Tuesday, May 21, 2024

ミシガン州ーJapan News Club 2023年
6月号ー

Japan News Club 6月号です!

メモリアルデーも終わり、お子さんのいるご家庭は学年末、夏休みもすぐそこです! 花木色濃くなるこの季節、街にも人が溢れ活気付いてきました。おでかけの際には、日系スーパー、レストラン等でJNCをお手にとってもらえると嬉しいです。もちろん、下記からオンラインでのアクセスも可能ですので、今月もぜひじっくりお読みください。

Japan News Club 6月号はこちら

02・・・ マラソン大会結果
03・・・ おうちで楽しむ季節の和菓子
04・・・ ミシガン会月例会結果
05・・・ 喧喧諤諤
07・・・ 日本の歴史を振り返るシリーズ
09・・・ 言葉の架け橋
10・・・ Dr.Kのミシガン育児相談室
12・・・ アメリカ生活の豆知識 /ゴルフのススメ
13・・・ クラシファイド広告
14・・・ ブリューワリー
15・・・ コミュニティインフォメーション                  

 

デトロイトりんご会補習授業校 入学・入園式

新入生・新入園児、少し緊張して新しいスタート
りんご会補習授業校入学・入園式

4月8日のデトロイトりんご会補習授業校の入学・入園式は、午前中の中・高等部入学式を皮切りとして執り行われた。期待に胸を膨らませた中学部と高等部入学生はノバイ高校の体育館に入場。保護者、来賓、保護者は新入学生を温かく迎えた。式辞で林る美校長は同校の3つの教育目標を新入生に語り、その中で「自ら考え判断する」ことを大切にするよう、入学生に新たな気持ちを奮い立たせた。

  小学部の入学式は午前中にノバイ・メドウズ校で行われた。保護者と微笑ましい様子で新小学1年生は登校した。緊張した入学式の様子だったが、入学式では新6年生からの校歌の合唱のプレゼントがあった。自分たちよりもずっと体の大きい新6年生からのプレゼントを新入生はしっかりと受け取っていたのが微笑ましかった。中・高等部の入学式に引き続き、来賓として参式した在デトロイト日本国総領事館・総領事の進藤雄介総領事は「厳粛な式の雰囲気は、日本の教育、学校に関する関心の深さを表しており、アメリカの現地の人も自らもそう思う」と述べ、小学部入学を迎えた保護者へこれから国際人として伸びゆく子供たちの成長への明るい未来への期待とお祝いの言葉を贈った。

 午後に行われたのは幼稚園部の入園式だった。年中組・新園児は保護者とともに登園したが、入園式のために保護者と離れる時に戸惑う姿を見せる園児もいた。クラスごとに並んで入園式に臨んだ。入園式の式辞で林校長は緊張していた園児に「今日、自分で起きられた子はいますか」、「〇〇組さん、手を挙げてください」と問いかけた。すると新入園児からは元気に手が挙がった。新入園児は式の終わりには落ち着き、笑顔を見せた。その入園式での成長を保護者は微笑ましく見ていた。

 幼稚園部の年中組の新入園生47名、小学部新入生109名、中学部56名、高等部30名。終日、抜けるような青空が広がったこの日はまるで新入生・新入園児の門出を祝福するようなすがすがしい一日だった。

入学式・入園式の様子はりんご会補習授業校の各学部の主任(サビーナ智子先生、高橋美季先生、中野ゆう子先生)からのご協力を得ましたことに感謝申し上げます。

 

 

ミシガン日本語スピーチコンテスト優勝スピーチ

去る3月11日、ノバイ市役所にて、第28回目となるミシガン日本語スピーチコンテストが開催された。日本語を学ぶ学生たちが、言語をツールとして、それぞれの興味や思考を発表する同コンテスト。今回の高校生の部、大学生の部、それぞれ優勝者のスピーチをこちらで紹介する。(下記 原文まま)

高校の部1位:ヴァイシュナビ・パリワルさん(トロイ高校)
Vaishnavi Paliwal (Troy High School)

おもしろい迷信

迷信をしんじているぶんかはいっぱいあります。今日は、かがくとれきしが私が信じている迷信にどうやってえいきょうしたのかを話します。たとえば、“北むきにねてはいけない”、または“かがみをわると七年間ふうんになる”ときいたことありますか?この二つはヒンズーきょうとして、私の家族が信じている 迷信です。

ある日、どうして私たちがめいしんをしんじているのかと、母に聞きました。母はかがくとれきしが私たちのしんねんにえいきょうをあたえたとおしえてくれました。ちきゅうのじば はほっきょくとなんきょくにしゅうちゅうしています。 あたまを北にむけてねると、体のじばがちきゅうのじばとかんしょうして、しんぞうのもんだいをひきおこすかもしれません。だから母は私にあたまをみなみにむけてねるべきだといいました。でもどうしてかがみをわるとふうんがおきるのでしょう?むかし、かがみのかちはとても高く、そんしつをさけるため、古代ローマ人はかがみをわると七年不運になるといううわさをしました。母がこの事を私にはなしたとき、私はおどろきました。

移民として、私はアメリカ人の友達がテストでうまくいくことをねがうときに指を組む事と、誰かがくしゃみをした後に「God Bless You」と言う事に気づきました。

迷信は、人々にコントロールのかんかくと不運からのほごを与える方法です。みなさんにも信じている迷信がありますか?もしあるなら、あなたもそのめいしんのげんいんをしるべきだとおもいます。

 

大学の部1位:リー・ルシアさん (ミシガン大学)
Lucia Lee (University of Michigan)

私が身に着けた日本語

こんにちは、リー・ルシアと申します。ミシガン大学の一年生ですが、実は私は日本語の勉強を中学生の時、始めました。でも、高校一年生になったころ、日本語の勉強をどのぐらい長く続けるか迷って、先生に相談しました。話していたところに、AP日本語のクラスを取った先生の昔の学生が訪ねてきて、先生と日本語でぺらぺら話していました。二人の会話の内容は全然分かりませんでしたが、学生が先生と日本語で流暢に話せるのは、本当にすごいと思いました。それで、私も日本語で話していることをもっと理解し、流暢に日本語で話すことを目指して、AP日本語まで勉強を続けました。

やがて、高校の三年生になって、日本語で話せることは話せるようになりましたが、話せる話題は限られていたし、複雑なことを言い表すには、自分の実力がまだまだ足りない気がしました。それで、私は大学に入学する前の夏休みに、色々な方法で単語の知識を広げようとしました。単語の知識が多ければ多いほど、日本語の能力が上がると思ったからです。最初は夏休みのうちにできるだけたくさんの単語を身につけようと、張り切って毎日3、40個の言葉を単語カードで暗記するようにしました。道を歩いている時、スーパーで長い列に並んでいる時でさえ、空いている時間があったら出来るだけ日本語を勉強しようという考えを持っていました。でも、勉強しているうちに私は壁にぶつかってしまったような気がしました。

それまでは、日本語の単語は意味が結構分か りやすいと思っていました。例えば、「図書館」と いう名詞は英語の「Library」に当たるし、「集中」 という抽象名詞も英語の 「concentration」に当たるように、高校で勉強し てきた単語は英語にも日本語にも同じ意味の言 葉がありました。「走る」という動詞や、深い意味 がある「愛」でさえ、直接翻訳できます。

