Thursday, June 20, 2024

Umacamon Japanese Kitchen – Chicago, IL

Umacamon Japanese Kitchen - Chicago, IL 1

DSC_6084Umacamon Japanese Kitchen うまかもん~シカゴ

ミシガン拠点の弊紙がシカゴのレストランをレボートするのは初めて。夏に開店したばかりの日本食レストラン『うまかもん』を取り上げた理由は、ミシガンやオハイオから日本食材や日本書籍、日本酒を買い出しに行くMitsuwa(ミツワマーケットプレイス)から1.5マイル程と近く、そして、昼は洋食屋、その後はスイーツを出すカフェとなり、夜は居酒屋と様変わりする、言わば3倍楽しめるお店であるため。

DSC_6091夜の居酒屋メニューが特にユニークで、『うまかもん』の名から察せられるように、九州にまつわるものが数多い。豚骨ラーメンやもつ鍋など、本場スタイルが味わえる他、オーナー自らが九州の酒造を訪れ吟味して取り寄せているレアな焼酎や日本酒も揃っている。もちろん九州産ばかりではない。ワイン、発泡酒、ビールの品揃えも相当なもので、日本でも品切れになったほど人気の高いコエドビール(埼玉県)の「紅赤」も置いている。

IMG_2638オーナーの一人であるホンマ氏はミシガンに在住していた時期もあり、ミシガンからの来店に大喜びして歓迎の意を表してくださった。「お客さんに喜んで頂けるように、試行錯誤を重ねている」という。日本食レストランと謳う店は多いものの日本人オーナーのお店は少ない現状を憂いて、仲間と共に、「日本人経営、日本人シェフによる、日本人の繊細さを忘れない料理を提供するお店」としてオープンしたそうである。

店の売りは、厳選した食材。中でも一押しは夜に提供している焼き鳥などの串焼き物で、本格炭焼きと焼き加減にこだわった品々である。

DSC_6103ランチタイムには、カレー、オムライス、ハンバーグ、エビフライなど、洋食の王道メニューを提供している。オムライスが$7.99というお手軽な値段設定も嬉しい。オーナーがとりわけ薦めるのは、じっくり煮込んだ自信のカレーとシチューで、カレーはプレーンカレーに、ビーフ、シーフード、トンカツなど好きなトッピングをいくつでもオーダーできるアレンジ自由なスタイル。

カフェタイムには、ミニタルトやマカロン、ムースの他、ランチタイムにも出している巻き寿司や寿司丼も注文できる。

開店当初は、あまりの人気ぶりに対応が大変なほどの状態になったとのこと。

shochu今(2015年11月)では多くのファンが定着し、こだわりの食材とメニューを届けている。シカゴへ行く折には是非ご来店を!

うまかもん

ウェブサイト:
www.umacamon.com

住所1673 Algonquin Rd
Rolling Meadows, IL 60008
電話  224-318-2489

開店日時

*月曜日はランチのみ

ランチ     毎日: 11:30-2:30pm
カフェタイム 火-日: 2:30pm-5:00pm
ディナー 火-日: 6:00pm-12:00am

フロリダのガーデン

フロリダのガーデン 1

同じ北米とはいえミシガンとは気候の異なるフロリダに行って、テーマパークや遊園地で過ごすだけではもったい! 昨年6月号では、マイアミ西方の湿地帯のサファリ“Billie  Swamp Safari”をフロリダ在住経験者の方が紹介してくれたが、今回は穏やかに南の自然を楽しむことができる施設を2カ所紹介したい。

DSC_5957Leu Gardens (Orland, Florida) 

オーランドのダウンタウンから車で10分強のところに、多種多彩な植物を鑑賞できるLeu Gardens (正式名称Harry P Leu Gardens) がある。Universal Orland付近から30分弱、
Disney Worldからは40分程。テーマパークの喧騒とは打って変わったのどかな庭園は小さな湖に面し、50エーカーの敷地はのんびりと散策するのに適している。疲れない広さで、オアシスのような存在である。

1497619-406032996194020-1862219346-n_54_990x660_201406012227モダンなウェルカムセンターを通って庭に進むと、Tropical Stream Gardenと名付けられた、小川を取り巻く木々がいかにもフロリダらしい南国ムードのある一画で、バナナや椰子の木を始め、トロピカルな木や草花の宝庫。全域がこの雰囲気かと思いきや、整然とした美しいローズガーデン、サボテン、バンブー(竹)のコレクションの一画もある。

このように多種多様な植物を有しているのは、かつての所有者ハリーP.ルー氏夫妻が、事業で成功した私財を投じて世界を巡り、‘植物のオアシス’を造りあげるために、種や苗を持ち帰った御蔭なのだそうだ。

DSC_5954そして、この庭園と邸宅は、.ルー氏によって1961年にオーランド市に寄贈され、多くのポランティアの協力によって維持されている。野菜の花壇やハーブ園など、小さいながらも大層手がかかるであろうと窺えるスペースもあり、Idia Gardensに至ってはパティオ風、ワイルドフラワー(野草)ガーデン、バードガーデン、シェイド・ガーデン、などなど、趣向を凝らしたミニガーデンもあり、多くの人が日々丹念に手入れをしていることが分かる。花壇のレイアウトの参考になりそう。庭いじりの好きな人にはたまらない場所といえる。

DSC_6021珍しい草花も多い。右の写真は、生け花でも重用されるBird of paradise。和名ゴクラクチョウカ(極楽鳥花)の名の通り、極楽鳥のくちばしや冠を連想させる不思議な形が人気の花。

中ほどに佇む邸宅は国の歴史的施設にも登録されており、博物館(Leu House Museum)として公開されている。見学はガイドツアー(30分程) のみ、予約が必要になる(無料:入場料に含まれている)。館内の家具や調度品、食器、そして展示されている服飾品などは、かつての住人のものではなく、各々の部屋に合ったアンティックを地元の人々が提供したということ。

庭園は、さっと回りきるだけであれば1時間でも可能な広さ。「あなたの興味次第で、1時間から数時間」とパンフレットに記載されている。湖畔で大木も多いので、暑い時期でも比較的過ごしやすい。

DSC_6020Harry P Leu Gardens 

住所 1920 N Forest Ave, Orlando, FL 32803

開園時間 9 a.m. – 5 p.m.(クリスマス以外、毎日)

入園料 大人:$10 子供(K-12才):$3 4才以下:無料

邸宅The Leu House Museum のツアーは10時から

30分おき、3:30が最終。7月は閉館。

季節ごとの開花の種類やイベントなどの詳細はホームページで。フロリダ州内の他のガーデンの案内も載っている。  www.leugardens.org

☆邸宅ツアーで一緒だった地元の女性いわく、「自然を観て、フロリダの良さを知ってもらえたら嬉しいわ」


Butterfly World - butterflyButterfly World (Coconut Creek, Florida ) 

マイアミから車で北に1時間弱、オーランドからは3時間程のところにある、蝶のパーク。

植物園や動物園に付随したバタフライ・ガーデンはさほど珍しくないが、このButterfly Worldはその名に相応しい広さと規模があり、全米1の施設と言われている。80種類を超すおびだたしい数の蝶が羽ばたく広大な温室の他、ハミングバードやインコの飼鳥園、’BugZoo’と名付けられた虫の飼育室、そして、貴重な蝶の標本展示エリアもある。

研究施設としての機能も持ち、その様子を垣間見ることもできる。

Butterfly World - field trips

Butterfly World - Tropical Rain Forest including waterfall熱帯雨林を再現した温室内は、草花や木々が植物園並みに充実。野外には小ぶりな湖があるほどの広大さで、吊り橋もあり、ちょっとした冒険気分に。さらに、ローズガーデン、ガーデンセンターでは色も形も様々な花たちが目を楽しませてくれる。

これら全てが、イリノイ州育ちの男性ひとりの

‘蝶への情熱’からスタートしたというから驚く。

「パラダイスのよう」と例え、称賛する訪問者、リピーターも多い。足を伸ばす価値あり!

エバーグレイズ野生動物保護区に近いので、合わせて自然を満喫するのも一案。

Butterfly World - Lorikeets in fountainButterfly World  

【住所】 3600 W. Sample Road,  Coconut Creek, FL 33073

開園時間 月~土9am-5pm; 日曜11am-5pm

*イースター、サンクスギビング、クリスマスを除き、   毎日オープン。

入場料:大人$26.95 子ども (3-11才) $21.95

【ホームページ】butterflyworld.com

デトロイト動物園のイルミネーション Wild Lights

デトロイト動物園のイルミネーション Wild Lights 4

IMG_4046 デトロイト動物園のホリデーシーズン特別イベント。500万以上のLEDライトが、木々や建物、そしてワイヤーで作られた100以上の動物や蝶が電光で輝く。数メートルあろうかというレインディアも!

白を基調にしたエリア、虹や蝶でカラフルなエリア、そして音楽に合わせて絵柄や形が動く飾りが並ぶエリアもある。

IMG_4092日本の徹底的なイルミネーションに比べてしまうと、豪華とは言い難いが、イルミネーションを見ながら、自然豊かな夜の動物園を散策する楽しさがある。

但し、動物園全域ではなく、入り口から途中(ポーラーベア・エリアの手前)までで、奥の方は閉鎖している。動物は、室内のものも全く見学できない。

このイベント、ライトアップだけではない。Wild Lights イベント中、Wild Adventure Zoneビルティング内で、クリスマス物の人気映画「ポーラー・エクスプレス」を元にした“The Polar Express 4-D Experience” (14分)を上映。シミュレーションライド Ice Age:Dawn of the Dinosaurs-the Rideのミニ・アトラクションもある。(どちらも追加料金)

IMG_40792階では、“Wildlife Photographer of the Year”という、 The Natural History Museum主催の、自然をテーマにした写真コンテストの2015年の受賞100作品を展示している。世界中42,445の応募から選ばれた秀作は一見の価値あり。これは2016年6月1日まで展示。

更に今年は、Polar Plungeという、 高さ22フィート、長さ150フィートの滑り台をチューブに乗って滑降するアトラクションも初登場。シンプルながら絶叫が起きるほどのスリル。

(1回 $3、乗り放題$12 *年齢や身長の制限がある。)

特設テント内ではサンタクロースとの写真撮影(有料)やクラフト遊びなどを提供。

ところどころに焚火があり、キャンプの定番“スモア”というマシュマロローストを楽しむこともでき、ココアやクッキーなどの売店もあり、ホリデー気分を味わえるイベントである。

出入り口の横の売店には、動物にまつわるグッズや本が並び、オリジナルのポーラーベアのぬいぐるみを始め、他では見かけない飾り物、クリスマスオーナメントも扱っている。

IMG_4072Wild Lightsは5:30 から 9 p.m.

11月中旬から12月末の週末とホリデーのみ(12/25を除く)の開催。

12月の開催日: 12/ 4-6, 11-13, 18-23, 26-31

入場料は、前売り$9 •当日 $11 2才以下は無料  (駐車料金別)

オンラインでの前売りチケットが売り切れていても、当日、ゲートでの購入が可能。但し長い列を覚悟する必要がある。前売り券を持っていても、開園から1時間程はパーキングにも入園にも時間がかかる。動物園側も、遅い来場を勧めている。

Detroit Zoological Society | 8450 W. 10 Mile Rd, Royal Oak, MI 4806

http://detroitzoo.org/

Dragonmead Microbrewery – Warren, MI

Dragonmead Microbrewery - Warren, MI 1

DSCN0220  「50年後に残るビジネスを」と、共同オーナー3人が考えた結果出した答えは「Brewery」だった。人々の好みはそれぞれに違うから、少ない生産量でバラエティーに富んだビールを提供する。それがDragonmead Microbreweryのポリシーだ。

American style 16種、Belgian 8種、Cask condition 1種、English style 11種、German style 5種、Russian 1種、Scottish 3種と、驚異的な数がメニューに載っている。しかも全て同じ敷地内で製造しているから、さらに驚く。

DSCN0259 オーナーのLarry氏に醸造システムのツアーを案内してもらったが、もっと驚いたことは、ビールの原材料はそれぞれのビールのスタイルにあわせてそれぞれの国のものを使っていること。山積された袋は、Fleming語、ドイツ語などさまざまな言語が印刷されていた。オープンは1997年だが、その当時からビールのワールドカップや世界的な大会で数々のメダルを獲得しているのも「ワールドクラスのビールを作っているから」と話していた。その言葉からは自慢と言うよりも、「50年後」を賭けた自信と成功への深い準備がうかがえる。

DSCN0256Larry氏は自動車業界で化学系エンジニアだった。麦芽を糖に変えるマッシュ・タンは「いまでも開業当時のものを使っている」と言う。「イギリスの製法はここで水を加え酵素を分解させる、ベルギー式は砂糖を加える。」とそれぞれの温度と糖分の違いを話しながら、「ここのシステムで毎日5種類のビールをコンスタントに造り、“カイゼン・システム”を活用しているのさ」とビール製造の工程を化学的で、しかもユーモアも交えて語ってくれた。ほかの二人のオーナーは同じく自動車業界でコンピューターサイエンス、メタル・モデルデザインを行っていたというから、まさに分野の違う3人の知恵と考えがこのbreweryの経営にうまくかみ合っているといえよう。

もちろん、「世界クラス」のビールをbreweryで楽しむのもいいが、多くの小売店で6種類のボトル入りを手に入れ自宅で楽しむこともできる。

DSCN0222Final Absolution (Abv. 10%) はベルギースタイル。重量感たっぷり。

Sin Eater (Abv.11%)もベルギースタイル。ビールの流通業者からのリクエストで作られたビール。ブリューワリーにはなく、ボトルで販売。14世紀にヨーロッパでペスト(黒死病)が大流行し聖職者も犠牲になり、罪あるものが赦免を受けずに病死した、という歴史的エピソードにちなんだ名前。

ブリューワリーで飲むなら、Jason’s IPA(Abv. 8%) がグレープフルーツの味でスムーズ。

1パイント$5.75-、ハーフパイント(約240 ml.$3.50-)でも注文できるのもうれしい。

Warren市にDragonmeadはある。ミシガンビール愛好家の中でも評判は高く、広く知れ渡っている。本格的なものを楽しみたいなら、ぜひ訪れたいブリューワリーだ。

Dragonmead Microbrewery

【住所】14600 E. 11 Mile Rd, Warren, Michigan 48089
(I-696 のEX26-Groesbeckからすぐ)。

【電話番号】586-776-9428

【ウェブサイト】www.dragonmead.com

文&写真 by ヤマトノオロチ

SEA LIFE Michigan Aquarium – Auburn Hills, MI

DSC_48021年の半分近くが寒いミシガンで、貴重なお出かけ場所

Great Lakes Crossing Outletsモールの中にある室内水族館。規模はさほど大きくはないのだが、大きいものではサメやエイ、小さいものはタツノオトシゴやクラゲなど、5,000以上という展示数はかなりのもの。迷路のような順路で、同じ水槽を横からも逆側からも鑑賞したり、魚眼レンズ式のガラスを通して見たり・・・と、見ごたえもなかなか。

