Friday, June 21, 2024

年間入園者100万人の花の名所:ブッチャート・ガーデン ~ カナダのビクトリア

年間入園者100万人の花の名所:ブッチャート・ガーデン ~ カナダのビクトリア 2

DSC_5168ブッチャート氏のセメント事業のために発生した石炭石採石場跡の荒れ果てた姿を憂いて、1904年にブッチャート夫人が手を入れたのがブッチャートガーデンの始まり。スウィートピーや薔薇など、いくつかを植えた当初の場所は、現在では同ガーデンのメインガーデンであるサンケンガーデン(沈床庭園)にまで成長した。一世紀以上を経て、22万平米(東京ドーム5個分)という広大な庭園になり、前述のサンケンガーデンの他、ローズガーデン、日本庭園、イタリアンガーデンなど、いくつかのエリアを持つ。各季節ごとの大量の花々が植え替えられ、規模も美しさも北米屈指のガーデンに挙げられる程に。周囲の木々は、かつてそこが採石場であったとは想像できないほど豊かに地を覆っている。2004年にはその歴史とホスビタリティも評価され、カナダ国定史跡に指定された。

IMG_6494年中無休で、4月から10月は花が絶えることが無いというこの庭園は、春には、オランダから輸入された13万個以上のチューリップや水仙をはじめとする球根類の華麗な色彩、そして、ツツジ、シャクナゲなどが新緑に映える。初夏には最も多種多様かつ膨大な数の花で溢れる。特に中央のローズガーデンは配置も凝っていて、蔓薔薇のアーチ道もあり、気品ある薔薇の姿と香りに優雅な演出を添える。夏には花火、野外コンサートなどのイベントも多数催される。石切り場の底に湧き水でできた湖が涼し気に花や木の葉を映し出す。25メートルの高さにまで吹き上げられる噴水もあり、いくつかのパターンの動きを見せ、夜に色彩照明が施される日もある。秋の紅葉は、メープルなどの落葉樹がさほど多くないので絶景とはいかないが、島全体が落ち着く美しい時期だという。彩りが絶えた後、年末にかけてクリスマスデコレーションに力を入れている。何万個ものライトや飾りが建物や木々に施される。降雪の後には単色画のような荘厳な風景が広がる。

IMG_6559庭園内での食事も人気。かつてはブッチャート家の邸宅であったレストラン「ザ・ダイニング・ルーム」では、庭園を眺めながら、ゆったりとした雰囲気の中でのアフタヌーンティーセット(正午から3時、要予約)や食事(季節限定)を楽しむことができる。温室横にあるカジュアルなカフェテリア(Blue Poppy Restaurant)からの花の眺めもなかなか。星形の池や整然とした花壇があるイタリアンガーデン脇ではジェラードを味わえる。

DSC_5196《ガーデンへのアクセス》

ブッチャート・ガーデンはバンクーバーの南方、バンクーバー島に在る。バンクーバーから

30分ほど南の港からフェリーで渡れる、ポピュラーな観光地とあり、日帰りツアーもある。航行時間は1時間40分程で、カナダドルで17.20ドルと安い。フェリー港(Swart)からガーデンへも、ガーデン⇔ビクトリア(ブリティッシュコロンビア州の州都)のダウンタウンも20km程で、住宅地や途中の町に度々泊まることになるが、公共の路線バスで1時間強。ダウンタウンからの直通バス、他と組み合わせたツアーもある。ビクトリア周辺は公共バスが充実していて、格段に安価で、距離に関わりなく一律料金。(2016年4月現在CAD2.50)。

IMG_6571フェリー港(Swart)⇔ダウンタウン路線もある。シアトルからのフェリー航路もあるが、時間が長く、料金が高い(数倍)。島々を眺めながらの贅沢な船旅と思えばリーゾナブルか。

また、シアトルより南西にあたるオリンピック半島の北側の港(Port angeles)からのフェリー航路もあり、ビクトリアのダウンタウンの港に着く。距離的には最も短い。Port Angelesまではシアトルから車で2時間半ほど。温帯雨林や海岸を含み、世界遺産にも指定されているオリンピック・ナショナルパークと合わせて訪れるのも一案。

IMG_6638Victoria ダウンタウン

ブリティッシュコロンビア州の州都ビクトリアは花の都とも呼ばれ、港を臨む州議事堂(右写真)も、街並みも美しい。英国領時代の面影があり、紅茶専門店や洒落たパブもある人気の観光地。

www.tourismvictoria.com

Dragonmead Microbrewery – Warren, MI

Dragonmead Microbrewery - Warren, MI 1

DSCN0220  「50年後に残るビジネスを」と、共同オーナー3人が考えた結果出した答えは「Brewery」だった。人々の好みはそれぞれに違うから、少ない生産量でバラエティーに富んだビールを提供する。それがDragonmead Microbreweryのポリシーだ。

American style 16種、Belgian 8種、Cask condition 1種、English style 11種、German style 5種、Russian 1種、Scottish 3種と、驚異的な数がメニューに載っている。しかも全て同じ敷地内で製造しているから、さらに驚く。

DSCN0259 オーナーのLarry氏に醸造システムのツアーを案内してもらったが、もっと驚いたことは、ビールの原材料はそれぞれのビールのスタイルにあわせてそれぞれの国のものを使っていること。山積された袋は、Fleming語、ドイツ語などさまざまな言語が印刷されていた。オープンは1997年だが、その当時からビールのワールドカップや世界的な大会で数々のメダルを獲得しているのも「ワールドクラスのビールを作っているから」と話していた。その言葉からは自慢と言うよりも、「50年後」を賭けた自信と成功への深い準備がうかがえる。

DSCN0256Larry氏は自動車業界で化学系エンジニアだった。麦芽を糖に変えるマッシュ・タンは「いまでも開業当時のものを使っている」と言う。「イギリスの製法はここで水を加え酵素を分解させる、ベルギー式は砂糖を加える。」とそれぞれの温度と糖分の違いを話しながら、「ここのシステムで毎日5種類のビールをコンスタントに造り、“カイゼン・システム”を活用しているのさ」とビール製造の工程を化学的で、しかもユーモアも交えて語ってくれた。ほかの二人のオーナーは同じく自動車業界でコンピューターサイエンス、メタル・モデルデザインを行っていたというから、まさに分野の違う3人の知恵と考えがこのbreweryの経営にうまくかみ合っているといえよう。

もちろん、「世界クラス」のビールをbreweryで楽しむのもいいが、多くの小売店で6種類のボトル入りを手に入れ自宅で楽しむこともできる。

DSCN0222Final Absolution (Abv. 10%) はベルギースタイル。重量感たっぷり。

Sin Eater (Abv.11%)もベルギースタイル。ビールの流通業者からのリクエストで作られたビール。ブリューワリーにはなく、ボトルで販売。14世紀にヨーロッパでペスト(黒死病)が大流行し聖職者も犠牲になり、罪あるものが赦免を受けずに病死した、という歴史的エピソードにちなんだ名前。

ブリューワリーで飲むなら、Jason’s IPA(Abv. 8%) がグレープフルーツの味でスムーズ。

1パイント$5.75-、ハーフパイント(約240 ml.$3.50-)でも注文できるのもうれしい。

Warren市にDragonmeadはある。ミシガンビール愛好家の中でも評判は高く、広く知れ渡っている。本格的なものを楽しみたいなら、ぜひ訪れたいブリューワリーだ。

Dragonmead Microbrewery

【住所】14600 E. 11 Mile Rd, Warren, Michigan 48089
(I-696 のEX26-Groesbeckからすぐ)。

【電話番号】586-776-9428

【ウェブサイト】www.dragonmead.com

文&写真 by ヤマトノオロチ

Santa Barbara, CA

Santa Barbara, CA 3

北米で一番美しい街、宝石のような街とさえいわれるサンタバーバラ

Santa Barbaraはロスアンジェルスの北西、大西洋岸のサンタイネス山脈というなだらかな丘陵にかこまれた、カルフォルニア有数のビーチリゾートだ。白壁にテラコッタ(オレンジ色っぽいレンガ)屋根の南スペイン風な家や店が立ち並んでいる。

観光スポットやレストラン、ショップはダウンタウンの目貫通りState St.周辺に集まっている。こじんまりとしたダウンタウンで、ビーチから徒歩20分程度。ビーチにはワーフやハーバーなど、海辺らしい爽快な景色があり、目抜き通りは高級ブランドショップも多い洒落た雰囲気があり、優雅な、大人の街という感じ。

街の美しさの理由は、悲しいかな1925年に起きた地震でかなりの建物が崩壊し、復興にあたって「街の建物をスペインのアンダルシア風に統一する」という計画を市が推進し、さらには建物階数、屋根と壁の色などに規制を設けたためだという。自然と調和しつつ、洗練された、テーマパークかのような統一感のある街が誕生し、今に至っている。北米一かどうかの判断はしかねるが、美しい街であるのは確か。

観光スポットをざっと見るだけならば1,2時間で回れるサイズの街だが、周辺にはデンマーク系の街やワイナリーもあり、余裕があれば1泊したいところ。

ロスアンゼルス空港から100マイルほどの距離で、観光ブックには「L.A.から車でわずか2時間」と記載されていたが、ロスアンゼルス周辺の渋滞は相当なもので、途中の道路も主要ハイウェイは1本であるため混みがちで、夕方の帰路は3時間以上かかってしまった。

サンタバーバラ観光は歩いても回ることができ、トロリーやシャトルも運行しているので、

アムトラックやバスで訪れるのも一案。

観光案内所はビーチ近くにあり、ダウンタウンの目貫通り寄りに位置するアムトラック駅との間には開放的なレストランや気取らないショップが点在していて、ダウンタウンとは別のリラックスした雰囲気が感じられる。海岸線にはパームツリーが並び、行楽地ムードの強いサンタモニカのビーチとは違う良さがある。

おもな見どころ

ステート・ストリート  State St.

西海岸最古の桟橋スターンズ・ワーフに繋がる メインストリートがステート通り。街路樹と花が美しい通りに沿って、お洒落なレストラン、高級ブランドショップ、センスの良いブティックなどが軒を並べている。

サンタバーバラ郡裁判所

Santa Barbara County Courthouse

1929年の建造以来、郡裁判所として使用されている。街の中心地プレシディオから北に2ブロックのところにある。内部見学も可能。ひときわ目立つ白い時計台はダウンタウンで一番高く、街並みを展望することができる。

オールド・ミッション・サンタバーバラ

Old Mission Santa Barbara

スペインのミッションによって建てられた200年以上続くこの教会は2つの鐘楼を持つ巨大なもので、今なお現役。サンタバーバラの町から山に向かって登ったところにある。一帯がヒストリカルパークとして保存されている。

サンタバーバラ・ハーバー

サンタバーバラ・ハーバーには、クラムチャウダーやフィッシュ&チップなどのシーフードが美味しいレストランがある。ハーバー前のMaritime Museumでは、この地と海の歴史を知ることができる。

その他

セグウェイのレンタルのほか、ビーチでのバドルボートなどのレンタル、サーフィンクラスなど、ウォーターアクティビティーのビジネスも充実している。ホエールウォッチング、周辺のワイナリーやワインセラーを巡るツアーもある。

 

フロリダのガーデン

フロリダのガーデン 1

同じ北米とはいえミシガンとは気候の異なるフロリダに行って、テーマパークや遊園地で過ごすだけではもったい! 昨年6月号では、マイアミ西方の湿地帯のサファリ“Billie  Swamp Safari”をフロリダ在住経験者の方が紹介してくれたが、今回は穏やかに南の自然を楽しむことができる施設を2カ所紹介したい。

DSC_5957Leu Gardens (Orland, Florida) 

オーランドのダウンタウンから車で10分強のところに、多種多彩な植物を鑑賞できるLeu Gardens (正式名称Harry P Leu Gardens) がある。Universal Orland付近から30分弱、
Disney Worldからは40分程。テーマパークの喧騒とは打って変わったのどかな庭園は小さな湖に面し、50エーカーの敷地はのんびりと散策するのに適している。疲れない広さで、オアシスのような存在である。

