Friday, June 21, 2024

Third Monk Brewing Company – South Lyon, MI

Third Monk Brewing Company - South Lyon, MI 1

DSCN1718文&写真 by ヤマトノオロチ

口の中に広がる香りとギャラクシー・ホップの渋さがまるで、ペアダンスのようなおもしろさを演出しているのが、Hop Tango。British style のPale AleのTempestとWheat beerのBird the whistleを50/50にして作ったIPAだ。ミキシングの微妙なバランス。

TempestもBird the whistleも単独では出していないミステリアスさもいい。

DSCN1726“Grand River Craft Beer Corridor”(グランドリバー クラフトビール街道)――。グランドリバー沿いや、その近辺のオークランド郡には最近若手が経営するブリューワリーがいくつかオープンしているが、これを彼はそう名付けた。Hop Tangoを作るこのbrewmasterは元L.A.のフリーランスのレコーディング・エンジニアだ。この近辺が地元で、昨年ブリューワリーをオープンさせた。

DSCN1730サウスライオンの中心通りLafayette Avenueにユニークな聖教師のロゴ、がここの目印。聖教師はL.A.のデザイナーが描き、周囲の木版画はいとこのアレンジ、モダンかつノスタルジックな黄系の背景はインド系の人に描いてもらった、という。マイクロ・ブリューワリーなので、店内はこじんまりとしている。ブリューワリーのポリシーもシンプル。「FlokのQRコードの活用。マグクラブはなし。HPもシンプル。自分ともう一人のバーテンダーで切り盛りしているから、ビールについて話したいときはいつでも寄って欲しい」。数百人のカスタマーケア、メンバーシップに付随するマグ(ジョッキ)の管理やイベントなどの運営で多くの他のブリューワリーは悲鳴を上げているらしい。そういうビジネスを極力カットしている。

DSCN1721Third Monkはお客さんがそれぞれここにきた時にQRコードをスキャンして、5回で$2の割引。「Untappedという、ビール愛好家のAppがあるから、それを参考にすればいいよ」とも。

マーケティングにかける労力を最小限にするのはすべてビール作りのためだ。4月に行われた2016 World Expo of BeerのEnglish Pale Ale部門ではLyon Pride Strong Bitterは第3位。Bitterといってもただ苦いのではなく、深褐色の切れのいい仕上がり。ちなみに

第1位は大手会社のSamuel Adamsというから、その実力のほどが窺える。

DSCN1732「GoalはImperial作り」。IBU(International Bittering Unit)50-90ぐらいで、苦味のないビールを造りたいという。どうしてサウスライオンに、の問いには「ここは交通量がいいから。いつもAnn Arborに向う車が通るよ」。

L.A.でフリーランスをしていた時、Columbia Recordsから売り上げ総計250万枚の記念の楯をもらった、と言いながら誇らしげに見せていただいた。テープ、レコード、CDと音楽業界の変遷を目の当たりにしながら、地元ミシガンでビジネスの機会を求めて戻ってきた彼のしなやかかつ強靭なメンタリティーは他にはないユニークさだ。

Third Monk Brewing Company

228 S. Lafayette, South Lyon, MI 48178

【電話番号】248-278-6366

【ウェブサイト】http://www.thirdmonkbrewingco.com/

マイクロビューワリーなので食事の提供なし。子供は午後9時まで。チップ類、ソフトドリンクは販売あり。キャーリーアウトの持込やオーダーが可能。

Drafting Table Brewing Company – Wixom, Michigan

Drafting Table Brewing Company - Wixom, Michigan 6

DSCN1396ミシガン南東部にまた新しいブリューワリーが4月にオープンした。

Wixom出身のオーナーは、大学で建築学を専攻した。パートナーはインテリアデザインが専門。内装は、すっきりとしたモダン・インダストリースタイルで、ナチュラル。テーブルは木目調。バーの反対側の壁面には、ドラフティング(製図)用具を使ったアクセントが飾られている。コンパスは店のロゴにもなっていて、コースターの図柄に使われている。オーナーはドイツに住んだこともあり、ヨーロッパのいろいろな国を旅したことから、オーナーが描いたその土地ごとの建築物のスケッチも飾られている。

DSCN1389モダンな店内だが、オーナーのドイツでの経験がここのビールにも反映されている。「ドイツ 純粋令」はあまり耳慣れないものだが、政治的な規則ではなく、実はビールの醸造についての法令だ。1516年に制定された「Reinheitsgebot (German Beer Purity Law)」はビールの原材料は、麦芽、ホップ、水、酵母のみとする、法律だ。これまでに紹介してきたブリューワリーの中には、かんきつ類やコリアンダーの風味を加えたビールを作っているところもあるが、この法令はこれら4つ以外の原材料は禁止した。ライ麦などのパンの原料がビールに使われ過ぎて価格の高騰や原材料の不足が起きないようにするため、異教徒はハーブを使っていた、など歴史や宗教上の理由があったそうだ。そのおかげでドイツのビールは高品質を保ち続けた、という結果もある。「1516 Munich Dunkel」(ABV 4.7)はこの法令の500周年を祝ったビール。ダークビールだが切れ味が良く、どことなく酸味が感じられるのはその原材料ゆえか。

DSCN1388店の中をぐるりと見渡してもう一つおもしろいものを見つけた。「パスツール」というフランスの細菌学者の名前は、誰もが一度は聞いたことがあるのではないだろうか。19世紀に「首の曲がったフラスコに肉を入れ、腐る様子を観察した」といえば、中学生ごろに理科の教科書で見たことがあるに違いない。病原菌の存在を発見した彼は1893年にアメリカから、ビールの醸造で特許を受けていたのだ。ビールのタンクのイラストと特許の証明書のコピーが飾られている。英語のPasteurization(殺菌)はパスツールの名が由来だ。

DSCN1372ビールを楽しみにきたのに、何だか歴史や化学の勉強にきたようだ。これもビールは長い歴史をもつからなのだろう。

「地域のレストランやお店も楽しんで欲しいから」、と食事の提供はない。同じ並びにはピザや、チャイニーズなどお店もあり、キャリーアウトの持ち込みが可能。

DSCN1374Drafting Table BCはPontiac TrailとOld Wixom Rdが交差するところにある。

49438 Pontiac T rail, Wixom, MI 

T: 248-956-7276     

http://draftingtablebeer.com

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Scrambler Marie’s – Canton, Michigan

Scrambler Marie’s - Canton, Michigan 1

IMG_6683朝食系のメニュー、特に卵料理の軽食メニューを主に出しているレストラン。トレド(Ohio)の家族経営のチェーン店がミシガンにも進出し、現在はデトロイト郊外に3店舗ある。

“新鮮な卵”がお店の売り。トレードマークは割った卵の柄で、看板にも使われている。

取っ手のついた器に、たっぷりの炒め野菜やミート、チーズ、そして自慢の目玉焼きが重なった“Skllets”、薄いパンケーキ(クレープよりは厚め)で具材とスクランブルエッグを包んだものなど、典型的な食材の組み合わせながら、バラエティーに溢れている。

IMG_2141パンケーキ、ワッフル、フレンチトーストのバリエーションも豊富。主食になりそうなサラダやチキンメニューもある。

内装は、特にカントリー調ということもなく、シンプルで“普通”。ややノスタルジックなソファーや食器が家庭的な雰囲気。気取りがなく、明るく、男女どんな年齢層にも入りやすそうだ。

営業は早朝6時半から午後3時まで。

www.scramblermaries.com

【住所】43225 Ford Road, Canton, MI 48187
【電話番号】(734) 844‐1569

【住所】27909 Orchard Lake Road, Farmington Hills, MI 48334
【電話番号】(248) 994‐7388

【住所】31946 Gratiot, Roseville, MI 48066
【電話番号】(586) 294‐3106

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Kickstand Brewing Company KBC – Commerce Twp, MI

Kickstand Brewing Company KBC - Commerce Twp, MI 5

DSCN0961今年2月の開店から好調な出だしの、Kickstand Brewing Company。Commerce TWP.にあるこのブリューワリーは週末はごった返すほどの人気の場所。高い天井に大きな壁面。スポーツバーとは違った、開放的な空間がこのブリューワリーの特徴。9000Sq.Ftのダイニングエリアをもつこのスペースは、以前アパレル店が入っていた場所だ。あまりの巨大なスペースはスポーツ番組を映し出すスクリーンさえ小さく感じさせてしまう。何とか、席を確保しようと、相方といっしょにバーエリアに滑り込んで、飲み物と食事を楽しんだ。

Commerce TWP自体はもともとはデトロイト住民の保養地として開けた。後に人口が増え、湖沿いのコッテージはアパートに姿を変えていった。今やexpress way M-5はFarmington、Noviを抜けCommerce TWPで終着となる。Pontiac Trailまでのexpress wayは周辺の開発でにぎやかさを増した。でも、昔ながらの雰囲気を残すのがこのブリューワリーのあるUnion Lake Rd界隈だ。

IMG_9322 共同オーナーの二人は地元の高校のクラスメート。今隆盛のミシガン・ブリューワリー業界で、このブリューワリーが“ローカル”といえるのは、まずオーナーが地元出身だからだ。自宅でビールを趣味で作ってきたが、この業界に足を踏み入れた。でも、これだけのスケールのスペースはビールだけでアピールはできない。そこで特徴的なのが、キッチンのクオリティーの高さだ。Noviやその周辺では既にご紹介したとおり、十指を超えるブリューワリーがある。多くは、キッチンを持たない。Kickstandはあえて、このスペースに耐えうるようなベストなシェフチームを揃えていると言える。

DSCN1090Short rib poutineはカナダ発祥のアペタイザー料理。ポテトフライに、ショートリブにクリーミーなグレイビー(肉にかけるゆるめのソース)と、サワー風味のチーズの一品。「ここで

DSCN0946一番人気のある料理は」のリクエストにマネージャーがすぐさま「これ」と言った一品だ。

Brewery Burgerも気の利いたものだ。ロゴのように“KSB”が入ったバンに飛び出すばかりのベーコンとポテトフライ。ピザも数人でシェアできるぐらいの大きさだ。「また来たい」と思うような満足度だ。ウエイティングのスタッフも店のロゴの入った黒のTシャツで、本当にこまめなサービスが行き届いている。スポーツバーの喧騒の中にいながら、スペースの大きさでそんなことも感じられないような開放感があるこのブリューワリーは「アメリカンテイスト」の雰囲気を味わいたい人にぴったりかもしれない。

