的なカヌーには4,5人乗ることができるが、中で移動するとバランスを崩し転覆しかねないので、動き回りたい時期のお子さん連れでの長いコースは避けた方が無難。

メトロパークで水や自然に親しむアクティビティ

メトロパークは Huron River と Clinton River に沿って、デトロイトを中心に半円状に点在する(現在13箇所)。住宅街近くにありながら緑と水の自然が豊かだ。住民の憩いやアクティビティの場を提供する目的とともに、自然保護も重要な使命。ネイチャーセンターを中心に、学習活動の場や観察ツアーなどを多種提供している。期間および時間や料金の詳細等は公式サイトwww.metroparks.comでお確かめの上、お出かけ下さい。

Delhi Metropark / Dexter-Huron Metropark / Hudson Mills Metropark

Delhi Metroparkは、レンタルカヌーでの川下りサービスの施設がある唯一のメトロパークで、上流のHudson Mills又はDexter-Huronまでカヌーと一緒に運んでくれる。Dexter-Huronからは3マイル。Hudson MillsからはDexter-Huronを経て約8マイルのカヌーイングになる。特に上流は水が澄み緑が深く、町から近いことが信じられないほど。

先日この8マイルのカヌーイングをしたので、詳細を加えて記させていただく。

湖でのカヌーはしたことがあったが、川下りコースは初めてなので短い3マイルコースをする予定で現地入りしたところ、その時間(月曜日の12時)は8マイルのスタート地点へのシャトルしかないと発覚。3マイルコースのシャトルは3時まで無いとのことで、覚悟を決めて8マイルに挑戦することに。曜日によって異なるので予約時に確認されたし。

スタッフから全員(この日は20名強)に、「目標になる橋は5つ。橋の下は右側を。Dexter-Huronに寄って休憩が可能」など口頭で簡単な説明を与えられた後、一足乗り込むと揺れるカヌーにスタッフの手を借りて乗り込み、腰をすえて、いざ出発。8マイルをする者が初心者であるはずは無いと思うからか、漕ぎ方の説明などは全く無い。

川の流れの速さはというと、漕がなくても早歩き程度の速さの場所もあるが、大半は漕がないとほとんど進まないくらいの穏やかさ。水量によって異なるのかもしれない。川面の輝きと緑の美しさに目を奪われつつも、自分たちがどれだけ進んだかが分からず気持ちは落ち着かない。目標となる1つ目の橋が見えるまでが長く、(結果的には全体の1/3ほどの)1時間かかった。数日前の嵐のせいなのか倒木がかなり多い。浅瀬や岩も要注意。川の流れに引きずれて倒木にはまったり、浅瀬に乗り上げて前にも後ろにも進めなくなたりしたが、手足やオールを駆使して危機脱出。川面が白く波立っている所は浅いので回避すべきだと学んだ。途中、岸辺に佇む鹿や七面鳥に遭遇した。

Dexter-Huronまで2時間程。我々の後から出発した家族連れには父親と娘の気合いの入った漕ぎで一気に追い越されたが、他の数艘は視野にも入らなかったので、まず平均並みか速めのスピードといったところか。Dexter-Huronで陸に上がって休憩できると言われていたが、うまく岸に寄せる技術もカヌーを岸に上げる力も無いと判断して素通り。ここまで来れば先が知れて気持ちに余裕が生まれたが、後半は木々の間に見える家も増え、最後のほうは自動車道と並走し、町の雑沓感が伝わってきた。

上陸しての休憩をしなかったので3時間10分でDelhi Metroparkに到着。終点の数百メートル手前に‘West Delhi, Canoe Take-out’の看板があり、誰もいないがここで自力で引き上げるべきなのかと迷い、幸い手元にあった電話番号に問い合わせた。もう少し先と確認でき、安心して先に進んだ。濡れては大変なので車に置こうかと迷った携帯電話が役立った。行き過ぎ、カヌーの破損にはペナルティーを科されるので要注意。終盤には腕が疲れたが、非力な(?)女性二人でも無理の無いコースで景色にも満喫。とはいえ、転覆したり倒木にはまり込んだら厳しかっただろう。濡れてもよい服装、いざという時に川底で踏ん張れる靴の着用をお薦め。ライフベストとベンチクッションは借りられる。

Indian Springs Metropark

ミシガン南東部の自然を学習するEnvironmentalDiscovery Center (環境学習センター) があり、実験室やエコシステムについての展示、学習プログラムが充実している。池を水中から観察するためのガラス張りのドームが数年前に完成したが、水の透明度が低く、魚や植物はあまり見えないのが残念。プレーリー(草原)が多い公園。

Kensington Metropark

Kent Lake を包括するパークで、湖畔沿いのトレイル(8マイル強)は林間、原っぱもあり景色が良い。湖の探索用に乗り合いの観覧船のほか、レンタルの足こぎボート、カヌー、カヤックなどあり、メトロパークの中で最も充実してる。ペッティングファーム、ネイチャーセンターもある。湿地のトレイルは野鳥観察に絶好。

Stony Creek Metropark

Stony Creek Lakeを包括するパークで、湖畔1周のトレイルは8.3マイル。Kensingtonと似た趣だが起伏が多い。その起伏を利用したメトロパークでは唯一のマウンテンバイク・トレイルが充実している。ボートやカヌーのレンタルサービス有り。

Lake Erie Metropark

Marshlands Museum and Nature CenterというMarsh(湿地帯・潟)にフォーカスした博物館がある。猛禽類(鷲など)の生物の剥製展示の他、水辺の狩の歴史に関する旧式ボートやデコイの展示があるのがユニーク。エリー湖を臨む波のプール (Wave Pool) が人気。ただし波のプールはそれ程大きくはなく、他のプールは無い。

Lake St. Clair Metropark (旧称Metro Beech)

セントクレア湖に面する公園で、ボートランチ(艀)設備もあるがレンタルは無い。自然センターは規模が小さいが、野鳥の剥製の展示が充実しており、様々なプログラムを企画している。湖に臨むウォータースライド付きプールやSquirt Zoneという水遊び場があり、夏の人気スポット。対岸に並ぶボート施設を備えた民家を眺めるのも一興。

遠出してHoughton Lakeへ

近場のパークでのカヌーもいいけれど、一足伸ばして、さらに豊かな自然の中でカヌー体験をしてみるのもいいかも。デトロイトから車で約3時間北方のHoughton Lakeでは、カヌーをしながら様々な野生植物・動物に遭遇でき、森林浴効果も抜群。1-2時間のコースから半日、一日コースと様々ある。

カヌーの他にもチュービングやカヤッキングで川下りを楽しむこともできる。チュービングはグループでパーティー感覚で楽しみたい人にお勧め。ゆ~ったりした気分で自然を満喫したい方にはカヌーイングやカヤッキングがグー。

服装は水着または濡れても良いものでいく必要があるが、カヌーなどすべて貸出してくれる。初心者でも問題なし。Houghton Lakeの辺りには、下記のリスト以外にもたくさんカヌーができるところがある。White Birch Canoe Trips & Campgroundには緑豊かなキャンプ場もある。日帰りも可能だが、できれば泊りがけでゆっくり満喫したいもの。

http://www.whitebirchcanoe.com/
http://canoeatcampbells.com/
http://www.paddlebrave.com/webapp/p/6/rates.html

ミシガン育ちの多くの人は短い春から秋を満喫しようと自然の中に身を置く。ヨットやボートを所有している人も多く、湖や川沿いの家に船寄せの施設が備わっているのはごくありふれた光景である。

せっかくミシガンに住んでいるのだから水辺のアウトドアライフを楽しみたいものだが、フロリダ等の観光地と違って、ボート類のレンタルやツアーのビジネスサービスが少ないのが難。今月号では、メトロパークなどの公共の施設を中心に、手軽なカヌー/カヤックのレンタルサービスがある場所、そして用具無しで楽しむことが出来る自然観察やネイチャーセンターをいくつか紹介したい。

デトロイト近郊の公園でのカヌー乗り

身近な州のレクリエーションアリアの2つProud Lake と Island Lake、そしてウェインカウンティの公園Hines ParkにあるNewburgh Lake、以上の3ヶ所で HEAVNER CANOE& KAYAK RENAL運営のカヌーレンタルを利用することができる。
*営業期間や時間、料金はまちまちなので、下記Webサイトなどでご確認ください。
http://www.heavnercanoe.com/

前者2ヶ所(Proud Lake と Island Lake)はステイトパークの入場許可書が必要になる。(入り口で購入が可能。)どちらも何ヶ所かに設定された出発点から川を下る方式で、シャトルのサービスもある。仲間や家族と車2台で行き、シャトルを利用しない方法をとると格安になる。より長い距離や一泊のトリップのアレンジも可能 (要予約)。

Proud Lake は Milfordの南東(Wixomの北西)。約1時間の距離から6時間以上かかるコースまで6種の設定がある。

Island Lake はNew Hudsonの西、Kensington MetroparkのKent Lakeの西端がレンタルカヌーの拠点になっている。1時間から3時間程度の2つのコース。

Newburgh Lakeでは、小さい湖の畔で借りて、同じ所に返却。事前に依頼すれば川くだりも可能。Hines Park は Northville から Plymouth などの7市を経てDearborn Heightsまで続く細長い公園。住宅街を縫う緑のオアシスラインと言っても過言ではないほど木々が豊か。湖水の澱みは否めない。車道(Hines Drive)に沿って自転車レーンもありジョギングやサイクリングをする人にポピュラー。NewburghLakeはフリーウェイ I – 2 7 5 から1マイルほど東。

ここで、(日本の公園や湖でよく見る)手漕ぎボートとカヌーの違いを解説。一番大きな違いは前に進むのがカヌーで後ろに進むのがボート。そして、ボートは櫂(オール)が艇に固定されているのに対し、カヌーは櫂が固定されていない。ということで、カヌーイングで注意を要するのはオールを水に落とさないようにすること。そして1本のオールで左右に切り替えながら漕ぐのに慣れが要る。また、カヌーは細長く左右のバランスが不安定なので転覆にも要注意。進路の状況は確認し易い。初心者でも10分も漕げばコツをつかめる(と思う)が、流れの急な箇所で舵を取るには技術が要る。レンタル用の一般的なカヌーには4,5人乗ることができるが、中で移動するとバランスを崩し転覆しかねないので、動き回りたい時期のお子さん連れでの長いコースは避けた方が無難。

メトロパークで水や自然に親しむアクティビティ

メトロパークは Huron River と Clinton River に沿って、デトロイトを中心に半円状に点在する(現在13箇所)。住宅街近くにありながら緑と水の自然が豊かだ。住民の憩いやアクティビティの場を提供する目的とともに、自然保護も重要な使命。ネイチャーセンターを中心に、学習活動の場や観察ツアーなどを多種提供している。期間および時間や料金の詳細等は公式サイトwww.metroparks.comでお確かめの上、お出かけ下さい。

Delhi Metropark / Dexter-Huron Metropark / Hudson Mills Metropark

Delhi Metroparkは、レンタルカヌーでの川下りサービスの施設がある唯一のメトロパークで、上流のHudson Mills又はDexter-Huronまでカヌーと一緒に運んでくれる。Dexter-Huronからは3マイル。Hudson MillsからはDexter-Huronを経て約8マイルのカヌーイングになる。特に上流は水が澄み緑が深く、町から近いことが信じられないほど。

先日この8マイルのカヌーイングをしたので、詳細を加えて記させていただく。

湖でのカヌーはしたことがあったが、川下りコースは初めてなので短い3マイルコースをする予定で現地入りしたところ、その時間(月曜日の12時)は8マイルのスタート地点へのシャトルしかないと発覚。3マイルコースのシャトルは3時まで無いとのことで、覚悟を決めて8マイルに挑戦することに。曜日によって異なるので予約時に確認されたし。

スタッフから全員(この日は20名強)に、「目標になる橋は5つ。橋の下は右側を。Dexter-Huronに寄って休憩が可能」など口頭で簡単な説明を与えられた後、一足乗り込むと揺れるカヌーにスタッフの手を借りて乗り込み、腰をすえて、いざ出発。8マイルをする者が初心者であるはずは無いと思うからか、漕ぎ方の説明などは全く無い。

川の流れの速さはというと、漕がなくても早歩き程度の速さの場所もあるが、大半は漕がないとほとんど進まないくらいの穏やかさ。水量によって異なるのかもしれない。川面の輝きと緑の美しさに目を奪われつつも、自分たちがどれだけ進んだかが分からず気持ちは落ち着かない。目標となる1つ目の橋が見えるまでが長く、(結果的には全体の1/3ほどの)1時間かかった。数日前の嵐のせいなのか倒木がかなり多い。浅瀬や岩も要注意。川の流れに引きずれて倒木にはまったり、浅瀬に乗り上げて前にも後ろにも進めなくなたりしたが、手足やオールを駆使して危機脱出。川面が白く波立っている所は浅いので回避すべきだと学んだ。途中、岸辺に佇む鹿や七面鳥に遭遇した。

Dexter-Huronまで2時間程。我々の後から出発した家族連れには父親と娘の気合いの入った漕ぎで一気に追い越されたが、他の数艘は視野にも入らなかったので、まず平均並みか速めのスピードといったところか。Dexter-Huronで陸に上がって休憩できると言われていたが、うまく岸に寄せる技術もカヌーを岸に上げる力も無いと判断して素通り。ここまで来れば先が知れて気持ちに余裕が生まれたが、後半は木々の間に見える家も増え、最後のほうは自動車道と並走し、町の雑沓感が伝わってきた。

上陸しての休憩をしなかったので3時間10分でDelhi Metroparkに到着。終点の数百メートル手前に‘West Delhi, Canoe Take-out’の看板があり、誰もいないがここで自力で引き上げるべきなのかと迷い、幸い手元にあった電話番号に問い合わせた。もう少し先と確認でき、安心して先に進んだ。濡れては大変なので車に置こうかと迷った携帯電話が役立った。行き過ぎ、カヌーの破損にはペナルティーを科されるので要注意。終盤には腕が疲れたが、非力な(?)女性二人でも無理の無いコースで景色にも満喫。とはいえ、転覆したり倒木にはまり込んだら厳しかっただろう。濡れてもよい服装、いざという時に川底で踏ん張れる靴の着用をお薦め。ライフベストとベンチクッションは借りられる。

Indian Springs Metropark

ミシガン南東部の自然を学習するEnvironmentalDiscovery Center (環境学習センター) があり、実験室やエコシステムについての展示、学習プログラムが充実している。池を水中から観察するためのガラス張りのドームが数年前に完成したが、水の透明度が低く、魚や植物はあまり見えないのが残念。プレーリー(草原)が多い公園。

