A Pure Michigan Winter: ミシガンの 冬の自然を楽しむ

Snowmobilers2009-2010 082 - Copy 今季のミシガンの冬は、11月に早々と大雪に見舞われて心も体も震えたが、12月、1月は穏やかな気温の日が多く、胸を撫で下ろした。とはいえ、例年4月半ばまでは雪が積もる可能性が高いミシガン。長~い冬を、寒冷地の利と恩恵を受けて過ごしたいもの。

ミシガンの冬は雪と様々なアドベンチャーの季節。身近な丘でのそり遊びは、よく目にする光景。ウィンタースポーツの定番であるスキーやスノーボードをはじめ、スノーモービル、アイス(氷穴)フィッシング、アイスクライミング、犬ぞり、などなど、自然に身を投じるアクティビティーが数多くある。内陸の湖の多さが全米屈指のミシガンならではといえる氷上ヨットレースに興じる人たちもいる。

野外での楽しみがあれば、雪や零下の天気予報が心待ちになるに違いない。

膨大な数のトレイルやコース

ミシガンには総計6,500マイルに及ぶスノーモービル・トレイル、3,000マイル以上のクロスカントリースキー・トレイルがある。Snowshoeing(スノーシューイング)と呼ばれる、日本で言うところの“かんじき”を履いて歩き回るのに適した美しい地にも事欠かさない。

あまり認識されていないが、スキーエリアの数としては、米国内2位にランキングされているという(ミシガン州公式旅行サイト:michigan.org情報)。米国中西部で最高の高低差を誇るスキーゲレンデもミシガン州に存在。ただし、UP(アッパー・ペニンスラ)の西の端、ウィスコンシン州に近いので、デトロイト周辺からは秘境の地ではある。

DSC_1336それに対して、ローワー・ベニンスラのダウンヒル(滑降用)スキー場は、残念ながら小山程度のスケールで規模も標高差も大したことはない。メトロデトロイト周辺のスキー場はスノーボード用のハーフパイクが充実しているところが多い。ゲレンデの規模は小さいながらも、5人乗りや高速のリフトなどを備えて、週末でさえあまり待つことなく効率よく滑ることができるスキー場も多く、発想を変えれば存分に楽しむことができる。

また、クロスカントリースキー用のコースは、メトロパークを始め、近場にも多くあって手軽。スキー場以外ではボードやシューズなどのレンタル提供が無いところがほとんどだが、スポーツ用品のリサイクルショップで中古品がリーゾナルな価格で見つかるので、入手してしまうのも手。ミシガンのスキーに関するイベントやコンディションなどは、www.skimichigan.comwww.goskimichigan.comwww.miskireport.comのサイトで情報を得ることが出来る。

自前の道具無しで挑めるTubingという浮き輪状のチューブで滑り降りる遊びが特に子ども達に人気。

DSC_1338アクティビティーの拠点となるリゾート

北部、トラバースシティー方面のリゾートは、室内プールやゲームセンター、スパなどの施設が充実しているところも多い。そういった大スキー場では、パワフルな人工降雪機を多数備えているため、ミシガン南部に青い芝生が覗いていても、ゲレンデの積雪量は充分であることも。(あまりの暖冬で、追いつかないことも・・・。)

ロマンチックな馬ぞりなどのアクティビティーを提供しているリゾートもある。

トラバースシティから北東に約30マイルに位置するShanty Creek Resortsは、スキー雑誌の投票で、価値とダイニングやロッジ、アクティビティーをひっくるめて‘ミッドウエストで1位の行き先’を獲得したことがある。

1963年12月にオープンし、2シーズン前に50周年を迎えたミシガン屈指のリゾートBoyne Highlandsは、50周年に合わせ巨額を投じ、ホテルの改装、ゲレンデの設備やレンタル装備の拡大をした。ミシガン最大級の室内ウォーターパークも備えている。

冒険気分のアクティビティー

スキー場やリゾートの施設を飛び出して、より本格的な自然を満喫したい方には、スノーモービルや犬ぞりといった、日本では滅多に経験できないアクティビティーに挑戦するの一興。スノーモービルのレンタルやトレイルの情報はMichigan Snowmobile AssociationのHP:www.msasnow.org/trail-reports/やUpper Peninsulaのスノーモービルサイト:www.upsnowmobiling.com/trail-reportsで。

犬ぞりツアーの情報は、ミシガン州観光の公式サイト内www.michigan.org/dog-sledding-listingsで。リストされている11のうち8カ所はUP(アッパー・ペニンスラ)だが、Traverse City の南のCadillac市がメトロエリアから近め。

近年増えているのがZipliningの施設。ワイヤーロープを滑車を使って滑り降りる遊びで、冬にも登場してきた。

Have a nice winter!

ミシガンのスノー・スポーツ &スキー場情報

ミシガンのスノー・スポーツ &スキー場情報

 強力な冬将軍の到来は遅れているようだが、このまま大雪に見舞われないわけはない。雪に被われたら、冬のスポーツ、スキーやスノーボードを楽しもう!

 ミシガンのスキー場を訪れたことのない方に、行ってからがっかりしないように伝えておくと、ミシガンには山とえるほどの山が無いので、残念ながらダウンヒル(滑降用)スキー場は、規模も標高差も大したことはない。メトロデトロイト周辺のスキー場はスノーボード用のハーフパイクが充実しているところが多い。クロスカントリースキー用のコースは、メトロパークを始め、近場に結構多くあって手軽。挑戦してみては?

 ミシガンのスキーに関する情報は、 www.skimichigan.comwww.goskimichigan.comwww.miskireport.com などのサイトで情報を得ることが出来る。

 本紙では、デトロイト近郊と、北部(トラバーシティー方面)にあるポピュラーなスキー場について、リフトとコースの数・高さなどの情報と特色を一言紹介。北部のスキー場の多くは、宿泊施設もあるスキーリゾートになっている。

 ミシガンのUP(Upper Peninsula) には、より規模の大きなスキー場があるが、いずれも西寄りで、ウィスコンシン州に近い場所にある。そこまでドライブするくらいなら、東へ向かって、バーモント州、あるいはカナダのケベック州まで足を伸ばして、スケールの大きなスキー場へ行くことをお勧めしたい。

デトロイト近郊

*リフト数はRope Towなども含む。コースとリフト数、高さのデータはwww.skimichigan.comより

Alpine Valley Ski Area(White Lake:Walled Lake の北、約10マイル。)
近場だが、林間スキー気分。雪撒き機あり。コース数:25リフト数:9 高低差Ft:300
6775 East Highland Road, White Lake, MI 48383 Tel: (248) 887-4183 Web: www.skialpinevalley.com

Mt. Brighton(Brighton:Noviの西、約15マイル。I-96を降りて数分。)
女性の日、Four for $40等、曜日毎に平日割引あり。コース数:26 リフト数:6 高低差Ft:230
4141 Bauer Road, Brighton MI. 48116 Tel: (810) 229-9581 Web: www.mtbrighton.com

Mt. Holly(Holly:Auburn Hills の北西、約20マイル。I-75から見える。)
4人乗りハイスピードリフトがある。コース数:19 リフト数:7 高低差Ft:350
13536 Dixie Hwy., Holly, Michigan 48442 Tel: (248) 634-8269 Web: www.skimtholly.com

Pine Knob Ski Area(Clarkston:Auburn Hills の北西、10マイル強。I-75を降りて数分。)
省エネライトや新型リフト等の設備。コース数:17 リフト数:7 高低差Ft:300
778 Sashabaw Road, Clarkston, MI 48348 Tel: (248) 625-0800 Web: www.skipineknob.com

北部 スキーリゾート

Boyne Highlands(Harbor Springs:ミシガン湖畔Petoskey近く。デトロイトから4時間強。)
スパやプール等の設備、レッスンも整ったリゾート。コース数:46 リフト数:9 高低差Ft:552
600 Highland Drive, Harbor Springs, MI 49740 Tel: (231) 526-3000 Web: www.boyne.com

Boyne Mountain(Boyne Falls:I-75をGaylord で降り30分強。デトロイトから4時間ほど。)
Boyne Highlands同様、屋外温水プールあり。コース数:56 リフト数:11 高低差Ft:500
1 Boyne Mountain Road, Boyne Falls, MI 49713 Tel: (231) 549-6000 Web: www.boyne.com

Caberfae Peaks Ski(Cadillac:Cadillac(ミシガン北西部) の市街地から西へ30分ほど。)
自然と素朴さが人気のスキー場。コース数:34 リフト数:4 高低差Ft:485
1 Caberfae Lane, Cadillac, MI 49601 Tel: (231) 862-3000 Web: www.caberfaepeaks.com

Crystal Mountain(Thompsonville:Cadillacの市街地から北西1時間ほど。ミシガン湖寄り。)
クロスカントリースキー、スケート、そり等多種。コース数:45 リフト数:6 高低差Ft:375
12500 Crystal Mountain Drive, Thompsonville, MI 49683 Tel: (231) 378-2000 Web: www.crystalmountain.com

Shanty Creek Resort(Bellaire:I-75をGrayling で降りて45分ほど。ミシガン湖近く。)
離れた2つのエリアをシャトルで行き来が可。コース数:48 リフト数:6 高低差Ft:450
5780 Shanty Creek Road Bellaire, MI 49615 Tel: (800) 678-4111 Webwww.shantycreek.com 

Discover Michigan Skiing!

 1月は、ミシガン全域で‘Discover Michigan Skiing’という初心者(*1回目の人に限定。7歳から大人まで)対象のキャンペーン・パッケージが提供されている。初心者向けレッスンと道具一式のレンタル、ビギナーエリアのリフト(又はRope Tow)やトレイルパス、全て込みでスキーは$30、スノーボードは$40という割安価格!多くのスキー場で取り扱っている。レッスンのアレンジのために、事前の予約が必要。

Snow Sports!

 ミシガンにはスノーモービル用にデザインされたトレイルが総計6000マイル以上ある。また、犬ぞりや大きなチューブに乗って下るTubingという遊びなど、日本ではめったにできないアクティビティも経験できる。美しい自然と爽快感を味わいに、いざ雪の世界へ!ミシガン州の観光サイトwww.michigan.orgから、‘ Outdoors > Snowsports ’へ進むと、Cross Country Skiing、Dog Sleddingなど、個別のアクティビティの情報が検索できる。

ーーーもっと手軽に楽しめるソリ遊びができる公園の情報はこちらーーー

ミシガン州 冬だ!デトロイト近郊 “そり遊び”ができる公園 リスト

King Spa – Chicago, IL

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King Spa - Chicago, IL 6

IMG_4792サウナのテーマパークのような King Spa ~シカゴ

遅ればせながら、シカゴの日本人にも大人気という韓国スパKing Spaを訪れた。

家族で行っても息子とは別々だし、友人と裸でお風呂は・・・と躊躇していたが、意を決して探検に!予想外に、くつろぐ場を含めて男女兼用のスペースが多く、ボーっといる時も含めてかなりの時間を費やすことができる施設で、デートや家族連れでも楽しめることが分かった。

韓国では街中あちこちにこういったスパがあるそうで、浴場とサウナとスパを併せ持った「チムジルバン」と称される。

シカゴのKing Spaは、風呂は鉱物を含むものではなく単なるお湯ではあるが、数人が手足を伸ばせる浴槽が数個、それに、何種類ものサウナ施設を備え、マッサージや垢すり、フェイシャル等のサービスも各種提供している。

charcoal_Cまず大雑把に施設内の造りとサービスを説明。

受け付けカウンターで「初めてか」と尋ねられ「イエス」と答えたところ館内ツアーをしてくれたが、何が有料なのか、サービスや部屋の時間設定の情報などについては、一巡しただけでは理解し難い。それ程いろいろなものがある施設なのである。

入り口でロッカーのキーを渡され、男女に分かれ、履物を袋に入れてロッカー室へ。

bathsideそこで、ユニフォーム(厚手素材の半そでシャツと半パン)を受け取る。ロッカーのキーで館内の支払いはできるので、何も持ち歩く必要がなく便利。使い放題のハンドタオルも置いてある。

(ロッカー、ユニフォーム、タオルは無料)

お風呂と、垢すりスクラブなどのスパのエリアは男女別で素っ裸。肌の色の異なる全裸の人々が入り混じるという見慣れない景観に、始めのうちは目のやり場に意識してしまったが、すぐに慣れる。

お風呂は温度がやや異なるものが大小4つで、湯船を全部合わせても畳12畳ほどの大きさ。韓国本国では薬草風呂や水風呂があるそうだが、ここのは単純湯。

ボディーソープ、シャンプーが備えてあり、洗面スペースにはヘアードライヤー、乳液、綿棒もあり、手ぶらで行ってもOK。

IMG_4811男女共用のスペースではユニフォームを着用。椅子が並んだスペースを中心に、各々造りと温度が異なるサウナルームが数室、マッサージ室、そして韓国料理を提供するフードコート、さらには映画シアターもある。

2階には畳のテーブル席、そして、男女別と共用のリラックススペースmeditation areaという、ごろ寝もできる部屋がある。夜明かしも可(午前2時を超すと$5追加)。

サウナルームは、どれもユニーク。

ソルト・ルームはロックソルト(岩塩)の塊をドーム型に重ねた部屋。インターネットで検索したところ、ロックソルトは太古のミネラルを多量に含有しており、空気の浄化作用があると言われているとのこと。

IMG_4815ピラミッド・ルームは黄金色のピラミッド型。23カラットの金で覆われている。材質とピラミッドの形の両方のパワーによって不純物を浄化する効果があるというが、かなり高温で、そうそう長くは留まれない。ちなみに、どのサウナも「20分以内」との注意書きが貼られている。

チャ―コール(炭)ルームは、内壁に美しい木炭が積まれている。(個人的には温度も適温で、炭の効用もあってか清々しい気分になり、一番気に入った部屋。)

黄土とクリスタルに囲まれた部屋Yellow Soil Crystal Roomもマイルド。黄土に含まれている大量の生命体が酵素を生み出す際にマイナスイオン・赤外線を大量発生させ、美容と健康に効果ありとのこと。

アイス・ルームは、「アイスコールド」との説明通り、凍えるほど寒~い部屋。血流を

良くするとはいえ数分も居られないが、

bulgama‘Fire Sudatorium:蒸し風呂’の後のクールダウンに最適。そのFire Sudatoriumは、

「ソックス着用をお勧め」と入り口に注意書きがあり、床が熱く、空気もいきなり鼻腔を刺激するほど暑い。Elvan(麦飯石暁)という、中国で古来より漢方薬の原料にしたり、丸薬などを練る水をろ過する為に使われるなど、伝統的に薬石として珍重されてきた石でできている。

最も広い部屋‘BUL GA MA’では、高温に熱せられた大きな火釜から放射される強力な遠赤外線・マイナスイオン等によって体を芯から温め、発汗が促される。

サウナルームで唯一有料なのがBase Rock Bath Room:岩盤浴。日本から輸入した天然石が使われている。

女性専用の施設、浴室横の小部屋はsitz bathと称され、訳せば半身浴だが、お湯の半身浴ではなくv-steamというもので、薬草を焚いた蒸気で下半身(主に子宮)を温める。30分で$30。甘草など12種をかなり大量に焚くので、相応の価格といえようか。効能はともあれ、芯からボカボカに。

ボディーマッサージは、アロマ、指圧、ストーンマッサージなど多種。フェイシャルもある。(有料、予約制。)

再々訪れたい寒冷地のオアシスである。

King Spa & Sauna

Tel : 847-972-2540
www.kingspa.com/chicago

809 Civic Center Dr. Niles, IL. 60714
(Hマート・シカゴ店と同じショッピングエリア)

入場料:大人$35
子供$30 *24時間を超すと1時間につき$2追徴

24時間営業・ スパサービスは2AM – 6AM
*Fire Sudatoriumと岩盤浴は10AM – 12AM

フードコート :
月~木 8AM – 1AM (ラストオーダー : 12AM)
金・土日 8AM – 3AM (ラストオーダー: 2AM)

 

Umacamon Japanese Kitchen – Chicago, IL

Umacamon Japanese Kitchen - Chicago, IL 1

DSC_6084Umacamon Japanese Kitchen うまかもん~シカゴ

ミシガン拠点の弊紙がシカゴのレストランをレボートするのは初めて。夏に開店したばかりの日本食レストラン『うまかもん』を取り上げた理由は、ミシガンやオハイオから日本食材や日本書籍、日本酒を買い出しに行くMitsuwa(ミツワマーケットプレイス)から1.5マイル程と近く、そして、昼は洋食屋、その後はスイーツを出すカフェとなり、夜は居酒屋と様変わりする、言わば3倍楽しめるお店であるため。

DSC_6091夜の居酒屋メニューが特にユニークで、『うまかもん』の名から察せられるように、九州にまつわるものが数多い。豚骨ラーメンやもつ鍋など、本場スタイルが味わえる他、オーナー自らが九州の酒造を訪れ吟味して取り寄せているレアな焼酎や日本酒も揃っている。もちろん九州産ばかりではない。ワイン、発泡酒、ビールの品揃えも相当なもので、日本でも品切れになったほど人気の高いコエドビール(埼玉県)の「紅赤」も置いている。

IMG_2638オーナーの一人であるホンマ氏はミシガンに在住していた時期もあり、ミシガンからの来店に大喜びして歓迎の意を表してくださった。「お客さんに喜んで頂けるように、試行錯誤を重ねている」という。日本食レストランと謳う店は多いものの日本人オーナーのお店は少ない現状を憂いて、仲間と共に、「日本人経営、日本人シェフによる、日本人の繊細さを忘れない料理を提供するお店」としてオープンしたそうである。

店の売りは、厳選した食材。中でも一押しは夜に提供している焼き鳥などの串焼き物で、本格炭焼きと焼き加減にこだわった品々である。

DSC_6103ランチタイムには、カレー、オムライス、ハンバーグ、エビフライなど、洋食の王道メニューを提供している。オムライスが$7.99というお手軽な値段設定も嬉しい。オーナーがとりわけ薦めるのは、じっくり煮込んだ自信のカレーとシチューで、カレーはプレーンカレーに、ビーフ、シーフード、トンカツなど好きなトッピングをいくつでもオーダーできるアレンジ自由なスタイル。

カフェタイムには、ミニタルトやマカロン、ムースの他、ランチタイムにも出している巻き寿司や寿司丼も注文できる。

開店当初は、あまりの人気ぶりに対応が大変なほどの状態になったとのこと。

shochu今(2015年11月)では多くのファンが定着し、こだわりの食材とメニューを届けている。シカゴへ行く折には是非ご来店を!

