Friday, June 21, 2024

Sanpei Live Report: Winter Music Fest 2012三平ライブレポート:Winter Music Fest 2012

<!--:en-->Sanpei Live Report: Winter Music Fest 2012<!--:--><!--:ja-->三平ライブレポート:Winter Music Fest 2012<!--:--> 8

 去る2月5日、Cantonにある日本食レストラン「居酒屋三平」にてミシガン在住バンド有志8組によるライブが行われました。題して「Winter Music Fest 2012」。このライブは昨年暮れのJBSD音楽祭に出演して知り合ったバンド達があつまり企画したのですが、企画もすべて自分たちで行い、また、とりまとめを行ってくれた方のリーダーシップのおかげで無事に開催にこぎつけることができましたが、PA等の機材もすべて自前、PAのオペレーターもバンドメンバーが交代で行った手作り感バリバリ。さて、どんなライブだったかちょこっとレポートしましょう。B4の田口さんと若蟻の前田さんお2人の絶妙な?口上によりライブはスタート。トップバッターは「押尾コージーロー – 大野次郎(Gt)」によるギターソロ演奏。JBSDではじめて聞いたときはその素晴らしいサウンドに驚きましたが、今回もまた名演奏を聞かせてくれました。実はこのライブ、大野さんが2月で帰任されるので送別会の意味もあったのでした。うん、さすがミュージシャンの発想だ。

 2番手は「Egocentric – 有本茂樹(Bs)、岸吉一(Dr)、井田義昭(Gt)、宮田和久(Gt), 加藤有彦(Guest Vo)」。大野さんの後任者の宮田さんと井田さんの超絶ギターバトルは・・・すごかったです。。K’sの加藤さんの参加による「あの名曲」も演奏され聴衆もノリノリ。

 3番手は「若蟻 - 前田和香子(Key/Vo)、有本茂樹(Bs/Vo)、加藤有彦(Gt/Vo)」少し前のバンドとは違いJ-POPを中心に演奏。懐かしい日本の名曲もありでほのぼの系の演奏といった感じかな。

 4番手は「KCB-ケンイチ(G/Vo),シンゴ(Bs),あり(Dr/Cho),マキ(Key/Cho)」ここのバンドはなんと言っても演奏の迫力がすごい。バランスもよく小気味よいリズムが心地良かったですね。

 5番手は「並木バンド - 並木真理子(Vo)、岩田俊治(Gt)、成田雄介(Gt、Bs)、千種俊輔(Guest S.Sax)」  美しいギターの伴奏に乗せたつややかなボーカルが印象的なJ-POPバンドでしたが、なんと、結成して僅かな時間しか立っていないのにチームワークばっちりの聞かせる演奏にびっくり。私(千種)もちょっと参加させていただきました。

  6番手は「Force Majeure - 三尾 ”Marv”雅彦(Vo),井田”ヨシ様”義昭(Gt), 田中 光俊(Bs),堤 絵里 (Key), 冨澤”Duke”氷露秋 (Ds)」えー、このバンドはビジュアル(仮装(失礼!))から演奏まで一貫?していて、激しい演奏は三平が壊れるかと思いました(笑)。ギターの井田さんの楽しいそうな演奏が印象的でしたねー。

 7番手は「K’s – 加藤有彦(Gt/Vo), 新屋敷健一(Bs),岸吉一(Ds),前田和香子(Guest Key),ボーカルの力強い歌声とメリハリのある演奏。そして観客をひきつけるMC・・聞いていて安心感バッチリ。

 そして最後は「B4 – マイケル田口(Gt/Vo)、ぽうる岡(Gt/Vo),サリー水野(Bs/Vo),チャーリー楜澤(Ds/Cho)、ドクター千種(吹き物一般/Vo)」、メンバー平均年齢が50歳を超えましたが、まだまだ若いものにはまけましぇんという演奏は聞く者を安心させていた・・・という話があったり、なかったり・・(笑、

と、ライブは無事に幕を閉じました。この興奮を紙面ではとても伝えられないのが残念・・・なので、これを読んでいるあなた!こういうイベントはぜひ続けて行きたいと思っていますので、次回は足を運んでくださいませ。後悔させませんよっ!。最後に会場の使用を快諾してくださった居酒屋三平の藤原さんと従業員の方へお礼を言いたいと思います。

おしまい  (文章:B4 千種)

 

 去る2月5日、Cantonにある日本食レストラン「居酒屋三平」にてミシガン在住バンド有志8組によるライブが行われました。題して「Winter Music Fest 2012」。このライブは昨年暮れのJBSD音楽祭に出演して知り合ったバンド達があつまり企画したのですが、企画もすべて自分たちで行い、また、とりまとめを行ってくれた方のリーダーシップのおかげで無事に開催にこぎつけることができましたが、PA等の機材もすべて自前、PAのオペレーターもバンドメンバーが交代で行った手作り感バリバリ。さて、どんなライブだったかちょこっとレポートしましょう。B4の田口さんと若蟻の前田さんお2人の絶妙な?口上によりライブはスタート。トップバッターは「押尾コージーロー – 大野次郎(Gt)」によるギターソロ演奏。JBSDではじめて聞いたときはその素晴らしいサウンドに驚きましたが、今回もまた名演奏を聞かせてくれました。実はこのライブ、大野さんが2月で帰任されるので送別会の意味もあったのでした。うん、さすがミュージシャンの発想だ。

 2番手は「Egocentric – 有本茂樹(Bs)、岸吉一(Dr)、井田義昭(Gt)、宮田和久(Gt), 加藤有彦(Guest Vo)」。大野さんの後任者の宮田さんと井田さんの超絶ギターバトルは・・・すごかったです。。K’sの加藤さんの参加による「あの名曲」も演奏され聴衆もノリノリ。

 3番手は「若蟻 - 前田和香子(Key/Vo)、有本茂樹(Bs/Vo)、加藤有彦(Gt/Vo)」少し前のバンドとは違いJ-POPを中心に演奏。懐かしい日本の名曲もありでほのぼの系の演奏といった感じかな。

 4番手は「KCB-ケンイチ(G/Vo),シンゴ(Bs),あり(Dr/Cho),マキ(Key/Cho)」ここのバンドはなんと言っても演奏の迫力がすごい。バランスもよく小気味よいリズムが心地良かったですね。

 5番手は「並木バンド - 並木真理子(Vo)、岩田俊治(Gt)、成田雄介(Gt、Bs)、千種俊輔(Guest S.Sax)」  美しいギターの伴奏に乗せたつややかなボーカルが印象的なJ-POPバンドでしたが、なんと、結成して僅かな時間しか立っていないのにチームワークばっちりの聞かせる演奏にびっくり。私(千種)もちょっと参加させていただきました。

  6番手は「Force Majeure - 三尾 ”Marv”雅彦(Vo),井田”ヨシ様”義昭(Gt), 田中 光俊(Bs),堤 絵里 (Key), 冨澤”Duke”氷露秋 (Ds)」えー、このバンドはビジュアル(仮装(失礼!))から演奏まで一貫?していて、激しい演奏は三平が壊れるかと思いました(笑)。ギターの井田さんの楽しいそうな演奏が印象的でしたねー。

 7番手は「K’s – 加藤有彦(Gt/Vo), 新屋敷健一(Bs),岸吉一(Ds),前田和香子(Guest Key),ボーカルの力強い歌声とメリハリのある演奏。そして観客をひきつけるMC・・聞いていて安心感バッチリ。