1497619-406032996194020-1862219346-n_54_990x660_201406012227モダンなウェルカムセンターを通って庭に進むと、Tropical Stream Gardenと名付けられた、小川を取り巻く木々がいかにもフロリダらしい南国ムードのある一画で、バナナや椰子の木を始め、トロピカルな木や草花の宝庫。全域がこの雰囲気かと思いきや、整然とした美しいローズガーデン、サボテン、バンブー(竹)のコレクションの一画もある。

このように多種多様な植物を有しているのは、かつての所有者ハリーP.ルー氏夫妻が、事業で成功した私財を投じて世界を巡り、‘植物のオアシス’を造りあげるために、種や苗を持ち帰った御蔭なのだそうだ。

DSC_5954そして、この庭園と邸宅は、.ルー氏によって1961年にオーランド市に寄贈され、多くのポランティアの協力によって維持されている。野菜の花壇やハーブ園など、小さいながらも大層手がかかるであろうと窺えるスペースもあり、Idia Gardensに至ってはパティオ風、ワイルドフラワー(野草)ガーデン、バードガーデン、シェイド・ガーデン、などなど、趣向を凝らしたミニガーデンもあり、多くの人が日々丹念に手入れをしていることが分かる。花壇のレイアウトの参考になりそう。庭いじりの好きな人にはたまらない場所といえる。

DSC_6021珍しい草花も多い。右の写真は、生け花でも重用されるBird of paradise。和名ゴクラクチョウカ(極楽鳥花)の名の通り、極楽鳥のくちばしや冠を連想させる不思議な形が人気の花。

中ほどに佇む邸宅は国の歴史的施設にも登録されており、博物館(Leu House Museum)として公開されている。見学はガイドツアー(30分程) のみ、予約が必要になる(無料:入場料に含まれている)。館内の家具や調度品、食器、そして展示されている服飾品などは、かつての住人のものではなく、各々の部屋に合ったアンティックを地元の人々が提供したということ。

庭園は、さっと回りきるだけであれば1時間でも可能な広さ。「あなたの興味次第で、1時間から数時間」とパンフレットに記載されている。湖畔で大木も多いので、暑い時期でも比較的過ごしやすい。

DSC_6020Harry P Leu Gardens 

住所 1920 N Forest Ave, Orlando, FL 32803

開園時間 9 a.m. – 5 p.m.(クリスマス以外、毎日)

入園料 大人:$10 子供(K-12才):$3 4才以下:無料

邸宅The Leu House Museum のツアーは10時から

30分おき、3:30が最終。7月は閉館。

季節ごとの開花の種類やイベントなどの詳細はホームページで。フロリダ州内の他のガーデンの案内も載っている。  www.leugardens.org

☆邸宅ツアーで一緒だった地元の女性いわく、「自然を観て、フロリダの良さを知ってもらえたら嬉しいわ」


Butterfly World - butterflyButterfly World (Coconut Creek, Florida ) 

マイアミから車で北に1時間弱、オーランドからは3時間程のところにある、蝶のパーク。

植物園や動物園に付随したバタフライ・ガーデンはさほど珍しくないが、このButterfly Worldはその名に相応しい広さと規模があり、全米1の施設と言われている。80種類を超すおびだたしい数の蝶が羽ばたく広大な温室の他、ハミングバードやインコの飼鳥園、’BugZoo’と名付けられた虫の飼育室、そして、貴重な蝶の標本展示エリアもある。

研究施設としての機能も持ち、その様子を垣間見ることもできる。

Butterfly World - field trips

Butterfly World - Tropical Rain Forest including waterfall熱帯雨林を再現した温室内は、草花や木々が植物園並みに充実。野外には小ぶりな湖があるほどの広大さで、吊り橋もあり、ちょっとした冒険気分に。さらに、ローズガーデン、ガーデンセンターでは色も形も様々な花たちが目を楽しませてくれる。

これら全てが、イリノイ州育ちの男性ひとりの

‘蝶への情熱’からスタートしたというから驚く。

「パラダイスのよう」と例え、称賛する訪問者、リピーターも多い。足を伸ばす価値あり!

エバーグレイズ野生動物保護区に近いので、合わせて自然を満喫するのも一案。

Butterfly World - Lorikeets in fountainButterfly World  

【住所】 3600 W. Sample Road,  Coconut Creek, FL 33073

開園時間 月~土9am-5pm; 日曜11am-5pm

*イースター、サンクスギビング、クリスマスを除き、   毎日オープン。

入場料:大人$26.95 子ども (3-11才) $21.95

【ホームページ】butterflyworld.com

Japan Gallery in DIA デトロイト美術館に新設された日本ギャラリー

Japan Gallery in DIA デトロイト美術館に新設された日本ギャラリー 9

2017年11月4日にデトロイト美術館(以下DIA)の日本ギャラリーがオープンした。その祝賀として盛大に行われたオープニングイベントと日本文化紹介イベントについて弊紙先月号(2017年12月号)でお伝えしたが、今回は常設日本ギャラリーの展示内容について記載してゆく。

2013年にデトロイト市が財政破綻し、存続が危ぶまれたものの日本コミュニティを含めた公私の寄付金によって存続したDIAが最初の大プロジェクトとして着手したのが“アジアギャラリー”の再構築。日本ギャラリーは、アジアギャラリーの一部として2015年に企画をスタートし、他のアジア諸国ギャラリーに先駆けてオープンにこぎつけた。そこには、かつての日本関連の展示スペースが閉鎖されて何年も鑑賞の機会が無かった古いコレクション、そして数年前に開催された『サムライ展』の折に入手した作品、更に、この度のギャラリー新設のために購入された物が厳選され集められている。

年代別の展示ではなく、伝統的な物と現代の物が並んで展示されている。また、単なる展示に留まらず、茶室や仏教寺院、家屋の床の間など、背景にある伝統文化および生活の中での美術品の在り様を伝え、来場者がより理解し想像して鑑賞できることを重視している。同ギャラリー用に開発された“インタラクティブティーテーブル”が茶器の展示の横に備えられているが、デジタル画像の亭主(ホスト)が茶を点てる流れに合わせて、参加者はデジタル画像のタッチスクリーン上で茶碗のやりとりを体験できる(上の写真手前)。その茶碗は17世紀の織部茶碗をモデルに3Dプリンティングマシーンで作成した物で、触感や重さを実感することができる。肝心の飲む動作が組み込まれていないのが残念ではあるが、実際に口をつけるのは衛生上芳しくない故とのこと。

能の衣装や面の展示の隣には、日本の観世九皐会(かんぜきゅうこうかい)の協力を得て制作された概説用の短編ビデオが映し出される。ビデオは同ギャラリー向けのオリジナルで、DIAのコレクションに似た面がビデオの中で使われている。

屏風、掛け軸の作品など、芸術作品の多くは、光にデリケートな素材を保護するために、また、DIAのコレクションの中からより多くの財宝を公開するためにも、季節ごとに(予定では4〜6ヶ月ごとに)入れ替えていく予定とのことだが、現時点での展示品を紹介してゆきたい。

日本ギャラリー入口の両脇にはJapan Cultural Development が寄贈した現代メタルアート家 Miya Ando(安藤みや)の淡い色合いの作品 Kumo(Clouds)が訪問者を迎える。

「兜」1600年代、作者不詳  (Photo by DIA)
「Creature(クリーチャー」 2015年、今野朋子、セラミック(Photo by DIA)

日本ギャラリーに入ると、現代のセラミックアート作家・今野朋子(バンコック在住)の「Creature:クリーチャー(2015年制作)」、そして時代と材質が対照的な1600年代の兜が鎮座している。今野朋子の作品はモデルとなる生き物は無いが海にある命を思わせるものであり、兜には貝がらとナマズがあしらわれており、通じるものを感じる。

背景には「静と動-日本美術」という日本語表示、横には現代の都会の慌ただしさを映し出したイメージが一面に広がっている。同ギャラリー全体が「静と動―日本美術」というテーマでデザインされており、多くの日本の美術品に同時に内在する静と動を窺える展示となっている。

ここで、この日本ギャラリーの構築に企画段階から協力し、日本の伝統様式に基づいた展示に多大に寄与した及部奈津氏(Dr. Natsu Oyobe:ミシガン大学美術館アジア美術学芸員)に日本美術の「静と動」について解説をいただいた。

Q:「静と動」はどのようになところに見て取れますか?

松雲元慶の「羅漢像」と元慶の羅漢像300体が納められている羅漢寺(東京)の写真

A:全体のテーマである「静と動」は、まず、個々の作品に表れています。鈴木其一の「葦に群鶴図屏風」では、水辺にたたずむ鶴と飛翔する鶴が、鮮やかな対比を見せています。また、中林竹洞の「霧山水図」は、全体から静かな印象を受けますが、下方の川にかかる橋から、上方に視線を移していけば、ダイナミックな山々の情景に気付かされます。それからこのギャラリーでは、日本の伝統では美術工芸品の鑑賞に、特定の動きをともなうということを、観客に示そうとしましたが、例えば床の間のセクションでは、座って低い位置から鑑賞するよう促すようにしております。畳を敷くことはしませんでしたが、備え付けのベンチは高さが抑えられています。茶の湯のセクションでは、やはり低めのケースを使用し、隣りのティーテーブルに座った位置から作品を鑑賞するようにしていますが、ここにも茶室では特定のふるまいが要求されることを、知ってもらう意図があります。

床の間スペースには酒井抱一の掛け軸と尾形光琳の筆箱。横には障子とデジタルの風景イメージ。(Photo by DIA)

Q:DIAの膨大な日本コレクションの中からこれらの展示品が選ばれた理由や、配置やデザインについてお聞かせいただけますか。

A:全体のテーマとして「静と動」、またサブテーマとして日本の伝統的な空間と動作の再現ということがあり、それに沿って5つのセクション(能、仏教、茶の湯、床の間、絵画)が決まりました。そこから、セクションごとに作品が選定されました。選定には美術作品の質や興味深いストーリー(作品背景)が重要視されましたが、季節ごとに展示品が入れ替わる床の間の作品は、用途や紋様などから特に季節感を表現したものが選ばれました。空間にゆとりをもたせるために、作品数は19点と、かなり厳選されています。床の間をはじめ、各セクションでは日本文化の重要なコンセプトである「間」を意識し、作品をレイアウトしています。

「水牛に萩蒔絵螺鈿硯箱」1600年代初頭〜1700年代、尾形光琳作

日本ギャラリーは、いずれ(1年後の予定)アジア・ギャラリーに組み込まれることになる。今(12月現在)の日本ギャラリーの展示は2018年4月までの期間で、その後、アジア・ギャラリーの設置工事のため、一時的に閉鎖される。

屏風 「葦に群鶴図屏風」1800年代、鈴木其一作

入場料 大人$14 6~17才$6

以下の郡の住人は無料

Wayne、Oakland、Macomb

*特別展入場料は除く

掛軸 「雪月花・松に雪図」 1800年代初頭、酒井抱一

デトロイト美術館は、ワシントンDCのナショナルギャラリー、ニューヨークのメトロポリタン美術館、ボストン美術館、シカゴ美術館に次ぐ、米国5大美術館のひとつに数えられている。古代から21世紀までの6万点を超える作品を所蔵している。初期のゴッホの絵画、モネ、ルノアールなどポピュラーな画家の作品も少なくなく、DIAのコレクションはその質、範囲、深さで知られている。

Granite City Food & Brewery – Detroit, MI

Granite City Food & Brewery - Detroit, MI 2

DSCN3751デトロイト再興のシンボル Ren Cenと「ビジネスの交差点」のブリューワリー

文&写真 by ヤマトノオロチ

ミシガン州に住んでいると手続きなどでデトロイト・ダウンタウンの日本国総領事館をおとづれたことがある人が多いだろう。総領事館はルネサンス・センターにある。このデトロイトリバー沿いにそびえるゼネラル・モーターズのヘッドクォーターのビルが公式にオープニングセレモニーを行ってから今年の4月15日で40周年になる。今世紀に入ってからのリノベーションで作られた吹き抜けのWinter Gardenから見るデトロイト・リバー越しのカナダ、ガラス張りの回廊に感動した人も多いはず。リバー沿いにのびるウォーターフロントのプロムナードと夏の噴水で戯れる家族連れでもにぎわうRen Cen(ルネサンス・センター)はデトロイトの再興の希望のシンボルとなっている。今回はRen Cenにあるブリューワリーを紹介する。
DSCN3730総領事館と同じタワー100の1階にGranite Cityがオープンしたのは昨年2016年2月。実はTroyに1号店、Northvilleに2号店が既にオープンしており、ここは3号店目になる。ミシガン州にはクラフトビールが250件ほどあり、ミシガンが地元の人が経営や醸造を行っている。このGranite Cityも独自のビールを作っているブリューワリーだが、チェーン店形式。名前が示すとおりGranite Cityとはミネソタ州のSt. Cloudの別名。1880年代にはグラナイト(大理石)の切り出しで栄華を極めた。その労働者ののどを潤すためにビールは欠かせなかった。ブリューワリーGranite Cityは1999年に会社が設立され、14州に36店を展開する一大チェーン。どのチェーン店も輸送された独自の麦芽汁を使い、各地ごとに醸造するというユニークな製法をとっている。