DSC_4811DSC_4842館内はいくつものテーマ別のコーナーに分かれていて、波止場をイメージした背景や水槽内のデコレーションを施したコーナーや、カラフルな造り物の岩場もあって、(本物の自然の再現とは逆を行っているようだが)ちょっとしたミニテーマパークの感。短いながらも頭上180度のトンネル水槽もある。

学習的な側面を充実させていて、Hands on:触れるもの、クイズパネルなど、遊び感覚で学べる類の設備が多い。

Interactive Touchpoolという浅い水槽では、子どもも手を入れて中にいるヒトデやエビに直に触れることができる。

DSC_4841カメのコーナーがかなりの充実度。

世界各地の様々なカメの種類や生態についてパネルなどで展示している他、絶滅が危惧されているカメを救うための活動についても紹介している。

カメは空気呼吸をするために海面に浮上し、そのためにボートに当てられる事故が発生するそうで、当館には、フロリダでボート事故に遭い、自力で生きられなくなった海ガメがいて、人気者になっている。保護と同時に、レスキューや保護活動の支援への理解や協力に活かしている。

各コーナーや水槽でのスタッフによるお話や餌やりのタイムスケジュールをチェックしておくと、より楽しめる。1時間おきに何かしらの企画が行われている。

DSC_4838【所在地】4316 Baldwin Road, Auburn Hills Michigan, 48326
(Great Lakes Crossing Outlets内)

【営業時間】
月―土 10am-8pm
日   10am–5pm

【ウェブサイト】www.visitsealife.com/michigan

【入館料】(オンライン購入は10%引き)大人$23.50、小人(3-12才)$18.50、3才以下無料(オンライン購入は10%引き)

*サイズの割に高い気がするが、設備と維持費を考えると当然とも言える。

バックステージツアー(別料金)、誕生日会開催なども提供している。DSC_4847

 

Three Ceders Farm – Northville Township, Michigan

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Three Ceders Farm - Northville Township, Michigan 1

DSC_5827多くの日本人が住んでいる Ann Arbor とNoviの間に、カントリームードに溢れる農場がある。ゲートで案山子たちが手を上げてお出迎え。納屋やGeneral Store(何でも屋)の周りの飾りがカントリー調に凝っている。ヤギやニワトリがいる小屋がストアーや学校の形をしていて動物村のようでユニーク。

DSC_5850納屋の中に滑り台があったり、さらに、ジョンディア(John Deere)のレーストラック型をした三輪車乗りコーナーもあって、子どもが楽しめるだけでなく、絵になる写真を撮れそうなスポットが多いのが嬉しい。

DSC_5843General Storeはギフトショップになっている。昔風なキャンディーやスパイス、飾り物などを扱っている。ディスプレイに古いオーブンなどを利用していて、タイムスリップした雰囲気が漂う。9月・10月にはハロウィーンテーマの飾りが所狭しと並ぶ。なかなかの品揃えとセンス良いディスプレイで、ちょっとしたギャラリーの域。

DSC_5844秋には自家製のアップルサイダーとドーナツを販売しているほか、7エーカーのコーンメイズ(トウモロコシ畑の迷路:$5)、ヘイライド($5)、bonfireと呼ばれる篝(かがり)火など、さまざまなアクティビティを提供している。納屋やbonfire site(篝火スペース)の貸し切り利用も可能。

子供からティーン、大人までエンジョイできるファームで、入場は無料。

DSC_5853【住所】7897 Six Mile Rd, Northville Township, MI 48168

【ウェウサイト】http://www.threecedarsfarm.org/

Redford Theatre – Detroit, Michigan

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Redford Theatre - Detroit, Michigan 2

IMG_3043 Redford Theatre 1Redford Theatre は1928年1月の創業以来一度も閉鎖されることなく経営されてきた由緒ある劇場で、非営利組織 Motor City Theatre Organ Societyの所有・経営と、スタッフ全員のボランティア活動により存続する、フルサイズステージに1600席以上の映画館及びイベントホールである。日米関係に暗い影を落とした第二次世界大戦中にはシアターの内装が敵国のデザインとみなされ排斥され、その全てがレノリアムパネルや塗料で覆われ完全に日本色が消された中でも経営が続けられたが、終戦後ボランティアがこつこつと実に40年以上の歳月を費やしオリジナルのデザインを復元、修復し修繕を重ねてきた。白黒シネマ時代に映画上映の際の伴奏と効果音を担当した希少なシアターオルガンと共に、劇場には長い歳月にわたる多くの人々の弛みない努力の足跡が垣間見られる。

Redford Theatre

【住所】17360 Lahser Rd., Detroit, MI 48219

【ウェブサイト】http://www.redfordtheatre.com/

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ASCENSION Brewing Company – Novi, Michigan

ASCENSION Brewing Company - Novi, Michigan 1

100_1863オープニングのハプニング

NoviにできたAscension Brewing Companyは今年7月のオープンで1週間でビールが売り切れ一時休業した“伝説”を作った。BrewチームのJoeyは「ビールを楽しんでもらえる、誰からも愛される場所を作りたい」と言う。

ミシガン州のブリューワリー産業の成長にもかかわらず、人口約57,000人のNovi市には10年ほど前にLocal Color Breweryが閉店してからは次に続く店がなかった。Ascension B.C.はクラフトビールのファンにとっては待望の店。本紙では以前、近隣のブリューワリー(サウスライオンのWitch’s Hat, ファーミントンのFarmington B.C., ノースビルのNorth Center B.C.)を紹介した。それらとの違いは何、とJoeyに単刀直入に聞いてみた。

DSCN0011「ビールのバラエティーとキッチンの充実」

「3人のチーフシェフがいて、ヘルシーな料理。ほかのところ(上記)にはキッチンがなくお客さんの料理の持ち込みはOKだけれど、うちは新鮮な料理で立ち寄って楽しんでもらいやすいプライス。もちろん他とは友好な関係を作っているよ」。メニューはアペタイザー、サラダ、スープ、ピザ、サンドイッチと店の奥行き以上にディッシュが充実。キッズ向けのメニューもある。

気になるビールのラインナップだが、「今日は16種類が出ている」バラエティーの豊かさ。ミシガン産のモルツとホップだけを使ったH.O.M.E.S.(IPA, ABV. 7%)はスムーズ。おもしろいところでは、ココナッツとアーモンドの風味を生かしたPorterの15 Mile Porter (ABV. 4.8%)は濃厚で楽しめる。

DSCN0017ユニークな“Crowler”

通常、クラフトビールは、お店でタップから注がれるのを楽しむ、缶入りをブリューワリーやスーパーで購入する、または各ブリューワリーでGrowler(0.5ガロン入りの各店のロゴの入ったビン。リフィルが可能。)入りを買う、が主流。Ascensionでは“Crowler”(1クオート、約946ml.)が購入できる。目の前でタップからビールを特製のアルミ缶に入れ専用の機械で密封する。「大手のビール会社のカンは大量生産システム。Growlerに入れられたビールは72時間が命といわれるけど、Crowlerでは光は遮断され3週間は保存できる」という。もともとはコロラド州のOskar Bluesが始めたという。家呑みしたい人、レクレーションの場で楽しみたい人にはカンのデポジットはないので試してみてはいかが(価格は各ビールの2倍)。

DSCN0013すこし愚問かもしれないけれど、Noviという場所柄日系コミュニティーへのアピールする点を聞いてみた。「日本人はクラフトビール好き。10月に出すBlond Aleには柚を使っているよ」。甘みのあるシトラスの味わい、を炭酸注入前のまさに醸造したままをサンプルさせていただいた(Abv 5-6%)。Ninjya BBQサンドイッチでキムチの味を生かしたのもさりげないアピールかも。

カントリーな外観。

10月10日(土)には駐車場に特設テントを張り、秋のイベントを行う。Pig Roast、スペシャルのビールのリリース、ゲームなどを予定。

Ascension B.C.はMarket Placeからすぐ。

【住所】42000 Grand River Ave., Novi, MI 48375

【ウェブサイト】http://ascension.beer/

フレデリックマイヤーガーデンズ&彫刻公園 ー 日本庭園で茶の湯 ー

『 Back-to-School … for Parents! 』学校生活についてのセミナー 1

IMG_3778ギャラリーで日本の陶芸の特別展

グランドラピッズ市にあるフレデリックマイヤーガーデンズ&彫刻公園(以下マイヤーガーデンズと略称)に、今年6月開園した日本庭園 『The Richard & Helen DeVos Japanese Garden』については、弊紙7月号で紹介したが、去る9月20日、その庭園内の茶室『晧月庵』にて茶の湯の実演が催された。この実演はマイヤーガーデンズ会員を対象にした特別企画で、日本庭園の着工以前より強い繋がりを保ってきた在デトロイト総領事館の手配により、JSDウィメンズグラブの茶道熟練者が点前を披露し、総領事館の文化担当職員が解説を務めて行われた。

DSC_5737 茶室『晧月庵』は日本庭園の池に臨み、広い窓からの見事な景色に恵まれた立地に凛と佇んでいる。天井の“網代張り”という編みや、木肌を残した柱などが古来から日本人が愛してきた自然美を伝えている。内装外装ともに日本の職人が造り上げた本格的なもので、千利休の作として伝えられる国宝『待庵』と同じ二畳台目小間という造り。素人からすると、小ぶり=大したことがないと判断しがちであるが、四畳半の間取りやさらに大きな広間より格が高く、茶人にとって理想とする究極の茶室であるとのこと。

IMG_3765 前述の造りに関する知識を教授くださった香羅師範は「このように立派な茶室が造られ、また、お点前で、優れた作品(茶碗)に手で触り美を感じることができ、すばらしいことです。」と話す。この日、実演の点前に使われただけでなく、参加者に振る舞う際にも使われた10数個の茶碗はマイヤーズガーデンズ所有のもので、ミシガン州と姉妹県州を結んでいる滋賀県を代表する信楽焼きの銘品が揃っており、“美術館に展示されるレベルのもの”との話。

DSC_5785 実演では、茶の湯は単なるティーパーティーではなく、人生を通して自らを極める‘道’であること、この1回の茶会のために客人や季節に相応しいテーマを決め、茶碗などの道具や掛け軸、花、菓子を厳選しており、それらに関する知識も茶人には必要であることなど、形式や動きの解説に留まらない説明が届けられた。「既に洗ってある茶碗や茶器を布(袱紗)で拭くのは、細心の扱いをしていると示すため」「亭主は茶碗の最も美しい正面を客に向け、客は正面に口をつけない」など、一つ一つの所作に配慮があることも伝えられた。

IMG_3766 参加者は「大変興味深かった」「香りが良い」「動作が優雅で美しい」「心が落ち着く時間をもつ良さを感じた」など感想を寄せた。

残念ながら、この茶室、通常は外観を見ることしかできず、内部見学の機会は(現時点では)月1回のペースで設定している“Inside the Japanese Teahouse”イベント日に限られる(2015年秋現在)。冬場は閉鎖するため、年内は10月25日(1時から5時)を残すのみ。追加料金はかからず、予約不要の先着順とのこと。

IMG_3764マイヤーガーデンズ Frederik Meijer Gardens & Sculpture Park

年間に55万人が訪れるというミシガン州屈指の観光施設でもあるマイヤーガーデンズは132エーカーというイメージし難いほどの広さと規模を誇る。広大な敷地内には、イングリッシュガーデン、チルドレンガーデン、樹林地、そして熱帯植物の温室もある。最もユニークなのは、彫刻公園エリアを中心に著名なアーティストによる彫刻が点在していること。

8.5エーカー(約1万坪)を占める日本庭園にも10以上の彫刻が、景観に融合して、あるいは日本庭園に独特のインパクトを与えて鎮座している。同園では、ガーデニングや植物、芸術に関する講演やワークショップ、野外ステージを利用したイベントなど、多彩な催しを提供している。

IMG_3771 メインビルティングにはギャラリーがあり、作品を入れ替えて展示をしている。  現在(9月中旬から2016年1月3日まで)『Japanese Ceramics Now-Tradition and Innovation:日本陶芸の今-伝統と革新』と題する特別展が『滋賀県立陶芸の森』との共同企画により開催されている。日本人による285点の応募から、日米の審査員が選考した25点を展示。これらの作品はGrand Rapids市の恒例イベントとなったアートコンテスト‟ArtPrize”のエントリーもしており、『日本陶芸の今』展(公募コンテスト)とは違った評価がでることが期待される。

茶の湯実演の日、『日本陶芸の今』展のオープニング式典に合わせて渡米中の作家、久保田厚子氏に遭遇し、話を伺う機会を得た。陶芸家であり岡山県立大学教授である久保田氏は、最も活動的な陶芸家の一人。今回の出展作品は『幾何学文様の青白磁大皿:Pale-blue Glazed Geometric Patterned Platter』で、その文様はは正方形を二つ回転させて重ねたパターンが連続する構造。青白磁は、白い石を原料とした磁器土から作られ、素焼した器に、焼くと青味のでる鉄分をふくんだ釉薬をかけて焼いた作品のことだが、絵柄のように見えるブルーの濃淡は、彩色ではなく凹凸によるもので、削りの深い部分に釉薬(液)がより多く溜まるために濃くなるのだそうだ。考えだしたデザインを紙にデッサンすることは容易だが、青白磁に燃成するのは非常に困難だという。デザイン発想に関して、「日本の学生は自分のアイデアやデザインを開発することが困難。そういう教育を受けてきていない」「観察が創造力の重要なステップ」と話す。

KUBOTA_140718_C-S 久保田教授は渡米中に、西ミシガン大学(Kalamazoo)そしてミシガン大学(Ann Arbor)日本研究センター主催のアートセミナーで講師を務め、「あるがままにものを見る」「創造力の扉を開ける」ことについて教示した。デザインを創造するための指南であるが、そっくり描くことによって右脳が刺激されるそうで、絵画に限らずクリエイティブな発想に繋がるとのこと。試す価値がありそうである。

North Center Brewing Company – Northville, MINorth Center Brewing Company – Northville, MI

<!--:en-->North Center Brewing Company - Northville, MI<!--:--><!--:ja-->North Center Brewing Company - Northville, MI<!--:--> 3

「ホームブリューワリーをしている人の99.9%は自分の店を持ちたいだろうね」。そう言って3年越しの夢をかなえた3人のグループがいる。North Center BC.は今年の4月にオープンしたばかり。Noviの閑静なサブデビジョンが続くTaft Rdを南に下り、8マイルからノースビルのダウンタウンまではものの10分とかからない。絶好のロケーションだ。マイクロブリューワリーのため、食事の提供はしていないので、外部レストランやファーストフードの持ち込みができるのはうれしい。ゴルフ帰りにまたはミシガンの日長の夕べの散歩あとに気軽に立ち寄れそうだ。

スタートアップしたばかりだが、それぞれのビールの完成度は高い。どれもよく炭酸が効いていて、ブリューガイが「醸造中のビールのことが気になって、真夜中でも見に来てしまう。まるで赤ちゃんの世話を焼くようにね。」と言っていたのもうなづける。