 そして最後は「B4 – マイケル田口(Gt/Vo)、ぽうる岡(Gt/Vo),サリー水野(Bs/Vo),チャーリー楜澤(Ds/Cho)、ドクター千種(吹き物一般/Vo)」、メンバー平均年齢が50歳を超えましたが、まだまだ若いものにはまけましぇんという演奏は聞く者を安心させていた・・・という話があったり、なかったり・・(笑、

と、ライブは無事に幕を閉じました。この興奮を紙面ではとても伝えられないのが残念・・・なので、これを読んでいるあなた!こういうイベントはぜひ続けて行きたいと思っていますので、次回は足を運んでくださいませ。後悔させませんよっ!。最後に会場の使用を快諾してくださった居酒屋三平の藤原さんと従業員の方へお礼を言いたいと思います。

おしまい  (文章:B4 千種)

Live Report: Japanese Band “Locus”ライブレポート:日本人バンド「Locus」

<!--:en-->Live Report: Japanese Band ライブレポート:日本人バンド「Locus」 4" title="日本人バンド「Locus」 (2)"/>

 12月18日、 日本人バンド「LOCUS」が ポンティアック市のライブハウス「THE CROFOOT」でライブを行った。他にもラップミュージックを中心としたグループが集まり、ヒップホップイベントとなった。LOCUSは電子音や生ベースを取り入れるスタイルで斬新なパフォーマンスを見せた。会場は各バンドのサポーターが集い、盛り上がっていた。デトロイトの日本人アーティスト・コミュニティーに刺激を与える、今後の活躍が楽しみだ。

LOCUSについて

LOCUSは無類の音楽好きMC Astro, ベーシストqp, DJ/プログラマーAjektが2009年に結成したグループ。

 各メンバーの多様な音楽的バックグラウンドを組み合せたジャンルの枠組みを超える音楽で人々の心にある情熱に火をつけるべく活動中。昨年3月には自主制作盤5曲入りEP – E.P.O.N.Eを完成させ、CDリリースと同時にiTunesでも配信を開始した。qpとAjektの創り出すワールドミュージック、ブロークンビート、ジャズ、ファンク、エレクトロの要素をちりばめたトラックに絡む変幻自在のAstroの絶妙なラップ/ヴォーカル(時には日本語も?)が各方面から好評を得ている。また、昨年はデトロイト近郊でライブを敢行し、ミステリアスな容姿とは裏腹なエネルギー溢れるステージングに着々とファンが増え始めている。今年もデトロイト近郊を中心としたライブや次の作品のリリースを予定、乞うご期待!

LOCUS FACEBOOK: www.facebook.com/locustyle

LOCUS iTune Store: http://itunes.apple.com/us/artist/locus/id431296985

 

 12月18日、 日本人バンド「LOCUS」が ポンティアック市のライブハウス「THE CROFOOT」でライブを行った。他にもラップミュージックを中心としたグループが集まり、ヒップホップイベントとなった。LOCUSは電子音や生ベースを取り入れるスタイルで斬新なパフォーマンスを見せた。会場は各バンドのサポーターが集い、盛り上がっていた。デトロイトの日本人アーティスト・コミュニティーに刺激を与える、今後の活躍が楽しみだ。

LOCUSについて

LOCUSは無類の音楽好きMC Astro, ベーシストqp, DJ/プログラマーAjektが2009年に結成したグループ。

 各メンバーの多様な音楽的バックグラウンドを組み合せたジャンルの枠組みを超える音楽で人々の心にある情熱に火をつけるべく活動中。昨年3月には自主制作盤5曲入りEP – E.P.O.N.Eを完成させ、CDリリースと同時にiTunesでも配信を開始した。qpとAjektの創り出すワールドミュージック、ブロークンビート、ジャズ、ファンク、エレクトロの要素をちりばめたトラックに絡む変幻自在のAstroの絶妙なラップ/ヴォーカル(時には日本語も?)が各方面から好評を得ている。また、昨年はデトロイト近郊でライブを敢行し、ミステリアスな容姿とは裏腹なエネルギー溢れるステージングに着々とファンが増え始めている。今年もデトロイト近郊を中心としたライブや次の作品のリリースを予定、乞うご期待!

LOCUS FACEBOOK: www.facebook.com/locustyle

LOCUS iTune Store: http://itunes.apple.com/us/artist/locus/id431296985

 

U of M Center for Japanese Studies “Mochitsuki”U of M Center for Japanese Studies “もちつき”

<!--:en-->U of M Center for Japanese Studies “Mochitsuki”<!--:--><!--:ja-->U of M Center for Japanese Studies “もちつき”<!--:--> 5

 年が明けて間もない1月7日(土)、U of M Center for Japanese Studies (ミシガン大学 日本研究センター:以下CJS)主催の餅つきイベントが開催された。お餅つきの実演と試食の他、お正月の遊びであるカルタや双六、そして習字や折り紙などの体験の他、紙芝居、邦楽など、盛りだくさんの企画を組んで、恒例の行事として定着している。ミシガン大学(Ann Arbor, MI)のキャンパス内とあって学生らしき若者の姿も多かったが、幅広い年齢層の人々が訪れていた。CJS関係者や学生に限らず、約120名のボランティアの協力を得、また、JBSD(デトロイト日本商工会)や企業の支援を受けて、このような盛大な催しが入場無料で実現されている。昨年と同じ会場で催されたが、入り口を増やし、人の流れがよりスムースで、実演や音楽を眺め易い配置に換えたため、千数百人という参加者で大盛況ながらも混雑感のない催し場になっていた。 CJSは1947年に創設された米国最古の日本文化研究機関であり、Center for Chinese Studies、Center for Korean Studies と並んでU of M のEast Asia U.S. Department of Education Title VI National Resource Centerの一部でもある。日本に関する研究を継続するだけでなく、それを促進・普及する目的を担っている。さらに日本理解に繋がる活動やイベントの企画や支援も活発に行われている。長い歴史と実績に基づいたそのネットワークは広く強い。日本文化や日本語に通ずる人々や親日家のネットワークの拠点でもあり、今回の催しにも、日本人ではない多くの人々が日本文化紹介に携わっていた。 イベントの目玉である餅つき実演は1階ホールで行われ、音楽演奏のスペースも同じホールに設置された。ホールの吹き抜けに面している階段や踊り場の手すりに張り付いて眺め続けていた人も多く、日本の文化に対する関心の高さが伺えた。

 日本の音楽を紹介したのは2つのグループ。前半は、このイベントに例年出演している邦楽グループ『雅』が琴の優雅な音色で、格調高い古典の調べや映画のテーマ曲などのポップな曲を軽やかに披露した。美しい音色と着物姿にうっとりとした表情の観客の姿があり、演奏後には質問や称賛の言葉を届ける人が続々と集まった。琴を奏でさせてあげた時に少女が見せた満足そうな笑顔が印象的だった。

 後半は3回目の出演となった和太鼓グループ『雷音』。力強い音がホールに響き、空気を震わせた。大小、種類の違う和太鼓の組み合わせや趣きの異なる13の曲を披露。『雷音』のメンバーが主宰する五大湖太鼓センターの生徒たちの演奏もあり、総勢19名による華やかなパフォーマンスが会場に活気を届けた。主宰者ソウルさんは、「エネルギーを届けることができたら嬉しい」と話していた。観客からは、「元気をもらった」「格好よくて感動した」などの感想が寄せられた。 書初めコーナーで「ゆめ」の二文字を何度も書いていた女性は中国系の大学生で、日本関連のイベントは初めてということ。新聞の広告文に倣って綴っていた友人も中国系で、2人とも筆と墨で書くのも初めて。「すごく集中した。気持ちよい経験」「日本との共通点や違いが分かり興味深い」と感想を漏らしていた。楽しい体験型イベントを通して、日本理解が進んでいる。