IMG_5975ビールは”Flight”(サンプラーのこと)でまず好きなものを見つけるのもいいだろう。Deralla IPAはほろ苦いがフルーティー。ソラチホップを使ったピルスナーはすっきりしている。

さて、Kickstandとは自転車のスタンドのことをさす。ダイニングエリアには開放感あふれるスペースを生かして、自転車が掲げられている。バイクライド(サイクリングのこと)が好きなオーナーの趣味を反映している。

Kickstand Brewing Company

3050 Union Lake Road, Unit 4A,  Commerce TWP., MI 48382

kickstandbrewingco.com

Arbor Brewing Company Microbrewery – Ann Arbor, MI

Arbor Brewing Company Microbrewery - Ann Arbor, MI 5

DSCN1044Arbor Brewing Company(ABC)はミシガン州のブリューワリーの萌芽期(1990年代)Ann Arborのダウンタウンにできた。長くYpsilantiに住んでいたオーナーは、ボトリングを含めた一般市場への拡張を目指してEastern Michigan Universityのキャンパスからすぐのdepo townに2006年にフルキッチンをもつマイクロブリューワリー(Corner of Arbor Brewing Company)を建てた。バックヤードには200席のビアガーデンがあり、ここで歓迎会や結婚式などのイベントを行う人もいるそうだ。

DSCN1008ほかのブリューワリーと大きく違うのが自ら西海岸以東で初めての“solar brewery”と呼んでいること。ブリューワリーを支えるシステムはGreen brewery project。これはかつてのミシガン大学の学生が、修士論文のための研究を実際のミシガン州のブリューワリーにビジネスとして発展させたものだ。飲み物の品質だけではなく、ブリューワリー産業が太陽エネルギーと水の持続可能な有効可能利用を目的としたシステム。Arbor Brewing Companyはこのプロジェクトの代表例だ。

DSCN1033ABCでは144枚のソーラーパネルで太陽熱を電気に変えている。チューブの中のお湯の温度は常に55-100Fに保たれている。ブリューレストランの窓にはすべて熱遮断材が使われており、ライトもすべてLED。ここYpsilantiに拡張した際の100万ドルの投資費用は10年で返済のめどが立っており、「エネルギーの節約とコストの節約両方にもなっている」とマネージャーのBrian氏は語っていた。

ブリューワリーを訪れた日はあいにくの雨だったが、快くビアガーデンの後方にそびえる別棟の「ドーム」のツアーに連れて行ってくれた。ビールの製造、ボトリングを行っているためドーム内の温度は低めに調整されていた。内壁は熱遮断材で覆われ、バーボンの樽にビールを寝かせて作るAged beerの樽が天井まで積み上げられていた。4月にデトロイトタイガースのオープニングデーにリリースするStrawberry Blondeが瓶詰めの台に並んでいた。

DSCN1024DSCN1015季節限定だが、Sour Belgian(酸味の利いたベルギースタイルのビール)も、このブリューワリーの特徴の一つ。シトラスの風味を生み出すイーストとラクトースを使って、独特の黒い深みのあるビールを作る。

キッチンで使う食材は地元のものが主だが、裏庭で育てた野菜も用いており、ブリューワリー全体のコンセプト(Symbiosis)が貫かれている。

ゆったりと広いレストランには大学関係者、日系企業の人も訪れるという。サンドイッチ、ピザ、キッズメニューがある。ギロ、ガーリック味の豆腐をはさんだホギーサンドイッチはユニーク。

Arbor Brewing Company Microbrewery

720 Norris Street, Ypsilanti, Michigan 48198

T: 734-480-BREW

ウェブサイト:http://www.arborbrewing.com

 

Draught Horse Brewery – Lyon Township, MI

Draught Horse Brewery - Lyon Township, MI 4

DSCN0901これまでにGrand River Avenue沿いのブリューワリーをいくつか紹介してきた。NoviのAscension Brewing Co.がその真ん中に位置するとすると、東はFarmington Brewing、西にはるか先に行ったところが前回紹介したE t e r n i t y Breweryだ。Noviから少し西にあるNew HudsonにDraught Horse Breweryがある。

Lyon TownshipのGrand River Avenue の六差路、といえばピンと来る人がいるかもしれない。用事を足すために馬にまたがって行く、といったはるか二世紀前の古の雰囲気をかもし出すブリューワリーだ。

DSCN0157店内はまさにHorse barnの雰囲気が満点。天井からは鞍(くら)や鐙(あぶみ)などの馬具がかかっている。カウンターの中央には蹄鉄(ていてつ)をモチーフにしたロゴ。蹄鉄の中のdとbの文字が馬具をイメージさせる。ブリューガイ兼オーナーは二頭の馬を所有している、というからその志向がブリューレストランのコンセプトになっている。お店の名前も、“draught”=ドラフトビール、と“荷車”をかけているのも心憎い。

DSCN0910店内はいつも満員。ブリューワリーの入り口ではいつも順番待ちの人でいっぱい。去年の9月にオープン。待っているお客にも飲み物の注文を取りに来てくれるのがうれしい。そして会話が弾む。隣りで同じくテーブルが空くのを持っている人にこのブリューワリーの魅力をきいてみた。「食べ物がおいしいこと、ビールもおいしいこと」。「はじめてこのブリューワリーに来たけれど、いいところだね」。

DSCN0150NoviのAscension 同様、ビールのほかにシェフがいるフルキッチンがある。“ Mac Cheese”は made to order(注文を受けてから調理し始める)で、チーズや野菜が選べ、ちょっと強めにガーリック味がきいているけど、みんなおいしいと言っている、と先ほどの隣の待ち合いの人。サンドイッチは独特のプレッツェルブレッドに“ポッパー”と呼ばれるポップコーンのように小さいサイコロ型のフライドポテトがキュートだ。薄いクラストタイプのピザも“create your own”でチーズとトッピングのチョイスが広い。

さて、Double IPAのHay two hand、サンプラーに入っていたKolschなど、ユニークなスペシャルビールもあったが、やはりフラッグシップのFoundation IPA (ABV. 6.1)はコクがあり切れ味もいいので、自慢のビールだ。

DSCN0146日が落ちてからの店内は板張り風の壁、ランプのともし火の中、カジュアルながらも落ち着いた雰囲気が楽しめる。日本では体験できない、馬車の通っていた日々に思いをはせ、ゆったりとした時間と空間を楽しめるブリューワリーだ。

文&写真 by ヤマトノオロチ
57721 Grand River Ave.,

Lyon Township, MI 48165

(T) 248-617-3000

draughthorsebrewery.com

Eternity Brewing – Howell, MI

Eternity Brewing - Howell, MI 1

DSCN0761アメリカの“キャリア”とは「自分の納得する道を極めること」というのがまさにぴったりなブリューカップルに会った。日本人の人口が比較的多い Novi と Ann Arbor のどちらからも30分ほどのところに Howell がある。

Mikeと Daynaは University of Michigan在学中はLabのパートナーだった。ME(機械工学)のBS(学士)、MS(修士学位)を有している。日本では「キャリア教育」と盛んに叫ばれているけれど、二人は「リタイアしても何かできること」としてエンジニア職ではなく、地域に根ざしたブリューワリーをキャリアにした。

DSCN0790なれそめを最初から聞くと失礼と思い、どうしてビールの醸造を始めたのか、とまず聞いてみた。「クリスマスのプレゼントに、ビールの醸造キットをもらったから」とMike。U-Mの修了を機にDaynaや仲間たちとBreweryを廻ったそうだ。ミシガンのBreweryで影響を受けたのは、「Bell’sとFounder’s」。ともに、ミシガン州のBreweryの大御所であり、スーパーの売り場では全国大手ブランドよりもセレクションは多く見受けられる。

さて、正直なところどうしてHowellに、との問いの答えは「Daynaの家族がここ出身だし、自分もHollandに家族がいるから」と。「ミシガン産のホップを使っているのも地元の産業をサポートしているから。ゆくゆくはホップ以外もミシガンのものを使いたいけれども、まだそこまで産業が発達していないから」。Mikeの語っている内容はこれまでに訪れたBreweryでも聞いた言葉だが、若々しいけれど、どこかほかの人とは違った素朴さを感じさせ、納得させられてしまった。「お店に来てくれる人たちのビールの好みを参考にして、それに適うように作り続けている。

キッチン(食事の提供もするBrew-restaurant)を持つかはまた別のビジネス。ビール作りが第一のプライオリティ」。経歴を聞いてしまうと多くのなぜ、が湧いたけれど心底ローカルとビール作りに賭けているのだ。

DSCN0766店内のビールメニューのボードには 「Homebody series」(コアのビール)、「Journey series」(季節限定)、「Imperial series」(やや高アルコール度)の3つのセクション。サーバーのノブ数を数えると17でメニューと同じ数。「3つのバレルしかないので、次から次へと新しいビールを出している」というが、これは驚異的な回転数。メニューブックに添えられた、二人の開店1周年に寄せてのメッセージから、その努力が伝わってくる。

ポップコーン等のスナック以外の食事の提供はなく、”BYOF”(Bring Your Own Food)。

DSCN0785客層は若者から熟年まで様々で、すでにしっかりと地域に定着。もちろん子ども連れのためのボードゲームや自家製の甘いけれども、これが本当といえるような“臭さのある”ルートビールもうれしい。Torn in Two IPA(ABV. 7%)が一番の人気だそうだが、この日多くのお客さんが口にしていたMidnight Progress Porter (ABV. 5.7%)も大麦の芳香が利いていて素晴らしい。

二人はリリース2週間で既に「5回も観にいった」というほどStar Warsのファン。この先も映画のモチーフ同様に未知のスケールの驚きと感動を発信しそうだ。

Eternity Brewing

4060 E. Grand River Ave., Howell, MI 48843

www.eternitybrewing.com

Detroit Beer Co. – Detroit, MI

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Detroit Beer Co. - Detroit, MI 2