うまかもん

ウェブサイト:
www.umacamon.com

住所1673 Algonquin Rd
Rolling Meadows, IL 60008
電話  224-318-2489

開店日時

*月曜日はランチのみ

ランチ     毎日: 11:30-2:30pm
カフェタイム 火-日: 2:30pm-5:00pm
ディナー 火-日: 6:00pm-12:00am

東京・お台場 大江戸温泉物語

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東京・お台場 大江戸温泉物語 1

IMG_4840飛行機の出発時刻が朝早くて成田空港や羽田空港に間に合わない、最寄りのホテルに泊まったところで早朝発でもったいない、といった場合の一案がお台場にある温泉施設『大江戸温泉物語』の利用。今月は施設と空港からのシャトルの情報を紹介したい。

大江戸温泉物語から成田空港へは、同施設前発の高速バス“東京シャトル”で成田空港ターミナルへ楽にアクセスすることができる。現在、成田空港行は夜明け前の発車となる3便のみ(うち2便は第3ターミナル行き)だが、バス代が事前予約&事前決済をすれば900円と格安な上、シャトル利用者には大江戸温泉物語の入館料が1,200円となる特別料金が適用される。成田空港到着後に朝まで明朝まで立ち寄るプランも可。「フライト前にくつろぐのも良し♪フライト後の疲れを癒すのも良し♪」が宣伝文句。

機内持ち込み可能なスーツケース程度は脱衣所のロッカー(無料)に入るし、大きなスーツケースも有料のロッカーがフロント横に設置されている。

IMG_4864もちろん、フライトに関係なく利用するのも一興。東京で温泉宿気分を味あうことができる。タオルと館内着の浴衣は入館料に含まれているので、手ぶらでもOK!

大江戸温泉物語は江戸の町並みを再現した温泉テーマパーク。コアとなる温泉は、地下1,400mから汲み上げた天然温泉で、内湯、露天風呂のほか、約3億年前の天然ヒマラヤ岩塩を敷き詰めた岩塩風呂(別料金・予約制)、女性には霧湯(ミストサウナ)や露天の桶風呂も設けられている。700坪の日本庭園内に男女一緒にお湯を楽しめる全長50mの湯の道もある。

個室での宿泊は別料金となるが、仮眠や休憩のために無料で使用できるリラックスルームがあり、リクライニングチェアが並び、ブランケットも準備されている。

こちらも別料金だが、手軽なクイックケアや足つぼ、本格的なボディケア・タイ式・全身オイルリンパのマッサージ系、フェイシャルトリートメント、あかすりなど、いわゆるスパやトリートメントも豊富。

館内での食事は、居酒屋、ラーメン屋、韓国料理、かつ丼とカレー、江戸寿司のお店、さらに、海鮮丼の専門店、手づくり豆富やふぐ刺しを供する落ち着いたお店までいろいろある。

火の見櫓の周囲に、ゲームや縁日遊び、占いのコーナーがあり、手裏剣投げ、忍者吹き矢、など、昔風な遊びを楽しむことができる。

IMG_4868東京・お台場 大江戸温泉物語

所在地:東京都江東区青海二丁目6番3号

東京駅、品川駅など多数の駅などから無料送迎シャト

ルを利用できる(1日数本程度)

★詳細はウェブで http://www.ooedoonsen.jp/

空港とのセットプランや割引情報 (2016年3月末情報)

〔成田空港 東京シャトル入館セットプラン〕

京成高速バス(成田空港)⇔大江戸温泉物語

京成高速バス予約センターにてバスの予約が必要(※乗車日2日前の17:00まで)。

予約や問い合わせ:TEL 047-432-1891 月~土9:00~19:00、日/祝日9:00~18:00

入館料 大人(中学生以上)1,200円/小人(4歳~小学生)600円。

※別途乗車料金がかかる。

※温泉施設の利用時間に以下のように制限があるのでご注意を。

成田空港出発前に利用の場合 前日18:00~5:20(東京シャトルの各便発車時刻)まで

成田空港到着後に利用の場合 東京シャトル到着後~翌朝9:00

*バスの予約は、楽天トラベルのウェブサイトや高速バスの予約サイト【発車オ~ライネット】https://secure.j-bus.co.jp/でも可能。

〔羽田空港 早朝便フライト前泊プラン実施中〕

大江戸温泉物語入館料+羽田空港国際線ターミナル行バス

大人3,300円/小人1,650円(4~12歳)

朝11:00~深夜3:50(=バス出発時刻)まで利用できる。 予約・問い合わせ:03-5500-1126

※予約は出発前の3日前までだが、空席があれば当日でも申し込みが可能。

ワシントンD.C.から南へ150マイル コロニアル・ウィリアムズバーグ(ヴァージニア州)~生きる歴史博物館と言われるゆえん~ワシントンD.C.から南へ150マイル コロニアル・ウィリアムズバーグ(ヴァージニア州)

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<!--:en-->ワシントンD.C.から南へ150マイル コロニアル・ウィリアムズバーグ(ヴァージニア州)~生きる歴史博物館と言われるゆえん~<!--:--><!--:ja-->ワシントンD.C.から南へ150マイル コロニアル・ウィリアムズバーグ(ヴァージニア州)<!--:--> 5

200年以上前の植民地時代にタイムスリップ

コロニアル・ウィリアムズバーグは、ウィリアムズバーグ(バージニア州の独立市)にある18世紀の町を復元させた歴史的地区。1.5キロメートル以上のエリアに、修復保存または復元された約140もの建築物と、90エーカーに及ぶ庭園や緑地が、植民地当時そのままの姿に再現されている。

ウィリアムズバーグは、かつての大英帝国の北米における最大かつ最も繁栄した植民地の首都で、自由平等・代議制政府・社会に対する一個人の権利と義務などアメリカ思想が生まれ育まれた地でもある。ウィリアムズバーグの歴史は、すぐ隣のジェームスタウンにイギリス人が初めて入植し、バージニア植民地となったことから始まった。大学の町として栄え、1699年にジェームスタウンの植民地政府の建物が火災に遭ったため、ウィリアムズバーグが新しい植民地政府の首都として選ばれた。アメリカ独立にあったって、1776年6月にバージニア会議が採択したバージニア権利宣言は個人の自由と州政府の自治を謳っており、この文書はアメリカ合衆国権利章典の基礎となっている。独立後は、自治州となったバージニア州の首都として、東海岸から五大湖に及ぶ一大帝国の政治、社会、経済、文化の中心となった。つまり、歴史的に非常に重要な地なのである。

それを残すために、徹底的に町の史跡の保存や再建の努力が成されている。昼間の史跡保存指定地区(以下、史跡地区)への一般車両をシャットアウト(言うなれば歩行者天国。シャトルバスや馬車のみが交通手段)と近代的な建造物の撤去の結果、歴史テーマパークさながら、まさにタイムスリップしたかのような景観が生み出されている。

テーマパークではなく、生活が営まれ、当時の言葉や理念までも

「パークのような」と前述したが、日本の明治村や、ここミシガンにあるグリーンフィールドビレッジと大きく異なる点は、実際に当時のままに再現された家に住んでいる人々がいること。博物館や町の公共の建物として使用されているものもあれば、観光客向けのレストランやギフトショップも多いが、観光用に保存しているだけの施設群ではないのだ。

住人たちは歴史再現の役も担い、生活様式や言葉も当時のものを踏襲し、過ごしている。メインストリートでは、当時の衣装を着て歩いている人やおしゃべりに興じている人々に出会う。トーマス・ジェファーソンに扮した人がスピーチを行っていたり、裁判所では当時の法律や事例に基づいた模擬裁判が行われている。工芸品や馬具などを作っている職人もいて、当時の工具を使って見学者を迎え、製作した物は商品になり、一石二鳥。18世紀その

ままの工程・工具で作られた陶器やガラスが人気とのこと。昔風なハガキ、ジンジャーエール、駄菓子など、気軽に購入できる物もかなりあり、訪問者は見物だけでなく、自らも昔の暮らしに触れることができる。アイスクリームもいかにもホームメードの味であった。

歴史的な会議や独立戦争の様子をデモンストレーションするなど、当時のウィリアムズバーグの生活を再現するために、様々なプログラムが組まれている。ガイド付きの見学を提供している建築物も多数ある。

これらの魅力に惹かれ、毎年世界各国から百万人以上もの観光客が訪れるそうだ。多少混んでいても、牧歌的な空気が漂っていて、癒されるのも魅力。

観光・訪問のヒント

コロニアル・ウィリアムズバーグは自由に無料で街並みや公園を散策することができるが、フォークアート博物館など資料館的な建物への入館やガイド付きの内部見学、一部のデモンストレーションのためにはパスの購入が必要となる。

公道から外観を眺めて回ったりギフトショップに入ったりするだけでも十分に価値があり、また、立ち入りを規制していない観賞用の庭も多く、見どころは多い。住人たちの衣装を眺めるのも楽しい。

さらに、史跡地区の外、歩ける範囲に現代仕様のお洒落なショップやカフェも数多くある。旧い家並みと自然が共存しているこの地区。春から初夏、そして秋が訪問のベストシーズン。4月にはガーデンツアー、5月には最大の催しであるフェスティバルが行われる。

Historic Garden Week Apr 18 – Apr 25, 2015

Festival Williamsburg May 22 – May 24, 2015

ワシントンD.C.からの日帰りツアーもある。(日本語ツアーもあり)

車で訪れる場合は、Visitor Centerに駐車して、シャトルで史跡地区へ移動するのが確実で容易。景観を損なわない為にか(昔の不便さを体感させたいのか)、案内サインやイベント情報の掲示が少ないので、パンフレットを入手したり、滞在時間や関心に合わせた散策の仕方を教えてもらうことをお勧めしたい。

Colonial Williamsburg Regional Visitor Center

101 Visitor Center Drive Williamsburg, VA 23185

参照:オフィシャル日本語サイト http://www.history.org/languages/japanese.htm

*上記日本語でのイントロダクションのみ。詳細は英語のホームページ:www.history.org

200年以上前の植民地時代にタイムスリップ

コロニアル・ウィリアムズバーグは、ウィリアムズバーグ(バージニア州の独立市)にある18世紀の町を復元させた歴史的地区。1.5キロメートル以上のエリアに、修復保存または復元された約140もの建築物と、90エーカーに及ぶ庭園や緑地が、植民地当時そのままの姿に再現されている。

ウィリアムズバーグは、かつての大英帝国の北米における最大かつ最も繁栄した植民地の首都で、自由平等・代議制政府・社会に対する一個人の権利と義務などアメリカ思想が生まれ育まれた地でもある。ウィリアムズバーグの歴史は、すぐ隣のジェームスタウンにイギリス人が初めて入植し、バージニア植民地となったことから始まった。大学の町として栄え、1699年にジェームスタウンの植民地政府の建物が火災に遭ったため、ウィリアムズバーグが新しい植民地政府の首都として選ばれた。アメリカ独立にあったって、1776年6月にバージニア会議が採択したバージニア権利宣言は個人の自由と州政府の自治を謳っており、この文書はアメリカ合衆国権利章典の基礎となっている。独立後は、自治州となったバージニア州の首都として、東海岸から五大湖に及ぶ一大帝国の政治、社会、経済、文化の中心となった。つまり、歴史的に非常に重要な地なのである。

それを残すために、徹底的に町の史跡の保存や再建の努力が成されている。昼間の史跡保存指定地区(以下、史跡地区)への一般車両をシャットアウト(言うなれば歩行者天国。シャトルバスや馬車のみが交通手段)と近代的な建造物の撤去の結果、歴史テーマパークさながら、まさにタイムスリップしたかのような景観が生み出されている。

テーマパークではなく、生活が営まれ、当時の言葉や理念までも

「パークのような」と前述したが、日本の明治村や、ここミシガンにあるグリーンフィールドビレッジと大きく異なる点は、実際に当時のままに再現された家に住んでいる人々がいること。博物館や町の公共の建物として使用されているものもあれば、観光客向けのレストランやギフトショップも多いが、観光用に保存しているだけの施設群ではないのだ。

住人たちは歴史再現の役も担い、生活様式や言葉も当時のものを踏襲し、過ごしている。メインストリートでは、当時の衣装を着て歩いている人やおしゃべりに興じている人々に出会う。トーマス・ジェファーソンに扮した人がスピーチを行っていたり、裁判所では当時の法律や事例に基づいた模擬裁判が行われている。工芸品や馬具などを作っている職人もいて、当時の工具を使って見学者を迎え、製作した物は商品になり、一石二鳥。18世紀その

ままの工程・工具で作られた陶器やガラスが人気とのこと。昔風なハガキ、ジンジャーエール、駄菓子など、気軽に購入できる物もかなりあり、訪問者は見物だけでなく、自らも昔の暮らしに触れることができる。アイスクリームもいかにもホームメードの味であった。

歴史的な会議や独立戦争の様子をデモンストレーションするなど、当時のウィリアムズバーグの生活を再現するために、様々なプログラムが組まれている。ガイド付きの見学を提供している建築物も多数ある。

これらの魅力に惹かれ、毎年世界各国から百万人以上もの観光客が訪れるそうだ。多少混んでいても、牧歌的な空気が漂っていて、癒されるのも魅力。

観光・訪問のヒント

コロニアル・ウィリアムズバーグは自由に無料で街並みや公園を散策することができるが、フォークアート博物館など資料館的な建物への入館やガイド付きの内部見学、一部のデモンストレーションのためにはパスの購入が必要となる。

公道から外観を眺めて回ったりギフトショップに入ったりするだけでも十分に価値があり、また、立ち入りを規制していない観賞用の庭も多く、見どころは多い。住人たちの衣装を眺めるのも楽しい。

さらに、史跡地区の外、歩ける範囲に現代仕様のお洒落なショップやカフェも数多くある。旧い家並みと自然が共存しているこの地区。春から初夏、そして秋が訪問のベストシーズン。4月にはガーデンツアー、5月には最大の催しであるフェスティバルが行われる。

Historic Garden Week Apr 18 – Apr 25, 2015

Festival Williamsburg May 22 – May 24, 2015

ワシントンD.C.からの日帰りツアーもある。(日本語ツアーもあり)

車で訪れる場合は、Visitor Centerに駐車して、シャトルで史跡地区へ移動するのが確実で容易。景観を損なわない為にか(昔の不便さを体感させたいのか)、案内サインやイベント情報の掲示が少ないので、パンフレットを入手したり、滞在時間や関心に合わせた散策の仕方を教えてもらうことをお勧めしたい。

Colonial Williamsburg Regional Visitor Center

101 Visitor Center Drive Williamsburg, VA 23185

参照:オフィシャル日本語サイト http://www.history.org/languages/japanese.htm

*上記日本語でのイントロダクションのみ。詳細は英語のホームページ:www.history.org

Frederik Meijer Gardens & Sculpture Park 内に 苦労を乗り越えて完成した日本庭園Frederik Meijer Gardens & Sculpture Park 内に 苦労を乗り越えて完成した日本庭園

<!--:en-->Frederik Meijer Gardens & Sculpture Park 内に 苦労を乗り越えて完成した日本庭園<!--:--><!--:ja-->Frederik Meijer Gardens & Sculpture Park 内に 苦労を乗り越えて完成した日本庭園<!--:--> 3

 「マイヤー・ガーデン」と聞き、スーパーマーケットのマイヤーを連想する方も多いだろう。その名の通り、Meijerの創立者であるフレデリック・マイヤー氏がグランドラピッズに築いたマイヤー・ガーデン(正式名:Frederik Meijer Gardens & Sculpture Park)の中に、この度日本庭園を造り、先日、6月13日の一般公開に先駆けて、オープニング・セレモニーがあった。そこで、その庭園のデザインと建設を請け負ったクリス・インターナショナル社(オレゴン州, 代表:栗栖宝一氏) で、同氏の右腕アシスタントとして働く木幡貴光さんにお話を伺う事ができた。この日本庭園、もともとは、お茶好きな夫人のために「茶室を作ってあげたい」というマイヤー氏の想いから始まり、「茶室だけあるのも変なので、それに合う庭園も作ろう」という所にまで発展した壮大なプロジェクトなのである。デザインに2年、建設に3年、オープンまでに延べ5年という歳月がかかった。残念ながらマイヤー氏は、完成を見る事なく他界してしまうのだが、彼のその熱い想いは今年の6月に形となり、盛大なオープニングとなった。