 ハイライトの餅つきは木の臼と杵を用いて担当者が実演しながら半搗き(つき)した後、希望者に体験のチャンスを提供。日本人の子供でも初めての体験という参加者も多く、「貴重な場で嬉しい」という声がたくさん聞かれた。実演・体験用とは別に、多数の餅つき機をフル回転して搗きあげ、大勢のボランティアの手で丸められたお餅は、ミカンなどと合わせて次々と来場者の手に渡っていった。搗きたての感触と味を楽しみながら談話に弾む人々で溢れた。準備したもち米は70キロ近く。大勢の人に幸せと元気を届けた和やかなお正月イベントだった。 CJSは餅つきの他、年間に数々の催事を実施し支援している。一般公開の企画として、過去30年以上、日本の映画を上映(例年、夏や秋)。‘ヌーン・レクチャー・シリーズ’という日本関連の様々な講演を組み、無料で一般公開している。詳細やCJSの活動についてはwww.ii.umich.edu/cjs/で。

 年が明けて間もない1月7日(土)、U of M Center for Japanese Studies (ミシガン大学 日本研究センター:以下CJS)主催の餅つきイベントが開催された。お餅つきの実演と試食の他、お正月の遊びであるカルタや双六、そして習字や折り紙などの体験の他、紙芝居、邦楽など、盛りだくさんの企画を組んで、恒例の行事として定着している。ミシガン大学(Ann Arbor, MI)のキャンパス内とあって学生らしき若者の姿も多かったが、幅広い年齢層の人々が訪れていた。CJS関係者や学生に限らず、約120名のボランティアの協力を得、また、JBSD(デトロイト日本商工会)や企業の支援を受けて、このような盛大な催しが入場無料で実現されている。昨年と同じ会場で催されたが、入り口を増やし、人の流れがよりスムースで、実演や音楽を眺め易い配置に換えたため、千数百人という参加者で大盛況ながらも混雑感のない催し場になっていた。 CJSは1947年に創設された米国最古の日本文化研究機関であり、Center for Chinese Studies、Center for Korean Studies と並んでU of M のEast Asia U.S. Department of Education Title VI National Resource Centerの一部でもある。日本に関する研究を継続するだけでなく、それを促進・普及する目的を担っている。さらに日本理解に繋がる活動やイベントの企画や支援も活発に行われている。長い歴史と実績に基づいたそのネットワークは広く強い。日本文化や日本語に通ずる人々や親日家のネットワークの拠点でもあり、今回の催しにも、日本人ではない多くの人々が日本文化紹介に携わっていた。 イベントの目玉である餅つき実演は1階ホールで行われ、音楽演奏のスペースも同じホールに設置された。ホールの吹き抜けに面している階段や踊り場の手すりに張り付いて眺め続けていた人も多く、日本の文化に対する関心の高さが伺えた。

 日本の音楽を紹介したのは2つのグループ。前半は、このイベントに例年出演している邦楽グループ『雅』が琴の優雅な音色で、格調高い古典の調べや映画のテーマ曲などのポップな曲を軽やかに披露した。美しい音色と着物姿にうっとりとした表情の観客の姿があり、演奏後には質問や称賛の言葉を届ける人が続々と集まった。琴を奏でさせてあげた時に少女が見せた満足そうな笑顔が印象的だった。

 後半は3回目の出演となった和太鼓グループ『雷音』。力強い音がホールに響き、空気を震わせた。大小、種類の違う和太鼓の組み合わせや趣きの異なる13の曲を披露。『雷音』のメンバーが主宰する五大湖太鼓センターの生徒たちの演奏もあり、総勢19名による華やかなパフォーマンスが会場に活気を届けた。主宰者ソウルさんは、「エネルギーを届けることができたら嬉しい」と話していた。観客からは、「元気をもらった」「格好よくて感動した」などの感想が寄せられた。 書初めコーナーで「ゆめ」の二文字を何度も書いていた女性は中国系の大学生で、日本関連のイベントは初めてということ。新聞の広告文に倣って綴っていた友人も中国系で、2人とも筆と墨で書くのも初めて。「すごく集中した。気持ちよい経験」「日本との共通点や違いが分かり興味深い」と感想を漏らしていた。楽しい体験型イベントを通して、日本理解が進んでいる。

 ハイライトの餅つきは木の臼と杵を用いて担当者が実演しながら半搗き(つき)した後、希望者に体験のチャンスを提供。日本人の子供でも初めての体験という参加者も多く、「貴重な場で嬉しい」という声がたくさん聞かれた。実演・体験用とは別に、多数の餅つき機をフル回転して搗きあげ、大勢のボランティアの手で丸められたお餅は、ミカンなどと合わせて次々と来場者の手に渡っていった。搗きたての感触と味を楽しみながら談話に弾む人々で溢れた。準備したもち米は70キロ近く。大勢の人に幸せと元気を届けた和やかなお正月イベントだった。 CJSは餅つきの他、年間に数々の催事を実施し支援している。一般公開の企画として、過去30年以上、日本の映画を上映(例年、夏や秋)。‘ヌーン・レクチャー・シリーズ’という日本関連の様々な講演を組み、無料で一般公開している。詳細やCJSの活動についてはwww.ii.umich.edu/cjs/で。

2012 North American International Auto Show2012 NAIAS オートショー ~デトロイトで最も華やかなショー~

<!--:en-->2012 North American International Auto Show<!--:--><!--:ja-->2012 NAIAS オートショー ~デトロイトで最も華やかなショー~<!--:--> 13

Detroit Auto Show Charity Preview

毎年1月上旬、デトロイトで開催されるDetroit Auto Show(正式名称:The North American International Auto Show、NAIAS)。その一般公開に先がけて、Press、Industry、Charityの3種類のPreviewが行われている。Previewの最後を飾るCharity Previewは、一般公開の前夜に開催、収益金はChildren’s Hospital of Michigan 、March of Dimesデトロイト支部、Boys Hope Girls Hope of Detroit等、デトロイト近郊の9つの児童関係施設や団体に全て寄付される。開催初年度の1976年から今年までのチャリティー累計額は8700万ドル以上。今年は参加者12,000人、収益金300万ドル、昨年の20%アップという成果だった。

メディアプレビューの2日間では、各自動車メーカーのプレゼンテーションが行なわれた。

現在のチケット代は250ドル/1人(うち240ドルが税金控除対象)だが、アメリカの景気が良好だった90年代には最高値400ドルをマーク。それでも予約待ちが多かったという。この様にチケット代が多少高くても、このイベントがデトロイト社交界で人気を博する秘密は何か。それは、このイベント自体がDetroit Auto Showを契機とした35年以上の伝統があるチャリティーイベントであること、そのイベントにデトロイト自動車産業・関連に貢献、功績を残している人々が一堂に会し、フォーマルな華やかさの中でAuto Showを一緒に祝うという前夜祭的要素、スケールの大きさにあるのではないだろうか。アメリカ人はこの様に一石二鳥にも三鳥にもなるチャリティーイベント作りが本当にうまいと感じ入る。

地元各メディアが「数年ぶりに上向きな展望が感じられた」「明るい要素が多い」など報じた

当日の夜は、展示会場の内外、デトロイト市内のレストランや劇場には各企業が個別に用意したパーティー会場が設けられ、展示場のCobo Hall との間を何台もの観光バスやリムジンがデトロイトの夜の街を賑やかに行き交う。外の寒気とは対照的に熱気に溢れた展示会場内では、冷たいシャンパン片手に新車を物色、名刺交換、歓談、新車の前でポーズを取る紳士淑女たち。どの顔にもDetroit Auto Showが今年も無事に開催される喜びと誇りに満ちている。