Kensington Metropark

Kent Lake を包括するパークで、湖畔沿いのトレイル(8マイル強)は林間、原っぱもあり景色が良い。湖の探索用に乗り合いの観覧船のほか、レンタルの足こぎボート、カヌー、カヤックなどあり、メトロパークの中で最も充実してる。ペッティングファーム、ネイチャーセンターもある。湿地のトレイルは野鳥観察に絶好。

Stony Creek Metropark

Stony Creek Lakeを包括するパークで、湖畔1周のトレイルは8.3マイル。Kensingtonと似た趣だが起伏が多い。その起伏を利用したメトロパークでは唯一のマウンテンバイク・トレイルが充実している。ボートやカヌーのレンタルサービス有り。

Lake Erie Metropark

Marshlands Museum and Nature CenterというMarsh(湿地帯・潟)にフォーカスした博物館がある。猛禽類(鷲など)の生物の剥製展示の他、水辺の狩の歴史に関する旧式ボートやデコイの展示があるのがユニーク。エリー湖を臨む波のプール (Wave Pool) が人気。ただし波のプールはそれ程大きくはなく、他のプールは無い。

Lake St. Clair Metropark (旧称Metro Beech)

セントクレア湖に面する公園で、ボートランチ(艀)設備もあるがレンタルは無い。自然センターは規模が小さいが、野鳥の剥製の展示が充実しており、様々なプログラムを企画している。湖に臨むウォータースライド付きプールやSquirt Zoneという水遊び場があり、夏の人気スポット。対岸に並ぶボート施設を備えた民家を眺めるのも一興。

遠出してHoughton Lakeへ

近場のパークでのカヌーもいいけれど、一足伸ばして、さらに豊かな自然の中でカヌー体験をしてみるのもいいかも。デトロイトから車で約3時間北方のHoughton Lakeでは、カヌーをしながら様々な野生植物・動物に遭遇でき、森林浴効果も抜群。1-2時間のコースから半日、一日コースと様々ある。

カヌーの他にもチュービングやカヤッキングで川下りを楽しむこともできる。チュービングはグループでパーティー感覚で楽しみたい人にお勧め。ゆ~ったりした気分で自然を満喫したい方にはカヌーイングやカヤッキングがグー。

服装は水着または濡れても良いものでいく必要があるが、カヌーなどすべて貸出してくれる。初心者でも問題なし。Houghton Lakeの辺りには、下記のリスト以外にもたくさんカヌーができるところがある。White Birch Canoe Trips & Campgroundには緑豊かなキャンプ場もある。日帰りも可能だが、できれば泊りがけでゆっくり満喫したいもの。

http://www.whitebirchcanoe.com/
http://canoeatcampbells.com/
http://www.paddlebrave.com/webapp/p/6/rates.html

 

West Michigan Wineries西ミシガンのワイナリーのススメ

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<!--:en-->West Michigan Wineries<!--:--><!--:ja-->西ミシガンのワイナリーのススメ<!--:--> 3

 本紙の読者にはデトロイト近辺の方々が多いだろうと思うが、ミシガンのワイナリーと聞いてすぐ頭に思い浮かぶのは、多分、ミシガン北部のトラバースシティ地域のワイナリーではないかと思う。ところが実は、ミシガン南西部にも多くのワイナリーがあるのをご存知だろうか。I-94をひたすら西に進むと、ミシガンのもうひとつのワイン大産地に着く。そこには、Lake Michigan Shore Wine Trail というワイントレイルがある。

 ワイントレイルとは、ワイナリーの組合グループのようなものだが、Lake Michigan Shore Wine Trailのサインは、青にブドウの絵をあしらったかわいいデザイン(写真)で、ワイントレイルの至る所でお目にかかる。

 このワイントレイルは、南はインデイアナ州境近くから北はソーガタックまで、ミシガン湖に沿って広がる。丘陵の多い農業地帯に全部で13のワイナリーが点在し、ワイナリーの中には試飲の出店(tasting rooms)を持っているものもある。

 南西部のワイナリーをお勧めしたい理由はふたつ。ひとつ、北部に行くより近い。北部は4時間以上かかるのに対し、南西部は2.5〜3時間で着く。もうひとつは、良質のミシガン湖のビーチが近くにたくさんあること。緯度がもっと南だから、夏は湖の水が北部の水よりも暖かい気がする。気のせいかもしれないが。私個人としては、今住んでいる所が北限、これ以上北へあまり行きたくないのもあって、いつも西に向かうことにしている(笑)。でも、北進が好きな方にも、ぜひ一度西進をトライしていただきたいと思う。

 ミシガン州はなだらかな丘陵が多いが、南西部もそうで、時折、丘陵の上にブドウ畑が広がる、のどかな田園風景である。

 ワイナリーには、田園の深い奥地にあるものもあれば、高速道路を降りてすぐの所にあるものもある。写真は Coloma という町にある KarmaVistaワイナリー。立地風景の美しさはトップを争うのではないかと思うが、意外にも高速I-94を降りて5分くらいの所にある。もっと奥に入ってミシガン南西部の大農業地帯ぶりを実感してみたいなら、Berrien Springs のような I-94から遠く離れた所にあるワイナリーがいい。または、Saugatuckのようなリゾートへの観光旅行の際に、ダウンタウンにある試飲の出店に立ち寄るのもいいだろう。

 ミシガンは全米4位のブドウの大産地。が、その大部分はジュース用。ワイン用ブドウは13%強で、その内51%がTraverse City付近で、45%はミシガン南西部で栽培されている。そして、その栽培の殆どは、ミシガン湖から25マイル (40キロ)以内の地域に限られている。

 何故、ミシガン湖から40キロ以内の地域かというと、水はけのよい砂質の土壌と湖水効果(lake effect)のお陰でブドウ栽培に適しているのだそうだ。 lake effectは西ミシガンに豪雪をもたらすが、この豪雪が冬ブドウを保護してくれ、春は春で、lake effectがブドウの開花を遅らせて春先の霜害から守ってくれるのだそうである。

 州の南西端に位置するとは言え、そこはミシガン、気候はやはり冷涼。フランス、ドイツの気候と似ているそうで、そのため、栽培されるブドウの品種は、冷涼な欧州の気候に適したヨーロッパ品種だ。

 北ミシガンのワインも優秀だが、西のワイナリーも負けてはいない。どこのワイナリーも色々なコンクールで色々な受賞をしている。ミシガン州は今、観光PRに力を入れており、そのお蔭で、ミシガンワインの名はシカゴなど他州に知れ渡りつつあるそうだ。南西部ワイナリーのワインはデトロイト地域では売られていないものが多い。シカゴ旅行の機会等あれば、そのついでに、I-94を途中下車して気軽にワイナリーに立ち寄ってみるのも良いだろう。

 この地域はシカゴから約90分の近さなので、昔からシカゴ人の避暑地、週末バカンス(weekend getaway)の場所なのだが、デトロイト人にとっても、そんなに遠い所ではない。ミシガン湖のミシガン州側は良いビーチに恵まれ、砂が美しいことで定評がある。夏はビーチでの湖水浴とワイナリー訪問を組み合わせれば、立派な近場のバカンスになる。春、秋のミシガン湖畔の散策も味がある。ソーガタックなどのリゾートにも近いので、それらの観光とワイナリー訪問の両方を無理なく出来るのも魅力だ。

各ワイナリーとtasting roomsの所在地については下記リンクへ:

http://www.lakemichiganshorewinetrail.com/trail-map.html

また、拙ブログでもいくつかのワイナリーを紹介しているので、ご興味あれば、こちらの方もどうぞ:

http://www.ayamay.com (ミシガン再発見の旅)

by つくしギャル

 

 本紙の読者にはデトロイト近辺の方々が多いだろうと思うが、ミシガンのワイナリーと聞いてすぐ頭に思い浮かぶのは、多分、ミシガン北部のトラバースシティ地域のワイナリーではないかと思う。ところが実は、ミシガン南西部にも多くのワイナリーがあるのをご存知だろうか。I-94をひたすら西に進むと、ミシガンのもうひとつのワイン大産地に着く。そこには、Lake Michigan Shore Wine Trail というワイントレイルがある。

 ワイントレイルとは、ワイナリーの組合グループのようなものだが、Lake Michigan Shore Wine Trailのサインは、青にブドウの絵をあしらったかわいいデザイン(写真)で、ワイントレイルの至る所でお目にかかる。

 このワイントレイルは、南はインデイアナ州境近くから北はソーガタックまで、ミシガン湖に沿って広がる。丘陵の多い農業地帯に全部で13のワイナリーが点在し、ワイナリーの中には試飲の出店(tasting rooms)を持っているものもある。

 南西部のワイナリーをお勧めしたい理由はふたつ。ひとつ、北部に行くより近い。北部は4時間以上かかるのに対し、南西部は2.5〜3時間で着く。もうひとつは、良質のミシガン湖のビーチが近くにたくさんあること。緯度がもっと南だから、夏は湖の水が北部の水よりも暖かい気がする。気のせいかもしれないが。私個人としては、今住んでいる所が北限、これ以上北へあまり行きたくないのもあって、いつも西に向かうことにしている(笑)。でも、北進が好きな方にも、ぜひ一度西進をトライしていただきたいと思う。

 ミシガン州はなだらかな丘陵が多いが、南西部もそうで、時折、丘陵の上にブドウ畑が広がる、のどかな田園風景である。

 ワイナリーには、田園の深い奥地にあるものもあれば、高速道路を降りてすぐの所にあるものもある。写真は Coloma という町にある KarmaVistaワイナリー。立地風景の美しさはトップを争うのではないかと思うが、意外にも高速I-94を降りて5分くらいの所にある。もっと奥に入ってミシガン南西部の大農業地帯ぶりを実感してみたいなら、Berrien Springs のような I-94から遠く離れた所にあるワイナリーがいい。または、Saugatuckのようなリゾートへの観光旅行の際に、ダウンタウンにある試飲の出店に立ち寄るのもいいだろう。

 ミシガンは全米4位のブドウの大産地。が、その大部分はジュース用。ワイン用ブドウは13%強で、その内51%がTraverse City付近で、45%はミシガン南西部で栽培されている。そして、その栽培の殆どは、ミシガン湖から25マイル (40キロ)以内の地域に限られている。

 何故、ミシガン湖から40キロ以内の地域かというと、水はけのよい砂質の土壌と湖水効果(lake effect)のお陰でブドウ栽培に適しているのだそうだ。 lake effectは西ミシガンに豪雪をもたらすが、この豪雪が冬ブドウを保護してくれ、春は春で、lake effectがブドウの開花を遅らせて春先の霜害から守ってくれるのだそうである。

 州の南西端に位置するとは言え、そこはミシガン、気候はやはり冷涼。フランス、ドイツの気候と似ているそうで、そのため、栽培されるブドウの品種は、冷涼な欧州の気候に適したヨーロッパ品種だ。

 北ミシガンのワインも優秀だが、西のワイナリーも負けてはいない。どこのワイナリーも色々なコンクールで色々な受賞をしている。ミシガン州は今、観光PRに力を入れており、そのお蔭で、ミシガンワインの名はシカゴなど他州に知れ渡りつつあるそうだ。南西部ワイナリーのワインはデトロイト地域では売られていないものが多い。シカゴ旅行の機会等あれば、そのついでに、I-94を途中下車して気軽にワイナリーに立ち寄ってみるのも良いだろう。

 この地域はシカゴから約90分の近さなので、昔からシカゴ人の避暑地、週末バカンス(weekend getaway)の場所なのだが、デトロイト人にとっても、そんなに遠い所ではない。ミシガン湖のミシガン州側は良いビーチに恵まれ、砂が美しいことで定評がある。夏はビーチでの湖水浴とワイナリー訪問を組み合わせれば、立派な近場のバカンスになる。春、秋のミシガン湖畔の散策も味がある。ソーガタックなどのリゾートにも近いので、それらの観光とワイナリー訪問の両方を無理なく出来るのも魅力だ。

各ワイナリーとtasting roomsの所在地については下記リンクへ:

http://www.lakemichiganshorewinetrail.com/trail-map.html

また、拙ブログでもいくつかのワイナリーを紹介しているので、ご興味あれば、こちらの方もどうぞ:

http://www.ayamay.com (ミシガン再発見の旅)

by つくしギャル

 

フロリダのガーデン

フロリダのガーデン 1

同じ北米とはいえミシガンとは気候の異なるフロリダに行って、テーマパークや遊園地で過ごすだけではもったい! 昨年6月号では、マイアミ西方の湿地帯のサファリ“Billie  Swamp Safari”をフロリダ在住経験者の方が紹介してくれたが、今回は穏やかに南の自然を楽しむことができる施設を2カ所紹介したい。

DSC_5957Leu Gardens (Orland, Florida) 

オーランドのダウンタウンから車で10分強のところに、多種多彩な植物を鑑賞できるLeu Gardens (正式名称Harry P Leu Gardens) がある。Universal Orland付近から30分弱、
Disney Worldからは40分程。テーマパークの喧騒とは打って変わったのどかな庭園は小さな湖に面し、50エーカーの敷地はのんびりと散策するのに適している。疲れない広さで、オアシスのような存在である。

1497619-406032996194020-1862219346-n_54_990x660_201406012227モダンなウェルカムセンターを通って庭に進むと、Tropical Stream Gardenと名付けられた、小川を取り巻く木々がいかにもフロリダらしい南国ムードのある一画で、バナナや椰子の木を始め、トロピカルな木や草花の宝庫。全域がこの雰囲気かと思いきや、整然とした美しいローズガーデン、サボテン、バンブー(竹)のコレクションの一画もある。

このように多種多様な植物を有しているのは、かつての所有者ハリーP.ルー氏夫妻が、事業で成功した私財を投じて世界を巡り、‘植物のオアシス’を造りあげるために、種や苗を持ち帰った御蔭なのだそうだ。

DSC_5954そして、この庭園と邸宅は、.ルー氏によって1961年にオーランド市に寄贈され、多くのポランティアの協力によって維持されている。野菜の花壇やハーブ園など、小さいながらも大層手がかかるであろうと窺えるスペースもあり、Idia Gardensに至ってはパティオ風、ワイルドフラワー(野草)ガーデン、バードガーデン、シェイド・ガーデン、などなど、趣向を凝らしたミニガーデンもあり、多くの人が日々丹念に手入れをしていることが分かる。花壇のレイアウトの参考になりそう。庭いじりの好きな人にはたまらない場所といえる。