定番のIPAのほかにラインナップに名前が最近あがるのはスコッチスタイルのWee heavy (ABV. 8.1%)。とにかく甘い、と言われるがタップから注がれて時間が経つほど甘さが増す。

濃厚なテイストを好む人にはおすすめ。もちろんIPA(ABV. 5%)はすっきり仕上がっている。

いつもエールやラガーを飲み慣れている人はあまり手を出さないのがスタウト。でも、ここのImperial stout (ABV. 10.1%)はなかなかの仕上がり。濃さといい、グラスに残った注ぎあといい、コクといい、スタウトらしいスタウト。バナナの風味があるけれど、バナナとは全く無関係なベルギーのイーストを使ったBelgian Trippel (ABV. 8.2%)はスタウトとともに暑いミシガンの夏にぴったりだろう。

ミシガンでは去年、今年と多くのブリューワリーがオープンしている。もちろん、かつてはビールのブリューワリーがなかったこのNorthvilleにも複数がすでにオープンしている。

「どのブリューワリーとも協力関係を築いているし、ミシガンを活気づけたい気持ちは同じ」と言う。「質が安定したビールを。クラフトビールにこだわりがない人でもだれでもウエルカム」。“99.9%”の野心を現実にした若い3人のプランはさらに果てしない。「まずこの店を構えるのが第一段階。第二段階は缶、ボトル、ケグの生産施設を拡大していく」そうだ。

けれども、このNorthvilleやミシガンにこだわりももちろん強い。ステンレススティールのものは全てミシガン州 Lake Orion の仕上げ、店デザイン、建設そのものもミシガンやNorthvilleの会社が手がけた。さらに、壁面などの木材は130年以上前に立てられたミシガン州Owosso (Flintの西)にあった納屋のを使ったという。

最初に書いたとおり、食事の提供はしていないので食べ物の持ち込みができる。通りに面しており、店内も明るく、気軽に入りやすい。

文&写真 by ヤマトノオロチ

North Center Brewing Company

410 North Center Street,

Northville, MI 48167

Tell: 248-444-7967

www.northcenterbrewing.com

「ホームブリューワリーをしている人の99.9%は自分の店を持ちたいだろうね」。そう言って3年越しの夢をかなえた3人のグループがいる。North Center BC.は今年の4月にオープンしたばかり。Noviの閑静なサブデビジョンが続くTaft Rdを南に下り、8マイルからノースビルのダウンタウンまではものの10分とかからない。絶好のロケーションだ。マイクロブリューワリーのため、食事の提供はしていないので、外部レストランやファーストフードの持ち込みができるのはうれしい。ゴルフ帰りにまたはミシガンの日長の夕べの散歩あとに気軽に立ち寄れそうだ。

スタートアップしたばかりだが、それぞれのビールの完成度は高い。どれもよく炭酸が効いていて、ブリューガイが「醸造中のビールのことが気になって、真夜中でも見に来てしまう。まるで赤ちゃんの世話を焼くようにね。」と言っていたのもうなづける。

定番のIPAのほかにラインナップに名前が最近あがるのはスコッチスタイルのWee heavy (ABV. 8.1%)。とにかく甘い、と言われるがタップから注がれて時間が経つほど甘さが増す。

濃厚なテイストを好む人にはおすすめ。もちろんIPA(ABV. 5%)はすっきり仕上がっている。

いつもエールやラガーを飲み慣れている人はあまり手を出さないのがスタウト。でも、ここのImperial stout (ABV. 10.1%)はなかなかの仕上がり。濃さといい、グラスに残った注ぎあといい、コクといい、スタウトらしいスタウト。バナナの風味があるけれど、バナナとは全く無関係なベルギーのイーストを使ったBelgian Trippel (ABV. 8.2%)はスタウトとともに暑いミシガンの夏にぴったりだろう。

ミシガンでは去年、今年と多くのブリューワリーがオープンしている。もちろん、かつてはビールのブリューワリーがなかったこのNorthvilleにも複数がすでにオープンしている。

「どのブリューワリーとも協力関係を築いているし、ミシガンを活気づけたい気持ちは同じ」と言う。「質が安定したビールを。クラフトビールにこだわりがない人でもだれでもウエルカム」。“99.9%”の野心を現実にした若い3人のプランはさらに果てしない。「まずこの店を構えるのが第一段階。第二段階は缶、ボトル、ケグの生産施設を拡大していく」そうだ。

けれども、このNorthvilleやミシガンにこだわりももちろん強い。ステンレススティールのものは全てミシガン州 Lake Orion の仕上げ、店デザイン、建設そのものもミシガンやNorthvilleの会社が手がけた。さらに、壁面などの木材は130年以上前に立てられたミシガン州Owosso (Flintの西)にあった納屋のを使ったという。

最初に書いたとおり、食事の提供はしていないので食べ物の持ち込みができる。通りに面しており、店内も明るく、気軽に入りやすい。

文&写真 by ヤマトノオロチ

North Center Brewing Company

410 North Center Street,

Northville, MI 48167

Tell: 248-444-7967

www.northcenterbrewing.com

Frederik Meijer Gardens & Sculpture Park 内に 苦労を乗り越えて完成した日本庭園Frederik Meijer Gardens & Sculpture Park 内に 苦労を乗り越えて完成した日本庭園

<!--:en-->Frederik Meijer Gardens & Sculpture Park 内に 苦労を乗り越えて完成した日本庭園<!--:--><!--:ja-->Frederik Meijer Gardens & Sculpture Park 内に 苦労を乗り越えて完成した日本庭園<!--:--> 3

 「マイヤー・ガーデン」と聞き、スーパーマーケットのマイヤーを連想する方も多いだろう。その名の通り、Meijerの創立者であるフレデリック・マイヤー氏がグランドラピッズに築いたマイヤー・ガーデン(正式名:Frederik Meijer Gardens & Sculpture Park)の中に、この度日本庭園を造り、先日、6月13日の一般公開に先駆けて、オープニング・セレモニーがあった。そこで、その庭園のデザインと建設を請け負ったクリス・インターナショナル社(オレゴン州, 代表:栗栖宝一氏) で、同氏の右腕アシスタントとして働く木幡貴光さんにお話を伺う事ができた。この日本庭園、もともとは、お茶好きな夫人のために「茶室を作ってあげたい」というマイヤー氏の想いから始まり、「茶室だけあるのも変なので、それに合う庭園も作ろう」という所にまで発展した壮大なプロジェクトなのである。デザインに2年、建設に3年、オープンまでに延べ5年という歳月がかかった。残念ながらマイヤー氏は、完成を見る事なく他界してしまうのだが、彼のその熱い想いは今年の6月に形となり、盛大なオープニングとなった。

そもそもミシガンに日本庭園を造ろうという事自体、無謀と言えば無謀である。日本庭園に欠かす事のできない桜や紅葉、杉、つつじが、ミシガンの厳しい冬を無事に越せるのか。木幡氏によると、5 年の間に、オレゴン州より送られてきた植物のうち、3分の1が枯れてしまったという。また、トラックで他州から送られてきた植物の中に、1株、ミシガンへは輸入禁止の植物が混在しており、その1株のために、トラックに乗っていた全ての植物を埋める結果となった大参事もあった。「あれは可哀想な事をした」と木幡氏は肩を落とす。

 また、外国人にはなかなか理解されない「苔」の魅力。飛び石の隙間に、きれいに敷かれた深緑色の小さな苔たち。敷いても、敷いても、人に踏まれてしまう。「わびさび」を理解してもらうのは、なかなか難しいようで・・・。でも、竹の隙間を通るそよ風と、滝から流れる水の音に癒されるのは、日本人だけではきっとない。来場されていた外国人の方からは、「日本庭園を多く見ているが、ここは素晴らしい」と大絶賛のお言葉をもらった。木幡氏がオレゴン州のポートランド日本庭園、フロリダ州のモリカミ日本庭園にも携わっていると知り、尊敬の眼差しを向ける。その方からは、「外国人による、日本庭園ランキングの有名なサイトがある」と聞き、こちらのRichard and Helen DeVos Japanese Gardenは果たして何位にランキングされるのか、今から楽しみである。

 庭園の中には、よく見ると、言葉が彫られた岩があちらこちらに配置されている。それらの岩は、アーティストの好きな言葉が、職人達の手作業により、こつこつと刻まれたものである。手作業なので、1日に数文字しか掘る事ができない。まさに魂を込めた作品である。木幡氏によると、日差しや寒さから身を守るために、人一人が入るくらいのテントの中での作業だったらしい。それを知らなかった頃、「なんでこんな所にテントが?」と思いテントを覗き込んだら、作業中の石堀職人と目が合い、「どうも」と挨拶をしたという笑い話付き。岩に刻まれた想い。それがどんな想いなのか、ひとつひとつ岩を探してみるのも面白いかもしれない。

 多くの苦労を乗り越え、やっと完成した日本庭園。日本から輸入した瓦は、職人が作り上げた真っ白で美しい枯山水を素敵に彩っている。日本から呼び寄せた25名の職人さん達、酒好きが多かったらしく、当時は小さな日本人村さながらの賑わいだったとか。禅庭園の「静」を生み出す職人からは想像しにくい光景かもしれないが、毎夜毎夜楽しまれたようで。ミシガンの良い思い出を持ち帰ってくれた事を祈るのみ。因みに、こちらの禅庭園に展示されている盆栽コーナーは、「盆栽、盆栽が置かれている台や床の石を敷き詰めた箇所を合わせると、この庭園の中で一番お金がかかっている!と言っても過言ではない」と木幡氏は笑う。お手を触れないように気を付けましょう。

 最後に、マイヤー氏の夫人への想いが感じられるエピソードがある。こちらのお茶室、実は通常の間より、畳部分の床が高く、それを囲むように広いスペースが取られている。それは、すでに車イスを使用している夫人が車イスに座ったままお点前を見学できるよう配慮されたデザインであるという事。お友達と一緒にお茶を楽しんでいる夫人の姿を思い浮かべながら、茶室を見るのも楽しいかもしれない。夫人の名が付けられた美しい池には蓮の葉が静かに浮かんでいる。

文/写真:長瀬かの

 

Frederik Meijer Gardens & Sculpture Park 

【公式サイト】http://www.meijergardens.org/ 

【住所】1000 East Beltline Ave NE, Grand Rapids, MI

特別展 Splendors of Shiga 

マイヤー・ガーデンのギャラリーで、8 月1 6日まで

『滋賀特別展~珠玉の美~』を開催中。古くは8世紀から現代のものまで、ミシガン州の姉妹友好県である滋賀県の仏像、絵画、陶器等の美術品や文化財、6 0 点以上を集め、冬、春、夏の3期に分け展示している。信楽焼を始め、掛け軸、着物などを通して、滋賀の美や景色、暮らしを紹介するとともに、日本の文化を紹介している。滋賀の歴史、地理を紹介するビデオもある。

 「マイヤー・ガーデン」と聞き、スーパーマーケットのマイヤーを連想する方も多いだろう。その名の通り、Meijerの創立者であるフレデリック・マイヤー氏がグランドラピッズに築いたマイヤー・ガーデン(正式名:Frederik Meijer Gardens & Sculpture Park)の中に、この度日本庭園を造り、先日、6月13日の一般公開に先駆けて、オープニング・セレモニーがあった。そこで、その庭園のデザインと建設を請け負ったクリス・インターナショナル社(オレゴン州, 代表:栗栖宝一氏) で、同氏の右腕アシスタントとして働く木幡貴光さんにお話を伺う事ができた。この日本庭園、もともとは、お茶好きな夫人のために「茶室を作ってあげたい」というマイヤー氏の想いから始まり、「茶室だけあるのも変なので、それに合う庭園も作ろう」という所にまで発展した壮大なプロジェクトなのである。デザインに2年、建設に3年、オープンまでに延べ5年という歳月がかかった。残念ながらマイヤー氏は、完成を見る事なく他界してしまうのだが、彼のその熱い想いは今年の6月に形となり、盛大なオープニングとなった。

そもそもミシガンに日本庭園を造ろうという事自体、無謀と言えば無謀である。日本庭園に欠かす事のできない桜や紅葉、杉、つつじが、ミシガンの厳しい冬を無事に越せるのか。木幡氏によると、5 年の間に、オレゴン州より送られてきた植物のうち、3分の1が枯れてしまったという。また、トラックで他州から送られてきた植物の中に、1株、ミシガンへは輸入禁止の植物が混在しており、その1株のために、トラックに乗っていた全ての植物を埋める結果となった大参事もあった。「あれは可哀想な事をした」と木幡氏は肩を落とす。

 また、外国人にはなかなか理解されない「苔」の魅力。飛び石の隙間に、きれいに敷かれた深緑色の小さな苔たち。敷いても、敷いても、人に踏まれてしまう。「わびさび」を理解してもらうのは、なかなか難しいようで・・・。でも、竹の隙間を通るそよ風と、滝から流れる水の音に癒されるのは、日本人だけではきっとない。来場されていた外国人の方からは、「日本庭園を多く見ているが、ここは素晴らしい」と大絶賛のお言葉をもらった。木幡氏がオレゴン州のポートランド日本庭園、フロリダ州のモリカミ日本庭園にも携わっていると知り、尊敬の眼差しを向ける。その方からは、「外国人による、日本庭園ランキングの有名なサイトがある」と聞き、こちらのRichard and Helen DeVos Japanese Gardenは果たして何位にランキングされるのか、今から楽しみである。

 庭園の中には、よく見ると、言葉が彫られた岩があちらこちらに配置されている。それらの岩は、アーティストの好きな言葉が、職人達の手作業により、こつこつと刻まれたものである。手作業なので、1日に数文字しか掘る事ができない。まさに魂を込めた作品である。木幡氏によると、日差しや寒さから身を守るために、人一人が入るくらいのテントの中での作業だったらしい。それを知らなかった頃、「なんでこんな所にテントが?」と思いテントを覗き込んだら、作業中の石堀職人と目が合い、「どうも」と挨拶をしたという笑い話付き。岩に刻まれた想い。それがどんな想いなのか、ひとつひとつ岩を探してみるのも面白いかもしれない。

 多くの苦労を乗り越え、やっと完成した日本庭園。日本から輸入した瓦は、職人が作り上げた真っ白で美しい枯山水を素敵に彩っている。日本から呼び寄せた25名の職人さん達、酒好きが多かったらしく、当時は小さな日本人村さながらの賑わいだったとか。禅庭園の「静」を生み出す職人からは想像しにくい光景かもしれないが、毎夜毎夜楽しまれたようで。ミシガンの良い思い出を持ち帰ってくれた事を祈るのみ。因みに、こちらの禅庭園に展示されている盆栽コーナーは、「盆栽、盆栽が置かれている台や床の石を敷き詰めた箇所を合わせると、この庭園の中で一番お金がかかっている!と言っても過言ではない」と木幡氏は笑う。お手を触れないように気を付けましょう。

