Tuesday, May 21, 2024

1/10/2013: Sara Davis Buechner Live in Michigan1/10/2013: サラ・デイビス・ビュックナーピアノ・コンサート

<!--:en-->1/10/2013: Sara Davis Buechner Live in Michigan<!--:--><!--:ja-->1/10/2013: サラ・デイビス・ビュックナーピアノ・コンサート<!--:-->

世界で活躍し、日本を愛するピアニストがミシガンで1月に演奏

 チャイコフスキーコンクール3位入賞の経歴を持ち、親日家であるサラ・デイヴィス・ビュクナーさんのコンサートがサウスフィールドの教会であります。

 デトロイト交響楽団(DSO)の指揮者Slatkinさんのお気に入りピアニストで、“DSO Neighborhood Concert Series”プログラムの一環として開かれます。

サラ・デイビス・ビュックナーさんのコンサート

日時: 1月10日(木) 7:30 pm
場所: Congregation Shaarey Zedek (教会)
   27235 Bell Rd. Southfield, MI 48034
曲目: Mendelssohn’s Piano Concerto no. 2 in D minor 他
チケット: 大人$25 子供$10( DSOのホームページ www.dso.orgで購入可能)

サラ・デイヴィス・ビュクナー プロフィール(ウェブサイトより)

サラ・デイヴィス・ビュクナーは現代をリードするピアニストのひとりである。彼女の演奏は“知性と無欠性そして全てを包み込むテクニック”(ニューヨーク タイムズ誌)“魅了され仰天させられる名人技”(フィリピン スター誌)”音楽に貢献する思慮深い芸術家としての手腕”(ワシントン ポスト誌)“清く澄んだ音、選ばれた完璧な速度、音質の明確なコントロールにおいてビュクナーに勝る者はない”(日本インテューン誌)と称され世界各地で賞賛されている。エリザベート王妃国際コンクール、リーズ国際ピアノコンクールをはじめ、ザルツブルク、シドニー、ウィーンなど世界で最も権威ある国際コンクールでの受賞のほか1984年ジーナ•バッカクアー国際コンクール(ユタ州ソルトシティ)第1位、1986年チャイコフスキー国際コンクール(モスクワ)銅メダル獲得によりそのキャリアを不動のものにしている。現在カナダに在住し演奏やレコーディングの活気みなぎる活動を展開する。

サラさんの日本語ウェブサイトhttp://saradavisbuechner.com/

世界で活躍し、日本を愛するピアニストがミシガンで1月に演奏

 チャイコフスキーコンクール3位入賞の経歴を持ち、親日家であるサラ・デイヴィス・ビュクナーさんのコンサートがサウスフィールドの教会であります。

 デトロイト交響楽団(DSO)の指揮者Slatkinさんのお気に入りピアニストで、“DSO Neighborhood Concert Series”プログラムの一環として開かれます。

サラ・デイビス・ビュックナーさんのコンサート

日時: 1月10日(木) 7:30 pm
場所: Congregation Shaarey Zedek (教会)
   27235 Bell Rd. Southfield, MI 48034
曲目: Mendelssohn’s Piano Concerto no. 2 in D minor 他
チケット: 大人$25 子供$10( DSOのホームページ www.dso.orgで購入可能)

サラ・デイヴィス・ビュクナー プロフィール(ウェブサイトより)

サラ・デイヴィス・ビュクナーは現代をリードするピアニストのひとりである。彼女の演奏は“知性と無欠性そして全てを包み込むテクニック”(ニューヨーク タイムズ誌)“魅了され仰天させられる名人技”(フィリピン スター誌)”音楽に貢献する思慮深い芸術家としての手腕”(ワシントン ポスト誌)“清く澄んだ音、選ばれた完璧な速度、音質の明確なコントロールにおいてビュクナーに勝る者はない”(日本インテューン誌)と称され世界各地で賞賛されている。エリザベート王妃国際コンクール、リーズ国際ピアノコンクールをはじめ、ザルツブルク、シドニー、ウィーンなど世界で最も権威ある国際コンクールでの受賞のほか1984年ジーナ•バッカクアー国際コンクール(ユタ州ソルトシティ)第1位、1986年チャイコフスキー国際コンクール(モスクワ)銅メダル獲得によりそのキャリアを不動のものにしている。現在カナダに在住し演奏やレコーディングの活気みなぎる活動を展開する。