DSC_6021珍しい草花も多い。右の写真は、生け花でも重用されるBird of paradise。和名ゴクラクチョウカ(極楽鳥花)の名の通り、極楽鳥のくちばしや冠を連想させる不思議な形が人気の花。

中ほどに佇む邸宅は国の歴史的施設にも登録されており、博物館(Leu House Museum)として公開されている。見学はガイドツアー(30分程) のみ、予約が必要になる(無料:入場料に含まれている)。館内の家具や調度品、食器、そして展示されている服飾品などは、かつての住人のものではなく、各々の部屋に合ったアンティックを地元の人々が提供したということ。

庭園は、さっと回りきるだけであれば1時間でも可能な広さ。「あなたの興味次第で、1時間から数時間」とパンフレットに記載されている。湖畔で大木も多いので、暑い時期でも比較的過ごしやすい。

DSC_6020Harry P Leu Gardens 

住所 1920 N Forest Ave, Orlando, FL 32803

開園時間 9 a.m. – 5 p.m.(クリスマス以外、毎日)

入園料 大人:$10 子供(K-12才):$3 4才以下:無料

邸宅The Leu House Museum のツアーは10時から

30分おき、3:30が最終。7月は閉館。

季節ごとの開花の種類やイベントなどの詳細はホームページで。フロリダ州内の他のガーデンの案内も載っている。  www.leugardens.org

☆邸宅ツアーで一緒だった地元の女性いわく、「自然を観て、フロリダの良さを知ってもらえたら嬉しいわ」


Butterfly World - butterflyButterfly World (Coconut Creek, Florida ) 

マイアミから車で北に1時間弱、オーランドからは3時間程のところにある、蝶のパーク。

植物園や動物園に付随したバタフライ・ガーデンはさほど珍しくないが、このButterfly Worldはその名に相応しい広さと規模があり、全米1の施設と言われている。80種類を超すおびだたしい数の蝶が羽ばたく広大な温室の他、ハミングバードやインコの飼鳥園、’BugZoo’と名付けられた虫の飼育室、そして、貴重な蝶の標本展示エリアもある。

研究施設としての機能も持ち、その様子を垣間見ることもできる。

Butterfly World - field trips

Butterfly World - Tropical Rain Forest including waterfall熱帯雨林を再現した温室内は、草花や木々が植物園並みに充実。野外には小ぶりな湖があるほどの広大さで、吊り橋もあり、ちょっとした冒険気分に。さらに、ローズガーデン、ガーデンセンターでは色も形も様々な花たちが目を楽しませてくれる。

これら全てが、イリノイ州育ちの男性ひとりの

‘蝶への情熱’からスタートしたというから驚く。

「パラダイスのよう」と例え、称賛する訪問者、リピーターも多い。足を伸ばす価値あり!

エバーグレイズ野生動物保護区に近いので、合わせて自然を満喫するのも一案。

Butterfly World - Lorikeets in fountainButterfly World  

【住所】 3600 W. Sample Road,  Coconut Creek, FL 33073

開園時間 月~土9am-5pm; 日曜11am-5pm

*イースター、サンクスギビング、クリスマスを除き、   毎日オープン。

入場料:大人$26.95 子ども (3-11才) $21.95

【ホームページ】butterflyworld.com

San Antonio, Texas: Deep Into Spanish Cultureスパニッシュ文化が色濃く残る San Antonio, Texas ミシガンより一足早く温かい風と花を楽しむ

<!--:en-->San Antonio, Texas: Deep Into Spanish Culture<!--:--><!--:ja-->スパニッシュ文化が色濃く残る San Antonio, Texas ミシガンより一足早く温かい風と花を楽しむ<!--:--> 10

 サンアントニオはテキサス州の南に位置し、メキシコ国境まで車で約3時間。スペイン人宣教師の入植によって集落が生まれ、その後、メキシコの統治時代を経多歴史があり、多くの文化が融合する街。歴史的遺産も数多く、周辺には広大な自然があり、いろいろな時の過ごし方ができる。

 ダウンタウンが観光の目玉で、川の運河沿いに美しい遊歩道が整備され、River Walk(リバーウォーク)と呼ばれ人気を集めている。川に面して洒落たレストランやバーが並び、散歩や食事をするだけでも楽しめる。モザイク画などが点在していて、面白い。ガイドつきの遊覧船で、川風を楽しみつつ、建物や賑わいを眺めるのも一興。

 メキシコ軍との戦いの舞台「アラモ砦」は、その戦いが映画化されて知名度が上がり、テキサスを代表する観光地のひとつになっている。建物だけでなく展示品も見ごたえがある。

 アラモ砦に並んで全米でも貴重な史跡がSan Antonioにある6つのスペイン人の伝道所(San Antonio Missions National Historical Park)。1718年から1731年の間にSan Antonio川に沿って建てられたもので、戦争中には基地となったものもあり、つぎはぎや増築された石造りの建物に、様々な国の文化の影響を受けた歴史が窺われる。Alamoの砦を除く4つの伝道所は、現役のローマカトリック教会になっている。

 運河に近い18世紀半ばのスペイン集落ラ・ヴィリータ地区は、古い家を利用したアートギャラリーや小物の店が並び、お洒落な場所として特に女性に人気。(左、下から2番目の写真)

 メキシコ系のレストランや雑貨店が密集しているマーケット・スクエア周辺(左下の写真)は、ミニ・メキシコ街といったところ。週末など、路上ステージでのライブミュージックや民族ダンスも行われる。この辺りのレストランやベーカリーには、馴染みないスイーツが並んでいる。

 ダウンタウン内の観光には車は必要なく、リバーウォーク周辺は歩いてでも充分に回れる。乗り降り自由なトラムが観光の目玉を繋いでいる。マーケット・スクエアは少々離れているものの、歩いて行ける範囲。

 サンアントニオはテキサス州の南に位置し、メキシコ国境まで車で約3時間。スペイン人宣教師の入植によって集落が生まれ、その後、メキシコの統治時代を経多歴史があり、多くの文化が融合する街。歴史的遺産も数多く、周辺には広大な自然があり、いろいろな時の過ごし方ができる。

 賑わいのあるサンアントニオ中心界隈だけでなく、レンタカーを借りて郊外へ足を延ばすことをお奨めしたい。広大な大地と雄大な自然の一端や西部開拓時代の雰囲気を残した街を見ることができる。

 B&B(民宿)の女主人や観光局の女性の一押しは、サンアントニオから1時間ほど北方の町 Fredericksburg。カウボーイが現れそうな雰囲気があるメインストリートには石造りの古めかしくも小綺麗な店が並んでいる。

 周辺ヒルカントリーはワイルドフラワーの美しさで知られ、Fredericksburgの西にあるWildseed Farms (右写真)では草花の種や苗木、草花を原料にした加工品を多種扱っている。隣接のガーデンは良く手入れされ花が溢れている。季節により彼方まで広がる花畑も眺められる。http://www.wildseedfarms.com/

 Prime Outlet in San Marcusは、ダウンタウンから車で(Austin方向へ)30分程の所にあるアウトレットモールで、店舗が多く、高級ブランド店がかなり揃っている。

 4月中旬から10日間にわたって行われる“フィエスタ サンアントニオ”はサンアントニオ最大のお祭りで、連日パレードやコンサートが催される。19世紀末の戦いの英雄を称える目的で始まったのが由来といわれ、テキサスの歴史を知り、ヒスパニックとの文化交流をする意味あいが加わったという。期間中のホテル予約は早めでないと難しいが、お祭りが近づくと家や店のドアや窓などにカラフルなリースが飾られるので、前後に行っても華やかな催しのお裾分けに預かれる。(右下写真)

 最後に食の楽しみ。何といってもメキシコレストランが多い。建物や内装、店員の衣装は準本場もの。リバーウォークでは流しの歌手がテーブルを回っていて、陽気な雰囲気を盛り上げている。

 そして、テキサスは言わずと知れた畜産の盛んな地。ビーフのステーキは、さすが産地という美味しさ。バイソンのバーガーといった珍メニューにも出会った。

 サンアントニオはテキサス州の南に位置し、メキシコ国境まで車で約3時間。スペイン人宣教師の入植によって集落が生まれ、その後、メキシコの統治時代を経多歴史があり、多くの文化が融合する街。歴史的遺産も数多く、周辺には広大な自然があり、いろいろな時の過ごし方ができる。

 ダウンタウンが観光の目玉で、川の運河沿いに美しい遊歩道が整備され、River Walk(リバーウォーク)と呼ばれ人気を集めている。川に面して洒落たレストランやバーが並び、散歩や食事をするだけでも楽しめる。モザイク画などが点在していて、面白い。ガイドつきの遊覧船で、川風を楽しみつつ、建物や賑わいを眺めるのも一興。

 メキシコ軍との戦いの舞台「アラモ砦」は、その戦いが映画化されて知名度が上がり、テキサスを代表する観光地のひとつになっている。建物だけでなく展示品も見ごたえがある。

 アラモ砦に並んで全米でも貴重な史跡がSan Antonioにある6つのスペイン人の伝道所(San Antonio Missions National Historical Park)。1718年から1731年の間にSan Antonio川に沿って建てられたもので、戦争中には基地となったものもあり、つぎはぎや増築された石造りの建物に、様々な国の文化の影響を受けた歴史が窺われる。Alamoの砦を除く4つの伝道所は、現役のローマカトリック教会になっている。

 運河に近い18世紀半ばのスペイン集落ラ・ヴィリータ地区は、古い家を利用したアートギャラリーや小物の店が並び、お洒落な場所として特に女性に人気。(左、下から2番目の写真)

 メキシコ系のレストランや雑貨店が密集しているマーケット・スクエア周辺(左下の写真)は、ミニ・メキシコ街といったところ。週末など、路上ステージでのライブミュージックや民族ダンスも行われる。この辺りのレストランやベーカリーには、馴染みないスイーツが並んでいる。

 ダウンタウン内の観光には車は必要なく、リバーウォーク周辺は歩いてでも充分に回れる。乗り降り自由なトラムが観光の目玉を繋いでいる。マーケット・スクエアは少々離れているものの、歩いて行ける範囲。

 サンアントニオはテキサス州の南に位置し、メキシコ国境まで車で約3時間。スペイン人宣教師の入植によって集落が生まれ、その後、メキシコの統治時代を経多歴史があり、多くの文化が融合する街。歴史的遺産も数多く、周辺には広大な自然があり、いろいろな時の過ごし方ができる。

 賑わいのあるサンアントニオ中心界隈だけでなく、レンタカーを借りて郊外へ足を延ばすことをお奨めしたい。広大な大地と雄大な自然の一端や西部開拓時代の雰囲気を残した街を見ることができる。

 B&B(民宿)の女主人や観光局の女性の一押しは、サンアントニオから1時間ほど北方の町 Fredericksburg。カウボーイが現れそうな雰囲気があるメインストリートには石造りの古めかしくも小綺麗な店が並んでいる。

 周辺ヒルカントリーはワイルドフラワーの美しさで知られ、Fredericksburgの西にあるWildseed Farms (右写真)では草花の種や苗木、草花を原料にした加工品を多種扱っている。隣接のガーデンは良く手入れされ花が溢れている。季節により彼方まで広がる花畑も眺められる。http://www.wildseedfarms.com/

 Prime Outlet in San Marcusは、ダウンタウンから車で(Austin方向へ)30分程の所にあるアウトレットモールで、店舗が多く、高級ブランド店がかなり揃っている。

 4月中旬から10日間にわたって行われる“フィエスタ サンアントニオ”はサンアントニオ最大のお祭りで、連日パレードやコンサートが催される。19世紀末の戦いの英雄を称える目的で始まったのが由来といわれ、テキサスの歴史を知り、ヒスパニックとの文化交流をする意味あいが加わったという。期間中のホテル予約は早めでないと難しいが、お祭りが近づくと家や店のドアや窓などにカラフルなリースが飾られるので、前後に行っても華やかな催しのお裾分けに預かれる。(右下写真)

 最後に食の楽しみ。何といってもメキシコレストランが多い。建物や内装、店員の衣装は準本場もの。リバーウォークでは流しの歌手がテーブルを回っていて、陽気な雰囲気を盛り上げている。

 そして、テキサスは言わずと知れた畜産の盛んな地。ビーフのステーキは、さすが産地という美味しさ。バイソンのバーガーといった珍メニューにも出会った。

メトロパークで身近な自然に親しむ

メトロパークで身近な自然に親しむ 3

Indian Spring_6487メトロパーク(正式名:HURON-CLINTON METROPOLITAN AUTHORITY METROPARKS)はウェイン、オークランド、マコブ、ワシュテナウなどのカウンティーの公園群で、ポンティアックやローチェスターを流れセントクレア湖に注ぐClinton River と、アナーバーを流れエリー湖に注ぐHuron Riverに添うように、デトロイトを中心に半円状に点在する。現在13のパークがあり、住宅街から近くにありながら驚くほどに緑と湖や川の自然が豊かである。

北側に位置するStony Creek Metropark はローチェスターのダウンタウンから数マイル、また、Kensington MetroparkはノバイのショッピングモールからI-96 で15分ほど、と市街地から近い。住民の憩いやアクティビティーの場を提供する目的とともに、自然が失われないように保護するのも大きな使命。規模や地理条件、設備は個々に異なり、かなり整ったネイチャーセンターやファームを備えるパークもあり、学習活動の場やプログラム、観察ツアーなども提供している。ゴルフ場、プールを保持しているパークもいくつかある。

Delhi

カヌーでの川下りサービスの施設がある唯一のメトロパーク。上流のHudson MillsまたはDexter-Huronまで貸しカヌーと一緒に運んでくれる。Dexter-Huronからは3マイル、Hudson MillsからはDexter-Huronを経て約8マイルのカヌーイングになる。木々の豊かな渓流を楽しむことが出来る。特に上流は水も澄んでいて緑が深く、町から近いことが信じられないほど。

IndianSpring_6489Indian Spring_2Indian Springs

メトロパークで唯一、自然について学習するEnvironmental Discovery Center(環境学習センター)があり、実験室やエコシステムに関する展示、学習プログラムが充実している。池を水中から観察するためのガラス張りの部屋が数年前に完成したが、自然のままで、水の透明度が低く、魚や植物はあまり見えないことが残念。