DSCN0627ミシガン州での最も世界的に注目されているイベントの一つのデトロイト・オートショー。1月11日からの開催に向けてオフィシャルサイトも既に充実。今回はそのサイト中で “Dining in Detroit”として店内写真が公開されているDetroit Beer Co.を紹介する。

ダウンタウン・デトロイトのまさに中心から郊外へ放射線状に伸びるWoodward Avenue.日本国総領事館が入っているRenaissance Centerから西に1ブロックにあり、今はなきHudson’s Department Storeの解体から、現在勇姿を誇るThe Spirit of Detroit、Minoru YamsakiのデザインしたOne Woodwardのビルなど、デトロイトの歴史を見守っている。

DSCN0640そこからCampus Martiusを通り抜け、Monroeから21世紀のデトロイトの新しい姿を示すComerica Park、Ford Fieldをめざす途中、Detroit Opera Houseの真向かいがDetroit Beer Co.。一年の中でも自動車ショーの時期が最もにぎやかで2階まで世界各国の自動車関係者でいっぱいになる、という。

DSCN0610“Detroit Beer”のブランドネームに恥じないLocal 1529 IPA (6.4%) はほかのBreweryよりも少し深めのボディー色でフルーツの香りかぐわしい一品だ。ホップは他でも使われているCentennial, Columbusのほか、Falconer’s Flightという西海岸ビールのメッカ、ワシントン州のホップを用いている。最近、日本でもWest Coast 産のビールが注目を浴びているので、ここで味比べといきたいものだ。また、バーテンダーが次に推すのはMichigan Grown Pale Ale。モルツとホップは全てミシガン産。IPAよりも芳香が控えめだが、苦味が苦手な人にはこちらの方がミシガンの味を楽しめるかもしれない。

DSCN0641気さくな若者BrewmasterのJustinは、系列のミシガン・クラフトビールの老舗Royal Oak Breweryで4年間Brewチームを務めた後、1年前からここのbrewmasterに。MazdaがFlat Rockで生産していたとき働いていた父は、日本に行ったこともあるという。「自分も日本にいつかは行ってみたい」という。ミシガン州立大学では心理学を専攻し、在学中から「大学の寮じゃなくて、もちろんオフキャンパスの部屋で」ビールを造り始めたそうだ。現在はWayne County Community Collegeで“ビール醸造“クラスの講師も務めている。ミシガンは全米でもトップクラスに入るクラフトビール産業が盛んな州。WCCCではこの成長産業に人材を送り出すためにこのコースを設置。地元の人々がスペシャリストとして地元成長産業の仕事に就くことを後押ししている。

DSCN0637People Moverの駅の真下だが、ビールの味とともに気になるところはダウンタウン・デトロイトという立地。この日は、気軽にランチのための客層も見られた。ウエイティング・スタッフもとてもフレンドリー。特にランチメニューはないが、サンドイッチは値段も$10前後でボリューム感は価格以上。サイドメニューで選んだポテトフライもラティス形をしていて、見た目もうれしい。

店内には往年のデトロイトを語る写真パネルが多数飾られている。歴史を尊重しながら、2003年開業のbreweryはデトロイト・ダウンタウンの再開発の旗手の一つ。新しい世代の代表選手としてのbrewmasterは”クラフトビール作りが、典型的な白人、男性、に限らず多様な作り主へと広がっていく“ことを期待している、と語った。

Detroit Beer Co. 

1529 Broadway, Detroit, MI 48226
Tel: (313) 962-1529
www.detroitbeerco.com

Umacamon Japanese Kitchen – Chicago, IL

Umacamon Japanese Kitchen - Chicago, IL 1

DSC_6084Umacamon Japanese Kitchen うまかもん~シカゴ

ミシガン拠点の弊紙がシカゴのレストランをレボートするのは初めて。夏に開店したばかりの日本食レストラン『うまかもん』を取り上げた理由は、ミシガンやオハイオから日本食材や日本書籍、日本酒を買い出しに行くMitsuwa(ミツワマーケットプレイス)から1.5マイル程と近く、そして、昼は洋食屋、その後はスイーツを出すカフェとなり、夜は居酒屋と様変わりする、言わば3倍楽しめるお店であるため。

DSC_6091夜の居酒屋メニューが特にユニークで、『うまかもん』の名から察せられるように、九州にまつわるものが数多い。豚骨ラーメンやもつ鍋など、本場スタイルが味わえる他、オーナー自らが九州の酒造を訪れ吟味して取り寄せているレアな焼酎や日本酒も揃っている。もちろん九州産ばかりではない。ワイン、発泡酒、ビールの品揃えも相当なもので、日本でも品切れになったほど人気の高いコエドビール(埼玉県)の「紅赤」も置いている。

IMG_2638オーナーの一人であるホンマ氏はミシガンに在住していた時期もあり、ミシガンからの来店に大喜びして歓迎の意を表してくださった。「お客さんに喜んで頂けるように、試行錯誤を重ねている」という。日本食レストランと謳う店は多いものの日本人オーナーのお店は少ない現状を憂いて、仲間と共に、「日本人経営、日本人シェフによる、日本人の繊細さを忘れない料理を提供するお店」としてオープンしたそうである。

店の売りは、厳選した食材。中でも一押しは夜に提供している焼き鳥などの串焼き物で、本格炭焼きと焼き加減にこだわった品々である。

DSC_6103ランチタイムには、カレー、オムライス、ハンバーグ、エビフライなど、洋食の王道メニューを提供している。オムライスが$7.99というお手軽な値段設定も嬉しい。オーナーがとりわけ薦めるのは、じっくり煮込んだ自信のカレーとシチューで、カレーはプレーンカレーに、ビーフ、シーフード、トンカツなど好きなトッピングをいくつでもオーダーできるアレンジ自由なスタイル。

カフェタイムには、ミニタルトやマカロン、ムースの他、ランチタイムにも出している巻き寿司や寿司丼も注文できる。

開店当初は、あまりの人気ぶりに対応が大変なほどの状態になったとのこと。

shochu今(2015年11月)では多くのファンが定着し、こだわりの食材とメニューを届けている。シカゴへ行く折には是非ご来店を!

うまかもん

ウェブサイト:
www.umacamon.com

住所1673 Algonquin Rd
Rolling Meadows, IL 60008
電話  224-318-2489

開店日時

*月曜日はランチのみ

ランチ     毎日: 11:30-2:30pm
カフェタイム 火-日: 2:30pm-5:00pm
ディナー 火-日: 6:00pm-12:00am

ホリデーシーズンの ブリューワリーの楽しみ方

ホリデーシーズンの ブリューワリーの楽しみ方 4

文&写真 by ヤマトノオロチ

DSCN0458 今回は、トピックを2つに絞っていこう。

一つ目はホリデーシーズンなので、ファミリーに優しいブリューワリーのイベントの紹介だ。アメリカではこの12月に「サンタ・ブランチ」があちらこちらのレストラン等で行われる。家族みんなで日曜日のブランチを楽しみながら、サンタクロースと一緒に写真を撮るイベントだ。日ごろはテレビのスポーツゲームの大音響や人々の話し声でにぎわうブリューワリーも趣がガラッと変わって、ドレスやスーツで着飾ったかわいらしい姿と笑い声があふれる。

正統派のビールを提供しているRochester Millsの「サンタ・ブランチ」は、広々としたパブレストランのスペースを十分に活かし、2回の完全入替制で行われるので、ゆったりと楽しめる。シェフの手で目の前で切り出されるハム、豊富なサラダや果物、アペタイザーに舌鼓をうつ。

10403664_10152917659544168_6898803988743946569_nRochesterダウンタウンでの「Big Bright Light Show」は11月中から既に始まっており、毎日午後5時から1月3日の深夜まで。カラフルなライトが、ミシガンの凍り付くような空気を凛(りん)と照らしてくれ、心地よい。

Rochesterに限らず、各地域のダウンタウンでもライトアップが行われているので、せっかくの機会を楽しみもう。

DSCN0434もう一つの話題は、地元ブリューワリーの缶入りビールの紹介だ。ミシガン州のブリューワリー数の伸びは今年も続いた。気がつくと、スーパーの棚には大手ビール会社のものよりも、各地のブリューワリーが作っているビールのほうがはるかに多い。スーパーで売られているミシガン産のビールの数は実際にブリューワリーで作られている種類の一握りにも満たないから、いかに膨大なセレクションがあることに気づく。

DSCN0430南東ミシガン地域のブリューワリの中で缶入りビール小売りで健闘しているのが、過去にも紹介したことがあるGriffin Claw。Griffin Clawは5種類に加えて季節ビールの”3 Scrooges”を発売した。Dickensの名作”Christmas Carol”の守銭奴の主人公をブランド名にした冬限定のエール。レーベルもクリスマスの雰囲気を盛り上げる。3様の表情のキャラクターは、「ブリューマスターの顔じゃないよ」とバーテンダーの談。オレンジ・ピールとスパイスがきりっ、と効いているすっきりした味。このほかにも前述のRochester Millsも5種類の缶入りをだしている。ミシガンらしい松のイラストのレーベル”Pine Knob Pilsner”はアルコール度も5.3%でほどよい。

100_0611ホリデーシーズンは仕事が休みの人も多いだろう。ゆったりとした気分で、地元ミシガンの味と時間を楽しんではいかがだろうか。

*Rochester Mills Beer Co.
Santa Branch 12月20日(日)10:30 & 12:30。

大人$22.95、子供$9.95(6歳以下は無料)。要予約。
www.rochestermillsbeerco.com

*Griffin Claw Brewing Company
www.griffinclawbrewingcompany.com

*その他書ききれないが、クリスマス、ニューイヤーのイベント、ファミリーフレンドリーなブリューワリが数多くある。

Dragonmead Microbrewery – Warren, MI

Dragonmead Microbrewery - Warren, MI 1

DSCN0220  「50年後に残るビジネスを」と、共同オーナー3人が考えた結果出した答えは「Brewery」だった。人々の好みはそれぞれに違うから、少ない生産量でバラエティーに富んだビールを提供する。それがDragonmead Microbreweryのポリシーだ。