しかし、「つもる」と「たまる」という言葉は英語 では二つとも「to pile up」ですが、日本語では意 味が少し違います。その違いを知らずに、「しなけ ればならない事がたくさんあります」と言いたい 時、習った単語を応用して「やるべきことが積もっ ています」と言ったら、相手に全然通じませんでし た。実際は「やるべきことがたまっている」という べきでした。その上、「おさめる」や「あまい」など、 様々な意味がある言葉や、「当てはまる」や「引き 止める」などの複合動詞と呼ばれる単語に出くわ すと単語カードで英語の意味をどんなに覚えよう としても、どんな場合にどの単語を使うべきかピン とこなくて、なかなか覚えられませんでした。

せっかく勉強したにもかかわらず、実際に日本 語で会話する時に勉強した単語が使えないことが よくありました。単語の英訳しか覚えていなかった ので、上で述べた例のよう同じ英訳で色々な日本 語がある場合、どの言葉が一番適切か分からな かったからです。努力がむくわれていない気がし て、私はだんだん日本語の勉強に対するやる気が なくなってしまいました。

先学期大学に入って、日本人や日本語が流暢な 先輩に出会うことが出来ました。そして、日本語の 授業を一緒に取っている学生とも話すようになり ました。日本語で会話の練習をしたり、新しい言 葉を教え合いながら、意見をやり取りして、私は 色々な視点で物事が考えられるようになりました。 でも、ひょっとすると日本語という共通点がなかっ たら、このように授業で友達になって、もっと意味 がある会話が出来なかったかもしれません。

そして、日本語での会話を楽しいと思うように なって、また勉強をがんばりたいという気持ちを持 つことができました。私は今まで日本語の勉強で 単語の意味を覚えることだけにこだわってきました が、会話の中で単語が全部分からなくても大した ことではないと気が付きました。あくまで、相手に 内容を伝えるという目的はとげられたからです。ま た、会話をする中でだれかが使った単語を私もま ねして使って、正しく使うことができた時に、本当 に言葉の使い方が身に着いたと感じました。   このように、私にとって日本語の勉強が楽しい 理由の一つは自分の物になった言葉で周りの人た ちに自分の経験や考えが伝えられることではない かと思います。私は日本語がまだまだですが、今 日は今まで習った日本語を使って、ここで皆さん に私の話を伝えるこの機会があることをうれしく 思って、楽しみにしていました。

これからも日本語の勉強を頑張って、色々な 人々に出会ったり、話したりして、様々なことを習 い続けたいです。ご清聴ありがとうございました。

 

 

桂 三輝 サンシャイン落語 独演会開催

落語家の 桂三輝(かつら・さんしゃいん)氏

カラマズー大学で4月20日、落語家の桂三輝(かつら・さんしゃいん)氏による独演会が行われた。

同大学内のDalton Theatre に学内外から約270人ほどの観客が集まり、 英語で語られた日本の伝統的な話芸を楽しんだ。三輝氏はカナダ出身。トロント大学でギリシャ古典芸能を専攻中、能や歌舞伎などの日本の伝統芸能に興味を持ったことをきっかけに日本に移住。 2008年に当時の桂三枝(現:六代目桂 文枝)に入門し、上方落語界では初の 外国人落語家となった。以降、ブロード ウェイやロンドンをはじめとする世界各 国で公演を行い、落語を通じて日本文 化を面白おかしく世界に発信している。

この公演は、19 0 4 年にカラマズー 大 学に留学していた作 家の永井 荷風 を記念して毎年春に開催される“Kafu Lecture”として開かれた。例年は日本研 究の専門家らを招いて行われるが、今年 は、同大学の日本語の授業の一環で落 語を取り上げた際、三輝氏がYouTube に投稿している短い落語を題材としたこ とがきっかけとなり、落語と三輝氏に興 味を持った学生らの強い要望で、三輝氏 の招聘が実現した。

オープニングでは、同大学の太鼓チームが会場を盛り上げた

カラマズ―大学太鼓チームの堂々とし たオープニング演奏に続いて三輝氏が 演じた落語は二席。ひと席目の「桃太 郎」は、昔話の「桃太郎」を読み聞かせ ようとする父親と、年に似合わず理屈っ ぽく話を混ぜっ返してしまう子どもとの やり取りをコミカルに描いた。ふた席目 の「ちりとてちん」は古典落語の代表的 な演目の一つ。珍味や酒をふるまう隠居 と、お世辞が上手な隣人、何もかも知っ たかぶりする隣人の様 子を描いた。

噺の合間には、それぞれの噺の伏線とも なる、酒の注ぎ方や、丁寧になるにした がって長くなる敬語などの日本文化の紹 介が小噺として織り込まれ、観客を楽し ませた。

カラマズー大学日本語学科長 杉森典子教授と共に

公演の冒頭には、カラマズ―大学日本 語学科長の杉森典子教授が、「三輝師 匠のすごいところは、落語をただ訳すの ではなく、英語の中に日本語を見事に織 り込むところ。今夜の公演をぜひ楽しん でください」とあいさつした。公演は、三 輝氏の落語もしばし止まるほどの観客 の大笑いの連続で、大盛況におわった。 観客の中には、デトロイトや他州から来 たという人もおり、観客からは「一生に一 度の貴重な経験」「文化と人の橋渡しを する素晴らしい芸」等の声がきかれた。 三輝氏は来月以降も、ニューヨークや ロンドンでの公演を予定している。

 

落語家の
桂三輝(かつら・さんしゃいん)氏

 

 

(取材協力:カラマズー大学   文・芳賀鷹一  写真:Anthony Dugal)

 

ミシガン州ーJapan News Club 2023年
5月号ー

Japan News Club 5月号です!

新緑が美しい季節の到来です。
ミシガンにもやっと「色」が戻ってくるこの季節、多くのイベントも一気にスタートです。外出の機会も増えますが、引き続き、JNCは下記からアクセスも可能です。おでかけの際は、お近くの日系スーパー等で📰新聞をお手にとっていただけると嬉しいです。

Japan News Club 5月号はこちら

02・・・ 日本語弁論大会優勝者スピーチ
03・・・ ローカルレポート
04・・・ ミシガン会月例会結果
05・・・ 喧喧諤諤
07・・・ 日本の歴史を振り返るシリーズ
09・・・ 言葉の架け橋
10・・・ アメリカ生活の豆知識/ゴルフのススメ
11・・・ Dr.Kのミシガン育児相談室     
13・・・ クラシファイド広告
14・・・ ブリューワリー
15・・・ コミュニティインフォメーション/オレンジ+グリーン 

笑顔溢れるバイリンガル交流  日・英語クイズ大会 ひのき杯 開催

今年で第6回目となる日・英語バイリンガルクイズ大会「ひのき杯」が、去る3月19日日曜日、ひのきバイリンガル教育振興財団(ひのき財団)とWashtenaw Community Collegeとの共催で同大学のキャンパスにて開催された。