Kensington_DSC_6471Kensington_6478Kensington 

Kent Lakeを包括するパークで、湖畔沿いのトレイル(8マイル強)は林間、原っぱもあり景色が良い。レンタルの足こぎボート、カヌー、カヤックなどあり、メトロパークの中で湖遊びのボート関係が最も充実してる。乗り合いの観覧船は7月現在休航中。ペッティングファーム(下写真)、小規模ながらネイチャーセンターもある。湿地のトレイルは野鳥観察に絶好。シャワーや着替え室を備える湖畔ビーチとスライダー付プールがある。

Erle_IMG_8681Lake Erie

Marshlands Museum and Nature CenterというMarsh(湿地帯・潟)にフォーカスした博物館がある。生物や猛禽類(鷲など)の剥製展示の他、水辺のハンティングの歴史に関する旧式ボートやデコイの展示があるのがユニーク。エリー湖を望む波のプール(Wave Pool)が人気。ただし波のプールはそれ程大きくはなく、他のプールは無い。

Lake St. Clair Metropark

セントクレア湖に面する公園で、かなりな規模のボートランチ(艀)の設備もあるがレンタルは無い。自然センターは規模が小さいものの、地元の野鳥の剥製の展示が充実しており、様々なプログラムを企画している。湖に臨むプールやSquirt Zoneと名付けられた水遊び場があり気分爽快。

Wolcott Mill

他の公園とは趣が違い、ゴルフ場、Farm Learning Center (農場学習センター)、古いMill (水車つきの粉引き工場)が残る敷地、それぞれ別の3箇所になっており、ボートやサイクリングなどのアクティビティー施設は無い。Mill内部には、かつての工場機械や、展示物が置かれている。

☆  ☆  ☆  ☆  ☆

各パークへの入園には一日券($10)または年間パス($35)の購入が必要。年間パスは、購入日から1年間ではなく、年末までの期限。4日訪問すれば元を取れるので、年度の後半に入手しても十分に利用価値が望める。今回の記事では触れないが、パークによってはクロスカントリースキーのトレイルもり、冬には冬の楽しみ方がある。

個別施設の利用やレンタルの料金は公式サイトwww.metroparks.comで。

晩夏から秋の特徴ある特別イベント

Star Party ― Wolcott Mill Metropark 場所: Camp Rotary 20505 29 Mile Road Ray, MI

8月12日 7:00 pm  車1台につき$10

一年中で最も昼が長い日を楽しむイベント。ゲームやコンテスト、音楽など盛りだくさん。焚火も行われる。天文同好会(Warren Astronomic Society)が夜空観察のための望遠鏡を用意してくれる。ブランケットや椅子を持参して、ペルセウス座流星群を眺めては?

Colonial Kensington ― Kensington Metropark 場所:Martindale Beach

8月13日 9:00 am と 8月14日 4:00 pm

1700年代の暮らしはどんなものであったのか。その時代の衣装をまとった商人や職人から18世紀の伝統的な工芸品などを買うことができる。 一人$2(予約不要)

Astronomy at the Beach ― Kensington Metropark 場所:Maple Beach

9月9日 6:00 pm – 11:55 pm

望遠鏡で月や星を眺める機会。天文に関する企画も催される。Great Lakes Association of Astronomy Clubsがホストを務める。年齢制限なし。$2 寄付を奨励。

年間入園者100万人の花の名所:ブッチャート・ガーデン ~ カナダのビクトリア

年間入園者100万人の花の名所:ブッチャート・ガーデン ~ カナダのビクトリア 2

DSC_5168ブッチャート氏のセメント事業のために発生した石炭石採石場跡の荒れ果てた姿を憂いて、1904年にブッチャート夫人が手を入れたのがブッチャートガーデンの始まり。スウィートピーや薔薇など、いくつかを植えた当初の場所は、現在では同ガーデンのメインガーデンであるサンケンガーデン(沈床庭園)にまで成長した。一世紀以上を経て、22万平米(東京ドーム5個分)という広大な庭園になり、前述のサンケンガーデンの他、ローズガーデン、日本庭園、イタリアンガーデンなど、いくつかのエリアを持つ。各季節ごとの大量の花々が植え替えられ、規模も美しさも北米屈指のガーデンに挙げられる程に。周囲の木々は、かつてそこが採石場であったとは想像できないほど豊かに地を覆っている。2004年にはその歴史とホスビタリティも評価され、カナダ国定史跡に指定された。

IMG_6494年中無休で、4月から10月は花が絶えることが無いというこの庭園は、春には、オランダから輸入された13万個以上のチューリップや水仙をはじめとする球根類の華麗な色彩、そして、ツツジ、シャクナゲなどが新緑に映える。初夏には最も多種多様かつ膨大な数の花で溢れる。特に中央のローズガーデンは配置も凝っていて、蔓薔薇のアーチ道もあり、気品ある薔薇の姿と香りに優雅な演出を添える。夏には花火、野外コンサートなどのイベントも多数催される。石切り場の底に湧き水でできた湖が涼し気に花や木の葉を映し出す。25メートルの高さにまで吹き上げられる噴水もあり、いくつかのパターンの動きを見せ、夜に色彩照明が施される日もある。秋の紅葉は、メープルなどの落葉樹がさほど多くないので絶景とはいかないが、島全体が落ち着く美しい時期だという。彩りが絶えた後、年末にかけてクリスマスデコレーションに力を入れている。何万個ものライトや飾りが建物や木々に施される。降雪の後には単色画のような荘厳な風景が広がる。

IMG_6559庭園内での食事も人気。かつてはブッチャート家の邸宅であったレストラン「ザ・ダイニング・ルーム」では、庭園を眺めながら、ゆったりとした雰囲気の中でのアフタヌーンティーセット(正午から3時、要予約)や食事(季節限定)を楽しむことができる。温室横にあるカジュアルなカフェテリア(Blue Poppy Restaurant)からの花の眺めもなかなか。星形の池や整然とした花壇があるイタリアンガーデン脇ではジェラードを味わえる。

DSC_5196《ガーデンへのアクセス》

ブッチャート・ガーデンはバンクーバーの南方、バンクーバー島に在る。バンクーバーから

30分ほど南の港からフェリーで渡れる、ポピュラーな観光地とあり、日帰りツアーもある。航行時間は1時間40分程で、カナダドルで17.20ドルと安い。フェリー港(Swart)からガーデンへも、ガーデン⇔ビクトリア(ブリティッシュコロンビア州の州都)のダウンタウンも20km程で、住宅地や途中の町に度々泊まることになるが、公共の路線バスで1時間強。ダウンタウンからの直通バス、他と組み合わせたツアーもある。ビクトリア周辺は公共バスが充実していて、格段に安価で、距離に関わりなく一律料金。(2016年4月現在CAD2.50)。

IMG_6571フェリー港(Swart)⇔ダウンタウン路線もある。シアトルからのフェリー航路もあるが、時間が長く、料金が高い(数倍)。島々を眺めながらの贅沢な船旅と思えばリーゾナブルか。

また、シアトルより南西にあたるオリンピック半島の北側の港(Port angeles)からのフェリー航路もあり、ビクトリアのダウンタウンの港に着く。距離的には最も短い。Port Angelesまではシアトルから車で2時間半ほど。温帯雨林や海岸を含み、世界遺産にも指定されているオリンピック・ナショナルパークと合わせて訪れるのも一案。

IMG_6638Victoria ダウンタウン

ブリティッシュコロンビア州の州都ビクトリアは花の都とも呼ばれ、港を臨む州議事堂(右写真)も、街並みも美しい。英国領時代の面影があり、紅茶専門店や洒落たパブもある人気の観光地。

www.tourismvictoria.com

St. Julien – Frankenmuth, MI

St. Julien - Frankenmuth, MI 1

DSCN3216前回に続いて、日帰りでも楽しめるミシガン、Frankenmuth界隈を紹介する。

ミシガン州はワインの生産量でもアメリカのトップクラスに入っている。州の西側にミシガン 湖があり、“lake effect”によって冬の雪からぶどうのつるが守られている。夏は日照時間も 長く、氷河期からの豊かな土壌が広がり、ぶどうの実が成熟するにはよい。ミシガン州は 全米でもぶどうの生産が第4位で、ワイン用のぶどうについては第5位。州北部のトラバー ス・シティーエリアでのワイン用ぶどうが過半数を占め、ミシガン湖へ伸びる南西部が半分 弱を占めている。ミシガン州農業局の関連団体のサイトによると、州内には実に121もの 商業ワイナリーがあるという。

DSCN3219St. Julian Wineryは1921年にできたワイナリー。「第四世代のイタリア系一家の家族経営の ワイナリーよ」と胸を張って説明してくれた。Paw Paw Main WineryとFrankenmuth, Dundee, Union Pierにテイスティング・ルームがある。今回はFrankenmuthに寄ってみた。

1981年にオープンしたこのテイスティング・ルーム自体はFrankenmuthのダウンタウンの 北端にあり、こじんまりとしている。中に入ってみるとテイスティング・カウンターが見え、 何となくほっとした温かみを感じる雰囲気だ。

店内にはSt. Julianのテーブルワインの銘柄の一つになっているBlue Heron(サギ)の絵も かかっている。「このティスティング・ルームで置かれているワインはどこでも購入できる」 と説明してくれた。それにしてもワインだけではなく、サイダー、ノンアルコールのジュース など、さまざまな年代層に、さまざまな場面でアピールする飲み物を作っている。

DSCN32173種類のアップルサイダーが目を引いた。“Gunga-Din Hard Cider”(青のラベル)は最も スムーズでりんごの風味を楽しめる。“Cinnamon Gunga-Din”は心地よいシナモンの刺激、 “Cherry Gunga-Din”はりんごとさくらんぼが舌に甘く残る。また、「ヨーロッパでは芋とかで 作るけれど、ここはミシガンだから」と紹介してくれたのはぶどうのウォッカ(アルコール度 40%)。

DSCN3223そのほか店内ではワインとペアリングできそうなミシガン州の製品(McClure’s社のピックル、 Bloody Mary mixなど)も販売している。 ワインのサンプリングは1杯$1、6サンプリングは $5。おもしろいところでは、ワイン樽$130も。「ミシガンで最も古いワイナリーの一つ」と 言うだけあり、どれもゆっくり楽しみたいものばかりだ。そんな人のために「Wine Club」も ある。St. Julianの社長とマスターが選んだワインを宅配してくれるクラブだ。四半期ごとに 2,4,6本と好きな本数、そしてドライ、スィート、そのペアリングもでき、価格は2本ごとなら $22-55、4本ごとなら$55-95、6本ごとは$75-125(各送料別途)と、スーパーで買うよりも 意外性を楽しめ、かつミシガンのローカルな雰囲気とラベルを楽しめる。

文&写真 by ヤマトノオロチ

DSCN3227St. Julian Winery Frankenmuth

127 S. main Street, Frankenmuth, MI 48734

Tel: 989-652-3281

http://www.stjulian.com/

★Paw Paw Locationではツアーあり

人気の高いアメリカ国立公園 ヨセミテ・ナショナルパーク

今回は、先月号(2月号)のイエローストーンに続いてヨセミテ国立公園の紹介。

ヨセミテもイエローストーン同様に人気ランキングやお勧め○○選などで上位にランキングする常連。U.S. Newsによる国立公園ランキング“20 Best National Parks in the World”ではイエローストンに続く2位になっている。3位はモンタナ州の宝石とも称されるグレイシャー国立公園(Glacier National Park)。グレイシャー国立公園には筆者は残念ながら訪れたことは無いが、カレンダーやジグソーパズルの画像としてよく目にする“絵になる景観”が素晴らしい所。そして4位は世界的に有名なグランド・キャニオン(Grand Canyon National Parkで、18 x 277マイルの細長い敷地はユネスコの世界遺産にも登録されている。

ナショナルパークサービス(NPS)集計による訪問者数のランキング(2017年)では、ヨセミテ国立公園はイエローストーンを上回る5位。ちなみに、4位までは以下の通り。

1位 グレートスモーキー: 先月号(2019年2月号)でも触れたが、イーストコーストにある数少ない国立公園で、行楽地要素もある麓町が北側の入り口にある。利便性の高さや気軽なドライブを楽しめることが訪問者の多さにつながっていると思われる。

2位 グランドキャニオン: ラスベガスやフェニックスを拠点にアクセスするのが一般的。ラスベガスや赤い岩でポピュラーな観光地セドナからのセスナツアーもある。グランドサークルと合わせた行程も人気。宿泊しない訪問者も多く、夏場の観光ポイントは人で混雑するが、駐車スペースが多く、筆者は4月と8月に訪れたことがあるが車でのアクセスは案外スムーズだった。

3位 ザイオン(ユタ州): ここもラスベカスからアクセスしやすい。ソルトレイクから行く方法もあり、イエローストーンや他のナショナルパークとはしごする人が多いという。

4位 ロッキーマウンテン国立公園: コロラド州デンバーから近い。車で3000メートル後半という富士山レベルの高さまで、整った道路で容易に訪れることができる。コロラド川のラフティングなどと組み合わせるなど、周辺を含めて長期滞在する人も多い。

Yosemite National Park

さて、今回詳しく紹介するヨセミテ国立公園は、サンフランシスコから公園の際まで180マイルほど。デトロイトからシカゴは約280マイルなので、その2/3程の距離。時間的にはサンフランシスコから車で、空いていても3時間半はかかる。観光シーズンには公園内で大渋滞が起きるので、それも念頭において予定を組む必要がある。カーブが連続したり、崖っ淵を走ったりするので、山道に慣れていないドライバーには神経を使うコースと言える。

ヨセミテ公園の魅力は、岩峰と滝。氷河によって作られたヨセミテ・バレーから見上げる岩峰と滝、そして、山頂(グレーシャー・ポイント)から見るシエラネバダ連峰の遠景と眼下に広がるバレーや滝の景観は何とも美しい。淡い色の岩肌が日光をを受けて輝き、時間帯によって異なる表情を見せる。園内には断崖絶壁や山々、いくつもの滝、澄んだ小川、そして草原など壮大な大自然が広がっている。動植物も豊か。公園の南ゲートの近くにある巨木セコイアの森も人気観光ポイントになっている。

学校の夏休み時期が観光のピーク時だが、雪解け水が多い5月は滝の水量が多くダイナミックなのでベストシーズン。夏には枯渇してしまう滝も多い。

真夏は日中30℃を超えることも多く、木陰でのハイキングでさえ汗が流れるほどだが、朝夕は10℃ほどまで下がることもある。標高による格差も大きい。ロッククライミングのメッカだが、夏場は日が傾くのを待ってから活動していた。

ポピュラーな観光ポイント

ハーフドーム

丸いドームを半分にしたような大きな花崗岩で、ヨセミテのシンボル的な存在。様々なポイントから見ることができる。トンネルビューからの遠望は特徴的な形がわかり美しいが、狭いパーキングスペースが込み合うので要注意。ビレッジからの近景もなかなかの迫力。ハーフドームに登るにはパーミット(許可証)が必要。1日かかるが、コースとしては全体的に緩やか。

ヨセミテ滝

アッパーフォールFall(436m)と、ローワーフォール(97m) 、その間のカスケード(206m)がある。

4月頃から雪解け水で水量が増え、8月には水はほぼ無くなる(その年にもよる)。岩肌も魅力。

ローワー滝へは散策感覚で行ける。アッパー滝へはちょっとした山登りになるので、装備や食料を整えて。

エルキャピタン

世界一大きな花崗岩とされており、高さは何と約1,095m。ロッククライマーの憧れの岩壁。

ブライダルベール滝

道路から平たんな遊歩道で遠景を望むビューポイントに行くことができ、ポピュラーな滝。

グレーシャーポイント

ヨセミテ渓谷から車で40分ほど離れた所にあるが、ハーフドームを高い位置から目の前に眺め、ヨセミテ滝、エル・キャピタン、バーナル滝、ネバダ滝等、多くのスポットを一望することができる。

他にも、長さとレベルのトレイルが多数あり、ポピュラーなアクティビティとなっている。

アクセスと宿泊

前述したが、観光シーズンには観光の中心であるビレッジやヨセミテ滝などに行くのに、うんざりするほどの渋滞が起きる。パーキングスペースが限らているため、ヨセミテバレー内は目的のポイントまで車で行こうとせず、ループ状になった道路脇に停めて、無料シャトルを利用して巡るのが効率的。シャトルと観光バスは専用道路を走るのでスムーズ。

山間ドライブや渋滞を避けるために、おすすめなのはツアー参加で観光する方法!

