日通旅行のバケーション説明会レポート カンクン+メキシコ情報日通旅行のバケーション説明会レポート カンクン+メキシコ情報

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去る9月21日(土)、恒例の日通旅行バケーション説明会がノバイ市のホテルを会場にして実施された。同支店ではテーマを絞った説明会を年に2回開催している。

今回は『1度体験してみる、2回目はもっと楽しい! ― カンクン+α』 と銘打ち、カンクンを中心としたメキシコがテーマ。

講師は同社のメキシコ提携会社に勤務する三輪氏が担当し、メキシコのことならビーチ、古代遺跡、民俗学まで熟知する幅広い情報を在住者の経験を交えて提供した。

セミナー当日は、当地からのバケーション地として圧倒的な人気を保つカンクンのビーチリゾート、そしてメキシコでもっとも先住民族比率の高い(約4割)エスニックシティ 『オアハカ』、インディオ文化とヨーロッパの交差点として独特な魅力をもつ都市『メキシコシティ』の3本建ての題材を、70枚に及ぶ図や写真を映し出しながら説明が進められた。ランク別のホテル情報や安全面の注意など、スケジュールを組むために有用な話題が満載。穴場情報や日本人の口に合うレストランやメニューの情報も披露された。情報は巷に溢れているが、当地の日本人に合わせた話題は新鮮で貴重であった。

弊紙では、三輪氏と同支店の了解のもと、カンクン周辺の耳より情報を一部紹介させて頂く。

カンクンとメキシカンカリブ

【特徴】 約25キロに及ぶホテルゾーンに100件以上の高級ホテルが並ぶ世界最高ランクのビーチリゾート。エメラルドグリーンの海の魅力に加えて治安が良いのも魅力の1つで、英語の有用率が高いことや米ドル払いOKなところが多いのがメリット。

カンクン、リビエラマヤ以外にも穴場スポットは数多く点在している。美しいビーチは、沖合に世界2位の大きさのサンゴ礁があり、それが砕けた砂なのだという。

カンクン発着のツアー

☆世界遺産チチェンイツァー遺跡&セノーテ:チチェンイツァー遺跡はメキシコ・マヤを代表するもっとも有名な遺跡で、人気No1!

セノーテとは石灰岩が陥没してできた穴に地下水が流れ込んでできた、ユカタン半島独特の泉。ヤマの人々にとって聖なる泉であり、生贄を投入していた。信じられないほどの透明度で、シュノーケリングが可能なところもある。

☆楽しさNo1! シカレ海浜公園:魅力はウミガメ。地下水脈での遊泳。ドルフィンスイム。

☆マヤ遺跡で唯一カリブ海に臨む遺跡~トゥルム遺跡

☆シアンカーン自然保護地区:マングローブの林、マナティ、野鳥などに出合える。

カンクンから車で1時間ほどのリビエラマヤ

【特徴】 多くのホテルの敷地が広く、密集していない。オールインクルーシブ(飲食、チップ込み)がお勧め。

メリダ

カンクンから2時間半ほど。“白い街”と呼ばれる美しいコロニアル都市。

メリダから南へ1時間のウシュマル遺跡(世界遺産)は魔法使いの神殿を始め、おびただしい数の装飾が施された寺院などが印象的。ジャングルの中の遺跡という雰囲気も満点。近郊には荘園(アシエンダ)ホテルが点在。

イサマル

メキシコの“魔法の村”に登録された村。街全体がマスタード色で統一された黄色い街。

去る9月21日(土)、恒例の日通旅行バケーション説明会がノバイ市のホテルを会場にして実施された。同支店ではテーマを絞った説明会を年に2回開催している。

今回は『1度体験してみる、2回目はもっと楽しい! ― カンクン+α』 と銘打ち、カンクンを中心としたメキシコがテーマ。

講師は同社のメキシコ提携会社に勤務する三輪氏が担当し、メキシコのことならビーチ、古代遺跡、民俗学まで熟知する幅広い情報を在住者の経験を交えて提供した。

セミナー当日は、当地からのバケーション地として圧倒的な人気を保つカンクンのビーチリゾート、そしてメキシコでもっとも先住民族比率の高い(約4割)エスニックシティ 『オアハカ』、インディオ文化とヨーロッパの交差点として独特な魅力をもつ都市『メキシコシティ』の3本建ての題材を、70枚に及ぶ図や写真を映し出しながら説明が進められた。ランク別のホテル情報や安全面の注意など、スケジュールを組むために有用な話題が満載。穴場情報や日本人の口に合うレストランやメニューの情報も披露された。情報は巷に溢れているが、当地の日本人に合わせた話題は新鮮で貴重であった。

弊紙では、三輪氏と同支店の了解のもと、カンクン周辺の耳より情報を一部紹介させて頂く。

カンクンとメキシカンカリブ

【特徴】 約25キロに及ぶホテルゾーンに100件以上の高級ホテルが並ぶ世界最高ランクのビーチリゾート。エメラルドグリーンの海の魅力に加えて治安が良いのも魅力の1つで、英語の有用率が高いことや米ドル払いOKなところが多いのがメリット。

カンクン、リビエラマヤ以外にも穴場スポットは数多く点在している。美しいビーチは、沖合に世界2位の大きさのサンゴ礁があり、それが砕けた砂なのだという。

カンクン発着のツアー

☆世界遺産チチェンイツァー遺跡&セノーテ:チチェンイツァー遺跡はメキシコ・マヤを代表するもっとも有名な遺跡で、人気No1!

セノーテとは石灰岩が陥没してできた穴に地下水が流れ込んでできた、ユカタン半島独特の泉。ヤマの人々にとって聖なる泉であり、生贄を投入していた。信じられないほどの透明度で、シュノーケリングが可能なところもある。

☆楽しさNo1! シカレ海浜公園:魅力はウミガメ。地下水脈での遊泳。ドルフィンスイム。

☆マヤ遺跡で唯一カリブ海に臨む遺跡~トゥルム遺跡

☆シアンカーン自然保護地区:マングローブの林、マナティ、野鳥などに出合える。

カンクンから車で1時間ほどのリビエラマヤ

【特徴】 多くのホテルの敷地が広く、密集していない。オールインクルーシブ(飲食、チップ込み)がお勧め。

メリダ

カンクンから2時間半ほど。“白い街”と呼ばれる美しいコロニアル都市。

メリダから南へ1時間のウシュマル遺跡(世界遺産)は魔法使いの神殿を始め、おびただしい数の装飾が施された寺院などが印象的。ジャングルの中の遺跡という雰囲気も満点。近郊には荘園(アシエンダ)ホテルが点在。

イサマル

メキシコの“魔法の村”に登録された村。街全体がマスタード色で統一された黄色い街。

Visit Cleveland Ohioクリーブランド探索コース

<!--:en-->Visit Cleveland Ohio<!--:--><!--:ja-->クリーブランド探索コース<!--:--> 2

オハイオ州といえば、まず思い浮かぶのがシーダーポイントだが、実はオハイオには、シーダーポイントの他にミシガンから一足のばして行ってみたい、そんなスポットがたくさんある。今回は、そのおすすめスポットのひとつ、クリーブランドをご紹介。クリーブランドはミシガン州の南東に位置する街。デトロイトからクリーブランドまで車で約2時間半。クリーブランドへは日帰り、または、一泊コースがおすすめ。クリーブランドにはバラエティ豊かなアトラクションがたくさんあるが、その中からいくつかを厳選。クリーブランドの魅力満喫コースとして、West Side Market → Downtown → University Circle → Little Italy というルートはいかがでしょうか?

I-90を東へ進んでいくと、まず、最初の見どころ、West Side Marketにあたる。こちらは、今年100年目を迎えるパブリックマーケット。野菜、生鮮食品、ソーセージなどの加工肉類、パン、デザートなど様々な新鮮な食品を入手することができる。毎日、多くの買い物客で賑わっている。West Side Market から10分ほど北にローカルロードで北上すると、クリーブランドのダウンタウンに到着する。近年、ダウンタウンは開拓され、多くのレストラン、バー、コーヒーショップ、ホテルなどが並び、賑わいを見せている。ダウンタウン地区には、Rock & Roll Hall of Fame & Museum、Greater Cleveland Aquarium、USS Cod Submarine Memorial や Great Lakes Science Center など様々なアトラクションもある。

ダウンタウン地区からローカルロードを東へ15分ほど行くと University Circle と呼ばれる公園のような地区に入る。そこには、Cleveland Museum of Art、Cleveland Botanical Garden、Cleveland Museum of Natural Historyなどがある。Cleveland Museumof Art は、今年スカイライトの中庭広場がオープンされ,更に魅力アップ。University Circle から更に東へ5分いくと、Little Italyと呼ばれる地区がある。いろいろな小さなお店、アートギャラリー、イタリアンベーカリー、イタリアンレストラン等が並ぶ。ノスタルジックな小さなイタリアンタウンという感じである。クリーブランドは今と昔が良い具合に調合したトレンディな街。この夏、クリーブランド探索に行かれてみてはいかが? 思わぬ発見があるかも。

West Side Market
1979 West 25t h Street Clev eland, Ohio
www.westsidemarket.org

Downtown Districts

Rock & Roll Hall of Fame & Museum
1100 Rock and Roll Blvd. Cleveland OH
www.rockhall.com

Greater Cleveland Aquarium
2000 Sycamore St. Cleveland OH
www.greaterclevelandaquarium.com

USS Cod Submarine Memorial
1089 E. 9th S t. Cleveland OH
www.usscod.org

Great Lakes Science Center
601 Erieside Av e. Cleveland OH
www.greatscience.com

University Circle

Cleveland Museum of Art
11150 East Blvd. Cleveland OH
www.clevelandaer.org

Cleveland Botanical Garden
11030 East Blvd. Cleveland OH
www.cbgarden.org

Cleveland museum of Natural History
1 Wade Oval Dr. Cleveland OH
www.cmnh.org

Little Italy
ダウンタウン地区からEuclid Aveを東へ、約4.5マイル。Mayfield Roadを右折。Mayfield Roadを中心にLittle Italyがある。
www.littleitalyredevelopment.org

By オトニョ

オハイオ州といえば、まず思い浮かぶのがシーダーポイントだが、実はオハイオには、シーダーポイントの他にミシガンから一足のばして行ってみたい、そんなスポットがたくさんある。今回は、そのおすすめスポットのひとつ、クリーブランドをご紹介。クリーブランドはミシガン州の南東に位置する街。デトロイトからクリーブランドまで車で約2時間半。クリーブランドへは日帰り、または、一泊コースがおすすめ。クリーブランドにはバラエティ豊かなアトラクションがたくさんあるが、その中からいくつかを厳選。クリーブランドの魅力満喫コースとして、West Side Market → Downtown → University Circle → Little Italy というルートはいかがでしょうか?

I-90を東へ進んでいくと、まず、最初の見どころ、West Side Marketにあたる。こちらは、今年100年目を迎えるパブリックマーケット。野菜、生鮮食品、ソーセージなどの加工肉類、パン、デザートなど様々な新鮮な食品を入手することができる。毎日、多くの買い物客で賑わっている。West Side Market から10分ほど北にローカルロードで北上すると、クリーブランドのダウンタウンに到着する。近年、ダウンタウンは開拓され、多くのレストラン、バー、コーヒーショップ、ホテルなどが並び、賑わいを見せている。ダウンタウン地区には、Rock & Roll Hall of Fame & Museum、Greater Cleveland Aquarium、USS Cod Submarine Memorial や Great Lakes Science Center など様々なアトラクションもある。

ダウンタウン地区からローカルロードを東へ15分ほど行くと University Circle と呼ばれる公園のような地区に入る。そこには、Cleveland Museum of Art、Cleveland Botanical Garden、Cleveland Museum of Natural Historyなどがある。Cleveland Museumof Art は、今年スカイライトの中庭広場がオープンされ,更に魅力アップ。University Circle から更に東へ5分いくと、Little Italyと呼ばれる地区がある。いろいろな小さなお店、アートギャラリー、イタリアンベーカリー、イタリアンレストラン等が並ぶ。ノスタルジックな小さなイタリアンタウンという感じである。クリーブランドは今と昔が良い具合に調合したトレンディな街。この夏、クリーブランド探索に行かれてみてはいかが? 思わぬ発見があるかも。

West Side Market
1979 West 25t h Street Clev eland, Ohio
www.westsidemarket.org

Downtown Districts

Rock & Roll Hall of Fame & Museum
1100 Rock and Roll Blvd. Cleveland OH
www.rockhall.com

Greater Cleveland Aquarium
2000 Sycamore St. Cleveland OH
www.greaterclevelandaquarium.com

USS Cod Submarine Memorial
1089 E. 9th S t. Cleveland OH
www.usscod.org

Great Lakes Science Center
601 Erieside Av e. Cleveland OH
www.greatscience.com

University Circle

Cleveland Museum of Art
11150 East Blvd. Cleveland OH
www.clevelandaer.org

Cleveland Botanical Garden
11030 East Blvd. Cleveland OH
www.cbgarden.org

Cleveland museum of Natural History
1 Wade Oval Dr. Cleveland OH
www.cmnh.org

Little Italy
ダウンタウン地区からEuclid Aveを東へ、約4.5マイル。Mayfield Roadを右折。Mayfield Roadを中心にLittle Italyがある。
www.littleitalyredevelopment.org

By オトニョ

Michigan Natura and Parks水が豊かなミシガンの湖や川の自然に親しもう

<!--:en-->Michigan Natura and Parks<!--:--><!--:ja-->水が豊かなミシガンの湖や川の自然に親しもう<!--:--> 5

ミシガン育ちの多くの人は短い春から秋を満喫しようと自然の中に身を置く。ヨットやボートを所有している人も多く、湖や川沿いの家に船寄せの施設が備わっているのはごくありふれた光景である。

せっかくミシガンに住んでいるのだから水辺のアウトドアライフを楽しみたいものだが、フロリダ等の観光地と違って、ボート類のレンタルやツアーのビジネスサービスが少ないのが難。今月号では、メトロパークなどの公共の施設を中心に、手軽なカヌー/カヤックのレンタルサービスがある場所、そして用具無しで楽しむことが出来る自然観察やネイチャーセンターをいくつか紹介したい。

デトロイト近郊の公園でのカヌー乗り

身近な州のレクリエーションアリアの2つProud Lake と Island Lake、そしてウェインカウンティの公園Hines ParkにあるNewburgh Lake、以上の3ヶ所で HEAVNER CANOE& KAYAK RENAL運営のカヌーレンタルを利用することができる。
*営業期間や時間、料金はまちまちなので、下記Webサイトなどでご確認ください。
http://www.heavnercanoe.com/

前者2ヶ所(Proud Lake と Island Lake)はステイトパークの入場許可書が必要になる。(入り口で購入が可能。)どちらも何ヶ所かに設定された出発点から川を下る方式で、シャトルのサービスもある。仲間や家族と車2台で行き、シャトルを利用しない方法をとると格安になる。より長い距離や一泊のトリップのアレンジも可能 (要予約)。

Proud Lake は Milfordの南東(Wixomの北西)。約1時間の距離から6時間以上かかるコースまで6種の設定がある。

Island Lake はNew Hudsonの西、Kensington MetroparkのKent Lakeの西端がレンタルカヌーの拠点になっている。1時間から3時間程度の2つのコース。

Newburgh Lakeでは、小さい湖の畔で借りて、同じ所に返却。事前に依頼すれば川くだりも可能。Hines Park は Northville から Plymouth などの7市を経てDearborn Heightsまで続く細長い公園。住宅街を縫う緑のオアシスラインと言っても過言ではないほど木々が豊か。湖水の澱みは否めない。車道(Hines Drive)に沿って自転車レーンもありジョギングやサイクリングをする人にポピュラー。NewburghLakeはフリーウェイ I – 2 7 5 から1マイルほど東。

ここで、(日本の公園や湖でよく見る)手漕ぎボートとカヌーの違いを解説。一番大きな違いは前に進むのがカヌーで後ろに進むのがボート。そして、ボートは櫂(オール)が艇に固定されているのに対し、カヌーは櫂が固定されていない。ということで、カヌーイングで注意を要するのはオールを水に落とさないようにすること。そして1本のオールで左右に切り替えながら漕ぐのに慣れが要る。また、カヌーは細長く左右のバランスが不安定なので転覆にも要注意。進路の状況は確認し易い。初心者でも10分も漕げばコツをつかめる(と思う)が、流れの急な箇所で舵を取るには技術が要る。レンタル用の一般的なカヌーには4,5人乗ることができるが、中で移動するとバランスを崩し転覆しかねないので、動き回りたい時期のお子さん連れでの長いコースは避けた方が無難。

メトロパークで水や自然に親しむアクティビティ

メトロパークは Huron River と Clinton River に沿って、デトロイトを中心に半円状に点在する(現在13箇所)。住宅街近くにありながら緑と水の自然が豊かだ。住民の憩いやアクティビティの場を提供する目的とともに、自然保護も重要な使命。ネイチャーセンターを中心に、学習活動の場や観察ツアーなどを多種提供している。期間および時間や料金の詳細等は公式サイトwww.metroparks.comでお確かめの上、お出かけ下さい。

Delhi Metropark / Dexter-Huron Metropark / Hudson Mills Metropark

Delhi Metroparkは、レンタルカヌーでの川下りサービスの施設がある唯一のメトロパークで、上流のHudson Mills又はDexter-Huronまでカヌーと一緒に運んでくれる。Dexter-Huronからは3マイル。Hudson MillsからはDexter-Huronを経て約8マイルのカヌーイングになる。特に上流は水が澄み緑が深く、町から近いことが信じられないほど。

先日この8マイルのカヌーイングをしたので、詳細を加えて記させていただく。

湖でのカヌーはしたことがあったが、川下りコースは初めてなので短い3マイルコースをする予定で現地入りしたところ、その時間(月曜日の12時)は8マイルのスタート地点へのシャトルしかないと発覚。3マイルコースのシャトルは3時まで無いとのことで、覚悟を決めて8マイルに挑戦することに。曜日によって異なるので予約時に確認されたし。

スタッフから全員(この日は20名強)に、「目標になる橋は5つ。橋の下は右側を。Dexter-Huronに寄って休憩が可能」など口頭で簡単な説明を与えられた後、一足乗り込むと揺れるカヌーにスタッフの手を借りて乗り込み、腰をすえて、いざ出発。8マイルをする者が初心者であるはずは無いと思うからか、漕ぎ方の説明などは全く無い。

川の流れの速さはというと、漕がなくても早歩き程度の速さの場所もあるが、大半は漕がないとほとんど進まないくらいの穏やかさ。水量によって異なるのかもしれない。川面の輝きと緑の美しさに目を奪われつつも、自分たちがどれだけ進んだかが分からず気持ちは落ち着かない。目標となる1つ目の橋が見えるまでが長く、(結果的には全体の1/3ほどの)1時間かかった。数日前の嵐のせいなのか倒木がかなり多い。浅瀬や岩も要注意。川の流れに引きずれて倒木にはまったり、浅瀬に乗り上げて前にも後ろにも進めなくなたりしたが、手足やオールを駆使して危機脱出。川面が白く波立っている所は浅いので回避すべきだと学んだ。途中、岸辺に佇む鹿や七面鳥に遭遇した。

Dexter-Huronまで2時間程。我々の後から出発した家族連れには父親と娘の気合いの入った漕ぎで一気に追い越されたが、他の数艘は視野にも入らなかったので、まず平均並みか速めのスピードといったところか。Dexter-Huronで陸に上がって休憩できると言われていたが、うまく岸に寄せる技術もカヌーを岸に上げる力も無いと判断して素通り。ここまで来れば先が知れて気持ちに余裕が生まれたが、後半は木々の間に見える家も増え、最後のほうは自動車道と並走し、町の雑沓感が伝わってきた。

上陸しての休憩をしなかったので3時間10分でDelhi Metroparkに到着。終点の数百メートル手前に‘West Delhi, Canoe Take-out’の看板があり、誰もいないがここで自力で引き上げるべきなのかと迷い、幸い手元にあった電話番号に問い合わせた。もう少し先と確認でき、安心して先に進んだ。濡れては大変なので車に置こうかと迷った携帯電話が役立った。行き過ぎ、カヌーの破損にはペナルティーを科されるので要注意。終盤には腕が疲れたが、非力な(?)女性二人でも無理の無いコースで景色にも満喫。とはいえ、転覆したり倒木にはまり込んだら厳しかっただろう。濡れてもよい服装、いざという時に川底で踏ん張れる靴の着用をお薦め。ライフベストとベンチクッションは借りられる。

Indian Springs Metropark

ミシガン南東部の自然を学習するEnvironmentalDiscovery Center (環境学習センター) があり、実験室やエコシステムについての展示、学習プログラムが充実している。池を水中から観察するためのガラス張りのドームが数年前に完成したが、水の透明度が低く、魚や植物はあまり見えないのが残念。プレーリー(草原)が多い公園。

Kensington Metropark

Kent Lake を包括するパークで、湖畔沿いのトレイル(8マイル強)は林間、原っぱもあり景色が良い。湖の探索用に乗り合いの観覧船のほか、レンタルの足こぎボート、カヌー、カヤックなどあり、メトロパークの中で最も充実してる。ペッティングファーム、ネイチャーセンターもある。湿地のトレイルは野鳥観察に絶好。

Stony Creek Metropark

Stony Creek Lakeを包括するパークで、湖畔1周のトレイルは8.3マイル。Kensingtonと似た趣だが起伏が多い。その起伏を利用したメトロパークでは唯一のマウンテンバイク・トレイルが充実している。ボートやカヌーのレンタルサービス有り。

Lake Erie Metropark

Marshlands Museum and Nature CenterというMarsh(湿地帯・潟)にフォーカスした博物館がある。猛禽類(鷲など)の生物の剥製展示の他、水辺の狩の歴史に関する旧式ボートやデコイの展示があるのがユニーク。エリー湖を臨む波のプール (Wave Pool) が人気。ただし波のプールはそれ程大きくはなく、他のプールは無い。

Lake St. Clair Metropark (旧称Metro Beech)