代表者による新車モデルの発表や車づくりの姿勢を示した記者会見には大勢の人が集まった。

そして、デトロイト自動車産業の景気傾向は、このCharity Previewの参加者数と活気、会場の照明&デザイン、無料で配られるシャンペンの量、女性参加者のドレスを見れば一目瞭然だ。今年は、新年から先行きの良さを示すかのように、どれもが◎。特に女性参加者のドレスは正直で、景気が悪化した3年前は地味で控えめなドレスが大半を占めていたのに対し、今年は生地をふんだんに使った光沢あるロングドレス、スパンコールをちりばめた華やかでトレンディーなドレスが目立っていた。しかし、ここで特筆したいのは、地元デトロイト出身の女性参加者の誰もが、自動車関連のキャリア組、ノンキャリア組に関わらず、自動車を見る目があるということだ。シャンペングラス片手に歓談、華奢なヒールで優雅にそぞろ歩きしながらも、今年注目の車は何か、次の車の候補はどれか等、厳しいチェックを入れるのを忘れない。自動車産業関連の話題にも敏感。やはり、幼少から自動車産業発祥の地、デトロイトで生まれ育った女性は違う。会場に華を添えるだけの存在ではないのだ。

各社の電気自動車技術が注目され、アメリカでのエコで環境に優しい車の未来が予想される。
代表者による新車モデルの発表や車づくりの姿勢を示した記者会見には大勢の人が集まった。

こうして、デトロイト自動車業界きっての社交界、今年のCharity Previewは本来のチャリティーの大義名分を充分に果たしつつ、華やかに、晴々しく、誇り高く過ぎていった。

 

Detroit Auto Show Charity Preview

毎年1月上旬、デトロイトで開催されるDetroit Auto Show(正式名称:The North American International Auto Show、NAIAS)。その一般公開に先がけて、Press、Industry、Charityの3種類のPreviewが行われている。Previewの最後を飾るCharity Previewは、一般公開の前夜に開催、収益金はChildren’s Hospital of Michigan 、March of Dimesデトロイト支部、Boys Hope Girls Hope of Detroit等、デトロイト近郊の9つの児童関係施設や団体に全て寄付される。開催初年度の1976年から今年までのチャリティー累計額は8700万ドル以上。今年は参加者12,000人、収益金300万ドル、昨年の20%アップという成果だった。

メディアプレビューの2日間では、各自動車メーカーのプレゼンテーションが行なわれた。

現在のチケット代は250ドル/1人(うち240ドルが税金控除対象)だが、アメリカの景気が良好だった90年代には最高値400ドルをマーク。それでも予約待ちが多かったという。この様にチケット代が多少高くても、このイベントがデトロイト社交界で人気を博する秘密は何か。それは、このイベント自体がDetroit Auto Showを契機とした35年以上の伝統があるチャリティーイベントであること、そのイベントにデトロイト自動車産業・関連に貢献、功績を残している人々が一堂に会し、フォーマルな華やかさの中でAuto Showを一緒に祝うという前夜祭的要素、スケールの大きさにあるのではないだろうか。アメリカ人はこの様に一石二鳥にも三鳥にもなるチャリティーイベント作りが本当にうまいと感じ入る。

地元各メディアが「数年ぶりに上向きな展望が感じられた」「明るい要素が多い」など報じた

当日の夜は、展示会場の内外、デトロイト市内のレストランや劇場には各企業が個別に用意したパーティー会場が設けられ、展示場のCobo Hall との間を何台もの観光バスやリムジンがデトロイトの夜の街を賑やかに行き交う。外の寒気とは対照的に熱気に溢れた展示会場内では、冷たいシャンパン片手に新車を物色、名刺交換、歓談、新車の前でポーズを取る紳士淑女たち。どの顔にもDetroit Auto Showが今年も無事に開催される喜びと誇りに満ちている。

代表者による新車モデルの発表や車づくりの姿勢を示した記者会見には大勢の人が集まった。

そして、デトロイト自動車産業の景気傾向は、このCharity Previewの参加者数と活気、会場の照明&デザイン、無料で配られるシャンペンの量、女性参加者のドレスを見れば一目瞭然だ。今年は、新年から先行きの良さを示すかのように、どれもが◎。特に女性参加者のドレスは正直で、景気が悪化した3年前は地味で控えめなドレスが大半を占めていたのに対し、今年は生地をふんだんに使った光沢あるロングドレス、スパンコールをちりばめた華やかでトレンディーなドレスが目立っていた。しかし、ここで特筆したいのは、地元デトロイト出身の女性参加者の誰もが、自動車関連のキャリア組、ノンキャリア組に関わらず、自動車を見る目があるということだ。シャンペングラス片手に歓談、華奢なヒールで優雅にそぞろ歩きしながらも、今年注目の車は何か、次の車の候補はどれか等、厳しいチェックを入れるのを忘れない。自動車産業関連の話題にも敏感。やはり、幼少から自動車産業発祥の地、デトロイトで生まれ育った女性は違う。会場に華を添えるだけの存在ではないのだ。

各社の電気自動車技術が注目され、アメリカでのエコで環境に優しい車の未来が予想される。
代表者による新車モデルの発表や車づくりの姿勢を示した記者会見には大勢の人が集まった。

こうして、デトロイト自動車業界きっての社交界、今年のCharity Previewは本来のチャリティーの大義名分を充分に果たしつつ、華やかに、晴々しく、誇り高く過ぎていった。

 

JBSD Music Festival 2011JBSD音楽祭 ~Music Festival 2011~

<!--:en-->JBSD Music Festival 2011<!--:--><!--:ja-->JBSD音楽祭 ~Music Festival 2011~<!--:--> 11

 JBSD(デトロイト日本商工会)文化部会主催の音楽祭 “JBSD Music Festival” が、11月7日 (日)、Novi Middle School Auditorium にて開催された。この音楽イベントは、過去にデトロイトのベルアイル島で行なわれていたJBSD主催による桜祭り・写生大会の一環のタレントショー部門として2003年に始まり、のちに写生大会の会場がデトロイト動物園に移転したことを機に、音楽祭として独立した。コンテスト式や、J-ポップミュージックに焦点を当てた年など、形式は推移しながらこれまで展開されてきた。

 今年は、バンド演奏を中心に、ピアノやギターの独奏を含む9組の出演により、バラエティーに富んだプログラムで繰り広げられた。JBSD会員及びその家族とりんご会補習授業校生徒・卒業生を含む個人又はグループ(但し中学生以上)を対象に出場者が募集されるが、年々顔ぶれを入れ替えながらも充実した参加者が保たれている。音楽的才能に恵まれ、それを楽しみ分かちあう人々がこの地に多く存在することに、あらためて感心させられる。

 今年の開催日は、外はあいにくの、小雨が降ったり止んだりの愚図ついた天気であったが、会場内には音楽好きの情熱が満ち、聴衆にもパワーを与えていた。

 MC(総合司会)を務めたヴォイトコフスキーさんは、秋に開催されたJSDウィメンスクラブ/JBSD文化部会共催の日本祭りでの舞台司会もこなしたが、「忙しい中でたくさん練習していると思います」とレベルの高さを称賛し、さらに出演者たちが楽しむ為に時間を作っていることもすばらしい、と言葉を寄せた。

 幕開けは、溌剌とした歌声がフレッシュなバンド「ドラエックス」。この音楽祭のために結成し1ヶ月で、数少ない合同練習だったとのことだが、息の合った演奏でポップを披露した。観客の手拍子や声援も加わって元気なスタートを切った。