サンフランシスコから日帰りのツアーも数多くある。日帰りでもハイライトスポットを抑えてはいるが、日没時の輝きと陰り、日の出時の刻々と変化する岩肌や湖の色を見なくてはもったいないので、最低でも1泊することをお勧めしたい。

ツアーではなく、公共交通機関を利用することも可能。アムトラック駅もあるMercedから公園行きのバスが日に数本運行されている。この駅はアムトラックで最も景観が良いと言われるCoast Starlightという線のロサンゼルスとサンノセの間にある。Mercedへは他の公共交通手段もある。

アメリカで2番目に古い国立公園である「セコイア国立公園」や、隣接する「キングスキャニオン国立公園」も人気スポットで合わせて回る人も多い。

ロサンゼルス発のツアーは1泊でヨセミテに特化しているものから、隣のセコイア国立公園も回るコース設定、さらに2泊、3泊でいくつもの国立公園を中心に周遊観光するものなど様々なツアーが見つかる。

夏場の園内にある宿泊施設の予約は早めでないと難しいのはいずれのナショナルパークも共通だが、ヨセミテ公園は観光に便利な園外近くのホテルが少ないので、より予約が困難。予約を取らず、早く着いた者勝ちFirst-come, first-served campgroundsのキャンプサイトが数カ所あるが、数日滞在する人も多いため、満杯状態なのが常。宿泊情報はアメリカ国立公園のホームページwww.nps.govから別サイトに進み調べることができる。

Let’s Go To Grand Rapids!Grand Rapidsへ行こう!

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 近年、 Grand Rapids がミシガンのヒップな場所となりつつある。アーティストの街として、世界各国からアーティストが集まり話題となっている。

 かつて Grand Rapids は家具の街として栄えていたが、安い家具を提供する海外企業の進出により街が衰退。そのため、街の復興イベントのひとつとして、The Dick & Betsy Devos Foundation の寄付によるArtPrizeプログラム(www.artprize.org)が4年前から開始。

 この ArtPrize は Grand Rapids のダウンタウンにて毎年9月半ばに2週間の期間にて開催される。今年の ArtPrize は9月17日から10月7日までの開催。ダウンタウンの各所(室内、屋外)、161箇所(展示場所は ArtPrize のウエブサイトで確認できる。)に作品が展示された。年々知名度が上がり、今年の参加アーティスト数は世界各地より1517名。入賞作品は、アメリカンアイドルのように、一般投票(16歳以上)にて決定される。賞金は、なんと560,000ドルである。ArtPrize への応募は18歳以上であれば誰でも可能。

 Grand Rapidsのダウンタウンには、Kendall College of Art & Design、Urban Institute for Contemporary Art等のアートスクール、Grand Rapids Art Museum、数々のアートギャラリーもあり、街全体がアートのムードで包まれている。

 Grand Rapids へは、メトロデトロイトエリアから約2時間半。Grand Rapidsには、Children Museum、Gerald R. Ford Presidential Museum、Grand Rapids Public Museum、Frederik Meijer Gardens & Sculpture Park等があり、アート以外にもたくさんの見所がある。Grand Rapids は、ミシガンでぜひ訪れたいスポットのひとつである。

 ダウンタウンでの宿泊先は、Amway Grand Plaze Hotel、JW Marriot Hotel、Holiday Inn等がある。

文&写真 by オトニョ

Fall Colours in Washington D.C. AreaワシントンDC方面の紅葉

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 先月号ではカナダの首都であるオタワを含めた紅葉の旅について紹介したが、今回はアメリカの首都ワシントンDCを含む東南部の紅葉について。住んでいる国の方が後回しになったが、紅葉シーズンはカナダのメープル街道方面より1ヶ月からそれ以上遅いので、色づく順序ということで納得いただきたい。いわずもがなであるが、地理条件、年によってピークの時期がかなりずれるので、ネットのブログ等で調べるか宿泊先に問い合わせてオンタイムの情報を入手することをお薦めする。(通常は10月下旬から11月下旬)

ワシントンDC

 ワシントンDC(Washington, District of Columbia)略してDCは言うまでもなくアメリカ合衆国の首都として知られ、春の桜の観光名所として名高いが、紅葉の時期もなかなかのもの。国会議事堂(US Capitol)の西側、ポトマック川沿いのリンカーン・メモリアルまでの一帯はモールと呼ばれ、その中心部にそびえるワシントン・モニュメントの高さ500フィートの観察デッキから、(タイミングが合えば)カラフルな秋色に染まった近隣の景観が一望できる。秋は夏休みに比べれば観光客が少なめ。とはいえワシントン・モニュメントは大人気スポットで、無料の整理券は朝早く並ばないと手に入らない。料金はかかるが、ネットか電話で事前に入手しておくのが確かだ。現在は一般公開をしていないホワイトハウス、そしてモールの両側に並ぶミュージアム群を始めとする公立及び私設の数々の文化・芸術の施設、米国連邦捜査局(FBI)などの政府機関、などなど、周辺には世界的に有名な施設が数々あるが、今回は各々の詳細は記載せず、紅葉のビューポイントに縛って書き進めさせていただく。ちなみに、滞在時間があまり無いDC初心者は見所を網羅して効率よく回る有料ツアーがお薦め。モール地区、そして川を渡りアーリントン墓地を継続的に循環する観光バス‘ツアーモービル・サービス’は乗り降り自由なので、見学したい所がハッキリしている人や、自分のペースで回りたい人に便利。セグウェイに乗って巡るツアーも人気だ。

 ポトマック川の両岸の秋の彩りも見もの。各種観光クルーズも出ているが、アレキサンドリアという町から出ている移動用の船からでも充分堪能できる。アレキサンドリアはオールド・タウンと呼ばれる古い町並みが残るこじんまりとした地域で、アートギャラリーや個性的なギフトショップも多く、ぶらり散策に向いている。レーガン空港からメトロレール(鉄道)で行くことが出来る。

 モールの北西、大学町で閑静な地区だったジョージタウンは、石畳の通りに古風な趣のある建物が多い。近年は、ウォータフロントと呼ばれる川沿いを中心に、高級ブランド店や洒落たレストラン、ブティック、そして騒々しいナイトクラブも混在する賑やかな一画になっている。遺産に指定されている石造りの旧運河沿いは情緒ある静かな空間で、憩いの散歩道として人気がある。特に紅葉(黄葉というのが妥当)した木々の色が水面に映る景観が美しい。また、繁華街の西端、ポトマック川に架かるキーブリッジ (Key Bridge)からの眺めも良く、足を伸ばす価値がある。

 ワシントンDCは、空港(特にレーガンワシントンナショナル空港)からモールやダウンタウンへのアクセスが容易な上、市内の公共交通網が発達しているので、市内周辺の観光に車は必要ない。デトロイトから飛行機で1時間ほど。1泊でもかなり充実した旅を組むことが出来る。

旅の途中、回り道で紅葉狩り

 日程に余裕がある方には、車やアムトラック(鉄道)での旅で、途中の紅葉も味わいながらの移動をお薦めしたい。ワシントンDCへのアムトラックの路線はシカゴからピッツバーグ、そしてDCの由緒あるユニオン駅に入る。車両は日本人にしてみると一時代前のスタイルといいたい代物だが、渓谷沿いのルートなど、ハイウェイでは見ることができない景色を満喫できる。ミシガンは通らないので、オハイオ州トレドなどに出る必要があるが、経験としても面白いだろう。

 紅葉の時期に車で行く場合は、回り道をしてアパラチアン山系の景観を少しでも多く目にしたいもの。ワシントンDCの西、シェナンドア国立公園やブルーリッジ・パークウェイは東部北アメリカ屈指の人気ドライブウェーと言われ、紅葉の美しさは定評がある。ブルー・リッジ山脈はアパラチアンの大山系の支脈で、ジョージア州からペンシルベニア州に続いている。

 シェナンドア国立公園の中、105マイル(約170キロ)にも及ぶ山脈の上の観光ドライブ・ハイウェイは「スカイライン・ドライブ」と呼ばれ、山道に不慣れなドライバーでも容易に走れる快適な道で、各所に設けられたView Pointから麓の村や牧場、そして遥か遠くまで続く山々のパノラマを楽しむことができる。遊歩道、キャンプ場も充実している。

 さらに南のノース・カロライナ州へ続くブルーリッジ・パーク・ウェイは全長469マイル(約750km!)も続いている。南端は以前(2011年11月号)弊紙で紹介したノースカロライナ州のアッシュビル(Asheville)の近くやグレートスモーキーマウンテン国立公園まで続いているので、全工程を1回で走破するにはあまりに規模が大きい。

 ‘ブルーリッジ’は、遠くから見た時にやや霞んで青く見える美しい姿からこの名が付いたと言われ、四季折々に見事な景色を訪問者に見せてくれる。手付かずの自然を保とうとしている公園内は植物の種類が豊富で、秋の彩りは赤、オレンジ、黄色、と錦絵のようにカラフル。自然からの掛買いのない贈り物だ。

 先月号ではカナダの首都であるオタワを含めた紅葉の旅について紹介したが、今回はアメリカの首都ワシントンDCを含む東南部の紅葉について。住んでいる国の方が後回しになったが、紅葉シーズンはカナダのメープル街道方面より1ヶ月からそれ以上遅いので、色づく順序ということで納得いただきたい。いわずもがなであるが、地理条件、年によってピークの時期がかなりずれるので、ネットのブログ等で調べるか宿泊先に問い合わせてオンタイムの情報を入手することをお薦めする。(通常は10月下旬から11月下旬)

ワシントンDC

 ワシントンDC(Washington, District of Columbia)略してDCは言うまでもなくアメリカ合衆国の首都として知られ、春の桜の観光名所として名高いが、紅葉の時期もなかなかのもの。国会議事堂(US Capitol)の西側、ポトマック川沿いのリンカーン・メモリアルまでの一帯はモールと呼ばれ、その中心部にそびえるワシントン・モニュメントの高さ500フィートの観察デッキから、(タイミングが合えば)カラフルな秋色に染まった近隣の景観が一望できる。秋は夏休みに比べれば観光客が少なめ。とはいえワシントン・モニュメントは大人気スポットで、無料の整理券は朝早く並ばないと手に入らない。料金はかかるが、ネットか電話で事前に入手しておくのが確かだ。現在は一般公開をしていないホワイトハウス、そしてモールの両側に並ぶミュージアム群を始めとする公立及び私設の数々の文化・芸術の施設、米国連邦捜査局(FBI)などの政府機関、などなど、周辺には世界的に有名な施設が数々あるが、今回は各々の詳細は記載せず、紅葉のビューポイントに縛って書き進めさせていただく。ちなみに、滞在時間があまり無いDC初心者は見所を網羅して効率よく回る有料ツアーがお薦め。モール地区、そして川を渡りアーリントン墓地を継続的に循環する観光バス‘ツアーモービル・サービス’は乗り降り自由なので、見学したい所がハッキリしている人や、自分のペースで回りたい人に便利。セグウェイに乗って巡るツアーも人気だ。

 ポトマック川の両岸の秋の彩りも見もの。各種観光クルーズも出ているが、アレキサンドリアという町から出ている移動用の船からでも充分堪能できる。アレキサンドリアはオールド・タウンと呼ばれる古い町並みが残るこじんまりとした地域で、アートギャラリーや個性的なギフトショップも多く、ぶらり散策に向いている。レーガン空港からメトロレール(鉄道)で行くことが出来る。

 モールの北西、大学町で閑静な地区だったジョージタウンは、石畳の通りに古風な趣のある建物が多い。近年は、ウォータフロントと呼ばれる川沿いを中心に、高級ブランド店や洒落たレストラン、ブティック、そして騒々しいナイトクラブも混在する賑やかな一画になっている。遺産に指定されている石造りの旧運河沿いは情緒ある静かな空間で、憩いの散歩道として人気がある。特に紅葉(黄葉というのが妥当)した木々の色が水面に映る景観が美しい。また、繁華街の西端、ポトマック川に架かるキーブリッジ (Key Bridge)からの眺めも良く、足を伸ばす価値がある。

 ワシントンDCは、空港(特にレーガンワシントンナショナル空港)からモールやダウンタウンへのアクセスが容易な上、市内の公共交通網が発達しているので、市内周辺の観光に車は必要ない。デトロイトから飛行機で1時間ほど。1泊でもかなり充実した旅を組むことが出来る。