American style 16種、Belgian 8種、Cask condition 1種、English style 11種、German style 5種、Russian 1種、Scottish 3種と、驚異的な数がメニューに載っている。しかも全て同じ敷地内で製造しているから、さらに驚く。

DSCN0259 オーナーのLarry氏に醸造システムのツアーを案内してもらったが、もっと驚いたことは、ビールの原材料はそれぞれのビールのスタイルにあわせてそれぞれの国のものを使っていること。山積された袋は、Fleming語、ドイツ語などさまざまな言語が印刷されていた。オープンは1997年だが、その当時からビールのワールドカップや世界的な大会で数々のメダルを獲得しているのも「ワールドクラスのビールを作っているから」と話していた。その言葉からは自慢と言うよりも、「50年後」を賭けた自信と成功への深い準備がうかがえる。

DSCN0256Larry氏は自動車業界で化学系エンジニアだった。麦芽を糖に変えるマッシュ・タンは「いまでも開業当時のものを使っている」と言う。「イギリスの製法はここで水を加え酵素を分解させる、ベルギー式は砂糖を加える。」とそれぞれの温度と糖分の違いを話しながら、「ここのシステムで毎日5種類のビールをコンスタントに造り、“カイゼン・システム”を活用しているのさ」とビール製造の工程を化学的で、しかもユーモアも交えて語ってくれた。ほかの二人のオーナーは同じく自動車業界でコンピューターサイエンス、メタル・モデルデザインを行っていたというから、まさに分野の違う3人の知恵と考えがこのbreweryの経営にうまくかみ合っているといえよう。

もちろん、「世界クラス」のビールをbreweryで楽しむのもいいが、多くの小売店で6種類のボトル入りを手に入れ自宅で楽しむこともできる。

DSCN0222Final Absolution (Abv. 10%) はベルギースタイル。重量感たっぷり。

Sin Eater (Abv.11%)もベルギースタイル。ビールの流通業者からのリクエストで作られたビール。ブリューワリーにはなく、ボトルで販売。14世紀にヨーロッパでペスト(黒死病)が大流行し聖職者も犠牲になり、罪あるものが赦免を受けずに病死した、という歴史的エピソードにちなんだ名前。

ブリューワリーで飲むなら、Jason’s IPA(Abv. 8%) がグレープフルーツの味でスムーズ。

1パイント$5.75-、ハーフパイント(約240 ml.$3.50-)でも注文できるのもうれしい。

Warren市にDragonmeadはある。ミシガンビール愛好家の中でも評判は高く、広く知れ渡っている。本格的なものを楽しみたいなら、ぜひ訪れたいブリューワリーだ。

Dragonmead Microbrewery

【住所】14600 E. 11 Mile Rd, Warren, Michigan 48089
(I-696 のEX26-Groesbeckからすぐ)。

【電話番号】586-776-9428

【ウェブサイト】www.dragonmead.com

文&写真 by ヤマトノオロチ

ASCENSION Brewing Company – Novi, Michigan

ASCENSION Brewing Company - Novi, Michigan 1

100_1863オープニングのハプニング

NoviにできたAscension Brewing Companyは今年7月のオープンで1週間でビールが売り切れ一時休業した“伝説”を作った。BrewチームのJoeyは「ビールを楽しんでもらえる、誰からも愛される場所を作りたい」と言う。

ミシガン州のブリューワリー産業の成長にもかかわらず、人口約57,000人のNovi市には10年ほど前にLocal Color Breweryが閉店してからは次に続く店がなかった。Ascension B.C.はクラフトビールのファンにとっては待望の店。本紙では以前、近隣のブリューワリー(サウスライオンのWitch’s Hat, ファーミントンのFarmington B.C., ノースビルのNorth Center B.C.)を紹介した。それらとの違いは何、とJoeyに単刀直入に聞いてみた。

DSCN0011「ビールのバラエティーとキッチンの充実」

「3人のチーフシェフがいて、ヘルシーな料理。ほかのところ(上記)にはキッチンがなくお客さんの料理の持ち込みはOKだけれど、うちは新鮮な料理で立ち寄って楽しんでもらいやすいプライス。もちろん他とは友好な関係を作っているよ」。メニューはアペタイザー、サラダ、スープ、ピザ、サンドイッチと店の奥行き以上にディッシュが充実。キッズ向けのメニューもある。

気になるビールのラインナップだが、「今日は16種類が出ている」バラエティーの豊かさ。ミシガン産のモルツとホップだけを使ったH.O.M.E.S.(IPA, ABV. 7%)はスムーズ。おもしろいところでは、ココナッツとアーモンドの風味を生かしたPorterの15 Mile Porter (ABV. 4.8%)は濃厚で楽しめる。

DSCN0017ユニークな“Crowler”

通常、クラフトビールは、お店でタップから注がれるのを楽しむ、缶入りをブリューワリーやスーパーで購入する、または各ブリューワリーでGrowler(0.5ガロン入りの各店のロゴの入ったビン。リフィルが可能。)入りを買う、が主流。Ascensionでは“Crowler”(1クオート、約946ml.)が購入できる。目の前でタップからビールを特製のアルミ缶に入れ専用の機械で密封する。「大手のビール会社のカンは大量生産システム。Growlerに入れられたビールは72時間が命といわれるけど、Crowlerでは光は遮断され3週間は保存できる」という。もともとはコロラド州のOskar Bluesが始めたという。家呑みしたい人、レクレーションの場で楽しみたい人にはカンのデポジットはないので試してみてはいかが(価格は各ビールの2倍)。

DSCN0013すこし愚問かもしれないけれど、Noviという場所柄日系コミュニティーへのアピールする点を聞いてみた。「日本人はクラフトビール好き。10月に出すBlond Aleには柚を使っているよ」。甘みのあるシトラスの味わい、を炭酸注入前のまさに醸造したままをサンプルさせていただいた(Abv 5-6%)。Ninjya BBQサンドイッチでキムチの味を生かしたのもさりげないアピールかも。

カントリーな外観。

10月10日(土)には駐車場に特設テントを張り、秋のイベントを行う。Pig Roast、スペシャルのビールのリリース、ゲームなどを予定。

Ascension B.C.はMarket Placeからすぐ。

【住所】42000 Grand River Ave., Novi, MI 48375

【ウェブサイト】http://ascension.beer/

Westview Orchards – Washington TWP, MI

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Westview Orchards - Washington TWP, MI 5

100_1821 ちょっと遠出の果樹園として人気の高いWestview Orchardsが従来のファーマーマーケット、パイベーカリー、フルーツピッキング、広大なプレイグラウンドに加え、昨秋wineryをオープン。マツ材のらせん階段を一気に上り詰めると開放感ある改装されたバーン(barn、納屋)の2階へ。そこでワインのテイスティングとスナックを楽しめ、木曜日夜には予約制“Thirsty Thursday”を提供している。200年の歴史を誇る1813年の入植。なぜ老舗のオーチャードが厳しい審査と6年の歳月を費やしてまでも新しい分野に進出したのか、をオーナーは静かにも熱く語ってくれた。

月に地元Romeo Peach Festivalが盛大に行われるが、12月以降の休閑期も収穫物に付加価値を与え、新しい観光農業(agritourism)のあり方を作ろうとした。もちろん思いつきではなく、オーナー姉妹の20年来の夢だった。後押ししたのはTraverse City近郊のWinery。ここも5世代にわたる農家の伝統があったが、思い切ってバーンを改装し、テイスティングルームを作った。“これなら自分たちにもできる”と。

100_1834Westview Orchards Winer25名限定の“Thirsty Thursday”。オーナーは“wineとfoodのpairing”と呼ぶ。巨大なロフトさながらの改装されたバーンの2階でワインについての話からはじまり、地元の店から仕入れた食素材やミシガン産チーズ、ラズベリードレッシング付きのサラダ、カバブ、ストロベリードーナツサンデーなどの中からその時々の季節のおいしさを4杯のワインとともに楽しむ。ワインを切り口に参加者の距離がぐっと近くなる、という。日本から親戚や知人が来たときにミシガンを知ってもらうのにはうってつけかもしれない($22/大人、要予約)。

ちろん家族でさくらんぼ、イチゴ、りんご、桃などの果物を摘み、そのあと従来のプレイグラウンドやペッティングファームで楽しむWestviewのあり方は変わっていない。オーナーは「小さいころ果樹園で遊んだ地元の子供たちが高校生となり、ここでアルバイトをしていく。自分の少女時代は果樹園労働の担い手はイタリアやドイツ系の人々だった。今やメキシコ系へと変わった。看護の仕事をしていたときに、病で苦しんで看病してあげた移民が何年か経って市民権を得て生活を立てていると聞き、その時々の波や多様性を感じる」と語る。Westviewは地元とともに時を歩んでいく果樹園・ワイナリーといえるだろう。

100_1832ワインはテイスティングルームでの購入のみ。$2/glass (6 oz)。

おすすめはSweet Revenge。甘くないので、オーナー曰く「名前をつけ間違えた」。$12.99/Bottle。Fearless Mike’s Hard Apple Cider は低アルコール度。$7.99/Bottle。

【住所】65075 Van Dyke, Washington TWP., MI 48095

【電話番号】586-752-3123
【ウェブサイト】
www.westvieworchards-winery.com/

North Center Brewing Company – Northville, MINorth Center Brewing Company – Northville, MI

<!--:en-->North Center Brewing Company - Northville, MI<!--:--><!--:ja-->North Center Brewing Company - Northville, MI<!--:--> 3

「ホームブリューワリーをしている人の99.9%は自分の店を持ちたいだろうね」。そう言って3年越しの夢をかなえた3人のグループがいる。North Center BC.は今年の4月にオープンしたばかり。Noviの閑静なサブデビジョンが続くTaft Rdを南に下り、8マイルからノースビルのダウンタウンまではものの10分とかからない。絶好のロケーションだ。マイクロブリューワリーのため、食事の提供はしていないので、外部レストランやファーストフードの持ち込みができるのはうれしい。ゴルフ帰りにまたはミシガンの日長の夕べの散歩あとに気軽に立ち寄れそうだ。