 最後に、マイヤー氏の夫人への想いが感じられるエピソードがある。こちらのお茶室、実は通常の間より、畳部分の床が高く、それを囲むように広いスペースが取られている。それは、すでに車イスを使用している夫人が車イスに座ったままお点前を見学できるよう配慮されたデザインであるという事。お友達と一緒にお茶を楽しんでいる夫人の姿を思い浮かべながら、茶室を見るのも楽しいかもしれない。夫人の名が付けられた美しい池には蓮の葉が静かに浮かんでいる。

文/写真:長瀬かの

 

Frederik Meijer Gardens & Sculpture Park 

【公式サイト】http://www.meijergardens.org/ 

【住所】1000 East Beltline Ave NE, Grand Rapids, MI

特別展 Splendors of Shiga 

マイヤー・ガーデンのギャラリーで、8 月1 6日まで

『滋賀特別展~珠玉の美~』を開催中。古くは8世紀から現代のものまで、ミシガン州の姉妹友好県である滋賀県の仏像、絵画、陶器等の美術品や文化財、6 0 点以上を集め、冬、春、夏の3期に分け展示している。信楽焼を始め、掛け軸、着物などを通して、滋賀の美や景色、暮らしを紹介するとともに、日本の文化を紹介している。滋賀の歴史、地理を紹介するビデオもある。

北陸新幹線を利用して〜②金沢編北陸新幹線を利用して〜②金沢編

<!--:en-->北陸新幹線を利用して〜②金沢編<!--:--><!--:ja-->北陸新幹線を利用して〜②金沢編<!--:--> 4

金沢は、この3月の北陸新幹線の長野―金沢間開業によって、東京から最短で2時間28分の身近さになった。それを実現させた北陸新幹線の車両は、伝統文化と未来をつなぐ「“和”の未来」がデザインコンセプト。環境配慮やバリアフリーの装備や乗り心地アップをめざしたシステムなどのテクノロジーに加えて、日本の伝統を表現した内装が施されている。普通車のシートとグリーン車のカーペットが格子柄、グランクラス車(グリーン車の上レベル)のデッキパネルは日本の四季をモチーフ、など、和柄がお洒落。プラス、普通車でさえも、なかなかゆったりとした空間。デッキや洗面台もモダンなデザインで、広々としている。

*参照:北陸新幹線スペシャルサイ hokuriku-w7.com

金沢駅は加賀宝生流の鼓をモチーフにした“鼓門”と、デザインがシャープな総ガラスの巨大屋根“もてなしドーム”が壮観。、駅ビルを含む構内には石川県・金沢市を代表する30以上の品目の伝統工芸が設置展示されているとのこと。通路壁面に、兼六園の花鳥風月をモチーフにした加賀友禅や、当地伝統の二俣和紙が装飾に使われている。

駅構内のショッピングモールは3つのエリアに分かれていて、お土産やグルメは「あんと」というエリアに揃っている。緑の窓口と新幹線改札口にも近い「あんと」には、金沢の銘菓や食品、工芸品、そしてお食事処がワンフロアーになんと80店舗以上集結している。北陸の山海の幸、特産品も並ぶ。

http://www.100bangai.co.jp/

金沢駅は、2011年には、アメリカの旅行雑誌『Travel + Leisure(ウェブ版)』で「世界で最も美しい駅」の一つに選定され、海外でも評価を得ている。とはいえ、タクシー運転手によれば、北陸新幹線金沢開業から1カ月ほど、そして桜シーズンには空前絶後の観光客が訪れたが、それ以外は期待したほどではないとの話。所要時間が短縮され、東京圏からの日帰りも余裕、一泊で朝から夜まで丸二日の観光が可能となり、ホテル業にはマイナス面もあるとの声も。いずれにしても、外国人客の増加は顕著だという。

市内観光

駅の魅力の他、観光客にとってプラスポイントなのが、伝統文化の多さ、古い町並みが現存する情緒豊かさ、そして、観光名所の巡り易さが挙げられる。観光地や歓楽街を結ぶ乗り降り自由な巡回シャトルバスが頻繁に運航している。

金沢城の庭園として造られた兼六園は日本三名園として名高い。金沢城跡には当時の建造物の一部である石川門や三十間長屋などが現存し、城壁のユニークさは随一とのこと。


石畳が美しい路地に面する武家屋敷跡や、江戸時代の遊郭に由来する古い家並み“茶屋街”は、特に女性や外国人に人気。観光客が多い「ひがし茶屋街」の一角は映像に使われることも多く、金箔や麩で有名な老舗店が出店しているほか、三味線工房や地元のアーティストの作品を並べている小さな店など、発見の多い散策を楽しむことができる。金沢出身の人が一押しと薦めるのが、夕暮れ刻から夜の主計町(かずえまち)の茶屋街。この界隈は昔ながらの料亭や茶屋が建ち並び、三味線の音が聞こえることもあり、風情が溢れるそうだ。

本格和菓子が豊富

金沢の特産、伝統工芸と言えば、加賀友禅、金箔、漆器、金沢九谷など数多いが、雅な文化が育ち、今も息づいているこの地では、茶の湯に欠かせない和菓子が充実している。

加賀藩御用菓子司を任じられていた和菓子の老舗「森八」の本店には、江戸時代から使われてきた菓子木型など千数百点を一堂に展示した「金沢菓子木型美術館」がある。落雁(らくがん:干菓子)の手作り体験も可能(要予約)。

和菓子店やホテル内の喫茶コーナーでも、点てた抹茶と和菓子を供する所が多くある。

工芸や美術の体験

伝統工芸や歴史に関するミュージアムが多く、特に、2004年秋にオープンしたばかりのガラス張りの円形美術館「金沢21世紀美術館」が全国版の雑誌やTV番組でもよく取り上げられている。「まちに開かれた公園のような美術館」が建築コンセプトで、館内外にユニークな作品や空間がある。

伝統工芸のお店や施設で、体験ができる場所も多い。友禅染、金沢漆器、金沢九谷、金沢箔などの体験プログラムの情報が金沢市の観光協会の公式サイトでも紹介されている。http://www.kanazawa-kankoukyoukai.or.jp/

金沢の工芸・手仕事は2009年にユネスコ創造都市ネットワークへの加盟申請が認定され、クラフトの分野で登録されたほど。日本では神戸、名古屋、札幌が別分野で登録されているが、クラフトでの登録は同市が唯一(2004年調べ)。

東京‐金沢

東京‐金沢 は500km近く。江戸時代、参勤交代にかかる標準日数は13日だったそうだ。明治後期に開始した夜行列車では13時間以上、昭和40年代に特急で6時間半と縮まった。そして新幹線では、時間的には通勤さえできそうな2時間半!新幹線開業に伴ってリニューアルや整備が進み、活気も話題も盛り上がっている金沢。目的や趣向を変えて何度も訪れたくなる、魅力の多い街である。

金沢は、この3月の北陸新幹線の長野―金沢間開業によって、東京から最短で2時間28分の身近さになった。それを実現させた北陸新幹線の車両は、伝統文化と未来をつなぐ「“和”の未来」がデザインコンセプト。環境配慮やバリアフリーの装備や乗り心地アップをめざしたシステムなどのテクノロジーに加えて、日本の伝統を表現した内装が施されている。普通車のシートとグリーン車のカーペットが格子柄、グランクラス車(グリーン車の上レベル)のデッキパネルは日本の四季をモチーフ、など、和柄がお洒落。プラス、普通車でさえも、なかなかゆったりとした空間。デッキや洗面台もモダンなデザインで、広々としている。

*参照:北陸新幹線スペシャルサイ hokuriku-w7.com

金沢駅は加賀宝生流の鼓をモチーフにした“鼓門”と、デザインがシャープな総ガラスの巨大屋根“もてなしドーム”が壮観。、駅ビルを含む構内には石川県・金沢市を代表する30以上の品目の伝統工芸が設置展示されているとのこと。通路壁面に、兼六園の花鳥風月をモチーフにした加賀友禅や、当地伝統の二俣和紙が装飾に使われている。

駅構内のショッピングモールは3つのエリアに分かれていて、お土産やグルメは「あんと」というエリアに揃っている。緑の窓口と新幹線改札口にも近い「あんと」には、金沢の銘菓や食品、工芸品、そしてお食事処がワンフロアーになんと80店舗以上集結している。北陸の山海の幸、特産品も並ぶ。

http://www.100bangai.co.jp/

金沢駅は、2011年には、アメリカの旅行雑誌『Travel + Leisure(ウェブ版)』で「世界で最も美しい駅」の一つに選定され、海外でも評価を得ている。とはいえ、タクシー運転手によれば、北陸新幹線金沢開業から1カ月ほど、そして桜シーズンには空前絶後の観光客が訪れたが、それ以外は期待したほどではないとの話。所要時間が短縮され、東京圏からの日帰りも余裕、一泊で朝から夜まで丸二日の観光が可能となり、ホテル業にはマイナス面もあるとの声も。いずれにしても、外国人客の増加は顕著だという。

市内観光

駅の魅力の他、観光客にとってプラスポイントなのが、伝統文化の多さ、古い町並みが現存する情緒豊かさ、そして、観光名所の巡り易さが挙げられる。観光地や歓楽街を結ぶ乗り降り自由な巡回シャトルバスが頻繁に運航している。

金沢城の庭園として造られた兼六園は日本三名園として名高い。金沢城跡には当時の建造物の一部である石川門や三十間長屋などが現存し、城壁のユニークさは随一とのこと。


石畳が美しい路地に面する武家屋敷跡や、江戸時代の遊郭に由来する古い家並み“茶屋街”は、特に女性や外国人に人気。観光客が多い「ひがし茶屋街」の一角は映像に使われることも多く、金箔や麩で有名な老舗店が出店しているほか、三味線工房や地元のアーティストの作品を並べている小さな店など、発見の多い散策を楽しむことができる。金沢出身の人が一押しと薦めるのが、夕暮れ刻から夜の主計町(かずえまち)の茶屋街。この界隈は昔ながらの料亭や茶屋が建ち並び、三味線の音が聞こえることもあり、風情が溢れるそうだ。

本格和菓子が豊富

金沢の特産、伝統工芸と言えば、加賀友禅、金箔、漆器、金沢九谷など数多いが、雅な文化が育ち、今も息づいているこの地では、茶の湯に欠かせない和菓子が充実している。

加賀藩御用菓子司を任じられていた和菓子の老舗「森八」の本店には、江戸時代から使われてきた菓子木型など千数百点を一堂に展示した「金沢菓子木型美術館」がある。落雁(らくがん:干菓子)の手作り体験も可能(要予約)。

和菓子店やホテル内の喫茶コーナーでも、点てた抹茶と和菓子を供する所が多くある。

工芸や美術の体験

伝統工芸や歴史に関するミュージアムが多く、特に、2004年秋にオープンしたばかりのガラス張りの円形美術館「金沢21世紀美術館」が全国版の雑誌やTV番組でもよく取り上げられている。「まちに開かれた公園のような美術館」が建築コンセプトで、館内外にユニークな作品や空間がある。

伝統工芸のお店や施設で、体験ができる場所も多い。友禅染、金沢漆器、金沢九谷、金沢箔などの体験プログラムの情報が金沢市の観光協会の公式サイトでも紹介されている。http://www.kanazawa-kankoukyoukai.or.jp/

金沢の工芸・手仕事は2009年にユネスコ創造都市ネットワークへの加盟申請が認定され、クラフトの分野で登録されたほど。日本では神戸、名古屋、札幌が別分野で登録されているが、クラフトでの登録は同市が唯一(2004年調べ)。

東京‐金沢

東京‐金沢 は500km近く。江戸時代、参勤交代にかかる標準日数は13日だったそうだ。明治後期に開始した夜行列車では13時間以上、昭和40年代に特急で6時間半と縮まった。そして新幹線では、時間的には通勤さえできそうな2時間半!新幹線開業に伴ってリニューアルや整備が進み、活気も話題も盛り上がっている金沢。目的や趣向を変えて何度も訪れたくなる、魅力の多い街である。

北陸新幹線を利用して ①長野編北陸新幹線を利用して ①長野編

<!--:en-->北陸新幹線を利用して ①長野編<!--:--><!--:ja-->北陸新幹線を利用して ①長野編<!--:--> 2

外国人と海外在住者のみ使用可能なJapan Rail Pass。線も本数も増えた新幹線(“のぞみ”を除く)の利用も可、指定席も追加料金なし、という好条件とあり、また、このところの円安もあって、日本をJRで移動していると、これを利用して動き回る人が激増していることが窺える。購入したからにはフル活用したいもの。新幹線駅の“駅近”や駅拠点の観光地情報に要チェック!

今年3月に長野―金沢間が開業した北陸新幹線は、最短で、東京―富山をほぼ2時間、東京―金沢を2時間半弱で走る。日帰りさえ十分に可能になり(却って観光業に痛手という声も聞くが・・)注目、話題が集まっている。

今月号では長野―金沢間開通に伴って大改修が行われた長野駅で下車。7年に一度の御開帳期間中(5月末まで)の善光寺と、認知度が急上昇している小布施を紹介。

☆まずは長野駅。信州らしさを目指したという駅ビルには地元信州発の38ショップを含む100以上の店舗が結集。構内は明るく広々としていて清々しさが感じられる。観光案内所には民芸品や地元の物産品、写真などが飾られている。職員が親切に資料を提供してくれる。立ち寄る価値大。

善光寺

日本最古といわれるみ仏を祀る善光寺は、日本を代表する霊場であり、いずれの宗派にも属さないゆえ誰にも親しめるお寺として、古より全国各地から参拝者が訪れる。本堂は国宝。山門(三門)と釈迦堂・釈迦涅槃像は重要文化財に指定されている。

善光寺へは駅から約1.8キロメートルで、健脚であれば十分に歩ける距離。土蔵や町屋を再生させ、古い街並みへと景観が整えられている門前町の参道を、名物のおやきの食べつつお店に寄りながら散策すれば、古くは平安時代末期からと言われる善光寺詣りの旅人の気分になれるかも。日本一の門前町と謳っており、多くのイベントが組まれている。

7年に一度の御開帳期間中には、普段は御宝庫に安置されている前立本尊(秘仏である御本尊の御身代わり)を拝むことができる。中央の阿弥陀如来の右手に結ばれた

糸が本堂前の回向柱に結ばれ、その柱に触れることで前立本尊に触れるのと同じ、ありがたい結縁が生まれると言われている。

善光寺には39の宿坊があり、誰でも泊まることが可能。精進料理、境内や周辺の案内をを提供しているところもある。宿坊が立ち並ぶ小路は風情がある。

善光寺公式サイト: www.zenkoji.jp

小布施(おぶせ)

小布施(おぶせ)は、浮世絵師・葛飾北斎の作品や関連する歴史的遺産や街並み、そして全国ブランドといえる「小布施栗」で人気を呼び、観光地として認知度が上がっている。小布施へは長野電鉄(JRではない)で長野駅から34分。