旅の途中、回り道で紅葉狩り

 日程に余裕がある方には、車やアムトラック(鉄道)での旅で、途中の紅葉も味わいながらの移動をお薦めしたい。ワシントンDCへのアムトラックの路線はシカゴからピッツバーグ、そしてDCの由緒あるユニオン駅に入る。車両は日本人にしてみると一時代前のスタイルといいたい代物だが、渓谷沿いのルートなど、ハイウェイでは見ることができない景色を満喫できる。ミシガンは通らないので、オハイオ州トレドなどに出る必要があるが、経験としても面白いだろう。

 紅葉の時期に車で行く場合は、回り道をしてアパラチアン山系の景観を少しでも多く目にしたいもの。ワシントンDCの西、シェナンドア国立公園やブルーリッジ・パークウェイは東部北アメリカ屈指の人気ドライブウェーと言われ、紅葉の美しさは定評がある。ブルー・リッジ山脈はアパラチアンの大山系の支脈で、ジョージア州からペンシルベニア州に続いている。

 シェナンドア国立公園の中、105マイル(約170キロ)にも及ぶ山脈の上の観光ドライブ・ハイウェイは「スカイライン・ドライブ」と呼ばれ、山道に不慣れなドライバーでも容易に走れる快適な道で、各所に設けられたView Pointから麓の村や牧場、そして遥か遠くまで続く山々のパノラマを楽しむことができる。遊歩道、キャンプ場も充実している。

 さらに南のノース・カロライナ州へ続くブルーリッジ・パーク・ウェイは全長469マイル(約750km!)も続いている。南端は以前(2011年11月号)弊紙で紹介したノースカロライナ州のアッシュビル(Asheville)の近くやグレートスモーキーマウンテン国立公園まで続いているので、全工程を1回で走破するにはあまりに規模が大きい。

 ‘ブルーリッジ’は、遠くから見た時にやや霞んで青く見える美しい姿からこの名が付いたと言われ、四季折々に見事な景色を訪問者に見せてくれる。手付かずの自然を保とうとしている公園内は植物の種類が豊富で、秋の彩りは赤、オレンジ、黄色、と錦絵のようにカラフル。自然からの掛買いのない贈り物だ。

Dragonmead Microbrewery – Warren, MI

Dragonmead Microbrewery - Warren, MI 1

DSCN0220  「50年後に残るビジネスを」と、共同オーナー3人が考えた結果出した答えは「Brewery」だった。人々の好みはそれぞれに違うから、少ない生産量でバラエティーに富んだビールを提供する。それがDragonmead Microbreweryのポリシーだ。

American style 16種、Belgian 8種、Cask condition 1種、English style 11種、German style 5種、Russian 1種、Scottish 3種と、驚異的な数がメニューに載っている。しかも全て同じ敷地内で製造しているから、さらに驚く。

DSCN0259 オーナーのLarry氏に醸造システムのツアーを案内してもらったが、もっと驚いたことは、ビールの原材料はそれぞれのビールのスタイルにあわせてそれぞれの国のものを使っていること。山積された袋は、Fleming語、ドイツ語などさまざまな言語が印刷されていた。オープンは1997年だが、その当時からビールのワールドカップや世界的な大会で数々のメダルを獲得しているのも「ワールドクラスのビールを作っているから」と話していた。その言葉からは自慢と言うよりも、「50年後」を賭けた自信と成功への深い準備がうかがえる。

DSCN0256Larry氏は自動車業界で化学系エンジニアだった。麦芽を糖に変えるマッシュ・タンは「いまでも開業当時のものを使っている」と言う。「イギリスの製法はここで水を加え酵素を分解させる、ベルギー式は砂糖を加える。」とそれぞれの温度と糖分の違いを話しながら、「ここのシステムで毎日5種類のビールをコンスタントに造り、“カイゼン・システム”を活用しているのさ」とビール製造の工程を化学的で、しかもユーモアも交えて語ってくれた。ほかの二人のオーナーは同じく自動車業界でコンピューターサイエンス、メタル・モデルデザインを行っていたというから、まさに分野の違う3人の知恵と考えがこのbreweryの経営にうまくかみ合っているといえよう。

もちろん、「世界クラス」のビールをbreweryで楽しむのもいいが、多くの小売店で6種類のボトル入りを手に入れ自宅で楽しむこともできる。

DSCN0222Final Absolution (Abv. 10%) はベルギースタイル。重量感たっぷり。

Sin Eater (Abv.11%)もベルギースタイル。ビールの流通業者からのリクエストで作られたビール。ブリューワリーにはなく、ボトルで販売。14世紀にヨーロッパでペスト(黒死病)が大流行し聖職者も犠牲になり、罪あるものが赦免を受けずに病死した、という歴史的エピソードにちなんだ名前。

ブリューワリーで飲むなら、Jason’s IPA(Abv. 8%) がグレープフルーツの味でスムーズ。

1パイント$5.75-、ハーフパイント(約240 ml.$3.50-)でも注文できるのもうれしい。

Warren市にDragonmeadはある。ミシガンビール愛好家の中でも評判は高く、広く知れ渡っている。本格的なものを楽しみたいなら、ぜひ訪れたいブリューワリーだ。

Dragonmead Microbrewery

【住所】14600 E. 11 Mile Rd, Warren, Michigan 48089
(I-696 のEX26-Groesbeckからすぐ)。

【電話番号】586-776-9428

【ウェブサイト】www.dragonmead.com

文&写真 by ヤマトノオロチ

ASCENSION Brewing Company – Novi, Michigan

ASCENSION Brewing Company - Novi, Michigan 1

100_1863オープニングのハプニング

NoviにできたAscension Brewing Companyは今年7月のオープンで1週間でビールが売り切れ一時休業した“伝説”を作った。BrewチームのJoeyは「ビールを楽しんでもらえる、誰からも愛される場所を作りたい」と言う。

ミシガン州のブリューワリー産業の成長にもかかわらず、人口約57,000人のNovi市には10年ほど前にLocal Color Breweryが閉店してからは次に続く店がなかった。Ascension B.C.はクラフトビールのファンにとっては待望の店。本紙では以前、近隣のブリューワリー(サウスライオンのWitch’s Hat, ファーミントンのFarmington B.C., ノースビルのNorth Center B.C.)を紹介した。それらとの違いは何、とJoeyに単刀直入に聞いてみた。

DSCN0011「ビールのバラエティーとキッチンの充実」

「3人のチーフシェフがいて、ヘルシーな料理。ほかのところ(上記)にはキッチンがなくお客さんの料理の持ち込みはOKだけれど、うちは新鮮な料理で立ち寄って楽しんでもらいやすいプライス。もちろん他とは友好な関係を作っているよ」。メニューはアペタイザー、サラダ、スープ、ピザ、サンドイッチと店の奥行き以上にディッシュが充実。キッズ向けのメニューもある。

気になるビールのラインナップだが、「今日は16種類が出ている」バラエティーの豊かさ。ミシガン産のモルツとホップだけを使ったH.O.M.E.S.(IPA, ABV. 7%)はスムーズ。おもしろいところでは、ココナッツとアーモンドの風味を生かしたPorterの15 Mile Porter (ABV. 4.8%)は濃厚で楽しめる。

DSCN0017ユニークな“Crowler”

通常、クラフトビールは、お店でタップから注がれるのを楽しむ、缶入りをブリューワリーやスーパーで購入する、または各ブリューワリーでGrowler(0.5ガロン入りの各店のロゴの入ったビン。リフィルが可能。)入りを買う、が主流。Ascensionでは“Crowler”(1クオート、約946ml.)が購入できる。目の前でタップからビールを特製のアルミ缶に入れ専用の機械で密封する。「大手のビール会社のカンは大量生産システム。Growlerに入れられたビールは72時間が命といわれるけど、Crowlerでは光は遮断され3週間は保存できる」という。もともとはコロラド州のOskar Bluesが始めたという。家呑みしたい人、レクレーションの場で楽しみたい人にはカンのデポジットはないので試してみてはいかが(価格は各ビールの2倍)。

DSCN0013すこし愚問かもしれないけれど、Noviという場所柄日系コミュニティーへのアピールする点を聞いてみた。「日本人はクラフトビール好き。10月に出すBlond Aleには柚を使っているよ」。甘みのあるシトラスの味わい、を炭酸注入前のまさに醸造したままをサンプルさせていただいた(Abv 5-6%)。Ninjya BBQサンドイッチでキムチの味を生かしたのもさりげないアピールかも。

カントリーな外観。

10月10日(土)には駐車場に特設テントを張り、秋のイベントを行う。Pig Roast、スペシャルのビールのリリース、ゲームなどを予定。

Ascension B.C.はMarket Placeからすぐ。

【住所】42000 Grand River Ave., Novi, MI 48375

【ウェブサイト】http://ascension.beer/

ミシガン州北部  紅葉ドライブスポット

ミシガン州は9月ともなれば、りんごの収穫があちらこちらで始まり、早々に秋の訪れを感じる。ミシガン州ベストシーズンの締めとなる紅葉の季節の到来だ。通常9月下旬から10月下旬に渡り紅葉のピークが訪れる。ミシガンの紅葉狩りにミシガン北部のドライブ・スポットを三つ紹介する。

日通旅行のバケーション説明会レポート カンクン+メキシコ情報日通旅行のバケーション説明会レポート カンクン+メキシコ情報

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<!--:en-->日通旅行のバケーション説明会レポート カンクン+メキシコ情報<!--:--><!--:ja-->日通旅行のバケーション説明会レポート カンクン+メキシコ情報<!--:--> 4

去る9月21日(土)、恒例の日通旅行バケーション説明会がノバイ市のホテルを会場にして実施された。同支店ではテーマを絞った説明会を年に2回開催している。

今回は『1度体験してみる、2回目はもっと楽しい! ― カンクン+α』 と銘打ち、カンクンを中心としたメキシコがテーマ。

講師は同社のメキシコ提携会社に勤務する三輪氏が担当し、メキシコのことならビーチ、古代遺跡、民俗学まで熟知する幅広い情報を在住者の経験を交えて提供した。

セミナー当日は、当地からのバケーション地として圧倒的な人気を保つカンクンのビーチリゾート、そしてメキシコでもっとも先住民族比率の高い(約4割)エスニックシティ 『オアハカ』、インディオ文化とヨーロッパの交差点として独特な魅力をもつ都市『メキシコシティ』の3本建ての題材を、70枚に及ぶ図や写真を映し出しながら説明が進められた。ランク別のホテル情報や安全面の注意など、スケジュールを組むために有用な話題が満載。穴場情報や日本人の口に合うレストランやメニューの情報も披露された。情報は巷に溢れているが、当地の日本人に合わせた話題は新鮮で貴重であった。

弊紙では、三輪氏と同支店の了解のもと、カンクン周辺の耳より情報を一部紹介させて頂く。

カンクンとメキシカンカリブ

【特徴】 約25キロに及ぶホテルゾーンに100件以上の高級ホテルが並ぶ世界最高ランクのビーチリゾート。エメラルドグリーンの海の魅力に加えて治安が良いのも魅力の1つで、英語の有用率が高いことや米ドル払いOKなところが多いのがメリット。

カンクン、リビエラマヤ以外にも穴場スポットは数多く点在している。美しいビーチは、沖合に世界2位の大きさのサンゴ礁があり、それが砕けた砂なのだという。

カンクン発着のツアー

☆世界遺産チチェンイツァー遺跡&セノーテ:チチェンイツァー遺跡はメキシコ・マヤを代表するもっとも有名な遺跡で、人気No1!

セノーテとは石灰岩が陥没してできた穴に地下水が流れ込んでできた、ユカタン半島独特の泉。ヤマの人々にとって聖なる泉であり、生贄を投入していた。信じられないほどの透明度で、シュノーケリングが可能なところもある。

☆楽しさNo1! シカレ海浜公園:魅力はウミガメ。地下水脈での遊泳。ドルフィンスイム。

☆マヤ遺跡で唯一カリブ海に臨む遺跡~トゥルム遺跡

☆シアンカーン自然保護地区:マングローブの林、マナティ、野鳥などに出合える。

カンクンから車で1時間ほどのリビエラマヤ

【特徴】 多くのホテルの敷地が広く、密集していない。オールインクルーシブ(飲食、チップ込み)がお勧め。

メリダ

カンクンから2時間半ほど。“白い街”と呼ばれる美しいコロニアル都市。

メリダから南へ1時間のウシュマル遺跡(世界遺産)は魔法使いの神殿を始め、おびただしい数の装飾が施された寺院などが印象的。ジャングルの中の遺跡という雰囲気も満点。近郊には荘園(アシエンダ)ホテルが点在。

イサマル

メキシコの“魔法の村”に登録された村。街全体がマスタード色で統一された黄色い街。

去る9月21日(土)、恒例の日通旅行バケーション説明会がノバイ市のホテルを会場にして実施された。同支店ではテーマを絞った説明会を年に2回開催している。

今回は『1度体験してみる、2回目はもっと楽しい! ― カンクン+α』 と銘打ち、カンクンを中心としたメキシコがテーマ。

講師は同社のメキシコ提携会社に勤務する三輪氏が担当し、メキシコのことならビーチ、古代遺跡、民俗学まで熟知する幅広い情報を在住者の経験を交えて提供した。

セミナー当日は、当地からのバケーション地として圧倒的な人気を保つカンクンのビーチリゾート、そしてメキシコでもっとも先住民族比率の高い(約4割)エスニックシティ 『オアハカ』、インディオ文化とヨーロッパの交差点として独特な魅力をもつ都市『メキシコシティ』の3本建ての題材を、70枚に及ぶ図や写真を映し出しながら説明が進められた。ランク別のホテル情報や安全面の注意など、スケジュールを組むために有用な話題が満載。穴場情報や日本人の口に合うレストランやメニューの情報も披露された。情報は巷に溢れているが、当地の日本人に合わせた話題は新鮮で貴重であった。

弊紙では、三輪氏と同支店の了解のもと、カンクン周辺の耳より情報を一部紹介させて頂く。

カンクンとメキシカンカリブ

【特徴】 約25キロに及ぶホテルゾーンに100件以上の高級ホテルが並ぶ世界最高ランクのビーチリゾート。エメラルドグリーンの海の魅力に加えて治安が良いのも魅力の1つで、英語の有用率が高いことや米ドル払いOKなところが多いのがメリット。

カンクン、リビエラマヤ以外にも穴場スポットは数多く点在している。美しいビーチは、沖合に世界2位の大きさのサンゴ礁があり、それが砕けた砂なのだという。

カンクン発着のツアー

☆世界遺産チチェンイツァー遺跡&セノーテ:チチェンイツァー遺跡はメキシコ・マヤを代表するもっとも有名な遺跡で、人気No1!