参加したのは、3年生から9年生の日本語と英語のバイリンガルを目指し学習中の子どもたち40名。8チームに分かれ、日頃学んでいる日・英語の言葉や文化などに関するクイズに臨む。テレビのクイズ番組さながらの同大会は、大変人気のイベントで、コロナ禍でもオンラインで開催されていたが、対面では、2020年以来3年ぶりに大きな会場での開催が叶ったかたちとなった。

今年はトーナメント形式ではなく、どのチームも3回の予選を対戦。その都度自分にあったレベルの問題を選び、クイズに答えていくかたちだ。「この形式により、全チームが等しく、例年より多くの問題に挑戦することができました」と話すひのき財団関係者の様子から、大会をより良くするための工夫が随所でうかがわれる。2回戦のあとに中間発表も行い、最終的に予選3回の総合得点上位2チームが決勝に進んだ。

午後からの決勝戦は、予選敗退したチームも見守るなか、オーディトリアムにて行われた。結果、優勝はブラックチーム、2位はレッドチーム、掛け声コンテスト(チームエール)優勝はグリーンチーム。

勝ったチームから順番に、参加選手全員がプライズマウンテン(賞品の山!)から賞品を自ら選べるとあり、クイズを終え清々しい子どもたちの笑顔が溢れる。決勝戦の会場では、ひのきの作文コンテストの授賞式も行われ、コンテスト入賞者と家族も集まり、その他イベントのボランティアもを含めると総勢約150名が集う一大イベントとなった。

「本大会は、The Japan Foundation, Los Angeles(国際交流基金ロサンゼルス日本文化センター)からの助成金、WCCの学生を含む40名以上のボランティアの方々の協力無くしては開催することは叶いませんでした」とひのき財団関係者は話す。ボランティアに振る舞われたおにぎりも大好評とあり、このような大会での出会い、エピソードひとつひとつが当地でバイリンガル教育、継承語教育を受ける子どもたちのモチベーションとなり、大きく彼らのこころに刻まれていくに違いない。

 

(写真:ひのき財団提供)

たくましく羽ばたく184名 第50回デトロイトりんご会補習授業校 卒園・卒業式

朝方から粉雪が舞った3月18日、デトロイトりんご会補習授業校の卒園・卒業式がノバイメドウズ校とノバイ高校でそれぞれ行われた。

午前中の卒園式では72名が卒園。厳かな雰囲気で行われた。来賓のお話を聞く時の「起立、礼」の立ち振る舞いもしっかりとでき、卒園生の成長を見守った保護者、講師もうれしさがひとしおだっただろう。式後には卒園生と担任講師の記念撮影があり、よろこびがあふれた。用意された羽ばたく鳥のモチーフの壁面の飾りには小学生となり大きく羽ばたく卒園生への期待が込められていた。

午後からは小学部、中学部、高等部合同の卒業式がノバイ高校オーディトリアムで行われた。式の様々な場面で卒業生自身が活躍した。国歌「君が代」斉唱に引き続き、「アメリカ合衆国国歌」を中学部卒業生岡田明莉さんがピアノで独奏した。続いて一人一人への卒業証書授与が行われた。オーディトリアムの壇上に登った卒業生一人一人が林る美校長から堂々と証書を受け取った。式辞では林校長が、現地校だけではなく補習校にも通い続け、英語と日本語の学習に苦労しながらも卒業を迎えたことを労い、これからの未来をつくる人として、汗と涙と笑顔で乗り切っていきましょう、とエールを送った。午前中に引き続き来賓として参式した在デトロイト日本国総領事館の小川伸首席領事は卒業を迎えた児童・生徒に対し、みなさんが大人になるときはさらに国際交流が盛んになるので、補習校と現地校で得た二つの文化での経験を大いに生かしてください、とはなむけの言葉を述べた。続けて、デトロイトりんご会・運営委員長の横田尚己氏も挨拶を行った。

三学部卒業生代表として高等部の卒業生太田詩乃さんが「門出のことば」を述べた。りんご会補習授業校での幼稚園部からの思い出と当時の夢、成長していった時に以前の担任の先生との再会を通してこの補習授業校に通った日々が軌跡として残されていた喜び、卒業をともに迎える友との深い絆、そして世界中にいる補習校で交わったクラスメートへの思いを感謝の気持ちとして届けた。毎週土曜日一回のりんご会補習授業校ではあるが、日本語を介して学習と学校生活の場を提供するコミュニティーの中心としての同校の存在とわが子の成長を参加者も感じ取ったであろう。

この日の卒園・卒業生は幼稚園部72名、小学部68名、中学部40名、高等部4名、総計184名。第50回の卒業式は、はつらつとした笑顔があふれた旅立ちの日になった。

 

ミシガン州に春を呼ぶ「ひなまつり」開催

デトロイト美術館(Detroit Institute of Arts Museum: DIA)に3年ぶりに「ひなまつり」が帰ってきた。その週末は湿った降雪のため停電に見舞われた世帯も多かったが、この開催を待ちかねた人々がDIAに足を運び、茶道、和紙作り、ひな人形や神輿の展示等数えきれない日本文化を楽しんだ。

  開会のセレモニーでは在デトロイト日本国総領事館・進藤雄介総領事、Dr. Judith Dolkart (Deputy Director, Art, Education and Program of D I A) 、佐々木博樹J B S D 会長、D r. Katherine Kasdorf が挨拶した。これを皮切りに、美術館の各ホールで華やかな着物を身にまとった出演者のもと日本文化が絵巻さながらに繰り広げられた。

Woodward Avenueからの入り口すぐにあるGreat Hallではミシガン在住4人の女性アーティストによるデモンストレーションと販売、アンサンブル演奏、昔話やガラポン、とバラエティーに富んだパフォーマンスと展示が行われた。「私の人生のすべて」と語った木版画の山﨑氏の四季や風物を彫り込んだ作品は華やかさを添えた。圧巻は藤井氏の「枕草子」の冒頭と漢詩「春暁」の揮きごう毫。パフォーマンスに引き付けられた観客で、一時はHall内がいっぱいになるほどであった。揮毫後の藤井氏とミシガン大学・Dr. Kevin Carrとの解説も現地の人々にとっては日本文化の奥を知る機会となった。

 Revera Courtでも終日展示とワークショップが行われた。Reveraの壁画の下、彩り鮮やかで清楚な生け花の展示が凛とした雰囲気をもたらした。対照的にひな人形を折るワークショップは参加者の笑顔であふれていた。現地の8歳の少女は、これを楽しみに今日のひな祭に来たという。折り紙が現地の学校やコミュニティーでも親しまれていることがうかがえほほえましかった。

  Level1のKresge Courtでは琴の演奏が行われた。ちょうどお昼の時間帯に行われ、こちらも演奏者を昼食のひと時をゆったりと過ごす観客がぐるりと囲み、しっとりとした音色が響き渡った。同じくLevel1ではワークショップが行われた。大人気だったのは受け付け開始直後に参加チケットがなくなったJapanese Sweets(いちご大福)作り。スタッフがもち粉を使って作り方を参加者に説明した。オハイオ州で着物の着付けを行っているという親日家の女性はこねる手ごたえを「gooey」(ベタベタ、の意)と言っていたが、その感触を楽しんでいた。