セントクレア湖に面する公園で、ボートランチ(艀)設備もあるがレンタルは無い。自然センターは規模が小さいが、野鳥の剥製の展示が充実しており、様々なプログラムを企画している。湖に臨むウォータースライド付きプールやSquirt Zoneという水遊び場があり、夏の人気スポット。対岸に並ぶボート施設を備えた民家を眺めるのも一興。

遠出してHoughton Lakeへ

近場のパークでのカヌーもいいけれど、一足伸ばして、さらに豊かな自然の中でカヌー体験をしてみるのもいいかも。デトロイトから車で約3時間北方のHoughton Lakeでは、カヌーをしながら様々な野生植物・動物に遭遇でき、森林浴効果も抜群。1-2時間のコースから半日、一日コースと様々ある。

カヌーの他にもチュービングやカヤッキングで川下りを楽しむこともできる。チュービングはグループでパーティー感覚で楽しみたい人にお勧め。ゆ~ったりした気分で自然を満喫したい方にはカヌーイングやカヤッキングがグー。

服装は水着または濡れても良いものでいく必要があるが、カヌーなどすべて貸出してくれる。初心者でも問題なし。Houghton Lakeの辺りには、下記のリスト以外にもたくさんカヌーができるところがある。White Birch Canoe Trips & Campgroundには緑豊かなキャンプ場もある。日帰りも可能だが、できれば泊りがけでゆっくり満喫したいもの。

http://www.whitebirchcanoe.com/
http://canoeatcampbells.com/
http://www.paddlebrave.com/webapp/p/6/rates.html

ミシガン育ちの多くの人は短い春から秋を満喫しようと自然の中に身を置く。ヨットやボートを所有している人も多く、湖や川沿いの家に船寄せの施設が備わっているのはごくありふれた光景である。

せっかくミシガンに住んでいるのだから水辺のアウトドアライフを楽しみたいものだが、フロリダ等の観光地と違って、ボート類のレンタルやツアーのビジネスサービスが少ないのが難。今月号では、メトロパークなどの公共の施設を中心に、手軽なカヌー/カヤックのレンタルサービスがある場所、そして用具無しで楽しむことが出来る自然観察やネイチャーセンターをいくつか紹介したい。

デトロイト近郊の公園でのカヌー乗り

身近な州のレクリエーションアリアの2つProud Lake と Island Lake、そしてウェインカウンティの公園Hines ParkにあるNewburgh Lake、以上の3ヶ所で HEAVNER CANOE& KAYAK RENAL運営のカヌーレンタルを利用することができる。
*営業期間や時間、料金はまちまちなので、下記Webサイトなどでご確認ください。
http://www.heavnercanoe.com/

前者2ヶ所(Proud Lake と Island Lake)はステイトパークの入場許可書が必要になる。(入り口で購入が可能。)どちらも何ヶ所かに設定された出発点から川を下る方式で、シャトルのサービスもある。仲間や家族と車2台で行き、シャトルを利用しない方法をとると格安になる。より長い距離や一泊のトリップのアレンジも可能 (要予約)。

Proud Lake は Milfordの南東(Wixomの北西)。約1時間の距離から6時間以上かかるコースまで6種の設定がある。

Island Lake はNew Hudsonの西、Kensington MetroparkのKent Lakeの西端がレンタルカヌーの拠点になっている。1時間から3時間程度の2つのコース。

Newburgh Lakeでは、小さい湖の畔で借りて、同じ所に返却。事前に依頼すれば川くだりも可能。Hines Park は Northville から Plymouth などの7市を経てDearborn Heightsまで続く細長い公園。住宅街を縫う緑のオアシスラインと言っても過言ではないほど木々が豊か。湖水の澱みは否めない。車道(Hines Drive)に沿って自転車レーンもありジョギングやサイクリングをする人にポピュラー。NewburghLakeはフリーウェイ I – 2 7 5 から1マイルほど東。

ここで、(日本の公園や湖でよく見る)手漕ぎボートとカヌーの違いを解説。一番大きな違いは前に進むのがカヌーで後ろに進むのがボート。そして、ボートは櫂(オール)が艇に固定されているのに対し、カヌーは櫂が固定されていない。ということで、カヌーイングで注意を要するのはオールを水に落とさないようにすること。そして1本のオールで左右に切り替えながら漕ぐのに慣れが要る。また、カヌーは細長く左右のバランスが不安定なので転覆にも要注意。進路の状況は確認し易い。初心者でも10分も漕げばコツをつかめる(と思う)が、流れの急な箇所で舵を取るには技術が要る。レンタル用の一般的なカヌーには4,5人乗ることができるが、中で移動するとバランスを崩し転覆しかねないので、動き回りたい時期のお子さん連れでの長いコースは避けた方が無難。

メトロパークで水や自然に親しむアクティビティ

メトロパークは Huron River と Clinton River に沿って、デトロイトを中心に半円状に点在する(現在13箇所)。住宅街近くにありながら緑と水の自然が豊かだ。住民の憩いやアクティビティの場を提供する目的とともに、自然保護も重要な使命。ネイチャーセンターを中心に、学習活動の場や観察ツアーなどを多種提供している。期間および時間や料金の詳細等は公式サイトwww.metroparks.comでお確かめの上、お出かけ下さい。

Delhi Metropark / Dexter-Huron Metropark / Hudson Mills Metropark

Delhi Metroparkは、レンタルカヌーでの川下りサービスの施設がある唯一のメトロパークで、上流のHudson Mills又はDexter-Huronまでカヌーと一緒に運んでくれる。Dexter-Huronからは3マイル。Hudson MillsからはDexter-Huronを経て約8マイルのカヌーイングになる。特に上流は水が澄み緑が深く、町から近いことが信じられないほど。

先日この8マイルのカヌーイングをしたので、詳細を加えて記させていただく。

湖でのカヌーはしたことがあったが、川下りコースは初めてなので短い3マイルコースをする予定で現地入りしたところ、その時間(月曜日の12時)は8マイルのスタート地点へのシャトルしかないと発覚。3マイルコースのシャトルは3時まで無いとのことで、覚悟を決めて8マイルに挑戦することに。曜日によって異なるので予約時に確認されたし。

スタッフから全員(この日は20名強)に、「目標になる橋は5つ。橋の下は右側を。Dexter-Huronに寄って休憩が可能」など口頭で簡単な説明を与えられた後、一足乗り込むと揺れるカヌーにスタッフの手を借りて乗り込み、腰をすえて、いざ出発。8マイルをする者が初心者であるはずは無いと思うからか、漕ぎ方の説明などは全く無い。

川の流れの速さはというと、漕がなくても早歩き程度の速さの場所もあるが、大半は漕がないとほとんど進まないくらいの穏やかさ。水量によって異なるのかもしれない。川面の輝きと緑の美しさに目を奪われつつも、自分たちがどれだけ進んだかが分からず気持ちは落ち着かない。目標となる1つ目の橋が見えるまでが長く、(結果的には全体の1/3ほどの)1時間かかった。数日前の嵐のせいなのか倒木がかなり多い。浅瀬や岩も要注意。川の流れに引きずれて倒木にはまったり、浅瀬に乗り上げて前にも後ろにも進めなくなたりしたが、手足やオールを駆使して危機脱出。川面が白く波立っている所は浅いので回避すべきだと学んだ。途中、岸辺に佇む鹿や七面鳥に遭遇した。

Dexter-Huronまで2時間程。我々の後から出発した家族連れには父親と娘の気合いの入った漕ぎで一気に追い越されたが、他の数艘は視野にも入らなかったので、まず平均並みか速めのスピードといったところか。Dexter-Huronで陸に上がって休憩できると言われていたが、うまく岸に寄せる技術もカヌーを岸に上げる力も無いと判断して素通り。ここまで来れば先が知れて気持ちに余裕が生まれたが、後半は木々の間に見える家も増え、最後のほうは自動車道と並走し、町の雑沓感が伝わってきた。

上陸しての休憩をしなかったので3時間10分でDelhi Metroparkに到着。終点の数百メートル手前に‘West Delhi, Canoe Take-out’の看板があり、誰もいないがここで自力で引き上げるべきなのかと迷い、幸い手元にあった電話番号に問い合わせた。もう少し先と確認でき、安心して先に進んだ。濡れては大変なので車に置こうかと迷った携帯電話が役立った。行き過ぎ、カヌーの破損にはペナルティーを科されるので要注意。終盤には腕が疲れたが、非力な(?)女性二人でも無理の無いコースで景色にも満喫。とはいえ、転覆したり倒木にはまり込んだら厳しかっただろう。濡れてもよい服装、いざという時に川底で踏ん張れる靴の着用をお薦め。ライフベストとベンチクッションは借りられる。

Indian Springs Metropark

ミシガン南東部の自然を学習するEnvironmentalDiscovery Center (環境学習センター) があり、実験室やエコシステムについての展示、学習プログラムが充実している。池を水中から観察するためのガラス張りのドームが数年前に完成したが、水の透明度が低く、魚や植物はあまり見えないのが残念。プレーリー(草原)が多い公園。

Kensington Metropark

Kent Lake を包括するパークで、湖畔沿いのトレイル(8マイル強)は林間、原っぱもあり景色が良い。湖の探索用に乗り合いの観覧船のほか、レンタルの足こぎボート、カヌー、カヤックなどあり、メトロパークの中で最も充実してる。ペッティングファーム、ネイチャーセンターもある。湿地のトレイルは野鳥観察に絶好。

Stony Creek Metropark

Stony Creek Lakeを包括するパークで、湖畔1周のトレイルは8.3マイル。Kensingtonと似た趣だが起伏が多い。その起伏を利用したメトロパークでは唯一のマウンテンバイク・トレイルが充実している。ボートやカヌーのレンタルサービス有り。

Lake Erie Metropark

Marshlands Museum and Nature CenterというMarsh(湿地帯・潟)にフォーカスした博物館がある。猛禽類(鷲など)の生物の剥製展示の他、水辺の狩の歴史に関する旧式ボートやデコイの展示があるのがユニーク。エリー湖を臨む波のプール (Wave Pool) が人気。ただし波のプールはそれ程大きくはなく、他のプールは無い。

Lake St. Clair Metropark (旧称Metro Beech)

セントクレア湖に面する公園で、ボートランチ(艀)設備もあるがレンタルは無い。自然センターは規模が小さいが、野鳥の剥製の展示が充実しており、様々なプログラムを企画している。湖に臨むウォータースライド付きプールやSquirt Zoneという水遊び場があり、夏の人気スポット。対岸に並ぶボート施設を備えた民家を眺めるのも一興。

遠出してHoughton Lakeへ

近場のパークでのカヌーもいいけれど、一足伸ばして、さらに豊かな自然の中でカヌー体験をしてみるのもいいかも。デトロイトから車で約3時間北方のHoughton Lakeでは、カヌーをしながら様々な野生植物・動物に遭遇でき、森林浴効果も抜群。1-2時間のコースから半日、一日コースと様々ある。

カヌーの他にもチュービングやカヤッキングで川下りを楽しむこともできる。チュービングはグループでパーティー感覚で楽しみたい人にお勧め。ゆ~ったりした気分で自然を満喫したい方にはカヌーイングやカヤッキングがグー。

服装は水着または濡れても良いものでいく必要があるが、カヌーなどすべて貸出してくれる。初心者でも問題なし。Houghton Lakeの辺りには、下記のリスト以外にもたくさんカヌーができるところがある。White Birch Canoe Trips & Campgroundには緑豊かなキャンプ場もある。日帰りも可能だが、できれば泊りがけでゆっくり満喫したいもの。

http://www.whitebirchcanoe.com/
http://canoeatcampbells.com/
http://www.paddlebrave.com/webapp/p/6/rates.html

 

Village of Milford, MichiganMilford, Michigan ~ケンシントンメトロパークの北東 趣のあるダウンタウン~

<!--:en-->Village of Milford, Michigan<!--:--><!--:ja-->Milford, Michigan ~ケンシントンメトロパークの北東 趣のあるダウンタウン~<!--:--> 5

 ヒューロンリバーの水を利用した製材所(sawmill)が1831年に創立し、ミルフォードは周辺の産業の中心として栄えた。近年、新しい住宅地やビジネスの開発が進み都市化しているNoviから15マイル程、Wixomからは10マイル弱の距離でありながら、起伏のある台地に緑が広がり、‘カントリー’のムードが感じられる。

 ダウンタウンの一画は古さを残した趣がある小さな町として知られ、年間に2万5千人もの人が訪れるとのこと。古風さを維持しつつ綺麗に改装された店が多く、ユニークな品ぞろえのギフトショップやブティックが軒を連ねている。手作りの品やローカルな商品を扱う店もある。デパートやモールでは手に入らないスペシャルな一品に出合えるかも。

ダウンタウン地区(メインストリートと周辺)のビジネス情報はホームページで。

ホームページ:http://www.meetmeinmilford.com/

ユニークな店

Main Street Art

地元アーティストの作品を置いているギャラリー
ミルフォードを描いた絵を始め、陶器やガラス製品、ジュエリー、写真、カードなど、近隣に在住のアーティストたちの作品を扱っている。アナーバーのタイル工房(Motawi Tileworks)の製品も置いている。
【住所】432 N. Main Street, Milford, MI 48381

Sweet Retreats Chocolate Shoppe

カントリーっぽさNo1の佇まいをしているチョコレート屋

ハンドメイドのチョコレートやファッジが手に入る。小さな店の中はお菓子だけでなく雑貨や小物で溢れている。建物は、150年近く前(1865年)に建てられ、ホテルの一画だった時代もあるという歴史を持っている。

【住所】314 N. Main Street, Milford, MI 48381

小さいダウンタウンながら、レストランが数店ある。エレガントで高級なレストラン、カジュアルで明るいハンバーガ―ショップ、クレープもあるカフェなど個性豊か。

イタリアンレストラン

Coratti’s on Main

外観は高級な風格だが、お値段は手ごろといえるイタリアン。ランチからディナーまで通してオープンしているのが気ままな散策者に嬉しい。1階は余分な飾り気のない重厚感のある落ち着いたバー、2階は大きな天窓の下にカラフルな花の飾りが開放感を与えるスペースや、メインストリートを見下ろせる一画・・と、気分や目的に応じて選択肢がある。アメリカのチェーンピザ店には無い‘Pescatore(シーフード)’はピザ生地も軽くて、ソースもしつこくなく、日本人の口に合いそうな一品。

【住所】335 N. Main Street, Milford, MI 48381

 ヒューロンリバーの水を利用した製材所(sawmill)が1831年に創立し、ミルフォードは周辺の産業の中心として栄えた。近年、新しい住宅地やビジネスの開発が進み都市化しているNoviから15マイル程、Wixomからは10マイル弱の距離でありながら、起伏のある台地に緑が広がり、‘カントリー’のムードが感じられる。

 ダウンタウンの一画は古さを残した趣がある小さな町として知られ、年間に2万5千人もの人が訪れるとのこと。古風さを維持しつつ綺麗に改装された店が多く、ユニークな品ぞろえのギフトショップやブティックが軒を連ねている。手作りの品やローカルな商品を扱う店もある。デパートやモールでは手に入らないスペシャルな一品に出合えるかも。

ダウンタウン地区(メインストリートと周辺)のビジネス情報はホームページで。

ホームページ:http://www.meetmeinmilford.com/

ユニークな店

Main Street Art

地元アーティストの作品を置いているギャラリー
ミルフォードを描いた絵を始め、陶器やガラス製品、ジュエリー、写真、カードなど、近隣に在住のアーティストたちの作品を扱っている。アナーバーのタイル工房(Motawi Tileworks)の製品も置いている。
【住所】432 N. Main Street, Milford, MI 48381

Sweet Retreats Chocolate Shoppe

カントリーっぽさNo1の佇まいをしているチョコレート屋

ハンドメイドのチョコレートやファッジが手に入る。小さな店の中はお菓子だけでなく雑貨や小物で溢れている。建物は、150年近く前(1865年)に建てられ、ホテルの一画だった時代もあるという歴史を持っている。

【住所】314 N. Main Street, Milford, MI 48381

小さいダウンタウンながら、レストランが数店ある。エレガントで高級なレストラン、カジュアルで明るいハンバーガ―ショップ、クレープもあるカフェなど個性豊か。

イタリアンレストラン

Coratti’s on Main

外観は高級な風格だが、お値段は手ごろといえるイタリアン。ランチからディナーまで通してオープンしているのが気ままな散策者に嬉しい。1階は余分な飾り気のない重厚感のある落ち着いたバー、2階は大きな天窓の下にカラフルな花の飾りが開放感を与えるスペースや、メインストリートを見下ろせる一画・・と、気分や目的に応じて選択肢がある。アメリカのチェーンピザ店には無い‘Pescatore(シーフード)’はピザ生地も軽くて、ソースもしつこくなく、日本人の口に合いそうな一品。

【住所】335 N. Main Street, Milford, MI 48381

A Cherry Story From The Cherry Kingdomチェリー王国からチェリーの話

<!--:en-->A Cherry Story From The Cherry Kingdom<!--:--><!--:ja-->チェリー王国からチェリーの話<!--:--> 2

 エデンの園(旧約聖書の『創世記』に登場する理想郷)を例外として、トラバースシティーほど果実に密接な土地を挙げるのは難しい。その果実こそがチェリーである。
 チェリーフェスティバル(National Cherry Festival)の開催地というだけでなく、トラバースシティーでは、ほぼ全てのものに“チェリー”を見つけることができる。当市の空港‘Cherry Capital Airport’を筆頭に、電力会社の名は‘Cherryland Electric Cooperative’であるし、チェリーのソースやメイン料理、デザートメニューが1つもないレストランは稀だろう。人が集まるところに、スナック用のドライチェリーが出ていないことはまずない。
 Traverse Bay周辺の住人達は一世紀以上も、この艶やかな小さな果実をあたかも庭に据えたマスコットかのように親しんできた。それは甘酢っぽい味の魅力でもあろうし、(多くの住人の気質と同じように)見た目以上に弾力があるせいかも知れない。どのような理由であれ、最初のチェリーの木が1852年に宣教師 Rev. Peter Doughertyによって植えられて以来、チェリーはトラバースシティーの歴史の一部であり続けた。
 宣教師が試みたチェリーの木がこの北の地に根付くとは誰しも予想しなかったが、見事に開花。その後ここに移り住んだ開拓者らが自家チェリーを次々に植えるようになるのに長い時間は要さなかった。水深があり程よい冷たさを保つ豊かな水を抱える湖や入り江に囲まれ、なだらかな丘陵地であるというこの地域の独特な地理条件が、冬と春の気温を緩やかに保つために重要な役割を果たしていると気づくことになる。
 近年、トラバースシティーの北から北西に伸びる2つの半島:Old Mission と Leelanau Peninsulas の丘陵地にチェリー果樹園が広がり、Tart Cherryという品種にいたっては世界中の生産量の75%をトラバースシティー周辺で占めている。
 1923年に地元の教会が中心にとなって、豊かな収穫を祈るために“Blessing of the Blossoms:開花祝福”の催しを始めた。それは地元の伝統として今でもOld Missionで毎年5月のBlossom Dayに続いている。
 この素朴な習慣が始まりとなって、格段に規模の大きなイベント“National Cherry Festival”が催されるようになり、今年で82周年を迎える。毎年7月、1週間にわたって開かれるフェスティバルには何十万人もが集い、パレード、音楽、打ち上げ花火などの盛りだくさんなイベントを楽しむ。チェリーパイ食いや種飛ばしといった独特な競技も行われる。
 エンターテイメントの要素が満載とはいえ、祭りの主役はあくまでもチェリー。主催団体は、今までにないチェリーの利用法の開発を怠ることはない。その成果によって、この辺では、ビール、ワイン、ドレッシングはもとより、肉料理にまでチェリー製品を見つけることができる。その背景には、アメリカ人の食生活や嗜好が変わり、以前ほどパイを食べなくなった現状がある。チェリー生産者たちにとって、生き延びるためには新しいマーケットを生み出すことは必須なのだ。「チェリー果樹園に着手すると決める時には、25年から30年は携わる覚悟。安直性急に転換することはできない」と、1300エーカーの果樹園‘Cherry Bay Orchard’の経営者は語る。
 早期にマーケットを開拓した一人である肉屋の主人(Ray Plava)は、1980年代に初めて挽き肉にチェリーを加え、成功。彼の名をもじって‘Plevalean burger’と名付けられたバーガー肉は今日18州の学校のカフェテリアに供給されている。Plava氏は現在は別のマーケットを展開中で、チェリーとナチュラルオイルを合わせたスキンケア商品を市場に出すことに取り組んでいる。
 Plava氏に限らず、チェリーの栄養面と抗炎症作用という特質が着目され、チェリー業界では健康や美容向けの商品開発と販売に高い関心と力が注がれている。

 既に商品化された150以上のチェリー関連製品を置いている店が、Glen Arborに本店をもつ“Cherry Republic”。炭酸飲料、アイスクリーム、サルサなど、様々な品が並んでいる。トラバースシティーのダウンタウンに“大使”の任を務める支店がある。ちなみにダウンタウンには他にも、ジャムやソースを扱う“American Spoon Foods”の専門店や、ドライチェリー入りチョコレートを置く “Cherry Stop”など、チェリーにちなんだ商品が並ぶ店舗がいくつも存在する。
 生産地ならではの体験が‘U-pick’、サクランボ狩りである。体験に好適な2カ所は、Farmer White’s(ハイウェイUS-31沿いElk Rapidsの南側)とGallagher’s(ハイウェイM-72沿い、ダウンタウンの西)。
*ハイウェイ沿いにいくつものサインを見かけ、当日飛び込みが可能な所もあるが、事前に収穫最盛期の情報も含めて問い合わせることをお勧めしたい。(Japan News Club追記)
 果樹園に立ち、たわわにチェリーの実をつけた枝の合間から遠く広がる青い水平線を目にすれば、チェリーは自分が根付きたかったスペシャルな場所を選んだのだと確信することであろう。

今年のチェリーフェスティバルは6月29日から7月6日

今年も、パレードの他、世界屈指の飛行チームが出場するエア・ショー、クラシックカー・ショー、15キロ/5キロのマラソン(15/5 THOUSAND METER RUN)、クラフトフェア、映画、花火、ゲームなど、大小さまざまな企画が予定されている。イベント内容や日程、地図などの詳細は、公式ホームページを参照のこと。
http://www.cherryfestival.org