DSCN3742Ren Cenのブリューワリーは場所柄を反映して「ビジネスの交差点」の印象が強い。バーのカウンターで好きなビール4種類を組み合わせてフライト(サンプラー、$4.99)も楽しむことができる。この日は、ちょうど隣りに居合わせた人とも会話が弾んだ。プライベートジェットのパイロット、商談でRen Cen内のホテルにとまっている人など、経済の繁栄と衰退の波にもまれながらもこのダウンタウンのシンボル的タワーがビジネスの中心地であることをよく示している。ブリューワリーを訪れるときはもっぱらそこの特徴的なブリューを楽しむことが多いが、ここではビールは、立ち変わり次のビジネスの場所へと移動する人たちの交差点での潤滑油、というサブ的な働きをしているように思えた。16,000SqFt.のレストラン内はバーのカウンター席の数は少なく、ブースも多くは4人席だ。

マイルドでシンプルさが好みならThe Northern (Lager)。やはりホップの風味を楽しみたいのならBatch 1000 (Double IPA)だが、ビールが出されてから時間が経つと甘さが増してしまったので要注意。The Bennie (German Bock)は色も味も重厚でチョコレートの風味がする。

DSCN3743食事のメニューは、サンドイッチ、フラットブレッド、パスタなど、もちろん豊富。レタスがいっぱいに敷かれたプレートにシーザーサラダのプラスとしてグリル・サーモンがあったのが目を引いた。また、Ponzu Salmonというメインの一皿もあり、おもしろそう。

用事でしかこのRen Cen界隈を訪れないかもしれないが、新たな発見と楽しみが持てそうなエリアだ。

RencenGranite City Food & Brewery

100 Renaissance Ctr., Suite 1101, 

Detroit, MI 48243

http://www.gcfb.com/

 

北陸新幹線を利用して ①長野編北陸新幹線を利用して ①長野編

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外国人と海外在住者のみ使用可能なJapan Rail Pass。線も本数も増えた新幹線(“のぞみ”を除く)の利用も可、指定席も追加料金なし、という好条件とあり、また、このところの円安もあって、日本をJRで移動していると、これを利用して動き回る人が激増していることが窺える。購入したからにはフル活用したいもの。新幹線駅の“駅近”や駅拠点の観光地情報に要チェック!

今年3月に長野―金沢間が開業した北陸新幹線は、最短で、東京―富山をほぼ2時間、東京―金沢を2時間半弱で走る。日帰りさえ十分に可能になり(却って観光業に痛手という声も聞くが・・)注目、話題が集まっている。

今月号では長野―金沢間開通に伴って大改修が行われた長野駅で下車。7年に一度の御開帳期間中(5月末まで)の善光寺と、認知度が急上昇している小布施を紹介。

☆まずは長野駅。信州らしさを目指したという駅ビルには地元信州発の38ショップを含む100以上の店舗が結集。構内は明るく広々としていて清々しさが感じられる。観光案内所には民芸品や地元の物産品、写真などが飾られている。職員が親切に資料を提供してくれる。立ち寄る価値大。

善光寺

日本最古といわれるみ仏を祀る善光寺は、日本を代表する霊場であり、いずれの宗派にも属さないゆえ誰にも親しめるお寺として、古より全国各地から参拝者が訪れる。本堂は国宝。山門(三門)と釈迦堂・釈迦涅槃像は重要文化財に指定されている。

善光寺へは駅から約1.8キロメートルで、健脚であれば十分に歩ける距離。土蔵や町屋を再生させ、古い街並みへと景観が整えられている門前町の参道を、名物のおやきの食べつつお店に寄りながら散策すれば、古くは平安時代末期からと言われる善光寺詣りの旅人の気分になれるかも。日本一の門前町と謳っており、多くのイベントが組まれている。

7年に一度の御開帳期間中には、普段は御宝庫に安置されている前立本尊(秘仏である御本尊の御身代わり)を拝むことができる。中央の阿弥陀如来の右手に結ばれた

糸が本堂前の回向柱に結ばれ、その柱に触れることで前立本尊に触れるのと同じ、ありがたい結縁が生まれると言われている。

善光寺には39の宿坊があり、誰でも泊まることが可能。精進料理、境内や周辺の案内をを提供しているところもある。宿坊が立ち並ぶ小路は風情がある。

善光寺公式サイト: www.zenkoji.jp

小布施(おぶせ)

小布施(おぶせ)は、浮世絵師・葛飾北斎の作品や関連する歴史的遺産や街並み、そして全国ブランドといえる「小布施栗」で人気を呼び、観光地として認知度が上がっている。小布施へは長野電鉄(JRではない)で長野駅から34分。

*善光寺の御開帳期間中は、小布施⇔善光寺(⇒長野駅)にシャトルバスが運行されている。

今年(2015年)4月にリニューアルした北斎館  

他の地にも北斎館はあるが、小布施は、当地の豪農商であり画家・書家でもあった高井鴻山の招きによって北斎が晩年に4年間ではあるが滞在し精力的に大作にも取り組んだ地。北斎の作品を所有する町人が少なからずいたため、それらの肉筆画、画稿、書簡などを元に当館が開設された。北斎と小布施に関するスライドの上映もあり、北斎筆の『龍と鳳凰』、男波・女波と称される『怒濤』の天井絵がある二基の祭屋台も展示されている。

6月末まで、新館落成記念の特別展『北斎とその弟子たち―北斎絵画創作の秘密』が開催。「冨嶽三十六景」全46点展示、北斎の娘の葛飾応為(お栄)や他の弟子の作品や関係を説くべく肉筆画展示など、充実している。

将軍への献上品にもなった「小布施栗」

栗そのものとしても美味しさに定評があるが、栗かのこ、栗らくがんなどの栗菓子が有名。栗がふんだんに入ったどら焼きや、さらに、モンブラン、はたまた、現地でしか味わうことができない栗ソフトクリームなど、町中が栗スイーツの宝庫となっている。味の濃厚さと甘さが抜群。栗おこわも絶品。

小布施町は「花のまちづくり」を推進しており、街中、川沿いや公園に花が植えられている。近隣には果樹園も多く、雄大な山脈をバックにした季節ごとの花を愛でることができる。散策していると「オープンガーデン」の表示をしばしば見かける。個人や商店の庭への立ち入り見学を提供している。町のホームページ(www.town.obuse.nagano.jp)でオープンガーデンの一覧や見ごろも掲載している。

他にも、日本あかりミュージアム、高井鴻山記念館、土蔵を改造した急須コレクション茶俚庵などの美術館、フローラルガーデンおぶせ、などなど、見どころが多い。

小布施文化観光協会のサイト: www.obusekanko.jp


長野の名物といえば蕎麦を迷わずにあげるが、それに加わる新しい地産ブランドの樹立に県ぐるみで力をいれているとのこと。清流に恵まれた土地ならではの長野ワイン、信州サーモンなど、手の届きやすい価格で高品質な食を楽しむことができる。

★長野県はぶどう栽培に適した自然条件を備え、ワイン用ぶどうの生産量日本一を誇り、個性的なワイナリーが各地にある。また、品質の良いもののみを認定する「長野県原産地呼称管理制度」によってレベル向上を図っている(日本酒、米、焼酎も認定)。

★信州サーモンは長野県水産試験場が約10年かけて開発した(ニジマスとブラウントラウトから生まれた)新しい養殖品種。また、長野は熊本と並ぶ馬肉の生産消費地であり、馬刺しが名物。グルメの楽しみも多い。

外国人と海外在住者のみ使用可能なJapan Rail Pass。線も本数も増えた新幹線(“のぞみ”を除く)の利用も可、指定席も追加料金なし、という好条件とあり、また、このところの円安もあって、日本をJRで移動していると、これを利用して動き回る人が激増していることが窺える。購入したからにはフル活用したいもの。新幹線駅の“駅近”や駅拠点の観光地情報に要チェック!

今年3月に長野―金沢間が開業した北陸新幹線は、最短で、東京―富山をほぼ2時間、東京―金沢を2時間半弱で走る。日帰りさえ十分に可能になり(却って観光業に痛手という声も聞くが・・)注目、話題が集まっている。

今月号では長野―金沢間開通に伴って大改修が行われた長野駅で下車。7年に一度の御開帳期間中(5月末まで)の善光寺と、認知度が急上昇している小布施を紹介。

☆まずは長野駅。信州らしさを目指したという駅ビルには地元信州発の38ショップを含む100以上の店舗が結集。構内は明るく広々としていて清々しさが感じられる。観光案内所には民芸品や地元の物産品、写真などが飾られている。職員が親切に資料を提供してくれる。立ち寄る価値大。

善光寺

日本最古といわれるみ仏を祀る善光寺は、日本を代表する霊場であり、いずれの宗派にも属さないゆえ誰にも親しめるお寺として、古より全国各地から参拝者が訪れる。本堂は国宝。山門(三門)と釈迦堂・釈迦涅槃像は重要文化財に指定されている。

善光寺へは駅から約1.8キロメートルで、健脚であれば十分に歩ける距離。土蔵や町屋を再生させ、古い街並みへと景観が整えられている門前町の参道を、名物のおやきの食べつつお店に寄りながら散策すれば、古くは平安時代末期からと言われる善光寺詣りの旅人の気分になれるかも。日本一の門前町と謳っており、多くのイベントが組まれている。

7年に一度の御開帳期間中には、普段は御宝庫に安置されている前立本尊(秘仏である御本尊の御身代わり)を拝むことができる。中央の阿弥陀如来の右手に結ばれた

糸が本堂前の回向柱に結ばれ、その柱に触れることで前立本尊に触れるのと同じ、ありがたい結縁が生まれると言われている。

善光寺には39の宿坊があり、誰でも泊まることが可能。精進料理、境内や周辺の案内をを提供しているところもある。宿坊が立ち並ぶ小路は風情がある。

善光寺公式サイト: www.zenkoji.jp

小布施(おぶせ)

小布施(おぶせ)は、浮世絵師・葛飾北斎の作品や関連する歴史的遺産や街並み、そして全国ブランドといえる「小布施栗」で人気を呼び、観光地として認知度が上がっている。小布施へは長野電鉄(JRではない)で長野駅から34分。

*善光寺の御開帳期間中は、小布施⇔善光寺(⇒長野駅)にシャトルバスが運行されている。

今年(2015年)4月にリニューアルした北斎館  

他の地にも北斎館はあるが、小布施は、当地の豪農商であり画家・書家でもあった高井鴻山の招きによって北斎が晩年に4年間ではあるが滞在し精力的に大作にも取り組んだ地。北斎の作品を所有する町人が少なからずいたため、それらの肉筆画、画稿、書簡などを元に当館が開設された。北斎と小布施に関するスライドの上映もあり、北斎筆の『龍と鳳凰』、男波・女波と称される『怒濤』の天井絵がある二基の祭屋台も展示されている。

6月末まで、新館落成記念の特別展『北斎とその弟子たち―北斎絵画創作の秘密』が開催。「冨嶽三十六景」全46点展示、北斎の娘の葛飾応為(お栄)や他の弟子の作品や関係を説くべく肉筆画展示など、充実している。

将軍への献上品にもなった「小布施栗」

栗そのものとしても美味しさに定評があるが、栗かのこ、栗らくがんなどの栗菓子が有名。栗がふんだんに入ったどら焼きや、さらに、モンブラン、はたまた、現地でしか味わうことができない栗ソフトクリームなど、町中が栗スイーツの宝庫となっている。味の濃厚さと甘さが抜群。栗おこわも絶品。