 ピアニストの「ショパン3世」はアニメ「ルパン三世」をもじったコメディックなステージ名とは裏腹に、正統派のタッチで見事にショパンの夜想曲を披露した。緩やかな小曲を 落ち着いた透き通るような音色で奏で、聴衆を魅了した。

 「デトロイト・リンゴ・スターズ」はデトロイトりんご会補習授業校の教頭や講師もメンバーで、大人のエネルギーとパワーをしっかりアピールした。ボーカルはタンバリンを片手に、懐かしいアメリカロックで会場を盛り上げた。

 ギタリストの「押尾コージロー」はギターの常識を超える演奏を披露。指先で弦を弾き、ギターの本体を叩くことでメロディーとリズムを一人でこなしていた。高度なパフォーマンスに感嘆が集まったギターソロだった。

 今年は特別編成で登場したロックバンドの「K’s Special」はプロではないかと思わせるほどのパフォーマンスで難易度の高いハードロックとオリジナル曲を演奏した。ステージ慣れしたトークで会場と一体化していた 。

 前年の音楽祭を観て刺激を受け今回初参加したギタリストの「OHIDEDON」。 緊張のあまりステージ上で右足のお母さん指がつってしまったことを告白し、 観客を笑わせた。若者向けする明るいJPOPSで会場を元気に盛り上げた。

 ギター雑誌にも掲載された経験のある凄腕ギタリストを含む5人組のメタルバンド「Force Majeure」は、ギター魂を籠めて絶叫。パワフルな演奏とヘッドバングで会場一杯にヘビーメタルを響かせた。

 「LOCUS」は、ボーカル、ベースとプログラマーの3人構成という珍しい組み合わせのバンド。それぞれインパクトのある個性的なマスクをつけ、電子音楽とラップによるオリジナル曲を披露した。

 最後はJBSD音楽祭のレギュラーとも言える5人組のブルースバンド「B4」。エルビス・プレスリーや忌野清志郎など、懐かしいクラシックロックなどをカバーし、会場からはファンの声援も多く、フィナーレを盛り上げた。

☆ ☆ ☆

 この音楽祭には多くの家族連れや幅広い世代が足を運び、普段は馴染みの薄いジャンルの音楽や一世代前後の曲に触れることの出来る良い機会にもなっている。能力を隠している人がまだまだ存在するに違いない。更なる広がりに期待したい。

 JBSD(デトロイト日本商工会)文化部会主催の音楽祭 “JBSD Music Festival” が、11月7日 (日)、Novi Middle School Auditorium にて開催された。この音楽イベントは、過去にデトロイトのベルアイル島で行なわれていたJBSD主催による桜祭り・写生大会の一環のタレントショー部門として2003年に始まり、のちに写生大会の会場がデトロイト動物園に移転したことを機に、音楽祭として独立した。コンテスト式や、J-ポップミュージックに焦点を当てた年など、形式は推移しながらこれまで展開されてきた。

 今年は、バンド演奏を中心に、ピアノやギターの独奏を含む9組の出演により、バラエティーに富んだプログラムで繰り広げられた。JBSD会員及びその家族とりんご会補習授業校生徒・卒業生を含む個人又はグループ(但し中学生以上)を対象に出場者が募集されるが、年々顔ぶれを入れ替えながらも充実した参加者が保たれている。音楽的才能に恵まれ、それを楽しみ分かちあう人々がこの地に多く存在することに、あらためて感心させられる。

 今年の開催日は、外はあいにくの、小雨が降ったり止んだりの愚図ついた天気であったが、会場内には音楽好きの情熱が満ち、聴衆にもパワーを与えていた。

 MC(総合司会)を務めたヴォイトコフスキーさんは、秋に開催されたJSDウィメンスクラブ/JBSD文化部会共催の日本祭りでの舞台司会もこなしたが、「忙しい中でたくさん練習していると思います」とレベルの高さを称賛し、さらに出演者たちが楽しむ為に時間を作っていることもすばらしい、と言葉を寄せた。

 幕開けは、溌剌とした歌声がフレッシュなバンド「ドラエックス」。この音楽祭のために結成し1ヶ月で、数少ない合同練習だったとのことだが、息の合った演奏でポップを披露した。観客の手拍子や声援も加わって元気なスタートを切った。

 ピアニストの「ショパン3世」はアニメ「ルパン三世」をもじったコメディックなステージ名とは裏腹に、正統派のタッチで見事にショパンの夜想曲を披露した。緩やかな小曲を 落ち着いた透き通るような音色で奏で、聴衆を魅了した。

 「デトロイト・リンゴ・スターズ」はデトロイトりんご会補習授業校の教頭や講師もメンバーで、大人のエネルギーとパワーをしっかりアピールした。ボーカルはタンバリンを片手に、懐かしいアメリカロックで会場を盛り上げた。

 ギタリストの「押尾コージロー」はギターの常識を超える演奏を披露。指先で弦を弾き、ギターの本体を叩くことでメロディーとリズムを一人でこなしていた。高度なパフォーマンスに感嘆が集まったギターソロだった。

 今年は特別編成で登場したロックバンドの「K’s Special」はプロではないかと思わせるほどのパフォーマンスで難易度の高いハードロックとオリジナル曲を演奏した。ステージ慣れしたトークで会場と一体化していた 。

 前年の音楽祭を観て刺激を受け今回初参加したギタリストの「OHIDEDON」。 緊張のあまりステージ上で右足のお母さん指がつってしまったことを告白し、 観客を笑わせた。若者向けする明るいJPOPSで会場を元気に盛り上げた。

 ギター雑誌にも掲載された経験のある凄腕ギタリストを含む5人組のメタルバンド「Force Majeure」は、ギター魂を籠めて絶叫。パワフルな演奏とヘッドバングで会場一杯にヘビーメタルを響かせた。

 「LOCUS」は、ボーカル、ベースとプログラマーの3人構成という珍しい組み合わせのバンド。それぞれインパクトのある個性的なマスクをつけ、電子音楽とラップによるオリジナル曲を披露した。

 最後はJBSD音楽祭のレギュラーとも言える5人組のブルースバンド「B4」。エルビス・プレスリーや忌野清志郎など、懐かしいクラシックロックなどをカバーし、会場からはファンの声援も多く、フィナーレを盛り上げた。

☆ ☆ ☆

 この音楽祭には多くの家族連れや幅広い世代が足を運び、普段は馴染みの薄いジャンルの音楽や一世代前後の曲に触れることの出来る良い機会にもなっている。能力を隠している人がまだまだ存在するに違いない。更なる広がりに期待したい。

JBSD Foundation Grand Award CeremonyJBSD基金2011年度 Grant Award 贈呈式

<!--:en-->JBSD Foundation Grand Award Ceremony<!--:--><!--:ja-->JBSD基金2011年度 Grant Award 贈呈式<!--:-->

文化・芸術・教育・公共・慈善など40の団体に寄付

 JBSD基金2011年度 Grant Award 贈呈式が12月9日、ノバイ市のシェラトンホテルで行われた。JBSD基金は、Japan Business Society of Detroit(デトロイト日本商工会)によって、米国社会への地域貢献と感謝の気持ちを表すために1992年に設立され、今回は20周年にあたる。日本人子女が通う現地校や日米交流に貢献している団体に限らず、教育・文化など地域社会促進に貢献している組織、研究機関などを対象に資金面の支援を継続してきている。