そもそもミシガンに日本庭園を造ろうという事自体、無謀と言えば無謀である。日本庭園に欠かす事のできない桜や紅葉、杉、つつじが、ミシガンの厳しい冬を無事に越せるのか。木幡氏によると、5 年の間に、オレゴン州より送られてきた植物のうち、3分の1が枯れてしまったという。また、トラックで他州から送られてきた植物の中に、1株、ミシガンへは輸入禁止の植物が混在しており、その1株のために、トラックに乗っていた全ての植物を埋める結果となった大参事もあった。「あれは可哀想な事をした」と木幡氏は肩を落とす。

 また、外国人にはなかなか理解されない「苔」の魅力。飛び石の隙間に、きれいに敷かれた深緑色の小さな苔たち。敷いても、敷いても、人に踏まれてしまう。「わびさび」を理解してもらうのは、なかなか難しいようで・・・。でも、竹の隙間を通るそよ風と、滝から流れる水の音に癒されるのは、日本人だけではきっとない。来場されていた外国人の方からは、「日本庭園を多く見ているが、ここは素晴らしい」と大絶賛のお言葉をもらった。木幡氏がオレゴン州のポートランド日本庭園、フロリダ州のモリカミ日本庭園にも携わっていると知り、尊敬の眼差しを向ける。その方からは、「外国人による、日本庭園ランキングの有名なサイトがある」と聞き、こちらのRichard and Helen DeVos Japanese Gardenは果たして何位にランキングされるのか、今から楽しみである。

 庭園の中には、よく見ると、言葉が彫られた岩があちらこちらに配置されている。それらの岩は、アーティストの好きな言葉が、職人達の手作業により、こつこつと刻まれたものである。手作業なので、1日に数文字しか掘る事ができない。まさに魂を込めた作品である。木幡氏によると、日差しや寒さから身を守るために、人一人が入るくらいのテントの中での作業だったらしい。それを知らなかった頃、「なんでこんな所にテントが?」と思いテントを覗き込んだら、作業中の石堀職人と目が合い、「どうも」と挨拶をしたという笑い話付き。岩に刻まれた想い。それがどんな想いなのか、ひとつひとつ岩を探してみるのも面白いかもしれない。

 多くの苦労を乗り越え、やっと完成した日本庭園。日本から輸入した瓦は、職人が作り上げた真っ白で美しい枯山水を素敵に彩っている。日本から呼び寄せた25名の職人さん達、酒好きが多かったらしく、当時は小さな日本人村さながらの賑わいだったとか。禅庭園の「静」を生み出す職人からは想像しにくい光景かもしれないが、毎夜毎夜楽しまれたようで。ミシガンの良い思い出を持ち帰ってくれた事を祈るのみ。因みに、こちらの禅庭園に展示されている盆栽コーナーは、「盆栽、盆栽が置かれている台や床の石を敷き詰めた箇所を合わせると、この庭園の中で一番お金がかかっている!と言っても過言ではない」と木幡氏は笑う。お手を触れないように気を付けましょう。

 最後に、マイヤー氏の夫人への想いが感じられるエピソードがある。こちらのお茶室、実は通常の間より、畳部分の床が高く、それを囲むように広いスペースが取られている。それは、すでに車イスを使用している夫人が車イスに座ったままお点前を見学できるよう配慮されたデザインであるという事。お友達と一緒にお茶を楽しんでいる夫人の姿を思い浮かべながら、茶室を見るのも楽しいかもしれない。夫人の名が付けられた美しい池には蓮の葉が静かに浮かんでいる。

文/写真:長瀬かの

 

Frederik Meijer Gardens & Sculpture Park 

【公式サイト】http://www.meijergardens.org/ 

【住所】1000 East Beltline Ave NE, Grand Rapids, MI

特別展 Splendors of Shiga 

マイヤー・ガーデンのギャラリーで、8 月1 6日まで

『滋賀特別展~珠玉の美~』を開催中。古くは8世紀から現代のものまで、ミシガン州の姉妹友好県である滋賀県の仏像、絵画、陶器等の美術品や文化財、6 0 点以上を集め、冬、春、夏の3期に分け展示している。信楽焼を始め、掛け軸、着物などを通して、滋賀の美や景色、暮らしを紹介するとともに、日本の文化を紹介している。滋賀の歴史、地理を紹介するビデオもある。

 「マイヤー・ガーデン」と聞き、スーパーマーケットのマイヤーを連想する方も多いだろう。その名の通り、Meijerの創立者であるフレデリック・マイヤー氏がグランドラピッズに築いたマイヤー・ガーデン(正式名:Frederik Meijer Gardens & Sculpture Park)の中に、この度日本庭園を造り、先日、6月13日の一般公開に先駆けて、オープニング・セレモニーがあった。そこで、その庭園のデザインと建設を請け負ったクリス・インターナショナル社(オレゴン州, 代表:栗栖宝一氏) で、同氏の右腕アシスタントとして働く木幡貴光さんにお話を伺う事ができた。この日本庭園、もともとは、お茶好きな夫人のために「茶室を作ってあげたい」というマイヤー氏の想いから始まり、「茶室だけあるのも変なので、それに合う庭園も作ろう」という所にまで発展した壮大なプロジェクトなのである。デザインに2年、建設に3年、オープンまでに延べ5年という歳月がかかった。残念ながらマイヤー氏は、完成を見る事なく他界してしまうのだが、彼のその熱い想いは今年の6月に形となり、盛大なオープニングとなった。

そもそもミシガンに日本庭園を造ろうという事自体、無謀と言えば無謀である。日本庭園に欠かす事のできない桜や紅葉、杉、つつじが、ミシガンの厳しい冬を無事に越せるのか。木幡氏によると、5 年の間に、オレゴン州より送られてきた植物のうち、3分の1が枯れてしまったという。また、トラックで他州から送られてきた植物の中に、1株、ミシガンへは輸入禁止の植物が混在しており、その1株のために、トラックに乗っていた全ての植物を埋める結果となった大参事もあった。「あれは可哀想な事をした」と木幡氏は肩を落とす。

 また、外国人にはなかなか理解されない「苔」の魅力。飛び石の隙間に、きれいに敷かれた深緑色の小さな苔たち。敷いても、敷いても、人に踏まれてしまう。「わびさび」を理解してもらうのは、なかなか難しいようで・・・。でも、竹の隙間を通るそよ風と、滝から流れる水の音に癒されるのは、日本人だけではきっとない。来場されていた外国人の方からは、「日本庭園を多く見ているが、ここは素晴らしい」と大絶賛のお言葉をもらった。木幡氏がオレゴン州のポートランド日本庭園、フロリダ州のモリカミ日本庭園にも携わっていると知り、尊敬の眼差しを向ける。その方からは、「外国人による、日本庭園ランキングの有名なサイトがある」と聞き、こちらのRichard and Helen DeVos Japanese Gardenは果たして何位にランキングされるのか、今から楽しみである。

 庭園の中には、よく見ると、言葉が彫られた岩があちらこちらに配置されている。それらの岩は、アーティストの好きな言葉が、職人達の手作業により、こつこつと刻まれたものである。手作業なので、1日に数文字しか掘る事ができない。まさに魂を込めた作品である。木幡氏によると、日差しや寒さから身を守るために、人一人が入るくらいのテントの中での作業だったらしい。それを知らなかった頃、「なんでこんな所にテントが?」と思いテントを覗き込んだら、作業中の石堀職人と目が合い、「どうも」と挨拶をしたという笑い話付き。岩に刻まれた想い。それがどんな想いなのか、ひとつひとつ岩を探してみるのも面白いかもしれない。

 多くの苦労を乗り越え、やっと完成した日本庭園。日本から輸入した瓦は、職人が作り上げた真っ白で美しい枯山水を素敵に彩っている。日本から呼び寄せた25名の職人さん達、酒好きが多かったらしく、当時は小さな日本人村さながらの賑わいだったとか。禅庭園の「静」を生み出す職人からは想像しにくい光景かもしれないが、毎夜毎夜楽しまれたようで。ミシガンの良い思い出を持ち帰ってくれた事を祈るのみ。因みに、こちらの禅庭園に展示されている盆栽コーナーは、「盆栽、盆栽が置かれている台や床の石を敷き詰めた箇所を合わせると、この庭園の中で一番お金がかかっている!と言っても過言ではない」と木幡氏は笑う。お手を触れないように気を付けましょう。

 最後に、マイヤー氏の夫人への想いが感じられるエピソードがある。こちらのお茶室、実は通常の間より、畳部分の床が高く、それを囲むように広いスペースが取られている。それは、すでに車イスを使用している夫人が車イスに座ったままお点前を見学できるよう配慮されたデザインであるという事。お友達と一緒にお茶を楽しんでいる夫人の姿を思い浮かべながら、茶室を見るのも楽しいかもしれない。夫人の名が付けられた美しい池には蓮の葉が静かに浮かんでいる。

文/写真:長瀬かの

 

Frederik Meijer Gardens & Sculpture Park 

【公式サイト】http://www.meijergardens.org/ 

【住所】1000 East Beltline Ave NE, Grand Rapids, MI

特別展 Splendors of Shiga 

マイヤー・ガーデンのギャラリーで、8 月1 6日まで

『滋賀特別展~珠玉の美~』を開催中。古くは8世紀から現代のものまで、ミシガン州の姉妹友好県である滋賀県の仏像、絵画、陶器等の美術品や文化財、6 0 点以上を集め、冬、春、夏の3期に分け展示している。信楽焼を始め、掛け軸、着物などを通して、滋賀の美や景色、暮らしを紹介するとともに、日本の文化を紹介している。滋賀の歴史、地理を紹介するビデオもある。

ミシガン、ホーランド市の紹介ミシガン、ホーランド市の紹介

<!--:en-->ミシガン、ホーランド市の紹介<!--:--><!--:ja-->ミシガン、ホーランド市の紹介<!--:--> 1

1.ホーランド市の外観

 ホーランド市はミシガン州の南西に位置する市で、豊かな水をたたえるミシガン湖に隣接している街です。21平方キロメートルの土地に、約10万人が暮らしています(市中心部の人口は3万3千人)。公立の小学校、中学校、高校が4校、私立の小中高が4校存在しています。また、私立のホープカレッジには3200名の学生が在籍し、ホーランド市に様々な文化的なイベントを提供しています。

2.ホーランドの歴史

 1847年にバンラルティーの一団がオランダより入植し、ホーランドを開拓するようになりました。1866年にはホープカレッジが開設され、1871年には最初の日本人留学生(木村熊二と大儀見元一郎)を迎えています。木村と大儀見は勝海舟によって米国留学を勧められた人物ですが、ホープカレッジに8年在籍し、1879年に卒業する際には卒業生代表として、英語と日本語とラテン語で答辞を述べたと言われています。二人は帰国後、明治学院大学、明治女学校、東京女子大学、盲学校などの教育機関や教会の開設に貢献しました。また、木村は島崎藤村と小諸義塾を開いたことでも有名です。このような日本との歴史的なつながりにより、現在までに約2000名の短期・長期日本人留学生がホープカレッジを訪れています。

3.ホーランドの文化

ホーランドは大学街であり、各種イベントを通じての地域とのふれあいを大切にする街です。また、チューリップ祭りで知られています。

 チューリップ祭りは1930年に始まり、毎年5月上旬に行われています。“Best Small Town Festival” in Americaにも選ばれ、毎年6百万本のチューリップが街の中に植えられ、約50万人の観光客の目を楽しませています。また、お祭りの期間中、約1400人の市民がオランダのコスチュームを身に付け、本国のヨーロッパはオランダでも見られなくなった伝統的な「ダッチダンス」を踊ります。今年(2013年)のチューリップ祭り: 2013 Tulip Time Festivalは 5/4 – 5/11に開催されます。

 オランダとのつながりも深く、250年の歴史を持つ風車が今でも粉を挽きます。また、ミシガン湖を臨む「ビッグレッド」と呼ばれる灯台なども知られています。
ホーランドはメキシコ、東南アジアからの移民も多く、約50カ国からの外国人が現在、ホーランド市に暮らしています。

4.ホーランド市のアメリカにおける位置

ホーランド市は以下のような数々の賞を受賞しています。
2009年には、「最も幸せな人達が住む街」の全米第2位に選ばれました。また、ここ数年の間、「退職後の第2の人生を送りたい街」部門で全米1位を獲得しています。商業、文化、教育、教会、コミュニティーがバランス良く取れた、アメリカの「大草原の小さな家」的な街がミシガン州のホーランド市です。

by ホープ • カレッジ 中嶋 史人

“2nd HAPPIEST PLACE TO LIVE IN AMERICA, Holland, Michigan” – Gallup-Healthways Well-Being Index
“TOP 100 EVENTS IN NORTH AMERICA” – TULIP TIME – American Bus Association
“TOP 100 EVENTS OF THE YEAR” – TULIP TIME – Weather.com
“BEST SMALL TOWN FESTIVAL” – TULIP TIME – Reader’s Digest
“BEST PLACE TO CATCH A WINTER CARNIVAL – DUTCH WINTERFEST – USA Today
“DOZEN DISTINCTIVE DESTINATION” – National Trust for Historic Preservation
“GREAT AMERICAN MAINSTREET” – National Trust for Historic Preservation
“ALL AMERICA CITY” – National Civic League
“ONE OF THE TOP FIVE BEST PLACES TO RETIRE” – Money Magazine
“ONE OF THE TOP TEN CITIES” – Nest Egg Index, A.G. Edwards
“ONE OF THE TOP FIVE SAFEST CITIES IN THE US” – Forbes Magazine
“1,000 PLACES TO SEE IN THE USA AND CANADA BEFORE YOU DIE” by Patricia Schultz

1.ホーランド市の外観

 ホーランド市はミシガン州の南西に位置する市で、豊かな水をたたえるミシガン湖に隣接している街です。21平方キロメートルの土地に、約10万人が暮らしています(市中心部の人口は3万3千人)。公立の小学校、中学校、高校が4校、私立の小中高が4校存在しています。また、私立のホープカレッジには3200名の学生が在籍し、ホーランド市に様々な文化的なイベントを提供しています。

2.ホーランドの歴史

 1847年にバンラルティーの一団がオランダより入植し、ホーランドを開拓するようになりました。1866年にはホープカレッジが開設され、1871年には最初の日本人留学生(木村熊二と大儀見元一郎)を迎えています。木村と大儀見は勝海舟によって米国留学を勧められた人物ですが、ホープカレッジに8年在籍し、1879年に卒業する際には卒業生代表として、英語と日本語とラテン語で答辞を述べたと言われています。二人は帰国後、明治学院大学、明治女学校、東京女子大学、盲学校などの教育機関や教会の開設に貢献しました。また、木村は島崎藤村と小諸義塾を開いたことでも有名です。このような日本との歴史的なつながりにより、現在までに約2000名の短期・長期日本人留学生がホープカレッジを訪れています。

3.ホーランドの文化

ホーランドは大学街であり、各種イベントを通じての地域とのふれあいを大切にする街です。また、チューリップ祭りで知られています。

 チューリップ祭りは1930年に始まり、毎年5月上旬に行われています。“Best Small Town Festival” in Americaにも選ばれ、毎年6百万本のチューリップが街の中に植えられ、約50万人の観光客の目を楽しませています。また、お祭りの期間中、約1400人の市民がオランダのコスチュームを身に付け、本国のヨーロッパはオランダでも見られなくなった伝統的な「ダッチダンス」を踊ります。今年(2013年)のチューリップ祭り: 2013 Tulip Time Festivalは 5/4 – 5/11に開催されます。

 オランダとのつながりも深く、250年の歴史を持つ風車が今でも粉を挽きます。また、ミシガン湖を臨む「ビッグレッド」と呼ばれる灯台なども知られています。
ホーランドはメキシコ、東南アジアからの移民も多く、約50カ国からの外国人が現在、ホーランド市に暮らしています。

4.ホーランド市のアメリカにおける位置

ホーランド市は以下のような数々の賞を受賞しています。
2009年には、「最も幸せな人達が住む街」の全米第2位に選ばれました。また、ここ数年の間、「退職後の第2の人生を送りたい街」部門で全米1位を獲得しています。商業、文化、教育、教会、コミュニティーがバランス良く取れた、アメリカの「大草原の小さな家」的な街がミシガン州のホーランド市です。

by ホープ • カレッジ 中嶋 史人

“2nd HAPPIEST PLACE TO LIVE IN AMERICA, Holland, Michigan” – Gallup-Healthways Well-Being Index
“TOP 100 EVENTS IN NORTH AMERICA” – TULIP TIME – American Bus Association
“TOP 100 EVENTS OF THE YEAR” – TULIP TIME – Weather.com
“BEST SMALL TOWN FESTIVAL” – TULIP TIME – Reader’s Digest
“BEST PLACE TO CATCH A WINTER CARNIVAL – DUTCH WINTERFEST – USA Today
“DOZEN DISTINCTIVE DESTINATION” – National Trust for Historic Preservation
“GREAT AMERICAN MAINSTREET” – National Trust for Historic Preservation
“ALL AMERICA CITY” – National Civic League
“ONE OF THE TOP FIVE BEST PLACES TO RETIRE” – Money Magazine
“ONE OF THE TOP TEN CITIES” – Nest Egg Index, A.G. Edwards
“ONE OF THE TOP FIVE SAFEST CITIES IN THE US” – Forbes Magazine
“1,000 PLACES TO SEE IN THE USA AND CANADA BEFORE YOU DIE” by Patricia Schultz

デトロイト動物園のイルミネーション Wild Lights

デトロイト動物園のイルミネーション Wild Lights 4

IMG_4046 デトロイト動物園のホリデーシーズン特別イベント。500万以上のLEDライトが、木々や建物、そしてワイヤーで作られた100以上の動物や蝶が電光で輝く。数メートルあろうかというレインディアも!