英文元原稿:トラバースシティー観光局

 エデンの園(旧約聖書の『創世記』に登場する理想郷)を例外として、トラバースシティーほど果実に密接な土地を挙げるのは難しい。その果実こそがチェリーである。
 チェリーフェスティバル(National Cherry Festival)の開催地というだけでなく、トラバースシティーでは、ほぼ全てのものに“チェリー”を見つけることができる。当市の空港‘Cherry Capital Airport’を筆頭に、電力会社の名は‘Cherryland Electric Cooperative’であるし、チェリーのソースやメイン料理、デザートメニューが1つもないレストランは稀だろう。人が集まるところに、スナック用のドライチェリーが出ていないことはまずない。
 Traverse Bay周辺の住人達は一世紀以上も、この艶やかな小さな果実をあたかも庭に据えたマスコットかのように親しんできた。それは甘酢っぽい味の魅力でもあろうし、(多くの住人の気質と同じように)見た目以上に弾力があるせいかも知れない。どのような理由であれ、最初のチェリーの木が1852年に宣教師 Rev. Peter Doughertyによって植えられて以来、チェリーはトラバースシティーの歴史の一部であり続けた。
  宣教師が試みたチェリーの木がこの北の地に根付くとは誰しも予想しなかったが、見事に開花。その後ここに移り住んだ開拓者らが自家チェリーを次々に植えるようになるのに長い時間は要さなかった。水深があり程よい冷たさを保つ豊かな水を抱える湖や入り江に囲まれ、なだらかな丘陵地であるというこの地域の独特な地理条件が、冬と春の気温を緩やかに保つために重要な役割を果たしていると気づくことになる。
 近年、トラバースシティーの北から北西に伸びる2つの半島:Old Mission と Leelanau Peninsulas の丘陵地にチェリー果樹園が広がり、Tart Cherryという品種にいたっては世界中の生産量の75%をトラバースシティー周辺で占めている。
  1923年に地元の教会が中心にとなって、豊かな収穫を祈るために“Blessing of the Blossoms:開花祝福”の催しを始めた。それは地元の伝統として今でもOld Missionで毎年5月のBlossom Dayに続いている。
 この素朴な習慣が始まりとなって、格段に規模の大きなイベント“National Cherry Festival”が催されるようになり、今年で82周年を迎える。毎年7月、1週間にわたって開かれるフェスティバルには何十万人もが集い、パレード、音楽、打ち上げ花火などの盛りだくさんなイベントを楽しむ。チェリーパイ食いや種飛ばしといった独特な競技も行われる。
 エンターテイメントの要素が満載とはいえ、祭りの主役はあくまでもチェリー。主催団体は、今までにないチェリーの利用法の開発を怠ることはない。その成果によって、この辺では、ビール、ワイン、ドレッシングはもとより、肉料理にまでチェリー製品を見つけることができる。その背景には、アメリカ人の食生活や嗜好が変わり、以前ほどパイを食べなくなった現状がある。チェリー生産者たちにとって、生き延びるためには新しいマーケットを生み出すことは必須なのだ。「チェリー果樹園に着手すると決める時には、25年から30年は携わる覚悟。安直性急に転換することはできない」と、1300エーカーの果樹園‘Cherry Bay Orchard’の経営者は語る。
 早期にマーケットを開拓した一人である肉屋の主人(Ray Plava)は、1980年代に初めて挽き肉にチェリーを加え、成功。彼の名をもじって‘Plevalean burger’と名付けられたバーガー肉は今日18州の学校のカフェテリアに供給されている。Plava氏は現在は別のマーケットを展開中で、チェリーとナチュラルオイルを合わせたスキンケア商品を市場に出すことに取り組んでいる。
 Plava氏に限らず、チェリーの栄養面と抗炎症作用という特質が着目され、チェリー業界では健康や美容向けの商品開発と販売に高い関心と力が注がれている。

 既に商品化された150以上のチェリー関連製品を置いている店が、Glen Arborに本店をもつ“Cherry Republic”。炭酸飲料、アイスクリーム、サルサなど、様々な品が並んでいる。トラバースシティーのダウンタウンに“大使”の任を務める支店がある。ちなみにダウンタウンには他にも、ジャムやソースを扱う“American Spoon Foods”の専門店や、ドライチェリー入りチョコレートを置く “Cherry Stop”など、チェリーにちなんだ商品が並ぶ店舗がいくつも存在する。
 生産地ならではの体験が‘U-pick’、サクランボ狩りである。体験に好適な2カ所は、Farmer White’s(ハイウェイUS-31沿いElk Rapidsの南側)とGallagher’s(ハイウェイM-72沿い、ダウンタウンの西)。
*ハイウェイ沿いにいくつものサインを見かけ、当日飛び込みが可能な所もあるが、事前に収穫最盛期の情報も含めて問い合わせることをお勧めしたい。(Japan News Club追記)
 果樹園に立ち、たわわにチェリーの実をつけた枝の合間から遠く広がる青い水平線を目にすれば、チェリーは自分が根付きたかったスペシャルな場所を選んだのだと確信することであろう。

今年のチェリーフェスティバルは6月29日から7月6日

今年も、パレードの他、世界屈指の飛行チームが出場するエア・ショー、クラシックカー・ショー、15キロ/5キロのマラソン(15/5 THOUSAND METER RUN)、クラフトフェア、映画、花火、ゲームなど、大小さまざまな企画が予定されている。イベント内容や日程、地図などの詳細は、公式ホームページを参照のこと。
http://www.cherryfestival.org

英文元原稿:トラバースシティー観光局

ミシガン、ホーランド市の紹介ミシガン、ホーランド市の紹介

<!--:en-->ミシガン、ホーランド市の紹介<!--:--><!--:ja-->ミシガン、ホーランド市の紹介<!--:--> 1

1.ホーランド市の外観

 ホーランド市はミシガン州の南西に位置する市で、豊かな水をたたえるミシガン湖に隣接している街です。21平方キロメートルの土地に、約10万人が暮らしています(市中心部の人口は3万3千人)。公立の小学校、中学校、高校が4校、私立の小中高が4校存在しています。また、私立のホープカレッジには3200名の学生が在籍し、ホーランド市に様々な文化的なイベントを提供しています。

2.ホーランドの歴史

 1847年にバンラルティーの一団がオランダより入植し、ホーランドを開拓するようになりました。1866年にはホープカレッジが開設され、1871年には最初の日本人留学生(木村熊二と大儀見元一郎)を迎えています。木村と大儀見は勝海舟によって米国留学を勧められた人物ですが、ホープカレッジに8年在籍し、1879年に卒業する際には卒業生代表として、英語と日本語とラテン語で答辞を述べたと言われています。二人は帰国後、明治学院大学、明治女学校、東京女子大学、盲学校などの教育機関や教会の開設に貢献しました。また、木村は島崎藤村と小諸義塾を開いたことでも有名です。このような日本との歴史的なつながりにより、現在までに約2000名の短期・長期日本人留学生がホープカレッジを訪れています。

3.ホーランドの文化

ホーランドは大学街であり、各種イベントを通じての地域とのふれあいを大切にする街です。また、チューリップ祭りで知られています。

 チューリップ祭りは1930年に始まり、毎年5月上旬に行われています。“Best Small Town Festival” in Americaにも選ばれ、毎年6百万本のチューリップが街の中に植えられ、約50万人の観光客の目を楽しませています。また、お祭りの期間中、約1400人の市民がオランダのコスチュームを身に付け、本国のヨーロッパはオランダでも見られなくなった伝統的な「ダッチダンス」を踊ります。今年(2013年)のチューリップ祭り: 2013 Tulip Time Festivalは 5/4 – 5/11に開催されます。

 オランダとのつながりも深く、250年の歴史を持つ風車が今でも粉を挽きます。また、ミシガン湖を臨む「ビッグレッド」と呼ばれる灯台なども知られています。
ホーランドはメキシコ、東南アジアからの移民も多く、約50カ国からの外国人が現在、ホーランド市に暮らしています。

4.ホーランド市のアメリカにおける位置

ホーランド市は以下のような数々の賞を受賞しています。
2009年には、「最も幸せな人達が住む街」の全米第2位に選ばれました。また、ここ数年の間、「退職後の第2の人生を送りたい街」部門で全米1位を獲得しています。商業、文化、教育、教会、コミュニティーがバランス良く取れた、アメリカの「大草原の小さな家」的な街がミシガン州のホーランド市です。

by ホープ • カレッジ 中嶋 史人

“2nd HAPPIEST PLACE TO LIVE IN AMERICA, Holland, Michigan” – Gallup-Healthways Well-Being Index
“TOP 100 EVENTS IN NORTH AMERICA” – TULIP TIME – American Bus Association
“TOP 100 EVENTS OF THE YEAR” – TULIP TIME – Weather.com
“BEST SMALL TOWN FESTIVAL” – TULIP TIME – Reader’s Digest
“BEST PLACE TO CATCH A WINTER CARNIVAL – DUTCH WINTERFEST – USA Today
“DOZEN DISTINCTIVE DESTINATION” – National Trust for Historic Preservation
“GREAT AMERICAN MAINSTREET” – National Trust for Historic Preservation
“ALL AMERICA CITY” – National Civic League
“ONE OF THE TOP FIVE BEST PLACES TO RETIRE” – Money Magazine
“ONE OF THE TOP TEN CITIES” – Nest Egg Index, A.G. Edwards
“ONE OF THE TOP FIVE SAFEST CITIES IN THE US” – Forbes Magazine
“1,000 PLACES TO SEE IN THE USA AND CANADA BEFORE YOU DIE” by Patricia Schultz

1.ホーランド市の外観

 ホーランド市はミシガン州の南西に位置する市で、豊かな水をたたえるミシガン湖に隣接している街です。21平方キロメートルの土地に、約10万人が暮らしています(市中心部の人口は3万3千人)。公立の小学校、中学校、高校が4校、私立の小中高が4校存在しています。また、私立のホープカレッジには3200名の学生が在籍し、ホーランド市に様々な文化的なイベントを提供しています。

2.ホーランドの歴史

 1847年にバンラルティーの一団がオランダより入植し、ホーランドを開拓するようになりました。1866年にはホープカレッジが開設され、1871年には最初の日本人留学生(木村熊二と大儀見元一郎)を迎えています。木村と大儀見は勝海舟によって米国留学を勧められた人物ですが、ホープカレッジに8年在籍し、1879年に卒業する際には卒業生代表として、英語と日本語とラテン語で答辞を述べたと言われています。二人は帰国後、明治学院大学、明治女学校、東京女子大学、盲学校などの教育機関や教会の開設に貢献しました。また、木村は島崎藤村と小諸義塾を開いたことでも有名です。このような日本との歴史的なつながりにより、現在までに約2000名の短期・長期日本人留学生がホープカレッジを訪れています。

3.ホーランドの文化

ホーランドは大学街であり、各種イベントを通じての地域とのふれあいを大切にする街です。また、チューリップ祭りで知られています。

 チューリップ祭りは1930年に始まり、毎年5月上旬に行われています。“Best Small Town Festival” in Americaにも選ばれ、毎年6百万本のチューリップが街の中に植えられ、約50万人の観光客の目を楽しませています。また、お祭りの期間中、約1400人の市民がオランダのコスチュームを身に付け、本国のヨーロッパはオランダでも見られなくなった伝統的な「ダッチダンス」を踊ります。今年(2013年)のチューリップ祭り: 2013 Tulip Time Festivalは 5/4 – 5/11に開催されます。

 オランダとのつながりも深く、250年の歴史を持つ風車が今でも粉を挽きます。また、ミシガン湖を臨む「ビッグレッド」と呼ばれる灯台なども知られています。
ホーランドはメキシコ、東南アジアからの移民も多く、約50カ国からの外国人が現在、ホーランド市に暮らしています。

4.ホーランド市のアメリカにおける位置

ホーランド市は以下のような数々の賞を受賞しています。
2009年には、「最も幸せな人達が住む街」の全米第2位に選ばれました。また、ここ数年の間、「退職後の第2の人生を送りたい街」部門で全米1位を獲得しています。商業、文化、教育、教会、コミュニティーがバランス良く取れた、アメリカの「大草原の小さな家」的な街がミシガン州のホーランド市です。

by ホープ • カレッジ 中嶋 史人

“2nd HAPPIEST PLACE TO LIVE IN AMERICA, Holland, Michigan” – Gallup-Healthways Well-Being Index
“TOP 100 EVENTS IN NORTH AMERICA” – TULIP TIME – American Bus Association
“TOP 100 EVENTS OF THE YEAR” – TULIP TIME – Weather.com
“BEST SMALL TOWN FESTIVAL” – TULIP TIME – Reader’s Digest
“BEST PLACE TO CATCH A WINTER CARNIVAL – DUTCH WINTERFEST – USA Today
“DOZEN DISTINCTIVE DESTINATION” – National Trust for Historic Preservation
“GREAT AMERICAN MAINSTREET” – National Trust for Historic Preservation
“ALL AMERICA CITY” – National Civic League
“ONE OF THE TOP FIVE BEST PLACES TO RETIRE” – Money Magazine
“ONE OF THE TOP TEN CITIES” – Nest Egg Index, A.G. Edwards
“ONE OF THE TOP FIVE SAFEST CITIES IN THE US” – Forbes Magazine
“1,000 PLACES TO SEE IN THE USA AND CANADA BEFORE YOU DIE” by Patricia Schultz

Fun And Excitement All Year Long in Traverse City, MI四季それぞれに魅力と楽しみがある〜Traverse City, MI

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<!--:en-->Fun And Excitement All Year Long in Traverse City, MI<!--:--><!--:ja-->四季それぞれに魅力と楽しみがある〜Traverse City, MI<!--:--> 3

 ミシガン州北西部のトラバース・ベイに位置するトラバース・シティーは、シカゴ、ウィスコンシンからの地の利もあり、ミシガン有数の避暑地、別荘地として州内外から知られている。

 ジャック・ニクラスが設計したゴルフコースで有名な“グランド・トラバース・リゾート”を筆頭に、ベイ沿いにはバケーション客用のホテルやインが立ち並び、キャンプ場もベイ沿い(州経営)や周辺の湖に点在。水辺のリゾート地らしく、夏はヨット、ジェットスキー等のウォータースポーツ、冬は各種スノースポーツとアクティビティーも多彩だ。地元特産のチェリーが、花の時期、収穫の時期に、他の土地にはない景色や恵みをもたらしてくれる。Sleeping Bear Dunes National Lakeshore の広域な砂丘と、そこから眺めるミシガン湖の壮大な展望は、どの季節に行っても息を呑む美しさ。四季それぞれの美しさ、楽しみ方があり、北ミシガンの親しみやすさに溢れる土地柄だ。

 今月号では、そんな魅力溢れるトラバース・シティー(以後、TC:地元誌等でも、この名称)について、オールシーズンの観光と冬のアクティビティー情報をお届けする。

ダウンタウン周辺

 TCのダウンタウンは、小奇麗な落ち着きのある一画。レストラン&バー、ギフトショップなどが立ち並ぶ。特産チェリーの食材店、チェリーをモチーフにした小物店、ウォータースポーツ(特にヨット)を題材にした美術&絵画を扱うギャラリーが多いのも特徴。現在、ミシガン州を中心に15店舗展開中のパイ専門店『Grand Traverse Pie Company』の第一号店もここ。(525 West Front Street)

 街中にあるオペラハウスは、小さいながらも装飾が施され、往年の繁栄を実感できる豪華さ。公演の無い日に見学が可能なこともある。

 有名観光地でありながら、案内のサインは少なめ(そこが良さでもあるのだが)。そこで、地域の情報パンフレットや地図をダウンタウン近くのVisitor Centerで入手することをお薦する。(101 West Grandview Parkway, Traverse City )*10月中旬からメモリアルデーまでは日曜日閉館

 古くは一帯の林業を支える交易と出荷の地として町が出来、シカゴの大火事(1871年)の後、大半の木材がここから湖を渡って運ばれ、復興を可能にしたと言われる。その後、急激に人口が増えて繁栄し、巨額の富を築いた人々も数多くいたそうだ。ダウンタウン周辺には、当時の面影を残す重厚な造りの邸宅が現在も残っている。地元観光局の職員によれば、林業で興隆した土地とあって、内装にも材木が贅沢に使われ、趣向を凝らしている邸宅が多いそうだ。林業の衰退と共に人口が減った後も、それら邸宅は別荘や引退後の住居として人気が高い。ゴーストタウン化しなかったのは、この土地が観光地として成功した証だろう。時折、邸宅のオープンハウスツアーが組まれるという話なので、観光局のサイトなどで情報入手してみては?

再開発~ニュースポット

 ダウンタウンから車で数分のGrand Traverse Commonsは、ここ数年間に再開発された一画。なんと、大規模な精神病療養所の跡地。敷地は480エーカーと、ピンとこないほどの広さだ。療養所時代の敷地内には、食料の自給自足を目指して牧場や農場もあったそう。とんがり屋根がお城を思わせる元病棟は大修復が進み、半地下には洒落たレストランやお店、画廊が入り、現在は人気スポットになっている。ちなみに階上は分譲アパートメント(日本で言うマンション)。

 別棟の元ランドリービルディング(洗濯施設)は、ワイナリーに変身し、パブもある。ベーカリーや手作りチーズケーキの店もあり、レンガの窯で焼き上げたパンは住人にも観光客にも定評。しかし、未修復の建物も残り、その荒み具合をみると、いかに大きな再開発プロジェクトであるかが分かる。宿泊施設に変える計画もあるそうなので、今後の展開にも注目したい。
ウェブサイトhttp://www.thevillagetc.com/

ワイナリー

 近年、人気を博しているワイナリー巡り。10月はワイナリーの観光客で非常に賑わう。北西部一帯には何十というブドウ果樹園、ワイナリーが点在し、試飲、即売を提供する所も多い。特にダウンタウンの北東、トラバースベイを二分しているOld Mission Peninsulaは、縦22マイル、幅1マイル程の細長い半島ながら、7つものワイナリーを有し、ワイナリーの梯子に好都合。それぞれのワインに特徴があるのはもちろんのこと、建物や装飾にも個性がある。そのワイナリーの一つ、宿泊施設を伴う B&B Chateau Chantal(15900 Rue de Vin)では、グランドピアノによる生の演奏を聴きながら、美味しい料理とワインとブドウ畑の夕景色を堪能するという贅沢な時間(宿泊客に限定)が用意されている。展望も抜群。

 市の周辺には地ビール工房(Breweries)やウィスキー蒸留所(Distilleries)もあり、観光の楽しみとして注目されている。

 トラバース・ベイ沿いは、水辺に面したレストランが意外に少ない。そんな中、ダウンタウンからも近い、数少ないウォーターサイドのレストランが Apache Trout Grillだ。(ダウンタウンから北西に数マイル。)地元の人から、味も雰囲気も良いと評判の店だ。予約は受付けないので、オフシーズンの平日で待つ人がいるほど。特産の料理があるのも嬉しい。
住所:13671 S. West Bayshore Dr. Traverse City
ウェブサイトhttp://www.apachetroutgrill.com

Traverse Cityについて

詳細、その他の情報は地元観光局のサイトhttp://www.traversecity.com/ で。

Traverse City Convention & Visitors Bureau
住所:101 W. Grandview Parkway, Traverse City, Michigan 49684

小さい町ながら、各種コンサートや観劇、アートギャラリーや博物館も多数。また、周辺にはアメリカ先住民族が経営するカジノ&ホテルも数件ある。

 ミシガン州北西部のトラバース・ベイに位置するトラバース・シティーは、シカゴ、ウィスコンシンからの地の利もあり、ミシガン有数の避暑地、別荘地として州内外から知られている。

 ジャック・ニクラスが設計したゴルフコースで有名な“グランド・トラバース・リゾート”を筆頭に、ベイ沿いにはバケーション客用のホテルやインが立ち並び、キャンプ場もベイ沿い(州経営)や周辺の湖に点在。水辺のリゾート地らしく、夏はヨット、ジェットスキー等のウォータースポーツ、冬は各種スノースポーツとアクティビティーも多彩だ。地元特産のチェリーが、花の時期、収穫の時期に、他の土地にはない景色や恵みをもたらしてくれる。Sleeping Bear Dunes National Lakeshore の広域な砂丘と、そこから眺めるミシガン湖の壮大な展望は、どの季節に行っても息を呑む美しさ。四季それぞれの美しさ、楽しみ方があり、北ミシガンの親しみやすさに溢れる土地柄だ。

 今月号では、そんな魅力溢れるトラバース・シティー(以後、TC:地元誌等でも、この名称)について、オールシーズンの観光と冬のアクティビティー情報をお届けする。

ダウンタウン周辺

 TCのダウンタウンは、小奇麗な落ち着きのある一画。レストラン&バー、ギフトショップなどが立ち並ぶ。特産チェリーの食材店、チェリーをモチーフにした小物店、ウォータースポーツ(特にヨット)を題材にした美術&絵画を扱うギャラリーが多いのも特徴。現在、ミシガン州を中心に15店舗展開中のパイ専門店『Grand Traverse Pie Company』の第一号店もここ。(525 West Front Street)

 街中にあるオペラハウスは、小さいながらも装飾が施され、往年の繁栄を実感できる豪華さ。公演の無い日に見学が可能なこともある。

 有名観光地でありながら、案内のサインは少なめ(そこが良さでもあるのだが)。そこで、地域の情報パンフレットや地図をダウンタウン近くのVisitor Centerで入手することをお薦する。(101 West Grandview Parkway, Traverse City )*10月中旬からメモリアルデーまでは日曜日閉館

 古くは一帯の林業を支える交易と出荷の地として町が出来、シカゴの大火事(1871年)の後、大半の木材がここから湖を渡って運ばれ、復興を可能にしたと言われる。その後、急激に人口が増えて繁栄し、巨額の富を築いた人々も数多くいたそうだ。ダウンタウン周辺には、当時の面影を残す重厚な造りの邸宅が現在も残っている。地元観光局の職員によれば、林業で興隆した土地とあって、内装にも材木が贅沢に使われ、趣向を凝らしている邸宅が多いそうだ。林業の衰退と共に人口が減った後も、それら邸宅は別荘や引退後の住居として人気が高い。ゴーストタウン化しなかったのは、この土地が観光地として成功した証だろう。時折、邸宅のオープンハウスツアーが組まれるという話なので、観光局のサイトなどで情報入手してみては?