 デトロイト日本商工会(JBSD)顧問・DIA Board Memberの大光敬史氏にお話を伺った。前回の開催は2020年のコロナにより社会活動が閉鎖されるちょうど1週間前。「今回はどのくらいの来場者か心配だったが、美術館の入場者約3500~4000 人のほとんどがこの祭りに参加した。新しい試みとなったミシガン在住の女性アーティストの個展は、大きな美術館での1日限りの個展ではなかなかない機会だったが、力感のあるもので好評だった」と話した。また、メイン会場の一つ、Rivera CourtのRiveraの描いた絵について。「この壁画が日本や自動車産業ともゆかりがあることも知ってもらいたい。1920年代後半に渋沢栄一がデトロイトを訪れ、当時繁栄していたこのデトロイトのように日本をつくっていきたいという思いとともに帰途についたという。そのような史実があることを伝えていきたい」と語った。

「Hinamatsuri」は在デトロイト日本国総領事館、JBSD、JCD (Japan Cultural Development-日本文化紹介)、DIA Friends of Asian Arts and Cultureとの連携で行われた。

ウエイン、マコム、オークランド郡の居住者はDIA入場は無料。Japanese Galleryも常設されているので、ぜひ訪れていただきたい。(JNC) JAPAN NEWS CLUB

ミシガン州ーJapan News Club 2023年
4月号ー

Japan News Club 4月号です!

やっと春らしくなり暖かな空気に包まれると
身も心も軽やかになり、動き出したくなる季節ですね。
JNCは、下記からアクセスできます。お近くの日系スーパー等でお見かけいただけましたら
ぜひ!📰新聞をお手にとっていただけると嬉しいです。

Japan News Club 4月号はこちら

02・・・ ローカルレポート
05・・・ 喧喧諤諤
07・・・ 日本の歴史を振り返るシリーズ
08
・・・ もう二度と、元の状態に戻らないために
09・・・ 言葉の架け橋
10・・・ アメリカ生活の豆知識
              /ゴルフのススメ
11・・・ Dr.Kのミシガン育児相談室
12・・・ StandardGolf/       
13・・・ クラシファイド広告
14・・・ ブリューワリー
15・・・ コミュニティインフォメーション 

ミシガン州に滋賀の地酒を!輸出プロジェクトが進行中!

ミシガン州に滋賀の地酒を!輸出プロジェクトが進行中!

近江米として知られる品質の高い米の産地である滋賀県。琵琶湖を取り囲む山々を水源とする良質な地下水や伏流水にも恵まれていることから、昔から酒づくりも盛んに行われてきました。いまも琵琶湖を取り囲むように30以上の蔵元が点在し、個性豊かな地酒がつくられています。この地酒を姉妹州のミシガン州で飲めるようにしようという、滋賀県酒造組合の強い想いのもと、現在輸出プロジェクトが進んでいます。

2023年1月には関係者がミシガン州を訪問し、ミシガン州で最大手の酒のディストリビューター(卸売業者)と商談を行い、輸出に向けて大きな一歩を踏み出しました。

さらに、日本人の多いノバイ市やアナーバー市を中心にレストランや食料品店など10店舗をまわり、近江の地酒のプロモーションを行い、オーナーやバーマネージャーに実際に滋賀の地酒を味わっていただきました。

試飲いただいたお店からは、「ミシガンにはなかなか地酒が入ってこないので大変うれしい話。入ってくるならぜひ仕入れたい!」「地酒は増やしたいので、喜んで取り扱わせてもらう。」「滋賀県の地酒だけのメニュー表をつくり、そこに姉妹県州のことも記載してお客さんに知ってもらえるようにするよ!」といったうれしい声をたくさんいただきました。

輸出に向けて、乗り越えなければならないハードルはいくつかありますが、ミシガン州の皆さんに滋賀の地酒を味わっていただけるよう、酒蔵の皆さんと一緒にがんばっていきたいと思います。

ミシガンで滋賀の地酒が買える、飲めるようになりましたら、また皆さんにお知らせいたします。見かけられたらぜひ、お試しください!

コロナ禍を乗り越えて恒例のオープン大会を開催、再会を楽しむ

コロナ禍を乗り越えて恒例のオープン大会を開催、再会を楽しむ(デトロイト剣道道場 小方哲夫)

例年二月に開催されるデトロイトオープン剣道大会は北米での剣道シーズンスタートを切るポピュラーな大会となっている。多くの参加者を惹きつける要因の一つがデトロイト剣道道場を率いる田川順照範士八段の指導力と北米剣道の発展に尽力してきた情熱にある。田川氏は昭和四十九年に米国剣道普及のために渡米、以来米国剣道の普及・発展に貢献してきて、現在では世界剣道連盟副会長の重積を持ちながら、毎週三回行われる道場での稽古にも欠かさず指導を続けている。もう一つの要因が毎回素晴らしい特別ゲストを日本からお招きすることで、大会前日のセミナーも魅力の一つとなっている。

そんな大会も令和二年の開催直後に世界中を襲ったコロナ禍で開催できなくなり、再開を皆が待ち望んでいたがようやく本年二月十九日に第二十五回大会を持つことができた。北米でも令和二年三月からコロナが猛威を振るい始め、集まっての稽古もできなくなった。オンライン稽古、屋外での稽古を経て日本と同様にマスク、ソシアルディスタンス等の対策を入れての接触の無い稽古に移行し、防具をつけての稽古、地稽古へと漕ぎつけ、ワクチンの普及、コロナの軽症化もあって、ようやく昨年から小規模な地方大会を実施できるまでに至った。入場者全員の検温、マスク着用等の万全の対策を施しての大会となった。それでも待ちに待った大会に全米各地、カナダから三百五十名を超える剣士が集い久々の再会を喜んだ。今大会の特別ゲストには、剣道の強豪高校で、数々の名選手を輩出している九州学院剣道部監督、剣道教士八段の米田敏郎先生にお出で頂いた。全米剣道連盟からも会長の前田忍教士七段、副会長のBrandon原田教士七段らをお招きした。剣道界以外からはデトロイト総領事の進藤ご夫妻、デトロイト商工会長の佐々木氏をお招きした。

例年と同様に、大会の前日の十八日に特別ゲストによるセミナー、四段までの昇段・昇級試験が行われ、翌十九日(日)に早朝から夕方までトーナメントが実施された。今回は幸いにも天候に恵まれ、厳しい寒さのない大会を迎えることができた。

十八日の米田先生のセミナーを心待ちにしていた剣士約三百名が参加、貴重な機会を活かそうと真剣さと熱気に溢れていた。セミナー前半では基本を中心とした内容の稽古をご指導いただいた。手の内に始まり、足さばき、踏み込み法など、改めて基本の大切さを学び、その深さを思い知らされた。もちろん参加剣士のレベルに応じて理解できる程度も違うが、各自が貴重なアドバイスを聞き逃すまいと真剣に聞き入っていた。基本の全ての要素について分り易く説明を頂いたが、短いセミナーの中では習得には至らず、今後の稽古で意識し改善して行くようにというお言葉を頂いた。その後防具を付けての稽古に移り、参加した剣士はセミナー後の段・級位審査や翌日の大会に米田先生より学んだ事を少しでも活かそうと皆大きな声で真剣に励み、汗を流した。