*善光寺の御開帳期間中は、小布施⇔善光寺(⇒長野駅)にシャトルバスが運行されている。

今年(2015年)4月にリニューアルした北斎館  

他の地にも北斎館はあるが、小布施は、当地の豪農商であり画家・書家でもあった高井鴻山の招きによって北斎が晩年に4年間ではあるが滞在し精力的に大作にも取り組んだ地。北斎の作品を所有する町人が少なからずいたため、それらの肉筆画、画稿、書簡などを元に当館が開設された。北斎と小布施に関するスライドの上映もあり、北斎筆の『龍と鳳凰』、男波・女波と称される『怒濤』の天井絵がある二基の祭屋台も展示されている。

6月末まで、新館落成記念の特別展『北斎とその弟子たち―北斎絵画創作の秘密』が開催。「冨嶽三十六景」全46点展示、北斎の娘の葛飾応為(お栄)や他の弟子の作品や関係を説くべく肉筆画展示など、充実している。

将軍への献上品にもなった「小布施栗」

栗そのものとしても美味しさに定評があるが、栗かのこ、栗らくがんなどの栗菓子が有名。栗がふんだんに入ったどら焼きや、さらに、モンブラン、はたまた、現地でしか味わうことができない栗ソフトクリームなど、町中が栗スイーツの宝庫となっている。味の濃厚さと甘さが抜群。栗おこわも絶品。

小布施町は「花のまちづくり」を推進しており、街中、川沿いや公園に花が植えられている。近隣には果樹園も多く、雄大な山脈をバックにした季節ごとの花を愛でることができる。散策していると「オープンガーデン」の表示をしばしば見かける。個人や商店の庭への立ち入り見学を提供している。町のホームページ(www.town.obuse.nagano.jp)でオープンガーデンの一覧や見ごろも掲載している。

他にも、日本あかりミュージアム、高井鴻山記念館、土蔵を改造した急須コレクション茶俚庵などの美術館、フローラルガーデンおぶせ、などなど、見どころが多い。

小布施文化観光協会のサイト: www.obusekanko.jp


長野の名物といえば蕎麦を迷わずにあげるが、それに加わる新しい地産ブランドの樹立に県ぐるみで力をいれているとのこと。清流に恵まれた土地ならではの長野ワイン、信州サーモンなど、手の届きやすい価格で高品質な食を楽しむことができる。

★長野県はぶどう栽培に適した自然条件を備え、ワイン用ぶどうの生産量日本一を誇り、個性的なワイナリーが各地にある。また、品質の良いもののみを認定する「長野県原産地呼称管理制度」によってレベル向上を図っている(日本酒、米、焼酎も認定)。

★信州サーモンは長野県水産試験場が約10年かけて開発した(ニジマスとブラウントラウトから生まれた)新しい養殖品種。また、長野は熊本と並ぶ馬肉の生産消費地であり、馬刺しが名物。グルメの楽しみも多い。

外国人と海外在住者のみ使用可能なJapan Rail Pass。線も本数も増えた新幹線(“のぞみ”を除く)の利用も可、指定席も追加料金なし、という好条件とあり、また、このところの円安もあって、日本をJRで移動していると、これを利用して動き回る人が激増していることが窺える。購入したからにはフル活用したいもの。新幹線駅の“駅近”や駅拠点の観光地情報に要チェック!

今年3月に長野―金沢間が開業した北陸新幹線は、最短で、東京―富山をほぼ2時間、東京―金沢を2時間半弱で走る。日帰りさえ十分に可能になり(却って観光業に痛手という声も聞くが・・)注目、話題が集まっている。

今月号では長野―金沢間開通に伴って大改修が行われた長野駅で下車。7年に一度の御開帳期間中(5月末まで)の善光寺と、認知度が急上昇している小布施を紹介。

☆まずは長野駅。信州らしさを目指したという駅ビルには地元信州発の38ショップを含む100以上の店舗が結集。構内は明るく広々としていて清々しさが感じられる。観光案内所には民芸品や地元の物産品、写真などが飾られている。職員が親切に資料を提供してくれる。立ち寄る価値大。

善光寺

日本最古といわれるみ仏を祀る善光寺は、日本を代表する霊場であり、いずれの宗派にも属さないゆえ誰にも親しめるお寺として、古より全国各地から参拝者が訪れる。本堂は国宝。山門(三門)と釈迦堂・釈迦涅槃像は重要文化財に指定されている。

善光寺へは駅から約1.8キロメートルで、健脚であれば十分に歩ける距離。土蔵や町屋を再生させ、古い街並みへと景観が整えられている門前町の参道を、名物のおやきの食べつつお店に寄りながら散策すれば、古くは平安時代末期からと言われる善光寺詣りの旅人の気分になれるかも。日本一の門前町と謳っており、多くのイベントが組まれている。

7年に一度の御開帳期間中には、普段は御宝庫に安置されている前立本尊(秘仏である御本尊の御身代わり)を拝むことができる。中央の阿弥陀如来の右手に結ばれた

糸が本堂前の回向柱に結ばれ、その柱に触れることで前立本尊に触れるのと同じ、ありがたい結縁が生まれると言われている。

善光寺には39の宿坊があり、誰でも泊まることが可能。精進料理、境内や周辺の案内をを提供しているところもある。宿坊が立ち並ぶ小路は風情がある。

善光寺公式サイト: www.zenkoji.jp

小布施(おぶせ)

小布施(おぶせ)は、浮世絵師・葛飾北斎の作品や関連する歴史的遺産や街並み、そして全国ブランドといえる「小布施栗」で人気を呼び、観光地として認知度が上がっている。小布施へは長野電鉄(JRではない)で長野駅から34分。

*善光寺の御開帳期間中は、小布施⇔善光寺(⇒長野駅)にシャトルバスが運行されている。

今年(2015年)4月にリニューアルした北斎館  

他の地にも北斎館はあるが、小布施は、当地の豪農商であり画家・書家でもあった高井鴻山の招きによって北斎が晩年に4年間ではあるが滞在し精力的に大作にも取り組んだ地。北斎の作品を所有する町人が少なからずいたため、それらの肉筆画、画稿、書簡などを元に当館が開設された。北斎と小布施に関するスライドの上映もあり、北斎筆の『龍と鳳凰』、男波・女波と称される『怒濤』の天井絵がある二基の祭屋台も展示されている。

6月末まで、新館落成記念の特別展『北斎とその弟子たち―北斎絵画創作の秘密』が開催。「冨嶽三十六景」全46点展示、北斎の娘の葛飾応為(お栄)や他の弟子の作品や関係を説くべく肉筆画展示など、充実している。

将軍への献上品にもなった「小布施栗」

栗そのものとしても美味しさに定評があるが、栗かのこ、栗らくがんなどの栗菓子が有名。栗がふんだんに入ったどら焼きや、さらに、モンブラン、はたまた、現地でしか味わうことができない栗ソフトクリームなど、町中が栗スイーツの宝庫となっている。味の濃厚さと甘さが抜群。栗おこわも絶品。

小布施町は「花のまちづくり」を推進しており、街中、川沿いや公園に花が植えられている。近隣には果樹園も多く、雄大な山脈をバックにした季節ごとの花を愛でることができる。散策していると「オープンガーデン」の表示をしばしば見かける。個人や商店の庭への立ち入り見学を提供している。町のホームページ(www.town.obuse.nagano.jp)でオープンガーデンの一覧や見ごろも掲載している。

他にも、日本あかりミュージアム、高井鴻山記念館、土蔵を改造した急須コレクション茶俚庵などの美術館、フローラルガーデンおぶせ、などなど、見どころが多い。

小布施文化観光協会のサイト: www.obusekanko.jp


長野の名物といえば蕎麦を迷わずにあげるが、それに加わる新しい地産ブランドの樹立に県ぐるみで力をいれているとのこと。清流に恵まれた土地ならではの長野ワイン、信州サーモンなど、手の届きやすい価格で高品質な食を楽しむことができる。

★長野県はぶどう栽培に適した自然条件を備え、ワイン用ぶどうの生産量日本一を誇り、個性的なワイナリーが各地にある。また、品質の良いもののみを認定する「長野県原産地呼称管理制度」によってレベル向上を図っている(日本酒、米、焼酎も認定)。

★信州サーモンは長野県水産試験場が約10年かけて開発した(ニジマスとブラウントラウトから生まれた)新しい養殖品種。また、長野は熊本と並ぶ馬肉の生産消費地であり、馬刺しが名物。グルメの楽しみも多い。

ワシントンD.C.から南へ150マイル コロニアル・ウィリアムズバーグ(ヴァージニア州)~生きる歴史博物館と言われるゆえん~ワシントンD.C.から南へ150マイル コロニアル・ウィリアムズバーグ(ヴァージニア州)

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<!--:en-->ワシントンD.C.から南へ150マイル コロニアル・ウィリアムズバーグ(ヴァージニア州)~生きる歴史博物館と言われるゆえん~<!--:--><!--:ja-->ワシントンD.C.から南へ150マイル コロニアル・ウィリアムズバーグ(ヴァージニア州)<!--:--> 5

200年以上前の植民地時代にタイムスリップ

コロニアル・ウィリアムズバーグは、ウィリアムズバーグ(バージニア州の独立市)にある18世紀の町を復元させた歴史的地区。1.5キロメートル以上のエリアに、修復保存または復元された約140もの建築物と、90エーカーに及ぶ庭園や緑地が、植民地当時そのままの姿に再現されている。

ウィリアムズバーグは、かつての大英帝国の北米における最大かつ最も繁栄した植民地の首都で、自由平等・代議制政府・社会に対する一個人の権利と義務などアメリカ思想が生まれ育まれた地でもある。ウィリアムズバーグの歴史は、すぐ隣のジェームスタウンにイギリス人が初めて入植し、バージニア植民地となったことから始まった。大学の町として栄え、1699年にジェームスタウンの植民地政府の建物が火災に遭ったため、ウィリアムズバーグが新しい植民地政府の首都として選ばれた。アメリカ独立にあったって、1776年6月にバージニア会議が採択したバージニア権利宣言は個人の自由と州政府の自治を謳っており、この文書はアメリカ合衆国権利章典の基礎となっている。独立後は、自治州となったバージニア州の首都として、東海岸から五大湖に及ぶ一大帝国の政治、社会、経済、文化の中心となった。つまり、歴史的に非常に重要な地なのである。

それを残すために、徹底的に町の史跡の保存や再建の努力が成されている。昼間の史跡保存指定地区(以下、史跡地区)への一般車両をシャットアウト(言うなれば歩行者天国。シャトルバスや馬車のみが交通手段)と近代的な建造物の撤去の結果、歴史テーマパークさながら、まさにタイムスリップしたかのような景観が生み出されている。

テーマパークではなく、生活が営まれ、当時の言葉や理念までも

「パークのような」と前述したが、日本の明治村や、ここミシガンにあるグリーンフィールドビレッジと大きく異なる点は、実際に当時のままに再現された家に住んでいる人々がいること。博物館や町の公共の建物として使用されているものもあれば、観光客向けのレストランやギフトショップも多いが、観光用に保存しているだけの施設群ではないのだ。

住人たちは歴史再現の役も担い、生活様式や言葉も当時のものを踏襲し、過ごしている。メインストリートでは、当時の衣装を着て歩いている人やおしゃべりに興じている人々に出会う。トーマス・ジェファーソンに扮した人がスピーチを行っていたり、裁判所では当時の法律や事例に基づいた模擬裁判が行われている。工芸品や馬具などを作っている職人もいて、当時の工具を使って見学者を迎え、製作した物は商品になり、一石二鳥。18世紀その

ままの工程・工具で作られた陶器やガラスが人気とのこと。昔風なハガキ、ジンジャーエール、駄菓子など、気軽に購入できる物もかなりあり、訪問者は見物だけでなく、自らも昔の暮らしに触れることができる。アイスクリームもいかにもホームメードの味であった。

歴史的な会議や独立戦争の様子をデモンストレーションするなど、当時のウィリアムズバーグの生活を再現するために、様々なプログラムが組まれている。ガイド付きの見学を提供している建築物も多数ある。

これらの魅力に惹かれ、毎年世界各国から百万人以上もの観光客が訪れるそうだ。多少混んでいても、牧歌的な空気が漂っていて、癒されるのも魅力。

観光・訪問のヒント

コロニアル・ウィリアムズバーグは自由に無料で街並みや公園を散策することができるが、フォークアート博物館など資料館的な建物への入館やガイド付きの内部見学、一部のデモンストレーションのためにはパスの購入が必要となる。

公道から外観を眺めて回ったりギフトショップに入ったりするだけでも十分に価値があり、また、立ち入りを規制していない観賞用の庭も多く、見どころは多い。住人たちの衣装を眺めるのも楽しい。

さらに、史跡地区の外、歩ける範囲に現代仕様のお洒落なショップやカフェも数多くある。旧い家並みと自然が共存しているこの地区。春から初夏、そして秋が訪問のベストシーズン。4月にはガーデンツアー、5月には最大の催しであるフェスティバルが行われる。

Historic Garden Week Apr 18 – Apr 25, 2015

Festival Williamsburg May 22 – May 24, 2015

ワシントンD.C.からの日帰りツアーもある。(日本語ツアーもあり)

車で訪れる場合は、Visitor Centerに駐車して、シャトルで史跡地区へ移動するのが確実で容易。景観を損なわない為にか(昔の不便さを体感させたいのか)、案内サインやイベント情報の掲示が少ないので、パンフレットを入手したり、滞在時間や関心に合わせた散策の仕方を教えてもらうことをお勧めしたい。

Colonial Williamsburg Regional Visitor Center

101 Visitor Center Drive Williamsburg, VA 23185

参照:オフィシャル日本語サイト http://www.history.org/languages/japanese.htm

*上記日本語でのイントロダクションのみ。詳細は英語のホームページ:www.history.org

200年以上前の植民地時代にタイムスリップ

コロニアル・ウィリアムズバーグは、ウィリアムズバーグ(バージニア州の独立市)にある18世紀の町を復元させた歴史的地区。1.5キロメートル以上のエリアに、修復保存または復元された約140もの建築物と、90エーカーに及ぶ庭園や緑地が、植民地当時そのままの姿に再現されている。

ウィリアムズバーグは、かつての大英帝国の北米における最大かつ最も繁栄した植民地の首都で、自由平等・代議制政府・社会に対する一個人の権利と義務などアメリカ思想が生まれ育まれた地でもある。ウィリアムズバーグの歴史は、すぐ隣のジェームスタウンにイギリス人が初めて入植し、バージニア植民地となったことから始まった。大学の町として栄え、1699年にジェームスタウンの植民地政府の建物が火災に遭ったため、ウィリアムズバーグが新しい植民地政府の首都として選ばれた。アメリカ独立にあったって、1776年6月にバージニア会議が採択したバージニア権利宣言は個人の自由と州政府の自治を謳っており、この文書はアメリカ合衆国権利章典の基礎となっている。独立後は、自治州となったバージニア州の首都として、東海岸から五大湖に及ぶ一大帝国の政治、社会、経済、文化の中心となった。つまり、歴史的に非常に重要な地なのである。