再開発~ニュースポット

 ダウンタウンから車で数分のGrand Traverse Commonsは、ここ数年間に再開発された一画。なんと、大規模な精神病療養所の跡地。敷地は480エーカーと、ピンとこないほどの広さだ。療養所時代の敷地内には、食料の自給自足を目指して牧場や農場もあったそう。とんがり屋根がお城を思わせる元病棟は大修復が進み、半地下には洒落たレストランやお店、画廊が入り、現在は人気スポットになっている。ちなみに階上は分譲アパートメント(日本で言うマンション)。

 別棟の元ランドリービルディング(洗濯施設)は、ワイナリーに変身し、パブもある。ベーカリーや手作りチーズケーキの店もあり、レンガの窯で焼き上げたパンは住人にも観光客にも定評。しかし、未修復の建物も残り、その荒み具合をみると、いかに大きな再開発プロジェクトであるかが分かる。宿泊施設に変える計画もあるそうなので、今後の展開にも注目したい。
ウェブサイトhttp://www.thevillagetc.com/

ワイナリー

 近年、人気を博しているワイナリー巡り。10月はワイナリーの観光客で非常に賑わう。北西部一帯には何十というブドウ果樹園、ワイナリーが点在し、試飲、即売を提供する所も多い。特にダウンタウンの北東、トラバースベイを二分しているOld Mission Peninsulaは、縦22マイル、幅1マイル程の細長い半島ながら、7つものワイナリーを有し、ワイナリーの梯子に好都合。それぞれのワインに特徴があるのはもちろんのこと、建物や装飾にも個性がある。そのワイナリーの一つ、宿泊施設を伴う B&B Chateau Chantal(15900 Rue de Vin)では、グランドピアノによる生の演奏を聴きながら、美味しい料理とワインとブドウ畑の夕景色を堪能するという贅沢な時間(宿泊客に限定)が用意されている。展望も抜群。

 市の周辺には地ビール工房(Breweries)やウィスキー蒸留所(Distilleries)もあり、観光の楽しみとして注目されている。

 トラバース・ベイ沿いは、水辺に面したレストランが意外に少ない。そんな中、ダウンタウンからも近い、数少ないウォーターサイドのレストランが Apache Trout Grillだ。(ダウンタウンから北西に数マイル。)地元の人から、味も雰囲気も良いと評判の店だ。予約は受付けないので、オフシーズンの平日で待つ人がいるほど。特産の料理があるのも嬉しい。
住所:13671 S. West Bayshore Dr. Traverse City
ウェブサイトhttp://www.apachetroutgrill.com

Traverse Cityについて

詳細、その他の情報は地元観光局のサイトhttp://www.traversecity.com/ で。

Traverse City Convention & Visitors Bureau
住所:101 W. Grandview Parkway, Traverse City, Michigan 49684

小さい町ながら、各種コンサートや観劇、アートギャラリーや博物館も多数。また、周辺にはアメリカ先住民族が経営するカジノ&ホテルも数件ある。

Winter in Traverse City冬のトラバースシティー周辺

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<!--:en-->Winter in Traverse City<!--:--><!--:ja-->冬のトラバースシティー周辺<!--:--> 4

 トラバースシティー(TC)では、冬の到来イコール祝福の時! 丘や谷は白く柔らかい雪で覆われ、キラキラと輝き、魅力溢れる遊び場に早変わり。広大な自然が探しに来て!とばかり、人々を待ちわびている。そこで、次は冬のアクティビティー情報。

Cross-country ski: クロスカントリースキー

 Pere Marquette State Forestなど、公共林や公園の整備されたトレイルの他、急流や静かな森林、湖の絶景を望む湖畔沿いや砂丘を蛇行するコースなど、豊富な選択肢があるのもTCならではの魅力。

Ski and Snowboard: スキー&スノーボード

 ミシガン北西部はミシガン州の人気スキーエリア。とは言え、スキー場の規模は日本の″裏山” 程度。しかし、リゾートとしての魅力が満載で、足を伸ばす価値は大いにある。

 TCから北東に約30マイルに位置するShanty Creek Resortsは、スキー雑誌の投票で、リゾートの値打ち、ダイニング、ロッジ、アクティビティーを総合して、“ミッドウエストで1番行きたいスキー場”のタイトルを獲得したこともある。2つのスキーエリア(Summit とSchuss Mountain)を利用できる点も、複数のコースが滑れるお得感と共に楽しみ倍増。

 一方、スキー宿をTCダウンタウン付近に確保するのも一案。ダウンタウンやベイ周辺のホテルは夏がシーズンなので、逆に冬場はオフシーズン。宿泊料金が割安になる所が多い上、レストランや観光に近いので穴場と言える。ダウンタウンからアクセスが良いMt. Holiday やHickory Hillsは、小規模で素朴な施設のスキー場。TCから気軽に訪れるスキー客も多い。

Snowshoe:スノーシュー

 スノーシュー(雪駄)を履いて雪原を歩く冬のハイキング。通行量が少ないコースに入り込んで新雪を独り占め。‘Grand Traverse Commons’の広大な敷地には網の目状にトレイルが広がっており、急な坂を克服すればグランドトラバースベイや麓の街を一望できる。

Snowmobile: スノーモービル

街の南部および東部には200マイル以上のスノーモービルが可能な道(または道無き道)がある。深い森林、遮る物の無い広大な土地、そして橋あり湖畔ありと、コースはバラエティーに富んでいる。これらのコースの多くが街から近いのも、TCの良いところ。スノーモービルのレンタルも可能。

Snow tube: スノーチューブ

 スキーやスノーボードの経験が無い人、運動が苦手な人にも手軽に出来るのがスノーチュービング。大きなゴムチューブ(浮き輪状の乗り物)に座って丘を下るだけ!コントロールできない分、スリル満点。全米で急成長を遂げている冬の娯楽だ。

 Shanty Creek と Mt. Holidayスキー場に、良い施設が備えられている。以前スキーリゾートだったTimberleeにはミシガンで最大を誇るチュービング専用の丘があり、チュービングしながら湖を望む景色という贅沢なおまけも付く。友人や家族と一緒に乗れる、‘タンデム’ チューブもある。チューブは自動リフトで丘の上に運ぶため、体力に自信が無い人もOK。

冬の情報提供 :トラーバースシティー観光局
写真提供: トラーバースシティー観光局

 

 トラバースシティー(TC)では、冬の到来イコール祝福の時! 丘や谷は白く柔らかい雪で覆われ、キラキラと輝き、魅力溢れる遊び場に早変わり。広大な自然が探しに来て!とばかり、人々を待ちわびている。そこで、次は冬のアクティビティー情報。

Cross-country ski: クロスカントリースキー

 Pere Marquette State Forestなど、公共林や公園の整備されたトレイルの他、急流や静かな森林、湖の絶景を望む湖畔沿いや砂丘を蛇行するコースなど、豊富な選択肢があるのもTCならではの魅力。

Ski and Snowboard: スキー&スノーボード

 ミシガン北西部はミシガン州の人気スキーエリア。とは言え、スキー場の規模は日本の″裏山” 程度。しかし、リゾートとしての魅力が満載で、足を伸ばす価値は大いにある。

 TCから北東に約30マイルに位置するShanty Creek Resortsは、スキー雑誌の投票で、リゾートの値打ち、ダイニング、ロッジ、アクティビティーを総合して、“ミッドウエストで1番行きたいスキー場”のタイトルを獲得したこともある。2つのスキーエリア(Summit とSchuss Mountain)を利用できる点も、複数のコースが滑れるお得感と共に楽しみ倍増。

 一方、スキー宿をTCダウンタウン付近に確保するのも一案。ダウンタウンやベイ周辺のホテルは夏がシーズンなので、逆に冬場はオフシーズン。宿泊料金が割安になる所が多い上、レストランや観光に近いので穴場と言える。ダウンタウンからアクセスが良いMt. Holiday やHickory Hillsは、小規模で素朴な施設のスキー場。TCから気軽に訪れるスキー客も多い。

Snowshoe:スノーシュー

 スノーシュー(雪駄)を履いて雪原を歩く冬のハイキング。通行量が少ないコースに入り込んで新雪を独り占め。‘Grand Traverse Commons’の広大な敷地には網の目状にトレイルが広がっており、急な坂を克服すればグランドトラバースベイや麓の街を一望できる。

Snowmobile: スノーモービル

街の南部および東部には200マイル以上のスノーモービルが可能な道(または道無き道)がある。深い森林、遮る物の無い広大な土地、そして橋あり湖畔ありと、コースはバラエティーに富んでいる。これらのコースの多くが街から近いのも、TCの良いところ。スノーモービルのレンタルも可能。

Snow tube: スノーチューブ

 スキーやスノーボードの経験が無い人、運動が苦手な人にも手軽に出来るのがスノーチュービング。大きなゴムチューブ(浮き輪状の乗り物)に座って丘を下るだけ!コントロールできない分、スリル満点。全米で急成長を遂げている冬の娯楽だ。

 Shanty Creek と Mt. Holidayスキー場に、良い施設が備えられている。以前スキーリゾートだったTimberleeにはミシガンで最大を誇るチュービング専用の丘があり、チュービングしながら湖を望む景色という贅沢なおまけも付く。友人や家族と一緒に乗れる、‘タンデム’ チューブもある。チューブは自動リフトで丘の上に運ぶため、体力に自信が無い人もOK。

冬の情報提供 :トラーバースシティー観光局
写真提供: トラーバースシティー観光局

 

Fall Colours in Washington D.C. AreaワシントンDC方面の紅葉

<!--:en-->Fall Colours in Washington D.C. Area<!--:--><!--:ja-->ワシントンDC方面の紅葉<!--:--> 2

 先月号ではカナダの首都であるオタワを含めた紅葉の旅について紹介したが、今回はアメリカの首都ワシントンDCを含む東南部の紅葉について。住んでいる国の方が後回しになったが、紅葉シーズンはカナダのメープル街道方面より1ヶ月からそれ以上遅いので、色づく順序ということで納得いただきたい。いわずもがなであるが、地理条件、年によってピークの時期がかなりずれるので、ネットのブログ等で調べるか宿泊先に問い合わせてオンタイムの情報を入手することをお薦めする。(通常は10月下旬から11月下旬)

ワシントンDC

 ワシントンDC(Washington, District of Columbia)略してDCは言うまでもなくアメリカ合衆国の首都として知られ、春の桜の観光名所として名高いが、紅葉の時期もなかなかのもの。国会議事堂(US Capitol)の西側、ポトマック川沿いのリンカーン・メモリアルまでの一帯はモールと呼ばれ、その中心部にそびえるワシントン・モニュメントの高さ500フィートの観察デッキから、(タイミングが合えば)カラフルな秋色に染まった近隣の景観が一望できる。秋は夏休みに比べれば観光客が少なめ。とはいえワシントン・モニュメントは大人気スポットで、無料の整理券は朝早く並ばないと手に入らない。料金はかかるが、ネットか電話で事前に入手しておくのが確かだ。現在は一般公開をしていないホワイトハウス、そしてモールの両側に並ぶミュージアム群を始めとする公立及び私設の数々の文化・芸術の施設、米国連邦捜査局(FBI)などの政府機関、などなど、周辺には世界的に有名な施設が数々あるが、今回は各々の詳細は記載せず、紅葉のビューポイントに縛って書き進めさせていただく。ちなみに、滞在時間があまり無いDC初心者は見所を網羅して効率よく回る有料ツアーがお薦め。モール地区、そして川を渡りアーリントン墓地を継続的に循環する観光バス‘ツアーモービル・サービス’は乗り降り自由なので、見学したい所がハッキリしている人や、自分のペースで回りたい人に便利。セグウェイに乗って巡るツアーも人気だ。

 ポトマック川の両岸の秋の彩りも見もの。各種観光クルーズも出ているが、アレキサンドリアという町から出ている移動用の船からでも充分堪能できる。アレキサンドリアはオールド・タウンと呼ばれる古い町並みが残るこじんまりとした地域で、アートギャラリーや個性的なギフトショップも多く、ぶらり散策に向いている。レーガン空港からメトロレール(鉄道)で行くことが出来る。

 モールの北西、大学町で閑静な地区だったジョージタウンは、石畳の通りに古風な趣のある建物が多い。近年は、ウォータフロントと呼ばれる川沿いを中心に、高級ブランド店や洒落たレストラン、ブティック、そして騒々しいナイトクラブも混在する賑やかな一画になっている。遺産に指定されている石造りの旧運河沿いは情緒ある静かな空間で、憩いの散歩道として人気がある。特に紅葉(黄葉というのが妥当)した木々の色が水面に映る景観が美しい。また、繁華街の西端、ポトマック川に架かるキーブリッジ (Key Bridge)からの眺めも良く、足を伸ばす価値がある。

 ワシントンDCは、空港(特にレーガンワシントンナショナル空港)からモールやダウンタウンへのアクセスが容易な上、市内の公共交通網が発達しているので、市内周辺の観光に車は必要ない。デトロイトから飛行機で1時間ほど。1泊でもかなり充実した旅を組むことが出来る。

旅の途中、回り道で紅葉狩り

 日程に余裕がある方には、車やアムトラック(鉄道)での旅で、途中の紅葉も味わいながらの移動をお薦めしたい。ワシントンDCへのアムトラックの路線はシカゴからピッツバーグ、そしてDCの由緒あるユニオン駅に入る。車両は日本人にしてみると一時代前のスタイルといいたい代物だが、渓谷沿いのルートなど、ハイウェイでは見ることができない景色を満喫できる。ミシガンは通らないので、オハイオ州トレドなどに出る必要があるが、経験としても面白いだろう。

 紅葉の時期に車で行く場合は、回り道をしてアパラチアン山系の景観を少しでも多く目にしたいもの。ワシントンDCの西、シェナンドア国立公園やブルーリッジ・パークウェイは東部北アメリカ屈指の人気ドライブウェーと言われ、紅葉の美しさは定評がある。ブルー・リッジ山脈はアパラチアンの大山系の支脈で、ジョージア州からペンシルベニア州に続いている。

 シェナンドア国立公園の中、105マイル(約170キロ)にも及ぶ山脈の上の観光ドライブ・ハイウェイは「スカイライン・ドライブ」と呼ばれ、山道に不慣れなドライバーでも容易に走れる快適な道で、各所に設けられたView Pointから麓の村や牧場、そして遥か遠くまで続く山々のパノラマを楽しむことができる。遊歩道、キャンプ場も充実している。

 さらに南のノース・カロライナ州へ続くブルーリッジ・パーク・ウェイは全長469マイル(約750km!)も続いている。南端は以前(2011年11月号)弊紙で紹介したノースカロライナ州のアッシュビル(Asheville)の近くやグレートスモーキーマウンテン国立公園まで続いているので、全工程を1回で走破するにはあまりに規模が大きい。

 ‘ブルーリッジ’は、遠くから見た時にやや霞んで青く見える美しい姿からこの名が付いたと言われ、四季折々に見事な景色を訪問者に見せてくれる。手付かずの自然を保とうとしている公園内は植物の種類が豊富で、秋の彩りは赤、オレンジ、黄色、と錦絵のようにカラフル。自然からの掛買いのない贈り物だ。

 先月号ではカナダの首都であるオタワを含めた紅葉の旅について紹介したが、今回はアメリカの首都ワシントンDCを含む東南部の紅葉について。住んでいる国の方が後回しになったが、紅葉シーズンはカナダのメープル街道方面より1ヶ月からそれ以上遅いので、色づく順序ということで納得いただきたい。いわずもがなであるが、地理条件、年によってピークの時期がかなりずれるので、ネットのブログ等で調べるか宿泊先に問い合わせてオンタイムの情報を入手することをお薦めする。(通常は10月下旬から11月下旬)

ワシントンDC

 ワシントンDC(Washington, District of Columbia)略してDCは言うまでもなくアメリカ合衆国の首都として知られ、春の桜の観光名所として名高いが、紅葉の時期もなかなかのもの。国会議事堂(US Capitol)の西側、ポトマック川沿いのリンカーン・メモリアルまでの一帯はモールと呼ばれ、その中心部にそびえるワシントン・モニュメントの高さ500フィートの観察デッキから、(タイミングが合えば)カラフルな秋色に染まった近隣の景観が一望できる。秋は夏休みに比べれば観光客が少なめ。とはいえワシントン・モニュメントは大人気スポットで、無料の整理券は朝早く並ばないと手に入らない。料金はかかるが、ネットか電話で事前に入手しておくのが確かだ。現在は一般公開をしていないホワイトハウス、そしてモールの両側に並ぶミュージアム群を始めとする公立及び私設の数々の文化・芸術の施設、米国連邦捜査局(FBI)などの政府機関、などなど、周辺には世界的に有名な施設が数々あるが、今回は各々の詳細は記載せず、紅葉のビューポイントに縛って書き進めさせていただく。ちなみに、滞在時間があまり無いDC初心者は見所を網羅して効率よく回る有料ツアーがお薦め。モール地区、そして川を渡りアーリントン墓地を継続的に循環する観光バス‘ツアーモービル・サービス’は乗り降り自由なので、見学したい所がハッキリしている人や、自分のペースで回りたい人に便利。セグウェイに乗って巡るツアーも人気だ。

 ポトマック川の両岸の秋の彩りも見もの。各種観光クルーズも出ているが、アレキサンドリアという町から出ている移動用の船からでも充分堪能できる。アレキサンドリアはオールド・タウンと呼ばれる古い町並みが残るこじんまりとした地域で、アートギャラリーや個性的なギフトショップも多く、ぶらり散策に向いている。レーガン空港からメトロレール(鉄道)で行くことが出来る。

 モールの北西、大学町で閑静な地区だったジョージタウンは、石畳の通りに古風な趣のある建物が多い。近年は、ウォータフロントと呼ばれる川沿いを中心に、高級ブランド店や洒落たレストラン、ブティック、そして騒々しいナイトクラブも混在する賑やかな一画になっている。遺産に指定されている石造りの旧運河沿いは情緒ある静かな空間で、憩いの散歩道として人気がある。特に紅葉(黄葉というのが妥当)した木々の色が水面に映る景観が美しい。また、繁華街の西端、ポトマック川に架かるキーブリッジ (Key Bridge)からの眺めも良く、足を伸ばす価値がある。

 ワシントンDCは、空港(特にレーガンワシントンナショナル空港)からモールやダウンタウンへのアクセスが容易な上、市内の公共交通網が発達しているので、市内周辺の観光に車は必要ない。デトロイトから飛行機で1時間ほど。1泊でもかなり充実した旅を組むことが出来る。

旅の途中、回り道で紅葉狩り

 日程に余裕がある方には、車やアムトラック(鉄道)での旅で、途中の紅葉も味わいながらの移動をお薦めしたい。ワシントンDCへのアムトラックの路線はシカゴからピッツバーグ、そしてDCの由緒あるユニオン駅に入る。車両は日本人にしてみると一時代前のスタイルといいたい代物だが、渓谷沿いのルートなど、ハイウェイでは見ることができない景色を満喫できる。ミシガンは通らないので、オハイオ州トレドなどに出る必要があるが、経験としても面白いだろう。

 紅葉の時期に車で行く場合は、回り道をしてアパラチアン山系の景観を少しでも多く目にしたいもの。ワシントンDCの西、シェナンドア国立公園やブルーリッジ・パークウェイは東部北アメリカ屈指の人気ドライブウェーと言われ、紅葉の美しさは定評がある。ブルー・リッジ山脈はアパラチアンの大山系の支脈で、ジョージア州からペンシルベニア州に続いている。

 シェナンドア国立公園の中、105マイル(約170キロ)にも及ぶ山脈の上の観光ドライブ・ハイウェイは「スカイライン・ドライブ」と呼ばれ、山道に不慣れなドライバーでも容易に走れる快適な道で、各所に設けられたView Pointから麓の村や牧場、そして遥か遠くまで続く山々のパノラマを楽しむことができる。遊歩道、キャンプ場も充実している。

 さらに南のノース・カロライナ州へ続くブルーリッジ・パーク・ウェイは全長469マイル(約750km!)も続いている。南端は以前(2011年11月号)弊紙で紹介したノースカロライナ州のアッシュビル(Asheville)の近くやグレートスモーキーマウンテン国立公園まで続いているので、全工程を1回で走破するにはあまりに規模が大きい。

 ‘ブルーリッジ’は、遠くから見た時にやや霞んで青く見える美しい姿からこの名が付いたと言われ、四季折々に見事な景色を訪問者に見せてくれる。手付かずの自然を保とうとしている公園内は植物の種類が豊富で、秋の彩りは赤、オレンジ、黄色、と錦絵のようにカラフル。自然からの掛買いのない贈り物だ。

Let’s Go To Grand Rapids!Grand Rapidsへ行こう!