小布施町は「花のまちづくり」を推進しており、街中、川沿いや公園に花が植えられている。近隣には果樹園も多く、雄大な山脈をバックにした季節ごとの花を愛でることができる。散策していると「オープンガーデン」の表示をしばしば見かける。個人や商店の庭への立ち入り見学を提供している。町のホームページ(www.town.obuse.nagano.jp)でオープンガーデンの一覧や見ごろも掲載している。

他にも、日本あかりミュージアム、高井鴻山記念館、土蔵を改造した急須コレクション茶俚庵などの美術館、フローラルガーデンおぶせ、などなど、見どころが多い。

小布施文化観光協会のサイト: www.obusekanko.jp


長野の名物といえば蕎麦を迷わずにあげるが、それに加わる新しい地産ブランドの樹立に県ぐるみで力をいれているとのこと。清流に恵まれた土地ならではの長野ワイン、信州サーモンなど、手の届きやすい価格で高品質な食を楽しむことができる。

★長野県はぶどう栽培に適した自然条件を備え、ワイン用ぶどうの生産量日本一を誇り、個性的なワイナリーが各地にある。また、品質の良いもののみを認定する「長野県原産地呼称管理制度」によってレベル向上を図っている(日本酒、米、焼酎も認定)。

★信州サーモンは長野県水産試験場が約10年かけて開発した(ニジマスとブラウントラウトから生まれた)新しい養殖品種。また、長野は熊本と並ぶ馬肉の生産消費地であり、馬刺しが名物。グルメの楽しみも多い。

明治に海外開拓民の指導援助目的に発足し、海外移住に寄与した「日本力行会」 現在 国際交流と海外留学生支援を推進

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明治に海外開拓民の指導援助目的に発足し、海外移住に寄与した「日本力行会」 現在 国際交流と海外留学生支援を推進 1

パート①:明治に海外開拓民の指導援助目的に発足し、海外移住に寄与した「日本力行会」 現在 国際交流と海外留学生支援を推進
http://www.japannewsclub.com/2016/08/明治に海外開拓民の指導援助目的に発足し、海外/

パート②:明治に海外開拓民の指導援助のために発足した「日本力行会」 現在は国際交流と海外留学生支援を推進 ~その2 施設:力行会館・幼稚園
http://www.japannewsclub.com/2016/09/明治に海外開拓民の指導援助のために発足した「/

IMG_4794海外子女のパイオニアたち

日本力行会とは、1897年(明治30年)キリスト教の牧師・島貫兵太夫牧師が創立した苦学生支援組織「東京労働会」から発展し、2016年で118周年となる。明治時代、海外への移住をサポートする機関が少なかったため、海外への発展を重要視した教育施設を多数創立。そして、労働力に不足しているアメリカやカナダに貧しい青年たちを送り、互いに協力できる環境を築いた。北米・中南米・東南アジア・旧満州などへ約3万人の移住者を送り出している。日本でも外国人が共存するための国際交流と留学生支援を推進する活動を行っている。(キリスト教会からは理解されにくかったらしく、独立した教派となったそう。)

今となって世界に多くの移住者を送り出してきた日本力行会であるが、当初、海外への移住者は現代とは比べようもないほど少なかった。日本初の集団での海外移民は1868年。グアム島、ハワイ、カリフォルニアに200人以上が移住。明治20年代にカナダ、オーストラリア、フィジーなどに増え、明治30年代にはメキシコ、ペルー、フィリピンへと日本人の移住先が拡大した。こういった歴史があったからこそ、現在、世界各地で日本人が活躍できる状況となっていると言えるだろう。力行会の組織としては、1909年にサンフランシスコ力行クラブ・バンクーバー支部結成し、翌年には全世界で力行会会員が6000人を超える程の規模になった。現在も活動を続けている。

IMG_8086力行会とブラジル

この夏、リオ五輪で注目のブラジルだが、日本人コミュニティーが世界で最も大きいことで有名なサンパウロ州がある。ブラジルと日本の関係は深いことは知られているが、意外にも、ブラジルへの集団的な移民は1908年まで開始されなかった。1888年に奴隷が解放され、労働力確保のため1892年に日本人を含む移民の受け入れが許可された。そこからようやく集団でのブラジル移民計画が立てられ始めたが、日本での多くの計画は様々な事情により中止に終わることがあったという。

そんな中、1920年に日本力行会二代目会長に就任した永田稠氏が初の南米一巡を達成。1917年に結成された力行会ブラジル支部に移住者の送り出しが強化されされ、1924年にアリアンサ移住地施設(サンパウロ市から西北へ600キロ)が正式に開設された。しかし、公式には永田氏が別に設立した長野県民を海外移住を促進する信濃海外協会の移住地と名されていたため、力行会としては資料に名前が残っていないのだそうである。

その後、ブラジル日系社会は拡大し、第二次世界大戦後には日系子弟の教育問題を支援しようとアルモニア学生寮をサンパウロ州サンベルナルド・ド・カンポ市に建設。1949年に力行会はその学生寮を財団法人サンパウロ学生会に寄贈した。

ちなみに、アリアンサは移住地が開設されるまではほとんど無人地帯であったが、次第に人口が増大し、最盛期には日本人移住者だけで一千世帯五千人の大移住地となった。そして隣接地にミランドポリス市が出現し、人口は増大の一途をたどったが、戦後はブラジル経済の成長とともに、日本人移住者が大都市へ移動したため、国策大移住地は消滅した。アリアンサ移住地は現在も日系移住地らしい雰囲気を残しているという。

ブラジル日系社会には力行会の出身者が多く、サンパウロ州にある有名なニシムラ農学校は日本力行会員の西村俊治氏が設立した。力行会に貢献した著名人も多く、ボーイスカウト日本連盟総長の渡辺昭氏はサンパウロ州の土地を購入し、力行会の南米農業練習所「渡辺農場」を設立。日本銀行券の五千円札の肖像として知られる新渡戸稲造氏も日本力行会顧問として支援していた。

来年2017年には力行会ブラジル支部の初代支部長が任命されてから100周年を迎える。

参考・関連サイト

「ブラジル移民の100年」ウェブサイト

http://www.ndl.go.jp/brasil/

「ありあんさ通信」サンパウロ移住地の歴史便り

www.gendaiza.org/aliansa/lib/index.html

「日本力行会」ウェブサイト

http://rikkokai.or.jp

*お問い合わせは直接電話を入れることをお薦めします。

☆次号では、日本力行会が運営している、留学生の宿泊施設であり一般の人も短期宿泊が可能な「力行会館」(東京都)と、隣接の「りっこう幼稚園」について紹介します。

SEA LIFE Michigan Aquarium – Auburn Hills, MI

DSC_48021年の半分近くが寒いミシガンで、貴重なお出かけ場所

Great Lakes Crossing Outletsモールの中にある室内水族館。規模はさほど大きくはないのだが、大きいものではサメやエイ、小さいものはタツノオトシゴやクラゲなど、5,000以上という展示数はかなりのもの。迷路のような順路で、同じ水槽を横からも逆側からも鑑賞したり、魚眼レンズ式のガラスを通して見たり・・・と、見ごたえもなかなか。

DSC_4811DSC_4842館内はいくつものテーマ別のコーナーに分かれていて、波止場をイメージした背景や水槽内のデコレーションを施したコーナーや、カラフルな造り物の岩場もあって、(本物の自然の再現とは逆を行っているようだが)ちょっとしたミニテーマパークの感。短いながらも頭上180度のトンネル水槽もある。

学習的な側面を充実させていて、Hands on:触れるもの、クイズパネルなど、遊び感覚で学べる類の設備が多い。

Interactive Touchpoolという浅い水槽では、子どもも手を入れて中にいるヒトデやエビに直に触れることができる。

DSC_4841カメのコーナーがかなりの充実度。

世界各地の様々なカメの種類や生態についてパネルなどで展示している他、絶滅が危惧されているカメを救うための活動についても紹介している。

カメは空気呼吸をするために海面に浮上し、そのためにボートに当てられる事故が発生するそうで、当館には、フロリダでボート事故に遭い、自力で生きられなくなった海ガメがいて、人気者になっている。保護と同時に、レスキューや保護活動の支援への理解や協力に活かしている。

各コーナーや水槽でのスタッフによるお話や餌やりのタイムスケジュールをチェックしておくと、より楽しめる。1時間おきに何かしらの企画が行われている。

DSC_4838【所在地】4316 Baldwin Road, Auburn Hills Michigan, 48326
(Great Lakes Crossing Outlets内)

【営業時間】
月―土 10am-8pm
日   10am–5pm

【ウェブサイト】www.visitsealife.com/michigan

【入館料】(オンライン購入は10%引き)大人$23.50、小人(3-12才)$18.50、3才以下無料(オンライン購入は10%引き)

*サイズの割に高い気がするが、設備と維持費を考えると当然とも言える。

バックステージツアー(別料金)、誕生日会開催なども提供している。DSC_4847

 

King Spa – Chicago, IL

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King Spa - Chicago, IL 6

IMG_4792サウナのテーマパークのような King Spa ~シカゴ

遅ればせながら、シカゴの日本人にも大人気という韓国スパKing Spaを訪れた。

家族で行っても息子とは別々だし、友人と裸でお風呂は・・・と躊躇していたが、意を決して探検に!予想外に、くつろぐ場を含めて男女兼用のスペースが多く、ボーっといる時も含めてかなりの時間を費やすことができる施設で、デートや家族連れでも楽しめることが分かった。

韓国では街中あちこちにこういったスパがあるそうで、浴場とサウナとスパを併せ持った「チムジルバン」と称される。

シカゴのKing Spaは、風呂は鉱物を含むものではなく単なるお湯ではあるが、数人が手足を伸ばせる浴槽が数個、それに、何種類ものサウナ施設を備え、マッサージや垢すり、フェイシャル等のサービスも各種提供している。

charcoal_Cまず大雑把に施設内の造りとサービスを説明。

受け付けカウンターで「初めてか」と尋ねられ「イエス」と答えたところ館内ツアーをしてくれたが、何が有料なのか、サービスや部屋の時間設定の情報などについては、一巡しただけでは理解し難い。それ程いろいろなものがある施設なのである。

入り口でロッカーのキーを渡され、男女に分かれ、履物を袋に入れてロッカー室へ。

bathsideそこで、ユニフォーム(厚手素材の半そでシャツと半パン)を受け取る。ロッカーのキーで館内の支払いはできるので、何も持ち歩く必要がなく便利。使い放題のハンドタオルも置いてある。

(ロッカー、ユニフォーム、タオルは無料)

お風呂と、垢すりスクラブなどのスパのエリアは男女別で素っ裸。肌の色の異なる全裸の人々が入り混じるという見慣れない景観に、始めのうちは目のやり場に意識してしまったが、すぐに慣れる。

お風呂は温度がやや異なるものが大小4つで、湯船を全部合わせても畳12畳ほどの大きさ。韓国本国では薬草風呂や水風呂があるそうだが、ここのは単純湯。

ボディーソープ、シャンプーが備えてあり、洗面スペースにはヘアードライヤー、乳液、綿棒もあり、手ぶらで行ってもOK。

IMG_4811男女共用のスペースではユニフォームを着用。椅子が並んだスペースを中心に、各々造りと温度が異なるサウナルームが数室、マッサージ室、そして韓国料理を提供するフードコート、さらには映画シアターもある。

2階には畳のテーブル席、そして、男女別と共用のリラックススペースmeditation areaという、ごろ寝もできる部屋がある。夜明かしも可(午前2時を超すと$5追加)。

サウナルームは、どれもユニーク。

ソルト・ルームはロックソルト(岩塩)の塊をドーム型に重ねた部屋。インターネットで検索したところ、ロックソルトは太古のミネラルを多量に含有しており、空気の浄化作用があると言われているとのこと。

IMG_4815ピラミッド・ルームは黄金色のピラミッド型。23カラットの金で覆われている。材質とピラミッドの形の両方のパワーによって不純物を浄化する効果があるというが、かなり高温で、そうそう長くは留まれない。ちなみに、どのサウナも「20分以内」との注意書きが貼られている。