それを残すために、徹底的に町の史跡の保存や再建の努力が成されている。昼間の史跡保存指定地区(以下、史跡地区)への一般車両をシャットアウト(言うなれば歩行者天国。シャトルバスや馬車のみが交通手段)と近代的な建造物の撤去の結果、歴史テーマパークさながら、まさにタイムスリップしたかのような景観が生み出されている。

テーマパークではなく、生活が営まれ、当時の言葉や理念までも

「パークのような」と前述したが、日本の明治村や、ここミシガンにあるグリーンフィールドビレッジと大きく異なる点は、実際に当時のままに再現された家に住んでいる人々がいること。博物館や町の公共の建物として使用されているものもあれば、観光客向けのレストランやギフトショップも多いが、観光用に保存しているだけの施設群ではないのだ。

住人たちは歴史再現の役も担い、生活様式や言葉も当時のものを踏襲し、過ごしている。メインストリートでは、当時の衣装を着て歩いている人やおしゃべりに興じている人々に出会う。トーマス・ジェファーソンに扮した人がスピーチを行っていたり、裁判所では当時の法律や事例に基づいた模擬裁判が行われている。工芸品や馬具などを作っている職人もいて、当時の工具を使って見学者を迎え、製作した物は商品になり、一石二鳥。18世紀その

ままの工程・工具で作られた陶器やガラスが人気とのこと。昔風なハガキ、ジンジャーエール、駄菓子など、気軽に購入できる物もかなりあり、訪問者は見物だけでなく、自らも昔の暮らしに触れることができる。アイスクリームもいかにもホームメードの味であった。

歴史的な会議や独立戦争の様子をデモンストレーションするなど、当時のウィリアムズバーグの生活を再現するために、様々なプログラムが組まれている。ガイド付きの見学を提供している建築物も多数ある。

これらの魅力に惹かれ、毎年世界各国から百万人以上もの観光客が訪れるそうだ。多少混んでいても、牧歌的な空気が漂っていて、癒されるのも魅力。

観光・訪問のヒント

コロニアル・ウィリアムズバーグは自由に無料で街並みや公園を散策することができるが、フォークアート博物館など資料館的な建物への入館やガイド付きの内部見学、一部のデモンストレーションのためにはパスの購入が必要となる。

公道から外観を眺めて回ったりギフトショップに入ったりするだけでも十分に価値があり、また、立ち入りを規制していない観賞用の庭も多く、見どころは多い。住人たちの衣装を眺めるのも楽しい。

さらに、史跡地区の外、歩ける範囲に現代仕様のお洒落なショップやカフェも数多くある。旧い家並みと自然が共存しているこの地区。春から初夏、そして秋が訪問のベストシーズン。4月にはガーデンツアー、5月には最大の催しであるフェスティバルが行われる。

Historic Garden Week Apr 18 – Apr 25, 2015

Festival Williamsburg May 22 – May 24, 2015

ワシントンD.C.からの日帰りツアーもある。(日本語ツアーもあり)

車で訪れる場合は、Visitor Centerに駐車して、シャトルで史跡地区へ移動するのが確実で容易。景観を損なわない為にか(昔の不便さを体感させたいのか)、案内サインやイベント情報の掲示が少ないので、パンフレットを入手したり、滞在時間や関心に合わせた散策の仕方を教えてもらうことをお勧めしたい。

Colonial Williamsburg Regional Visitor Center

101 Visitor Center Drive Williamsburg, VA 23185

参照:オフィシャル日本語サイト http://www.history.org/languages/japanese.htm

*上記日本語でのイントロダクションのみ。詳細は英語のホームページ:www.history.org

デイトン美術館でDeco Japan 特別展 開催デイトン美術館でDeco Japan 特別展 開催

<!--:en-->デイトン美術館でDeco Japan 特別展 開催<!--:--><!--:ja-->デイトン美術館でDeco Japan 特別展 開催<!--:--> 5

 オハイオ州デイトンにあるデイトン美術館で「デコ・ジャパン」 (DECO JAPAN)特別展が1月25日まで開催されている。

 1920年代~40年代に流行したアール・デコ。もともとアール・デコには日本の美術から影響を受けた側面があるとされるが、今回の特別展は日本におけるアール・デコアートに焦点を当てたもので、その分野における世界屈指のコレクター(Levenson collection)の収集品を中心に、彫刻、絵画、印刷物、陶器、服飾品など約200点を展示している。モダンなイラスト柄の着物や帯、マッチや煙草のパッケージなど、日本の美術館でも通常は目にしない類のものも数多い。楽譜の表紙やイベントポスターからは美術分野に留まらない流行や時代背景を偲ぶことができる。絵画に描かれている女性たちの衣装や髪型もしかり。特に展示場の一室に設けられた「モダンガール」セクションには、時代の先端をゆく女たちの装いや行動を紹介する展示物が並び、入り口には「モガ(モダンガールの略)10か条」なるリスト(英文)が掲げられており面白い。意訳すると、例えば、「従来の女性らしさに反する強さをもつ」「パリやハリウッドの流行ファッションに傾倒」「毎土日に銀ブラする」等々。

   ちなみに、アール・デコの特徴としては、幾何学図形をモチーフにした記号的表現や、原色による対比表現などの特徴が挙げられるが、その度合いや様式は多様である。ニューヨークの摩天楼を代表するクライスラービルやエンバイアステートビルなどがアール・デコ建築で、一世を風靡したスタイルであり、好景気の象徴ともいえる。今回の展示品の中にも、シンプルなデザインながら、時代の贅沢さが窺える品々が少なくない。

 また、モチーフは伝統的なものとは異なりつつも、長く培われた見事な日本の職人技を工芸品や家具装飾の細工、織物、木版画などの中に見ることができる。

 特別展会場外に、浮世絵作品と、ゴーギャンやローテック、マネなど西洋画家の作品を対比して展示している一画、また、仏像や屏風などを含めた収集品を集めた広々とした日本セクションもある。当美術館の四分の一近くを占めるアジアウィングの中で日本セクションは最も広く、多くの収集品を保持している。

 デイトンへはミシガンとの州境トレドから2時間半ほど。デイトンはライト兄弟を生んだ土地であり、航空宇宙や先端技術の分野での研究が盛ん。ライト兄弟の名をとったライト・パターソン空軍基地内のアメリカ空軍博物館では、ライト兄弟が開発したミリリー・フライヤー号のレプリカをはじめ、400機以上の戦闘機やミサイルを展示している。

 美術館と合わせ足を延ばす価値あり。

Dayton Art Institute 
 http://www.daytonartinstitute.org/
 住所: 456 Belmonte Park North,
     Dayton Ohio 45405 
*特別展入場料(美術館入館料を含む)
 大人$12、ユース(7-17才)$6、6才以下無料

 オハイオ州デイトンにあるデイトン美術館で「デコ・ジャパン」 (DECO JAPAN)特別展が1月25日まで開催されている。

 1920年代~40年代に流行したアール・デコ。もともとアール・デコには日本の美術から影響を受けた側面があるとされるが、今回の特別展は日本におけるアール・デコアートに焦点を当てたもので、その分野における世界屈指のコレクター(Levenson collection)の収集品を中心に、彫刻、絵画、印刷物、陶器、服飾品など約200点を展示している。モダンなイラスト柄の着物や帯、マッチや煙草のパッケージなど、日本の美術館でも通常は目にしない類のものも数多い。楽譜の表紙やイベントポスターからは美術分野に留まらない流行や時代背景を偲ぶことができる。絵画に描かれている女性たちの衣装や髪型もしかり。特に展示場の一室に設けられた「モダンガール」セクションには、時代の先端をゆく女たちの装いや行動を紹介する展示物が並び、入り口には「モガ(モダンガールの略)10か条」なるリスト(英文)が掲げられており面白い。意訳すると、例えば、「従来の女性らしさに反する強さをもつ」「パリやハリウッドの流行ファッションに傾倒」「毎土日に銀ブラする」等々。

   ちなみに、アール・デコの特徴としては、幾何学図形をモチーフにした記号的表現や、原色による対比表現などの特徴が挙げられるが、その度合いや様式は多様である。ニューヨークの摩天楼を代表するクライスラービルやエンバイアステートビルなどがアール・デコ建築で、一世を風靡したスタイルであり、好景気の象徴ともいえる。今回の展示品の中にも、シンプルなデザインながら、時代の贅沢さが窺える品々が少なくない。

 また、モチーフは伝統的なものとは異なりつつも、長く培われた見事な日本の職人技を工芸品や家具装飾の細工、織物、木版画などの中に見ることができる。

 特別展会場外に、浮世絵作品と、ゴーギャンやローテック、マネなど西洋画家の作品を対比して展示している一画、また、仏像や屏風などを含めた収集品を集めた広々とした日本セクションもある。当美術館の四分の一近くを占めるアジアウィングの中で日本セクションは最も広く、多くの収集品を保持している。

 デイトンへはミシガンとの州境トレドから2時間半ほど。デイトンはライト兄弟を生んだ土地であり、航空宇宙や先端技術の分野での研究が盛ん。ライト兄弟の名をとったライト・パターソン空軍基地内のアメリカ空軍博物館では、ライト兄弟が開発したミリリー・フライヤー号のレプリカをはじめ、400機以上の戦闘機やミサイルを展示している。

 美術館と合わせ足を延ばす価値あり。

Dayton Art Institute 
 http://www.daytonartinstitute.org/
 住所: 456 Belmonte Park North,
     Dayton Ohio 45405 
*特別展入場料(美術館入館料を含む)
 大人$12、ユース(7-17才)$6、6才以下無料

『赤毛のアン』の著者L・M・モンゴメリが住んでいたカナダ東端の島『赤毛のアン』の著者L・M・モンゴメリが住んでいたカナダ東端の島

<!--:en-->『赤毛のアン』の著者L・M・モンゴメリが住んでいたカナダ東端の島<!--:--><!--:ja-->『赤毛のアン』の著者L・M・モンゴメリが住んでいたカナダ東端の島<!--:--> 2

プリンスエドワード島へのミシガンからのアクセス

  観光名所については島(=州)の公式サイトなどで豊富な詳細情報を得ることができるので、弊紙では陸路でのアクセスを中心に紹介したい。

  デトロイトからは2100km程の陸路で、マイアミまでより100㎞以上近い。飛行機であれば(直行便は無く、トロント経由などになるが)飛行時間計3時間半弱で小説の舞台に降り立つことができる。とはいえ、航空運賃は(特に観光シーズンには)お高く、マイアミ行の倍以上のケースが多い。車だと(渋滞が無ければ)21時間。ほぼ半分の距離にあたるモントリオールや、ケベックを観光しながら島に向かい、帰路はメイン州の海岸線を辿ってボストンに寄れば、多くの観光地を巡る充実したコースになる。

  鉄道利用では、モントリオールからVIA鉄道の夜行でモンクトン(ニュー・ブランズウィック州)またはハリファックス(ノバ・スコシア州)で下車し、そこからレンタカーかバスで海を渡ることになる。技術の粋を集めた全長13kmにおよぶコンフェデレーション・ブリッジで、絶景を眺めながら島にアクセス。行きは橋をわたり、帰りはフェリー利用(逆もOK)という手段もある。どちらのルートでも橋とフェリーの利用料金(橋の通行料$45、フェリー$69~ :2014年現在)は離島の時だけ!! ハリファックスからは多数の業者がバンタイプのシャトルサービスを運行している。

  モントリオールやケベックはフランス語圏で、道路標識もフランス語が主だが、プリンスエドワード島の公用語は英語! 「赤毛のアン」の大ファンであれば物語の舞台や作者モンゴメリーゆかりの地を巡るツアーで秘話など詳細を聴く方が有意義かと思うが、英語圏での気楽なドライブになるので、気に入ったスポットで気ままに過ごすためには車移動がお勧め。飛行機を利用したとしても、現地でレンタカーを手配すれば美食の地としても名高い島の味覚を提供するレストランへも自由に足を延ばすことができる。

  抑えたい名所は、観光の拠点でギフト店やレストランや洒落た宿泊施設も多いシャーロットタウンの街、「赤毛のアン」の主舞台アボンリーのモデルとなった町でグリーンゲーブルスハウスがあるキャベンディッシュ、島の西側のノースケープ・コスタルドライブエリアなど。途中の小さな町や漁港、灯台などの観光名所も魅力ある。

  ちなみに、「緑あふれる田園と青い海の風景」を島の魅力の一つに掲げているが、内陸の素朴な農家・果樹園風景はミシガンに似通っており、観光スポットになっている灯台と岬の眺めもミシガンとて引けを取らない景観。ミシガンの景色と大きく異なるのは島の特徴となっている土の赤さ、そしてシャーロットタウンなど古い街のヨーロッパ風な建物や、漁港に点在するカラフルな小屋など。観光業を妨害する気はないが、アンのファンでない方が期待を寄せてミシガンから遠路訪ねて「がっかり」という声を少なからず耳にしてきたことを記しておきたい。もちろん、ミュージアムや歴史遺産(カナダ独立の際、カナダ建国会議が開かれた地)の見学、民芸品の買い物など、見所や魅力は尽きない。筆者と同行した姉は「島の景色や豊かな時間を思い出すと幸せになる」と述懐するほど。筆者が訪れたのは10月初旬で、夏場のみ上演される『赤毛のアン』のミュージカルや一部のミュージアムは閉じてしまっていたが、観光客の喧騒が去り、街にも穏やかな雰囲気が漂っていた。日没の美しい砂丘や、趣のある灯台の岬も独占状態であった。この島は気候が穏やかなために紅葉はさほどではないが、モントリオール方面や道中の紅葉を味わいながら足を延ばすのも一案と言える。

プリンス・エドワード島州政府観光局のオフィシャル日本語サイト
http://www.tourismpei.com/jp

プリンスエドワード島へのミシガンからのアクセス

  観光名所については島(=州)の公式サイトなどで豊富な詳細情報を得ることができるので、弊紙では陸路でのアクセスを中心に紹介したい。

  デトロイトからは2100km程の陸路で、マイアミまでより100㎞以上近い。飛行機であれば(直行便は無く、トロント経由などになるが)飛行時間計3時間半弱で小説の舞台に降り立つことができる。とはいえ、航空運賃は(特に観光シーズンには)お高く、マイアミ行の倍以上のケースが多い。車だと(渋滞が無ければ)21時間。ほぼ半分の距離にあたるモントリオールや、ケベックを観光しながら島に向かい、帰路はメイン州の海岸線を辿ってボストンに寄れば、多くの観光地を巡る充実したコースになる。

  鉄道利用では、モントリオールからVIA鉄道の夜行でモンクトン(ニュー・ブランズウィック州)またはハリファックス(ノバ・スコシア州)で下車し、そこからレンタカーかバスで海を渡ることになる。技術の粋を集めた全長13kmにおよぶコンフェデレーション・ブリッジで、絶景を眺めながら島にアクセス。行きは橋をわたり、帰りはフェリー利用(逆もOK)という手段もある。どちらのルートでも橋とフェリーの利用料金(橋の通行料$45、フェリー$69~ :2014年現在)は離島の時だけ!! ハリファックスからは多数の業者がバンタイプのシャトルサービスを運行している。