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 近年、 Grand Rapids がミシガンのヒップな場所となりつつある。アーティストの街として、世界各国からアーティストが集まり話題となっている。

 かつて Grand Rapids は家具の街として栄えていたが、安い家具を提供する海外企業の進出により街が衰退。そのため、街の復興イベントのひとつとして、The Dick & Betsy Devos Foundation の寄付によるArtPrizeプログラム(www.artprize.org)が4年前から開始。

 この ArtPrize は Grand Rapids のダウンタウンにて毎年9月半ばに2週間の期間にて開催される。今年の ArtPrize は9月17日から10月7日までの開催。ダウンタウンの各所(室内、屋外)、161箇所(展示場所は ArtPrize のウエブサイトで確認できる。)に作品が展示された。年々知名度が上がり、今年の参加アーティスト数は世界各地より1517名。入賞作品は、アメリカンアイドルのように、一般投票(16歳以上)にて決定される。賞金は、なんと560,000ドルである。ArtPrize への応募は18歳以上であれば誰でも可能。

 Grand Rapidsのダウンタウンには、Kendall College of Art & Design、Urban Institute for Contemporary Art等のアートスクール、Grand Rapids Art Museum、数々のアートギャラリーもあり、街全体がアートのムードで包まれている。

 Grand Rapids へは、メトロデトロイトエリアから約2時間半。Grand Rapidsには、Children Museum、Gerald R. Ford Presidential Museum、Grand Rapids Public Museum、Frederik Meijer Gardens & Sculpture Park等があり、アート以外にもたくさんの見所がある。Grand Rapids は、ミシガンでぜひ訪れたいスポットのひとつである。

 ダウンタウンでの宿泊先は、Amway Grand Plaze Hotel、JW Marriot Hotel、Holiday Inn等がある。

文&写真 by オトニョ

Maple Route ~ From Michigan To Canadaメープル街道 紅葉の旅 ~ミシガンから車や汽車で

<!--:en-->Maple Route ~ From Michigan To Canada<!--:--><!--:ja-->メープル街道 紅葉の旅 ~ミシガンから車や汽車で<!--:--> 7

 日本からのツアーも組まれている人気のルート

  ナイアガラからトロント、キングストン、オタワ、そしてセントローレンス川をさかのぼりモントリオール、ケベックシティへ。この、カナダのオンタリオ州からケベック州にかけて続くラインはメープル街道と称され、紅葉の季節は特に景観が美しく、観光スポットとして人気が高い。ドイルのロマンティック街道同様、日本人がつけた呼び名と言われ、現地ではヘリテージハイウェイ(歴史遺産の道)と呼ばれており、フランスとイギリスによる入植と開拓の足跡が残されたルートで、歴史散策として楽しむこともできる。特定の道路を指定しているものではない。

 冬の雪景色やスノースポーツ、初夏の新緑、真夏の避暑、と、四季折々の魅力があるが、今回は秋に向けて、紅葉で名高い所と合わせて訪れたい見所の多い観光地を紹介したい。観光ブック等には、紅葉は9月下旬から10月上旬がベストシーズンと記されているが、観光案内所の職員の話では、近年は時期が遅いということだ。

オタワ

 オタワはフランス語圏とイギリス語圏の栄えに位置し、1857年にイギリスのビクトリア女王がカナダの首都と定めた都市。世界有数の美しい首都圏と言われている。代表観光スポットは何と言っても国会議事堂、そして、その一帯‘パーラメントヒル’と呼ばれる周辺。世界遺産に登録されているリドー運河の基点もそのすぐ横にある。丘の上から一望するオタワ川や対岸の広々とした景色はどの季節も美しいが、紅葉の時期はまさに絶景。国会議事堂内のガイドツアーは整理チケットを発行している時期もあるので、ぜひとも見学したい人は充分時間をとって予定を組むことをお薦めする。ネオゴシック様式の建物の外観だけでも見応えがある。

 リドー運河の東の一画にあるバイワードマーケット(Byward Market)は、野外と場内に花や野菜、工芸品、雑貨など様々な店が並び、人気の観光スポットにもなっている。日本語の掲示をつけている店も少なくなく、日本人ツアー客が多く訪れることが窺われる。逆に言えば、日本人好みの場所だと言えそうだ。秋の収穫期には果物やパンプキンが彩り豊かに並び、目にも楽しい。

 ミシガンとオンタリオの国境から車で10時間ほど。早朝に発てば、夕方には着ける距離だ。オタワの観光要所は集中していて市内バス路線が充実しているので、運転から解放されたい人やチャレンジ好きな人はトロント/オタワ間をバス(グレイハウンド)や鉄道(VIA)で移動するのも一案。オタワ郊外の紅葉も定評がある。

ロレンシャン高原/モン・トレンブラント

  日本やアジアからの紅葉ツアーのハイライトになっているのがこの一帯。観光の中心地となっているモン・トレンブラントはスキーリゾートとしても有名で、ゴンドラで一気に上ることができる山の上からの大パノラマは雄大。ゲレンデの裾に並ぶロッジやお店はヨーロピアン・スキーリゾートを模して作ってあり、この雰囲気も観光客を惹き付けている要因。とはいえ、モン・トレンブラント自体は高い山ではなく、遥かかなたまで見渡せるほど、周囲にも高い山はなく、どちらかと言えば平たい地形。広々としたスケールや周辺の豊かな自然を楽しむ場所と認識していくのが正解と言えそうだ。スキーゲレンデを利用したゴーカート下りのアクティビティーは大人にも人気。旧市街や湖など散策場所が多く、オタワからの道のりも紅葉が美しい。ちなみに、昨年の紅葉は9月末に山頂付近が色づき10月10日前後に麓でピークを迎えた。

 モン・トレンブラントへは、モントリオールからの日帰りバスツアーもある。ドライブして行く場合は、ここケベック州の公用語はフランス語で、道路標識もフランス語なのでご留意を。経験上、モントリオール市内やモン・トレンブラントの観光施設やレストランでは大方英語が通じるようだ。

キングストン/サウザンドアイランズ

   オンタリオ湖から流れ出すセントローレンス川の始点に位置し、古くから軍事、水上交通の要所として栄えてきた。最初の首都が置かれた土地で、別名ライムストーン・シティと呼ばれ、市の中心地区には乳白色や薄いグレーの石灰石の風格のある建物が並ぶ。秋には色づいた木々が街並みに鮮やかなアクセントを加える。ドーム型の屋根が特徴の市庁舎は、かつて連合カナダの国会議事堂として建てられたものだけあり威風堂々としていて気品も感じられる。

 キングストンからセントローレンス川を下った流域一帯には1000以上の大小の島々が点在する「サウザンド・アイランズ」国立公園がある。川岸や島の木々の色が水面に反射するので紅葉が格別美しく目に映る。これらの島々を巡るクルーズは観光アトラクションとして人気が高い。川沿いのドライブウェーからでもそれなりに堪能できる。小島に建てられた家も一興。日本からのツアーではキングストンが組み込まれることは少なく、立ち寄っても長いはしない所だが、のんびり滞在して歴史や自然に親しみたい一帯だ。

☆ ☆ ☆

 日程に余裕のある方は、北米唯一の城塞都市でありユネスコ世界遺産に登録され、フランス文化の影響が色濃く残るケベックシティーまで足を伸ばすのも一案。追記しておくと、今回紹介した3箇所は、地理条件が異なるため、紅葉時期もずれることをご承知ください。

参照: オンタリオ州観光局公式サイト(日本語)www.ontariotravel.jp
ウィキペディアjapan~「メープル街道」

 

 日本からのツアーも組まれている人気のルート

  ナイアガラからトロント、キングストン、オタワ、そしてセントローレンス川をさかのぼりモントリオール、ケベックシティへ。この、カナダのオンタリオ州からケベック州にかけて続くラインはメープル街道と称され、紅葉の季節は特に景観が美しく、観光スポットとして人気が高い。ドイルのロマンティック街道同様、日本人がつけた呼び名と言われ、現地ではヘリテージハイウェイ(歴史遺産の道)と呼ばれており、フランスとイギリスによる入植と開拓の足跡が残されたルートで、歴史散策として楽しむこともできる。特定の道路を指定しているものではない。

 冬の雪景色やスノースポーツ、初夏の新緑、真夏の避暑、と、四季折々の魅力があるが、今回は秋に向けて、紅葉で名高い所と合わせて訪れたい見所の多い観光地を紹介したい。観光ブック等には、紅葉は9月下旬から10月上旬がベストシーズンと記されているが、観光案内所の職員の話では、近年は時期が遅いということだ。

オタワ

 オタワはフランス語圏とイギリス語圏の栄えに位置し、1857年にイギリスのビクトリア女王がカナダの首都と定めた都市。世界有数の美しい首都圏と言われている。代表観光スポットは何と言っても国会議事堂、そして、その一帯‘パーラメントヒル’と呼ばれる周辺。世界遺産に登録されているリドー運河の基点もそのすぐ横にある。丘の上から一望するオタワ川や対岸の広々とした景色はどの季節も美しいが、紅葉の時期はまさに絶景。国会議事堂内のガイドツアーは整理チケットを発行している時期もあるので、ぜひとも見学したい人は充分時間をとって予定を組むことをお薦めする。ネオゴシック様式の建物の外観だけでも見応えがある。

 リドー運河の東の一画にあるバイワードマーケット(Byward Market)は、野外と場内に花や野菜、工芸品、雑貨など様々な店が並び、人気の観光スポットにもなっている。日本語の掲示をつけている店も少なくなく、日本人ツアー客が多く訪れることが窺われる。逆に言えば、日本人好みの場所だと言えそうだ。秋の収穫期には果物やパンプキンが彩り豊かに並び、目にも楽しい。

 ミシガンとオンタリオの国境から車で10時間ほど。早朝に発てば、夕方には着ける距離だ。オタワの観光要所は集中していて市内バス路線が充実しているので、運転から解放されたい人やチャレンジ好きな人はトロント/オタワ間をバス(グレイハウンド)や鉄道(VIA)で移動するのも一案。オタワ郊外の紅葉も定評がある。

ロレンシャン高原/モン・トレンブラント

  日本やアジアからの紅葉ツアーのハイライトになっているのがこの一帯。観光の中心地となっているモン・トレンブラントはスキーリゾートとしても有名で、ゴンドラで一気に上ることができる山の上からの大パノラマは雄大。ゲレンデの裾に並ぶロッジやお店はヨーロピアン・スキーリゾートを模して作ってあり、この雰囲気も観光客を惹き付けている要因。とはいえ、モン・トレンブラント自体は高い山ではなく、遥かかなたまで見渡せるほど、周囲にも高い山はなく、どちらかと言えば平たい地形。広々としたスケールや周辺の豊かな自然を楽しむ場所と認識していくのが正解と言えそうだ。スキーゲレンデを利用したゴーカート下りのアクティビティーは大人にも人気。旧市街や湖など散策場所が多く、オタワからの道のりも紅葉が美しい。ちなみに、昨年の紅葉は9月末に山頂付近が色づき10月10日前後に麓でピークを迎えた。

 モン・トレンブラントへは、モントリオールからの日帰りバスツアーもある。ドライブして行く場合は、ここケベック州の公用語はフランス語で、道路標識もフランス語なのでご留意を。経験上、モントリオール市内やモン・トレンブラントの観光施設やレストランでは大方英語が通じるようだ。

キングストン/サウザンドアイランズ

   オンタリオ湖から流れ出すセントローレンス川の始点に位置し、古くから軍事、水上交通の要所として栄えてきた。最初の首都が置かれた土地で、別名ライムストーン・シティと呼ばれ、市の中心地区には乳白色や薄いグレーの石灰石の風格のある建物が並ぶ。秋には色づいた木々が街並みに鮮やかなアクセントを加える。ドーム型の屋根が特徴の市庁舎は、かつて連合カナダの国会議事堂として建てられたものだけあり威風堂々としていて気品も感じられる。

 キングストンからセントローレンス川を下った流域一帯には1000以上の大小の島々が点在する「サウザンド・アイランズ」国立公園がある。川岸や島の木々の色が水面に反射するので紅葉が格別美しく目に映る。これらの島々を巡るクルーズは観光アトラクションとして人気が高い。川沿いのドライブウェーからでもそれなりに堪能できる。小島に建てられた家も一興。日本からのツアーではキングストンが組み込まれることは少なく、立ち寄っても長いはしない所だが、のんびり滞在して歴史や自然に親しみたい一帯だ。

☆ ☆ ☆

 日程に余裕のある方は、北米唯一の城塞都市でありユネスコ世界遺産に登録され、フランス文化の影響が色濃く残るケベックシティーまで足を伸ばすのも一案。追記しておくと、今回紹介した3箇所は、地理条件が異なるため、紅葉時期もずれることをご承知ください。

参照: オンタリオ州観光局公式サイト(日本語)www.ontariotravel.jp
ウィキペディアjapan~「メープル街道」

West Michigan Wineries西ミシガンのワイナリーのススメ

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<!--:en-->West Michigan Wineries<!--:--><!--:ja-->西ミシガンのワイナリーのススメ<!--:--> 3

 本紙の読者にはデトロイト近辺の方々が多いだろうと思うが、ミシガンのワイナリーと聞いてすぐ頭に思い浮かぶのは、多分、ミシガン北部のトラバースシティ地域のワイナリーではないかと思う。ところが実は、ミシガン南西部にも多くのワイナリーがあるのをご存知だろうか。I-94をひたすら西に進むと、ミシガンのもうひとつのワイン大産地に着く。そこには、Lake Michigan Shore Wine Trail というワイントレイルがある。

 ワイントレイルとは、ワイナリーの組合グループのようなものだが、Lake Michigan Shore Wine Trailのサインは、青にブドウの絵をあしらったかわいいデザイン(写真)で、ワイントレイルの至る所でお目にかかる。

 このワイントレイルは、南はインデイアナ州境近くから北はソーガタックまで、ミシガン湖に沿って広がる。丘陵の多い農業地帯に全部で13のワイナリーが点在し、ワイナリーの中には試飲の出店(tasting rooms)を持っているものもある。

 南西部のワイナリーをお勧めしたい理由はふたつ。ひとつ、北部に行くより近い。北部は4時間以上かかるのに対し、南西部は2.5〜3時間で着く。もうひとつは、良質のミシガン湖のビーチが近くにたくさんあること。緯度がもっと南だから、夏は湖の水が北部の水よりも暖かい気がする。気のせいかもしれないが。私個人としては、今住んでいる所が北限、これ以上北へあまり行きたくないのもあって、いつも西に向かうことにしている(笑)。でも、北進が好きな方にも、ぜひ一度西進をトライしていただきたいと思う。

 ミシガン州はなだらかな丘陵が多いが、南西部もそうで、時折、丘陵の上にブドウ畑が広がる、のどかな田園風景である。

 ワイナリーには、田園の深い奥地にあるものもあれば、高速道路を降りてすぐの所にあるものもある。写真は Coloma という町にある KarmaVistaワイナリー。立地風景の美しさはトップを争うのではないかと思うが、意外にも高速I-94を降りて5分くらいの所にある。もっと奥に入ってミシガン南西部の大農業地帯ぶりを実感してみたいなら、Berrien Springs のような I-94から遠く離れた所にあるワイナリーがいい。または、Saugatuckのようなリゾートへの観光旅行の際に、ダウンタウンにある試飲の出店に立ち寄るのもいいだろう。

 ミシガンは全米4位のブドウの大産地。が、その大部分はジュース用。ワイン用ブドウは13%強で、その内51%がTraverse City付近で、45%はミシガン南西部で栽培されている。そして、その栽培の殆どは、ミシガン湖から25マイル (40キロ)以内の地域に限られている。

 何故、ミシガン湖から40キロ以内の地域かというと、水はけのよい砂質の土壌と湖水効果(lake effect)のお陰でブドウ栽培に適しているのだそうだ。 lake effectは西ミシガンに豪雪をもたらすが、この豪雪が冬ブドウを保護してくれ、春は春で、lake effectがブドウの開花を遅らせて春先の霜害から守ってくれるのだそうである。

 州の南西端に位置するとは言え、そこはミシガン、気候はやはり冷涼。フランス、ドイツの気候と似ているそうで、そのため、栽培されるブドウの品種は、冷涼な欧州の気候に適したヨーロッパ品種だ。

 北ミシガンのワインも優秀だが、西のワイナリーも負けてはいない。どこのワイナリーも色々なコンクールで色々な受賞をしている。ミシガン州は今、観光PRに力を入れており、そのお蔭で、ミシガンワインの名はシカゴなど他州に知れ渡りつつあるそうだ。南西部ワイナリーのワインはデトロイト地域では売られていないものが多い。シカゴ旅行の機会等あれば、そのついでに、I-94を途中下車して気軽にワイナリーに立ち寄ってみるのも良いだろう。

 この地域はシカゴから約90分の近さなので、昔からシカゴ人の避暑地、週末バカンス(weekend getaway)の場所なのだが、デトロイト人にとっても、そんなに遠い所ではない。ミシガン湖のミシガン州側は良いビーチに恵まれ、砂が美しいことで定評がある。夏はビーチでの湖水浴とワイナリー訪問を組み合わせれば、立派な近場のバカンスになる。春、秋のミシガン湖畔の散策も味がある。ソーガタックなどのリゾートにも近いので、それらの観光とワイナリー訪問の両方を無理なく出来るのも魅力だ。

各ワイナリーとtasting roomsの所在地については下記リンクへ:

http://www.lakemichiganshorewinetrail.com/trail-map.html

また、拙ブログでもいくつかのワイナリーを紹介しているので、ご興味あれば、こちらの方もどうぞ:

http://www.ayamay.com (ミシガン再発見の旅)

by つくしギャル

 

 本紙の読者にはデトロイト近辺の方々が多いだろうと思うが、ミシガンのワイナリーと聞いてすぐ頭に思い浮かぶのは、多分、ミシガン北部のトラバースシティ地域のワイナリーではないかと思う。ところが実は、ミシガン南西部にも多くのワイナリーがあるのをご存知だろうか。I-94をひたすら西に進むと、ミシガンのもうひとつのワイン大産地に着く。そこには、Lake Michigan Shore Wine Trail というワイントレイルがある。

 ワイントレイルとは、ワイナリーの組合グループのようなものだが、Lake Michigan Shore Wine Trailのサインは、青にブドウの絵をあしらったかわいいデザイン(写真)で、ワイントレイルの至る所でお目にかかる。

 このワイントレイルは、南はインデイアナ州境近くから北はソーガタックまで、ミシガン湖に沿って広がる。丘陵の多い農業地帯に全部で13のワイナリーが点在し、ワイナリーの中には試飲の出店(tasting rooms)を持っているものもある。

 南西部のワイナリーをお勧めしたい理由はふたつ。ひとつ、北部に行くより近い。北部は4時間以上かかるのに対し、南西部は2.5〜3時間で着く。もうひとつは、良質のミシガン湖のビーチが近くにたくさんあること。緯度がもっと南だから、夏は湖の水が北部の水よりも暖かい気がする。気のせいかもしれないが。私個人としては、今住んでいる所が北限、これ以上北へあまり行きたくないのもあって、いつも西に向かうことにしている(笑)。でも、北進が好きな方にも、ぜひ一度西進をトライしていただきたいと思う。

 ミシガン州はなだらかな丘陵が多いが、南西部もそうで、時折、丘陵の上にブドウ畑が広がる、のどかな田園風景である。

 ワイナリーには、田園の深い奥地にあるものもあれば、高速道路を降りてすぐの所にあるものもある。写真は Coloma という町にある KarmaVistaワイナリー。立地風景の美しさはトップを争うのではないかと思うが、意外にも高速I-94を降りて5分くらいの所にある。もっと奥に入ってミシガン南西部の大農業地帯ぶりを実感してみたいなら、Berrien Springs のような I-94から遠く離れた所にあるワイナリーがいい。または、Saugatuckのようなリゾートへの観光旅行の際に、ダウンタウンにある試飲の出店に立ち寄るのもいいだろう。

 ミシガンは全米4位のブドウの大産地。が、その大部分はジュース用。ワイン用ブドウは13%強で、その内51%がTraverse City付近で、45%はミシガン南西部で栽培されている。そして、その栽培の殆どは、ミシガン湖から25マイル (40キロ)以内の地域に限られている。

 何故、ミシガン湖から40キロ以内の地域かというと、水はけのよい砂質の土壌と湖水効果(lake effect)のお陰でブドウ栽培に適しているのだそうだ。 lake effectは西ミシガンに豪雪をもたらすが、この豪雪が冬ブドウを保護してくれ、春は春で、lake effectがブドウの開花を遅らせて春先の霜害から守ってくれるのだそうである。

 州の南西端に位置するとは言え、そこはミシガン、気候はやはり冷涼。フランス、ドイツの気候と似ているそうで、そのため、栽培されるブドウの品種は、冷涼な欧州の気候に適したヨーロッパ品種だ。

 北ミシガンのワインも優秀だが、西のワイナリーも負けてはいない。どこのワイナリーも色々なコンクールで色々な受賞をしている。ミシガン州は今、観光PRに力を入れており、そのお蔭で、ミシガンワインの名はシカゴなど他州に知れ渡りつつあるそうだ。南西部ワイナリーのワインはデトロイト地域では売られていないものが多い。シカゴ旅行の機会等あれば、そのついでに、I-94を途中下車して気軽にワイナリーに立ち寄ってみるのも良いだろう。

 この地域はシカゴから約90分の近さなので、昔からシカゴ人の避暑地、週末バカンス(weekend getaway)の場所なのだが、デトロイト人にとっても、そんなに遠い所ではない。ミシガン湖のミシガン州側は良いビーチに恵まれ、砂が美しいことで定評がある。夏はビーチでの湖水浴とワイナリー訪問を組み合わせれば、立派な近場のバカンスになる。春、秋のミシガン湖畔の散策も味がある。ソーガタックなどのリゾートにも近いので、それらの観光とワイナリー訪問の両方を無理なく出来るのも魅力だ。

各ワイナリーとtasting roomsの所在地については下記リンクへ:

http://www.lakemichiganshorewinetrail.com/trail-map.html

また、拙ブログでもいくつかのワイナリーを紹介しているので、ご興味あれば、こちらの方もどうぞ:

http://www.ayamay.com (ミシガン再発見の旅)

by つくしギャル

 

A Stroll Through Michiganふらり、ミシガン散策

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<!--:en-->A Stroll Through Michigan<!--:--><!--:ja-->ふらり、ミシガン散策<!--:--> 3

~話題の映画から~

 昨年、ようやく春を迎え温かくなった頃、突然アナーバーのメインストリートだけが一夜のうちに深い雪景色へと変わっていた。一体何事かと目を凝らすと、その雪景色はフェイク(偽物)であり、ワイヤーで創ったハリボテの山々に、綿とスプレーの人工雪が被せてあった。土汚れまで吹き付けていた入念さだった。何故こんなことをしたのかと気分を害したが、のちにそれが映画の撮影のためであったことを知った。それからしばらくの期間、撮影が行われた店舗の数々やミシガン大学周辺で交通規制が敷かれ、エキストラの出演公募などもあり、ちらほら見かけた俳優さんたちや撮影班、駐車されていた高級スポーツカーなどの姿にちょっと気分がうきうきし、この映画の公開を密かに心待ちにしていた。撮影当時は、実際に作品化されるかどうかわからないとの話であったが、今年4月末、創業100周年のユニバーサルピクチャーズ社より公開された。タイトルは “The Five-Year Engagement” 。早速興味本位で足を運んでみた。