サラさんの日本語ウェブサイトhttp://saradavisbuechner.com/

Consul General’s Commendation Awardsミシガン経済開発公団とノバイ市警察へ在外公館長表彰を授与

<!--:en-->Consul General’s Commendation Awards<!--:--><!--:ja-->ミシガン経済開発公団とノバイ市警察へ在外公館長表彰を授与<!--:--> 1

 松田総領事は、ミシガン経済開発公団とノバイ市警察に対し、日米の友好関係への多大な貢献を評して、在外公館長表彰を授与しました。

ミシガン経済開発公団 ダグ・スミス経済開発局
シニア副局長(左)と松田総領事(右)

 ミシガン州・スナイダー州知事は、2011年に東京、2012年にミネアポリスで開催された日米中西部会合にそれぞれ出席し、ミシガンと日本との関係強化を促進するとともに、新しい関係を構築しました。ミシガン経済開発公団はその背景で活躍するとともに、日本の企業によるミシガン州への投資を支援し、拡大に成功するなど、日・ミシガン間で多くのパートナーシップを結び、日・ミシガン間の経済関係に多大な貢献を行いました。

ノバイ市警察 デイビッド・マロイ警察署長(左)と松田総領事(右)

 また、ノバイ市警察においては、2,400名以上の日本人居住者や約800名の生徒を抱える日本語補習校に加え、ミシガン最大の日本祭り(デトロイト商工会及びJSDウィメンズ・クラブ共催)やミシガン日本語弁論大会といった日本関連のイベントが実施されることが多い中、日本人居住者や生徒、イベントへの参加者を含め、日本のコミュニティに真摯に接し、その安全を守ることで、日・ミシガン間の友好関係に多大な貢献を行いました。

 11月16日、ミシガン経済開発公団による日・ミシガン間の経済関係の促進、そして、ノバイ市警察による日・ミシガン間の友好関係の促進に対し、松田総領事より、ミシガン経済開発公団を代表してダグ・スミス経済開発局シニア副局長に、また、ノバイ警察を代表して、デイビッド・マロイ警察署長兼公共安全局局長に、在外公館長表彰を授与しました。

 松田総領事は、ミシガン経済開発公団とノバイ市警察に対し、日米の友好関係への多大な貢献を評して、在外公館長表彰を授与しました。

ミシガン経済開発公団 ダグ・スミス経済開発局
シニア副局長(左)と松田総領事(右)

 ミシガン州・スナイダー州知事は、2011年に東京、2012年にミネアポリスで開催された日米中西部会合にそれぞれ出席し、ミシガンと日本との関係強化を促進するとともに、新しい関係を構築しました。ミシガン経済開発公団はその背景で活躍するとともに、日本の企業によるミシガン州への投資を支援し、拡大に成功するなど、日・ミシガン間で多くのパートナーシップを結び、日・ミシガン間の経済関係に多大な貢献を行いました。

ノバイ市警察 デイビッド・マロイ警察署長(左)と松田総領事(右)

 また、ノバイ市警察においては、2,400名以上の日本人居住者や約800名の生徒を抱える日本語補習校に加え、ミシガン最大の日本祭り(デトロイト商工会及びJSDウィメンズ・クラブ共催)やミシガン日本語弁論大会といった日本関連のイベントが実施されることが多い中、日本人居住者や生徒、イベントへの参加者を含め、日本のコミュニティに真摯に接し、その安全を守ることで、日・ミシガン間の友好関係に多大な貢献を行いました。

 11月16日、ミシガン経済開発公団による日・ミシガン間の経済関係の促進、そして、ノバイ市警察による日・ミシガン間の友好関係の促進に対し、松田総領事より、ミシガン経済開発公団を代表してダグ・スミス経済開発局シニア副局長に、また、ノバイ警察を代表して、デイビッド・マロイ警察署長兼公共安全局局長に、在外公館長表彰を授与しました。

Open House at Ninjutsu Dojo in North America北米の忍術道場でオープンハウス

<!--:en-->Open House at Ninjutsu Dojo in North America<!--:--><!--:ja-->北米の忍術道場でオープンハウス<!--:--> 8

11月3日、日本の文化の日にちなんで、オハイオ州にある忍術の道場SKH Quest Centerで、演武披露とレクチャーの他、折り紙の体験、そして琴の演奏など、日本の文化紹介のイベントが開催された。

 まずオープニングで、道場主のヘイズ氏(Stephen K. Hayes)が忍者の起源や武器について解説。日本の文化では祖先の土地を大切にする精神基盤があること、また、忍者は自然や人についての考え方が侍とは異なることなど、精神的な内容にも及んだ。