セミナー終盤では米田先生が子供たちの打ち込みを受け、その後、七段の先生方との模範稽古を行い、最後まで学びの連続でセミナーが締めくくられた。

前日の興奮の余韻を持って、十九日の早朝から大会が始まった。恒例の日本、カナダ、アメリカ、の国歌斉唱に続き、田川氏の開会の挨拶があった。その中で、本大会がアメリカでの剣道活動の復活の大事な一歩であると力強く宣言された。それから進藤総領事、佐々木デトロイト商工会長の来賓挨拶、選手宣誓、ルール説明と続き、デトロイト剣士による日本剣道形が披露された。その後審判会議を経て、いよいよ大会が始まった。三百五十名を超える剣士が六コートで熱戦を繰り広げるのを陰で支えたのが父母会や近隣の大学等のボランティアの皆様で、ひと月以上の練習をされた成果で円滑な大会運営ができた。誌面をお借りして心から御礼申し上げたい。

試合は少年(十歳以下)、同(十五歳以下の無段者)、壮年(五十歳以上)、女子、大人(無段者)、初段、二段、三段、四段、五段以上、少年団体(十歳以下、十五歳以下)、大人団体の部に分かれて行われた。最初から各コートで熱戦が繰り広げられ、自分の道場を応援したり、久しぶりに再会した他の道場を応援したりと、皆思い思いに楽しんでいた。田川氏のモットーの一つである『剣道をしているものは皆大きな家族』という思いが浸透しており、「交剣知愛」の精神のもと、真剣な気迫のこもった試合が終わった後に対戦者同士が日本語で『ありがとうございました』と挨拶して握手をする微笑ましい光景があちこちで見られた。大会のクライマックスは大人の部の団体戦、五段以上の部の個人戦の決勝で、すでに自分の試合を終えた参加者が熱い声援を送る中、団体戦:ニューヨーク剣心会チーム、個人五段以上:デトロイト剣道道場吉川弘剛(五段)が栄冠を手にした。

最後に表彰式が行われ、九州学院剣道部監督の米田先生の講評で大会の幕を閉じた。その後は特別ゲストの米田先生や田川氏らと記念写真の撮影や他道場の人たちとの別れを惜しむ人たち、皆が笑顔で和やかなひと時を過ごして散会となった。また来年会えることを楽しみにして。

日本語ジョブ・フェア 三年ぶりに対面式の開催

日本語ジョブ・フェア 

日本語ジョブ・フェア 去る2023年1月29日(日)、ミシガン州ノバイ市のサバーバン・コレクション・ショープレイスにおいて、五大湖地区 JETプログラム・アルムナイ・アソシエーション(Great Lakes JET Alumni Association: GL-JETAA)主催による日本語ジョブフェアが開催された。コロナ後、実に三年ぶりに対面式でのジョブフェアが再開されたかたちとなった。

同ジョブフェアは、ミシガン州ヒロテック・アメリカ社による協賛、JBSD Foundationの助成金を受けて開催されており、日本語・文化を理解し、日本への滞在経験などを持った日米の「架け橋」となるような人材を「カケハシ人財」として、主にフォーカスとしたユニークなジョブフェアで、年々規模が大きくなっている。今年は14社が参加。それぞれのブースで日英の言語・文化スキルをもった参加者と直接交流をもった。

当日は大雪の後で足元が悪いなかでの開催となったが、100名以上が登録、そして当日70名以上が会場に集ったが、遠くはイリノイ州やオハイオ州からの参加者も駆けつけた。

日本語ジョブ・フェア GL-JETAAメンバーであり、現在求職中で同イベントに参加したアンナ・バーボさんは、「対面で企業の方々と直接お会いできることは、より個人的に話す機会が持てて大変良かった」と話す。「完全にオンラインで応募する形態のジョブフェアは実感がわかないが、実際に会い、正直な気持ちを話す機会があることで、今後の自信にもつながった」と述べた。「他の参加者とのつながりが結果につながることもあった」とし、説明会の後数日しか経っていないにもかかわらず、参加した人材紹介会社から連絡があり、交流した人の紹介で面接が決まるなど、どの角度からどのような機会が生まれるかはわからないと話す。このような場が実り多いものになることを他の求職者に知ってもらいたい」と感想を述べた。

日本に関連する業界で働きたい者にとって、そこにどのような機会があり、どのように自分自身を提示するのが最善かがわからないことが多い求職者が多い。主催の五大湖JETAAの会長であるアリシア・スミス氏は「このイベントは、人事担当者や採用担当者と直で話をして、求職者が自分の興味やスキルに合った潜在的なキャリアの方向性を理解するのに役立っていると感じる」と話した。

日本語ジョブ・フェア 進藤雄介在デトロイト日本国総領事は、今回のジョブ・フェアに日系企業への就職に関心を持つJET(※)経験者をはじめとする多くの若者が参加してくれたこと喜ばしく思うと話し、「私自身会場で何人かの方とお話をしましたが、皆日本についての楽しい思い出とともに、引き続き日本に関わりたいという熱意を語ってくれ、とても心強く感じました」と総領事も同イベントの重要性を確信し、イベント主催した関係者の尽力に感謝の意を述べた。

また、当日企業側に参加し、全米でも講演会などを通してこのカケハシ人財の重要性を説き、自身の経験を活かして学生と企業をつなげる活動を続けるIkigai Connections社の創設者であるKasia氏は、「今回のジョブ・フェアは、カケハシ人財とグローバルで活躍している会社が繋げられる良いイベントだったと思う。カケハシ人財というのは、日英の言語・文化スキルをキャリアに活かしたいという非常にニッチな候補者であり、OJTトレーニングが含まれている採用のチャンスを求めている。参加した14社は、カケハシ人財の大切さを理解できたと感じる」とイベントの成功に喜びを見せた。

協賛会社のヒロテックアメリカ社理事兼CEOの鵜野 克俊氏も「年に一度、日本とつながりのある人と企業が一堂に集うこの会に、今年も参加でき大変うれしく思います。このイベントがより発展し、カケハシ人財のコミュニティーが大きく育つことを期待していると締めた。

来年度のジョブフェアに興味のある企業、または本イベントへの問合せは下記まで。

五大湖地区JETAAへのお問い合わせ:

Alicia Smith | president@greatlakesjetaa.org
Alicia Smith, President, president@greatlakesjetaa.org
Great Lakes JETAA Website http://www.greatlakesjetaa.org

JETAAはJETプログラム※を通して日本滞在を経験したメンバー達で構成される団体で、同プログラム経験者や日本語を学ぶ現地の学生、また日本企業就職希望者のために、同イベントを開催して早4年が経つ。(※JETプログラムとは、「語学指導等を行う外国青年招致事業」(The Japan Exchange and Teaching Programme)の略称で、地方自治体が総務省、外務省、文部科学省および一般財団法人自治体国際化協会(CLAIR)の協力の下に実施されているプログラム。参加者は日本の中学や高校に英語教師サポートや文化交流他を目的に数年間、日本各地に派遣され活動を行なう- jetprogramme.org)

 

 

ミシガン州ーJapan News Club 2023年
3月号ー

Japan News Club 3月号です!