 映画のレイティング (G, PG, PG-13, R, NC-17 by MPAA) が上から二番目のR 指定とあったため、大事をとって家族や職場の同僚は誘わず、気の置けない友人と気楽に観に行った。私は、全国版の映画に普段馴染みのお店や風景が美しく登場し楽しく描かれていたことに単純に嬉しくなりはしゃいでいたのだが、同行した友人は、ミシガンの住人が、やや野蛮な田舎者という角度から捉えられていたことに少々カチンとなりご立腹だったようだ。比較された都市(映画の主人公の出身都市)がサンフランシスコということで、心を広く持ち、無理もないよと慰めた。ストーリーラインは「完璧な結婚相手とパーフェクトなタイミング」を求めるあまり、婚約をしたものの結婚を先延ばしにしてしまうカップルと、その二人を取り巻く家族、親戚、友人、職業とその職場が、五年間にわたった婚約期間の中にコメディータッチのおっとりテンポで描かれたもの。頻繁に登場しドッキリした汚い言葉遣いの連続や赤裸々な性描写などを除いても、十分クリエイターの趣旨が伝わるほのぼのとした良い映画だった。緑豊かで閑静な街並みと学術的で人間味溢れるミシガン州アナーバー住人の良さが織り込まれたほのぼのラブコメディー。

~夏のミシガンの楽しみ~

 700エーカーを誇るピオニーガーデンが今が盛りで (lsa.umich.edu/mbg)、6月1、2、3日にはグリークフェスティバル (annarborgreekfestival.org) が、また7月18日から21日までは50年以上の歴史を誇るアートフェア(artfairs.visitannarbor.org) と、A2 (Ann Arbor) はイベント目白押し。しかし爽やかなこの季節、他にも家族連れで楽しめるイベントがミシガン州各地で開催される。アートフェアに興味のある方は6月1日2日の Kalamazoo Institute of Arts Art Fair (kiarts.org)、6月18から21日までのGrand RapidsのThe Festival of the Arts(festivalgr.org)、父の日には父子でCedarvilleでボート作り体験(greatlakesboartbuilding.org) なども面白いのでは。Howellでは6月22日金曜夜の花火から始まり24日まで、カラフルな気球が空を彩る Michigan Challenge Balloonfest (michganchallenge.com)。忘れちゃいけないドイツ祭りFrankenmuth Bavarian Festival (frankenmuthfestivals.com)は6月7日から10日まで。Bavarian Inn Restaurant の創始者である90歳のDorothy Zehnder さんは今も現役でキッチンに働いていらっしゃいます。

 最後はやはり花と緑で。Nilesには Fernwood Botanical Garden and Nature Preserve (fernwoodbotanical.org)、そして2000以上の植物とバタフライハウスを堪能するには1870年代からの East Lansing Michigan State University’s W.J. Beal Botanical Gardens (cpa.msu.edu/beal)。ミシガンの小旅行をお楽しみください。

~話題の映画から~

 昨年、ようやく春を迎え温かくなった頃、突然アナーバーのメインストリートだけが一夜のうちに深い雪景色へと変わっていた。一体何事かと目を凝らすと、その雪景色はフェイク(偽物)であり、ワイヤーで創ったハリボテの山々に、綿とスプレーの人工雪が被せてあった。土汚れまで吹き付けていた入念さだった。何故こんなことをしたのかと気分を害したが、のちにそれが映画の撮影のためであったことを知った。それからしばらくの期間、撮影が行われた店舗の数々やミシガン大学周辺で交通規制が敷かれ、エキストラの出演公募などもあり、ちらほら見かけた俳優さんたちや撮影班、駐車されていた高級スポーツカーなどの姿にちょっと気分がうきうきし、この映画の公開を密かに心待ちにしていた。撮影当時は、実際に作品化されるかどうかわからないとの話であったが、今年4月末、創業100周年のユニバーサルピクチャーズ社より公開された。タイトルは “The Five-Year Engagement” 。早速興味本位で足を運んでみた。

 映画のレイティング (G, PG, PG-13, R, NC-17 by MPAA) が上から二番目のR 指定とあったため、大事をとって家族や職場の同僚は誘わず、気の置けない友人と気楽に観に行った。私は、全国版の映画に普段馴染みのお店や風景が美しく登場し楽しく描かれていたことに単純に嬉しくなりはしゃいでいたのだが、同行した友人は、ミシガンの住人が、やや野蛮な田舎者という角度から捉えられていたことに少々カチンとなりご立腹だったようだ。比較された都市(映画の主人公の出身都市)がサンフランシスコということで、心を広く持ち、無理もないよと慰めた。ストーリーラインは「完璧な結婚相手とパーフェクトなタイミング」を求めるあまり、婚約をしたものの結婚を先延ばしにしてしまうカップルと、その二人を取り巻く家族、親戚、友人、職業とその職場が、五年間にわたった婚約期間の中にコメディータッチのおっとりテンポで描かれたもの。頻繁に登場しドッキリした汚い言葉遣いの連続や赤裸々な性描写などを除いても、十分クリエイターの趣旨が伝わるほのぼのとした良い映画だった。緑豊かで閑静な街並みと学術的で人間味溢れるミシガン州アナーバー住人の良さが織り込まれたほのぼのラブコメディー。

~夏のミシガンの楽しみ~

 700エーカーを誇るピオニーガーデンが今が盛りで (lsa.umich.edu/mbg)、6月1、2、3日にはグリークフェスティバル (annarborgreekfestival.org) が、また7月18日から21日までは50年以上の歴史を誇るアートフェア(artfairs.visitannarbor.org) と、A2 (Ann Arbor) はイベント目白押し。しかし爽やかなこの季節、他にも家族連れで楽しめるイベントがミシガン州各地で開催される。アートフェアに興味のある方は6月1日2日の Kalamazoo Institute of Arts Art Fair (kiarts.org)、6月18から21日までのGrand RapidsのThe Festival of the Arts(festivalgr.org)、父の日には父子でCedarvilleでボート作り体験(greatlakesboartbuilding.org) なども面白いのでは。Howellでは6月22日金曜夜の花火から始まり24日まで、カラフルな気球が空を彩る Michigan Challenge Balloonfest (michganchallenge.com)。忘れちゃいけないドイツ祭りFrankenmuth Bavarian Festival (frankenmuthfestivals.com)は6月7日から10日まで。Bavarian Inn Restaurant の創始者である90歳のDorothy Zehnder さんは今も現役でキッチンに働いていらっしゃいます。

 最後はやはり花と緑で。Nilesには Fernwood Botanical Garden and Nature Preserve (fernwoodbotanical.org)、そして2000以上の植物とバタフライハウスを堪能するには1870年代からの East Lansing Michigan State University’s W.J. Beal Botanical Gardens (cpa.msu.edu/beal)。ミシガンの小旅行をお楽しみください。

Michigan Tourism for Japanese Community日本人にミシガン州の観光をプロモート

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ディアボーン市長、日系コミュニティーに観光の目玉施設をPR

 在デトロイト総領事館は、ディアボーン市長の協力のもと、日本から中西部への直行便を持つ航空会社と当地の観光案内会社の代表者を対象に、ヘンリーフォード博物館とグリーンフィールドビレッジ及びフォード・ルージュ工場の視察を企画した。ディアボーン市といえばフォード・モーター社の本社があることで有名。5月11日、市長自ら、同市が誇る名高い施設であり、デトロイト周辺の観光の目玉でもあるヘンリーフォード博物館などを案内して回った。

 ヘンリーフォード博物館はアメリカの機械文化を集大成した歴史博物館といっても過言ではない。デトロイト近郊に住んでいる人は一度ならず訪れていると思うが、機械文明の初期から近代に亘って、生活器機から機関車まで大小各種の展示物を網羅していることに、初めての訪問者は驚かされる。

 ディアボーン市長は案内のはじめに、一般に‘フォードミュージアム’と称されているこの博物館だが、‘エジソン学会(Edison Institute)’が管理・運営する博物館であり、エジソン自らのサインが刻まれた石碑が第一号展示品だという逸話を説明。単なる古い物の展示ではなく、歴代アメリカ大統領の専用車など、米国の歴史や生活にまつわる品が多く、ヘンリーフォードと親交のあった人々に関わる貴重な物も残しているのがこの博物館の特徴であり魅力だ。レトロな空間作りにも工夫が見られる。

 隣接するグリーン・フィールド・ビレッジは、日本の明治村のアメリカ版といったものだが、こちらにはエジソンの研究所やヘンリーフォードの生家もあり、著名な人々の暮らしや親交を思い描きながら眺めると、展示品や建物が温かみのあるものに見えてくる。当時の乗り物が、当時を再現した街並みや牧場風景の中を走っていて、タイムスリップした感覚に陥る。園内では当時の格好に扮した人が案内役を務めていたり作業をしていたりするが、ディアボーン市長の話によると、本物の俳優も多く、夜はデトロイトなどの劇場で演じている人もいると言うこと。

 この雰囲気を活かしたイベントが年間を通して数多く催されているので、要チェック。

 ルージュ工場へは博物館からシャトルバスで。個人向けのガイドツアーはなく、見学用の回廊からのセルフツアー(自由見学)になる。ピックアップトラックの生産ラインを実際に見ることができる稀な機会だ。

Pure Michigan(ピュア・ミシガン)キャンペーンを世界へ拡大

~担当副社長を交えて、日本・日本人向け展開について意見交換

 5月11日の視察後、Pure Michigan 観光キャンペーンを実施しているミシガン州経済開発公社(MEDC)の観光担当副社長Zimmermann氏を交えて、総領事公邸にて意見交換会が開かれた。

 「Pure Michigan」 とは、2006年に州政府の観光・レクリエーション部門が立ち上げたキャンペーンのために選ばれた、知名度と好感度をあげるためのブランドネーム。ミシガン州経済開発公社では、これまで全米向けにキャンペーンを展開し、「Pure Michigan」の名称もかなり浸透し、誘致も大きく成果を上げているが、近々アジア地区を含む海外へのキャンペーン拡大を計画している。日本に出先機関を設置することも検討しているとのこと。

 意見交換会では、Zimmermann氏によるミシガン州の観光事情および、Pure Michiganのオンラインサイトやニュースレターに関する解説の後、日系の航空会社および旅行会社の代表等、そしてミシガン各地を視察している総領事が、日本人の視点によるミシガンの魅力や、プロモートのアイデアなど、活発に意見を述べ合った。

以下、話の中から、当地の日本人に役立つ内容をいくつか紹介。

◇まずは州の公式観光案内サイトであるPure Michiganウェブサイト: www.michigan.orgについて。アクセス数は、全米の同様なサイトの中で屈指。オンラインニュースレターの受信者は50万人に上るということ。ウェブサイトでは、旅の目的(すること)、日程、行き先、イベント等の項目によって適宜情報を得ることができる。オンラインニュースレターでは最新の情報を配信している一方、写真の応募もあり、様々な利用と楽しみ方が可能。ウェブサイトの日本語訳を今秋導入する計画。

◇デトロイトのベルアイル公園には歴史的な建物も点在し、インディカーGrand Prixなど、数々のイベントが開催される。デトロイトリバーにあるこの島からはカナダが目と鼻の先に望める。日本人としては、姉妹都市である豊田市との友好の象徴である桜と記念碑も必見。

◇Grand Rapids市にあるマイヤーガーデン(Frederik Meijer Gardens & Sculpture Park)は屋内外の様々なスタイルの庭園と大小の彫刻を鑑賞することが出来る広大な公園だが、ここに日本庭園が造られることが正式に発表された。完成予定は2015年と先のことだが、Grand Rapidsの姉妹都市(滋賀県近江八幡市)から庭師が渡米し、造園行程をアメリカのガーデナーが見学する機会を設けることでも日米交流を図る。

日本庭園荘園についてのサイト:www.meijergardens.org/japanesegarden

◇ミシガンというとデトロイト周辺の自動車産業が世界的に知られているが、実際のところミシガン州の大半はファームランドであり農牧業が主。ミシガン料理と言われるものはないが、経済開発公社のZimmermann氏は、チェリーやその加工品そしてミシガンワインの美味しさと質の良さを推奨。さくらんぼ狩りをはじめ、アスパラガスやイチゴ、ベリー等を収穫する経験は貴重な思い出になるに違いない。

◇五大湖のうち4つの湖に囲まれ、そして1万1千といわれる膨大な数の内陸の湖があるミシガンは、その景観を楽しむばかりでなく、ウォータースポーツや釣りがポピュラーなアクティビティになっている。Zimmermann氏の一押しは、西側(ミシガン湖畔)のハーバーから出ている乗合船やチャーター船で釣りをして、獲った魚を食べる体験。ミシガン西側はトラバースシティーエリアと並ぶワイナリー地域なので、ワインも忘れずに。

 

ディアボーン市長、日系コミュニティーに観光の目玉施設をPR

 在デトロイト総領事館は、ディアボーン市長の協力のもと、日本から中西部への直行便を持つ航空会社と当地の観光案内会社の代表者を対象に、ヘンリーフォード博物館とグリーンフィールドビレッジ及びフォード・ルージュ工場の視察を企画した。ディアボーン市といえばフォード・モーター社の本社があることで有名。5月11日、市長自ら、同市が誇る名高い施設であり、デトロイト周辺の観光の目玉でもあるヘンリーフォード博物館などを案内して回った。

 ヘンリーフォード博物館はアメリカの機械文化を集大成した歴史博物館といっても過言ではない。デトロイト近郊に住んでいる人は一度ならず訪れていると思うが、機械文明の初期から近代に亘って、生活器機から機関車まで大小各種の展示物を網羅していることに、初めての訪問者は驚かされる。

 ディアボーン市長は案内のはじめに、一般に‘フォードミュージアム’と称されているこの博物館だが、‘エジソン学会(Edison Institute)’が管理・運営する博物館であり、エジソン自らのサインが刻まれた石碑が第一号展示品だという逸話を説明。単なる古い物の展示ではなく、歴代アメリカ大統領の専用車など、米国の歴史や生活にまつわる品が多く、ヘンリーフォードと親交のあった人々に関わる貴重な物も残しているのがこの博物館の特徴であり魅力だ。レトロな空間作りにも工夫が見られる。

 隣接するグリーン・フィールド・ビレッジは、日本の明治村のアメリカ版といったものだが、こちらにはエジソンの研究所やヘンリーフォードの生家もあり、著名な人々の暮らしや親交を思い描きながら眺めると、展示品や建物が温かみのあるものに見えてくる。当時の乗り物が、当時を再現した街並みや牧場風景の中を走っていて、タイムスリップした感覚に陥る。園内では当時の格好に扮した人が案内役を務めていたり作業をしていたりするが、ディアボーン市長の話によると、本物の俳優も多く、夜はデトロイトなどの劇場で演じている人もいると言うこと。

 この雰囲気を活かしたイベントが年間を通して数多く催されているので、要チェック。

 ルージュ工場へは博物館からシャトルバスで。個人向けのガイドツアーはなく、見学用の回廊からのセルフツアー(自由見学)になる。ピックアップトラックの生産ラインを実際に見ることができる稀な機会だ。

Pure Michigan(ピュア・ミシガン)キャンペーンを世界へ拡大

~担当副社長を交えて、日本・日本人向け展開について意見交換

 5月11日の視察後、Pure Michigan 観光キャンペーンを実施しているミシガン州経済開発公社(MEDC)の観光担当副社長Zimmermann氏を交えて、総領事公邸にて意見交換会が開かれた。

 「Pure Michigan」 とは、2006年に州政府の観光・レクリエーション部門が立ち上げたキャンペーンのために選ばれた、知名度と好感度をあげるためのブランドネーム。ミシガン州経済開発公社では、これまで全米向けにキャンペーンを展開し、「Pure Michigan」の名称もかなり浸透し、誘致も大きく成果を上げているが、近々アジア地区を含む海外へのキャンペーン拡大を計画している。日本に出先機関を設置することも検討しているとのこと。

 意見交換会では、Zimmermann氏によるミシガン州の観光事情および、Pure Michiganのオンラインサイトやニュースレターに関する解説の後、日系の航空会社および旅行会社の代表等、そしてミシガン各地を視察している総領事が、日本人の視点によるミシガンの魅力や、プロモートのアイデアなど、活発に意見を述べ合った。

以下、話の中から、当地の日本人に役立つ内容をいくつか紹介。

◇まずは州の公式観光案内サイトであるPure Michiganウェブサイト: www.michigan.orgについて。アクセス数は、全米の同様なサイトの中で屈指。オンラインニュースレターの受信者は50万人に上るということ。ウェブサイトでは、旅の目的(すること)、日程、行き先、イベント等の項目によって適宜情報を得ることができる。オンラインニュースレターでは最新の情報を配信している一方、写真の応募もあり、様々な利用と楽しみ方が可能。ウェブサイトの日本語訳を今秋導入する計画。

◇デトロイトのベルアイル公園には歴史的な建物も点在し、インディカーGrand Prixなど、数々のイベントが開催される。デトロイトリバーにあるこの島からはカナダが目と鼻の先に望める。日本人としては、姉妹都市である豊田市との友好の象徴である桜と記念碑も必見。

◇Grand Rapids市にあるマイヤーガーデン(Frederik Meijer Gardens & Sculpture Park)は屋内外の様々なスタイルの庭園と大小の彫刻を鑑賞することが出来る広大な公園だが、ここに日本庭園が造られることが正式に発表された。完成予定は2015年と先のことだが、Grand Rapidsの姉妹都市(滋賀県近江八幡市)から庭師が渡米し、造園行程をアメリカのガーデナーが見学する機会を設けることでも日米交流を図る。

日本庭園荘園についてのサイト:www.meijergardens.org/japanesegarden

◇ミシガンというとデトロイト周辺の自動車産業が世界的に知られているが、実際のところミシガン州の大半はファームランドであり農牧業が主。ミシガン料理と言われるものはないが、経済開発公社のZimmermann氏は、チェリーやその加工品そしてミシガンワインの美味しさと質の良さを推奨。さくらんぼ狩りをはじめ、アスパラガスやイチゴ、ベリー等を収穫する経験は貴重な思い出になるに違いない。

◇五大湖のうち4つの湖に囲まれ、そして1万1千といわれる膨大な数の内陸の湖があるミシガンは、その景観を楽しむばかりでなく、ウォータースポーツや釣りがポピュラーなアクティビティになっている。Zimmermann氏の一押しは、西側(ミシガン湖畔)のハーバーから出ている乗合船やチャーター船で釣りをして、獲った魚を食べる体験。ミシガン西側はトラバースシティーエリアと並ぶワイナリー地域なので、ワインも忘れずに。

 

Detroit Markets ~ Eastern Marketデトロイトの市場 ~ Eastern Market

<!--:en-->Detroit Markets ~ Eastern Market<!--:--><!--:ja-->デトロイトの市場 ~ Eastern Market<!--:--> 4

 デトロイトのダウンタウン、毎週土曜日に賑わいを見せるのは1891年開設という長い歴史を持つイースタンマーケット。主に花や野菜・果物など、ミシガンの農産物が中心だが、保存食や加工品、他の地区からの物 もあり、一年を通してオープンしている。

 なんといってもこれからの暖かい季節は人手が多く、Shedと呼ばれる場内だけでなく周辺の路地にも出店が出現して活気が溢れる。5月から初夏にかけては、ハンギング・バスケットや鉢、切り花がずらりと並び、眺めて回るだけでも楽しく、日本からの訪問者にも面白がられそうだ。

 固定の店ではないので日に寄って内容が変わるが、肉やパン、ミシガン産の蜂蜜のブースも見かける。アメリカでも自然志向の人が増えてきたせいか、オーガニックを謳う物を扱う店が多くなってきている。野菜は大量に買うと格安という設定が多いので、友人と行って分けるのがお得。大きなカートを引く人も多く見かける。

 フリーウェイⅠ-75をEXIT 52 (Mack Avenue)で降り、東へ向かい、Russell Streetとの交差点を右へ。数ブロック行くと左手に‘Shed’が見えてくる。屋根だけのところと、レンガ造りの建物がある。この一画には常設のファームマーケットやレストンも並び、土曜日には店の表の大グリルで焼いたバーベキューを楽しむ人々で、開放的な雰囲気になる。

 イースタンマーケット(場内》の開場時間は5amから5p mとなっているが、2時過ぎにはピークを過ぎ、品薄になって店じまいしてしまう店舗もある。

Flower Day

 年に一度の恒例イベント ‘Flower Day’ は、今年は5月19日(日)。ライブ演奏や子ども向けの遊びも企画されている。詳しい情報はウェブサイトで。www.detroiteasternmarket.com 

*ポピュラーな所ですが、フリーウェイからのサインは無く、数ブロック離れると荒廃した通りもあるので、道順を把握してお出かけください。

 デトロイトのダウンタウン、毎週土曜日に賑わいを見せるのは1891年開設という長い歴史を持つイースタンマーケット。主に花や野菜・果物など、ミシガンの農産物が中心だが、保存食や加工品、他の地区からの物 もあり、一年を通してオープンしている。

 なんといってもこれからの暖かい季節は人手が多く、Shedと呼ばれる場内だけでなく周辺の路地にも出店が出現して活気が溢れる。5月から初夏にかけては、ハンギング・バスケットや鉢、切り花がずらりと並び、眺めて回るだけでも楽しく、日本からの訪問者にも面白がられそうだ。

 固定の店ではないので日に寄って内容が変わるが、肉やパン、ミシガン産の蜂蜜のブースも見かける。アメリカでも自然志向の人が増えてきたせいか、オーガニックを謳う物を扱う店が多くなってきている。野菜は大量に買うと格安という設定が多いので、友人と行って分けるのがお得。大きなカートを引く人も多く見かける。