白を基調にしたエリア、虹や蝶でカラフルなエリア、そして音楽に合わせて絵柄や形が動く飾りが並ぶエリアもある。

IMG_4092日本の徹底的なイルミネーションに比べてしまうと、豪華とは言い難いが、イルミネーションを見ながら、自然豊かな夜の動物園を散策する楽しさがある。

但し、動物園全域ではなく、入り口から途中(ポーラーベア・エリアの手前)までで、奥の方は閉鎖している。動物は、室内のものも全く見学できない。

このイベント、ライトアップだけではない。Wild Lights イベント中、Wild Adventure Zoneビルティング内で、クリスマス物の人気映画「ポーラー・エクスプレス」を元にした“The Polar Express 4-D Experience” (14分)を上映。シミュレーションライド Ice Age:Dawn of the Dinosaurs-the Rideのミニ・アトラクションもある。(どちらも追加料金)

IMG_40792階では、“Wildlife Photographer of the Year”という、 The Natural History Museum主催の、自然をテーマにした写真コンテストの2015年の受賞100作品を展示している。世界中42,445の応募から選ばれた秀作は一見の価値あり。これは2016年6月1日まで展示。

更に今年は、Polar Plungeという、 高さ22フィート、長さ150フィートの滑り台をチューブに乗って滑降するアトラクションも初登場。シンプルながら絶叫が起きるほどのスリル。

(1回 $3、乗り放題$12 *年齢や身長の制限がある。)

特設テント内ではサンタクロースとの写真撮影(有料)やクラフト遊びなどを提供。

ところどころに焚火があり、キャンプの定番“スモア”というマシュマロローストを楽しむこともでき、ココアやクッキーなどの売店もあり、ホリデー気分を味わえるイベントである。

出入り口の横の売店には、動物にまつわるグッズや本が並び、オリジナルのポーラーベアのぬいぐるみを始め、他では見かけない飾り物、クリスマスオーナメントも扱っている。

IMG_4072Wild Lightsは5:30 から 9 p.m.

11月中旬から12月末の週末とホリデーのみ(12/25を除く)の開催。

12月の開催日: 12/ 4-6, 11-13, 18-23, 26-31

入場料は、前売り$9 •当日 $11 2才以下は無料  (駐車料金別)

オンラインでの前売りチケットが売り切れていても、当日、ゲートでの購入が可能。但し長い列を覚悟する必要がある。前売り券を持っていても、開園から1時間程はパーキングにも入園にも時間がかかる。動物園側も、遅い来場を勧めている。

Detroit Zoological Society | 8450 W. 10 Mile Rd, Royal Oak, MI 4806

http://detroitzoo.org/

ポートランド〜ブリュアリーとフードカート

ポートランド〜ブリュアリーとフードカート 9

フードカート追加先月号ではポートランドの大きな魅力でもある周辺のアクティビティや観光について紹介したが、今回は市内に戻って、クラフトビールとあちこちで見かける屋台の散策。

クラフトビール/ブリュアリー

6月号で触れたが、昨今の各地でのクラフトビールビジネスブームの火付けの地とも言われ、80年代には挑戦を始めた先駆者であるだけでなく、「洗練された配合」と、他州のビール愛好者からも評判が高い。

Beervana(ビール天国)と呼ばれるポートランドには65もの地ビール・ブルワリーがあり、全米や海外に流通網を持つ大規模なブルワリーから、醸造方法にこだわったり、一風変わった新しいビールを作り出したりしている小規模店など、その数は増加し続けている。

草分け的存在の2店と、エコや地元フルーツにフォーカスしている店を以下紹介したい。

IMG_6151IMG_6152☆Bridgeport Brewpub ブリッジポート・ブルーパブ

1313 NW Marshall Street Portland TEL:503-241-3612

1984年オープンという、オレゴンで最も長い歴史を持つ地ビールメーカーの一つ。19世紀の元工場の建物をおしゃれに改装した建物内に、レストランとバーがある。容量300ガロンのステンレスのタンクから直接、ブルーヘロン・ペールエール、ホップ・ツァーIPAなどの人気ビールがサーブされる。ラフさが開放的。フライト(試飲セット)には詳しい説明が添えられている。

Deschutes BreweryDSC_0244☆Deschutes Brewery & Public House デシューツ・ブルワリー

210 NW 11th Ave. Portland

TEL:503-296-4906

オレゴン州ベンドが本拠地の地ビールメーカー。1988年創業で、2008年に出店したパールディストリクトの支店は木材をふんだんに使った重厚な造り。かつて材木出荷の拠点であった森林地帯らしさが内装に溢れる。

ポートランド周辺では1990年代には参入者が急増。この地では老舗業者からも客からもチャレンジャーは快く迎え入れられ、新しいビールが続々と生み出されてきたという。

近年では、オーガニックやエコにこだわった店も登場。ダウンタウンから離れるが、2008年オープンのホップワークスHopworksと、その2号店ホップワークス・バイク・バーHopworks BikeBarが、オーガニック・ビールの幅広いセレクションで称賛を得ている。「エコ・ブルーパブ」は醸造所やパブ内を100%再生エネルギーで賄っている。

☆Hopworks Urban Brewery

2944 S.E. Powell Blvd., Portland, OR 97202 TEL:503-232-4677

☆Hopworks BikeBar

3947 N. Williams Ave., Portland, OR 97227 TEL:503-287-6258

IMG_6070IMG_6072☆Cascade Brewing Barrel House  カスケード・ブルーイング・バレルハウス

939 SE Belmont St. Portland TEL:503-265-8603

2010年オープンのカスケード・ブルーイング・バレル・ハウスCascade Brewing Barrel Houseは、豊かな自然の恵みを背景にベリー類を中心とするフルーツの一大産地でもあるオレゴンらしい1軒。ビール熟成庫兼パブで、個性の強いサワー・ビールに特化し評判を得た。ポートランドに多いホップの強いビールの別路線といえる、既成のものとは全く違う味わいのビールを作っている。ストロベリー、ナシ、ブルベリーを配合したビールを多数生産しているおり、物によってはワインのような風味。ダウンタウンからは川の対岸、イーストポートランドに位置する。女性や若者グループの姿が多い。

IMG_6056IMG_6067フードカート・屋台

ポートランドのフードカート(キッチントラック)では、アメリカでありがちなホットドッグや異国の簡単屋台料理ではなく、かなり洗練された食べ物が楽しめる。「韓国風タコス」とか「中華風クレープ」など創作メニューや本格料理を多く見かける。白米が原料という「ライス・アイスクリーム」専門店も見かけた。あっさりとした舐め心地。ブームが訪れるかも?

いかにも屋台風な造りの店から、キャンピングカーを改造したもの、アート性が高い小屋まで、一説にはその数600軒に上るとか。見て歩くのも楽しみ。件数だけではなく、味や個性の豊かさが評判で、州外のメディアの注目も集めているとのこと。CNNが「世界最高のストリートフード」と評したそうだ。フードカートから始めて人気を博し、繁華街に店舗を構えるに至ったり、チェーンを展開している有名店も少なくない。

IMG_6154移動型のカート・トラックもあるが、大多数のカートは定位置で「ポッド」と呼ばれる集まりを作っており、ダウンタウンや周辺の街に点在している。有名な書店Powell’s Booksからほど近くに最大級のポットがある。他にも郊外を含めて10カ所ほどあり、それぞれに個性が出ている。

参考資料 http://www.travelportland.com/

フレデリックマイヤーガーデンズ&彫刻公園 ー 日本庭園で茶の湯 ー

『 Back-to-School … for Parents! 』学校生活についてのセミナー 1

IMG_3778ギャラリーで日本の陶芸の特別展

グランドラピッズ市にあるフレデリックマイヤーガーデンズ&彫刻公園(以下マイヤーガーデンズと略称)に、今年6月開園した日本庭園 『The Richard & Helen DeVos Japanese Garden』については、弊紙7月号で紹介したが、去る9月20日、その庭園内の茶室『晧月庵』にて茶の湯の実演が催された。この実演はマイヤーガーデンズ会員を対象にした特別企画で、日本庭園の着工以前より強い繋がりを保ってきた在デトロイト総領事館の手配により、JSDウィメンズグラブの茶道熟練者が点前を披露し、総領事館の文化担当職員が解説を務めて行われた。

DSC_5737 茶室『晧月庵』は日本庭園の池に臨み、広い窓からの見事な景色に恵まれた立地に凛と佇んでいる。天井の“網代張り”という編みや、木肌を残した柱などが古来から日本人が愛してきた自然美を伝えている。内装外装ともに日本の職人が造り上げた本格的なもので、千利休の作として伝えられる国宝『待庵』と同じ二畳台目小間という造り。素人からすると、小ぶり=大したことがないと判断しがちであるが、四畳半の間取りやさらに大きな広間より格が高く、茶人にとって理想とする究極の茶室であるとのこと。

IMG_3765 前述の造りに関する知識を教授くださった香羅師範は「このように立派な茶室が造られ、また、お点前で、優れた作品(茶碗)に手で触り美を感じることができ、すばらしいことです。」と話す。この日、実演の点前に使われただけでなく、参加者に振る舞う際にも使われた10数個の茶碗はマイヤーズガーデンズ所有のもので、ミシガン州と姉妹県州を結んでいる滋賀県を代表する信楽焼きの銘品が揃っており、“美術館に展示されるレベルのもの”との話。

DSC_5785 実演では、茶の湯は単なるティーパーティーではなく、人生を通して自らを極める‘道’であること、この1回の茶会のために客人や季節に相応しいテーマを決め、茶碗などの道具や掛け軸、花、菓子を厳選しており、それらに関する知識も茶人には必要であることなど、形式や動きの解説に留まらない説明が届けられた。「既に洗ってある茶碗や茶器を布(袱紗)で拭くのは、細心の扱いをしていると示すため」「亭主は茶碗の最も美しい正面を客に向け、客は正面に口をつけない」など、一つ一つの所作に配慮があることも伝えられた。

IMG_3766 参加者は「大変興味深かった」「香りが良い」「動作が優雅で美しい」「心が落ち着く時間をもつ良さを感じた」など感想を寄せた。

残念ながら、この茶室、通常は外観を見ることしかできず、内部見学の機会は(現時点では)月1回のペースで設定している“Inside the Japanese Teahouse”イベント日に限られる(2015年秋現在)。冬場は閉鎖するため、年内は10月25日(1時から5時)を残すのみ。追加料金はかからず、予約不要の先着順とのこと。

IMG_3764マイヤーガーデンズ Frederik Meijer Gardens & Sculpture Park

年間に55万人が訪れるというミシガン州屈指の観光施設でもあるマイヤーガーデンズは132エーカーというイメージし難いほどの広さと規模を誇る。広大な敷地内には、イングリッシュガーデン、チルドレンガーデン、樹林地、そして熱帯植物の温室もある。最もユニークなのは、彫刻公園エリアを中心に著名なアーティストによる彫刻が点在していること。

8.5エーカー(約1万坪)を占める日本庭園にも10以上の彫刻が、景観に融合して、あるいは日本庭園に独特のインパクトを与えて鎮座している。同園では、ガーデニングや植物、芸術に関する講演やワークショップ、野外ステージを利用したイベントなど、多彩な催しを提供している。

IMG_3771 メインビルティングにはギャラリーがあり、作品を入れ替えて展示をしている。  現在(9月中旬から2016年1月3日まで)『Japanese Ceramics Now-Tradition and Innovation:日本陶芸の今-伝統と革新』と題する特別展が『滋賀県立陶芸の森』との共同企画により開催されている。日本人による285点の応募から、日米の審査員が選考した25点を展示。これらの作品はGrand Rapids市の恒例イベントとなったアートコンテスト‟ArtPrize”のエントリーもしており、『日本陶芸の今』展(公募コンテスト)とは違った評価がでることが期待される。

茶の湯実演の日、『日本陶芸の今』展のオープニング式典に合わせて渡米中の作家、久保田厚子氏に遭遇し、話を伺う機会を得た。陶芸家であり岡山県立大学教授である久保田氏は、最も活動的な陶芸家の一人。今回の出展作品は『幾何学文様の青白磁大皿:Pale-blue Glazed Geometric Patterned Platter』で、その文様はは正方形を二つ回転させて重ねたパターンが連続する構造。青白磁は、白い石を原料とした磁器土から作られ、素焼した器に、焼くと青味のでる鉄分をふくんだ釉薬をかけて焼いた作品のことだが、絵柄のように見えるブルーの濃淡は、彩色ではなく凹凸によるもので、削りの深い部分に釉薬(液)がより多く溜まるために濃くなるのだそうだ。考えだしたデザインを紙にデッサンすることは容易だが、青白磁に燃成するのは非常に困難だという。デザイン発想に関して、「日本の学生は自分のアイデアやデザインを開発することが困難。そういう教育を受けてきていない」「観察が創造力の重要なステップ」と話す。

KUBOTA_140718_C-S 久保田教授は渡米中に、西ミシガン大学(Kalamazoo)そしてミシガン大学(Ann Arbor)日本研究センター主催のアートセミナーで講師を務め、「あるがままにものを見る」「創造力の扉を開ける」ことについて教示した。デザインを創造するための指南であるが、そっくり描くことによって右脳が刺激されるそうで、絵画に限らずクリエイティブな発想に繋がるとのこと。試す価値がありそうである。

Michigan Natura and Parks水が豊かなミシガンの湖や川の自然に親しもう

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ミシガン育ちの多くの人は短い春から秋を満喫しようと自然の中に身を置く。ヨットやボートを所有している人も多く、湖や川沿いの家に船寄せの施設が備わっているのはごくありふれた光景である。

せっかくミシガンに住んでいるのだから水辺のアウトドアライフを楽しみたいものだが、フロリダ等の観光地と違って、ボート類のレンタルやツアーのビジネスサービスが少ないのが難。今月号では、メトロパークなどの公共の施設を中心に、手軽なカヌー/カヤックのレンタルサービスがある場所、そして用具無しで楽しむことが出来る自然観察やネイチャーセンターをいくつか紹介したい。

デトロイト近郊の公園でのカヌー乗り

身近な州のレクリエーションアリアの2つProud Lake と Island Lake、そしてウェインカウンティの公園Hines ParkにあるNewburgh Lake、以上の3ヶ所で HEAVNER CANOE& KAYAK RENAL運営のカヌーレンタルを利用することができる。
*営業期間や時間、料金はまちまちなので、下記Webサイトなどでご確認ください。
http://www.heavnercanoe.com/

前者2ヶ所(Proud Lake と Island Lake)はステイトパークの入場許可書が必要になる。(入り口で購入が可能。)どちらも何ヶ所かに設定された出発点から川を下る方式で、シャトルのサービスもある。仲間や家族と車2台で行き、シャトルを利用しない方法をとると格安になる。より長い距離や一泊のトリップのアレンジも可能 (要予約)。

Proud Lake は Milfordの南東(Wixomの北西)。約1時間の距離から6時間以上かかるコースまで6種の設定がある。

Island Lake はNew Hudsonの西、Kensington MetroparkのKent Lakeの西端がレンタルカヌーの拠点になっている。1時間から3時間程度の2つのコース。

Newburgh Lakeでは、小さい湖の畔で借りて、同じ所に返却。事前に依頼すれば川くだりも可能。Hines Park は Northville から Plymouth などの7市を経てDearborn Heightsまで続く細長い公園。住宅街を縫う緑のオアシスラインと言っても過言ではないほど木々が豊か。湖水の澱みは否めない。車道(Hines Drive)に沿って自転車レーンもありジョギングやサイクリングをする人にポピュラー。NewburghLakeはフリーウェイ I – 2 7 5 から1マイルほど東。

ここで、(日本の公園や湖でよく見る)手漕ぎボートとカヌーの違いを解説。一番大きな違いは前に進むのがカヌーで後ろに進むのがボート。そして、ボートは櫂(オール)が艇に固定されているのに対し、カヌーは櫂が固定されていない。ということで、カヌーイングで注意を要するのはオールを水に落とさないようにすること。そして1本のオールで左右に切り替えながら漕ぐのに慣れが要る。また、カヌーは細長く左右のバランスが不安定なので転覆にも要注意。進路の状況は確認し易い。初心者でも10分も漕げばコツをつかめる(と思う)が、流れの急な箇所で舵を取るには技術が要る。レンタル用の一般的なカヌーには4,5人乗ることができるが、中で移動するとバランスを崩し転覆しかねないので、動き回りたい時期のお子さん連れでの長いコースは避けた方が無難。