セノーテとは石灰岩が陥没してできた穴に地下水が流れ込んでできた、ユカタン半島独特の泉。ヤマの人々にとって聖なる泉であり、生贄を投入していた。信じられないほどの透明度で、シュノーケリングが可能なところもある。

☆楽しさNo1! シカレ海浜公園:魅力はウミガメ。地下水脈での遊泳。ドルフィンスイム。

☆マヤ遺跡で唯一カリブ海に臨む遺跡~トゥルム遺跡

☆シアンカーン自然保護地区:マングローブの林、マナティ、野鳥などに出合える。

カンクンから車で1時間ほどのリビエラマヤ

【特徴】 多くのホテルの敷地が広く、密集していない。オールインクルーシブ(飲食、チップ込み)がお勧め。

メリダ

カンクンから2時間半ほど。“白い街”と呼ばれる美しいコロニアル都市。

メリダから南へ1時間のウシュマル遺跡(世界遺産)は魔法使いの神殿を始め、おびただしい数の装飾が施された寺院などが印象的。ジャングルの中の遺跡という雰囲気も満点。近郊には荘園(アシエンダ)ホテルが点在。

イサマル

メキシコの“魔法の村”に登録された村。街全体がマスタード色で統一された黄色い街。

ワシントンD.C.から南へ150マイル コロニアル・ウィリアムズバーグ(ヴァージニア州)~生きる歴史博物館と言われるゆえん~ワシントンD.C.から南へ150マイル コロニアル・ウィリアムズバーグ(ヴァージニア州)

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<!--:en-->ワシントンD.C.から南へ150マイル コロニアル・ウィリアムズバーグ(ヴァージニア州)~生きる歴史博物館と言われるゆえん~<!--:--><!--:ja-->ワシントンD.C.から南へ150マイル コロニアル・ウィリアムズバーグ(ヴァージニア州)<!--:--> 5

200年以上前の植民地時代にタイムスリップ

コロニアル・ウィリアムズバーグは、ウィリアムズバーグ(バージニア州の独立市)にある18世紀の町を復元させた歴史的地区。1.5キロメートル以上のエリアに、修復保存または復元された約140もの建築物と、90エーカーに及ぶ庭園や緑地が、植民地当時そのままの姿に再現されている。

ウィリアムズバーグは、かつての大英帝国の北米における最大かつ最も繁栄した植民地の首都で、自由平等・代議制政府・社会に対する一個人の権利と義務などアメリカ思想が生まれ育まれた地でもある。ウィリアムズバーグの歴史は、すぐ隣のジェームスタウンにイギリス人が初めて入植し、バージニア植民地となったことから始まった。大学の町として栄え、1699年にジェームスタウンの植民地政府の建物が火災に遭ったため、ウィリアムズバーグが新しい植民地政府の首都として選ばれた。アメリカ独立にあったって、1776年6月にバージニア会議が採択したバージニア権利宣言は個人の自由と州政府の自治を謳っており、この文書はアメリカ合衆国権利章典の基礎となっている。独立後は、自治州となったバージニア州の首都として、東海岸から五大湖に及ぶ一大帝国の政治、社会、経済、文化の中心となった。つまり、歴史的に非常に重要な地なのである。

それを残すために、徹底的に町の史跡の保存や再建の努力が成されている。昼間の史跡保存指定地区(以下、史跡地区)への一般車両をシャットアウト(言うなれば歩行者天国。シャトルバスや馬車のみが交通手段)と近代的な建造物の撤去の結果、歴史テーマパークさながら、まさにタイムスリップしたかのような景観が生み出されている。

テーマパークではなく、生活が営まれ、当時の言葉や理念までも

「パークのような」と前述したが、日本の明治村や、ここミシガンにあるグリーンフィールドビレッジと大きく異なる点は、実際に当時のままに再現された家に住んでいる人々がいること。博物館や町の公共の建物として使用されているものもあれば、観光客向けのレストランやギフトショップも多いが、観光用に保存しているだけの施設群ではないのだ。

住人たちは歴史再現の役も担い、生活様式や言葉も当時のものを踏襲し、過ごしている。メインストリートでは、当時の衣装を着て歩いている人やおしゃべりに興じている人々に出会う。トーマス・ジェファーソンに扮した人がスピーチを行っていたり、裁判所では当時の法律や事例に基づいた模擬裁判が行われている。工芸品や馬具などを作っている職人もいて、当時の工具を使って見学者を迎え、製作した物は商品になり、一石二鳥。18世紀その

ままの工程・工具で作られた陶器やガラスが人気とのこと。昔風なハガキ、ジンジャーエール、駄菓子など、気軽に購入できる物もかなりあり、訪問者は見物だけでなく、自らも昔の暮らしに触れることができる。アイスクリームもいかにもホームメードの味であった。

歴史的な会議や独立戦争の様子をデモンストレーションするなど、当時のウィリアムズバーグの生活を再現するために、様々なプログラムが組まれている。ガイド付きの見学を提供している建築物も多数ある。

これらの魅力に惹かれ、毎年世界各国から百万人以上もの観光客が訪れるそうだ。多少混んでいても、牧歌的な空気が漂っていて、癒されるのも魅力。

観光・訪問のヒント

コロニアル・ウィリアムズバーグは自由に無料で街並みや公園を散策することができるが、フォークアート博物館など資料館的な建物への入館やガイド付きの内部見学、一部のデモンストレーションのためにはパスの購入が必要となる。

公道から外観を眺めて回ったりギフトショップに入ったりするだけでも十分に価値があり、また、立ち入りを規制していない観賞用の庭も多く、見どころは多い。住人たちの衣装を眺めるのも楽しい。

さらに、史跡地区の外、歩ける範囲に現代仕様のお洒落なショップやカフェも数多くある。旧い家並みと自然が共存しているこの地区。春から初夏、そして秋が訪問のベストシーズン。4月にはガーデンツアー、5月には最大の催しであるフェスティバルが行われる。

Historic Garden Week Apr 18 – Apr 25, 2015

Festival Williamsburg May 22 – May 24, 2015

ワシントンD.C.からの日帰りツアーもある。(日本語ツアーもあり)

車で訪れる場合は、Visitor Centerに駐車して、シャトルで史跡地区へ移動するのが確実で容易。景観を損なわない為にか(昔の不便さを体感させたいのか)、案内サインやイベント情報の掲示が少ないので、パンフレットを入手したり、滞在時間や関心に合わせた散策の仕方を教えてもらうことをお勧めしたい。

Colonial Williamsburg Regional Visitor Center

101 Visitor Center Drive Williamsburg, VA 23185

参照:オフィシャル日本語サイト http://www.history.org/languages/japanese.htm

*上記日本語でのイントロダクションのみ。詳細は英語のホームページ:www.history.org

200年以上前の植民地時代にタイムスリップ

コロニアル・ウィリアムズバーグは、ウィリアムズバーグ(バージニア州の独立市)にある18世紀の町を復元させた歴史的地区。1.5キロメートル以上のエリアに、修復保存または復元された約140もの建築物と、90エーカーに及ぶ庭園や緑地が、植民地当時そのままの姿に再現されている。

ウィリアムズバーグは、かつての大英帝国の北米における最大かつ最も繁栄した植民地の首都で、自由平等・代議制政府・社会に対する一個人の権利と義務などアメリカ思想が生まれ育まれた地でもある。ウィリアムズバーグの歴史は、すぐ隣のジェームスタウンにイギリス人が初めて入植し、バージニア植民地となったことから始まった。大学の町として栄え、1699年にジェームスタウンの植民地政府の建物が火災に遭ったため、ウィリアムズバーグが新しい植民地政府の首都として選ばれた。アメリカ独立にあったって、1776年6月にバージニア会議が採択したバージニア権利宣言は個人の自由と州政府の自治を謳っており、この文書はアメリカ合衆国権利章典の基礎となっている。独立後は、自治州となったバージニア州の首都として、東海岸から五大湖に及ぶ一大帝国の政治、社会、経済、文化の中心となった。つまり、歴史的に非常に重要な地なのである。

それを残すために、徹底的に町の史跡の保存や再建の努力が成されている。昼間の史跡保存指定地区(以下、史跡地区)への一般車両をシャットアウト(言うなれば歩行者天国。シャトルバスや馬車のみが交通手段)と近代的な建造物の撤去の結果、歴史テーマパークさながら、まさにタイムスリップしたかのような景観が生み出されている。

テーマパークではなく、生活が営まれ、当時の言葉や理念までも

「パークのような」と前述したが、日本の明治村や、ここミシガンにあるグリーンフィールドビレッジと大きく異なる点は、実際に当時のままに再現された家に住んでいる人々がいること。博物館や町の公共の建物として使用されているものもあれば、観光客向けのレストランやギフトショップも多いが、観光用に保存しているだけの施設群ではないのだ。

住人たちは歴史再現の役も担い、生活様式や言葉も当時のものを踏襲し、過ごしている。メインストリートでは、当時の衣装を着て歩いている人やおしゃべりに興じている人々に出会う。トーマス・ジェファーソンに扮した人がスピーチを行っていたり、裁判所では当時の法律や事例に基づいた模擬裁判が行われている。工芸品や馬具などを作っている職人もいて、当時の工具を使って見学者を迎え、製作した物は商品になり、一石二鳥。18世紀その

ままの工程・工具で作られた陶器やガラスが人気とのこと。昔風なハガキ、ジンジャーエール、駄菓子など、気軽に購入できる物もかなりあり、訪問者は見物だけでなく、自らも昔の暮らしに触れることができる。アイスクリームもいかにもホームメードの味であった。

歴史的な会議や独立戦争の様子をデモンストレーションするなど、当時のウィリアムズバーグの生活を再現するために、様々なプログラムが組まれている。ガイド付きの見学を提供している建築物も多数ある。

これらの魅力に惹かれ、毎年世界各国から百万人以上もの観光客が訪れるそうだ。多少混んでいても、牧歌的な空気が漂っていて、癒されるのも魅力。

観光・訪問のヒント

コロニアル・ウィリアムズバーグは自由に無料で街並みや公園を散策することができるが、フォークアート博物館など資料館的な建物への入館やガイド付きの内部見学、一部のデモンストレーションのためにはパスの購入が必要となる。

公道から外観を眺めて回ったりギフトショップに入ったりするだけでも十分に価値があり、また、立ち入りを規制していない観賞用の庭も多く、見どころは多い。住人たちの衣装を眺めるのも楽しい。

さらに、史跡地区の外、歩ける範囲に現代仕様のお洒落なショップやカフェも数多くある。旧い家並みと自然が共存しているこの地区。春から初夏、そして秋が訪問のベストシーズン。4月にはガーデンツアー、5月には最大の催しであるフェスティバルが行われる。

Historic Garden Week Apr 18 – Apr 25, 2015

Festival Williamsburg May 22 – May 24, 2015

ワシントンD.C.からの日帰りツアーもある。(日本語ツアーもあり)

車で訪れる場合は、Visitor Centerに駐車して、シャトルで史跡地区へ移動するのが確実で容易。景観を損なわない為にか(昔の不便さを体感させたいのか)、案内サインやイベント情報の掲示が少ないので、パンフレットを入手したり、滞在時間や関心に合わせた散策の仕方を教えてもらうことをお勧めしたい。

Colonial Williamsburg Regional Visitor Center

101 Visitor Center Drive Williamsburg, VA 23185

参照:オフィシャル日本語サイト http://www.history.org/languages/japanese.htm

*上記日本語でのイントロダクションのみ。詳細は英語のホームページ:www.history.org

ポートランド〜ブリュアリーとフードカート

ポートランド〜ブリュアリーとフードカート 9

フードカート追加先月号ではポートランドの大きな魅力でもある周辺のアクティビティや観光について紹介したが、今回は市内に戻って、クラフトビールとあちこちで見かける屋台の散策。

クラフトビール/ブリュアリー

6月号で触れたが、昨今の各地でのクラフトビールビジネスブームの火付けの地とも言われ、80年代には挑戦を始めた先駆者であるだけでなく、「洗練された配合」と、他州のビール愛好者からも評判が高い。

Beervana(ビール天国)と呼ばれるポートランドには65もの地ビール・ブルワリーがあり、全米や海外に流通網を持つ大規模なブルワリーから、醸造方法にこだわったり、一風変わった新しいビールを作り出したりしている小規模店など、その数は増加し続けている。

草分け的存在の2店と、エコや地元フルーツにフォーカスしている店を以下紹介したい。

IMG_6151IMG_6152☆Bridgeport Brewpub ブリッジポート・ブルーパブ

1313 NW Marshall Street Portland TEL:503-241-3612

1984年オープンという、オレゴンで最も長い歴史を持つ地ビールメーカーの一つ。19世紀の元工場の建物をおしゃれに改装した建物内に、レストランとバーがある。容量300ガロンのステンレスのタンクから直接、ブルーヘロン・ペールエール、ホップ・ツァーIPAなどの人気ビールがサーブされる。ラフさが開放的。フライト(試飲セット)には詳しい説明が添えられている。

Deschutes BreweryDSC_0244☆Deschutes Brewery & Public House デシューツ・ブルワリー

210 NW 11th Ave. Portland

TEL:503-296-4906

オレゴン州ベンドが本拠地の地ビールメーカー。1988年創業で、2008年に出店したパールディストリクトの支店は木材をふんだんに使った重厚な造り。かつて材木出荷の拠点であった森林地帯らしさが内装に溢れる。

ポートランド周辺では1990年代には参入者が急増。この地では老舗業者からも客からもチャレンジャーは快く迎え入れられ、新しいビールが続々と生み出されてきたという。

近年では、オーガニックやエコにこだわった店も登場。ダウンタウンから離れるが、2008年オープンのホップワークスHopworksと、その2号店ホップワークス・バイク・バーHopworks BikeBarが、オーガニック・ビールの幅広いセレクションで称賛を得ている。「エコ・ブルーパブ」は醸造所やパブ内を100%再生エネルギーで賄っている。

☆Hopworks Urban Brewery

2944 S.E. Powell Blvd., Portland, OR 97202 TEL:503-232-4677

☆Hopworks BikeBar

3947 N. Williams Ave., Portland, OR 97227 TEL:503-287-6258

IMG_6070IMG_6072☆Cascade Brewing Barrel House  カスケード・ブルーイング・バレルハウス

939 SE Belmont St. Portland TEL:503-265-8603

2010年オープンのカスケード・ブルーイング・バレル・ハウスCascade Brewing Barrel Houseは、豊かな自然の恵みを背景にベリー類を中心とするフルーツの一大産地でもあるオレゴンらしい1軒。ビール熟成庫兼パブで、個性の強いサワー・ビールに特化し評判を得た。ポートランドに多いホップの強いビールの別路線といえる、既成のものとは全く違う味わいのビールを作っている。ストロベリー、ナシ、ブルベリーを配合したビールを多数生産しているおり、物によってはワインのような風味。ダウンタウンからは川の対岸、イーストポートランドに位置する。女性や若者グループの姿が多い。

IMG_6056IMG_6067フードカート・屋台

ポートランドのフードカート(キッチントラック)では、アメリカでありがちなホットドッグや異国の簡単屋台料理ではなく、かなり洗練された食べ物が楽しめる。「韓国風タコス」とか「中華風クレープ」など創作メニューや本格料理を多く見かける。白米が原料という「ライス・アイスクリーム」専門店も見かけた。あっさりとした舐め心地。ブームが訪れるかも?