 フリーウェイⅠ-75をEXIT 52 (Mack Avenue)で降り、東へ向かい、Russell Streetとの交差点を右へ。数ブロック行くと左手に‘Shed’が見えてくる。屋根だけのところと、レンガ造りの建物がある。この一画には常設のファームマーケットやレストンも並び、土曜日には店の表の大グリルで焼いたバーベキューを楽しむ人々で、開放的な雰囲気になる。

 イースタンマーケット(場内》の開場時間は5amから5p mとなっているが、2時過ぎにはピークを過ぎ、品薄になって店じまいしてしまう店舗もある。

Flower Day

 年に一度の恒例イベント ‘Flower Day’ は、今年は5月19日(日)。ライブ演奏や子ども向けの遊びも企画されている。詳しい情報はウェブサイトで。www.detroiteasternmarket.com 

*ポピュラーな所ですが、フリーウェイからのサインは無く、数ブロック離れると荒廃した通りもあるので、道順を把握してお出かけください。

Heisei Tree and Showa Tower ~Two Towers of Tokyo~平成のツリーと、昭和のタワー ~東京の二つの電波塔~

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<!--:en-->Heisei Tree and Showa Tower ~Two Towers of Tokyo~<!--:--><!--:ja-->平成のツリーと、昭和のタワー ~東京の二つの電波塔~<!--:--> 3

東京スカイツリー(東京都墨田区押上)634m

 今から3年半前、世界一高い自立式の電波塔(634m)が東京都墨田区押上に建設されると聞いた時、東京タワー(東京港区)の元地元住民として心中穏やかではなかった。「そんなに高い電波塔が必要?」、「関東大震災で大火災が起きた地域なのに安全?」、「“東京タワー”をそう簡単に見捨てるわけ?」、「周辺との景観や日照権は?」、「電磁波障害は?」などなど。

 私の中に嫉妬心がムクムクと芽生え、意地悪な疑心暗鬼が次々と飛び出した。

 ところが、昨年末、地下鉄都営浅草線本所吾妻橋駅の階段を上り切った先に東京スカイツリー(以後、スカイツリー、又はツリー)がドーンと現れた瞬間、そんなわだかまりは見事に吹き飛ばされた。なんという存在感!美しいフォルム! もう、完全なひと目ぼれだった。“スカイツリー”というネイミングの通り、タワーと言うより、大空(スカイ)をどこまでも伸びる大木(ツリー)。大迫力ながら、至近距離で見上げても決して威圧的ではない。周辺の町並みにも、案外、溶け込んでいる。気になる日照権を墨田区在住の義甥に聞いてみると、「あっ、それ全然大丈夫!」とあっさり。細長いツリーの影が周辺に及ぼす時間もたかが知れているのか。そして、超高層ビルがない墨田区のどこを歩いていても姿を見せるスカイツリーを見ながら右へ、左へ。方向音痴の私にとって、すっかりいい目印になっていた。

【東京スカイツリーの建造美】

 スカイツリーの建設地は、3本の都市軸(隅田川、荒川、鉄道・幹線道路)が三角地帯をつくる中央。土台の脚を3本にし、三辺を三角地帯の辺に合わせたことで、どこから見ても正面が見える設計。神社仏閣に見られる日本古来の建築様式“起(むく)り”(外側に向かって膨らむ凸曲線。例:柱)と“反(そ)り(凹曲線。例:日本刀)”を最新技術と融合させることで、底辺部の正三角形を地上320mで円柱にすることを可能にした。この様に底辺は△、上に向かうにつれて膨らみながら○になる外観は、周辺地域への圧迫感を最小限に抑える効果を発揮。そして、反りの曲線が、見る方向によってツリーを傾けたり、裾が非対称の様に錯覚させる面白さと美的センスを加えている。

 中心の柱(心柱)は、法隆寺五重塔に習った心柱制耐震構造。その心柱を外側から幾何学模様上に絡み合いながら支える鉄筒は、まるで大木を覆う樹皮のよう。ツリーの一番高いアンテナ土台部分には100トンの重りとバネを利用した制振装置が付けられている。これらの耐震構造は、奇しくも東日本大震災で立証。(悲しいかな、東京タワーのアンテナは少し傾いたという。)

 こうして、日本古来の“起りと反り”、法隆寺五重塔の耐震構造、最新技術を見事に調和させ、無機質になりがちな建造物に息吹を与えることに成功。世界一高い電波塔に美的センスを加えるなど、まさに、日本が世界に誇る“巧の技”ここにあり!この美しいツリーを見上げるたびに、「日本は東日本大震災から必ず復旧・復興する!」と確信させられるのだ。

【東京下町界隈】

 スカイツリーの周辺界隈は東京の下町と呼ばれ、江戸時代からの職人の街。超高層ビルが立ち並ぶ都心から隅田川を渡った“川向う”(下町の別称)は、景色が一変。伝統的手工業や食べ物屋の老舗暖簾、相撲部屋、観光名所の浅草寺と仲見世通り、寄席、演芸場、両国国技館、職人肌の中小工業店舗等が点在し、そこには下町特有の人情と情緒が溢れている。

 古い下町界隈と近代的電波塔という一見、不釣り合いな組み合わせ。しかし、日本の高い工業技術が伝統的職人技と日本のものづくりから生まれたことを考えると、最新技術と古代建築を融合させた世界一の電波塔がこの地に造られたことは象徴的だ。

 墨田区在住の姑は、「毎日、スカイツリーが伸びていくのを見るが楽しい!」と喜んでいた。この様に、下町の人々はスカイツリー建設当初(2008年“平成20年”7月)から、まるで狭い路地裏に並ぶ植木を育てる様に慈しみ、見守って来たのではないだろうか。

【地元、押上商店街とおしなりくん】

   スカイツリーの地元、押上商店街では、スカイツリーを頭にちょこんとのせた、ご当地キャラクター“おしなりくん”で盛り上がっている。名前の由来は、地元の“押上”と“業平橋”。容姿は、藤原業平に因んだ白装束姿の男の子。商店街に出現した“おしなりくんの家”ではキャラクターグッズの販売も行う。このおしなりくん、ゆるキャラ(少し不恰好で愛嬌ある“ゆるい”キャラクターの略)の中でもかなり可愛く、テレビ、ラジオで紹介されるや観光客にも大人気。等身大のおしなりくんが街に繰り出せば、ミッキーマウスさながらに、さっと取り囲こまれてしまう。押上で煎餅屋を営む店主によると、「スカイツリー煎餅よりも、おしなりくんを焼き付けた醤油煎餅の方がよく売れる」とか。その他、自作“おしなりくん神輿”を理髪店の前に置く店主、目の前のスカイツリーを見上げるのは大変だろうからと店の入り口に反射鏡を取り付けたクリーニング店(実際、見上げると首が疲れる!)、おしなりくんを店の看板に入れたラーメン店など、祭り好きな下町ならではの町興しを見て歩くのも楽しい。

【東京スカイツリータウン】

 スカイツリーを含めた商業開発地区“東京スカイツリータウン”の開業は5月22日。ここでは公式キャラクター、“ソラカラちゃん(星の女の子)”が迎えてくれることだろう。東京スカイツリータウンには、飲食店、ファッション・雑貨店、下町商店街、みやげ物店等の商業施設「東京ソラマチ」、水族館、多目的ドームシアター、オフィス・スペースが入り、FM/AMラジオ局のライブ放送や、イベントスタジオ「Tokyo Sky Tree Studio」もオープンする。

 スカイツリー展望台は、第1展望台(350m、大人の場合2,000円)、第2展望台(450m、大人追加料金1,000円)の2種類。展望台チケット団体予約は昨年11月、個人予約は今年3月から開始。前出の姑からの情報では、「団体旅行に入った方が“上りやすい”」そうだが、初年度の予想は来場者540万人、施設全体で2,500万人。第2展望台までの道のりは、遠い?

【電波塔としての役割】

 外観、観光ばかりに気が取られ、つい忘れそうになるが、スカイツリー本来の目的は電波塔。超高層化した首都圏と関東一円(半径100km)への電波供給を可能にし、かつ世界一の高さ、さらに関東の古称“武蔵国(むさしのくに)”を連想させる語呂合せ(6・3・4、む・さ・し)で634mに決定。東京タワーとのサイマル放送、試験期間を経た後、2013年1月頃からNHKと主な在京民間放送局の放送機能の全てがスカイツリーに移動されるという。

東京タワー(港区芝公園)333m

【東京タワーの行く末は?】

 それでは、残された東京タワーはどうなるのか。維持費など心配だが、当面、放送大学、各局のバックアップ機能、展望台や観光用商業施設として使用されるという。昭和33年開業時、電波塔で最長の333mを記録。東京オリンピック開催、霞ヶ関ビル(36F)等の高層ビルが建設され始めた東京に333mの電波塔が必要不可欠になったからで、“昭和33年、333m”という数字は偶然の賜物。それにしても、戦後の復興、高度経済成長、バブル経済に沸いた東京を半世紀以上に渡り見つめていた東京タワー。電波塔としては、ひとまず、お疲れ様!

【東京タワーの見所】

 皆が引越した後は寂しくなるが、東京タワーにも見所がいっぱい。大展望台(150m、大人820円)、特別展望台(250m、大人600円追加)からは東京スカイツリー、レインボーブリッジと湾岸地帯を含めた首都圏と富士山までのパノラマ眺望、大展望台1F特設ステージではジャズの生演奏(水、木曜日の夜2回)、オンライン・リクエストによるDJライブ(金曜日)が楽しめる。大展望台2Fでは、知る人ぞ知る “タワー大明神”でお参りを。東京23区で一番高い所にあるだけに、神様にも願い事が早く伝わり、成績・受験、恋愛成就にご利益があるそう。成績をUPしたい受験生やカップルに人気。昭和の香り漂う“蝋人形館”は、タワー土台部分にあるフードコートや土産物店と共に健在だ。

 タワー正面玄関には、なぜか「南極物語」で有名なカラフト犬、タロー、ジローの銅像(渋谷のハチ公を彫刻した安藤士 作)が。昭和34年、南極観測地から奇跡的に生還したタロー、ジローを動物愛護のシンボルとして、当時、観光スポットで人目を引いた東京タワーに日本動物愛護協会が設置したという。東京タワーの公式キャラクター、“のっぽくん兄弟”は玄関付近で来場者をお出迎え。兄弟揃って、年末のカウントダウン、豆まき等、タワーでの各種イベントに参加している。

【東京タワー周辺と外観】

 東京タワーのお隣は、徳川家菩提寺(16世紀建立)の由緒ある増上寺。周囲は芝公園の緑。夜の盛り場六本木、赤坂、銀座、ビジネス中心街の丸の内、皇居にも近い。

 最近はエコフレンドリーなLEDを使ってライトアップする東京タワーは、都心のサラリーマン、学生、住民の心を和ませる。東京タワーのお膝元で育った私にとっても、うれしい時、悲しい時、東京タワーはいつもそこにあった。東京に里帰りする度、その姿を見ると「帰ってきた」とホッとする。それゆえ、以前Detroit Free Pressのトラベルライターが“ugly(みっともない)なタワー”と表現したのには大憤慨だった。お馴染みのツートンカラー、朱&白の朱色は航空法(建設当時)で定められたインターナショナルオレンジと呼ばれるもので、青空に本当によく映える。パリのエッフェル塔を髣髴させる昭和のハイカラさん、東京タワー。東京都民へのアンケートでも、好感度は“東京タワー”に軍配が上がったらしい。やっぱり、“東京都心の顔”! 元地元住民としても、誇らしい。

 「両方のおじいちゃん、おばあちゃんの家から、それぞれのタワーが見えるね。」と言った娘。その言葉通り、平成と昭和の“二つの電波塔”がそれぞれの役割を果たしつつ、共存しますように。(Y.T.)

東京スカイツリー(東京都墨田区押上)634m

 今から3年半前、世界一高い自立式の電波塔(634m)が東京都墨田区押上に建設されると聞いた時、東京タワー(東京港区)の元地元住民として心中穏やかではなかった。「そんなに高い電波塔が必要?」、「関東大震災で大火災が起きた地域なのに安全?」、「“東京タワー”をそう簡単に見捨てるわけ?」、「周辺との景観や日照権は?」、「電磁波障害は?」などなど。

 私の中に嫉妬心がムクムクと芽生え、意地悪な疑心暗鬼が次々と飛び出した。

 ところが、昨年末、地下鉄都営浅草線本所吾妻橋駅の階段を上り切った先に東京スカイツリー(以後、スカイツリー、又はツリー)がドーンと現れた瞬間、そんなわだかまりは見事に吹き飛ばされた。なんという存在感!美しいフォルム! もう、完全なひと目ぼれだった。“スカイツリー”というネイミングの通り、タワーと言うより、大空(スカイ)をどこまでも伸びる大木(ツリー)。大迫力ながら、至近距離で見上げても決して威圧的ではない。周辺の町並みにも、案外、溶け込んでいる。気になる日照権を墨田区在住の義甥に聞いてみると、「あっ、それ全然大丈夫!」とあっさり。細長いツリーの影が周辺に及ぼす時間もたかが知れているのか。そして、超高層ビルがない墨田区のどこを歩いていても姿を見せるスカイツリーを見ながら右へ、左へ。方向音痴の私にとって、すっかりいい目印になっていた。

【東京スカイツリーの建造美】

 スカイツリーの建設地は、3本の都市軸(隅田川、荒川、鉄道・幹線道路)が三角地帯をつくる中央。土台の脚を3本にし、三辺を三角地帯の辺に合わせたことで、どこから見ても正面が見える設計。神社仏閣に見られる日本古来の建築様式“起(むく)り”(外側に向かって膨らむ凸曲線。例:柱)と“反(そ)り(凹曲線。例:日本刀)”を最新技術と融合させることで、底辺部の正三角形を地上320mで円柱にすることを可能にした。この様に底辺は△、上に向かうにつれて膨らみながら○になる外観は、周辺地域への圧迫感を最小限に抑える効果を発揮。そして、反りの曲線が、見る方向によってツリーを傾けたり、裾が非対称の様に錯覚させる面白さと美的センスを加えている。

 中心の柱(心柱)は、法隆寺五重塔に習った心柱制耐震構造。その心柱を外側から幾何学模様上に絡み合いながら支える鉄筒は、まるで大木を覆う樹皮のよう。ツリーの一番高いアンテナ土台部分には100トンの重りとバネを利用した制振装置が付けられている。これらの耐震構造は、奇しくも東日本大震災で立証。(悲しいかな、東京タワーのアンテナは少し傾いたという。)

 こうして、日本古来の“起りと反り”、法隆寺五重塔の耐震構造、最新技術を見事に調和させ、無機質になりがちな建造物に息吹を与えることに成功。世界一高い電波塔に美的センスを加えるなど、まさに、日本が世界に誇る“巧の技”ここにあり!この美しいツリーを見上げるたびに、「日本は東日本大震災から必ず復旧・復興する!」と確信させられるのだ。

【東京下町界隈】

 スカイツリーの周辺界隈は東京の下町と呼ばれ、江戸時代からの職人の街。超高層ビルが立ち並ぶ都心から隅田川を渡った“川向う”(下町の別称)は、景色が一変。伝統的手工業や食べ物屋の老舗暖簾、相撲部屋、観光名所の浅草寺と仲見世通り、寄席、演芸場、両国国技館、職人肌の中小工業店舗等が点在し、そこには下町特有の人情と情緒が溢れている。

 古い下町界隈と近代的電波塔という一見、不釣り合いな組み合わせ。しかし、日本の高い工業技術が伝統的職人技と日本のものづくりから生まれたことを考えると、最新技術と古代建築を融合させた世界一の電波塔がこの地に造られたことは象徴的だ。

 墨田区在住の姑は、「毎日、スカイツリーが伸びていくのを見るが楽しい!」と喜んでいた。この様に、下町の人々はスカイツリー建設当初(2008年“平成20年”7月)から、まるで狭い路地裏に並ぶ植木を育てる様に慈しみ、見守って来たのではないだろうか。

【地元、押上商店街とおしなりくん】

   スカイツリーの地元、押上商店街では、スカイツリーを頭にちょこんとのせた、ご当地キャラクター“おしなりくん”で盛り上がっている。名前の由来は、地元の“押上”と“業平橋”。容姿は、藤原業平に因んだ白装束姿の男の子。商店街に出現した“おしなりくんの家”ではキャラクターグッズの販売も行う。このおしなりくん、ゆるキャラ(少し不恰好で愛嬌ある“ゆるい”キャラクターの略)の中でもかなり可愛く、テレビ、ラジオで紹介されるや観光客にも大人気。等身大のおしなりくんが街に繰り出せば、ミッキーマウスさながらに、さっと取り囲こまれてしまう。押上で煎餅屋を営む店主によると、「スカイツリー煎餅よりも、おしなりくんを焼き付けた醤油煎餅の方がよく売れる」とか。その他、自作“おしなりくん神輿”を理髪店の前に置く店主、目の前のスカイツリーを見上げるのは大変だろうからと店の入り口に反射鏡を取り付けたクリーニング店(実際、見上げると首が疲れる!)、おしなりくんを店の看板に入れたラーメン店など、祭り好きな下町ならではの町興しを見て歩くのも楽しい。

【東京スカイツリータウン】

 スカイツリーを含めた商業開発地区“東京スカイツリータウン”の開業は5月22日。ここでは公式キャラクター、“ソラカラちゃん(星の女の子)”が迎えてくれることだろう。東京スカイツリータウンには、飲食店、ファッション・雑貨店、下町商店街、みやげ物店等の商業施設「東京ソラマチ」、水族館、多目的ドームシアター、オフィス・スペースが入り、FM/AMラジオ局のライブ放送や、イベントスタジオ「Tokyo Sky Tree Studio」もオープンする。

 スカイツリー展望台は、第1展望台(350m、大人の場合2,000円)、第2展望台(450m、大人追加料金1,000円)の2種類。展望台チケット団体予約は昨年11月、個人予約は今年3月から開始。前出の姑からの情報では、「団体旅行に入った方が“上りやすい”」そうだが、初年度の予想は来場者540万人、施設全体で2,500万人。第2展望台までの道のりは、遠い?

【電波塔としての役割】

 外観、観光ばかりに気が取られ、つい忘れそうになるが、スカイツリー本来の目的は電波塔。超高層化した首都圏と関東一円(半径100km)への電波供給を可能にし、かつ世界一の高さ、さらに関東の古称“武蔵国(むさしのくに)”を連想させる語呂合せ(6・3・4、む・さ・し)で634mに決定。東京タワーとのサイマル放送、試験期間を経た後、2013年1月頃からNHKと主な在京民間放送局の放送機能の全てがスカイツリーに移動されるという。

東京タワー(港区芝公園)333m

【東京タワーの行く末は?】

 それでは、残された東京タワーはどうなるのか。維持費など心配だが、当面、放送大学、各局のバックアップ機能、展望台や観光用商業施設として使用されるという。昭和33年開業時、電波塔で最長の333mを記録。東京オリンピック開催、霞ヶ関ビル(36F)等の高層ビルが建設され始めた東京に333mの電波塔が必要不可欠になったからで、“昭和33年、333m”という数字は偶然の賜物。それにしても、戦後の復興、高度経済成長、バブル経済に沸いた東京を半世紀以上に渡り見つめていた東京タワー。電波塔としては、ひとまず、お疲れ様!

【東京タワーの見所】

 皆が引越した後は寂しくなるが、東京タワーにも見所がいっぱい。大展望台(150m、大人820円)、特別展望台(250m、大人600円追加)からは東京スカイツリー、レインボーブリッジと湾岸地帯を含めた首都圏と富士山までのパノラマ眺望、大展望台1F特設ステージではジャズの生演奏(水、木曜日の夜2回)、オンライン・リクエストによるDJライブ(金曜日)が楽しめる。大展望台2Fでは、知る人ぞ知る “タワー大明神”でお参りを。東京23区で一番高い所にあるだけに、神様にも願い事が早く伝わり、成績・受験、恋愛成就にご利益があるそう。成績をUPしたい受験生やカップルに人気。昭和の香り漂う“蝋人形館”は、タワー土台部分にあるフードコートや土産物店と共に健在だ。

 タワー正面玄関には、なぜか「南極物語」で有名なカラフト犬、タロー、ジローの銅像(渋谷のハチ公を彫刻した安藤士 作)が。昭和34年、南極観測地から奇跡的に生還したタロー、ジローを動物愛護のシンボルとして、当時、観光スポットで人目を引いた東京タワーに日本動物愛護協会が設置したという。東京タワーの公式キャラクター、“のっぽくん兄弟”は玄関付近で来場者をお出迎え。兄弟揃って、年末のカウントダウン、豆まき等、タワーでの各種イベントに参加している。

【東京タワー周辺と外観】

 東京タワーのお隣は、徳川家菩提寺(16世紀建立)の由緒ある増上寺。周囲は芝公園の緑。夜の盛り場六本木、赤坂、銀座、ビジネス中心街の丸の内、皇居にも近い。

 最近はエコフレンドリーなLEDを使ってライトアップする東京タワーは、都心のサラリーマン、学生、住民の心を和ませる。東京タワーのお膝元で育った私にとっても、うれしい時、悲しい時、東京タワーはいつもそこにあった。東京に里帰りする度、その姿を見ると「帰ってきた」とホッとする。それゆえ、以前Detroit Free Pressのトラベルライターが“ugly(みっともない)なタワー”と表現したのには大憤慨だった。お馴染みのツートンカラー、朱&白の朱色は航空法(建設当時)で定められたインターナショナルオレンジと呼ばれるもので、青空に本当によく映える。パリのエッフェル塔を髣髴させる昭和のハイカラさん、東京タワー。東京都民へのアンケートでも、好感度は“東京タワー”に軍配が上がったらしい。やっぱり、“東京都心の顔”! 元地元住民としても、誇らしい。

 「両方のおじいちゃん、おばあちゃんの家から、それぞれのタワーが見えるね。」と言った娘。その言葉通り、平成と昭和の“二つの電波塔”がそれぞれの役割を果たしつつ、共存しますように。(Y.T.)