チャ―コール(炭)ルームは、内壁に美しい木炭が積まれている。(個人的には温度も適温で、炭の効用もあってか清々しい気分になり、一番気に入った部屋。)

黄土とクリスタルに囲まれた部屋Yellow Soil Crystal Roomもマイルド。黄土に含まれている大量の生命体が酵素を生み出す際にマイナスイオン・赤外線を大量発生させ、美容と健康に効果ありとのこと。

アイス・ルームは、「アイスコールド」との説明通り、凍えるほど寒~い部屋。血流を

良くするとはいえ数分も居られないが、

bulgama‘Fire Sudatorium:蒸し風呂’の後のクールダウンに最適。そのFire Sudatoriumは、

「ソックス着用をお勧め」と入り口に注意書きがあり、床が熱く、空気もいきなり鼻腔を刺激するほど暑い。Elvan(麦飯石暁)という、中国で古来より漢方薬の原料にしたり、丸薬などを練る水をろ過する為に使われるなど、伝統的に薬石として珍重されてきた石でできている。

最も広い部屋‘BUL GA MA’では、高温に熱せられた大きな火釜から放射される強力な遠赤外線・マイナスイオン等によって体を芯から温め、発汗が促される。

サウナルームで唯一有料なのがBase Rock Bath Room:岩盤浴。日本から輸入した天然石が使われている。

女性専用の施設、浴室横の小部屋はsitz bathと称され、訳せば半身浴だが、お湯の半身浴ではなくv-steamというもので、薬草を焚いた蒸気で下半身(主に子宮)を温める。30分で$30。甘草など12種をかなり大量に焚くので、相応の価格といえようか。効能はともあれ、芯からボカボカに。

ボディーマッサージは、アロマ、指圧、ストーンマッサージなど多種。フェイシャルもある。(有料、予約制。)

再々訪れたい寒冷地のオアシスである。

King Spa & Sauna

Tel : 847-972-2540
www.kingspa.com/chicago

809 Civic Center Dr. Niles, IL. 60714
(Hマート・シカゴ店と同じショッピングエリア)

入場料:大人$35
子供$30 *24時間を超すと1時間につき$2追徴

24時間営業・ スパサービスは2AM – 6AM
*Fire Sudatoriumと岩盤浴は10AM – 12AM

フードコート :
月~木 8AM – 1AM (ラストオーダー : 12AM)
金・土日 8AM – 3AM (ラストオーダー: 2AM)

 

ポートランド〜ブリュアリーとフードカート

ポートランド〜ブリュアリーとフードカート 9

フードカート追加先月号ではポートランドの大きな魅力でもある周辺のアクティビティや観光について紹介したが、今回は市内に戻って、クラフトビールとあちこちで見かける屋台の散策。

クラフトビール/ブリュアリー

6月号で触れたが、昨今の各地でのクラフトビールビジネスブームの火付けの地とも言われ、80年代には挑戦を始めた先駆者であるだけでなく、「洗練された配合」と、他州のビール愛好者からも評判が高い。

Beervana(ビール天国)と呼ばれるポートランドには65もの地ビール・ブルワリーがあり、全米や海外に流通網を持つ大規模なブルワリーから、醸造方法にこだわったり、一風変わった新しいビールを作り出したりしている小規模店など、その数は増加し続けている。

草分け的存在の2店と、エコや地元フルーツにフォーカスしている店を以下紹介したい。

IMG_6151IMG_6152☆Bridgeport Brewpub ブリッジポート・ブルーパブ

1313 NW Marshall Street Portland TEL:503-241-3612

1984年オープンという、オレゴンで最も長い歴史を持つ地ビールメーカーの一つ。19世紀の元工場の建物をおしゃれに改装した建物内に、レストランとバーがある。容量300ガロンのステンレスのタンクから直接、ブルーヘロン・ペールエール、ホップ・ツァーIPAなどの人気ビールがサーブされる。ラフさが開放的。フライト(試飲セット)には詳しい説明が添えられている。

Deschutes BreweryDSC_0244☆Deschutes Brewery & Public House デシューツ・ブルワリー

210 NW 11th Ave. Portland

TEL:503-296-4906

オレゴン州ベンドが本拠地の地ビールメーカー。1988年創業で、2008年に出店したパールディストリクトの支店は木材をふんだんに使った重厚な造り。かつて材木出荷の拠点であった森林地帯らしさが内装に溢れる。

ポートランド周辺では1990年代には参入者が急増。この地では老舗業者からも客からもチャレンジャーは快く迎え入れられ、新しいビールが続々と生み出されてきたという。

近年では、オーガニックやエコにこだわった店も登場。ダウンタウンから離れるが、2008年オープンのホップワークスHopworksと、その2号店ホップワークス・バイク・バーHopworks BikeBarが、オーガニック・ビールの幅広いセレクションで称賛を得ている。「エコ・ブルーパブ」は醸造所やパブ内を100%再生エネルギーで賄っている。

☆Hopworks Urban Brewery

2944 S.E. Powell Blvd., Portland, OR 97202 TEL:503-232-4677

☆Hopworks BikeBar

3947 N. Williams Ave., Portland, OR 97227 TEL:503-287-6258

IMG_6070IMG_6072☆Cascade Brewing Barrel House  カスケード・ブルーイング・バレルハウス

939 SE Belmont St. Portland TEL:503-265-8603

2010年オープンのカスケード・ブルーイング・バレル・ハウスCascade Brewing Barrel Houseは、豊かな自然の恵みを背景にベリー類を中心とするフルーツの一大産地でもあるオレゴンらしい1軒。ビール熟成庫兼パブで、個性の強いサワー・ビールに特化し評判を得た。ポートランドに多いホップの強いビールの別路線といえる、既成のものとは全く違う味わいのビールを作っている。ストロベリー、ナシ、ブルベリーを配合したビールを多数生産しているおり、物によってはワインのような風味。ダウンタウンからは川の対岸、イーストポートランドに位置する。女性や若者グループの姿が多い。

IMG_6056IMG_6067フードカート・屋台

ポートランドのフードカート(キッチントラック)では、アメリカでありがちなホットドッグや異国の簡単屋台料理ではなく、かなり洗練された食べ物が楽しめる。「韓国風タコス」とか「中華風クレープ」など創作メニューや本格料理を多く見かける。白米が原料という「ライス・アイスクリーム」専門店も見かけた。あっさりとした舐め心地。ブームが訪れるかも?

いかにも屋台風な造りの店から、キャンピングカーを改造したもの、アート性が高い小屋まで、一説にはその数600軒に上るとか。見て歩くのも楽しみ。件数だけではなく、味や個性の豊かさが評判で、州外のメディアの注目も集めているとのこと。CNNが「世界最高のストリートフード」と評したそうだ。フードカートから始めて人気を博し、繁華街に店舗を構えるに至ったり、チェーンを展開している有名店も少なくない。

IMG_6154移動型のカート・トラックもあるが、大多数のカートは定位置で「ポッド」と呼ばれる集まりを作っており、ダウンタウンや周辺の街に点在している。有名な書店Powell’s Booksからほど近くに最大級のポットがある。他にも郊外を含めて10カ所ほどあり、それぞれに個性が出ている。

参考資料 http://www.travelportland.com/

冬のミシガン さぁ出かけよう

Photo Courtesy of Pure Michigan

ミシガンの冬

今年は比較的雪が少なく、過ごしやすいクリスマス、年明けでしたが、2月はまだまだ寒さの増す冬本番。ミシガン州は日本の北海道と同じ緯度上に位置するため、気候が北海道と似ていると言われます。冬のデトロイトの12月〜2月までの平均気温をみてみると、摂氏0度からマイナス5度。ただし、これはあくまで平均で、摂氏マイナス20度前後を記録することもしばしば。時には身の危険を感じる寒さです。だからと言ってこの長い冬を屋内で過ごすにはもったいない!小さいお子さんがいる家庭では、雪が降るとすぐ、庭でかまくらを作ったり、そりを手に近所の「行きつけ」のソリができる丘に車を走らせたり、外に出るのが定番。その後ホットチョコレートで身体を温めて・・・手軽に楽しめる雪遊び、一番の冬の醍醐味と言えるかもしれません。

ウィンタースポーツ

ミシガンのウィンタースポーツ事情についてみていくことにしましょう。

デイトン美術館でDeco Japan 特別展 開催デイトン美術館でDeco Japan 特別展 開催

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 オハイオ州デイトンにあるデイトン美術館で「デコ・ジャパン」 (DECO JAPAN)特別展が1月25日まで開催されている。

 1920年代~40年代に流行したアール・デコ。もともとアール・デコには日本の美術から影響を受けた側面があるとされるが、今回の特別展は日本におけるアール・デコアートに焦点を当てたもので、その分野における世界屈指のコレクター(Levenson collection)の収集品を中心に、彫刻、絵画、印刷物、陶器、服飾品など約200点を展示している。モダンなイラスト柄の着物や帯、マッチや煙草のパッケージなど、日本の美術館でも通常は目にしない類のものも数多い。楽譜の表紙やイベントポスターからは美術分野に留まらない流行や時代背景を偲ぶことができる。絵画に描かれている女性たちの衣装や髪型もしかり。特に展示場の一室に設けられた「モダンガール」セクションには、時代の先端をゆく女たちの装いや行動を紹介する展示物が並び、入り口には「モガ(モダンガールの略)10か条」なるリスト(英文)が掲げられており面白い。意訳すると、例えば、「従来の女性らしさに反する強さをもつ」「パリやハリウッドの流行ファッションに傾倒」「毎土日に銀ブラする」等々。

   ちなみに、アール・デコの特徴としては、幾何学図形をモチーフにした記号的表現や、原色による対比表現などの特徴が挙げられるが、その度合いや様式は多様である。ニューヨークの摩天楼を代表するクライスラービルやエンバイアステートビルなどがアール・デコ建築で、一世を風靡したスタイルであり、好景気の象徴ともいえる。今回の展示品の中にも、シンプルなデザインながら、時代の贅沢さが窺える品々が少なくない。

 また、モチーフは伝統的なものとは異なりつつも、長く培われた見事な日本の職人技を工芸品や家具装飾の細工、織物、木版画などの中に見ることができる。

 特別展会場外に、浮世絵作品と、ゴーギャンやローテック、マネなど西洋画家の作品を対比して展示している一画、また、仏像や屏風などを含めた収集品を集めた広々とした日本セクションもある。当美術館の四分の一近くを占めるアジアウィングの中で日本セクションは最も広く、多くの収集品を保持している。

 デイトンへはミシガンとの州境トレドから2時間半ほど。デイトンはライト兄弟を生んだ土地であり、航空宇宙や先端技術の分野での研究が盛ん。ライト兄弟の名をとったライト・パターソン空軍基地内のアメリカ空軍博物館では、ライト兄弟が開発したミリリー・フライヤー号のレプリカをはじめ、400機以上の戦闘機やミサイルを展示している。

 美術館と合わせ足を延ばす価値あり。

Dayton Art Institute 
 http://www.daytonartinstitute.org/
 住所: 456 Belmonte Park North,
     Dayton Ohio 45405 
*特別展入場料(美術館入館料を含む)
 大人$12、ユース(7-17才)$6、6才以下無料

 オハイオ州デイトンにあるデイトン美術館で「デコ・ジャパン」 (DECO JAPAN)特別展が1月25日まで開催されている。

 1920年代~40年代に流行したアール・デコ。もともとアール・デコには日本の美術から影響を受けた側面があるとされるが、今回の特別展は日本におけるアール・デコアートに焦点を当てたもので、その分野における世界屈指のコレクター(Levenson collection)の収集品を中心に、彫刻、絵画、印刷物、陶器、服飾品など約200点を展示している。モダンなイラスト柄の着物や帯、マッチや煙草のパッケージなど、日本の美術館でも通常は目にしない類のものも数多い。楽譜の表紙やイベントポスターからは美術分野に留まらない流行や時代背景を偲ぶことができる。絵画に描かれている女性たちの衣装や髪型もしかり。特に展示場の一室に設けられた「モダンガール」セクションには、時代の先端をゆく女たちの装いや行動を紹介する展示物が並び、入り口には「モガ(モダンガールの略)10か条」なるリスト(英文)が掲げられており面白い。意訳すると、例えば、「従来の女性らしさに反する強さをもつ」「パリやハリウッドの流行ファッションに傾倒」「毎土日に銀ブラする」等々。