  モントリオールやケベックはフランス語圏で、道路標識もフランス語が主だが、プリンスエドワード島の公用語は英語! 「赤毛のアン」の大ファンであれば物語の舞台や作者モンゴメリーゆかりの地を巡るツアーで秘話など詳細を聴く方が有意義かと思うが、英語圏での気楽なドライブになるので、気に入ったスポットで気ままに過ごすためには車移動がお勧め。飛行機を利用したとしても、現地でレンタカーを手配すれば美食の地としても名高い島の味覚を提供するレストランへも自由に足を延ばすことができる。

  抑えたい名所は、観光の拠点でギフト店やレストランや洒落た宿泊施設も多いシャーロットタウンの街、「赤毛のアン」の主舞台アボンリーのモデルとなった町でグリーンゲーブルスハウスがあるキャベンディッシュ、島の西側のノースケープ・コスタルドライブエリアなど。途中の小さな町や漁港、灯台などの観光名所も魅力ある。

  ちなみに、「緑あふれる田園と青い海の風景」を島の魅力の一つに掲げているが、内陸の素朴な農家・果樹園風景はミシガンに似通っており、観光スポットになっている灯台と岬の眺めもミシガンとて引けを取らない景観。ミシガンの景色と大きく異なるのは島の特徴となっている土の赤さ、そしてシャーロットタウンなど古い街のヨーロッパ風な建物や、漁港に点在するカラフルな小屋など。観光業を妨害する気はないが、アンのファンでない方が期待を寄せてミシガンから遠路訪ねて「がっかり」という声を少なからず耳にしてきたことを記しておきたい。もちろん、ミュージアムや歴史遺産(カナダ独立の際、カナダ建国会議が開かれた地)の見学、民芸品の買い物など、見所や魅力は尽きない。筆者と同行した姉は「島の景色や豊かな時間を思い出すと幸せになる」と述懐するほど。筆者が訪れたのは10月初旬で、夏場のみ上演される『赤毛のアン』のミュージカルや一部のミュージアムは閉じてしまっていたが、観光客の喧騒が去り、街にも穏やかな雰囲気が漂っていた。日没の美しい砂丘や、趣のある灯台の岬も独占状態であった。この島は気候が穏やかなために紅葉はさほどではないが、モントリオール方面や道中の紅葉を味わいながら足を延ばすのも一案と言える。

プリンス・エドワード島州政府観光局のオフィシャル日本語サイト
http://www.tourismpei.com/jp

フロリダ在住経験者によるお薦めスポットフロリダ在住経験者によるお薦めスポット

<!--:en-->フロリダ在住経験者によるお薦めスポット<!--:--><!--:ja-->フロリダ在住経験者によるお薦めスポット<!--:--> 2

 フロリダの自然と言えば、ワニ、蛇、鳥、カメと豊富ですが、最近ではエバーグレイズの大蛇vsワニの争いに負けつつあると言われているワニ。そんな厳しいけど美しいフロリダの大自然を身近で感じてみたいと思いませんか?マイアミを1時間半ほど西へ走ったセミノール・インディアン居住区に、「ビリー・スワンプ・サファリ」はあります。エバーグレイズの自然を守りながら、観光で訪れる人たちに、フロリダならではのアクティビティーを提供しています。沼地を最速時速241キロで走るエアボート・ライドでは、顔が変形するほどの風をあびたかと思いきや、アリゲーターにエサをあげる緊張感も味わえます。アリゲーターをおびき寄せるその驚きのエサとは。。体験してのお楽しみ!

 バギーに乗ってのエコツアー(約1時間)では、セミノール居住区に生息する様々な植物や鹿、バイソン、様々な種類の鳥、アリゲーター、ダチョウ、野生の豚、ラッキーであればパンサーや熊にも遭遇できます。(バギー・ライドは妊婦や腰痛持ちの方はご注意ください。)

 大人気のアリゲーター・ショーや毒蛇のショー、クリッター(小動物)ショーもあり、陸ガメ、爬虫類、鳥など様々な動物に会えます。(アリゲーター・ショーは開催されていない週もあるので、事前にサイト等でご確認の上お出かけ下さい。)

 敷地内にはSwamp Water Caféというレストランがあり、アメリカ料理の他にナマズ、カエルの足、ワニの尻尾の唐揚げ等のセミノール料理も味わえます。レストランの外ではエバーグレイズの美しい景色をお楽しみいただけます。が、近くを流れる川にはワニがおりますので、ご注意を!

【カフェの営業時間】

日~木 7:00 am – 6:00 pm
金~土 7:00 am – 11:00 pm

フロリダの厳しくも美しい大自然を満喫できるBillie Swamp Safari

by 長瀬かの

 そしてエバーグレイズの自然をさらに満喫したいチャレンジャーな人達には、インディアンの伝統的なチキー(藁ぶき屋根の高床式住居)でのお泊まりも用意されています。チキーには電気も水も通っておりませんが、外にはシャワーやトイレがありますので、ご安心下さい。懐中電灯、タオル、お風呂グッズはご持参下さい。

 オーバーナイト・パッケージには、スワンプ・バギー・エコツアーが昼晩2回、アリゲーターと蛇のショーとクリッター・ショー、キャンプファイヤーでのお話会、エアーボートライドがついてきて、おすすめです。オーバーナイトパッケージは、宿泊とは別にお申込みできます。最低1週間前の予約が必要になりますので、お早目に!

 Billie Swamp Campはクリスマス以外の364日オープン。フロリダ在住歴7年の私でも、何度も戻りたくなる場所です。詳しくはウェブサイトをご覧ください。サイトにお得なクーポンもありますよ。

Billie Swamp Safari

Big Cypress Seminole Indian Reservation
30000 Gator Tail Trail, Clewiston, FL 33440

【ウェブサイト】www.billieswamp.com

 フロリダの自然と言えば、ワニ、蛇、鳥、カメと豊富ですが、最近ではエバーグレイズの大蛇vsワニの争いに負けつつあると言われているワニ。そんな厳しいけど美しいフロリダの大自然を身近で感じてみたいと思いませんか?マイアミを1時間半ほど西へ走ったセミノール・インディアン居住区に、「ビリー・スワンプ・サファリ」はあります。エバーグレイズの自然を守りながら、観光で訪れる人たちに、フロリダならではのアクティビティーを提供しています。沼地を最速時速241キロで走るエアボート・ライドでは、顔が変形するほどの風をあびたかと思いきや、アリゲーターにエサをあげる緊張感も味わえます。アリゲーターをおびき寄せるその驚きのエサとは。。体験してのお楽しみ!

 バギーに乗ってのエコツアー(約1時間)では、セミノール居住区に生息する様々な植物や鹿、バイソン、様々な種類の鳥、アリゲーター、ダチョウ、野生の豚、ラッキーであればパンサーや熊にも遭遇できます。(バギー・ライドは妊婦や腰痛持ちの方はご注意ください。)

 大人気のアリゲーター・ショーや毒蛇のショー、クリッター(小動物)ショーもあり、陸ガメ、爬虫類、鳥など様々な動物に会えます。(アリゲーター・ショーは開催されていない週もあるので、事前にサイト等でご確認の上お出かけ下さい。)

 敷地内にはSwamp Water Caféというレストランがあり、アメリカ料理の他にナマズ、カエルの足、ワニの尻尾の唐揚げ等のセミノール料理も味わえます。レストランの外ではエバーグレイズの美しい景色をお楽しみいただけます。が、近くを流れる川にはワニがおりますので、ご注意を!

【カフェの営業時間】

日~木 7:00 am – 6:00 pm
金~土 7:00 am – 11:00 pm

フロリダの厳しくも美しい大自然を満喫できるBillie Swamp Safari

by 長瀬かの

 そしてエバーグレイズの自然をさらに満喫したいチャレンジャーな人達には、インディアンの伝統的なチキー(藁ぶき屋根の高床式住居)でのお泊まりも用意されています。チキーには電気も水も通っておりませんが、外にはシャワーやトイレがありますので、ご安心下さい。懐中電灯、タオル、お風呂グッズはご持参下さい。

 オーバーナイト・パッケージには、スワンプ・バギー・エコツアーが昼晩2回、アリゲーターと蛇のショーとクリッター・ショー、キャンプファイヤーでのお話会、エアーボートライドがついてきて、おすすめです。オーバーナイトパッケージは、宿泊とは別にお申込みできます。最低1週間前の予約が必要になりますので、お早目に!

 Billie Swamp Campはクリスマス以外の364日オープン。フロリダ在住歴7年の私でも、何度も戻りたくなる場所です。詳しくはウェブサイトをご覧ください。サイトにお得なクーポンもありますよ。

Billie Swamp Safari

Big Cypress Seminole Indian Reservation
30000 Gator Tail Trail, Clewiston, FL 33440

【ウェブサイト】www.billieswamp.com

ミシガン西岸の街 Saugatuck 『USA TODAY』 読者投票でトップにミシガン西岸の街 Saugatuck 『USA TODAY』 読者投票でトップに

<!--:en-->ミシガン西岸の街 Saugatuck 『USA TODAY』 読者投票でトップに<!--:--><!--:ja-->ミシガン西岸の街 Saugatuck 『USA TODAY』 読者投票でトップに<!--:--> 1

  夏到来!お出かけ情報特集

 ミシガン州南西部のミシガン湖畔には、日本で言う避暑地かペンション村のような場所がある。フリーウェイ、I-96とI-94の間。

 チューリップ祭が催されるオランダ系の町ホーランドの数マイル南に位置するSaugatuck(サガタック)は湖畔のセーリングや、景色・雰囲気そのものを楽しむ人たちが多く滞在するエリアだ。

 この街が『USA TODAY』 マガジンによる読者投票“10 Best Readers’ Choice contest”の Best Summer Weekend Escape(=夏の週末お出かけ地)で栄えある1位の座に輝いた。

 サガタックはKalamazoo Harborという、カラマズー川のミシガン湖河口に在り、古くからシカゴ、デトロイトからの憩いの地として愛されてきた。アメリカ全土の中でも、別荘地として、これまでにも“Top 25 Beach”や、雑誌『National  Geographic』の読者投票で上位に選ばれてきた人気の土地だ。ヨットやボートが係留される景観は脱日常の効果大。加えて、この地を愛して住み着いた芸術家が増えたため、アートギャラリーも多く、さらに、音楽・演劇など様々なイベントが多いのも人々を惹きつける魅力。川の対岸にあるDouglas(ダグラス)という地区を合わせると、何十ものギャラリーやアート・クラフトの店が点在する。メインストリート周辺にあたる中心街は、ほんの2ブロック四方ほどの一画だが、洒落た店が並び、道端や広場には彫刻やオブジェが何気なく置かれている。

 サガタックは、Bed & Breakfast “B & B”と称される朝食が付く宿泊施設が周辺に多いのも特徴。日本で言うペンションの夕食抜きと言ったところだろうか。家族経営で、古い家屋を改装したものが多く、カントリー調、ビクトリアン調、などなど、内装の凝り方もB & Bの人気の理由。小規模なホテルやインを含めて約6 0件が、ハーバー近辺を中心に点在している。

 夏休みには子供向けのセーリングレッスンやアートクラスもあり、家族で滞在する訪問者も多く、メインストリートは老若男女で賑わう。

 今回優勝した投票は“夏の週末のお出かけ先”としてだが、秋の紅葉シーズンも格別。多くの店が秋口に店を閉めてしまうが、一変して落ち着いた静けさを味わうことができる。

 観光局のウェブサイトwww.saugatuck.com 、または商工会のウェブサイトwww.saugatuckdouglas.comで、2つの町の芸術関係の情報、イベントの日程など様々な内容を紹介している

 短いミシガンの夏を惜しんでビーチや湖畔のレストランでで太陽を浴びてリラックスするのも良し。秋の寂しさ漂う水際や林で風に吹かれるも良し。夏の大旅行の疲れや、日ごろの心の垢を落としに、気軽に出かけることができる憩いの地である。

  夏到来!お出かけ情報特集

 ミシガン州南西部のミシガン湖畔には、日本で言う避暑地かペンション村のような場所がある。フリーウェイ、I-96とI-94の間。

 チューリップ祭が催されるオランダ系の町ホーランドの数マイル南に位置するSaugatuck(サガタック)は湖畔のセーリングや、景色・雰囲気そのものを楽しむ人たちが多く滞在するエリアだ。

 この街が『USA TODAY』 マガジンによる読者投票“10 Best Readers’ Choice contest”の Best Summer Weekend Escape(=夏の週末お出かけ地)で栄えある1位の座に輝いた。

 サガタックはKalamazoo Harborという、カラマズー川のミシガン湖河口に在り、古くからシカゴ、デトロイトからの憩いの地として愛されてきた。アメリカ全土の中でも、別荘地として、これまでにも“Top 25 Beach”や、雑誌『National  Geographic』の読者投票で上位に選ばれてきた人気の土地だ。ヨットやボートが係留される景観は脱日常の効果大。加えて、この地を愛して住み着いた芸術家が増えたため、アートギャラリーも多く、さらに、音楽・演劇など様々なイベントが多いのも人々を惹きつける魅力。川の対岸にあるDouglas(ダグラス)という地区を合わせると、何十ものギャラリーやアート・クラフトの店が点在する。メインストリート周辺にあたる中心街は、ほんの2ブロック四方ほどの一画だが、洒落た店が並び、道端や広場には彫刻やオブジェが何気なく置かれている。

 サガタックは、Bed & Breakfast “B & B”と称される朝食が付く宿泊施設が周辺に多いのも特徴。日本で言うペンションの夕食抜きと言ったところだろうか。家族経営で、古い家屋を改装したものが多く、カントリー調、ビクトリアン調、などなど、内装の凝り方もB & Bの人気の理由。小規模なホテルやインを含めて約6 0件が、ハーバー近辺を中心に点在している。

 夏休みには子供向けのセーリングレッスンやアートクラスもあり、家族で滞在する訪問者も多く、メインストリートは老若男女で賑わう。

 今回優勝した投票は“夏の週末のお出かけ先”としてだが、秋の紅葉シーズンも格別。多くの店が秋口に店を閉めてしまうが、一変して落ち着いた静けさを味わうことができる。

 観光局のウェブサイトwww.saugatuck.com 、または商工会のウェブサイトwww.saugatuckdouglas.comで、2つの町の芸術関係の情報、イベントの日程など様々な内容を紹介している

 短いミシガンの夏を惜しんでビーチや湖畔のレストランでで太陽を浴びてリラックスするのも良し。秋の寂しさ漂う水際や林で風に吹かれるも良し。夏の大旅行の疲れや、日ごろの心の垢を落としに、気軽に出かけることができる憩いの地である。

San Antonio, Texas: Deep Into Spanish Cultureスパニッシュ文化が色濃く残る San Antonio, Texas ミシガンより一足早く温かい風と花を楽しむ

<!--:en-->San Antonio, Texas: Deep Into Spanish Culture<!--:--><!--:ja-->スパニッシュ文化が色濃く残る San Antonio, Texas ミシガンより一足早く温かい風と花を楽しむ<!--:--> 10