 2011年度は右記のデトロイト近郊の40団体に総額約7万9百ドルが贈られた。加藤栄治JBSD基金理事長の挨拶後、各受賞団体の代表者に寄付金が手渡され、それぞれの代表者は感謝の言葉と、各団体の概要や活動内容、基金の使途を伝えた。

 この基金の恩恵を受けて日本訪問を予定している高校生が代表者とともに挨拶に立った。「ペンパルとの交流やホームステイが楽しみです。将来的にはJETプログラムに応募することも考えています。このグラントがあることで、とても高額な旅が可能になり、とても感謝しています。」(原文は英語)と、期待や意欲の言葉を直に伝えた。

 又、ウェイン・ステイト大学では初めてジャパンクラブが立ち上げられ、贈呈されるグラントは今後の活動に大きく貢献するとのこと。会場にはミシガン大学やイースタン・ミシガン大学のジャパンクラブの会長も揃い、活発な意見交換とアドバイスのやりとりがなされる姿も見られた。

 世界的な不景気の煽りから随所で、特に教育現場での厳しい予算削減が余儀なくされている昨今、デトロイト近郊社会への、特に将来を担う若者たちへのたゆまぬ資金援助は、大変重要な意義を持つ。基金そのものの社会的貢献もさることながら、援助する側とされる側が一堂に会し互いの存在と努力を確認し合う、相互理解と日米親善を再認識させられる尊い場であった。

As released by the JBSD Foundation:

Novi, MI, December 9, 2011 – The Japan Business Society of Detroit (JBSD) Foundation has donated $70,900 in financial assistance to 40 cultural, artistic, educational, civic, and charitable organizations, it was announced by Mr. Eiji Kato, President of the JBSD Foundation.

The JBSD Foundation hosted the 20th Annual Grants Award ceremony to celebrate these contributions on Friday, December 9, 2011, from 4:00 – 6:00 p.m at the Sheraton Detroit Novi Hotel, Novi, MI. The Honorable Kuninori Matsuda, Consul General of Japan at Detroit, and other dignitaries participated in the event.

“This is the 20th Anniversary of JBSD Foundation and we are proud of our continued support of community organizations that promote community enhancement, education, and research as well as unity between the Japanese and American cultures for 20 consecutive years. Many of our recipients represent youth and non-profit scholastic programs,” said Mr. Kato.

To date, $1.5 Million has been distributed to organizations throughout Southeast Michigan, with a special emphasis on the Greater Detroit Metropolitan area.

The JBSD Foundation is the philanthropic arm of the Japan Business Society of Detroit (JBSD), which oversees the largest group of global investors in Michigan, with over 250 companies and 1,550 members. The JBSD enhances understanding and mutual cooperation between Japanese and Americans through community and business involvement.

文化・芸術・教育・公共・慈善など40の団体に寄付

 JBSD基金2011年度 Grant Award 贈呈式が12月9日、ノバイ市のシェラトンホテルで行われた。JBSD基金は、Japan Business Society of Detroit(デトロイト日本商工会)によって、米国社会への地域貢献と感謝の気持ちを表すために1992年に設立され、今回は20周年にあたる。日本人子女が通う現地校や日米交流に貢献している団体に限らず、教育・文化など地域社会促進に貢献している組織、研究機関などを対象に資金面の支援を継続してきている。

 2011年度は右記のデトロイト近郊の40団体に総額約7万9百ドルが贈られた。加藤栄治JBSD基金理事長の挨拶後、各受賞団体の代表者に寄付金が手渡され、それぞれの代表者は感謝の言葉と、各団体の概要や活動内容、基金の使途を伝えた。

 この基金の恩恵を受けて日本訪問を予定している高校生が代表者とともに挨拶に立った。「ペンパルとの交流やホームステイが楽しみです。将来的にはJETプログラムに応募することも考えています。このグラントがあることで、とても高額な旅が可能になり、とても感謝しています。」(原文は英語)と、期待や意欲の言葉を直に伝えた。

 又、ウェイン・ステイト大学では初めてジャパンクラブが立ち上げられ、贈呈されるグラントは今後の活動に大きく貢献するとのこと。会場にはミシガン大学やイースタン・ミシガン大学のジャパンクラブの会長も揃い、活発な意見交換とアドバイスのやりとりがなされる姿も見られた。

 世界的な不景気の煽りから随所で、特に教育現場での厳しい予算削減が余儀なくされている昨今、デトロイト近郊社会への、特に将来を担う若者たちへのたゆまぬ資金援助は、大変重要な意義を持つ。基金そのものの社会的貢献もさることながら、援助する側とされる側が一堂に会し互いの存在と努力を確認し合う、相互理解と日米親善を再認識させられる尊い場であった。

As released by the JBSD Foundation:

Novi, MI, December 9, 2011 – The Japan Business Society of Detroit (JBSD) Foundation has donated $70,900 in financial assistance to 40 cultural, artistic, educational, civic, and charitable organizations, it was announced by Mr. Eiji Kato, President of the JBSD Foundation.

The JBSD Foundation hosted the 20th Annual Grants Award ceremony to celebrate these contributions on Friday, December 9, 2011, from 4:00 – 6:00 p.m at the Sheraton Detroit Novi Hotel, Novi, MI. The Honorable Kuninori Matsuda, Consul General of Japan at Detroit, and other dignitaries participated in the event.

“This is the 20th Anniversary of JBSD Foundation and we are proud of our continued support of community organizations that promote community enhancement, education, and research as well as unity between the Japanese and American cultures for 20 consecutive years. Many of our recipients represent youth and non-profit scholastic programs,” said Mr. Kato.

To date, $1.5 Million has been distributed to organizations throughout Southeast Michigan, with a special emphasis on the Greater Detroit Metropolitan area.

The JBSD Foundation is the philanthropic arm of the Japan Business Society of Detroit (JBSD), which oversees the largest group of global investors in Michigan, with over 250 companies and 1,550 members. The JBSD enhances understanding and mutual cooperation between Japanese and Americans through community and business involvement.

2011 WINTER FAMILY CONCERT by WPGC2011 WINTER FAMILY CONCERT by WPGC

<!--:en-->2011 WINTER FAMILY CONCERT by WPGC<!--:--><!--:ja-->2011 WINTER FAMILY CONCERT by WPGC<!--:--> 5

 去る12月5日(日)、男声合唱団ホワイトパイン・グリークラブ(以下WPGC) の”ウインター・ファミリー・コンサート 2011”がファーミントンヒルズ市にある教会(Faith Covenant Church)で催された。デトロイト地区で活動するWPGCはコミュニティやビジネス関連のイベントに出演するなど、歌を通して文化紹介や日米交流を行なっている。昨年(2011年)5月には、ニューヨークのカーネギーホールにて、仙台を中心に活動している混声合唱団「萩」の主催による「みちのく震災支援・日米合唱チャリティコンサート」で、ニューヨーク男声合唱団と共に歌う機会もあった。

 定期コンサートは年に2回催しており、数百人の収容力があるホールで開催した年もあった。WPGCの会長を務める斎藤秀美氏の話によれば、「今回は家族に聞かせるという原点に戻りました」といのこと。とはいえ、会場には家族や友人に限らず、大勢のファンが足を運び、豊かな音楽に満たされた時と空間を楽しんでいた。

 コンサートはLet’s Go Down in Jordan を歌いながらのWPGC入場でスタート。斎藤会長よりサポートに対する感謝の言葉が述べられた後、忘れがたい経験として、前述のカーネギーホールでの演奏や、6月に在デトロイト日本国領事館との共催で、ミシガンでの東日本大震災への支援に対する感謝の意を籠めて行なった「ありがとうコンサート」について概略を告げた。