   ちなみに、アール・デコの特徴としては、幾何学図形をモチーフにした記号的表現や、原色による対比表現などの特徴が挙げられるが、その度合いや様式は多様である。ニューヨークの摩天楼を代表するクライスラービルやエンバイアステートビルなどがアール・デコ建築で、一世を風靡したスタイルであり、好景気の象徴ともいえる。今回の展示品の中にも、シンプルなデザインながら、時代の贅沢さが窺える品々が少なくない。

 また、モチーフは伝統的なものとは異なりつつも、長く培われた見事な日本の職人技を工芸品や家具装飾の細工、織物、木版画などの中に見ることができる。

 特別展会場外に、浮世絵作品と、ゴーギャンやローテック、マネなど西洋画家の作品を対比して展示している一画、また、仏像や屏風などを含めた収集品を集めた広々とした日本セクションもある。当美術館の四分の一近くを占めるアジアウィングの中で日本セクションは最も広く、多くの収集品を保持している。

 デイトンへはミシガンとの州境トレドから2時間半ほど。デイトンはライト兄弟を生んだ土地であり、航空宇宙や先端技術の分野での研究が盛ん。ライト兄弟の名をとったライト・パターソン空軍基地内のアメリカ空軍博物館では、ライト兄弟が開発したミリリー・フライヤー号のレプリカをはじめ、400機以上の戦闘機やミサイルを展示している。

 美術館と合わせ足を延ばす価値あり。

Dayton Art Institute 
 http://www.daytonartinstitute.org/
 住所: 456 Belmonte Park North,
     Dayton Ohio 45405 
*特別展入場料(美術館入館料を含む)
 大人$12、ユース(7-17才)$6、6才以下無料

Maple Route ~ From Michigan To Canadaメープル街道 紅葉の旅 ~ミシガンから車や汽車で

<!--:en-->Maple Route ~ From Michigan To Canada<!--:--><!--:ja-->メープル街道 紅葉の旅 ~ミシガンから車や汽車で<!--:--> 7

 日本からのツアーも組まれている人気のルート

  ナイアガラからトロント、キングストン、オタワ、そしてセントローレンス川をさかのぼりモントリオール、ケベックシティへ。この、カナダのオンタリオ州からケベック州にかけて続くラインはメープル街道と称され、紅葉の季節は特に景観が美しく、観光スポットとして人気が高い。ドイルのロマンティック街道同様、日本人がつけた呼び名と言われ、現地ではヘリテージハイウェイ(歴史遺産の道)と呼ばれており、フランスとイギリスによる入植と開拓の足跡が残されたルートで、歴史散策として楽しむこともできる。特定の道路を指定しているものではない。

 冬の雪景色やスノースポーツ、初夏の新緑、真夏の避暑、と、四季折々の魅力があるが、今回は秋に向けて、紅葉で名高い所と合わせて訪れたい見所の多い観光地を紹介したい。観光ブック等には、紅葉は9月下旬から10月上旬がベストシーズンと記されているが、観光案内所の職員の話では、近年は時期が遅いということだ。

オタワ

 オタワはフランス語圏とイギリス語圏の栄えに位置し、1857年にイギリスのビクトリア女王がカナダの首都と定めた都市。世界有数の美しい首都圏と言われている。代表観光スポットは何と言っても国会議事堂、そして、その一帯‘パーラメントヒル’と呼ばれる周辺。世界遺産に登録されているリドー運河の基点もそのすぐ横にある。丘の上から一望するオタワ川や対岸の広々とした景色はどの季節も美しいが、紅葉の時期はまさに絶景。国会議事堂内のガイドツアーは整理チケットを発行している時期もあるので、ぜひとも見学したい人は充分時間をとって予定を組むことをお薦めする。ネオゴシック様式の建物の外観だけでも見応えがある。

 リドー運河の東の一画にあるバイワードマーケット(Byward Market)は、野外と場内に花や野菜、工芸品、雑貨など様々な店が並び、人気の観光スポットにもなっている。日本語の掲示をつけている店も少なくなく、日本人ツアー客が多く訪れることが窺われる。逆に言えば、日本人好みの場所だと言えそうだ。秋の収穫期には果物やパンプキンが彩り豊かに並び、目にも楽しい。

 ミシガンとオンタリオの国境から車で10時間ほど。早朝に発てば、夕方には着ける距離だ。オタワの観光要所は集中していて市内バス路線が充実しているので、運転から解放されたい人やチャレンジ好きな人はトロント/オタワ間をバス(グレイハウンド)や鉄道(VIA)で移動するのも一案。オタワ郊外の紅葉も定評がある。

ロレンシャン高原/モン・トレンブラント

  日本やアジアからの紅葉ツアーのハイライトになっているのがこの一帯。観光の中心地となっているモン・トレンブラントはスキーリゾートとしても有名で、ゴンドラで一気に上ることができる山の上からの大パノラマは雄大。ゲレンデの裾に並ぶロッジやお店はヨーロピアン・スキーリゾートを模して作ってあり、この雰囲気も観光客を惹き付けている要因。とはいえ、モン・トレンブラント自体は高い山ではなく、遥かかなたまで見渡せるほど、周囲にも高い山はなく、どちらかと言えば平たい地形。広々としたスケールや周辺の豊かな自然を楽しむ場所と認識していくのが正解と言えそうだ。スキーゲレンデを利用したゴーカート下りのアクティビティーは大人にも人気。旧市街や湖など散策場所が多く、オタワからの道のりも紅葉が美しい。ちなみに、昨年の紅葉は9月末に山頂付近が色づき10月10日前後に麓でピークを迎えた。

 モン・トレンブラントへは、モントリオールからの日帰りバスツアーもある。ドライブして行く場合は、ここケベック州の公用語はフランス語で、道路標識もフランス語なのでご留意を。経験上、モントリオール市内やモン・トレンブラントの観光施設やレストランでは大方英語が通じるようだ。

キングストン/サウザンドアイランズ

   オンタリオ湖から流れ出すセントローレンス川の始点に位置し、古くから軍事、水上交通の要所として栄えてきた。最初の首都が置かれた土地で、別名ライムストーン・シティと呼ばれ、市の中心地区には乳白色や薄いグレーの石灰石の風格のある建物が並ぶ。秋には色づいた木々が街並みに鮮やかなアクセントを加える。ドーム型の屋根が特徴の市庁舎は、かつて連合カナダの国会議事堂として建てられたものだけあり威風堂々としていて気品も感じられる。

 キングストンからセントローレンス川を下った流域一帯には1000以上の大小の島々が点在する「サウザンド・アイランズ」国立公園がある。川岸や島の木々の色が水面に反射するので紅葉が格別美しく目に映る。これらの島々を巡るクルーズは観光アトラクションとして人気が高い。川沿いのドライブウェーからでもそれなりに堪能できる。小島に建てられた家も一興。日本からのツアーではキングストンが組み込まれることは少なく、立ち寄っても長いはしない所だが、のんびり滞在して歴史や自然に親しみたい一帯だ。

☆ ☆ ☆

 日程に余裕のある方は、北米唯一の城塞都市でありユネスコ世界遺産に登録され、フランス文化の影響が色濃く残るケベックシティーまで足を伸ばすのも一案。追記しておくと、今回紹介した3箇所は、地理条件が異なるため、紅葉時期もずれることをご承知ください。

参照: オンタリオ州観光局公式サイト(日本語)www.ontariotravel.jp
ウィキペディアjapan~「メープル街道」

 

 日本からのツアーも組まれている人気のルート

  ナイアガラからトロント、キングストン、オタワ、そしてセントローレンス川をさかのぼりモントリオール、ケベックシティへ。この、カナダのオンタリオ州からケベック州にかけて続くラインはメープル街道と称され、紅葉の季節は特に景観が美しく、観光スポットとして人気が高い。ドイルのロマンティック街道同様、日本人がつけた呼び名と言われ、現地ではヘリテージハイウェイ(歴史遺産の道)と呼ばれており、フランスとイギリスによる入植と開拓の足跡が残されたルートで、歴史散策として楽しむこともできる。特定の道路を指定しているものではない。

 冬の雪景色やスノースポーツ、初夏の新緑、真夏の避暑、と、四季折々の魅力があるが、今回は秋に向けて、紅葉で名高い所と合わせて訪れたい見所の多い観光地を紹介したい。観光ブック等には、紅葉は9月下旬から10月上旬がベストシーズンと記されているが、観光案内所の職員の話では、近年は時期が遅いということだ。

オタワ

 オタワはフランス語圏とイギリス語圏の栄えに位置し、1857年にイギリスのビクトリア女王がカナダの首都と定めた都市。世界有数の美しい首都圏と言われている。代表観光スポットは何と言っても国会議事堂、そして、その一帯‘パーラメントヒル’と呼ばれる周辺。世界遺産に登録されているリドー運河の基点もそのすぐ横にある。丘の上から一望するオタワ川や対岸の広々とした景色はどの季節も美しいが、紅葉の時期はまさに絶景。国会議事堂内のガイドツアーは整理チケットを発行している時期もあるので、ぜひとも見学したい人は充分時間をとって予定を組むことをお薦めする。ネオゴシック様式の建物の外観だけでも見応えがある。

 リドー運河の東の一画にあるバイワードマーケット(Byward Market)は、野外と場内に花や野菜、工芸品、雑貨など様々な店が並び、人気の観光スポットにもなっている。日本語の掲示をつけている店も少なくなく、日本人ツアー客が多く訪れることが窺われる。逆に言えば、日本人好みの場所だと言えそうだ。秋の収穫期には果物やパンプキンが彩り豊かに並び、目にも楽しい。

 ミシガンとオンタリオの国境から車で10時間ほど。早朝に発てば、夕方には着ける距離だ。オタワの観光要所は集中していて市内バス路線が充実しているので、運転から解放されたい人やチャレンジ好きな人はトロント/オタワ間をバス(グレイハウンド)や鉄道(VIA)で移動するのも一案。オタワ郊外の紅葉も定評がある。

ロレンシャン高原/モン・トレンブラント

  日本やアジアからの紅葉ツアーのハイライトになっているのがこの一帯。観光の中心地となっているモン・トレンブラントはスキーリゾートとしても有名で、ゴンドラで一気に上ることができる山の上からの大パノラマは雄大。ゲレンデの裾に並ぶロッジやお店はヨーロピアン・スキーリゾートを模して作ってあり、この雰囲気も観光客を惹き付けている要因。とはいえ、モン・トレンブラント自体は高い山ではなく、遥かかなたまで見渡せるほど、周囲にも高い山はなく、どちらかと言えば平たい地形。広々としたスケールや周辺の豊かな自然を楽しむ場所と認識していくのが正解と言えそうだ。スキーゲレンデを利用したゴーカート下りのアクティビティーは大人にも人気。旧市街や湖など散策場所が多く、オタワからの道のりも紅葉が美しい。ちなみに、昨年の紅葉は9月末に山頂付近が色づき10月10日前後に麓でピークを迎えた。

 モン・トレンブラントへは、モントリオールからの日帰りバスツアーもある。ドライブして行く場合は、ここケベック州の公用語はフランス語で、道路標識もフランス語なのでご留意を。経験上、モントリオール市内やモン・トレンブラントの観光施設やレストランでは大方英語が通じるようだ。

キングストン/サウザンドアイランズ

   オンタリオ湖から流れ出すセントローレンス川の始点に位置し、古くから軍事、水上交通の要所として栄えてきた。最初の首都が置かれた土地で、別名ライムストーン・シティと呼ばれ、市の中心地区には乳白色や薄いグレーの石灰石の風格のある建物が並ぶ。秋には色づいた木々が街並みに鮮やかなアクセントを加える。ドーム型の屋根が特徴の市庁舎は、かつて連合カナダの国会議事堂として建てられたものだけあり威風堂々としていて気品も感じられる。