まだまだ寒くはありますが、3月は、あちらこちらで
ほのかに春を感じさせてくれる季節でもありますね。
イベントもこれからどんどん増えてきます。ぜひ外に出て楽しんでください。
JNCは下記からアクセスできますが、お近くの日系スーパー等で、
📰新聞を入手しておうちでゆったりお楽しみください。☕️

Japan News Club 3月号はこちら

02・・・ ローカルレポート
05・・・ 喧喧諤諤
07・・・ ゴルフノスゝメ
09・・・ 言葉の架け橋/アロマでひとやすみ
10・・・ 日本の歴史を振り返るシリーズ
11・・・ StandardGolf/アメリカ生活の豆知識
12・・・ Dr.Kのミシガン育児相談室
13・・・ クラシファイド広告
14・・・ ブリューワリー
15・・・ コミュニティインフォメーション

デトロイト補習授業校・年始イベントレポート 受け継がれる日本の学校行事、文化を紡ぐ子どもたち

1月14日(土)小学部 元気いっぱい! 三年ぶりの音楽会開催

デトロイトりんご会補習授業校の音楽会が3年ぶりにノバイ・メドウズ校の体育館で行われた。小学1年生から4年生までが、学年ごとに趣向を凝らしたプログラムで、演奏したり合唱した。1年生は、『さんぽ』や『こぶたぬきつねこ』などの曲を元気に歌い、2年生は『小犬のビンゴ』を歌とゲームで披露した。3年生と4年生は、プログラムの中に民謡を取り入れ、楽器や振り付けも加えて、豊かに日本の文化を表現した。たくさんの保護者にも参観いただき、短い時間ではあったが、児童と保護者ともに、心温まる充実した音楽会であった。

1月21日(土)墨の香とはつらつとした新年への思いー 新年書初め会

穏やかな冬の日が続いていた1月21日、デトロイト補習授業校の中・高等部総勢150人の生徒が恒例の新年書初め会で、日本の伝統文化を体験した。

書初めは国語の授業で行われた。中学部1年は四字「不言実行」の初歩の行書体、2年は「夢を信じる」、3年は「友好の精神」、高等部は東晋の名書家・王義之の集字から「陽生天地春(陽は生ず 天地の春)」を手本にした。学年によっては、作品に押印する雅印づくりも行い、文化と美術双方の深いつながりも体験した。

 

 

デトロイト日本商工会 新年会  岸谷香さんを迎え 三年ぶりに盛大に開催!

一年の初めの月も終わりを迎える1月29日(日)、デトロイト日本商工会(Japan Business Society of Detroit:JBSD)の新年会が行われた。対面の開催は実に3年ぶり。500人を超える参会者で会場のSuburban CollectionShowplaceのホールはいっぱいとなった。司会のGregory E. Laskeyさんと宮本奈津子さんは羽織・袴、着物姿で登場し、日本の新年の趣を醸し出した。 午前中の総会で会長に就任したNissanNorth Americaの佐々木氏が開会の挨拶に立ち「JBSDは長年にわたり文化、教育、地域コミュニティーへの貢献を行ってきた。感染状況が落ちつき最大イベントの新年会が対面で行われることを嬉しく思う」と述べた。JBSDは今年2023年に創立50周年を迎える。その節目の新年会に特別来賓にミシガン州の副知事Garlin Gilchrist II氏と在デトロイト日本国総領事館総領事の進藤雄介氏が参会していることに感謝の念を表した。

進藤総領事は対面新年会が3年ぶりに開かれたことを嬉しく思うと同時に、地元の方々の日本人コミュニティーへの理解に感謝を述べた。管轄のミシガン・オハイオには約15,000人の邦人が居住し、約470の日系企業があり、地元に4万人の雇用を創出しているとして、EV車の伸びで変革期にある自動車産業を日本企業がさらにけん引することを期待し、総領事館一同益々の発展に尽力すると述べ、コミュニティの方々の健勝を願い挨拶を締めた。 ミシガン州の副知事Garlin Gilchrist II氏は、「3年ぶりの会にお招きにあずかり光栄」と謝辞を述べた。そして、ミシガン州の経済と文化の発展への貢献に感謝し、今後もともに発展を遂げなければならないとし、そのような大きな志にとって、JBSDの影響力は大変大きく、ともに成長していきたい、さらなる投資とミシガンの学生の雇用を拡大し、モビリティーの未来を日本の研究と開発で発展させてほしい、と力強いメッセージを送った。

フルコース・ランチをしばしの間楽しんだ後は、同会の雰囲気がいっきに変わる。今年のスペシャルゲスト・岸谷香さんが特設ステージに登場した瞬間、大きな歓声が沸いた。「80年代から90年代の歌を楽しんでください」とあいさつした後、「世界で一番熱い夏」、「皆さんは1989年、どんなところで何をしていましたか。私は22歳で懸命にこの曲を歌っていました」と「Diamond」とヒット曲が続いた。プリンセス・プリンセス時代のパンチの利いた伸びのある歌声は健在。Diamondのサビの「♪ああ、いくつかの場面」に会場が応えるなど、「コロナ禍で一番盛り上がったステージ」と岸谷さんも大喜び。MCからにじみ出る感性と人間性が会場を引き付けた。子育てに夢中になって10年間ほど活動をしていなかったが、娘さんが小6の時にLondonで一緒に観たミュージカル『Mamma Mia!』に感動し涙したという。自分の中にある感性を再認識したそうだ。子供の手が離れ始めたら、と思い、東日本大震災を機に再結成コンサートを行った。女性の生き方、だれもが人生の中で悩み考える“働き方とは”という面で、岸谷さんが語った経験に会場は心を打たれた。そして、コロナ禍の2020年にプリプリのドラマー富田京子さんと「無条件にハッピーになりたい、スカッとした曲を書きたい」と作った「Stay Blue」など合計8曲、歌声が明るい年の初めの素敵なプレゼントになった。

ステージのあとは日本行きの航空券、地元野球チームのTigers、ミシガン大学のフットボールゲームのプレミアム席、ギフト券などの豪華賞品が当たるお楽しみ抽選会が行われた。新年会スポンサーリストには50社余りが名を連ね、新年会の最後は、会場の500人がピタッと息を合わせた「一本締め」で幕を閉じた。 JBSDは商工部会、広報部会、文化部会、スポーツ部会の四部会と青年委員会により構成される。講演会によるビジネス情報の提供並びに家族で楽しめる各種イベントの開催の他、現地の学生や学校、補習校、団体向けの助成金、奨学金プログラムなど、日米関係を多角的により良く、相互理解を深めるための幅広い活動を行っている。詳しく詳しくは、ホームページhttps://jbsd.orgにて。