スタートアップしたばかりだが、それぞれのビールの完成度は高い。どれもよく炭酸が効いていて、ブリューガイが「醸造中のビールのことが気になって、真夜中でも見に来てしまう。まるで赤ちゃんの世話を焼くようにね。」と言っていたのもうなづける。

定番のIPAのほかにラインナップに名前が最近あがるのはスコッチスタイルのWee heavy (ABV. 8.1%)。とにかく甘い、と言われるがタップから注がれて時間が経つほど甘さが増す。

濃厚なテイストを好む人にはおすすめ。もちろんIPA(ABV. 5%)はすっきり仕上がっている。

いつもエールやラガーを飲み慣れている人はあまり手を出さないのがスタウト。でも、ここのImperial stout (ABV. 10.1%)はなかなかの仕上がり。濃さといい、グラスに残った注ぎあといい、コクといい、スタウトらしいスタウト。バナナの風味があるけれど、バナナとは全く無関係なベルギーのイーストを使ったBelgian Trippel (ABV. 8.2%)はスタウトとともに暑いミシガンの夏にぴったりだろう。

ミシガンでは去年、今年と多くのブリューワリーがオープンしている。もちろん、かつてはビールのブリューワリーがなかったこのNorthvilleにも複数がすでにオープンしている。

「どのブリューワリーとも協力関係を築いているし、ミシガンを活気づけたい気持ちは同じ」と言う。「質が安定したビールを。クラフトビールにこだわりがない人でもだれでもウエルカム」。“99.9%”の野心を現実にした若い3人のプランはさらに果てしない。「まずこの店を構えるのが第一段階。第二段階は缶、ボトル、ケグの生産施設を拡大していく」そうだ。

けれども、このNorthvilleやミシガンにこだわりももちろん強い。ステンレススティールのものは全てミシガン州 Lake Orion の仕上げ、店デザイン、建設そのものもミシガンやNorthvilleの会社が手がけた。さらに、壁面などの木材は130年以上前に立てられたミシガン州Owosso (Flintの西)にあった納屋のを使ったという。

最初に書いたとおり、食事の提供はしていないので食べ物の持ち込みができる。通りに面しており、店内も明るく、気軽に入りやすい。

文&写真 by ヤマトノオロチ

North Center Brewing Company

410 North Center Street,

Northville, MI 48167

Tell: 248-444-7967

www.northcenterbrewing.com

「ホームブリューワリーをしている人の99.9%は自分の店を持ちたいだろうね」。そう言って3年越しの夢をかなえた3人のグループがいる。North Center BC.は今年の4月にオープンしたばかり。Noviの閑静なサブデビジョンが続くTaft Rdを南に下り、8マイルからノースビルのダウンタウンまではものの10分とかからない。絶好のロケーションだ。マイクロブリューワリーのため、食事の提供はしていないので、外部レストランやファーストフードの持ち込みができるのはうれしい。ゴルフ帰りにまたはミシガンの日長の夕べの散歩あとに気軽に立ち寄れそうだ。

スタートアップしたばかりだが、それぞれのビールの完成度は高い。どれもよく炭酸が効いていて、ブリューガイが「醸造中のビールのことが気になって、真夜中でも見に来てしまう。まるで赤ちゃんの世話を焼くようにね。」と言っていたのもうなづける。

定番のIPAのほかにラインナップに名前が最近あがるのはスコッチスタイルのWee heavy (ABV. 8.1%)。とにかく甘い、と言われるがタップから注がれて時間が経つほど甘さが増す。

濃厚なテイストを好む人にはおすすめ。もちろんIPA(ABV. 5%)はすっきり仕上がっている。

いつもエールやラガーを飲み慣れている人はあまり手を出さないのがスタウト。でも、ここのImperial stout (ABV. 10.1%)はなかなかの仕上がり。濃さといい、グラスに残った注ぎあといい、コクといい、スタウトらしいスタウト。バナナの風味があるけれど、バナナとは全く無関係なベルギーのイーストを使ったBelgian Trippel (ABV. 8.2%)はスタウトとともに暑いミシガンの夏にぴったりだろう。

ミシガンでは去年、今年と多くのブリューワリーがオープンしている。もちろん、かつてはビールのブリューワリーがなかったこのNorthvilleにも複数がすでにオープンしている。

「どのブリューワリーとも協力関係を築いているし、ミシガンを活気づけたい気持ちは同じ」と言う。「質が安定したビールを。クラフトビールにこだわりがない人でもだれでもウエルカム」。“99.9%”の野心を現実にした若い3人のプランはさらに果てしない。「まずこの店を構えるのが第一段階。第二段階は缶、ボトル、ケグの生産施設を拡大していく」そうだ。

けれども、このNorthvilleやミシガンにこだわりももちろん強い。ステンレススティールのものは全てミシガン州 Lake Orion の仕上げ、店デザイン、建設そのものもミシガンやNorthvilleの会社が手がけた。さらに、壁面などの木材は130年以上前に立てられたミシガン州Owosso (Flintの西)にあった納屋のを使ったという。

最初に書いたとおり、食事の提供はしていないので食べ物の持ち込みができる。通りに面しており、店内も明るく、気軽に入りやすい。

文&写真 by ヤマトノオロチ

North Center Brewing Company

410 North Center Street,

Northville, MI 48167

Tell: 248-444-7967

www.northcenterbrewing.com

ThumbCoast Brewing Company – Port Huron, MIThumbCoast Brewing Company – Port Huron, MI

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<!--:en-->ThumbCoast Brewing Company - Port Huron, MI<!--:--><!--:ja-->ThumbCoast Brewing Company - Port Huron, MI<!--:--> 1

Blue Water Bridgeはミシガン州最東端の陸上の街Port Huronとカナダのオンタリオ州Point Edwardを結ぶ国境の橋。デトロイトとウインザー間のAmbassador Bridgeよりも有名ではないかもしれないが、その名の通り、雄大なアーチ状の橋からSt.Clair川の川面は夏になると透明なブルーに見えるという。アメリカの発明王Thomas Edisonは幼少から青年期までをここPort Huronで過ごした。Blue Water BridgeのたもとにThomas Edison Depot Museumがある。また、Port Huronはマキナック島までの400キロのヨットレースの出発点にもなっている。

Thumb Coast B.C.はヒューロン湖へ注ぐSt. Clair川の支流Black River沿いにある。Quay Streetから見るとこじんまりしていて一見してここがブリューワリーだとは気づかないほどだ。しかし、店の前に立つとビールを作った後のグレーン(麦類)の入った容器が置かれているので、ここがブリューワリーとわかるのだ。

Brew Bold, Pour Proud

このブリューワリーの魅力は開放感のあるポーチだ。南向きでBlack Riverが目の前のポーチは、マキナック・レースのスタートの日には多くのボートがひしめき合っているだろう。2階は特にSt.Clair川の向こうにヨットとカナダのビーチが見渡せ、暑いミシガンの夏にさわやかな川風が感じられることだろう。

夏のシーズナルビールとしておすすめなのが、Skinny Dipper (Golden Ale) とOhhh, Ella。Skinny Dipperは切れ味とさわやかさが印象的(ABV. 5.9%)。まさにキャッチフレーズ通り、“ビーチやボードウォークでボートが行くのをながめながら”に、ぴったり。それとは対照的にEllaはオーストラリア産のホップを使っており、ブリューガイも”ハイブリッド”と言う。パッションフルーツの風味がした(ABV. 4.8%)。

ブリューワリーのモットーは、妥協せず最高の品質のものだけを提供すること、そして再生可能な限り資源を使うこと。メニューには、ビールを製造後の麦を原料にしたパンではさんだサンドイッチやビールで風味をつけた揚げ衣のフィッシュ&チップなどビールをもとにしたものが多い。新メニューのCuban Sandwichは市販とは違い味わいのあるパンの風味。シュレッドポーク(豚肉の裂き切れ)とたっぷりとろけたスイスチーズが食欲をそそる満足の一品。キッズメニューのサンドイッチもあるので、ファミリーにも楽しめる。ビールだけではなく、どの一品にも品質へのこだわりと誇りを感じた。

Thumb Coast B.C.は2014年の開業。ミシガン出身のオーナー兼ブリューガイは、ゆくゆくは周辺の町でもっとホップを製造していくようになるよう連携をとって行きたいという。ホップの流通システム、輸送のコストを考えると、ミシガンはブリューワリー業が盛んなので地元産で十分に産業の発展が見込まれるからだろう。開業したばかりだが、抜群のウォーターフロントのブリューワリーは足を伸ばしてまでもたびたび訪れたいところだ。

文&写真 by ヤマトノオロチ

ThumbCoast Brewing Company
330 Quay Street, Port Huron, MI 48060
T: (810) 982-4100
http://www.thumbcoastbrewing.com/

Blue Water Bridgeはミシガン州最東端の陸上の街Port Huronとカナダのオンタリオ州Point Edwardを結ぶ国境の橋。デトロイトとウインザー間のAmbassador Bridgeよりも有名ではないかもしれないが、その名の通り、雄大なアーチ状の橋からSt.Clair川の川面は夏になると透明なブルーに見えるという。アメリカの発明王Thomas Edisonは幼少から青年期までをここPort Huronで過ごした。Blue Water BridgeのたもとにThomas Edison Depot Museumがある。また、Port Huronはマキナック島までの400キロのヨットレースの出発点にもなっている。

Thumb Coast B.C.はヒューロン湖へ注ぐSt. Clair川の支流Black River沿いにある。Quay Streetから見るとこじんまりしていて一見してここがブリューワリーだとは気づかないほどだ。しかし、店の前に立つとビールを作った後のグレーン(麦類)の入った容器が置かれているので、ここがブリューワリーとわかるのだ。

Brew Bold, Pour Proud

このブリューワリーの魅力は開放感のあるポーチだ。南向きでBlack Riverが目の前のポーチは、マキナック・レースのスタートの日には多くのボートがひしめき合っているだろう。2階は特にSt.Clair川の向こうにヨットとカナダのビーチが見渡せ、暑いミシガンの夏にさわやかな川風が感じられることだろう。