 キングストンからセントローレンス川を下った流域一帯には1000以上の大小の島々が点在する「サウザンド・アイランズ」国立公園がある。川岸や島の木々の色が水面に反射するので紅葉が格別美しく目に映る。これらの島々を巡るクルーズは観光アトラクションとして人気が高い。川沿いのドライブウェーからでもそれなりに堪能できる。小島に建てられた家も一興。日本からのツアーではキングストンが組み込まれることは少なく、立ち寄っても長いはしない所だが、のんびり滞在して歴史や自然に親しみたい一帯だ。

☆ ☆ ☆

 日程に余裕のある方は、北米唯一の城塞都市でありユネスコ世界遺産に登録され、フランス文化の影響が色濃く残るケベックシティーまで足を伸ばすのも一案。追記しておくと、今回紹介した3箇所は、地理条件が異なるため、紅葉時期もずれることをご承知ください。

参照: オンタリオ州観光局公式サイト(日本語)www.ontariotravel.jp
ウィキペディアjapan~「メープル街道」

【ミシガン州】ー Japan News Club 7月号 ー

Japan News Club 7月号が発行されました。お近くの日系スーパーや日本レストランで入手いただけます。なお、ご自宅からも楽しんでいただけるよう、こちらからもご覧いただけます。
掲載広告に関しましては、現在の新型コロナの影響により営業時間や営業形態が変更されている可能性があるためウェブサイトやお電話(広告上のウェブアドレスをクリック)でご確認の上ご利用ください。

Japan News Club 7月号クリック

<目次>

02 ・・・夏を楽しむカヤック(続)
03 ・・・コミュニティニュース
04-5 ・・・喧喧諤諤
06 ・・・言葉の架け橋
06 ・・・ゴルフノスゝメ
07 ・・・アメリカ生活の豆知識
07 ・・・お花の随筆
08 ・・・心臓病治療の最前線
09 ・・・卒業生2020!
10 ・・・Standard Golf
11 ・・・New Normal の基本
13 ・・・クラシファイド
14 ・・・Brewery 紹介
15 ・・・コミュニティイベント

A Pure Michigan Winter: ミシガンの 冬の自然を楽しむ

Snowmobilers2009-2010 082 - Copy 今季のミシガンの冬は、11月に早々と大雪に見舞われて心も体も震えたが、12月、1月は穏やかな気温の日が多く、胸を撫で下ろした。とはいえ、例年4月半ばまでは雪が積もる可能性が高いミシガン。長~い冬を、寒冷地の利と恩恵を受けて過ごしたいもの。

ミシガンの冬は雪と様々なアドベンチャーの季節。身近な丘でのそり遊びは、よく目にする光景。ウィンタースポーツの定番であるスキーやスノーボードをはじめ、スノーモービル、アイス(氷穴)フィッシング、アイスクライミング、犬ぞり、などなど、自然に身を投じるアクティビティーが数多くある。内陸の湖の多さが全米屈指のミシガンならではといえる氷上ヨットレースに興じる人たちもいる。

野外での楽しみがあれば、雪や零下の天気予報が心待ちになるに違いない。

膨大な数のトレイルやコース

ミシガンには総計6,500マイルに及ぶスノーモービル・トレイル、3,000マイル以上のクロスカントリースキー・トレイルがある。Snowshoeing(スノーシューイング)と呼ばれる、日本で言うところの“かんじき”を履いて歩き回るのに適した美しい地にも事欠かさない。

あまり認識されていないが、スキーエリアの数としては、米国内2位にランキングされているという(ミシガン州公式旅行サイト:michigan.org情報)。米国中西部で最高の高低差を誇るスキーゲレンデもミシガン州に存在。ただし、UP(アッパー・ペニンスラ)の西の端、ウィスコンシン州に近いので、デトロイト周辺からは秘境の地ではある。

DSC_1336それに対して、ローワー・ベニンスラのダウンヒル(滑降用)スキー場は、残念ながら小山程度のスケールで規模も標高差も大したことはない。メトロデトロイト周辺のスキー場はスノーボード用のハーフパイクが充実しているところが多い。ゲレンデの規模は小さいながらも、5人乗りや高速のリフトなどを備えて、週末でさえあまり待つことなく効率よく滑ることができるスキー場も多く、発想を変えれば存分に楽しむことができる。

また、クロスカントリースキー用のコースは、メトロパークを始め、近場にも多くあって手軽。スキー場以外ではボードやシューズなどのレンタル提供が無いところがほとんどだが、スポーツ用品のリサイクルショップで中古品がリーゾナルな価格で見つかるので、入手してしまうのも手。ミシガンのスキーに関するイベントやコンディションなどは、www.skimichigan.comwww.goskimichigan.comwww.miskireport.comのサイトで情報を得ることが出来る。

自前の道具無しで挑めるTubingという浮き輪状のチューブで滑り降りる遊びが特に子ども達に人気。

DSC_1338アクティビティーの拠点となるリゾート

北部、トラバースシティー方面のリゾートは、室内プールやゲームセンター、スパなどの施設が充実しているところも多い。そういった大スキー場では、パワフルな人工降雪機を多数備えているため、ミシガン南部に青い芝生が覗いていても、ゲレンデの積雪量は充分であることも。(あまりの暖冬で、追いつかないことも・・・。)

ロマンチックな馬ぞりなどのアクティビティーを提供しているリゾートもある。

トラバースシティから北東に約30マイルに位置するShanty Creek Resortsは、スキー雑誌の投票で、価値とダイニングやロッジ、アクティビティーをひっくるめて‘ミッドウエストで1位の行き先’を獲得したことがある。

1963年12月にオープンし、2シーズン前に50周年を迎えたミシガン屈指のリゾートBoyne Highlandsは、50周年に合わせ巨額を投じ、ホテルの改装、ゲレンデの設備やレンタル装備の拡大をした。ミシガン最大級の室内ウォーターパークも備えている。

冒険気分のアクティビティー

スキー場やリゾートの施設を飛び出して、より本格的な自然を満喫したい方には、スノーモービルや犬ぞりといった、日本では滅多に経験できないアクティビティーに挑戦するの一興。スノーモービルのレンタルやトレイルの情報はMichigan Snowmobile AssociationのHP:www.msasnow.org/trail-reports/やUpper Peninsulaのスノーモービルサイト:www.upsnowmobiling.com/trail-reportsで。

犬ぞりツアーの情報は、ミシガン州観光の公式サイト内www.michigan.org/dog-sledding-listingsで。リストされている11のうち8カ所はUP(アッパー・ペニンスラ)だが、Traverse City の南のCadillac市がメトロエリアから近め。

近年増えているのがZipliningの施設。ワイヤーロープを滑車を使って滑り降りる遊びで、冬にも登場してきた。

Have a nice winter!

Detroit Markets ~ Eastern Marketデトロイトの市場 ~ Eastern Market

<!--:en-->Detroit Markets ~ Eastern Market<!--:--><!--:ja-->デトロイトの市場 ~ Eastern Market<!--:--> 4

 デトロイトのダウンタウン、毎週土曜日に賑わいを見せるのは1891年開設という長い歴史を持つイースタンマーケット。主に花や野菜・果物など、ミシガンの農産物が中心だが、保存食や加工品、他の地区からの物 もあり、一年を通してオープンしている。

 なんといってもこれからの暖かい季節は人手が多く、Shedと呼ばれる場内だけでなく周辺の路地にも出店が出現して活気が溢れる。5月から初夏にかけては、ハンギング・バスケットや鉢、切り花がずらりと並び、眺めて回るだけでも楽しく、日本からの訪問者にも面白がられそうだ。

 固定の店ではないので日に寄って内容が変わるが、肉やパン、ミシガン産の蜂蜜のブースも見かける。アメリカでも自然志向の人が増えてきたせいか、オーガニックを謳う物を扱う店が多くなってきている。野菜は大量に買うと格安という設定が多いので、友人と行って分けるのがお得。大きなカートを引く人も多く見かける。

 フリーウェイⅠ-75をEXIT 52 (Mack Avenue)で降り、東へ向かい、Russell Streetとの交差点を右へ。数ブロック行くと左手に‘Shed’が見えてくる。屋根だけのところと、レンガ造りの建物がある。この一画には常設のファームマーケットやレストンも並び、土曜日には店の表の大グリルで焼いたバーベキューを楽しむ人々で、開放的な雰囲気になる。

 イースタンマーケット(場内》の開場時間は5amから5p mとなっているが、2時過ぎにはピークを過ぎ、品薄になって店じまいしてしまう店舗もある。

Flower Day

 年に一度の恒例イベント ‘Flower Day’ は、今年は5月19日(日)。ライブ演奏や子ども向けの遊びも企画されている。詳しい情報はウェブサイトで。www.detroiteasternmarket.com 

*ポピュラーな所ですが、フリーウェイからのサインは無く、数ブロック離れると荒廃した通りもあるので、道順を把握してお出かけください。

 デトロイトのダウンタウン、毎週土曜日に賑わいを見せるのは1891年開設という長い歴史を持つイースタンマーケット。主に花や野菜・果物など、ミシガンの農産物が中心だが、保存食や加工品、他の地区からの物 もあり、一年を通してオープンしている。

 なんといってもこれからの暖かい季節は人手が多く、Shedと呼ばれる場内だけでなく周辺の路地にも出店が出現して活気が溢れる。5月から初夏にかけては、ハンギング・バスケットや鉢、切り花がずらりと並び、眺めて回るだけでも楽しく、日本からの訪問者にも面白がられそうだ。

 固定の店ではないので日に寄って内容が変わるが、肉やパン、ミシガン産の蜂蜜のブースも見かける。アメリカでも自然志向の人が増えてきたせいか、オーガニックを謳う物を扱う店が多くなってきている。野菜は大量に買うと格安という設定が多いので、友人と行って分けるのがお得。大きなカートを引く人も多く見かける。

 フリーウェイⅠ-75をEXIT 52 (Mack Avenue)で降り、東へ向かい、Russell Streetとの交差点を右へ。数ブロック行くと左手に‘Shed’が見えてくる。屋根だけのところと、レンガ造りの建物がある。この一画には常設のファームマーケットやレストンも並び、土曜日には店の表の大グリルで焼いたバーベキューを楽しむ人々で、開放的な雰囲気になる。

 イースタンマーケット(場内》の開場時間は5amから5p mとなっているが、2時過ぎにはピークを過ぎ、品薄になって店じまいしてしまう店舗もある。

Flower Day

 年に一度の恒例イベント ‘Flower Day’ は、今年は5月19日(日)。ライブ演奏や子ども向けの遊びも企画されている。詳しい情報はウェブサイトで。www.detroiteasternmarket.com 

*ポピュラーな所ですが、フリーウェイからのサインは無く、数ブロック離れると荒廃した通りもあるので、道順を把握してお出かけください。

Detroit Historical Museum

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デトロイトの歴史に特化したこの博物館は、斜め向かいにあるデトロイト美術館に比べると小規模ではあるが、興味深い展示が多くある。

ハイライトの一つは地下階にある‘Streets of Old Detroit’。3つの時代に分けて街の様子を再現している。エントランスから階段を下りて右の細い通路を抜けると、そこは1900年代。テーマパークのように華美な装飾はせず地味な分、リアティーがあってタイムスリップした気分になる。1900年代の駅舎、ドラッグストアーなどが並ぶ。床屋などには、ほぼ実物大の人形がいるし、小物や家具・装飾品も見ごたえがある。奥に進むと1870年代、1840年代の街。路面が時代に合わせて、石畳、レンガ、木、と変わるのも面白い。1840年代の一画は当時の街灯を再現してか暗め。現代の便利さと明るさを痛感させられた。地下階には他にも、かつてのレストラン・バーを再現したホールがあり、壁には、デトロイトゆかりのスポーツ選手など著名人の写真がずらりと並んでいる。

2階にあるDoorway to Freedomの一画では、奴隷逃亡を助けた組織Underground Railroadの役割と成果を伝えている。暗い森の中を再現した通路になっていて、自由のために闇の中を進む不安と恐怖を少しばかり体感。

1階の円形のホール(上写真)ではデトロイトの移り変わりを、出来事や代表的な人物についての解説・展示によって知ることができる。Kid Rock Music Labという、モータウンミュージックを中心とした展示ルームも人気が高い。America’s Motor Cityのエリアでは本物のクラッシックカーの展示を始め、デトロイトを発展させた自動車産業に関して、人々の暮らしの側面にも触れている。自動車のアッセンブル工程を見せる大仕掛けなディスプレイもあり、2階からも見下ろせる造りになっている。