メトロパークで水や自然に親しむアクティビティ

メトロパークは Huron River と Clinton River に沿って、デトロイトを中心に半円状に点在する(現在13箇所)。住宅街近くにありながら緑と水の自然が豊かだ。住民の憩いやアクティビティの場を提供する目的とともに、自然保護も重要な使命。ネイチャーセンターを中心に、学習活動の場や観察ツアーなどを多種提供している。期間および時間や料金の詳細等は公式サイトwww.metroparks.comでお確かめの上、お出かけ下さい。

Delhi Metropark / Dexter-Huron Metropark / Hudson Mills Metropark

Delhi Metroparkは、レンタルカヌーでの川下りサービスの施設がある唯一のメトロパークで、上流のHudson Mills又はDexter-Huronまでカヌーと一緒に運んでくれる。Dexter-Huronからは3マイル。Hudson MillsからはDexter-Huronを経て約8マイルのカヌーイングになる。特に上流は水が澄み緑が深く、町から近いことが信じられないほど。

先日この8マイルのカヌーイングをしたので、詳細を加えて記させていただく。

湖でのカヌーはしたことがあったが、川下りコースは初めてなので短い3マイルコースをする予定で現地入りしたところ、その時間(月曜日の12時)は8マイルのスタート地点へのシャトルしかないと発覚。3マイルコースのシャトルは3時まで無いとのことで、覚悟を決めて8マイルに挑戦することに。曜日によって異なるので予約時に確認されたし。

スタッフから全員(この日は20名強)に、「目標になる橋は5つ。橋の下は右側を。Dexter-Huronに寄って休憩が可能」など口頭で簡単な説明を与えられた後、一足乗り込むと揺れるカヌーにスタッフの手を借りて乗り込み、腰をすえて、いざ出発。8マイルをする者が初心者であるはずは無いと思うからか、漕ぎ方の説明などは全く無い。

川の流れの速さはというと、漕がなくても早歩き程度の速さの場所もあるが、大半は漕がないとほとんど進まないくらいの穏やかさ。水量によって異なるのかもしれない。川面の輝きと緑の美しさに目を奪われつつも、自分たちがどれだけ進んだかが分からず気持ちは落ち着かない。目標となる1つ目の橋が見えるまでが長く、(結果的には全体の1/3ほどの)1時間かかった。数日前の嵐のせいなのか倒木がかなり多い。浅瀬や岩も要注意。川の流れに引きずれて倒木にはまったり、浅瀬に乗り上げて前にも後ろにも進めなくなたりしたが、手足やオールを駆使して危機脱出。川面が白く波立っている所は浅いので回避すべきだと学んだ。途中、岸辺に佇む鹿や七面鳥に遭遇した。

Dexter-Huronまで2時間程。我々の後から出発した家族連れには父親と娘の気合いの入った漕ぎで一気に追い越されたが、他の数艘は視野にも入らなかったので、まず平均並みか速めのスピードといったところか。Dexter-Huronで陸に上がって休憩できると言われていたが、うまく岸に寄せる技術もカヌーを岸に上げる力も無いと判断して素通り。ここまで来れば先が知れて気持ちに余裕が生まれたが、後半は木々の間に見える家も増え、最後のほうは自動車道と並走し、町の雑沓感が伝わってきた。

上陸しての休憩をしなかったので3時間10分でDelhi Metroparkに到着。終点の数百メートル手前に‘West Delhi, Canoe Take-out’の看板があり、誰もいないがここで自力で引き上げるべきなのかと迷い、幸い手元にあった電話番号に問い合わせた。もう少し先と確認でき、安心して先に進んだ。濡れては大変なので車に置こうかと迷った携帯電話が役立った。行き過ぎ、カヌーの破損にはペナルティーを科されるので要注意。終盤には腕が疲れたが、非力な(?)女性二人でも無理の無いコースで景色にも満喫。とはいえ、転覆したり倒木にはまり込んだら厳しかっただろう。濡れてもよい服装、いざという時に川底で踏ん張れる靴の着用をお薦め。ライフベストとベンチクッションは借りられる。

Indian Springs Metropark

ミシガン南東部の自然を学習するEnvironmentalDiscovery Center (環境学習センター) があり、実験室やエコシステムについての展示、学習プログラムが充実している。池を水中から観察するためのガラス張りのドームが数年前に完成したが、水の透明度が低く、魚や植物はあまり見えないのが残念。プレーリー(草原)が多い公園。

Kensington Metropark

Kent Lake を包括するパークで、湖畔沿いのトレイル(8マイル強)は林間、原っぱもあり景色が良い。湖の探索用に乗り合いの観覧船のほか、レンタルの足こぎボート、カヌー、カヤックなどあり、メトロパークの中で最も充実してる。ペッティングファーム、ネイチャーセンターもある。湿地のトレイルは野鳥観察に絶好。

Stony Creek Metropark

Stony Creek Lakeを包括するパークで、湖畔1周のトレイルは8.3マイル。Kensingtonと似た趣だが起伏が多い。その起伏を利用したメトロパークでは唯一のマウンテンバイク・トレイルが充実している。ボートやカヌーのレンタルサービス有り。

Lake Erie Metropark

Marshlands Museum and Nature CenterというMarsh(湿地帯・潟)にフォーカスした博物館がある。猛禽類(鷲など)の生物の剥製展示の他、水辺の狩の歴史に関する旧式ボートやデコイの展示があるのがユニーク。エリー湖を臨む波のプール (Wave Pool) が人気。ただし波のプールはそれ程大きくはなく、他のプールは無い。

Lake St. Clair Metropark (旧称Metro Beech)

セントクレア湖に面する公園で、ボートランチ(艀)設備もあるがレンタルは無い。自然センターは規模が小さいが、野鳥の剥製の展示が充実しており、様々なプログラムを企画している。湖に臨むウォータースライド付きプールやSquirt Zoneという水遊び場があり、夏の人気スポット。対岸に並ぶボート施設を備えた民家を眺めるのも一興。

遠出してHoughton Lakeへ

近場のパークでのカヌーもいいけれど、一足伸ばして、さらに豊かな自然の中でカヌー体験をしてみるのもいいかも。デトロイトから車で約3時間北方のHoughton Lakeでは、カヌーをしながら様々な野生植物・動物に遭遇でき、森林浴効果も抜群。1-2時間のコースから半日、一日コースと様々ある。

カヌーの他にもチュービングやカヤッキングで川下りを楽しむこともできる。チュービングはグループでパーティー感覚で楽しみたい人にお勧め。ゆ~ったりした気分で自然を満喫したい方にはカヌーイングやカヤッキングがグー。

服装は水着または濡れても良いものでいく必要があるが、カヌーなどすべて貸出してくれる。初心者でも問題なし。Houghton Lakeの辺りには、下記のリスト以外にもたくさんカヌーができるところがある。White Birch Canoe Trips & Campgroundには緑豊かなキャンプ場もある。日帰りも可能だが、できれば泊りがけでゆっくり満喫したいもの。

http://www.whitebirchcanoe.com/
http://canoeatcampbells.com/
http://www.paddlebrave.com/webapp/p/6/rates.html

ミシガン育ちの多くの人は短い春から秋を満喫しようと自然の中に身を置く。ヨットやボートを所有している人も多く、湖や川沿いの家に船寄せの施設が備わっているのはごくありふれた光景である。

せっかくミシガンに住んでいるのだから水辺のアウトドアライフを楽しみたいものだが、フロリダ等の観光地と違って、ボート類のレンタルやツアーのビジネスサービスが少ないのが難。今月号では、メトロパークなどの公共の施設を中心に、手軽なカヌー/カヤックのレンタルサービスがある場所、そして用具無しで楽しむことが出来る自然観察やネイチャーセンターをいくつか紹介したい。

デトロイト近郊の公園でのカヌー乗り

身近な州のレクリエーションアリアの2つProud Lake と Island Lake、そしてウェインカウンティの公園Hines ParkにあるNewburgh Lake、以上の3ヶ所で HEAVNER CANOE& KAYAK RENAL運営のカヌーレンタルを利用することができる。
*営業期間や時間、料金はまちまちなので、下記Webサイトなどでご確認ください。
http://www.heavnercanoe.com/

前者2ヶ所(Proud Lake と Island Lake)はステイトパークの入場許可書が必要になる。(入り口で購入が可能。)どちらも何ヶ所かに設定された出発点から川を下る方式で、シャトルのサービスもある。仲間や家族と車2台で行き、シャトルを利用しない方法をとると格安になる。より長い距離や一泊のトリップのアレンジも可能 (要予約)。

Proud Lake は Milfordの南東(Wixomの北西)。約1時間の距離から6時間以上かかるコースまで6種の設定がある。

Island Lake はNew Hudsonの西、Kensington MetroparkのKent Lakeの西端がレンタルカヌーの拠点になっている。1時間から3時間程度の2つのコース。

Newburgh Lakeでは、小さい湖の畔で借りて、同じ所に返却。事前に依頼すれば川くだりも可能。Hines Park は Northville から Plymouth などの7市を経てDearborn Heightsまで続く細長い公園。住宅街を縫う緑のオアシスラインと言っても過言ではないほど木々が豊か。湖水の澱みは否めない。車道(Hines Drive)に沿って自転車レーンもありジョギングやサイクリングをする人にポピュラー。NewburghLakeはフリーウェイ I – 2 7 5 から1マイルほど東。

ここで、(日本の公園や湖でよく見る)手漕ぎボートとカヌーの違いを解説。一番大きな違いは前に進むのがカヌーで後ろに進むのがボート。そして、ボートは櫂(オール)が艇に固定されているのに対し、カヌーは櫂が固定されていない。ということで、カヌーイングで注意を要するのはオールを水に落とさないようにすること。そして1本のオールで左右に切り替えながら漕ぐのに慣れが要る。また、カヌーは細長く左右のバランスが不安定なので転覆にも要注意。進路の状況は確認し易い。初心者でも10分も漕げばコツをつかめる(と思う)が、流れの急な箇所で舵を取るには技術が要る。レンタル用の一般的なカヌーには4,5人乗ることができるが、中で移動するとバランスを崩し転覆しかねないので、動き回りたい時期のお子さん連れでの長いコースは避けた方が無難。

メトロパークで水や自然に親しむアクティビティ

メトロパークは Huron River と Clinton River に沿って、デトロイトを中心に半円状に点在する(現在13箇所)。住宅街近くにありながら緑と水の自然が豊かだ。住民の憩いやアクティビティの場を提供する目的とともに、自然保護も重要な使命。ネイチャーセンターを中心に、学習活動の場や観察ツアーなどを多種提供している。期間および時間や料金の詳細等は公式サイトwww.metroparks.comでお確かめの上、お出かけ下さい。

Delhi Metropark / Dexter-Huron Metropark / Hudson Mills Metropark

Delhi Metroparkは、レンタルカヌーでの川下りサービスの施設がある唯一のメトロパークで、上流のHudson Mills又はDexter-Huronまでカヌーと一緒に運んでくれる。Dexter-Huronからは3マイル。Hudson MillsからはDexter-Huronを経て約8マイルのカヌーイングになる。特に上流は水が澄み緑が深く、町から近いことが信じられないほど。

先日この8マイルのカヌーイングをしたので、詳細を加えて記させていただく。

湖でのカヌーはしたことがあったが、川下りコースは初めてなので短い3マイルコースをする予定で現地入りしたところ、その時間(月曜日の12時)は8マイルのスタート地点へのシャトルしかないと発覚。3マイルコースのシャトルは3時まで無いとのことで、覚悟を決めて8マイルに挑戦することに。曜日によって異なるので予約時に確認されたし。

スタッフから全員(この日は20名強)に、「目標になる橋は5つ。橋の下は右側を。Dexter-Huronに寄って休憩が可能」など口頭で簡単な説明を与えられた後、一足乗り込むと揺れるカヌーにスタッフの手を借りて乗り込み、腰をすえて、いざ出発。8マイルをする者が初心者であるはずは無いと思うからか、漕ぎ方の説明などは全く無い。

川の流れの速さはというと、漕がなくても早歩き程度の速さの場所もあるが、大半は漕がないとほとんど進まないくらいの穏やかさ。水量によって異なるのかもしれない。川面の輝きと緑の美しさに目を奪われつつも、自分たちがどれだけ進んだかが分からず気持ちは落ち着かない。目標となる1つ目の橋が見えるまでが長く、(結果的には全体の1/3ほどの)1時間かかった。数日前の嵐のせいなのか倒木がかなり多い。浅瀬や岩も要注意。川の流れに引きずれて倒木にはまったり、浅瀬に乗り上げて前にも後ろにも進めなくなたりしたが、手足やオールを駆使して危機脱出。川面が白く波立っている所は浅いので回避すべきだと学んだ。途中、岸辺に佇む鹿や七面鳥に遭遇した。

Dexter-Huronまで2時間程。我々の後から出発した家族連れには父親と娘の気合いの入った漕ぎで一気に追い越されたが、他の数艘は視野にも入らなかったので、まず平均並みか速めのスピードといったところか。Dexter-Huronで陸に上がって休憩できると言われていたが、うまく岸に寄せる技術もカヌーを岸に上げる力も無いと判断して素通り。ここまで来れば先が知れて気持ちに余裕が生まれたが、後半は木々の間に見える家も増え、最後のほうは自動車道と並走し、町の雑沓感が伝わってきた。

上陸しての休憩をしなかったので3時間10分でDelhi Metroparkに到着。終点の数百メートル手前に‘West Delhi, Canoe Take-out’の看板があり、誰もいないがここで自力で引き上げるべきなのかと迷い、幸い手元にあった電話番号に問い合わせた。もう少し先と確認でき、安心して先に進んだ。濡れては大変なので車に置こうかと迷った携帯電話が役立った。行き過ぎ、カヌーの破損にはペナルティーを科されるので要注意。終盤には腕が疲れたが、非力な(?)女性二人でも無理の無いコースで景色にも満喫。とはいえ、転覆したり倒木にはまり込んだら厳しかっただろう。濡れてもよい服装、いざという時に川底で踏ん張れる靴の着用をお薦め。ライフベストとベンチクッションは借りられる。

Indian Springs Metropark

ミシガン南東部の自然を学習するEnvironmentalDiscovery Center (環境学習センター) があり、実験室やエコシステムについての展示、学習プログラムが充実している。池を水中から観察するためのガラス張りのドームが数年前に完成したが、水の透明度が低く、魚や植物はあまり見えないのが残念。プレーリー(草原)が多い公園。

Kensington Metropark

Kent Lake を包括するパークで、湖畔沿いのトレイル(8マイル強)は林間、原っぱもあり景色が良い。湖の探索用に乗り合いの観覧船のほか、レンタルの足こぎボート、カヌー、カヤックなどあり、メトロパークの中で最も充実してる。ペッティングファーム、ネイチャーセンターもある。湿地のトレイルは野鳥観察に絶好。

Stony Creek Metropark

Stony Creek Lakeを包括するパークで、湖畔1周のトレイルは8.3マイル。Kensingtonと似た趣だが起伏が多い。その起伏を利用したメトロパークでは唯一のマウンテンバイク・トレイルが充実している。ボートやカヌーのレンタルサービス有り。

Lake Erie Metropark

Marshlands Museum and Nature CenterというMarsh(湿地帯・潟)にフォーカスした博物館がある。猛禽類(鷲など)の生物の剥製展示の他、水辺の狩の歴史に関する旧式ボートやデコイの展示があるのがユニーク。エリー湖を臨む波のプール (Wave Pool) が人気。ただし波のプールはそれ程大きくはなく、他のプールは無い。

Lake St. Clair Metropark (旧称Metro Beech)

セントクレア湖に面する公園で、ボートランチ(艀)設備もあるがレンタルは無い。自然センターは規模が小さいが、野鳥の剥製の展示が充実しており、様々なプログラムを企画している。湖に臨むウォータースライド付きプールやSquirt Zoneという水遊び場があり、夏の人気スポット。対岸に並ぶボート施設を備えた民家を眺めるのも一興。

遠出してHoughton Lakeへ

近場のパークでのカヌーもいいけれど、一足伸ばして、さらに豊かな自然の中でカヌー体験をしてみるのもいいかも。デトロイトから車で約3時間北方のHoughton Lakeでは、カヌーをしながら様々な野生植物・動物に遭遇でき、森林浴効果も抜群。1-2時間のコースから半日、一日コースと様々ある。

カヌーの他にもチュービングやカヤッキングで川下りを楽しむこともできる。チュービングはグループでパーティー感覚で楽しみたい人にお勧め。ゆ~ったりした気分で自然を満喫したい方にはカヌーイングやカヤッキングがグー。

服装は水着または濡れても良いものでいく必要があるが、カヌーなどすべて貸出してくれる。初心者でも問題なし。Houghton Lakeの辺りには、下記のリスト以外にもたくさんカヌーができるところがある。White Birch Canoe Trips & Campgroundには緑豊かなキャンプ場もある。日帰りも可能だが、できれば泊りがけでゆっくり満喫したいもの。

http://www.whitebirchcanoe.com/
http://canoeatcampbells.com/
http://www.paddlebrave.com/webapp/p/6/rates.html

 

フロリダのガーデン

フロリダのガーデン 1

同じ北米とはいえミシガンとは気候の異なるフロリダに行って、テーマパークや遊園地で過ごすだけではもったい! 昨年6月号では、マイアミ西方の湿地帯のサファリ“Billie  Swamp Safari”をフロリダ在住経験者の方が紹介してくれたが、今回は穏やかに南の自然を楽しむことができる施設を2カ所紹介したい。