夏のシーズナルビールとしておすすめなのが、Skinny Dipper (Golden Ale) とOhhh, Ella。Skinny Dipperは切れ味とさわやかさが印象的(ABV. 5.9%)。まさにキャッチフレーズ通り、“ビーチやボードウォークでボートが行くのをながめながら”に、ぴったり。それとは対照的にEllaはオーストラリア産のホップを使っており、ブリューガイも”ハイブリッド”と言う。パッションフルーツの風味がした(ABV. 4.8%)。

ブリューワリーのモットーは、妥協せず最高の品質のものだけを提供すること、そして再生可能な限り資源を使うこと。メニューには、ビールを製造後の麦を原料にしたパンではさんだサンドイッチやビールで風味をつけた揚げ衣のフィッシュ&チップなどビールをもとにしたものが多い。新メニューのCuban Sandwichは市販とは違い味わいのあるパンの風味。シュレッドポーク(豚肉の裂き切れ)とたっぷりとろけたスイスチーズが食欲をそそる満足の一品。キッズメニューのサンドイッチもあるので、ファミリーにも楽しめる。ビールだけではなく、どの一品にも品質へのこだわりと誇りを感じた。

Thumb Coast B.C.は2014年の開業。ミシガン出身のオーナー兼ブリューガイは、ゆくゆくは周辺の町でもっとホップを製造していくようになるよう連携をとって行きたいという。ホップの流通システム、輸送のコストを考えると、ミシガンはブリューワリー業が盛んなので地元産で十分に産業の発展が見込まれるからだろう。開業したばかりだが、抜群のウォーターフロントのブリューワリーは足を伸ばしてまでもたびたび訪れたいところだ。

文&写真 by ヤマトノオロチ

ThumbCoast Brewing Company
330 Quay Street, Port Huron, MI 48060
T: (810) 982-4100
http://www.thumbcoastbrewing.com/

HARU Sushi and Noodle – Troy, MIHARU Sushi and Noodle – Troy, MI

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<!--:en-->HARU Sushi and Noodle - Troy, MI<!--:--><!--:ja-->HARU Sushi and Noodle - Troy, MI<!--:--> 4

HマートTroy店の隣、日本人オーナーのレストランが新装開店!

Troyのアジアン・レストランが日本人店主のもと新装開店し、話題になっている。

日米合わせて40年という経験豊かなシェフであり店主の長岡氏、通称ノリさんの技がひかる新鮮な“ひらめの薄造り”をはじめ、日本人好みのアパタイザーが揃っている“春”。本格的な寿司やポピュラーな和食メニューの他、韓国風“さしみサラダ”や刺激のある“スパイシーラーメン”などのフュージョンメニューも人気を博している。魚料理、特に刺身の質の良さとボリュームに、店主のこだわりが現れている。

平日のランチタイム(午前11時から午後3時)の日替わりコンボスペシャルも目玉。例えば、うどんとチラシ寿司のセットで$10など、充実した内容で提供している。“山かけ”(マグロと山芋)、“さんたま”(ウニと魚卵3種)などチラシどんぶりの種類が多いのも特徴。ラーメンにうどん、そしてビビンバやスンドゥブ・チゲもあり、選択に迷うほど。(値段・種類は5月末現在)

リッカー類も日本酒・焼酎、韓国酒など各種揃えている。ブースとテーブル席を合わせて70席ほどあり、小宴会も可能。モダンできれいな店内は落ち着いた雰囲気のなかに明るさもあり、女性グループの会食、会社の集まりなど、幅広く気楽に利用しやすいレストランである。

アクセスは、 フリーウェイI‐75のExit 67 (Rochester Rd)からBig Beaver Rdを東に2マイル程で、フリーウェイからほど近く行きやすい。韓国系食材店Hマートの隣。サマーセットモールから東へ5マイル弱。ショッピングと合わせての来店にも向いている。

店主のノリさんのモットーは「お客さんに笑顔で帰っていただけること」。「お客さんのリクエストにお応えしながら、メニューを刷新していくつもりです」とのことで、今後の展開に目が離せない。

2959 E Big Beaver Rd., Troy, MI 48083 

Tel: 248-817-2454

HマートTroy店の隣、日本人オーナーのレストランが新装開店!

Troyのアジアン・レストランが日本人店主のもと新装開店し、話題になっている。

日米合わせて40年という経験豊かなシェフであり店主の長岡氏、通称ノリさんの技がひかる新鮮な“ひらめの薄造り”をはじめ、日本人好みのアパタイザーが揃っている“春”。本格的な寿司やポピュラーな和食メニューの他、韓国風“さしみサラダ”や刺激のある“スパイシーラーメン”などのフュージョンメニューも人気を博している。魚料理、特に刺身の質の良さとボリュームに、店主のこだわりが現れている。

平日のランチタイム(午前11時から午後3時)の日替わりコンボスペシャルも目玉。例えば、うどんとチラシ寿司のセットで$10など、充実した内容で提供している。“山かけ”(マグロと山芋)、“さんたま”(ウニと魚卵3種)などチラシどんぶりの種類が多いのも特徴。ラーメンにうどん、そしてビビンバやスンドゥブ・チゲもあり、選択に迷うほど。(値段・種類は5月末現在)

リッカー類も日本酒・焼酎、韓国酒など各種揃えている。ブースとテーブル席を合わせて70席ほどあり、小宴会も可能。モダンできれいな店内は落ち着いた雰囲気のなかに明るさもあり、女性グループの会食、会社の集まりなど、幅広く気楽に利用しやすいレストランである。

アクセスは、 フリーウェイI‐75のExit 67 (Rochester Rd)からBig Beaver Rdを東に2マイル程で、フリーウェイからほど近く行きやすい。韓国系食材店Hマートの隣。サマーセットモールから東へ5マイル弱。ショッピングと合わせての来店にも向いている。

店主のノリさんのモットーは「お客さんに笑顔で帰っていただけること」。「お客さんのリクエストにお応えしながら、メニューを刷新していくつもりです」とのことで、今後の展開に目が離せない。

2959 E Big Beaver Rd., Troy, MI 48083 

Tel: 248-817-2454

Farmington Brewing CompanyFarmington Brewing Company

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<!--:en-->Farmington Brewing Company<!--:--><!--:ja-->Farmington Brewing Company<!--:--> 1

文&写真 by ヤマトノオロチ

ビール作りとブリューワリーでいつも気持ちを昂揚させられるのが、ブリューガイの心意気だ。“静かに”チャレンジし、地域を盛り立てていこうとしているブリューワリが昨年11月にFarmingtonにオープンした。

Farmington BreweryはFarmingtonのダウンタウンの真ん中、Grand River Ave.沿いにある。レンガの壁が、隣りの派手な看板のFarmington Civic Theaterと対照的で、粋に建っている感じがいい。

ミシガンのブリューワリー産業は成長しており、飽和状態とも言える。Farmington Breweryのビールは隣りのBasement Burger Barなどでも提供されていて、将来はもっと拡大を考えているという。その中でここにブリューワリーをオープンさせたのは“Location(立地条件)”という。それまではFarmingtonにはブリューワリーがなかった。その歴史は1820年代にさかのぼるデトロイトの萌芽初期の郊外の街ながらも、変化を求めたり、若者を呼び込んだり地域の再生を図るためにFarmingtonも苦戦していた。

“No risk, No game”

このブリューワリーのオーナーシップは三人が対等に持っている。Jason Schlaffと友人のJason Hendricks。彼らは“実験”を重ね、ブリューワリーをオープンさせたが、そこに一役買ったのがもう一人のオーナーでJason Schlaffの父Gary。彼がこの店におもしろい味を醸しだしている。

息子Jasonが試作したビールのエピソードは、と尋ねると父Garyが即座に語ってくれたのが、“baked red potatoとskittlesのビール”。砂糖としてskittlesを使ったけれど塩っ気が出て、未だに忘れられないビールの味だ、と言う。どのようなものができあがったかは想像の域を超えないが、話好きのGaryはカウンター越しに次から次へと会話を弾ませてくれた。

ここのブリューワリーでも逸品といえるのが、Cameron’s Weeheavy。ビールのスタイルとしてはスコッチ・エール(AVB 7.3%)で、名前はGaryの母方の祖父の名にちなむ。モルツの風味豊かだが甘すぎず、だ。オーク材の樽で作ったビールはユニーク。その次におもしろいところではBlood Orange Wheat (AVB 7.1%)。オレンジジュースの風味がこれから暑いミシガンの夏に効くかもしれない。

Owenの鏡

Garyは長年メディア産業で勤めていた。彼はビールを作らないのに、リタイア後は息子とその友人の夢のビジネスにポーンと乗ってきて、対等のオーナーシップを展開している。Garyの地域に対する心意気だ。Grand River Ave.とFarmington Rd.の交差点近くに現在National Bank of Michiganの建物があるが、ここにはSwan Hotel(別名OwenHouse、1875-1919)が建っていた。ミシガン州の出身で独立戦争のヒーロー、L.D. Owenが所有していたこのホテルは1800年代後半から1900年代初めにおいて、国内でも最もすばらしいホテル、電灯を初めて使ったホテル、として栄華を極めていた。しかし放火に遭い建物は現在残っていないが、そのホテルで使われていた、いわば生き残りの鏡をFarmington市が飾ってもらえないかとGaryに聞いてきたそうだ。ブリューワリー店内の真ん中にクルミ材のその鏡はある。息子のskittlesビールの珍作話とともにこの鏡の由来をあっさりと語るGaryだが、ユーモラスながらも若い原動力を生かして街の再生を図る思い入れを感じた。

タップルーム(ビール提供専門)なので、食べ物の提供はない。持ち込みや他のお店からのデリバリーが可能。そのため、店内は歴史豊かなダウンタウンにもかかわらず20代ぐらいの若い客層で賑わい、回転もいい。バーなので、21歳未満は入店できない。

Farmington Brewing Company

【住所】33336 Grand River Ave., Farmington, MI 48336
【電話番号】Tel. 248-763-6709
【ウェブサイト】http://fbcbrewing.com/