いかにも屋台風な造りの店から、キャンピングカーを改造したもの、アート性が高い小屋まで、一説にはその数600軒に上るとか。見て歩くのも楽しみ。件数だけではなく、味や個性の豊かさが評判で、州外のメディアの注目も集めているとのこと。CNNが「世界最高のストリートフード」と評したそうだ。フードカートから始めて人気を博し、繁華街に店舗を構えるに至ったり、チェーンを展開している有名店も少なくない。

IMG_6154移動型のカート・トラックもあるが、大多数のカートは定位置で「ポッド」と呼ばれる集まりを作っており、ダウンタウンや周辺の街に点在している。有名な書店Powell’s Booksからほど近くに最大級のポットがある。他にも郊外を含めて10カ所ほどあり、それぞれに個性が出ている。

参考資料 http://www.travelportland.com/

Michigan Beer Company – Novi, MI

Michigan Beer Company - Novi, MI 5

DSCN5719進化する地元ビールの楽しみ方

文&写真 by ヤマトノオロチ

数多くあるミシガン州のブリューワリー。でも、いざ行ってみて注文して、となるとさすがに躊躇する人も多いことだろう。ブリューワリーにはたいてい10種類以上がラインナップされているし、”Flight”と呼ばれるサンプラーも6種類セットを頼むと、なんだか味も名前もわからなくなってきそう、ということもあるかもしれない。ましてや、グラスの大きさやプライス、支払い、チップは、考えると厄介かもしれない産業が発展しているからか、300もがひしめくので競争が激しくなったのかはさておき、あれこれ悩むことなくミシガンのブリューワリーを自宅で楽しめるおもしろいものを発見した。その名も”Kiosk”。カリフォルニアなどの西海岸の州では既に数年前から見られるが、ミシガンでも流行の兆しか。

DSCN5750食料品スーパーの中にサーバーが設置されていて、その上のスクリーンにラインアップが表示されている。イメージ的にはファーストフード店のドリンクのサーバーのような機械、と思ってもらえると近い。ミシガン南東部では、Clinton Twp.などに数店を展開するVince & Joe’sで導入されている。

一般的なスーパーにもシーズナルの缶入りまたは瓶入りのビールも売られているが、やはりタップから注いだものがいい、と言う人も多い。購入の要領は、Glower(1/2ガロン=64oz) Crowler(32oz)、そしてグラス(16oz)でもリストのビールを購入することができる。

事前に容器を購入しなければならないが、買い物がてらでできる気軽さがいい。

DSCN5749それでもブリューワリーは敷居が高いが、缶や瓶にはない味を楽しみたい、と言う人には「ブリューハウス」をおすすめしよう。スポーツバー・レストラン形式だが、ミシガンのクラフト・ビール30種類を提供するところがある。ノバイのメインストリートにあるMichigan Beer Company。”Restaurant & Beer garden”の名のとおり、ブース主体のフロアーから、屋内だがビアガーデンのような雰囲気の吹き抜けの高い天井が開放感満点のフロアー。バイソンの肉を始めエビもミシガン産、その他の食材もミシガン産というのはオーナーのこだわり。

DSCN5733もちろんGrowlerやCrowlerにKioskと同様、クラフトビールを入れてもらい、購入できる。通常そのブリューワリーごとの容器を購入しほかのところのは使わない、というのが流儀だが、サーバー嬢によるとここでは可能。

Michigan Beer Company

42875 Grand River Ave., Novi, MI

www.mibeerco.com

Kioskもブリューハウスもスーパーの6本入りよりも高め。$13から$22ぐらいと、ばらつきがある。それはちょっと、という人は「Make up your own」、スーパーなどでいろんなビールを6本好きに組み合わせて$9.99、でミシガンビールを味わうことはいかがかな。

Visit Cleveland Ohioクリーブランド探索コース

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オハイオ州といえば、まず思い浮かぶのがシーダーポイントだが、実はオハイオには、シーダーポイントの他にミシガンから一足のばして行ってみたい、そんなスポットがたくさんある。今回は、そのおすすめスポットのひとつ、クリーブランドをご紹介。クリーブランドはミシガン州の南東に位置する街。デトロイトからクリーブランドまで車で約2時間半。クリーブランドへは日帰り、または、一泊コースがおすすめ。クリーブランドにはバラエティ豊かなアトラクションがたくさんあるが、その中からいくつかを厳選。クリーブランドの魅力満喫コースとして、West Side Market → Downtown → University Circle → Little Italy というルートはいかがでしょうか?

I-90を東へ進んでいくと、まず、最初の見どころ、West Side Marketにあたる。こちらは、今年100年目を迎えるパブリックマーケット。野菜、生鮮食品、ソーセージなどの加工肉類、パン、デザートなど様々な新鮮な食品を入手することができる。毎日、多くの買い物客で賑わっている。West Side Market から10分ほど北にローカルロードで北上すると、クリーブランドのダウンタウンに到着する。近年、ダウンタウンは開拓され、多くのレストラン、バー、コーヒーショップ、ホテルなどが並び、賑わいを見せている。ダウンタウン地区には、Rock & Roll Hall of Fame & Museum、Greater Cleveland Aquarium、USS Cod Submarine Memorial や Great Lakes Science Center など様々なアトラクションもある。

ダウンタウン地区からローカルロードを東へ15分ほど行くと University Circle と呼ばれる公園のような地区に入る。そこには、Cleveland Museum of Art、Cleveland Botanical Garden、Cleveland Museum of Natural Historyなどがある。Cleveland Museumof Art は、今年スカイライトの中庭広場がオープンされ,更に魅力アップ。University Circle から更に東へ5分いくと、Little Italyと呼ばれる地区がある。いろいろな小さなお店、アートギャラリー、イタリアンベーカリー、イタリアンレストラン等が並ぶ。ノスタルジックな小さなイタリアンタウンという感じである。クリーブランドは今と昔が良い具合に調合したトレンディな街。この夏、クリーブランド探索に行かれてみてはいかが? 思わぬ発見があるかも。

West Side Market
1979 West 25t h Street Clev eland, Ohio
www.westsidemarket.org

Downtown Districts

Rock & Roll Hall of Fame & Museum
1100 Rock and Roll Blvd. Cleveland OH
www.rockhall.com

Greater Cleveland Aquarium
2000 Sycamore St. Cleveland OH
www.greaterclevelandaquarium.com

USS Cod Submarine Memorial
1089 E. 9th S t. Cleveland OH
www.usscod.org

Great Lakes Science Center
601 Erieside Av e. Cleveland OH
www.greatscience.com

University Circle

Cleveland Museum of Art
11150 East Blvd. Cleveland OH
www.clevelandaer.org

Cleveland Botanical Garden
11030 East Blvd. Cleveland OH
www.cbgarden.org

Cleveland museum of Natural History
1 Wade Oval Dr. Cleveland OH
www.cmnh.org

Little Italy
ダウンタウン地区からEuclid Aveを東へ、約4.5マイル。Mayfield Roadを右折。Mayfield Roadを中心にLittle Italyがある。
www.littleitalyredevelopment.org

By オトニョ

オハイオ州といえば、まず思い浮かぶのがシーダーポイントだが、実はオハイオには、シーダーポイントの他にミシガンから一足のばして行ってみたい、そんなスポットがたくさんある。今回は、そのおすすめスポットのひとつ、クリーブランドをご紹介。クリーブランドはミシガン州の南東に位置する街。デトロイトからクリーブランドまで車で約2時間半。クリーブランドへは日帰り、または、一泊コースがおすすめ。クリーブランドにはバラエティ豊かなアトラクションがたくさんあるが、その中からいくつかを厳選。クリーブランドの魅力満喫コースとして、West Side Market → Downtown → University Circle → Little Italy というルートはいかがでしょうか?

I-90を東へ進んでいくと、まず、最初の見どころ、West Side Marketにあたる。こちらは、今年100年目を迎えるパブリックマーケット。野菜、生鮮食品、ソーセージなどの加工肉類、パン、デザートなど様々な新鮮な食品を入手することができる。毎日、多くの買い物客で賑わっている。West Side Market から10分ほど北にローカルロードで北上すると、クリーブランドのダウンタウンに到着する。近年、ダウンタウンは開拓され、多くのレストラン、バー、コーヒーショップ、ホテルなどが並び、賑わいを見せている。ダウンタウン地区には、Rock & Roll Hall of Fame & Museum、Greater Cleveland Aquarium、USS Cod Submarine Memorial や Great Lakes Science Center など様々なアトラクションもある。

ダウンタウン地区からローカルロードを東へ15分ほど行くと University Circle と呼ばれる公園のような地区に入る。そこには、Cleveland Museum of Art、Cleveland Botanical Garden、Cleveland Museum of Natural Historyなどがある。Cleveland Museumof Art は、今年スカイライトの中庭広場がオープンされ,更に魅力アップ。University Circle から更に東へ5分いくと、Little Italyと呼ばれる地区がある。いろいろな小さなお店、アートギャラリー、イタリアンベーカリー、イタリアンレストラン等が並ぶ。ノスタルジックな小さなイタリアンタウンという感じである。クリーブランドは今と昔が良い具合に調合したトレンディな街。この夏、クリーブランド探索に行かれてみてはいかが? 思わぬ発見があるかも。

West Side Market
1979 West 25t h Street Clev eland, Ohio
www.westsidemarket.org

Downtown Districts

Rock & Roll Hall of Fame & Museum
1100 Rock and Roll Blvd. Cleveland OH
www.rockhall.com

Greater Cleveland Aquarium
2000 Sycamore St. Cleveland OH
www.greaterclevelandaquarium.com

USS Cod Submarine Memorial
1089 E. 9th S t. Cleveland OH
www.usscod.org

Great Lakes Science Center
601 Erieside Av e. Cleveland OH
www.greatscience.com

University Circle

Cleveland Museum of Art
11150 East Blvd. Cleveland OH
www.clevelandaer.org

Cleveland Botanical Garden
11030 East Blvd. Cleveland OH
www.cbgarden.org

Cleveland museum of Natural History
1 Wade Oval Dr. Cleveland OH
www.cmnh.org

Little Italy
ダウンタウン地区からEuclid Aveを東へ、約4.5マイル。Mayfield Roadを右折。Mayfield Roadを中心にLittle Italyがある。
www.littleitalyredevelopment.org

By オトニョ

グレート・スモーキーマウンテンの麓町で クリスマスギフトショッピングやホリデーを楽しむ

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  テネシー州とノースカロライナ州の境界にまたがるアパラチア山脈の一部にグレート・スモーキー・マウンテン国立公園(Great Smoky Mountains National Park)がある。面積2,110km²で、米国東部で最大級の保護地区。また、数多くの歴史的な施設も保存されており、世界遺産にも登録されている。日本での知名度・人気度は低いが、訪問者の数は国立公園の中でも屈指。ハイカーにも動物好きにも歴史好きにも楽しめる故であろう。

そのグレート・スモーキー山脈の山間(やまあい)の町Gatlinburg(ギャトリンバーグ)はその国立公園の玄関口として知られている。夏場は山間の秘境とは掛け離れた雰囲気で、ゲームセンターや少々俗っぽい土産物屋が並び、観光地によく見かけるギネス世界記録の館、さらには「こんなところに、何も・・・」と感じてしまう水族館まである。自然を満喫したくて国立公園に来たのにと、げんなりする人もいるだろう。レポーターもその一人。
しかし! ホリデーシーズン、とりわけクリスマス前からクリスマス休暇時期には、この町が良い具合にデコレーションされ、ホリデームードに溢れた可愛らしい表情を見せる。

ここはギフトショッピングにも適している。
この地域のMoonshine(ムーンシャイン)』という、かつての密造酒は有名。禁酒法が布かれた時代や酒税が非常に吊り上がった時代に、ムーンシャイナーと呼ばれる密造業者たちが暗躍した。人里離れた山奥や渓谷に隠れ、月明かりの下でひっそりと蒸溜した姿からきた命名で、彼らがつくる密造ウイスキーはムーンシャインと呼ばれた。ウエストバージニア、ケンタッキー、そしてアパラチア山脈を擁するテネシー南部がムーンシャインの拠点となった。現在、数件(数社)がこの周辺で製造。もちろん今は密造ではなく、堂々と最新蒸溜施設を備え、より洗練された質、オリジナルな香りや味を追求している。GatlinburgにはOle Smoky Barrelhouse、Sugarlands Distilling、Doc Collier Moonshineの3つの出店があり、テイスティング(有料)ができる。様々なフルーツ系のほか、アップルパイ味やシナモン味などなど、変わったものを楽しめる。他にも、地元ワインを試飲できる店もある。また、Gatlinburg出発の周辺テイスティングツアーも提供されている。

お酒の話が長くなったが、もちろん、そればかりではない。ハチミツ専門店では食用の試食の他、ハチミツ入り美容ケア製品(ハンドクリームやシャンプー、パックetc.)を試せたり、観光地定番のジャムやピクルスもあちらこちらのお店で試食できたり、日本のデパ地下や温泉観光地などほどではないが、試食や試飲を楽しむことができる。

個性的なギフトショップ、ギャラリーも点在。カントリー風な素朴な雰囲気の店が似つかわしい土地柄でもあり、趣向を凝らしている。バッファロー肉を出しているレストランもある。
近隣には、クリスマスビレッジや、ライトアップ、様々なショーを催している施設、そしてアウトレットもある。夏には遊び施設が増える。観光地化した部分と、大自然が背中合わせで、少し道を逸れれば田舎そのものの景色も楽しめる、ユニークな所なのである。