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Monday, September 25, 2023

2023年 新年のご挨拶

謹んで新春のお慶びを申し上げます 昨年はロシアによるウクライナ侵攻により、あらゆる側面で国際情勢が大きく揺らぎ、いまだ終わりの見えない事態が続いています。米国では中間選挙が行われ、国を二分する議論が交わされました。一方、中国・北京では冬季五輪が開催され、各競技で日本選手が輝かしい成績を残しました。史上初めて中東・カタールで開催されたサッカーワールドカップにおいては、日本代表チームがめざましい活躍を見せ、世界中に感動をもたらしました。世界で大きな変化がありましたが、日本と米国の友好関係が何ら変わることがないことに両国の絆の強さを感じます。 2022年を振り返ると、コロナウイルス感染症の制限が緩和された結果、ようやく各種イベントの対面実施が可能となりました。9月のサギノー日本祭り、10月のノバイ日本祭りでは、御挨拶申し上げる機会を得ました。中でも、多くの在留邦人の方々が暮らすミシガン州ノバイ市のノバイ高校で実施された日本祭りは、実に3年ぶりの開催となりました。そのおかげか、例年より多くの方が参加されたと伝え聞いております。私自身、初めての参加でしたが、茶道、生け花、書道、太鼓、剣道等、様々な日本文化の催しが提供され、多くの米国人が日本に触れる様子を拝見しました。ミシガンの多くの方が日本や 日本文化に強い関心を示してくださっている姿は、非常に印象的であり、また心強く思いました。このようなイベント開催の裏には日本人コミュニティの方々を中心とした、緻密な準備があったことと思います。市民レベル、草の根レベルで日米間の友好関係を維持し、より強固なものにしていくために活動されている関係者の皆さまに、改めまして心から感謝いたします。 ミシガン州は滋賀県と姉妹州県関係にあることに加え、27の姉妹都市関係があります。昨年9月には、三日月滋賀県知事とホイットマー・ミシガン州知事が会談し、止まっていた諸分野における交流を再開、拡大していくことを約束しました。ミシガン州立大学連合日本センター(JCMU)を始めとした留学プログラムによる米国人の日本への留学、日本人高校生・大学生のミシガン州への留学等を通して、若い世代の人的交流が進むことは、日米友好の絆を強めていく足がかりとなります。日系企業、現地企業にお勤めの在留邦人の皆さまによる地域への貢献、その他各所での草の根交流が、日米関係の強化に大きな力となっております。我々総領事館といたしましても、微力ながら引き続き皆さまのお役に立てるよう努めてまいります。 愛知県豊田市との間で60年以上の姉妹都市交流があるデトロイト市には、ベルアイル島があります。デトロイト川に浮かぶベルアイル島には米国最古の水族館があります。水族館の見所が「鯉」であることから、端午の節句にちなんで、例年5月に当館が協力する形で、鯉祭りが開催されるようになりました。さらに、ベルアイル島では、毎年春、姉妹都市交流を記念し、デトロイト日本商工会の皆さまのご支援をいただいて植えられた桜が咲き誇ります。今年も、ミシガンの長く暗い冬を乗り越えた桜の木々たちは、満開の花を咲かせることでしょう。今年も多くの方がこの桜を見つつ、デトロイト市と豊田市、そして米国と日本の友好関係に思いを致すことを願っております。 末筆ながら、皆様の今年一年のご健康とご多幸を心より祈念し、新年のご挨拶とさせていただきます。 令和5年1月 在デトロイト日本国総領事館 総領事  進藤 雄介 --------------------------- デトロイトりんご会補習授業校より 新年明けまして おめでとうございます 旧年中は、関係者の皆様には大変お世話になりました。おかげさまを持ちまして、デトロイトりんご会補習授業校(以下 補習校)は、現在幼稚園部から高等部まで800名を超える園児児童生徒が学んでおります。特に今年は、創立50周年記念の年であり、年頭にあたりまして、この50年を簡単にではありますがご紹介したいと思います。 