DSC_5957Leu Gardens (Orland, Florida) 

オーランドのダウンタウンから車で10分強のところに、多種多彩な植物を鑑賞できるLeu Gardens (正式名称Harry P Leu Gardens) がある。Universal Orland付近から30分弱、
Disney Worldからは40分程。テーマパークの喧騒とは打って変わったのどかな庭園は小さな湖に面し、50エーカーの敷地はのんびりと散策するのに適している。疲れない広さで、オアシスのような存在である。

1497619-406032996194020-1862219346-n_54_990x660_201406012227モダンなウェルカムセンターを通って庭に進むと、Tropical Stream Gardenと名付けられた、小川を取り巻く木々がいかにもフロリダらしい南国ムードのある一画で、バナナや椰子の木を始め、トロピカルな木や草花の宝庫。全域がこの雰囲気かと思いきや、整然とした美しいローズガーデン、サボテン、バンブー(竹)のコレクションの一画もある。

このように多種多様な植物を有しているのは、かつての所有者ハリーP.ルー氏夫妻が、事業で成功した私財を投じて世界を巡り、‘植物のオアシス’を造りあげるために、種や苗を持ち帰った御蔭なのだそうだ。

DSC_5954そして、この庭園と邸宅は、.ルー氏によって1961年にオーランド市に寄贈され、多くのポランティアの協力によって維持されている。野菜の花壇やハーブ園など、小さいながらも大層手がかかるであろうと窺えるスペースもあり、Idia Gardensに至ってはパティオ風、ワイルドフラワー(野草)ガーデン、バードガーデン、シェイド・ガーデン、などなど、趣向を凝らしたミニガーデンもあり、多くの人が日々丹念に手入れをしていることが分かる。花壇のレイアウトの参考になりそう。庭いじりの好きな人にはたまらない場所といえる。

DSC_6021珍しい草花も多い。右の写真は、生け花でも重用されるBird of paradise。和名ゴクラクチョウカ(極楽鳥花)の名の通り、極楽鳥のくちばしや冠を連想させる不思議な形が人気の花。

中ほどに佇む邸宅は国の歴史的施設にも登録されており、博物館(Leu House Museum)として公開されている。見学はガイドツアー(30分程) のみ、予約が必要になる(無料:入場料に含まれている)。館内の家具や調度品、食器、そして展示されている服飾品などは、かつての住人のものではなく、各々の部屋に合ったアンティックを地元の人々が提供したということ。

庭園は、さっと回りきるだけであれば1時間でも可能な広さ。「あなたの興味次第で、1時間から数時間」とパンフレットに記載されている。湖畔で大木も多いので、暑い時期でも比較的過ごしやすい。

DSC_6020Harry P Leu Gardens 

住所 1920 N Forest Ave, Orlando, FL 32803

開園時間 9 a.m. – 5 p.m.(クリスマス以外、毎日)

入園料 大人:$10 子供(K-12才):$3 4才以下:無料

邸宅The Leu House Museum のツアーは10時から

30分おき、3:30が最終。7月は閉館。

季節ごとの開花の種類やイベントなどの詳細はホームページで。フロリダ州内の他のガーデンの案内も載っている。  www.leugardens.org

☆邸宅ツアーで一緒だった地元の女性いわく、「自然を観て、フロリダの良さを知ってもらえたら嬉しいわ」


Butterfly World - butterflyButterfly World (Coconut Creek, Florida ) 

マイアミから車で北に1時間弱、オーランドからは3時間程のところにある、蝶のパーク。

植物園や動物園に付随したバタフライ・ガーデンはさほど珍しくないが、このButterfly Worldはその名に相応しい広さと規模があり、全米1の施設と言われている。80種類を超すおびだたしい数の蝶が羽ばたく広大な温室の他、ハミングバードやインコの飼鳥園、’BugZoo’と名付けられた虫の飼育室、そして、貴重な蝶の標本展示エリアもある。

研究施設としての機能も持ち、その様子を垣間見ることもできる。

Butterfly World - field trips

Butterfly World - Tropical Rain Forest including waterfall熱帯雨林を再現した温室内は、草花や木々が植物園並みに充実。野外には小ぶりな湖があるほどの広大さで、吊り橋もあり、ちょっとした冒険気分に。さらに、ローズガーデン、ガーデンセンターでは色も形も様々な花たちが目を楽しませてくれる。

これら全てが、イリノイ州育ちの男性ひとりの

‘蝶への情熱’からスタートしたというから驚く。

「パラダイスのよう」と例え、称賛する訪問者、リピーターも多い。足を伸ばす価値あり!

エバーグレイズ野生動物保護区に近いので、合わせて自然を満喫するのも一案。

Butterfly World - Lorikeets in fountainButterfly World  

【住所】 3600 W. Sample Road,  Coconut Creek, FL 33073

開園時間 月~土9am-5pm; 日曜11am-5pm

*イースター、サンクスギビング、クリスマスを除き、   毎日オープン。

入場料:大人$26.95 子ども (3-11才) $21.95

【ホームページ】butterflyworld.com

プラヤ・デル・カルメン (Playa del Carmen)

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プラヤ・デル・カルメン (Playa del Carmen) 10

DSC_3949カンクンの南、人気上昇中の街

プラヤ・デル・カルメンはリビエラ・マヤ地域の中心街にあたるが、リビエラ・マヤの郊外(カンクンとの中間)には、広大な敷地とゆとりのある贅沢な施設を誇るリゾートがいくつもある。公道に面したゲートからビーチまで数キロ四方が敷地というリゾートもある。

Cozmel-2ヴィラと呼ばれる一戸建ての別荘風な宿泊施設のところもある。オールインクルーシブのリゾートがほとんどで、レストランやバー数件、スパやフィットネス設備があり、さらに、料理やエクササイズのクラス、ライブパフォーマンスなど充実したプログラムを提供しているところが多い。敷地から一歩も出ずに過ごす滞在者も少なくない。反面、遺跡巡りなどの観光や街の散策に出るにはやや不便ではある。

IMG_9232IMG_9254もう一つ、ファンの話題になり、人を引き寄せているのが、世界中で人気を博している「シルク・デュ・ソレイユ」の常設公演がリビエラ・マヤに誕生したこと。シルク・デュ・ソレイユは、大道芸やサーカス、ダンス、様々なジャンルの音楽が要素のエンターテイメント集団で、ツアー興業の他、ラスベガスを始め、世界に常設公演が10以上あるが、リビエラ・マヤのものは、ディナーショー形式での鑑賞が特徴。テーブル席でコースディナー、あるいは、クラブ風(?)な観客席でシャンパンを味わいながらショーを楽しめる趣向になっている。舞台装飾、演目もユニークで、高評価を得ている。

Cozmel-1 mallプラヤ・デル・カルメンは、メキシコのユカタン半島の、カンクンから65キロほど(車で1時間ほど)南に位置するカリブ海に面した街。かつては小さな漁村だったが、コスメル島(Cozmel)とのフェリーサービスが始まり、観光業が栄え、ここ数年は趣向を凝らした宿泊施設が増えたこともあり、通過地としてではなく、この街自体を目指す旅行者が急増。特に欧米の人々や若者に人気の観光地になっている。魅力は、近代的な高層ホテルが並ぶカンクンとは趣が異なり、メキシコらしいテラコッタ壁の建物や北欧の影響を受けた家屋が混在している「ローカルっぽさ」が挙げられる。

IMG_2024カンクンからのツアーでポピュラーなチチェン・イツァ遺跡へのツアーは、数やチョイスは少ないが、プラヤ・デル・カルメン発もある。シカレ海洋公園は街から数マイル。海を臨むトゥルム遺跡も、カンクンからより近く、ゆとりをもって過ごせる。周辺観光の拠点でもある。

IMG_9209フェリー発着所から続く目抜き通りには、アメリカでよく見るブランド店やチェーン店も含めて、小奇麗でお洒落なショップやレストランが軒を連ねている。南国風な雰囲気を醸し出している開放的なレストランやバーに立ち寄ったり、地産の民芸品、石や貝で作られたジュエリーを売るお店を巡ったり、散策を楽しむのにもってこい。マッサージ屋も何件かあり、ホテルのスパのような豪華さは無い代わり、お安め。ホテルやビーチでのんびりし続けるのが苦手な人にお勧めのエリアと言える。カンクンからバスなどで日帰り往復も十分可能だが、夕暮れから夜の雰囲気に趣があるので、滞在をお勧めしたい。

IMG_9534安宿から、ビーチに面したオールインクルーシブ(飲食など込み)の高級リゾートまで、ピンからキリまであるのもこの街の特徴。目抜き通り近くには夜更けまで大音響を放っているクラブやビヤガーデンもあるので、静寂を望む方は、その辺りの宿は避けた方が無難。

街から10キロほどのところに、名高いゴルフ場エル・カマレオン(El Camaleón)がある。グレッグ・ノーマン設計で、PGAツアーも開かれる。メキシコによく見られる地下洞窟(セノーテ)のバンカーもあり、熱帯林、マングローブ群生地帯、海岸など自然を生かした美しいコースが人気。

IMG_1949沖合のコスメル島

コスメル島とプラヤ・デル・カルメンはフェリーで45分で行き来ができる。早朝から夜まで1~2時間おきに運航している。コスメルの海は透明度が30~60mという世界屈指のレベル。そのクリアブルーは世界一美しい海とも言われ、ダイバーの憧れの地。カリブ海クルーズツアーの人気寄港地でもある。島を取り囲む美しいサンゴ礁とトロピカルフィッシュを気軽に楽しめるシュノーケリングのスポットも多く、初心者でも参加可能なツアーが各種ある。巨大なクルーズシップが接岸する人工的な港から目と鼻の近さのところにカラフルな自然が広がっているのにびっくりさせられる。魚の数は驚異的なほど。(右下の写真)

IMG_2019港のショッピングモールにはサンゴや天然石の装飾品やラム酒、雑貨から高級品の店がずらり。クルーズ停船中には、メキシカンダンスやマリアッチのストリートミュージシャンのパフォーマンスを楽しめることもある。

(By N)

Michigan Beer Company – Novi, MI

Michigan Beer Company - Novi, MI 5

DSCN5719進化する地元ビールの楽しみ方

文&写真 by ヤマトノオロチ

数多くあるミシガン州のブリューワリー。でも、いざ行ってみて注文して、となるとさすがに躊躇する人も多いことだろう。ブリューワリーにはたいてい10種類以上がラインナップされているし、”Flight”と呼ばれるサンプラーも6種類セットを頼むと、なんだか味も名前もわからなくなってきそう、ということもあるかもしれない。ましてや、グラスの大きさやプライス、支払い、チップは、考えると厄介かもしれない産業が発展しているからか、300もがひしめくので競争が激しくなったのかはさておき、あれこれ悩むことなくミシガンのブリューワリーを自宅で楽しめるおもしろいものを発見した。その名も”Kiosk”。カリフォルニアなどの西海岸の州では既に数年前から見られるが、ミシガンでも流行の兆しか。

DSCN5750食料品スーパーの中にサーバーが設置されていて、その上のスクリーンにラインアップが表示されている。イメージ的にはファーストフード店のドリンクのサーバーのような機械、と思ってもらえると近い。ミシガン南東部では、Clinton Twp.などに数店を展開するVince & Joe’sで導入されている。

一般的なスーパーにもシーズナルの缶入りまたは瓶入りのビールも売られているが、やはりタップから注いだものがいい、と言う人も多い。購入の要領は、Glower(1/2ガロン=64oz) Crowler(32oz)、そしてグラス(16oz)でもリストのビールを購入することができる。

事前に容器を購入しなければならないが、買い物がてらでできる気軽さがいい。

DSCN5749それでもブリューワリーは敷居が高いが、缶や瓶にはない味を楽しみたい、と言う人には「ブリューハウス」をおすすめしよう。スポーツバー・レストラン形式だが、ミシガンのクラフト・ビール30種類を提供するところがある。ノバイのメインストリートにあるMichigan Beer Company。”Restaurant & Beer garden”の名のとおり、ブース主体のフロアーから、屋内だがビアガーデンのような雰囲気の吹き抜けの高い天井が開放感満点のフロアー。バイソンの肉を始めエビもミシガン産、その他の食材もミシガン産というのはオーナーのこだわり。

DSCN5733もちろんGrowlerやCrowlerにKioskと同様、クラフトビールを入れてもらい、購入できる。通常そのブリューワリーごとの容器を購入しほかのところのは使わない、というのが流儀だが、サーバー嬢によるとここでは可能。

Michigan Beer Company

42875 Grand River Ave., Novi, MI

www.mibeerco.com

Kioskもブリューハウスもスーパーの6本入りよりも高め。$13から$22ぐらいと、ばらつきがある。それはちょっと、という人は「Make up your own」、スーパーなどでいろんなビールを6本好きに組み合わせて$9.99、でミシガンビールを味わうことはいかがかな。

Maple Route ~ From Michigan To Canadaメープル街道 紅葉の旅 ~ミシガンから車や汽車で

<!--:en-->Maple Route ~ From Michigan To Canada<!--:--><!--:ja-->メープル街道 紅葉の旅 ~ミシガンから車や汽車で<!--:--> 7

 日本からのツアーも組まれている人気のルート

  ナイアガラからトロント、キングストン、オタワ、そしてセントローレンス川をさかのぼりモントリオール、ケベックシティへ。この、カナダのオンタリオ州からケベック州にかけて続くラインはメープル街道と称され、紅葉の季節は特に景観が美しく、観光スポットとして人気が高い。ドイルのロマンティック街道同様、日本人がつけた呼び名と言われ、現地ではヘリテージハイウェイ(歴史遺産の道)と呼ばれており、フランスとイギリスによる入植と開拓の足跡が残されたルートで、歴史散策として楽しむこともできる。特定の道路を指定しているものではない。

 冬の雪景色やスノースポーツ、初夏の新緑、真夏の避暑、と、四季折々の魅力があるが、今回は秋に向けて、紅葉で名高い所と合わせて訪れたい見所の多い観光地を紹介したい。観光ブック等には、紅葉は9月下旬から10月上旬がベストシーズンと記されているが、観光案内所の職員の話では、近年は時期が遅いということだ。

オタワ

 オタワはフランス語圏とイギリス語圏の栄えに位置し、1857年にイギリスのビクトリア女王がカナダの首都と定めた都市。世界有数の美しい首都圏と言われている。代表観光スポットは何と言っても国会議事堂、そして、その一帯‘パーラメントヒル’と呼ばれる周辺。世界遺産に登録されているリドー運河の基点もそのすぐ横にある。丘の上から一望するオタワ川や対岸の広々とした景色はどの季節も美しいが、紅葉の時期はまさに絶景。国会議事堂内のガイドツアーは整理チケットを発行している時期もあるので、ぜひとも見学したい人は充分時間をとって予定を組むことをお薦めする。ネオゴシック様式の建物の外観だけでも見応えがある。

 リドー運河の東の一画にあるバイワードマーケット(Byward Market)は、野外と場内に花や野菜、工芸品、雑貨など様々な店が並び、人気の観光スポットにもなっている。日本語の掲示をつけている店も少なくなく、日本人ツアー客が多く訪れることが窺われる。逆に言えば、日本人好みの場所だと言えそうだ。秋の収穫期には果物やパンプキンが彩り豊かに並び、目にも楽しい。

 ミシガンとオンタリオの国境から車で10時間ほど。早朝に発てば、夕方には着ける距離だ。オタワの観光要所は集中していて市内バス路線が充実しているので、運転から解放されたい人やチャレンジ好きな人はトロント/オタワ間をバス(グレイハウンド)や鉄道(VIA)で移動するのも一案。オタワ郊外の紅葉も定評がある。

ロレンシャン高原/モン・トレンブラント

  日本やアジアからの紅葉ツアーのハイライトになっているのがこの一帯。観光の中心地となっているモン・トレンブラントはスキーリゾートとしても有名で、ゴンドラで一気に上ることができる山の上からの大パノラマは雄大。ゲレンデの裾に並ぶロッジやお店はヨーロピアン・スキーリゾートを模して作ってあり、この雰囲気も観光客を惹き付けている要因。とはいえ、モン・トレンブラント自体は高い山ではなく、遥かかなたまで見渡せるほど、周囲にも高い山はなく、どちらかと言えば平たい地形。広々としたスケールや周辺の豊かな自然を楽しむ場所と認識していくのが正解と言えそうだ。スキーゲレンデを利用したゴーカート下りのアクティビティーは大人にも人気。旧市街や湖など散策場所が多く、オタワからの道のりも紅葉が美しい。ちなみに、昨年の紅葉は9月末に山頂付近が色づき10月10日前後に麓でピークを迎えた。

 モン・トレンブラントへは、モントリオールからの日帰りバスツアーもある。ドライブして行く場合は、ここケベック州の公用語はフランス語で、道路標識もフランス語なのでご留意を。経験上、モントリオール市内やモン・トレンブラントの観光施設やレストランでは大方英語が通じるようだ。

キングストン/サウザンドアイランズ

   オンタリオ湖から流れ出すセントローレンス川の始点に位置し、古くから軍事、水上交通の要所として栄えてきた。最初の首都が置かれた土地で、別名ライムストーン・シティと呼ばれ、市の中心地区には乳白色や薄いグレーの石灰石の風格のある建物が並ぶ。秋には色づいた木々が街並みに鮮やかなアクセントを加える。ドーム型の屋根が特徴の市庁舎は、かつて連合カナダの国会議事堂として建てられたものだけあり威風堂々としていて気品も感じられる。