文&写真 by ヤマトノオロチ

ビール作りとブリューワリーでいつも気持ちを昂揚させられるのが、ブリューガイの心意気だ。“静かに”チャレンジし、地域を盛り立てていこうとしているブリューワリが昨年11月にFarmingtonにオープンした。

Farmington BreweryはFarmingtonのダウンタウンの真ん中、Grand River Ave.沿いにある。レンガの壁が、隣りの派手な看板のFarmington Civic Theaterと対照的で、粋に建っている感じがいい。

ミシガンのブリューワリー産業は成長しており、飽和状態とも言える。Farmington Breweryのビールは隣りのBasement Burger Barなどでも提供されていて、将来はもっと拡大を考えているという。その中でここにブリューワリーをオープンさせたのは“Location(立地条件)”という。それまではFarmingtonにはブリューワリーがなかった。その歴史は1820年代にさかのぼるデトロイトの萌芽初期の郊外の街ながらも、変化を求めたり、若者を呼び込んだり地域の再生を図るためにFarmingtonも苦戦していた。

“No risk, No game”

このブリューワリーのオーナーシップは三人が対等に持っている。Jason Schlaffと友人のJason Hendricks。彼らは“実験”を重ね、ブリューワリーをオープンさせたが、そこに一役買ったのがもう一人のオーナーでJason Schlaffの父Gary。彼がこの店におもしろい味を醸しだしている。

息子Jasonが試作したビールのエピソードは、と尋ねると父Garyが即座に語ってくれたのが、“baked red potatoとskittlesのビール”。砂糖としてskittlesを使ったけれど塩っ気が出て、未だに忘れられないビールの味だ、と言う。どのようなものができあがったかは想像の域を超えないが、話好きのGaryはカウンター越しに次から次へと会話を弾ませてくれた。

ここのブリューワリーでも逸品といえるのが、Cameron’s Weeheavy。ビールのスタイルとしてはスコッチ・エール(AVB 7.3%)で、名前はGaryの母方の祖父の名にちなむ。モルツの風味豊かだが甘すぎず、だ。オーク材の樽で作ったビールはユニーク。その次におもしろいところではBlood Orange Wheat (AVB 7.1%)。オレンジジュースの風味がこれから暑いミシガンの夏に効くかもしれない。

Owenの鏡

Garyは長年メディア産業で勤めていた。彼はビールを作らないのに、リタイア後は息子とその友人の夢のビジネスにポーンと乗ってきて、対等のオーナーシップを展開している。Garyの地域に対する心意気だ。Grand River Ave.とFarmington Rd.の交差点近くに現在National Bank of Michiganの建物があるが、ここにはSwan Hotel(別名OwenHouse、1875-1919)が建っていた。ミシガン州の出身で独立戦争のヒーロー、L.D. Owenが所有していたこのホテルは1800年代後半から1900年代初めにおいて、国内でも最もすばらしいホテル、電灯を初めて使ったホテル、として栄華を極めていた。しかし放火に遭い建物は現在残っていないが、そのホテルで使われていた、いわば生き残りの鏡をFarmington市が飾ってもらえないかとGaryに聞いてきたそうだ。ブリューワリー店内の真ん中にクルミ材のその鏡はある。息子のskittlesビールの珍作話とともにこの鏡の由来をあっさりと語るGaryだが、ユーモラスながらも若い原動力を生かして街の再生を図る思い入れを感じた。

タップルーム(ビール提供専門)なので、食べ物の提供はない。持ち込みや他のお店からのデリバリーが可能。そのため、店内は歴史豊かなダウンタウンにもかかわらず20代ぐらいの若い客層で賑わい、回転もいい。バーなので、21歳未満は入店できない。

Farmington Brewing Company

【住所】33336 Grand River Ave., Farmington, MI 48336
【電話番号】Tel. 248-763-6709
【ウェブサイト】http://fbcbrewing.com/

The Sardine Room – Plymouth, MIThe Sardine Room(サーディーン・ルーム)Plymouth, MI

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<!--:en-->The Sardine Room - Plymouth, MI<!--:--><!--:ja-->The Sardine Room(サーディーン・ルーム)Plymouth, MI<!--:--> 1

個性的なお店が並ぶプリモスのダウンタウン。公園に面した中心地に、3件のレストランが並んでいる。今回はその1件、The Sardine Roomを紹介。

こじんまりとしたモダンな内装の店内には、バー、止まり木のようなカウンター席、テープル席が隣り合っている。コーヒーショップのような開放感のあるカジュアルさが若いカップルや仕事帰りの仲間、そして女性連れにも人気。

海やバイキングをテーマにした絵柄を壁に施しているが、メニューもシーフードが充実している。

小皿(日本で言うツマミ系)の多さが店の売りになっている。

空き缶でフライドポテトをサーブするなど、盛付も小粋でカジュアル。ピアに居る気分。

Happy Hour

ハッピーアワー(月~土4pm-6pm)に訪れる多くの人が注文するのが生オイスター。この時間帯には1こ$1とかなりお手頃。バーカウンターの横に殻付きオイスターがずらりと並び、客の目の届くところで手際よく処理していて、新鮮さを感じさせる。

日替わりメニューで、チーズや魚介類のつまみ類もお得価格。 ビールやカクテル、ワインも‘その日’指定の種類が割安。

(*ハッピーアワーのスペシャルメニューはバーとカウンターの席でのみ可。)

個性的なお店が並ぶプリモスのダウンタウン。公園に面した中心地に、3件のレストランが並んでいる。今回はその1件、The Sardine Roomを紹介。

こじんまりとしたモダンな内装の店内には、バー、止まり木のようなカウンター席、テープル席が隣り合っている。コーヒーショップのような開放感のあるカジュアルさが若いカップルや仕事帰りの仲間、そして女性連れにも人気。

海やバイキングをテーマにした絵柄を壁に施しているが、メニューもシーフードが充実している。

小皿(日本で言うツマミ系)の多さが店の売りになっている。

空き缶でフライドポテトをサーブするなど、盛付も小粋でカジュアル。ピアに居る気分。

Happy Hour

ハッピーアワー(月~土4pm-6pm)に訪れる多くの人が注文するのが生オイスター。この時間帯には1こ$1とかなりお手頃。バーカウンターの横に殻付きオイスターがずらりと並び、客の目の届くところで手際よく処理していて、新鮮さを感じさせる。

日替わりメニューで、チーズや魚介類のつまみ類もお得価格。 ビールやカクテル、ワインも‘その日’指定の種類が割安。

(*ハッピーアワーのスペシャルメニューはバーとカウンターの席でのみ可。)

Rochester Mills Production Brewery – Auburn Hills, MIRochester Mills Production Brewery(ロチェスターミルズ)Auburn Hills, MI

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<!--:en-->Rochester Mills Production Brewery - Auburn Hills, MI<!--:--><!--:ja-->Rochester Mills Production Brewery(ロチェスターミルズ)Auburn Hills, MI<!--:--> 5

ミシガン州には現在大小200余りのブリューワリーがあり、その数はアメリカの中で第4位。アメリカ全体ではクラフトビールのシェアは8%弱ほどだが、ミシガン州では10%の成長が続く成長産業。州法の改正によって、ブリューワリーやマイクロブリューワリーが年間に生産できる量が大幅に増え、それとともに今年は40のブリューワリーがオープンする。ブリュワリーだけでなく、卸、小売り業も含めると7000人が従事し、経済効果も見込まれる。

今回はAuburn Hillsにある、12月に紹介したRochester Mills Beer Co.(RMBC)の生産所(Rochester Mills Production Brewery, RMPB。2012年開設)を訪れた。

A big man maintains both

もともとRMBCはミシガン州のブリューパブで先駆的な存在だった。創業者のPlesz氏は1998年にRMBCを開業、Royal Oak Brewery, Comerica Parkのオープンとともに数ブロック先にDetroit Beer Co.をオープンさせた。ミシガン州法では同一人物が所有できるブリューワリーの数が制限されているため、それらは現在別会社となっている。

RMPB内部は一般公開されていない。設備がゆったりしていて、50バレル(=1550ガロン。年間生産量6万バレル)のビールを作り出せる。大手のBudweiserの年間生産量は1600万バレルなので、規模が比較できる。ここで、現在RMBCとスーパーで流通しているビールを生産している。

生産所のディレクターYoungman氏に聞いた。

RMPBの特徴的なことは、生産しているのは缶ビールであること。現在ミシガン州では総計24ブリューワリーが117種の缶ビールを提供している。先月紹介したGriffin Clawもその一つ。缶ビールと聞くと、どうしてもサーバーから注ぎ出されるビールや瓶のビールよりも劣っている、安い、という印象を持つ人も多いだろう。しかし、現在では缶の素材のアルミニウムと中味が接触しない構造になっていて、缶臭さはない。瓶は茶色、緑色、色なしの順にビールにはいいといわれるが、缶がビールが最も嫌う光と酸素との接触を遮断できる。むしろ炭酸ガスを加えることによってビールそのものの風味を保てるという。RMPBはあえて缶を選んだのもそれらにある。「Budweiser並みの200のチェックポイントで品質をコンピューター管理している」という。缶が瓶よりも軽量なこと、瓶に比べて持ち込める場所が広がるのもプラス要素だ。

他のブリューワリー同様、RMPBも古いウイスキーの樽を洗浄し、それでビールの醸造もしている。通常エールは2、3週間、ラガーは6~8週間作るのにかかるが、このウイスキー樽ビールは3~6ヶ月間かかるという。独特の風味が醸し出される。特別な機会やイベントに出すビールになるので、ブリューガイのクリエイティビティの見せどころとなり楽しみだ。

「HWYB(ホップ、水、イースト、ビール)」。工程の最後は出荷のためにビール6200缶が、ペレットに整然と積み上げられていた。ひとつの芸術(art)だと思う、と言ってみた。答えが返ってきた。「芸術とサイエンス(science)の両方だ。大物はこの二つをやってのける(A big man maintains both.)」。

なるほど、と思った。

RMPBの缶ビールはミシガンだけでなく、オハイオ、フロリダ州へも出荷。フロリダにも流通網を伸ばしているのは「ミシガンの人でフロリダでリタイア生活を送っている人が多いから」。