 サンアントニオはテキサス州の南に位置し、メキシコ国境まで車で約3時間。スペイン人宣教師の入植によって集落が生まれ、その後、メキシコの統治時代を経多歴史があり、多くの文化が融合する街。歴史的遺産も数多く、周辺には広大な自然があり、いろいろな時の過ごし方ができる。

 ダウンタウンが観光の目玉で、川の運河沿いに美しい遊歩道が整備され、River Walk(リバーウォーク)と呼ばれ人気を集めている。川に面して洒落たレストランやバーが並び、散歩や食事をするだけでも楽しめる。モザイク画などが点在していて、面白い。ガイドつきの遊覧船で、川風を楽しみつつ、建物や賑わいを眺めるのも一興。

 メキシコ軍との戦いの舞台「アラモ砦」は、その戦いが映画化されて知名度が上がり、テキサスを代表する観光地のひとつになっている。建物だけでなく展示品も見ごたえがある。

 アラモ砦に並んで全米でも貴重な史跡がSan Antonioにある6つのスペイン人の伝道所(San Antonio Missions National Historical Park)。1718年から1731年の間にSan Antonio川に沿って建てられたもので、戦争中には基地となったものもあり、つぎはぎや増築された石造りの建物に、様々な国の文化の影響を受けた歴史が窺われる。Alamoの砦を除く4つの伝道所は、現役のローマカトリック教会になっている。

 運河に近い18世紀半ばのスペイン集落ラ・ヴィリータ地区は、古い家を利用したアートギャラリーや小物の店が並び、お洒落な場所として特に女性に人気。(左、下から2番目の写真)

 メキシコ系のレストランや雑貨店が密集しているマーケット・スクエア周辺(左下の写真)は、ミニ・メキシコ街といったところ。週末など、路上ステージでのライブミュージックや民族ダンスも行われる。この辺りのレストランやベーカリーには、馴染みないスイーツが並んでいる。

 ダウンタウン内の観光には車は必要なく、リバーウォーク周辺は歩いてでも充分に回れる。乗り降り自由なトラムが観光の目玉を繋いでいる。マーケット・スクエアは少々離れているものの、歩いて行ける範囲。

 サンアントニオはテキサス州の南に位置し、メキシコ国境まで車で約3時間。スペイン人宣教師の入植によって集落が生まれ、その後、メキシコの統治時代を経多歴史があり、多くの文化が融合する街。歴史的遺産も数多く、周辺には広大な自然があり、いろいろな時の過ごし方ができる。

 賑わいのあるサンアントニオ中心界隈だけでなく、レンタカーを借りて郊外へ足を延ばすことをお奨めしたい。広大な大地と雄大な自然の一端や西部開拓時代の雰囲気を残した街を見ることができる。

 B&B(民宿)の女主人や観光局の女性の一押しは、サンアントニオから1時間ほど北方の町 Fredericksburg。カウボーイが現れそうな雰囲気があるメインストリートには石造りの古めかしくも小綺麗な店が並んでいる。

 周辺ヒルカントリーはワイルドフラワーの美しさで知られ、Fredericksburgの西にあるWildseed Farms (右写真)では草花の種や苗木、草花を原料にした加工品を多種扱っている。隣接のガーデンは良く手入れされ花が溢れている。季節により彼方まで広がる花畑も眺められる。http://www.wildseedfarms.com/

 Prime Outlet in San Marcusは、ダウンタウンから車で(Austin方向へ)30分程の所にあるアウトレットモールで、店舗が多く、高級ブランド店がかなり揃っている。

 4月中旬から10日間にわたって行われる“フィエスタ サンアントニオ”はサンアントニオ最大のお祭りで、連日パレードやコンサートが催される。19世紀末の戦いの英雄を称える目的で始まったのが由来といわれ、テキサスの歴史を知り、ヒスパニックとの文化交流をする意味あいが加わったという。期間中のホテル予約は早めでないと難しいが、お祭りが近づくと家や店のドアや窓などにカラフルなリースが飾られるので、前後に行っても華やかな催しのお裾分けに預かれる。(右下写真)

 最後に食の楽しみ。何といってもメキシコレストランが多い。建物や内装、店員の衣装は準本場もの。リバーウォークでは流しの歌手がテーブルを回っていて、陽気な雰囲気を盛り上げている。

 そして、テキサスは言わずと知れた畜産の盛んな地。ビーフのステーキは、さすが産地という美味しさ。バイソンのバーガーといった珍メニューにも出会った。

 サンアントニオはテキサス州の南に位置し、メキシコ国境まで車で約3時間。スペイン人宣教師の入植によって集落が生まれ、その後、メキシコの統治時代を経多歴史があり、多くの文化が融合する街。歴史的遺産も数多く、周辺には広大な自然があり、いろいろな時の過ごし方ができる。

 ダウンタウンが観光の目玉で、川の運河沿いに美しい遊歩道が整備され、River Walk(リバーウォーク)と呼ばれ人気を集めている。川に面して洒落たレストランやバーが並び、散歩や食事をするだけでも楽しめる。モザイク画などが点在していて、面白い。ガイドつきの遊覧船で、川風を楽しみつつ、建物や賑わいを眺めるのも一興。

 メキシコ軍との戦いの舞台「アラモ砦」は、その戦いが映画化されて知名度が上がり、テキサスを代表する観光地のひとつになっている。建物だけでなく展示品も見ごたえがある。

 アラモ砦に並んで全米でも貴重な史跡がSan Antonioにある6つのスペイン人の伝道所(San Antonio Missions National Historical Park)。1718年から1731年の間にSan Antonio川に沿って建てられたもので、戦争中には基地となったものもあり、つぎはぎや増築された石造りの建物に、様々な国の文化の影響を受けた歴史が窺われる。Alamoの砦を除く4つの伝道所は、現役のローマカトリック教会になっている。

 運河に近い18世紀半ばのスペイン集落ラ・ヴィリータ地区は、古い家を利用したアートギャラリーや小物の店が並び、お洒落な場所として特に女性に人気。(左、下から2番目の写真)

 メキシコ系のレストランや雑貨店が密集しているマーケット・スクエア周辺(左下の写真)は、ミニ・メキシコ街といったところ。週末など、路上ステージでのライブミュージックや民族ダンスも行われる。この辺りのレストランやベーカリーには、馴染みないスイーツが並んでいる。

 ダウンタウン内の観光には車は必要なく、リバーウォーク周辺は歩いてでも充分に回れる。乗り降り自由なトラムが観光の目玉を繋いでいる。マーケット・スクエアは少々離れているものの、歩いて行ける範囲。

 サンアントニオはテキサス州の南に位置し、メキシコ国境まで車で約3時間。スペイン人宣教師の入植によって集落が生まれ、その後、メキシコの統治時代を経多歴史があり、多くの文化が融合する街。歴史的遺産も数多く、周辺には広大な自然があり、いろいろな時の過ごし方ができる。

 賑わいのあるサンアントニオ中心界隈だけでなく、レンタカーを借りて郊外へ足を延ばすことをお奨めしたい。広大な大地と雄大な自然の一端や西部開拓時代の雰囲気を残した街を見ることができる。

 B&B(民宿)の女主人や観光局の女性の一押しは、サンアントニオから1時間ほど北方の町 Fredericksburg。カウボーイが現れそうな雰囲気があるメインストリートには石造りの古めかしくも小綺麗な店が並んでいる。

 周辺ヒルカントリーはワイルドフラワーの美しさで知られ、Fredericksburgの西にあるWildseed Farms (右写真)では草花の種や苗木、草花を原料にした加工品を多種扱っている。隣接のガーデンは良く手入れされ花が溢れている。季節により彼方まで広がる花畑も眺められる。http://www.wildseedfarms.com/

 Prime Outlet in San Marcusは、ダウンタウンから車で(Austin方向へ)30分程の所にあるアウトレットモールで、店舗が多く、高級ブランド店がかなり揃っている。

 4月中旬から10日間にわたって行われる“フィエスタ サンアントニオ”はサンアントニオ最大のお祭りで、連日パレードやコンサートが催される。19世紀末の戦いの英雄を称える目的で始まったのが由来といわれ、テキサスの歴史を知り、ヒスパニックとの文化交流をする意味あいが加わったという。期間中のホテル予約は早めでないと難しいが、お祭りが近づくと家や店のドアや窓などにカラフルなリースが飾られるので、前後に行っても華やかな催しのお裾分けに預かれる。(右下写真)

 最後に食の楽しみ。何といってもメキシコレストランが多い。建物や内装、店員の衣装は準本場もの。リバーウォークでは流しの歌手がテーブルを回っていて、陽気な雰囲気を盛り上げている。

 そして、テキサスは言わずと知れた畜産の盛んな地。ビーフのステーキは、さすが産地という美味しさ。バイソンのバーガーといった珍メニューにも出会った。

寒いミシガンにはウィンタースポーツ、冬のリゾートの歴史がある

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  今シーズン、50周年を迎えた Boyne Highlands

 ミシガン屈指のリゾートBoyne Highlands(Harbor Springs, MI)は1963年の12月26日にグランドオープングをして、今季で50年。

 当時は世界初の3人乗りリフトや、北部ミシガンで最も斜面のきついゲレンデを有するスキー場として注目をあび、以来、系列のBoyne Mountain(Boyne falls, MI)と共に冬も夏も楽しめるリゾートして発展を続けている。去る1月31日~2月2日には50周年イベントも催され、ライブエンターテインメントや花火、特別宿泊パッケージなども提供された。

 50周年の節目にあたる2013~2014年のシーズンに、施設や装備を大拡張している。Boyne Highlands には31台の新型スノーガン(人工雪発生機)を増設、さらに、装備レンタルの拡大として、スキー板とブーツ90セット、バートン・スノーボード60セットを追加。Boyne Mountain には20台のスノーガンを増設、地形キャタピラー(雪を均等に平にする車両)を導入。ウォーターパークにはSuperLOOPボディースライドという滑り台を新設。

 既にリノベーションが進んでおり、今季末までに合わせて300万ドル近い投資を予定している。

 メインロッジのプールは既に改装が済み、現在はスパのリニューアル中。トイレやロッジも徐々に一新されるので、ゲストはスキー場のみならず、施設の細かいところでも気分よくエンジョイできるようになるであろう。

  ミシガンで屈指とはいうものの、日本でいえば中規模のゲレンデで、高低差は裏山程度ではあるが、多岐に楽しめるのがリゾートの魅力。キッチン付きのタウンハウスのような部屋を拠点に、子どもや若者はデイキャンプやプールで楽しみ、親はスパでリラックス・・・という過ごし方もできる。ゲレンデでのスキー、スノーボードの他に、Tubingというスロープ下りの遊びや馬ぞり、犬ぞりなど、雪を利用した様々なアクティビティが施設内でできる。また、乗馬、Zipline Adventureという空中ワイヤー滑降は四季を通して提供されている。

 系列のリゾートBoyne Mountain(Boyne Falls)へは車で40分弱。リフト券は2カ所(Boyne Highlands と Boyne Mountain有で、合わせると115の滑降面、11のテレインパーク(terrain park:ジャンプやトリック競技向けの起伏を設けたコース)を楽しむことができる。両スキー場ともに、Boyneに宿泊すれば8歳以下はリフト券が無料という宿泊特典、また、大人がリフト券を購入すれば5歳以下は無料など、家族連れに有難いサービスを設けている。

 Boyne Mountain にはミシガン州内最大という室内ウォーターパーク“Avalanche Bay Indoor Waterpark” がある。ゲームセンター、独立したキャンディーショップもあり、子ども連れの家族がエンジョイできる施設が充実している。

 寒波と雪が繰り返し襲いかかるこの冬。雪を呪うばかりでは無く、楽しむ機会を設けては?

【Boyne Highlands ウェブサイト】

http://www.boyne.com/BoyneHighlands 

【Boyne Mountain ウェブサイト】

http://www.boyne.com/BoyneMountain

  今シーズン、50周年を迎えた Boyne Highlands

 ミシガン屈指のリゾートBoyne Highlands(Harbor Springs, MI)は1963年の12月26日にグランドオープングをして、今季で50年。

 当時は世界初の3人乗りリフトや、北部ミシガンで最も斜面のきついゲレンデを有するスキー場として注目をあび、以来、系列のBoyne Mountain(Boyne falls, MI)と共に冬も夏も楽しめるリゾートして発展を続けている。去る1月31日~2月2日には50周年イベントも催され、ライブエンターテインメントや花火、特別宿泊パッケージなども提供された。

 50周年の節目にあたる2013~2014年のシーズンに、施設や装備を大拡張している。Boyne Highlands には31台の新型スノーガン(人工雪発生機)を増設、さらに、装備レンタルの拡大として、スキー板とブーツ90セット、バートン・スノーボード60セットを追加。Boyne Mountain には20台のスノーガンを増設、地形キャタピラー(雪を均等に平にする車両)を導入。ウォーターパークにはSuperLOOPボディースライドという滑り台を新設。

 既にリノベーションが進んでおり、今季末までに合わせて300万ドル近い投資を予定している。

 メインロッジのプールは既に改装が済み、現在はスパのリニューアル中。トイレやロッジも徐々に一新されるので、ゲストはスキー場のみならず、施設の細かいところでも気分よくエンジョイできるようになるであろう。

  ミシガンで屈指とはいうものの、日本でいえば中規模のゲレンデで、高低差は裏山程度ではあるが、多岐に楽しめるのがリゾートの魅力。キッチン付きのタウンハウスのような部屋を拠点に、子どもや若者はデイキャンプやプールで楽しみ、親はスパでリラックス・・・という過ごし方もできる。ゲレンデでのスキー、スノーボードの他に、Tubingというスロープ下りの遊びや馬ぞり、犬ぞりなど、雪を利用した様々なアクティビティが施設内でできる。また、乗馬、Zipline Adventureという空中ワイヤー滑降は四季を通して提供されている。

 系列のリゾートBoyne Mountain(Boyne Falls)へは車で40分弱。リフト券は2カ所(Boyne Highlands と Boyne Mountain有で、合わせると115の滑降面、11のテレインパーク(terrain park:ジャンプやトリック競技向けの起伏を設けたコース)を楽しむことができる。両スキー場ともに、Boyneに宿泊すれば8歳以下はリフト券が無料という宿泊特典、また、大人がリフト券を購入すれば5歳以下は無料など、家族連れに有難いサービスを設けている。

 Boyne Mountain にはミシガン州内最大という室内ウォーターパーク“Avalanche Bay Indoor Waterpark” がある。ゲームセンター、独立したキャンディーショップもあり、子ども連れの家族がエンジョイできる施設が充実している。

 寒波と雪が繰り返し襲いかかるこの冬。雪を呪うばかりでは無く、楽しむ機会を設けては?

【Boyne Highlands ウェブサイト】

http://www.boyne.com/BoyneHighlands 

【Boyne Mountain ウェブサイト】

http://www.boyne.com/BoyneMountain