 キングストンからセントローレンス川を下った流域一帯には1000以上の大小の島々が点在する「サウザンド・アイランズ」国立公園がある。川岸や島の木々の色が水面に反射するので紅葉が格別美しく目に映る。これらの島々を巡るクルーズは観光アトラクションとして人気が高い。川沿いのドライブウェーからでもそれなりに堪能できる。小島に建てられた家も一興。日本からのツアーではキングストンが組み込まれることは少なく、立ち寄っても長いはしない所だが、のんびり滞在して歴史や自然に親しみたい一帯だ。

☆ ☆ ☆

 日程に余裕のある方は、北米唯一の城塞都市でありユネスコ世界遺産に登録され、フランス文化の影響が色濃く残るケベックシティーまで足を伸ばすのも一案。追記しておくと、今回紹介した3箇所は、地理条件が異なるため、紅葉時期もずれることをご承知ください。

参照: オンタリオ州観光局公式サイト(日本語)www.ontariotravel.jp
ウィキペディアjapan~「メープル街道」

 

 日本からのツアーも組まれている人気のルート

  ナイアガラからトロント、キングストン、オタワ、そしてセントローレンス川をさかのぼりモントリオール、ケベックシティへ。この、カナダのオンタリオ州からケベック州にかけて続くラインはメープル街道と称され、紅葉の季節は特に景観が美しく、観光スポットとして人気が高い。ドイルのロマンティック街道同様、日本人がつけた呼び名と言われ、現地ではヘリテージハイウェイ(歴史遺産の道)と呼ばれており、フランスとイギリスによる入植と開拓の足跡が残されたルートで、歴史散策として楽しむこともできる。特定の道路を指定しているものではない。

 冬の雪景色やスノースポーツ、初夏の新緑、真夏の避暑、と、四季折々の魅力があるが、今回は秋に向けて、紅葉で名高い所と合わせて訪れたい見所の多い観光地を紹介したい。観光ブック等には、紅葉は9月下旬から10月上旬がベストシーズンと記されているが、観光案内所の職員の話では、近年は時期が遅いということだ。

オタワ

 オタワはフランス語圏とイギリス語圏の栄えに位置し、1857年にイギリスのビクトリア女王がカナダの首都と定めた都市。世界有数の美しい首都圏と言われている。代表観光スポットは何と言っても国会議事堂、そして、その一帯‘パーラメントヒル’と呼ばれる周辺。世界遺産に登録されているリドー運河の基点もそのすぐ横にある。丘の上から一望するオタワ川や対岸の広々とした景色はどの季節も美しいが、紅葉の時期はまさに絶景。国会議事堂内のガイドツアーは整理チケットを発行している時期もあるので、ぜひとも見学したい人は充分時間をとって予定を組むことをお薦めする。ネオゴシック様式の建物の外観だけでも見応えがある。

 リドー運河の東の一画にあるバイワードマーケット(Byward Market)は、野外と場内に花や野菜、工芸品、雑貨など様々な店が並び、人気の観光スポットにもなっている。日本語の掲示をつけている店も少なくなく、日本人ツアー客が多く訪れることが窺われる。逆に言えば、日本人好みの場所だと言えそうだ。秋の収穫期には果物やパンプキンが彩り豊かに並び、目にも楽しい。

 ミシガンとオンタリオの国境から車で10時間ほど。早朝に発てば、夕方には着ける距離だ。オタワの観光要所は集中していて市内バス路線が充実しているので、運転から解放されたい人やチャレンジ好きな人はトロント/オタワ間をバス(グレイハウンド)や鉄道(VIA)で移動するのも一案。オタワ郊外の紅葉も定評がある。

ロレンシャン高原/モン・トレンブラント

  日本やアジアからの紅葉ツアーのハイライトになっているのがこの一帯。観光の中心地となっているモン・トレンブラントはスキーリゾートとしても有名で、ゴンドラで一気に上ることができる山の上からの大パノラマは雄大。ゲレンデの裾に並ぶロッジやお店はヨーロピアン・スキーリゾートを模して作ってあり、この雰囲気も観光客を惹き付けている要因。とはいえ、モン・トレンブラント自体は高い山ではなく、遥かかなたまで見渡せるほど、周囲にも高い山はなく、どちらかと言えば平たい地形。広々としたスケールや周辺の豊かな自然を楽しむ場所と認識していくのが正解と言えそうだ。スキーゲレンデを利用したゴーカート下りのアクティビティーは大人にも人気。旧市街や湖など散策場所が多く、オタワからの道のりも紅葉が美しい。ちなみに、昨年の紅葉は9月末に山頂付近が色づき10月10日前後に麓でピークを迎えた。

 モン・トレンブラントへは、モントリオールからの日帰りバスツアーもある。ドライブして行く場合は、ここケベック州の公用語はフランス語で、道路標識もフランス語なのでご留意を。経験上、モントリオール市内やモン・トレンブラントの観光施設やレストランでは大方英語が通じるようだ。

キングストン/サウザンドアイランズ

   オンタリオ湖から流れ出すセントローレンス川の始点に位置し、古くから軍事、水上交通の要所として栄えてきた。最初の首都が置かれた土地で、別名ライムストーン・シティと呼ばれ、市の中心地区には乳白色や薄いグレーの石灰石の風格のある建物が並ぶ。秋には色づいた木々が街並みに鮮やかなアクセントを加える。ドーム型の屋根が特徴の市庁舎は、かつて連合カナダの国会議事堂として建てられたものだけあり威風堂々としていて気品も感じられる。

 キングストンからセントローレンス川を下った流域一帯には1000以上の大小の島々が点在する「サウザンド・アイランズ」国立公園がある。川岸や島の木々の色が水面に反射するので紅葉が格別美しく目に映る。これらの島々を巡るクルーズは観光アトラクションとして人気が高い。川沿いのドライブウェーからでもそれなりに堪能できる。小島に建てられた家も一興。日本からのツアーではキングストンが組み込まれることは少なく、立ち寄っても長いはしない所だが、のんびり滞在して歴史や自然に親しみたい一帯だ。

☆ ☆ ☆

 日程に余裕のある方は、北米唯一の城塞都市でありユネスコ世界遺産に登録され、フランス文化の影響が色濃く残るケベックシティーまで足を伸ばすのも一案。追記しておくと、今回紹介した3箇所は、地理条件が異なるため、紅葉時期もずれることをご承知ください。

参照: オンタリオ州観光局公式サイト(日本語)www.ontariotravel.jp
ウィキペディアjapan~「メープル街道」

ポートランド 周辺のアクティビティーや旅行

ポートランド 周辺のアクティビティーや旅行 1

SONY DSC前回(6月号)ではポートランド市街の自然の多さを紹介したが、ちょっとドライブすれば、オレゴンの多様性豊かな大自然を楽しむことができる。滝やハイキングコースも多数ある渓谷や丘陵へは小1時間、海(太平洋)まで車で2時間半ほど、ロッククライミングやスキーができる山(Mt.Hood)へ3時間程。ハンググライダーやパラセールの拠点も多い。

話は逸れるが、それ故であろう、街中や郊外で、スポーツグッズ、アウトドア用品の専門店を街中や郊外で数多く見かける。ちなみに、NIKEの世界本社が同市、そしてコロンビア・スポーツウエア、ADIDAS(本拠地ドイツ)のアメリカ本社がポートランド周辺にある。

さらに、観光地として人気絶大な(全米1の観光先に選ばれたこともある)シアトルへ車で3時間強。アクティビティーや小旅行先が身近なことは住人にとっても観光客にとっても大きな魅力である。

但し、ポートランド⇔シアトルはバスや鉄道の路線が充実しているが、他の所へは公共交通機関での移動はできない。レンタカーか現地ツアーを利用することになる。

DSC_0383マウント・フッド & コロンビア川渓谷

ハイキング、釣り、スキーなど、誰もが楽しめるアウトドアと自然が沢山ある。

カナディアンロッキーを源とするコロンビア川沿いには滝が点在。全長189mMultnomah Fallsは滝の上まで登れる遊歩道がある。(左上の写真)

コロンビア川とマウント・フッドの間は果樹園が多く、のどかな景色を眺めながらのフルーツピッキングも人気。

DSC_0581オレゴンコースト

584km続くほぼ手つかずの海岸線。観光ポイントとして有名なのは、遠浅の浜に巨大な一枚岩がそそり立つキャノン・ビーチ、トドの生息地「Sea lion Cave」、北端の古い港町Victoriaなど。お洒落なリゾート街やポピュラーな海水浴地域もある。

下の写真は高さ約70mで、世界で3番目に高いという一枚岩「ヘイスタック・ロック」。キャノン・ビーチ(Cannon Beach)は全米の‘ロマンティックな海辺の旅行先10カ所”(10 most romantic coastal destinations)に選ばれたこともある。海に沈む夕日の絶景地としても知られる。

IMG_3413ウィラメット・バレー

ウィラメット渓谷にあるアメリカ葡萄栽培地域(American Viticultural Area, AVA)で、オレゴン州のワイナリーの大半がこの地域にある。ピノノワールの世界的名産地に数えられており、特に近年は注目を集めている。

オレゴン州のワイン生産者は、特徴を打ち出すためにも、高品質なワインの小規模生産に重点的に取り組んでいるという。そこでしか入手できないワインを置くワイナリーもある一方、ワインテイストを提供していないところも多い。

IMG_1307ホットスプリング・スパ露天温泉

オレゴン州には各地に温泉があるが日本の温泉とは段違い。高級スパ&リゾートホテルもあり、森の中の露天風呂もある。

ポートランドから車で1時間半ほど南東にはBagby Hot Springsという無料温泉施設があり、ハイキングトレイルを20~30分歩かねばならないが、知る人ぞ知る人気スポット。自然に流れている温水を溜める樽の露天浴槽や丸太を切り抜いたものが簡素な屋根の下にある。自分でお湯を汲み足さなくてはいけない時もあるそうだが、自然に囲まれてお湯につかる爽快さは格別。

片や、マウント・フッドより南東の砂漠地にあるKah-Nee-Ta Resort & Spaはゴルフ場もあるリゾートホテルで、温泉というより温水プールだが家族連れにも人気があるとのこと。

DSC_4878クレーター・レイク国立公園

ポートランドから250マイル程南になるが、オレゴン州で唯一の国立公園であり国内で一番深い湖(世界では7番目)のあるクレーター・レイク国立公園(Crater Lake National Park)は、その抜けるような青さが有名。火山噴火によって高地にできたこのカルデラには入り込む川も無ければ流れ出る川も無く、願い年月を経て湖が形成された。紺碧の青さは、水がクリアであることと深さの所以。

 

日本の早咲きの桜–春を先どり

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2月、ミシガンは真冬。白銀の世界が広がる時期。春が、花が恋しい! 日本も冬真っ只中ではあるが、早咲きの桜が咲き始める。一足早く春の訪れを知らせてくれる早咲き桜の名所として伊豆の河津町を発祥とする河津桜が有名だが、さらに早く咲き始める沖縄の桜と合わせて、何カ所かを紹介したい。

沖縄の寒緋桜:日本一早い桜祭りは沖縄の桜まつりで、1月に始まる。寒緋桜(かんひざくら*別名
緋寒桜)という、本州に咲くものとは異なる種類で、桜の原種の一つ。濃桃色から紅色の濃いピンク色の花が釣り鐘のように下向きに咲くのが特徴で、特に琉球寒緋桜は花が大きめ。南国っぽい華やかさが感じられる。開花時期は年によるが、桜祭りは当然“例年の見ごろ時期”に設定しているわけで、1月下旬から徐々に始まる。桜が咲くには寒さも必要条件なので、沖縄では北から南へ、山頂から麓へと桜が開花していく。最初は本部(もとぶ)八重岳山頂からの開花、南部に位置する那覇市内は2月24日が桜祭りの最終日と、沖縄本島の中でも幅が広い。

本部町には全国屈指の規模と人気を誇る美ら海水族館がある。その10キロほど南東に広がる八重岳
一帯は沖縄県指定の自然保護区に指定されて、約7,000本の琉球寒緋桜がある。道路沿いにも多くの
木があるので、ドライブだけでも桜を楽しむことができる。もとぶ八重岳桜まつり「」は八重岳桜の森公園で開催(2019年は1/19,1/20)。地元の子供たちによる獅子舞の演舞や、沖縄ならではの三線や唄、舞、そして琉球古武道の実演などで日本の桜前線のスタートを祝う。

水族館から数キロ東にある今帰仁城跡の桜もポピュラー。琉球が3つに分かれていた時代に北部を収めていた勢力の本拠地であった今帰仁城の跡は『琉球王国のグスク及び関連遺産群』という名称で全体が登録されている9つの資産のうちのひとつとして世界遺産に登録されている。「今帰仁グスク桜まつり」(2019年は1月26日2月11日)では、日によって琉球音楽や舞踊の実演が組まれ、開催中は城跡と桜がライトアップされる。

城そのものは基礎が残っているだけだが、石垣を見ることができる。地形を巧みに利用し、敵からの守りを固めるべく、波打つような曲線を描く城壁のディテールは美しく、沖縄屈指の名城といわれている。南の海の鮮やかな青色と桜とのコントラストも見事。

国際通りから徒歩圏内にある那覇与儀公園は、観光の合間の散歩がてら訪れ易い所にある。公園内に植えられた約400本は例年2月中旬から下旬が見ごろ。沖縄独特なガジュマルなどの木々との混在がこの地ならでは。桜まつり(2019年は2/20~2/24)ではエイサーや沖縄民謡ショーが組まれている。

桜とは離れるが、公園内には蒸気機関車D51が!鉄道路線のない沖縄になぜ? 昭和47年に沖縄が本土復帰した記念に北九州の国鉄門司鉄道管理局の人たちが、沖縄の子供達72名を九州に招いたところ、鉄道のない沖縄の子供達が蒸気機関車を見て感動し、沖縄に持ち帰りたいと声が上がった。

600kmの搬送の方法も費用も容易ではなかったが、当時のお金で1400万円の寄付が集まり実現したとの話。桜祭りの会期は限られているものの、寒緋桜は開花期間が長く、同じ地区でも幅があるので、楽しめる時期は長め。ソメイヨシノのような散り方はせず、ボトっと落ちるタイプなので、はらはらと舞い散る風情も花吹雪も無いが、その鮮やかさは格別。

河津桜はソメイヨシノよりもボリュームのある花びらで濃いピンク色の花が特徴で、長い期間楽しめるのも魅力。寒緋桜と早咲き大島桜の自然交配種という説がある。

伊豆の河津の原木は樹齢約60年で、伊豆急河津駅から1キロ強離れた飯田家に在る。

全国に咲く「河津桜」はこの原木から始まったといわれている。

「河津桜祭り」: 河津町では町内に約8,000本、駅から歩いてすぐの河津川の川沿い約4kmにわたって約850本の河津桜があり、例年は2月の中旬から3月上旬が見ごろ。2019年の桜祭りの開催は日は2月10日~3月10日で、期間中の夜には桜並木などのライトアップも行われ、河津川周辺で様々なイベントが開催される。電車で行けるのが嬉しい。ちなみに2018年は遅めの開花となった。

「みなみの桜と菜の花まつり」: 河津から南西へ30キロ弱、伊豆半島の最南端にある石廊崎まで10キロ弱の内陸部にある下賀茂温泉を流れる青野川沿い、約4.2kmの両岸に約800本の河津桜が植えられている。河川敷に咲く菜の花とのコントラストが美しい。ここでも河津桜祭りと同時期(2019年2月10日~3月10日)に祭りが開催される。

他の地域の早咲き桜

保田川頼朝桜(ほたがわよりともざくら) (千葉県)この周辺では河津桜を頼朝桜と呼んでいるとのこと。千葉県の内房、鋸南町を中心に、約14,000本が植えられている。保田川沿いに続く約600本の河津桜の景観は写真で見ても郷愁を駆られる風景。3月ごろには土手の菜の花との饗宴に出会えることも。

三浦海岸駅 (神奈川県)

京急三浦海岸駅を出ると、線路近くの遊歩道沿いに河津桜の並木道がある。根元には菜の花。時期が合えば2色の華やかな景色を楽しめる。赤のレトロな京急線と、河津桜、菜の花とのコラボレーションが電車好きはもとより写真愛好家、そして多くの人に人気。車窓からも線路際の並木が見える。レポーターが運よく見ごろの日に乗った電車では、運転手さんが並木の横でスピードを落として運転してくれた。

「三浦海岸桜まつり」は例年2月中旬~2月下旬の開催。三浦海岸駅前のテント村(売店)では地元特産品や期間限定のお菓子やお酒を提供。

なばなの里(三重県)

イルミネーションや草花がきれいな「なばなの里」。弊紙(2017年5月号)に紹介記事を掲載したが、ここでも河津桜を見ることができる。数は300本ほど、例年3月上旬頃がピーク。ほぼ同じ時期に、しだれ桜も見ごろを迎え、いずれも夜にはライトアップされ、ロマンチックな空間が生まれる。