 第1ステージでは、渋い男性がたが選ぶには少々意外な、アニメ映画「天空の城ラピュタ」の挿入歌「君をのせて」を重厚にのびやかに熱唱した後、英語で「Sailing Sailing」を爽やかに歌い上げた。クリスマスシーズンに相応しい「O Holy Night」では、男声独特の深い響きで荘厳な祈りのメッセージを観客に届けた。

 第2ステージは女声合唱団Trillium の登場。進行役を務めた団員のマイヤー氏が「TrilliumはWPGCの母です」と恭しく紹介した。12年以上前に、ハレルヤコーラスの男声パートのためにご主人がたが引っ張り出されたのが始まりだったそうだ。

 Trilliumは、クリスマスキャロル「きよしこの夜」の他、冬にちなんだ唱歌「冬景色&雪」、そして日本の大ヒット曲「世界でひとつだけの花」と「ハナミズキ」、いずれも優しさに溢れたポピュラーな5曲を美しい歌声とハーモニーで綴った。

 第3ステージは今回のスペシャルゲスト、団員のお嬢様でもあるバイオリン奏者 佐藤遥野さんと、遥野さんが学んでいる音楽学校(Cleveland Institute of Music)の友人チェロ奏者による二重奏。ヘンデルの”Passacaglia”を披露してくれた。技巧的にかなり難しい曲を颯爽と弾きこなした少女達に割れんばかりの拍手喝采が湧き上がった。

 続くステージはWPGCの2回目の登場。「ふるさとの四季」より抜粋で、「春の小川」「夏は来ぬ」「紅葉」など、日本の季節を穏やかな歌声で表現し、観客を郷愁の思いに浸らせてくれた。複雑にパートが絡み合う「斉太郎節」も見事に歌い上げた。

 WPGCの前半の衣裳は黒の蝶ネクタイとカマーバンドだったものを、後半は赤に“お色直し”。舞台に並んだポインセチアとマッチしてクリスマスらしい雰囲気を高めていた。胸にポインセチアの花飾りをつけたTrilliumが最後のステージに加わって一層華やかさを増した。会場の観客と共に「見上げてごらん夜の星を」を歌って、和やかなコンサートの幕は閉じられた。

 

 去る12月5日(日)、男声合唱団ホワイトパイン・グリークラブ(以下WPGC) の”ウインター・ファミリー・コンサート 2011”がファーミントンヒルズ市にある教会(Faith Covenant Church)で催された。デトロイト地区で活動するWPGCはコミュニティやビジネス関連のイベントに出演するなど、歌を通して文化紹介や日米交流を行なっている。昨年(2011年)5月には、ニューヨークのカーネギーホールにて、仙台を中心に活動している混声合唱団「萩」の主催による「みちのく震災支援・日米合唱チャリティコンサート」で、ニューヨーク男声合唱団と共に歌う機会もあった。

 定期コンサートは年に2回催しており、数百人の収容力があるホールで開催した年もあった。WPGCの会長を務める斎藤秀美氏の話によれば、「今回は家族に聞かせるという原点に戻りました」といのこと。とはいえ、会場には家族や友人に限らず、大勢のファンが足を運び、豊かな音楽に満たされた時と空間を楽しんでいた。

 コンサートはLet’s Go Down in Jordan を歌いながらのWPGC入場でスタート。斎藤会長よりサポートに対する感謝の言葉が述べられた後、忘れがたい経験として、前述のカーネギーホールでの演奏や、6月に在デトロイト日本国領事館との共催で、ミシガンでの東日本大震災への支援に対する感謝の意を籠めて行なった「ありがとうコンサート」について概略を告げた。

 第1ステージでは、渋い男性がたが選ぶには少々意外な、アニメ映画「天空の城ラピュタ」の挿入歌「君をのせて」を重厚にのびやかに熱唱した後、英語で「Sailing Sailing」を爽やかに歌い上げた。クリスマスシーズンに相応しい「O Holy Night」では、男声独特の深い響きで荘厳な祈りのメッセージを観客に届けた。

 第2ステージは女声合唱団Trillium の登場。進行役を務めた団員のマイヤー氏が「TrilliumはWPGCの母です」と恭しく紹介した。12年以上前に、ハレルヤコーラスの男声パートのためにご主人がたが引っ張り出されたのが始まりだったそうだ。

 Trilliumは、クリスマスキャロル「きよしこの夜」の他、冬にちなんだ唱歌「冬景色&雪」、そして日本の大ヒット曲「世界でひとつだけの花」と「ハナミズキ」、いずれも優しさに溢れたポピュラーな5曲を美しい歌声とハーモニーで綴った。

 第3ステージは今回のスペシャルゲスト、団員のお嬢様でもあるバイオリン奏者 佐藤遥野さんと、遥野さんが学んでいる音楽学校(Cleveland Institute of Music)の友人チェロ奏者による二重奏。ヘンデルの”Passacaglia”を披露してくれた。技巧的にかなり難しい曲を颯爽と弾きこなした少女達に割れんばかりの拍手喝采が湧き上がった。

 続くステージはWPGCの2回目の登場。「ふるさとの四季」より抜粋で、「春の小川」「夏は来ぬ」「紅葉」など、日本の季節を穏やかな歌声で表現し、観客を郷愁の思いに浸らせてくれた。複雑にパートが絡み合う「斉太郎節」も見事に歌い上げた。

 WPGCの前半の衣裳は黒の蝶ネクタイとカマーバンドだったものを、後半は赤に“お色直し”。舞台に並んだポインセチアとマッチしてクリスマスらしい雰囲気を高めていた。胸にポインセチアの花飾りをつけたTrilliumが最後のステージに加わって一層華やかさを増した。会場の観客と共に「見上げてごらん夜の星を」を歌って、和やかなコンサートの幕は閉じられた。

Japanese School of Detroit Open Houseデトロイトりんご会 補習授業校 オープンハウス

<!--:en-->Japanese School of Detroit Open House<!--:--><!--:ja-->デトロイトりんご会 補習授業校 オープンハウス<!--:--> 10

 ノバイの新校舎に移転してから約1ヶ月が経過した11月19日(土)、近隣関係者との相互理解を目的に、校舎を使用しているノバイメドウズ及び近隣教育関係者などを招待して「補習校紹介行事(オープンハウス)」が開催された。

 午前9時30分の開会式にはノバイ市側からボブガット市長を始めオークランドカウンティーやノバイ市の役職者、教育委員会代表者など30名の来賓、日本側からは松田在デトロイト総領事を筆頭に10名の来賓が参列して開会式が始まった。君島校長、ノバイ学校区教育長の挨拶に続いて、りんご会の甘利理事長より補習校紹介、松田総領事のスピーチがあり、その後、校内視察に移った。関係者は日本の授業を興味深く視察していた。体育館には学用品や制服、お弁当など学校生活に関連する品々、伝統や行事を伝える物、児童生徒の学習作品などが多数展示された。この日、幼稚園部は『お店屋さんごっこ』活動の真っ最中で、参観者の中には園児たちが工作したお寿司やケーキの買い物を一緒に楽しむ光景も見られ、和やかな雰囲気が漂っていた。準備や工作の質の高さに称賛が集まり、「ディテールがすばらしい!」という感想も聞こえた。