岸谷香さんからのメッセージです!
イリノイとニュージャージーに子ども達が留学しているので、年に何回かシカゴ、ニューヨークには通っていますが、真ん中のミシガンは人生初でした!ライブ前、2日間デトロイト美術館に通いフラスコ画に釘付けに。ゴッホ展がタッチの差で終わってしまったのが残念でなりませんでしたが、とても刺激的な時間を過ごしました。夜はCliff Bell’sでチェリーのジンや、デトロイトのウォッカ、勿論、ミシガンのIPAビールも頂き、お土産にBon Bon Bonでチョコレートを買い、短い時間ではありましたが、デトロイトを楽しむ事ができました。この度のお招きが無かったら、生涯知る事なく終わったかもしれない数々の経験が出来たこと、とっても嬉しく思っています。そしてライブでは、皆さんの思い出と共に、懐かしい日本のポップスを楽しんで頂けたなら幸いです。沢山の拍手、声援は私達アーティストの何よりのエネルギー源です。沢山充電して、今帰国の飛行機に乗り込もうとしています。また来るチャンスがありましたら、次は絶対、リニューアルしたモータウン歴史博物館に行きたいと思っています。ありがとうございました!
2023.1.31 岸谷香

 

 

【ミシガン州】ーJapan News Club 2023年
2月号ー

Japan News Club 2月号です!

寒さ厳しいミシガンですが、積もった雪が輝き、空が青い、それだけで気分が上がる季節です。
JBSDの新年会に出られた方は、日本の懐かしい歌を聞いて元気が出て、日々プリプリを口ずさむ毎日ではないでしょうか。今回参加できなかった方、次年度こそ、申し込み忘れなきよう。

JNC2月号は下記からでもアクセスできますが、お近くの日系スーパー等で
📰を入手して、お楽しみください。☕️

Japan News Club 2月号はこちら

02・・・ りんご会補習授業校レポート
03・・・ おうちで楽しむ季節の和菓子
04・・・ 喧喧諤諤
06・・・ 日本の歴史を振り返るシリーズ
07・・・ ゴルフノスゝメ
09・・・ 言葉の架け橋
10・・・教育帰国生の中学高校選び Q&A
11・・・ StandardGolf / アメリカ生活の豆知識
12・・・ Dr.Kのミシガン育児相談室
13・・・ クラシファイド広告
14・・・ ブリューワリー / 私の推し活!
15・・・ コミュニティインフォメーション 

2023年 新年のご挨拶

謹んで新春のお慶びを申し上げます

昨年はロシアによるウクライナ侵攻により、あらゆる側面で国際情勢が大きく揺らぎ、いまだ終わりの見えない事態が続いています。米国では中間選挙が行われ、国を二分する議論が交わされました。一方、中国・北京では冬季五輪が開催され、各競技で日本選手が輝かしい成績を残しました。史上初めて中東・カタールで開催されたサッカーワールドカップにおいては、日本代表チームがめざましい活躍を見せ、世界中に感動をもたらしました。世界で大きな変化がありましたが、日本と米国の友好関係が何ら変わることがないことに両国の絆の強さを感じます。

2022年を振り返ると、コロナウイルス感染症の制限が緩和された結果、ようやく各種イベントの対面実施が可能となりました。9月のサギノー日本祭り、10月のノバイ日本祭りでは、御挨拶申し上げる機会を得ました。中でも、多くの在留邦人の方々が暮らすミシガン州ノバイ市のノバイ高校で実施された日本祭りは、実に3年ぶりの開催となりました。そのおかげか、例年より多くの方が参加されたと伝え聞いております。私自身、初めての参加でしたが、茶道、生け花、書道、太鼓、剣道等、様々な日本文化の催しが提供され、多くの米国人が日本に触れる様子を拝見しました。ミシガンの多くの方が日本や 日本文化に強い関心を示してくださっている姿は、非常に印象的であり、また心強く思いました。このようなイベント開催の裏には日本人コミュニティの方々を中心とした、緻密な準備があったことと思います。市民レベル、草の根レベルで日米間の友好関係を維持し、より強固なものにしていくために活動されている関係者の皆さまに、改めまして心から感謝いたします。

ミシガン州は滋賀県と姉妹州県関係にあることに加え、27の姉妹都市関係があります。昨年9月には、三日月滋賀県知事とホイットマー・ミシガン州知事が会談し、止まっていた諸分野における交流を再開、拡大していくことを約束しました。ミシガン州立大学連合日本センター(JCMU)を始めとした留学プログラムによる米国人の日本への留学、日本人高校生・大学生のミシガン州への留学等を通して、若い世代の人的交流が進むことは、日米友好の絆を強めていく足がかりとなります。日系企業、現地企業にお勤めの在留邦人の皆さまによる地域への貢献、その他各所での草の根交流が、日米関係の強化に大きな力となっております。我々総領事館といたしましても、微力ながら引き続き皆さまのお役に立てるよう努めてまいります。

愛知県豊田市との間で60年以上の姉妹都市交流があるデトロイト市には、ベルアイル島があります。デトロイト川に浮かぶベルアイル島には米国最古の水族館があります。水族館の見所が「鯉」であることから、端午の節句にちなんで、例年5月に当館が協力する形で、鯉祭りが開催されるようになりました。さらに、ベルアイル島では、毎年春、姉妹都市交流を記念し、デトロイト日本商工会の皆さまのご支援をいただいて植えられた桜が咲き誇ります。今年も、ミシガンの長く暗い冬を乗り越えた桜の木々たちは、満開の花を咲かせることでしょう。今年も多くの方がこの桜を見つつ、デトロイト市と豊田市、そして米国と日本の友好関係に思いを致すことを願っております。

末筆ながら、皆様の今年一年のご健康とご多幸を心より祈念し、新年のご挨拶とさせていただきます。

令和5年1月
在デトロイト日本国総領事館
総領事  進藤 雄

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デトロイトりんご会補習授業校より

新年明けまして おめでとうございます

旧年中は、関係者の皆様には大変お世話になりました。おかげさまを持ちまして、デトロイトりんご会補習授業校(以下 補習校)は、現在幼稚園部から高等部まで800名を超える園児児童生徒が学んでおります。特に今年は、創立50周年記念の年であり、年頭にあたりまして、この50年を簡単にではありますがご紹介したいと思います。

1973年 クランブルック・ブルックサイド校
1973年 クランブルック・ブルックサイド校
1973年 クランブルック・ブルックサイド校
1973年 クランブルック・ブルックサイド校

補習校は、1973年(昭和48年)6月に「デトロイト日本語補習教室」として私立クランブルック・ブルックサイド校で開校しました。当時は日本人駐在員が非常に少ない時代でしたが、企業の皆さまが中心となって「補習校を開く」と力をあわせて開校にこぎつけられたそうです。コピー機もない時代に、日本の親戚から送ってもらった教科書をみんなで手書きで写して教科書を準備し、中学生はみんな一緒の複式学級、小学校5,6年生も一緒に学んでいたそうです。生徒数23人の、小さいけれど手作りの温かな補習校だったのですね。その後人数が増えて、1981年(昭和56年)には、小学1年から3年までがケンジントン・アカデミー校に、小学4年から高等部まではシーホーム・ハイスクールに移転しました。そしてこの年から文部省派遣の校長が派遣され、名称もデトロイト補習授業校となりました。1984年の創立10周年記念の時には、児童生徒数は201名になり、第1回のオープンハウスも開催されました。それでも運営はまだまだ手作りで、運動会の紅白のはちまきは関係者の皆様が縫って用意されたそうです。