Gallery of InnovationとAllesee Gallery of Culture、Kid Rock Music Lab、Legends Plaza、そして、Detroit: The Arsenal of Democracyの5つのエリアは常設展示として2012年に新しく増設された。以前からあった展示エリアも改善を加えられている。

トリップアドバイザー(tripadvisor.com)によると、この博物館は星3と1/2☆の評価。「実に素晴らしい展示があるが、退屈なものもある」とのコメント。展示物の数が多く、また文字による解説が非常に多く、英語を容易には解読できない者にはかなりの時間と労力が要る。米人でもじっくりと一つ一つ読んでいる人は少ないと見受けられた。

子供向けのハンズオン(触って学ぶタイプの活動型展示物)は少ない。数多い資料のお陰で新しい知識が増えるのは間違いない。入館無料なので、興味のある箇所だけ見るのでも損は無いし、デトロイトをより理解するために何度かに分けて訪れたい施設である。

ウェブサイト: detroithistorical.org

所在地 5401 Woodward Ave, Detroit, MI 48202 (入口はKirby St)

博物館に隣接の駐車場有り $9

開館: 火―金 9:30 a.m. – 4 p.m.
土 ・ 日 10 a.m. – 5 p.m.
月曜日  閉館

入館無料 {寄付を募っている}

 

メトロパークで身近な自然に親しむ

メトロパークで身近な自然に親しむ 3

Indian Spring_6487メトロパーク(正式名:HURON-CLINTON METROPOLITAN AUTHORITY METROPARKS)はウェイン、オークランド、マコブ、ワシュテナウなどのカウンティーの公園群で、ポンティアックやローチェスターを流れセントクレア湖に注ぐClinton River と、アナーバーを流れエリー湖に注ぐHuron Riverに添うように、デトロイトを中心に半円状に点在する。現在13のパークがあり、住宅街から近くにありながら驚くほどに緑と湖や川の自然が豊かである。

北側に位置するStony Creek Metropark はローチェスターのダウンタウンから数マイル、また、Kensington MetroparkはノバイのショッピングモールからI-96 で15分ほど、と市街地から近い。住民の憩いやアクティビティーの場を提供する目的とともに、自然が失われないように保護するのも大きな使命。規模や地理条件、設備は個々に異なり、かなり整ったネイチャーセンターやファームを備えるパークもあり、学習活動の場やプログラム、観察ツアーなども提供している。ゴルフ場、プールを保持しているパークもいくつかある。

Delhi

カヌーでの川下りサービスの施設がある唯一のメトロパーク。上流のHudson MillsまたはDexter-Huronまで貸しカヌーと一緒に運んでくれる。Dexter-Huronからは3マイル、Hudson MillsからはDexter-Huronを経て約8マイルのカヌーイングになる。木々の豊かな渓流を楽しむことが出来る。特に上流は水も澄んでいて緑が深く、町から近いことが信じられないほど。

IndianSpring_6489Indian Spring_2Indian Springs

メトロパークで唯一、自然について学習するEnvironmental Discovery Center(環境学習センター)があり、実験室やエコシステムに関する展示、学習プログラムが充実している。池を水中から観察するためのガラス張りの部屋が数年前に完成したが、自然のままで、水の透明度が低く、魚や植物はあまり見えないことが残念。

Kensington_DSC_6471Kensington_6478Kensington 

Kent Lakeを包括するパークで、湖畔沿いのトレイル(8マイル強)は林間、原っぱもあり景色が良い。レンタルの足こぎボート、カヌー、カヤックなどあり、メトロパークの中で湖遊びのボート関係が最も充実してる。乗り合いの観覧船は7月現在休航中。ペッティングファーム(下写真)、小規模ながらネイチャーセンターもある。湿地のトレイルは野鳥観察に絶好。シャワーや着替え室を備える湖畔ビーチとスライダー付プールがある。

Erle_IMG_8681Lake Erie

Marshlands Museum and Nature CenterというMarsh(湿地帯・潟)にフォーカスした博物館がある。生物や猛禽類(鷲など)の剥製展示の他、水辺のハンティングの歴史に関する旧式ボートやデコイの展示があるのがユニーク。エリー湖を望む波のプール(Wave Pool)が人気。ただし波のプールはそれ程大きくはなく、他のプールは無い。

Lake St. Clair Metropark

セントクレア湖に面する公園で、かなりな規模のボートランチ(艀)の設備もあるがレンタルは無い。自然センターは規模が小さいものの、地元の野鳥の剥製の展示が充実しており、様々なプログラムを企画している。湖に臨むプールやSquirt Zoneと名付けられた水遊び場があり気分爽快。

Wolcott Mill

他の公園とは趣が違い、ゴルフ場、Farm Learning Center (農場学習センター)、古いMill (水車つきの粉引き工場)が残る敷地、それぞれ別の3箇所になっており、ボートやサイクリングなどのアクティビティー施設は無い。Mill内部には、かつての工場機械や、展示物が置かれている。

☆  ☆  ☆  ☆  ☆

各パークへの入園には一日券($10)または年間パス($35)の購入が必要。年間パスは、購入日から1年間ではなく、年末までの期限。4日訪問すれば元を取れるので、年度の後半に入手しても十分に利用価値が望める。今回の記事では触れないが、パークによってはクロスカントリースキーのトレイルもり、冬には冬の楽しみ方がある。

個別施設の利用やレンタルの料金は公式サイトwww.metroparks.comで。

晩夏から秋の特徴ある特別イベント

Star Party ― Wolcott Mill Metropark 場所: Camp Rotary 20505 29 Mile Road Ray, MI

8月12日 7:00 pm  車1台につき$10

一年中で最も昼が長い日を楽しむイベント。ゲームやコンテスト、音楽など盛りだくさん。焚火も行われる。天文同好会(Warren Astronomic Society)が夜空観察のための望遠鏡を用意してくれる。ブランケットや椅子を持参して、ペルセウス座流星群を眺めては?

Colonial Kensington ― Kensington Metropark 場所:Martindale Beach

8月13日 9:00 am と 8月14日 4:00 pm

1700年代の暮らしはどんなものであったのか。その時代の衣装をまとった商人や職人から18世紀の伝統的な工芸品などを買うことができる。 一人$2(予約不要)

Astronomy at the Beach ― Kensington Metropark 場所:Maple Beach

9月9日 6:00 pm – 11:55 pm

望遠鏡で月や星を眺める機会。天文に関する企画も催される。Great Lakes Association of Astronomy Clubsがホストを務める。年齢制限なし。$2 寄付を奨励。

大都会NYレポート ~雑貨編~

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大都会NYレポート ~雑貨編~ 2

Empire State Buildingお洒落アイテムに心躍らせ

文・写真:YOSHIDA

桜が咲き終わり、ピンク色のツツジが咲き乱れる5月上旬。芝生も木々も緑が美しいセントラルパークでのんびり朝の散歩を楽しむ。気がつくと軽く2時間は経過していた。

そう、ここは東海岸。大都会。ミシガンから飛行機で2時間、車で10時間というニューヨーク・マンハッタン!このアーティスティックなまちで、何かしら惹かれるアイテムと巡り合うかも!と心躍らせ、滞在中はいろいろな雑貨屋さんを巡った。文具雑貨メーカーで日本のものづくりに携わってきた経験からも、ものづくり観点を交えながら紹介しようと思う。

MoMA Design Store (ニューヨーク近代美術館のショップ・2店舗あり)

まず初めに訪れたのがココ。どうしても実物を見たかったものがある。そう、ベストセラーのSky Umbrella!見た目は濃紺の傘だが、内側がほかの一般的な物とは異なる。その名の通り、スカイブルーの青空とふわふわ真っ白な雲が描かれているのだ。道中何度も雨に遭った友人は自身へのお土産として購入していた。それからStarry Night Umbrella。こちらも表側は濃紺の傘だが、内側にはゴッホの『星月夜』。あらゆる青とあたたかみのあるオレンジ、黄色の光がぽつぽつと。これほどユニークな、人の気分を明るくしてくれるアイテムはあるだろうか?ちなみにHP画像と実物はほぼ同じ。

時計などのインテリア雑貨からキッチングッズ、アクセサリーまで個性が溢れていたが、驚いたことに日本メーカーの商品も。超軽量の傘や、無印良品の文具雑貨。あらこれ、かわいい!と手に取ったポーチは、Delfonicsで思わず苦笑い。やっぱり、私は日本のKAWAIIがすきみたい。ただ、品質面で気になることが。ここで販売されている日記帳の小口塗の精度が低い。ノートの断面、三方面に色が塗られており、ノートを閉じた状態でも見た目が美しいというデザイン性の高い商品だが、ノートを開いてみてびっくり。見返し含め、1頁目と最終頁にインクが染みている。お気に入りのものが見つかった方はどうかこの点留意して頂きたい。

THE MET store (メトロポリタン美術館のショップ)

美術館内の通路に小さなブースが設けられており、そちらでも購入できるが、入り口付近に広いショップがある。MoMAと比べるとバラ売りのポストカードのデザイン数が少ない印象が。100枚入りといったセット売りもあったがお値段が可愛くないので断念。エコバッグは堅めの帆布素材でデザインも豊富。Tシャツもゴッホのひまわりや、ニューヨーク5番街の街並みをデザインしたものなど他では入手できないオリジナリティの高いものばかり。

CHELSEA MARKETCHELSEA MARKET (チェルシーマーケット)

おいしいロブスターが食べられる!というので有名なチェルシーマーケット。この日も多くの日本人を見かけた。お寿司もラーメンもイタリアンも多くのお店が集まっているこの建物のオリジナルグッズがある。小さな屋台で売られていた帆布のバッグ。「CHELSEA MARKET」のロゴとフォントがシンプルだけど持ち手が革でおしゃれ。Tシャツやポーチもあり、後から買っておけばよかったと心底後悔。

そのほかにもカード、ボールペンなどいずれもミシガンではあまり見かけないブランドの文具を扱う本屋さんposman books、婦人服や子供服がメインかと思いきや地下には生活雑貨用品が並ぶAnthropologie、カラフルなキッチングッズは見ているだけでも楽しいBowery Kitchen Suppliesなど見所たくさん!アーティストが個人ブースを設けているコーナーもあり、作り手と話ができるのも魅力。

FISHS EDDY2Fishs Eddy (NY発!テーブルウェアショップ)

お皿、マグカップ、グラス、エプロン、手ぬぐい、トレーなどあらゆるテーブルウェアがそろう。ニューヨークの街並み、カワイイ代表のお花柄や猫ちゃん柄、アメリカの時の人(今ならばトランプ大統領なんていうのもあったり)をモチーフにしたデザインなど心躍るアイテムばかり。店内は広く、陶器よりもガラス製品が多い。ちなみに店内奥には嬉しいSALEコーナーも。

west elm (ブルックリンの家具ショップ)

少々足を延ばしてブルックリンへ行くならば。マンハッタン島から橋を渡ってすぐ。DUMBOを散策中にふらっと寄ってみると雑貨店というよりも家具屋さんに近いお店があった。店内は広く、コーヒーショップも入っている。 Made in BrooklynのロゴTシャツを品定めしているカップルを見かけた。小物系が少ないので手軽にお土産にはできないが、オシャレな音楽が聞こえてくる落ち着いた店内で、そのカラーコーディネートやインテリアコーディネートを楽しむことができる。

FISHS EDDYFISHS EDDY3各観光スポットのショップもお洒落なデザインなものが多い。ザ・観光客向け感は否めないが、それでも気に入ったデザインがあれば即購入すべし。自由の女神像があるLiberty Island のショップは広く、デザインプレートとマグカップはティファニー感さえ漂うポップなものがあった。夜景を楽しむTop of The Rockは建物地下にあるので、たとえ上階まで上がらずともアイテムだけは購入することができる。対してEmpire State Buildingは中に入り、上階まで上がらないとショップには入れない仕組み。夜景ショットを集めたカレンダーはダブルリング式且つコート紙使用なので発色も良く作りも良い。いずれもその場でしか購入できないものばかりである。