補習校は、1973年(昭和48年)6月に「デトロイト日本語補習教室」として私立クランブルック・ブルックサイド校で開校しました。当時は日本人駐在員が非常に少ない時代でしたが、企業の皆さまが中心となって「補習校を開く」と力をあわせて開校にこぎつけられたそうです。コピー機もない時代に、日本の親戚から送ってもらった教科書をみんなで手書きで写して教科書を準備し、中学生はみんな一緒の複式学級、小学校5,6年生も一緒に学んでいたそうです。生徒数23人の、小さいけれど手作りの温かな補習校だったのですね。その後人数が増えて、1981年(昭和56年)には、小学1年から3年までがケンジントン・アカデミー校に、小学4年から高等部まではシーホーム・ハイスクールに移転しました。そしてこの年から文部省派遣の校長が派遣され、名称もデトロイト補習授業校となりました。1984年の創立10周年記念の時には、児童生徒数は201名になり、第1回のオープンハウスも開催されました。それでも運営はまだまだ手作りで、運動会の紅白のはちまきは関係者の皆様が縫って用意されたそうです。 1980年代後半は、デトロイトに日本の企業が進出した時代で、日本車の成功とともにジャパンバッシングが激しくなった時代でもありました。買い物が済んで駐車場に戻ると、フロントガラスに卵がぶつけられていたり、テレビでも日本車を叩き潰す場面が放映されたりと、駐在の皆様にとって、大変苦しい状況が続いた期間がありました。その時期に心細い状況で学ぶ子どもたちにとって、補習校で日本人の子どもたちとともに学び過ごす時間は、きっと大きな安心と励みになったことでしょう。関係者の皆様にとりましても、さまざまな制約の中で、補習校の運営を継続していくことは、並大抵の努力ではなかったことと想像します。厳しい時代も、在デトロイトの日本人の皆様が力を合わせて、子どもたちの学びの場を守り抜かれたことに心からの敬意を表したいと思います。 1990年代に入ると状況は次第に改善し、それとともに児童生徒数も急激に増加して、創立30周年の2003年には、児童生徒数1074人になりました。この間、児童生徒数の増加に合わせて、校舎が何度か移転しました。 1987年 小学部 Kensington Academy 中学部 Seaholm High School 1989年 小1~3 Kensington Academy 小4~6 Covington Middle School 中学部  Seaholm High School 1996年 小1~3 West Maple Elementary 小4~高等部 Seaholm High School 2011年 幼稚園部~高等部 Novi Meadows Elementary 2015年 幼稚園部~小6 Novi Meadows Elementary 中高等部 Novi High School 補習校は土曜日のみが授業日であることから、創立以来ずっと借用校で授業を行っています。創立から50年間、途切れず借用を継続できたことは、現地教育委員会のご厚意によるものであり、感謝に堪えません。日本人の子どもたちが、いかに校舎を清潔に大切に使用するかは、いつもお褒めをいただくことですが、それでも現地校の先生方のご理解とご協力なしには、毎週、机や書架を移動し補習校の教室環境づくりをすることはできませんでした。 特に、COVID-19により2020年度は一年間オンライン授業を行いましたが、ノバイ学校区は2021年度春から他に先駆けて対面授業の再開を決定しました。その際、りんご会補習校も同時に対面授業への切り替えが認められたことは、多くの補習校の中でも特筆すべき状況で、ノバイ学校区のりんご会補習校への特段のご支援に対して大変感謝する次第です。 創立50周年の今年、この地で50年、子どもたちの学びを支え続けてきた本校の歴史を、児童生徒とともに振り返りたいと思います。そして、生徒ひとり一人が、感謝とデトロイトりんご会補習授業校への誇りの気持ちをもって、これからも学び続けてくれることを願っています。今後とも変わらぬご支援をいただきますようお願い申し上げ、 新年のごあいさつといたします。 令和5年1月 デトロイトりんご会補習授業校 校長  林 る美