1981年(昭和56年)
1981年(昭和56年)
1985年(昭和60年)運動会
1985年(昭和60年)運動会

1980年代後半は、デトロイトに日本の企業が進出した時代で、日本車の成功とともにジャパンバッシングが激しくなった時代でもありました。買い物が済んで駐車場に戻ると、フロントガラスに卵がぶつけられていたり、テレビでも日本車を叩き潰す場面が放映されたりと、駐在の皆様にとって、大変苦しい状況が続いた期間がありました。その時期に心細い状況で学ぶ子どもたちにとって、補習校で日本人の子どもたちとともに学び過ごす時間は、きっと大きな安心と励みになったことでしょう。関係者の皆様にとりましても、さまざまな制約の中で、補習校の運営を継続していくことは、並大抵の努力ではなかったことと想像します。厳しい時代も、在デトロイトの日本人の皆様が力を合わせて、子どもたちの学びの場を守り抜かれたことに心からの敬意を表したいと思います。

1987年(昭和62年) ケンジントン校 入学式
1987年(昭和62年)
ケンジントン校 入学式

1990年代に入ると状況は次第に改善し、それとともに児童生徒数も急激に増加して、創立30周年の2003年には、児童生徒数1074人になりました。この間、児童生徒数の増加に合わせて、校舎が何度か移転しました。

1987年
小学部 Kensington Academy
中学部 Seaholm High School

1989年
小1~3 Kensington Academy
小4~6 Covington Middle School
中学部  Seaholm High School

1996年
小1~3 West Maple Elementary
小4~高等部 Seaholm High School

2011年
幼稚園部~高等部 Novi Meadows Elementary

2015年
幼稚園部~小6 Novi Meadows Elementary
中高等部 Novi High School

補習校は土曜日のみが授業日であることから、創立以来ずっと借用校で授業を行っています。創立から50年間、途切れず借用を継続できたことは、現地教育委員会のご厚意によるものであり、感謝に堪えません。日本人の子どもたちが、いかに校舎を清潔に大切に使用するかは、いつもお褒めをいただくことですが、それでも現地校の先生方のご理解とご協力なしには、毎週、机や書架を移動し補習校の教室環境づくりをすることはできませんでした。

特に、COVID-19により2020年度は一年間オンライン授業を行いましたが、ノバイ学校区は2021年度春から他に先駆けて対面授業の再開を決定しました。その際、りんご会補習校も同時に対面授業への切り替えが認められたことは、多くの補習校の中でも特筆すべき状況で、ノバイ学校区のりんご会補習校への特段のご支援に対して大変感謝する次第です。

2022年 運動会(ノバイメドウズ校フィールド)
2022年 運動会(ノバイメドウズ校フィールド)

創立50周年の今年、この地で50年、子どもたちの学びを支え続けてきた本校の歴史を、児童生徒とともに振り返りたいと思います。そして、生徒ひとり一人が、感謝とデトロイトりんご会補習授業校への誇りの気持ちをもって、これからも学び続けてくれることを願っています。今後とも変わらぬご支援をいただきますようお願い申し上げ、 新年のごあいさつといたします。

令和5年1月
デトロイトりんご会補習授業校
校長  林 る美

【ミシガン州】ーJapan News Club 2023年
新年1月号ー

 

新年明けましておめでとうございます

新しい一年のはじまりです!
皆さんはどのような一年にしたいですか。
いろいろな想いで新たな年を迎えられたことと思います。
この一年が皆さまにとって実りのある年となりますよう、
そして健やかに過ごせますようお祈りしています。
肩の力を抜いて、1日1日を大切に過ごしてゆければ良いなぁと思っています。

本年もJAPAN NEWS CLUBをどうぞよろしくお願い申し上げます。

今年も弊紙をコミュニティのための情報共有の場としてご利用いただけましたら幸いです。

Japan News Club 1月号はこちら

02・・・ 補習授業校校長新年挨拶
04・・・ ブリューワリー
05・・・ ゴッホ展レポート
06・・・ 日本の歴史を振り返るシリーズ
07・・・ ゴルフノスゝメ
08・・・ 2023年カレンダー
09・・・ 言葉の架け橋
10・・・ 日本の英語教育
11・・・ StandardGolf  / アメリカ生活の豆知識
12・・・ Dr.Kのミシガン育児相談室
13・・・ クラシファイド広告
14・・・ コミュニティレポート
15・・・ コミュニティインフォメーション 

【ミシガン州】ーJapan News Club 2022年12月号ー

師走です。振り返ると2022年もここまで駆け足で来ました!おかげさまで今年最後の今号を発行することができました。いつもJNCをお手にとって読んでくださる皆さまに心からの感謝を申し上げます。最後のひと月、ゆったりとした気持ちでホリデーを迎えたいものです。今月のJNC、気分も華やぐホリデー用ディナーレシピが巻頭を飾っています。JNCぜひお手にとり、お持ち帰りください!もちろんこちらのウェブサイトからも閲覧いただけます。

それでは、皆さま、良いお年をお迎えください!

Japan News Club 12月号はこちら

02・・・ レシピつづき
04・・・ 喧喧諤諤
06・・・ 日本の歴史を振り返るシリーズ
09・・・ ゴルフノスゝメ /言葉の架け橋
10・・・ 帰国生大学入試受験対策
11・・・ StandardGolf  / アメリカ生活の豆知識
12・・・ Dr.Kのミシガン育児相談室
13・・・ クラシファイド広告
14・・・ ブリューワリー
15・・・ コミュニティインフォメーション 

【ミシガン州】ーJapan News Club 2022年11月号ー

Japan News Club 2022年 11月号です!

11月です! ハロウィンも終わり、心穏やかに冬支度を・・・と思いながらも毎年焦りが出てくるこの季節。ここからは感謝祭からのホリデーシーズンがあっという間にやってきます。気負わず、焦らず、温かいお茶を飲んで、今月のJNCぜひゆっくりと読んでみてください。

掲載広告に関しましては、現在も営業時間や営業形態が変更されてる可能性もございます。ウェブサイトやお電話(広告上のウェブアドレスをクリック)でご確認の上ご利用ください。

Japan News Club 11月号はこちら

02・・・ コミュニティニュース
04・・・ 喧喧諤諤
06・・・ 心臓病治療の最前線「Fluショット及びCovidショットについて」
07・・・ StandardGolf  /アメリカ生活の豆知識
09・・・ ゴルフノスゝメ /言葉の架け橋
10・・・ 帰国後の中学校の選び方のポイント
12・・・ シリーズ「挑む」 ナスカードライバー尾形明紀
13・・・ デトロイトりんご会補習授業校 入園入学案内
14・・・ アメリカ医療のトリセツ
15・・・ ミシガン会結果
16・・・ Dr.Kのミシガン育児相談室
17・・・ クラシファイド広告
18・・・ ブリューワリー
19・・・ コミュニティ情報