「世界最高峰クオリティの美しい光り輝く電球だけでつくる本物のイルミネーション」と誇る今季のイルミネーションは2019年5月6日まで。名古屋から近鉄電車+バスで最速35分。

直通バス(有料)で30分。足を延ばす価値あり。

メトロパークで身近な自然に親しむ

メトロパークで身近な自然に親しむ 3

Indian Spring_6487メトロパーク(正式名:HURON-CLINTON METROPOLITAN AUTHORITY METROPARKS)はウェイン、オークランド、マコブ、ワシュテナウなどのカウンティーの公園群で、ポンティアックやローチェスターを流れセントクレア湖に注ぐClinton River と、アナーバーを流れエリー湖に注ぐHuron Riverに添うように、デトロイトを中心に半円状に点在する。現在13のパークがあり、住宅街から近くにありながら驚くほどに緑と湖や川の自然が豊かである。

北側に位置するStony Creek Metropark はローチェスターのダウンタウンから数マイル、また、Kensington MetroparkはノバイのショッピングモールからI-96 で15分ほど、と市街地から近い。住民の憩いやアクティビティーの場を提供する目的とともに、自然が失われないように保護するのも大きな使命。規模や地理条件、設備は個々に異なり、かなり整ったネイチャーセンターやファームを備えるパークもあり、学習活動の場やプログラム、観察ツアーなども提供している。ゴルフ場、プールを保持しているパークもいくつかある。

Delhi

カヌーでの川下りサービスの施設がある唯一のメトロパーク。上流のHudson MillsまたはDexter-Huronまで貸しカヌーと一緒に運んでくれる。Dexter-Huronからは3マイル、Hudson MillsからはDexter-Huronを経て約8マイルのカヌーイングになる。木々の豊かな渓流を楽しむことが出来る。特に上流は水も澄んでいて緑が深く、町から近いことが信じられないほど。

IndianSpring_6489Indian Spring_2Indian Springs

メトロパークで唯一、自然について学習するEnvironmental Discovery Center(環境学習センター)があり、実験室やエコシステムに関する展示、学習プログラムが充実している。池を水中から観察するためのガラス張りの部屋が数年前に完成したが、自然のままで、水の透明度が低く、魚や植物はあまり見えないことが残念。

Kensington_DSC_6471Kensington_6478Kensington 

Kent Lakeを包括するパークで、湖畔沿いのトレイル(8マイル強)は林間、原っぱもあり景色が良い。レンタルの足こぎボート、カヌー、カヤックなどあり、メトロパークの中で湖遊びのボート関係が最も充実してる。乗り合いの観覧船は7月現在休航中。ペッティングファーム(下写真)、小規模ながらネイチャーセンターもある。湿地のトレイルは野鳥観察に絶好。シャワーや着替え室を備える湖畔ビーチとスライダー付プールがある。

Erle_IMG_8681Lake Erie

Marshlands Museum and Nature CenterというMarsh(湿地帯・潟)にフォーカスした博物館がある。生物や猛禽類(鷲など)の剥製展示の他、水辺のハンティングの歴史に関する旧式ボートやデコイの展示があるのがユニーク。エリー湖を望む波のプール(Wave Pool)が人気。ただし波のプールはそれ程大きくはなく、他のプールは無い。

Lake St. Clair Metropark

セントクレア湖に面する公園で、かなりな規模のボートランチ(艀)の設備もあるがレンタルは無い。自然センターは規模が小さいものの、地元の野鳥の剥製の展示が充実しており、様々なプログラムを企画している。湖に臨むプールやSquirt Zoneと名付けられた水遊び場があり気分爽快。

Wolcott Mill

他の公園とは趣が違い、ゴルフ場、Farm Learning Center (農場学習センター)、古いMill (水車つきの粉引き工場)が残る敷地、それぞれ別の3箇所になっており、ボートやサイクリングなどのアクティビティー施設は無い。Mill内部には、かつての工場機械や、展示物が置かれている。

☆  ☆  ☆  ☆  ☆

各パークへの入園には一日券($10)または年間パス($35)の購入が必要。年間パスは、購入日から1年間ではなく、年末までの期限。4日訪問すれば元を取れるので、年度の後半に入手しても十分に利用価値が望める。今回の記事では触れないが、パークによってはクロスカントリースキーのトレイルもり、冬には冬の楽しみ方がある。

個別施設の利用やレンタルの料金は公式サイトwww.metroparks.comで。

晩夏から秋の特徴ある特別イベント

Star Party ― Wolcott Mill Metropark 場所: Camp Rotary 20505 29 Mile Road Ray, MI

8月12日 7:00 pm  車1台につき$10

一年中で最も昼が長い日を楽しむイベント。ゲームやコンテスト、音楽など盛りだくさん。焚火も行われる。天文同好会(Warren Astronomic Society)が夜空観察のための望遠鏡を用意してくれる。ブランケットや椅子を持参して、ペルセウス座流星群を眺めては?

Colonial Kensington ― Kensington Metropark 場所:Martindale Beach

8月13日 9:00 am と 8月14日 4:00 pm

1700年代の暮らしはどんなものであったのか。その時代の衣装をまとった商人や職人から18世紀の伝統的な工芸品などを買うことができる。 一人$2(予約不要)

Astronomy at the Beach ― Kensington Metropark 場所:Maple Beach

9月9日 6:00 pm – 11:55 pm

望遠鏡で月や星を眺める機会。天文に関する企画も催される。Great Lakes Association of Astronomy Clubsがホストを務める。年齢制限なし。$2 寄付を奨励。

Fun And Excitement All Year Long in Traverse City, MI四季それぞれに魅力と楽しみがある〜Traverse City, MI

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<!--:en-->Fun And Excitement All Year Long in Traverse City, MI<!--:--><!--:ja-->四季それぞれに魅力と楽しみがある〜Traverse City, MI<!--:--> 3

 ミシガン州北西部のトラバース・ベイに位置するトラバース・シティーは、シカゴ、ウィスコンシンからの地の利もあり、ミシガン有数の避暑地、別荘地として州内外から知られている。

 ジャック・ニクラスが設計したゴルフコースで有名な“グランド・トラバース・リゾート”を筆頭に、ベイ沿いにはバケーション客用のホテルやインが立ち並び、キャンプ場もベイ沿い(州経営)や周辺の湖に点在。水辺のリゾート地らしく、夏はヨット、ジェットスキー等のウォータースポーツ、冬は各種スノースポーツとアクティビティーも多彩だ。地元特産のチェリーが、花の時期、収穫の時期に、他の土地にはない景色や恵みをもたらしてくれる。Sleeping Bear Dunes National Lakeshore の広域な砂丘と、そこから眺めるミシガン湖の壮大な展望は、どの季節に行っても息を呑む美しさ。四季それぞれの美しさ、楽しみ方があり、北ミシガンの親しみやすさに溢れる土地柄だ。

 今月号では、そんな魅力溢れるトラバース・シティー(以後、TC:地元誌等でも、この名称)について、オールシーズンの観光と冬のアクティビティー情報をお届けする。

ダウンタウン周辺

 TCのダウンタウンは、小奇麗な落ち着きのある一画。レストラン&バー、ギフトショップなどが立ち並ぶ。特産チェリーの食材店、チェリーをモチーフにした小物店、ウォータースポーツ(特にヨット)を題材にした美術&絵画を扱うギャラリーが多いのも特徴。現在、ミシガン州を中心に15店舗展開中のパイ専門店『Grand Traverse Pie Company』の第一号店もここ。(525 West Front Street)

 街中にあるオペラハウスは、小さいながらも装飾が施され、往年の繁栄を実感できる豪華さ。公演の無い日に見学が可能なこともある。

 有名観光地でありながら、案内のサインは少なめ(そこが良さでもあるのだが)。そこで、地域の情報パンフレットや地図をダウンタウン近くのVisitor Centerで入手することをお薦する。(101 West Grandview Parkway, Traverse City )*10月中旬からメモリアルデーまでは日曜日閉館

 古くは一帯の林業を支える交易と出荷の地として町が出来、シカゴの大火事(1871年)の後、大半の木材がここから湖を渡って運ばれ、復興を可能にしたと言われる。その後、急激に人口が増えて繁栄し、巨額の富を築いた人々も数多くいたそうだ。ダウンタウン周辺には、当時の面影を残す重厚な造りの邸宅が現在も残っている。地元観光局の職員によれば、林業で興隆した土地とあって、内装にも材木が贅沢に使われ、趣向を凝らしている邸宅が多いそうだ。林業の衰退と共に人口が減った後も、それら邸宅は別荘や引退後の住居として人気が高い。ゴーストタウン化しなかったのは、この土地が観光地として成功した証だろう。時折、邸宅のオープンハウスツアーが組まれるという話なので、観光局のサイトなどで情報入手してみては?

再開発~ニュースポット

 ダウンタウンから車で数分のGrand Traverse Commonsは、ここ数年間に再開発された一画。なんと、大規模な精神病療養所の跡地。敷地は480エーカーと、ピンとこないほどの広さだ。療養所時代の敷地内には、食料の自給自足を目指して牧場や農場もあったそう。とんがり屋根がお城を思わせる元病棟は大修復が進み、半地下には洒落たレストランやお店、画廊が入り、現在は人気スポットになっている。ちなみに階上は分譲アパートメント(日本で言うマンション)。

 別棟の元ランドリービルディング(洗濯施設)は、ワイナリーに変身し、パブもある。ベーカリーや手作りチーズケーキの店もあり、レンガの窯で焼き上げたパンは住人にも観光客にも定評。しかし、未修復の建物も残り、その荒み具合をみると、いかに大きな再開発プロジェクトであるかが分かる。宿泊施設に変える計画もあるそうなので、今後の展開にも注目したい。
ウェブサイトhttp://www.thevillagetc.com/

ワイナリー

 近年、人気を博しているワイナリー巡り。10月はワイナリーの観光客で非常に賑わう。北西部一帯には何十というブドウ果樹園、ワイナリーが点在し、試飲、即売を提供する所も多い。特にダウンタウンの北東、トラバースベイを二分しているOld Mission Peninsulaは、縦22マイル、幅1マイル程の細長い半島ながら、7つものワイナリーを有し、ワイナリーの梯子に好都合。それぞれのワインに特徴があるのはもちろんのこと、建物や装飾にも個性がある。そのワイナリーの一つ、宿泊施設を伴う B&B Chateau Chantal(15900 Rue de Vin)では、グランドピアノによる生の演奏を聴きながら、美味しい料理とワインとブドウ畑の夕景色を堪能するという贅沢な時間(宿泊客に限定)が用意されている。展望も抜群。

 市の周辺には地ビール工房(Breweries)やウィスキー蒸留所(Distilleries)もあり、観光の楽しみとして注目されている。

 トラバース・ベイ沿いは、水辺に面したレストランが意外に少ない。そんな中、ダウンタウンからも近い、数少ないウォーターサイドのレストランが Apache Trout Grillだ。(ダウンタウンから北西に数マイル。)地元の人から、味も雰囲気も良いと評判の店だ。予約は受付けないので、オフシーズンの平日で待つ人がいるほど。特産の料理があるのも嬉しい。
住所:13671 S. West Bayshore Dr. Traverse City
ウェブサイトhttp://www.apachetroutgrill.com

Traverse Cityについて

詳細、その他の情報は地元観光局のサイトhttp://www.traversecity.com/ で。

Traverse City Convention & Visitors Bureau
住所:101 W. Grandview Parkway, Traverse City, Michigan 49684

小さい町ながら、各種コンサートや観劇、アートギャラリーや博物館も多数。また、周辺にはアメリカ先住民族が経営するカジノ&ホテルも数件ある。

 ミシガン州北西部のトラバース・ベイに位置するトラバース・シティーは、シカゴ、ウィスコンシンからの地の利もあり、ミシガン有数の避暑地、別荘地として州内外から知られている。

 ジャック・ニクラスが設計したゴルフコースで有名な“グランド・トラバース・リゾート”を筆頭に、ベイ沿いにはバケーション客用のホテルやインが立ち並び、キャンプ場もベイ沿い(州経営)や周辺の湖に点在。水辺のリゾート地らしく、夏はヨット、ジェットスキー等のウォータースポーツ、冬は各種スノースポーツとアクティビティーも多彩だ。地元特産のチェリーが、花の時期、収穫の時期に、他の土地にはない景色や恵みをもたらしてくれる。Sleeping Bear Dunes National Lakeshore の広域な砂丘と、そこから眺めるミシガン湖の壮大な展望は、どの季節に行っても息を呑む美しさ。四季それぞれの美しさ、楽しみ方があり、北ミシガンの親しみやすさに溢れる土地柄だ。

 今月号では、そんな魅力溢れるトラバース・シティー(以後、TC:地元誌等でも、この名称)について、オールシーズンの観光と冬のアクティビティー情報をお届けする。

ダウンタウン周辺

 TCのダウンタウンは、小奇麗な落ち着きのある一画。レストラン&バー、ギフトショップなどが立ち並ぶ。特産チェリーの食材店、チェリーをモチーフにした小物店、ウォータースポーツ(特にヨット)を題材にした美術&絵画を扱うギャラリーが多いのも特徴。現在、ミシガン州を中心に15店舗展開中のパイ専門店『Grand Traverse Pie Company』の第一号店もここ。(525 West Front Street)

 街中にあるオペラハウスは、小さいながらも装飾が施され、往年の繁栄を実感できる豪華さ。公演の無い日に見学が可能なこともある。

 有名観光地でありながら、案内のサインは少なめ(そこが良さでもあるのだが)。そこで、地域の情報パンフレットや地図をダウンタウン近くのVisitor Centerで入手することをお薦する。(101 West Grandview Parkway, Traverse City )*10月中旬からメモリアルデーまでは日曜日閉館

 古くは一帯の林業を支える交易と出荷の地として町が出来、シカゴの大火事(1871年)の後、大半の木材がここから湖を渡って運ばれ、復興を可能にしたと言われる。その後、急激に人口が増えて繁栄し、巨額の富を築いた人々も数多くいたそうだ。ダウンタウン周辺には、当時の面影を残す重厚な造りの邸宅が現在も残っている。地元観光局の職員によれば、林業で興隆した土地とあって、内装にも材木が贅沢に使われ、趣向を凝らしている邸宅が多いそうだ。林業の衰退と共に人口が減った後も、それら邸宅は別荘や引退後の住居として人気が高い。ゴーストタウン化しなかったのは、この土地が観光地として成功した証だろう。時折、邸宅のオープンハウスツアーが組まれるという話なので、観光局のサイトなどで情報入手してみては?

再開発~ニュースポット

 ダウンタウンから車で数分のGrand Traverse Commonsは、ここ数年間に再開発された一画。なんと、大規模な精神病療養所の跡地。敷地は480エーカーと、ピンとこないほどの広さだ。療養所時代の敷地内には、食料の自給自足を目指して牧場や農場もあったそう。とんがり屋根がお城を思わせる元病棟は大修復が進み、半地下には洒落たレストランやお店、画廊が入り、現在は人気スポットになっている。ちなみに階上は分譲アパートメント(日本で言うマンション)。

 別棟の元ランドリービルディング(洗濯施設)は、ワイナリーに変身し、パブもある。ベーカリーや手作りチーズケーキの店もあり、レンガの窯で焼き上げたパンは住人にも観光客にも定評。しかし、未修復の建物も残り、その荒み具合をみると、いかに大きな再開発プロジェクトであるかが分かる。宿泊施設に変える計画もあるそうなので、今後の展開にも注目したい。
ウェブサイトhttp://www.thevillagetc.com/

ワイナリー

 近年、人気を博しているワイナリー巡り。10月はワイナリーの観光客で非常に賑わう。北西部一帯には何十というブドウ果樹園、ワイナリーが点在し、試飲、即売を提供する所も多い。特にダウンタウンの北東、トラバースベイを二分しているOld Mission Peninsulaは、縦22マイル、幅1マイル程の細長い半島ながら、7つものワイナリーを有し、ワイナリーの梯子に好都合。それぞれのワインに特徴があるのはもちろんのこと、建物や装飾にも個性がある。そのワイナリーの一つ、宿泊施設を伴う B&B Chateau Chantal(15900 Rue de Vin)では、グランドピアノによる生の演奏を聴きながら、美味しい料理とワインとブドウ畑の夕景色を堪能するという贅沢な時間(宿泊客に限定)が用意されている。展望も抜群。

 市の周辺には地ビール工房(Breweries)やウィスキー蒸留所(Distilleries)もあり、観光の楽しみとして注目されている。

 トラバース・ベイ沿いは、水辺に面したレストランが意外に少ない。そんな中、ダウンタウンからも近い、数少ないウォーターサイドのレストランが Apache Trout Grillだ。(ダウンタウンから北西に数マイル。)地元の人から、味も雰囲気も良いと評判の店だ。予約は受付けないので、オフシーズンの平日で待つ人がいるほど。特産の料理があるのも嬉しい。
住所:13671 S. West Bayshore Dr. Traverse City
ウェブサイトhttp://www.apachetroutgrill.com

Traverse Cityについて

詳細、その他の情報は地元観光局のサイトhttp://www.traversecity.com/ で。

Traverse City Convention & Visitors Bureau
住所:101 W. Grandview Parkway, Traverse City, Michigan 49684

小さい町ながら、各種コンサートや観劇、アートギャラリーや博物館も多数。また、周辺にはアメリカ先住民族が経営するカジノ&ホテルも数件ある。