【ミシガン州】ーJapan News Club 2023年新年1月号ー

新年明けましておめでとうございます 新しい一年のはじまりです! 皆さんはどのような一年にしたいですか。 いろいろな想いで新たな年を迎えられたことと思います。 この一年が皆さまにとって実りのある年となりますよう、 そして健やかに過ごせますようお祈りしています。 肩の力を抜いて、1日1日を大切に過ごしてゆければ良いなぁと思っています。 本年もJAPAN NEWS CLUBをどうぞよろしくお願い申し上げます。 今年も弊紙をコミュニティのための情報共有の場としてご利用いただけましたら幸いです。

【ミシガン州】ーJapan News Club 2022年12月号ー

師走です。振り返ると2022年もここまで駆け足で来ました!おかげさまで今年最後の今号を発行することができました。いつもJNCをお手にとって読んでくださる皆さまに心からの感謝を申し上げます。最後のひと月、ゆったりとした気持ちでホリデーを迎えたいものです。今月のJNC、気分も華やぐホリデー用ディナーレシピが巻頭を飾っています。JNCぜひお手にとり、お持ち帰りください!もちろんこちらのウェブサイトからも閲覧いただけます。

【ミシガン州】ーJapan News Club 2022年11月号ー

Japan News Club 2022年 11月号です!11月です! ハロウィンも終わり、心穏やかに冬支度を・・・と思いながらも毎年焦りが出てくるこの季節。ここからは感謝祭からのホリデーシーズンがあっという間にやってきます。気負わず、焦らず、温かいお茶を飲んで、今月のJNCぜひゆっくりと読んでみてください。

【ミシガン州】ーJapan News Club 2022年10月号ー

Japan News Club 2022年 10月号です! 10月に入り気温がぐっと下がる日も多くなってきました。本格的な寒さに入る前にこの美しい季節をゆったりとした気持ちで堪能したいものですね。あたたかくして、JNCをお楽しみください。

【ミシガン州】ーJapan News Club 2022年9月号ー

Japan News Club 2022年 9月号です! いよいよ新学期が始まり、日々の生活が落ち着きを取り戻すころでしょうか。澄んだ空気を吸って秋の始まりを感じれば、今度は秋のアクティビティの始まりです!週末あたりよりサイダーミルもあちらこちらでオープン(今号では近場のファーム/サイダーミルリストをまとめてあります!)アップルサイダーとドーナッツのお供にJapan News Club 最新号をぜひお手に取ってお楽しみください。

【ミシガン州】ーJapan News Club 2022年8月号ー

Japan News Club 2022年 8月号です! ミシガンは夏もたけなわ。そろそろ急ピッチで夏のアクティビティ進めていきたいですね!Japan News Club 最新号をぜひお手に取っていただき、残りの夏の計画に少しでもお役立ていただけましたら幸いです。

【ミシガン州】ーJapan News Club 2022年7月号ー

Japan News Club 2022年 7月号です! みなさんミシガンの爽やかな夏を満喫していますか? 広大な五大湖へ行くも良し、小さな湖でリラックスするも良し、外に出て思い切りこの大自然と青い空、輝く緑のこの季節を楽しんでくださいね。旅のお供に、こちらJapan News Club最新号をどうぞ!今月は、写生大会入賞者の作品も掲載中です。

【ミシガン州&オハイオ州の卒業生の皆さま】 卒業写真をJapan News Clubに掲載しませんか?

To the graduating class of 2022!!!  ご卒業おめでとうございます!!! 今年もJapan News Club7月号プリント版に卒業の記念に写真を掲載しませんか? 遠方にお住みのご家族・親戚・ご友人へぜひ記念にどうぞ!