A Mini-Stroll Around Capitol Lansing州都ランシングの散策ミニ情報

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 オールズモビルの誕生の地であるランシングは、工場見学ツアーや自動車博物館などの自動車関連のアトラクションも多いが、州都ならではの州議事堂に一度は訪れ、“州”の地位の大きさを建物からも感じたいもの。1992年に復元されたこの州議事堂は国会議事堂の雰囲気が漂い、外見も内装も足を伸ばして見学する価値がある。円形ホールのガラスのフロアや手塗りの装飾的な長い壁などが見事。 周辺には、州都ゆえなのか、公園や自然保護地など、公営の、安価あるいは無料で利用できる施設が多いのも特徴。美しいキャンパスを持つ近くのミシガン州立大学のキャンパスも必見。今回は、琵琶湖にゆかりある日本庭園と、手ごろなサイズの動物園を紹介。

Shigematsu Memorial 重松メモリアルガーデン

(ランシング コミュニティ カレッジ、キャンパス内)

 ランシング・コミュニティカレッジは、琵琶湖に浮かぶ船「ミシガン」へ学生を派遣するなど、何百人もの学生や教員に日本での就労経験機会を与えてきた‘日本アドベンチャープログラム’を設けたカレッジ。キャンパス内には、このプログラムの25周年記念事業として、創設に貢献した元琵琶湖汽船社長の故重松徳氏を記念して設置された日本庭園がある。築造には日本の造園会社が庭園の計画と技術指導を行い、2006年9月に完成した。

 琵琶湖を池で、比叡の山々を築山で表現したとのことだ。テニスコート半面ほどの広さだが、松、モミジ、サクラといった日本の四季を彩る樹木が配されている。大小の灯籠もあり、池には錦鯉が泳いでいる。 入園自由。

 意外なところにある日本との絆の象徴だ。

*庭園は州議事堂からほんの数百メートルだが探しにくいのが難点。

N Capitol Ave沿い(東側)、Shiawassee StreetとSaginaw Streetの間。
北隣の建物(520 N Capitol Ave, Lansing)横のサインと生垣が目印。

ウェブサイトwww.lcc.edu/ssh/humanities/Shigematsu

Potter Park Zoo ポッターパーク動物園

 ラクダ乗りやポニーライド(子馬乗り)が楽しめる手ごろなサイズの公営動物園。早足ですたすた回れば20分ほど。広大な動物園と違って各エリアが近く、動物が見やすい距離に居るので小さいお子さん連れにはもってこい。Farm Yard(ミニ牧場)や飼育員によるお話タイム(6月から9月のレイバーデーまで)など、動物を身近に感じられる設備やプログラムを工夫している他、敷地を利用して動物とは直接関係のないイベントも提供している。5月にはワインとビールのテイスティング、6月には子供対象の1マイルランが企画されている。また、駐車所の横には池があり、林も広がり、ピクニックやバーベキューを楽しむこともできる。

住所:1301 Pennsylvania Avenue Lansing, Michigan

 I-496のフリーウェイを#7の出口で降りてすぐという便利なロケーション。入場料は大人$10(市民は$4)、子供(3~16歳)$2。(別に駐車場料金$5)

ウェブサイトwww.potterparkzoo.org

 

 オールズモビルの誕生の地であるランシングは、工場見学ツアーや自動車博物館などの自動車関連のアトラクションも多いが、州都ならではの州議事堂に一度は訪れ、“州”の地位の大きさを建物からも感じたいもの。1992年に復元されたこの州議事堂は国会議事堂の雰囲気が漂い、外見も内装も足を伸ばして見学する価値がある。円形ホールのガラスのフロアや手塗りの装飾的な長い壁などが見事。 周辺には、州都ゆえなのか、公園や自然保護地など、公営の、安価あるいは無料で利用できる施設が多いのも特徴。美しいキャンパスを持つ近くのミシガン州立大学のキャンパスも必見。今回は、琵琶湖にゆかりある日本庭園と、手ごろなサイズの動物園を紹介。

Shigematsu Memorial 重松メモリアルガーデン

(ランシング コミュニティ カレッジ、キャンパス内)

 ランシング・コミュニティカレッジは、琵琶湖に浮かぶ船「ミシガン」へ学生を派遣するなど、何百人もの学生や教員に日本での就労経験機会を与えてきた‘日本アドベンチャープログラム’を設けたカレッジ。キャンパス内には、このプログラムの25周年記念事業として、創設に貢献した元琵琶湖汽船社長の故重松徳氏を記念して設置された日本庭園がある。築造には日本の造園会社が庭園の計画と技術指導を行い、2006年9月に完成した。

 琵琶湖を池で、比叡の山々を築山で表現したとのことだ。テニスコート半面ほどの広さだが、松、モミジ、サクラといった日本の四季を彩る樹木が配されている。大小の灯籠もあり、池には錦鯉が泳いでいる。 入園自由。

 意外なところにある日本との絆の象徴だ。

*庭園は州議事堂からほんの数百メートルだが探しにくいのが難点。

N Capitol Ave沿い(東側)、Shiawassee StreetとSaginaw Streetの間。
北隣の建物(520 N Capitol Ave, Lansing)横のサインと生垣が目印。

ウェブサイトwww.lcc.edu/ssh/humanities/Shigematsu

Potter Park Zoo ポッターパーク動物園

 ラクダ乗りやポニーライド(子馬乗り)が楽しめる手ごろなサイズの公営動物園。早足ですたすた回れば20分ほど。広大な動物園と違って各エリアが近く、動物が見やすい距離に居るので小さいお子さん連れにはもってこい。Farm Yard(ミニ牧場)や飼育員によるお話タイム(6月から9月のレイバーデーまで)など、動物を身近に感じられる設備やプログラムを工夫している他、敷地を利用して動物とは直接関係のないイベントも提供している。5月にはワインとビールのテイスティング、6月には子供対象の1マイルランが企画されている。また、駐車所の横には池があり、林も広がり、ピクニックやバーベキューを楽しむこともできる。

住所:1301 Pennsylvania Avenue Lansing, Michigan

 I-496のフリーウェイを#7の出口で降りてすぐという便利なロケーション。入場料は大人$10(市民は$4)、子供(3~16歳)$2。(別に駐車場料金$5)

ウェブサイトwww.potterparkzoo.org

 

ミシガンのスノー・スポーツ &スキー場情報

ミシガンのスノー・スポーツ &スキー場情報

 強力な冬将軍の到来は遅れているようだが、このまま大雪に見舞われないわけはない。雪に被われたら、冬のスポーツ、スキーやスノーボードを楽しもう!

 ミシガンのスキー場を訪れたことのない方に、行ってからがっかりしないように伝えておくと、ミシガンには山とえるほどの山が無いので、残念ながらダウンヒル(滑降用)スキー場は、規模も標高差も大したことはない。メトロデトロイト周辺のスキー場はスノーボード用のハーフパイクが充実しているところが多い。クロスカントリースキー用のコースは、メトロパークを始め、近場に結構多くあって手軽。挑戦してみては?

 ミシガンのスキーに関する情報は、 www.skimichigan.comwww.goskimichigan.comwww.miskireport.com などのサイトで情報を得ることが出来る。

 本紙では、デトロイト近郊と、北部(トラバーシティー方面)にあるポピュラーなスキー場について、リフトとコースの数・高さなどの情報と特色を一言紹介。北部のスキー場の多くは、宿泊施設もあるスキーリゾートになっている。

 ミシガンのUP(Upper Peninsula) には、より規模の大きなスキー場があるが、いずれも西寄りで、ウィスコンシン州に近い場所にある。そこまでドライブするくらいなら、東へ向かって、バーモント州、あるいはカナダのケベック州まで足を伸ばして、スケールの大きなスキー場へ行くことをお勧めしたい。

デトロイト近郊

*リフト数はRope Towなども含む。コースとリフト数、高さのデータはwww.skimichigan.comより

Alpine Valley Ski Area(White Lake:Walled Lake の北、約10マイル。)
近場だが、林間スキー気分。雪撒き機あり。コース数:25リフト数:9 高低差Ft:300
6775 East Highland Road, White Lake, MI 48383 Tel: (248) 887-4183 Web: www.skialpinevalley.com

Mt. Brighton(Brighton:Noviの西、約15マイル。I-96を降りて数分。)
女性の日、Four for $40等、曜日毎に平日割引あり。コース数:26 リフト数:6 高低差Ft:230
4141 Bauer Road, Brighton MI. 48116 Tel: (810) 229-9581 Web: www.mtbrighton.com

Mt. Holly(Holly:Auburn Hills の北西、約20マイル。I-75から見える。)
4人乗りハイスピードリフトがある。コース数:19 リフト数:7 高低差Ft:350
13536 Dixie Hwy., Holly, Michigan 48442 Tel: (248) 634-8269 Web: www.skimtholly.com

Pine Knob Ski Area(Clarkston:Auburn Hills の北西、10マイル強。I-75を降りて数分。)
省エネライトや新型リフト等の設備。コース数:17 リフト数:7 高低差Ft:300
778 Sashabaw Road, Clarkston, MI 48348 Tel: (248) 625-0800 Web: www.skipineknob.com

北部 スキーリゾート

Boyne Highlands(Harbor Springs:ミシガン湖畔Petoskey近く。デトロイトから4時間強。)
スパやプール等の設備、レッスンも整ったリゾート。コース数:46 リフト数:9 高低差Ft:552
600 Highland Drive, Harbor Springs, MI 49740 Tel: (231) 526-3000 Web: www.boyne.com

Boyne Mountain(Boyne Falls:I-75をGaylord で降り30分強。デトロイトから4時間ほど。)
Boyne Highlands同様、屋外温水プールあり。コース数:56 リフト数:11 高低差Ft:500
1 Boyne Mountain Road, Boyne Falls, MI 49713 Tel: (231) 549-6000 Web: www.boyne.com

Caberfae Peaks Ski(Cadillac:Cadillac(ミシガン北西部) の市街地から西へ30分ほど。)
自然と素朴さが人気のスキー場。コース数:34 リフト数:4 高低差Ft:485
1 Caberfae Lane, Cadillac, MI 49601 Tel: (231) 862-3000 Web: www.caberfaepeaks.com

Crystal Mountain(Thompsonville:Cadillacの市街地から北西1時間ほど。ミシガン湖寄り。)
クロスカントリースキー、スケート、そり等多種。コース数:45 リフト数:6 高低差Ft:375
12500 Crystal Mountain Drive, Thompsonville, MI 49683 Tel: (231) 378-2000 Web: www.crystalmountain.com

Shanty Creek Resort(Bellaire:I-75をGrayling で降りて45分ほど。ミシガン湖近く。)
離れた2つのエリアをシャトルで行き来が可。コース数:48 リフト数:6 高低差Ft:450
5780 Shanty Creek Road Bellaire, MI 49615 Tel: (800) 678-4111 Webwww.shantycreek.com 

Discover Michigan Skiing!

 1月は、ミシガン全域で‘Discover Michigan Skiing’という初心者(*1回目の人に限定。7歳から大人まで)対象のキャンペーン・パッケージが提供されている。初心者向けレッスンと道具一式のレンタル、ビギナーエリアのリフト(又はRope Tow)やトレイルパス、全て込みでスキーは$30、スノーボードは$40という割安価格!多くのスキー場で取り扱っている。レッスンのアレンジのために、事前の予約が必要。

Snow Sports!

 ミシガンにはスノーモービル用にデザインされたトレイルが総計6000マイル以上ある。また、犬ぞりや大きなチューブに乗って下るTubingという遊びなど、日本ではめったにできないアクティビティも経験できる。美しい自然と爽快感を味わいに、いざ雪の世界へ!ミシガン州の観光サイトwww.michigan.orgから、‘ Outdoors > Snowsports ’へ進むと、Cross Country Skiing、Dog Sleddingなど、個別のアクティビティの情報が検索できる。

ーーーもっと手軽に楽しめるソリ遊びができる公園の情報はこちらーーー

ミシガン州 冬だ!デトロイト近郊 “そり遊び”ができる公園 リスト

Traveling to Asheville, North Carolina豊かさに触れる旅~Asheville, NC(アッシュビル)

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<!--:en-->Traveling to Asheville, North Carolina<!--:--><!--:ja-->豊かさに触れる旅~Asheville, NC(アッシュビル)<!--:--> 4

 「ノースカロライナにあるお城を見に行きませんか?」と誘われ、「アメリカに城はないでしょ?」と思いつつインターネットで調べると、成程、確かに城か宮殿のごとき景観。別荘として建て、250室からの部屋があり、何種類もの庭園があるというから驚いた。個人の邸宅として全米最大という、この‘お城’のあるビルトモア・エステイト(Biltmore Estate)を訪れるため、ノースカロライナ州のアッシュビル(Asheville)に向かった。

Biltmore Estate

 アッシュビル(Asheville)はノースカロライナとテネシー州の境界近くの町で、国立公園グレート・スモーキー・マウンテンへの東側の拠点ともなっている。国際的にはあまり著名でないと思うが、古くからの避暑地として知られている。春は新緑と花、秋は紅葉と自然も素晴らしいが、富裕層の別荘だったのかと思われる瀟洒な家、凝った造りの公共施設などが点在し、見所が多い。

 観光の目玉といえるのが、ビルトモア・エステイトだ。鉄道で財を成した大富豪ジョージ・ヴァンダービルトが当初別荘として建てたお城のような豪邸‘ハウス’(上、中央の写真)を含む一帯‘エステイト’の見学。見渡す限りの土地が所有地という広大な敷地に、贅と趣を極めた邸宅と庭園のほかにワイナリー、農場もあり、これらも散策できる。

 邸宅は一部(といっても二桁の数の部屋)が公開されていて自由に見学できる。邸宅内は撮影禁止なので、写真を見せることができないのが残念。ホールやダイニングなどのインテリアは華美過ぎず重厚なものが多い。主寝室の豪華さや書斎の充実度に桁外れな‘富’を感じた。数ある他の寝室や居室は、それぞれの部屋の主の好みが反映されているのだろう、様々な傾向のものがあって面白い。室内ボーリング場やジムの旧式設備も残してある。地階にある使用人たちの生活空間や大きな洗濯室、キッチンなども現存されている。今にもその辺から白いエプロン姿のメイドさんが現われそうで、タイムスリップした感覚に陥った。一室にはこのエステイトを築いた折の写真が展示されていて、今のような重機が無い時代の技術で、いかに大事業であったかが分かり興味深かった。

 邸宅横のギフトショップやカフェが連なっている建物は、かつてはキャリッジ(馬車止め)だった場所を上手く使っていてユニーク。邸の逆側には整備された庭園や温室、そして‘ハイキングコース’か‘植物園‘と呼んでも過言ではない自然を残した遊歩道が続いている。

 ワイナリーは、エステイト内でありながら邸宅から車で数分(!)。テイスティングのコーナーでオリジナルのワインのリストから無料で数種類味わうことができる。ワイナリーの横に点々と続くレストランやギフトショップは歴史建造物ではないが、美しい村のように整えてあり、豪勢な館を見学した後での良い寛ぎ場所になっている。

 ちなみにエステートの外には、数年掛がりの建設に従事した技術者や工夫たちが移り住んだ村が生まれ、ヨーロッパの小さな村の趣きを残すこの地区は、現在、レストランやショップが多く、一つの見所になっている。

The Grove Park Inn Resort

 アッシュビルで、もう一箇所、「ぜひ行くように」と勧められたのがこのリゾートホテル。1913年に「世界最高のリゾートホテル」を目指してオープンした南部で最も由緒あるホテルのひとつ。自然石をふんだんに使った贅沢な造りで、国の史跡として登録されている。トーマス・エジソンやヘンリーフォード、大統領をはじめ著名人が訪れたという話。

 史跡といっても現在も宿泊ができる。高台の上という立地条件で、テラスから見る眺望は抜群。泊まらずにレストランだけ利用することも可能。夕焼けや薄暮の景色を眺めながらの食事は最高に贅沢な気分を味わえる。豪華でありながら、リゾートなのでテラス式のレストランなどはカジュアルな装いでもOK。サーバーの人も気さくなのが嬉しかった。一見の価値あり。

近郊の散策

 かつての贅沢さの名残がそこここに見られるアッシュビルだが、レンガ造りの倉庫や旧いビルなどをスタジオやギャラリーに使っている‘アート地区’は全く別の雰囲気を漂わせている。アンティック屋や空き地横のビアガーデンなども点在している。

 アッシュビルは都会的な洗練さ、ヨーロッパの田舎風な可愛らしさ、息を抜ける素朴さ、などなど、いろいろな面が楽しめる不思議なところだ。

 アッシュビルへはデトロイト周辺から車だと600マイル強、11時間。空路だとデトロイトから直行の便もあり2時間弱。ケンタッキーの山並みを楽しみながらのドライブ、そして、国立公園の中で最も訪れる人が多いグレート・スモーキーマウンテンに立ち寄るなど、車の旅もメリットが多い。近くには、アメリカで最もよく整備され、景色が美しい観光道路といわれるブルー・リッジ・パークウェイ(Blue Ridge Parkway) も通っている。

 2泊の短い日程だったが、富の豊かさを垣間見て、自然の豊かさにも触れ、リッチな気分になれた旅だった。

 「ノースカロライナにあるお城を見に行きませんか?」と誘われ、「アメリカに城はないでしょ?」と思いつつインターネットで調べると、成程、確かに城か宮殿のごとき景観。別荘として建て、250室からの部屋があり、何種類もの庭園があるというから驚いた。個人の邸宅として全米最大という、この‘お城’のあるビルトモア・エステイト(Biltmore Estate)を訪れるため、ノースカロライナ州のアッシュビル(Asheville)に向かった。

Biltmore Estate

 アッシュビル(Asheville)はノースカロライナとテネシー州の境界近くの町で、国立公園グレート・スモーキー・マウンテンへの東側の拠点ともなっている。国際的にはあまり著名でないと思うが、古くからの避暑地として知られている。春は新緑と花、秋は紅葉と自然も素晴らしいが、富裕層の別荘だったのかと思われる瀟洒な家、凝った造りの公共施設などが点在し、見所が多い。

 観光の目玉といえるのが、ビルトモア・エステイトだ。鉄道で財を成した大富豪ジョージ・ヴァンダービルトが当初別荘として建てたお城のような豪邸‘ハウス’(上、中央の写真)を含む一帯‘エステイト’の見学。見渡す限りの土地が所有地という広大な敷地に、贅と趣を極めた邸宅と庭園のほかにワイナリー、農場もあり、これらも散策できる。

 邸宅は一部(といっても二桁の数の部屋)が公開されていて自由に見学できる。邸宅内は撮影禁止なので、写真を見せることができないのが残念。ホールやダイニングなどのインテリアは華美過ぎず重厚なものが多い。主寝室の豪華さや書斎の充実度に桁外れな‘富’を感じた。数ある他の寝室や居室は、それぞれの部屋の主の好みが反映されているのだろう、様々な傾向のものがあって面白い。室内ボーリング場やジムの旧式設備も残してある。地階にある使用人たちの生活空間や大きな洗濯室、キッチンなども現存されている。今にもその辺から白いエプロン姿のメイドさんが現われそうで、タイムスリップした感覚に陥った。一室にはこのエステイトを築いた折の写真が展示されていて、今のような重機が無い時代の技術で、いかに大事業であったかが分かり興味深かった。

 邸宅横のギフトショップやカフェが連なっている建物は、かつてはキャリッジ(馬車止め)だった場所を上手く使っていてユニーク。邸の逆側には整備された庭園や温室、そして‘ハイキングコース’か‘植物園‘と呼んでも過言ではない自然を残した遊歩道が続いている。

 ワイナリーは、エステイト内でありながら邸宅から車で数分(!)。テイスティングのコーナーでオリジナルのワインのリストから無料で数種類味わうことができる。ワイナリーの横に点々と続くレストランやギフトショップは歴史建造物ではないが、美しい村のように整えてあり、豪勢な館を見学した後での良い寛ぎ場所になっている。

 ちなみにエステートの外には、数年掛がりの建設に従事した技術者や工夫たちが移り住んだ村が生まれ、ヨーロッパの小さな村の趣きを残すこの地区は、現在、レストランやショップが多く、一つの見所になっている。

The Grove Park Inn Resort

 アッシュビルで、もう一箇所、「ぜひ行くように」と勧められたのがこのリゾートホテル。1913年に「世界最高のリゾートホテル」を目指してオープンした南部で最も由緒あるホテルのひとつ。自然石をふんだんに使った贅沢な造りで、国の史跡として登録されている。トーマス・エジソンやヘンリーフォード、大統領をはじめ著名人が訪れたという話。

 史跡といっても現在も宿泊ができる。高台の上という立地条件で、テラスから見る眺望は抜群。泊まらずにレストランだけ利用することも可能。夕焼けや薄暮の景色を眺めながらの食事は最高に贅沢な気分を味わえる。豪華でありながら、リゾートなのでテラス式のレストランなどはカジュアルな装いでもOK。サーバーの人も気さくなのが嬉しかった。一見の価値あり。

近郊の散策

 かつての贅沢さの名残がそこここに見られるアッシュビルだが、レンガ造りの倉庫や旧いビルなどをスタジオやギャラリーに使っている‘アート地区’は全く別の雰囲気を漂わせている。アンティック屋や空き地横のビアガーデンなども点在している。

 アッシュビルは都会的な洗練さ、ヨーロッパの田舎風な可愛らしさ、息を抜ける素朴さ、などなど、いろいろな面が楽しめる不思議なところだ。

 アッシュビルへはデトロイト周辺から車だと600マイル強、11時間。空路だとデトロイトから直行の便もあり2時間弱。ケンタッキーの山並みを楽しみながらのドライブ、そして、国立公園の中で最も訪れる人が多いグレート・スモーキーマウンテンに立ち寄るなど、車の旅もメリットが多い。近くには、アメリカで最もよく整備され、景色が美しい観光道路といわれるブルー・リッジ・パークウェイ(Blue Ridge Parkway) も通っている。

 2泊の短い日程だったが、富の豊かさを垣間見て、自然の豊かさにも触れ、リッチな気分になれた旅だった。