 引き続き、2011年度のETJ(Educators to Japan: 現地校教育関係者日本派遣)プログラムで6月に日本に派遣された教育関係者の報告の時間がもたれた。同プログラムは駐在員子女を受け入れている現地校の先生方に感謝と日本文化理解を図る目的で1975年にロサンゼルスで始まり、以後、参加地域が増え、デトロイト地区では1992年からJBSD(デトロイト日本商工会)がスポンサーとなって継続している。報告に先立って、中浜JBSD事務局長よりETJプログラムの経緯や概要について説明がなされ、日本という異文化に身を置いて、生徒たちの気持ちを知ってもらうことに意義があることなどを伝えた。例年多数の応募者の中から8名前後を送り出してきたが、今年度の参加者は2名。参加者の1人であるウェバー氏(ノバイ学校区副教育長)は「3月に起こった悲惨な地震と津波の後、多くの人が参加を辞退。今回日本訪問を選んだ参加者には理解と開かれた心という特質が見られた」と帰国エッセイに記した。(*ETJプログラムには世界各地から参加。)ウェバー氏は「日本は教育や子育てに対する意識が高い」と全体の印象を語り、小学校訪問では学習に対する集中度や規律に感銘を受けたことなどを伝えた。もう1人の参加者サウスワース先生(ノバイミドルスクール)は言葉が通じないことが大変不便であることを実感し、「言葉の壁があることで、豊富な知識と経験を持っていても表現できないのだと認識した」とエッセイに綴り、立体駐車場のスペース効率や、伝統や古いものを大切に保存していることなど、学ぶことが多かったと感想を述べた。スライドを利用した2人の報告は多くの分かり易い情報を参観者に提供した。

 最後にノバイ市の新市長ガット氏の挨拶、甘利りんご会理事長の感謝を籠めた閉会の挨拶をもって行事は滞りなく終了した。

 1973年の補習授業校設立に尽力し、初代校長に就任して学校運営を支えた片岡氏も当日臨席。近隣コミュニティーとの友好な関係や学校施設について、「発足時は23人の生徒数でしたが、公立の校舎はどこも貸してもらえず、クランブルックアカデミーのキンダールームを借りました。一切汚さないという条件でしたから、毎週保護者が大掃除をして磨き上げるなど、継続のために努力をしました」「ノバイ市がこのように援助してくれることは、当時のことを思うと驚きです。補習授業校の関係者は大いに頑張って、市に対して恩返しをして欲しい」と感想や願いを語っていた。

 ノバイ学校区教育長(Dr.Matthews)は挨拶の中、歓迎の言葉に加えて「あなた方が我々コミュニティーに持ち込んでくれたものに感謝をしている」と表明。ノバイ市長からは「文化の多様性がノバイ市の素晴らしさのひとつ」「我々にできることがあれば喜んで力を尽くしたい」と歓迎の意が伝えられた。

 また、同日の式では、オークランドカウンティーからの‘姫路城のジオラマ’ の贈答セレモニーも実施された。数十センチ大の精巧なジオラマは、日本と縁の深い米国人が制作したもので、この日は娘のローレンさんが参列。 「私の母親は熊本出身です。オークランドカウンティーには日系企業、日本人が多く、いろいろな繋がりがあります。この城を見てその結びつきに思いを馳せてくれたら嬉しい」と思いを話してくれた。

 日米の親交と深い絆を実感した一連のイベントであった。

 

 ノバイの新校舎に移転してから約1ヶ月が経過した11月19日(土)、近隣関係者との相互理解を目的に、校舎を使用しているノバイメドウズ及び近隣教育関係者などを招待して「補習校紹介行事(オープンハウス)」が開催された。

 午前9時30分の開会式にはノバイ市側からボブガット市長を始めオークランドカウンティーやノバイ市の役職者、教育委員会代表者など30名の来賓、日本側からは松田在デトロイト総領事を筆頭に10名の来賓が参列して開会式が始まった。君島校長、ノバイ学校区教育長の挨拶に続いて、りんご会の甘利理事長より補習校紹介、松田総領事のスピーチがあり、その後、校内視察に移った。関係者は日本の授業を興味深く視察していた。体育館には学用品や制服、お弁当など学校生活に関連する品々、伝統や行事を伝える物、児童生徒の学習作品などが多数展示された。この日、幼稚園部は『お店屋さんごっこ』活動の真っ最中で、参観者の中には園児たちが工作したお寿司やケーキの買い物を一緒に楽しむ光景も見られ、和やかな雰囲気が漂っていた。準備や工作の質の高さに称賛が集まり、「ディテールがすばらしい!」という感想も聞こえた。

 引き続き、2011年度のETJ(Educators to Japan: 現地校教育関係者日本派遣)プログラムで6月に日本に派遣された教育関係者の報告の時間がもたれた。同プログラムは駐在員子女を受け入れている現地校の先生方に感謝と日本文化理解を図る目的で1975年にロサンゼルスで始まり、以後、参加地域が増え、デトロイト地区では1992年からJBSD(デトロイト日本商工会)がスポンサーとなって継続している。報告に先立って、中浜JBSD事務局長よりETJプログラムの経緯や概要について説明がなされ、日本という異文化に身を置いて、生徒たちの気持ちを知ってもらうことに意義があることなどを伝えた。例年多数の応募者の中から8名前後を送り出してきたが、今年度の参加者は2名。参加者の1人であるウェバー氏(ノバイ学校区副教育長)は「3月に起こった悲惨な地震と津波の後、多くの人が参加を辞退。今回日本訪問を選んだ参加者には理解と開かれた心という特質が見られた」と帰国エッセイに記した。(*ETJプログラムには世界各地から参加。)ウェバー氏は「日本は教育や子育てに対する意識が高い」と全体の印象を語り、小学校訪問では学習に対する集中度や規律に感銘を受けたことなどを伝えた。もう1人の参加者サウスワース先生(ノバイミドルスクール)は言葉が通じないことが大変不便であることを実感し、「言葉の壁があることで、豊富な知識と経験を持っていても表現できないのだと認識した」とエッセイに綴り、立体駐車場のスペース効率や、伝統や古いものを大切に保存していることなど、学ぶことが多かったと感想を述べた。スライドを利用した2人の報告は多くの分かり易い情報を参観者に提供した。

 最後にノバイ市の新市長ガット氏の挨拶、甘利りんご会理事長の感謝を籠めた閉会の挨拶をもって行事は滞りなく終了した。

 1973年の補習授業校設立に尽力し、初代校長に就任して学校運営を支えた片岡氏も当日臨席。近隣コミュニティーとの友好な関係や学校施設について、「発足時は23人の生徒数でしたが、公立の校舎はどこも貸してもらえず、クランブルックアカデミーのキンダールームを借りました。一切汚さないという条件でしたから、毎週保護者が大掃除をして磨き上げるなど、継続のために努力をしました」「ノバイ市がこのように援助してくれることは、当時のことを思うと驚きです。補習授業校の関係者は大いに頑張って、市に対して恩返しをして欲しい」と感想や願いを語っていた。

 ノバイ学校区教育長(Dr.Matthews)は挨拶の中、歓迎の言葉に加えて「あなた方が我々コミュニティーに持ち込んでくれたものに感謝をしている」と表明。ノバイ市長からは「文化の多様性がノバイ市の素晴らしさのひとつ」「我々にできることがあれば喜んで力を尽くしたい」と歓迎の意が伝えられた。

 また、同日の式では、オークランドカウンティーからの‘姫路城のジオラマ’ の贈答セレモニーも実施された。数十センチ大の精巧なジオラマは、日本と縁の深い米国人が制作したもので、この日は娘のローレンさんが参列。 「私の母親は熊本出身です。オークランドカウンティーには日系企業、日本人が多く、いろいろな繋がりがあります。この城を見てその結びつきに思いを馳せてくれたら嬉しい」と思いを話してくれた。

 日米の親交と深い絆を実感した一連のイベントであった。