【ミシガン州】ーJapan News Club 2022年6月号ー

Japan News Club 2022年 6月号です! メモリアルデーの週末が終わり、ミシガンの夏の始まりです。お子さんのいるご家庭は夏休みも目前、学年末を忙しくされていることと思います。最後まで体調くずされませんよう、この季節を楽しんでください。

【ミシガン州】ーJapan News Club 2022年5月号ー

Japan News Club 2022年 5月号です! 5月です。新緑美しく花々が咲き誇る季節、とは言え、やはりここはミシガン。寒暖の差に体調を崩さぬよう元気にお過ごしください🌸 

【ミシガン州】ーJapan News Club 2022年4月号ー

Japan News Club 2022年 4月号です! 4月に入りいよいよ春本番、新緑美しい季節の到来!と思っているとまた寒さが舞い戻り.... ですが草木が芽吹くこの季節、みなさま元気にお過ごしください🌸

【ミシガン州】ーJapan News Club 2022年3月号ー

Japan News Club 2022年 3月号です! ミシガンも3月に入ると、少しずつ春めいてくる頃ですね。太陽の光を浴びて元気にお過ごしください。

【ミシガン州】ーJapan News Club 2022年2月号ー

Japan News Club 2022年 2月号です! ミシガン州は大雪の予報が出ています。皆さまくれぐれもお気をつけください。 おうちでJNCをゆったり楽しんでいただけましたら幸いです。

2022年を迎えて 新年のご挨拶

あけましておめでとうございます。  昨年に引き続き、新型コロナウイルス感染症の終わりが見えない中での正月を迎えることになりました。皆様いかがお過ごしでしょうか。

【ミシガン州】ーJapan News Club 2022年1月号ー

新年明けましておめでとうございます Japan News Club 2022年 1月号です。 新しい年の幕開けです。 今年は、皆さまが日々健やかに過ごせますように、そして 豊かで幸多き一年となりますよう心より願っております。

【ミシガン州】ーJapan News Club 2021年12月号ー

Japan News Club 2021年 12月号です。 師走です。本格的な冬がやってきました。そして街はクリスマス一色!いろいろな行事も目白押しとは思いますが、健康に新年を迎えられるようワクチン、ブースターショット、マスク、ソーシャルディスタンスなど、各自でできることを守り安全にホリデーシーズンをお過ごしください。

デトロイトりんご会補習授業校 「やっと!」叶った、2年ぶりの大運動会 !

澄んだ空気とやや色づき始めた木々の中、10月2日(土)、デトロイトりんご会補習授業校の大運動会が開催された。コロナ禍で昨年度は中止され、同校の運動会が開催されるのは、2年4か月ぶり。前週からの雨天順延での開催となり、会場はノバイ・メドウズ校の校舎後方のグランドとなった。例年は多い時には約1,000人弱の児童・生徒が一堂に会して競技するが、今年度はコロナ対策で密を避けるため、午前・午後の学年入れ替え開催となった。

【ミシガン州】ーJapan News Club 2021年11月号ー

Japan News Club 2021年 11月号です。 ハロウィンが終わると、ぐっと一気に町中が冬の装いとなりますね。あっという間に年末のホリデーシーズンがやってきます。気忙しくなるころですが温かくして季節の風邪などに気をつけて安全にお過ごしください。 JNC掲載広告に関しましては、現在も営業時間や営業形態が変更されている可能性があるためウェブサイトやお電話(広告上のウェブアドレスをクリック)でご確認の上ご利用ください。

日本とアメリカの懸け橋 Japan Festival in Saginaw 2年ぶりに開催

9月12日、ミシガン州Saginaw市にあるJapanese Cultural Centerにて、在デトロイト日本国総領事館のスポンサーのもとJapanese Festivalが行われた。コロナウイルスの影響で昨年はオンラインイベントとなり、実質2年ぶりとなったこちらのフェスティバル。進藤雄介総領事を迎え、約30人のボランティアが活躍した。スタッフはミシガン州在住の書家、藤井京子氏がした文字入りのTシャツを着て、約300人の入場者を温かく迎えた。