文&写真 by ヤマトノオロチ

Rochester Mills Production Brewery

3275 Lapeer West Road, Auburn Hills, MI 48326

ミシガン州には現在大小200余りのブリューワリーがあり、その数はアメリカの中で第4位。アメリカ全体ではクラフトビールのシェアは8%弱ほどだが、ミシガン州では10%の成長が続く成長産業。州法の改正によって、ブリューワリーやマイクロブリューワリーが年間に生産できる量が大幅に増え、それとともに今年は40のブリューワリーがオープンする。ブリュワリーだけでなく、卸、小売り業も含めると7000人が従事し、経済効果も見込まれる。

今回はAuburn Hillsにある、12月に紹介したRochester Mills Beer Co.(RMBC)の生産所(Rochester Mills Production Brewery, RMPB。2012年開設)を訪れた。

A big man maintains both

もともとRMBCはミシガン州のブリューパブで先駆的な存在だった。創業者のPlesz氏は1998年にRMBCを開業、Royal Oak Brewery, Comerica Parkのオープンとともに数ブロック先にDetroit Beer Co.をオープンさせた。ミシガン州法では同一人物が所有できるブリューワリーの数が制限されているため、それらは現在別会社となっている。

RMPB内部は一般公開されていない。設備がゆったりしていて、50バレル(=1550ガロン。年間生産量6万バレル)のビールを作り出せる。大手のBudweiserの年間生産量は1600万バレルなので、規模が比較できる。ここで、現在RMBCとスーパーで流通しているビールを生産している。

生産所のディレクターYoungman氏に聞いた。

RMPBの特徴的なことは、生産しているのは缶ビールであること。現在ミシガン州では総計24ブリューワリーが117種の缶ビールを提供している。先月紹介したGriffin Clawもその一つ。缶ビールと聞くと、どうしてもサーバーから注ぎ出されるビールや瓶のビールよりも劣っている、安い、という印象を持つ人も多いだろう。しかし、現在では缶の素材のアルミニウムと中味が接触しない構造になっていて、缶臭さはない。瓶は茶色、緑色、色なしの順にビールにはいいといわれるが、缶がビールが最も嫌う光と酸素との接触を遮断できる。むしろ炭酸ガスを加えることによってビールそのものの風味を保てるという。RMPBはあえて缶を選んだのもそれらにある。「Budweiser並みの200のチェックポイントで品質をコンピューター管理している」という。缶が瓶よりも軽量なこと、瓶に比べて持ち込める場所が広がるのもプラス要素だ。

他のブリューワリー同様、RMPBも古いウイスキーの樽を洗浄し、それでビールの醸造もしている。通常エールは2、3週間、ラガーは6~8週間作るのにかかるが、このウイスキー樽ビールは3~6ヶ月間かかるという。独特の風味が醸し出される。特別な機会やイベントに出すビールになるので、ブリューガイのクリエイティビティの見せどころとなり楽しみだ。

「HWYB(ホップ、水、イースト、ビール)」。工程の最後は出荷のためにビール6200缶が、ペレットに整然と積み上げられていた。ひとつの芸術(art)だと思う、と言ってみた。答えが返ってきた。「芸術とサイエンス(science)の両方だ。大物はこの二つをやってのける(A big man maintains both.)」。

なるほど、と思った。

RMPBの缶ビールはミシガンだけでなく、オハイオ、フロリダ州へも出荷。フロリダにも流通網を伸ばしているのは「ミシガンの人でフロリダでリタイア生活を送っている人が多いから」。

文&写真 by ヤマトノオロチ

Rochester Mills Production Brewery

3275 Lapeer West Road, Auburn Hills, MI 48326

Griffin Claw Brewing Company – Birmingham, MIGriffin Claw Brewing Company(グリッフィンクロー)Birmingham, MI

<!--:en-->Griffin Claw Brewing Company - Birmingham, MI<!--:--><!--:ja-->Griffin Claw Brewing Company(グリッフィンクロー)Birmingham, MI<!--:--> 1

Birminghamの鉄道跡の再開発地域

緑多く、300余りの様々な店やレストラン等が立ち並ぶBirminghamのダウンタウンはOakland Countyの中でもゆったりとサイドウォークのションピングを楽しめる。町はWoodward Avenueを越すと住宅街になり、東を走るEaton Streetは鉄道が廃止されてから久しく、最近は再開発や新しいアパートの建設が続いた。手前に古くからの住宅街、背後には真新しいしゃれたコンドミニアムに囲まれたところにこのmicrobreweryはある。

Griffin Claw Brewing Companyは隣接するアップスケールのレストラン(Big Rock Chop House)から2013年に独立。Microbreweryでの営業のほかに8種類の16oz缶ビールをミシガン内で流通させており、”Competitive(競争の激しい)”な業界で一気に時代の波に乗ろうとしている。

真のBrewmaster

数々のワールドクラスのコンペティションでメダルを獲得したのはNorm’s Raggedy Ass IPA (ABV.7.2 )。

缶、brewery内ともにトップセールを誇る。Centennial、Cascade、Columbus、Simcoeの4種類のホップを使用しているのはめずらしい。これら4種は多くのbreweryのIPAにも使われている。4人のメインのbrewerがここでビールを造っているが、この4種のホップをうまく生かしたのはやはりbrewmasterの腕といえる。

ラスベガスで最初のbreweryを設立、その後上記のレストランのためにビールを作ってきた。切れ味がよくホップやアルコール%の割に多くの人に好まれている。パワフルだが次の一杯も求めたくなるからだろう。

面白味のあるフレーバーとしてはProject Clementine (ABV. 9%)。みかん液から作っているが、風味はやや抑え目。Red Rock Flanders (ABV. 7.2%)も特徴があっておもしろい。伝統的なBelgianスタイルで、酸味が出るような発酵を施してある。口当たりは確かにそうだが、ワインにもっとも似ているビール、といわれるようにコクがある。Breweryのトレードマークや、ビールの材料を粉砕するいわゆるmashtankもベルギー系の会社のものを特に使っているのも、コンセプトはホンモノのビール作りにこだわる姿勢が受け取られる。

残念ながら当日はbreweryには出されていなかったが、缶とビンのラベルがユニークなのはsessionタイプのMr. Blue Sky (ABV.4.5%)。デトロイトのダウンタウンのシンボルThe Spirit of Detroitとデトロイトの再興を願って摩天楼が描かれている。Breweryのオーナーの孫娘のデザインのこのラベルは、ひときわ目を引く。この缶ビールは他の8種とともに一般のスーパーマーケットでも流通しているので、試してみやすい。

Brewery内だけの提供になるが、バーボンを製造したあとの樽で醸造したビールBourbon Barrel Aged 2013 & 2014、さらにはウォッカ、ラム、ジンも製造しているから、ここのbrewチームの力を感じる。

レストラン内部は明るい採光で、ハンバーガー、サンドイッチなどカジュアルダイニングのスタイル。価格も$10前後で手ごろ。

【電話番号】248-712-4050

【住所】575 South Eaton Street, Birmingham, MI 48009

【ウェブサイト】www.griffinclawbrewingcompany.com

Birminghamの鉄道跡の再開発地域

緑多く、300余りの様々な店やレストラン等が立ち並ぶBirminghamのダウンタウンはOakland Countyの中でもゆったりとサイドウォークのションピングを楽しめる。町はWoodward Avenueを越すと住宅街になり、東を走るEaton Streetは鉄道が廃止されてから久しく、最近は再開発や新しいアパートの建設が続いた。手前に古くからの住宅街、背後には真新しいしゃれたコンドミニアムに囲まれたところにこのmicrobreweryはある。

Griffin Claw Brewing Companyは隣接するアップスケールのレストラン(Big Rock Chop House)から2013年に独立。Microbreweryでの営業のほかに8種類の16oz缶ビールをミシガン内で流通させており、”Competitive(競争の激しい)”な業界で一気に時代の波に乗ろうとしている。

真のBrewmaster

数々のワールドクラスのコンペティションでメダルを獲得したのはNorm’s Raggedy Ass IPA (ABV.7.2 )。

缶、brewery内ともにトップセールを誇る。Centennial、Cascade、Columbus、Simcoeの4種類のホップを使用しているのはめずらしい。これら4種は多くのbreweryのIPAにも使われている。4人のメインのbrewerがここでビールを造っているが、この4種のホップをうまく生かしたのはやはりbrewmasterの腕といえる。

ラスベガスで最初のbreweryを設立、その後上記のレストランのためにビールを作ってきた。切れ味がよくホップやアルコール%の割に多くの人に好まれている。パワフルだが次の一杯も求めたくなるからだろう。

面白味のあるフレーバーとしてはProject Clementine (ABV. 9%)。みかん液から作っているが、風味はやや抑え目。Red Rock Flanders (ABV. 7.2%)も特徴があっておもしろい。伝統的なBelgianスタイルで、酸味が出るような発酵を施してある。口当たりは確かにそうだが、ワインにもっとも似ているビール、といわれるようにコクがある。Breweryのトレードマークや、ビールの材料を粉砕するいわゆるmashtankもベルギー系の会社のものを特に使っているのも、コンセプトはホンモノのビール作りにこだわる姿勢が受け取られる。

残念ながら当日はbreweryには出されていなかったが、缶とビンのラベルがユニークなのはsessionタイプのMr. Blue Sky (ABV.4.5%)。デトロイトのダウンタウンのシンボルThe Spirit of Detroitとデトロイトの再興を願って摩天楼が描かれている。Breweryのオーナーの孫娘のデザインのこのラベルは、ひときわ目を引く。この缶ビールは他の8種とともに一般のスーパーマーケットでも流通しているので、試してみやすい。

Brewery内だけの提供になるが、バーボンを製造したあとの樽で醸造したビールBourbon Barrel Aged 2013 & 2014、さらにはウォッカ、ラム、ジンも製造しているから、ここのbrewチームの力を感じる。

レストラン内部は明るい採光で、ハンバーガー、サンドイッチなどカジュアルダイニングのスタイル。価格も$10前後で手ごろ。

【電話番号】248-712-4050

【住所】575 South Eaton Street, Birmingham, MI 48009

【ウェブサイト】www.griffinclawbrewingcompany.com