  氏は日本で、戸隠流忍術を継承している34代目(初見良昭)から直々に学び、師範の域まで極めたつわもの。デイトンにあるこの道場は米国における忍術の本部であり、全米各地にある20の支部をまとめている。また、ヘイズ氏は『The Ninja Defense』『The Mystic Arts of the Ninja』など数多くの忍者・忍術に関する英語の著書を出しており、自他共に認める米国における忍術の第一人者である。1980年代のハリウッド忍者ブームの火付け人でもある。自身も忍者映画の技術指導、歴史考証なども務めた。

 戸隠流(とがくしりゅう、とがくれりゅう)は、忍術の流派のひとつで、平安時代末期、戸隠山で修験道を学び、木曾義仲に仕えた仁科大助(戸隠大助)が始祖と伝えられている。大助は、木曾義仲が源義経に討たれた後は伊賀に逃れ、伊賀流忍術を習得してから戸隠の地に戻って戸隠流忍術を開いた。今なお続いていいる忍術の流派の一つであり、現在34代目宗家のもと世界中に支部道場が広がり、門下生は10万人に上るとのこと。

 忍者というと、手裏剣を投げたり、背中から刀を抜いたり、戦闘的なシーンが浮かぶが、戸隠流は攻撃を目的とせず、守りを重んじた守備の武術が特徴。身を守り、家族を守り、主君を守る。敵に相対しても、自分から攻撃を仕掛けずに、相手の戦闘能力を奪う。「武器を持たずとも敵を倒す」、これが戸隠流の極意であると言われている。

 ヘイズ氏のトークの中でも、家族や一門を守る為に、徳川幕府の時代にあっては、土地を認められる代わりに通行の監視や情報収集をするなど、手を携える道をとった事を詳しく説いた。

 ヘイズ氏の奥様、留美子さんは、「‘族’を保つための生き方。そこが好き」と話す。「数ある武道や護身術がある中で、何故ヘイズ氏が忍術のとりこに?」と尋ねたところ、「ミステリアスなところ」との答え。忍びとして密かに活躍したり、手の内を見せないことで身を護ったりした‘秘密裏’ということだけでなく、生き方としてミステリアスな部分が多いのだそうだ。また、ヘイズ氏をはじめ、ここで学ぶ多くの人が忍者の生き方のスーバーナチュラルな部分に惹かれるのだという。

 同道場には4歳の子供から大人まで250人程が籍を置き、修練に励んでいる。デイトンは空軍基地があり、エアフォースミュー

ジアムが観光地としてもポピュラーな土地。戦闘マニアやマッチョな軍人が道場の門下生に多いのかと思いきや、そういうことはなく、家族で習いに来ている人や女性がかなり多いという。自分の体を知り、身を護ることを第一義に道場で教えているそうだ。‘身を護る’ということは、今の子ども達に欠けがちな、身体感覚や危険な距離を知ることから始まる。この道場では、大人は古来からの忍者や武器の使い方と並んで、ナイフで襲われた際の防御など現代の犯罪に合わせた練習も取り入れている。

 この日の演武では、男性陣による鎖分銅や忍者独特の短刀を使った対戦や、小柄な留美子さんによる長刀(なぎなた)などの手合わせが次々に実演された。ヘイズ氏の演武では、激しい立ち回りなど無い静かな動きで瞬く間に相手を封じ込めて見せた。客席のあちこちで感嘆の声が漏れていた。

 琴の演奏では、和装姿の留美子さんと、コロンバスから駆けつけた友人たちが和の音色を披露。日本の代表的な曲『さくら』を21世紀バージョンとして編曲した『さくら21』の他、アメリカでポピュラーな『おおスザンナ』(フォースター作曲)など和洋織り交ぜて届けた。

 各自が折り紙の手裏剣を習い、それを練習用の人型の的に向かって投げる体験企画も組み入れられ、大人も子供も熱心にチャレンジする姿が見られた。

 日本の創作話『花さき山』の読み聞かせも行われ、和やかな雰囲気の中で老若男女の人々が人種に関わらず日本文化にいそしむ催しとなっていた。

 家族的なのはこの道場の気風だという話。ヘイズ夫妻は、道場が技や文化の伝授の場のみならず、人々が集うコミュニティーでありたいと考えている。オハイオ州を基点に、北米に広がりを見せている忍術の展開に興味をそそられる。ミシガン州からは定期的に修行にきている生徒もいて、近い将来支部が設立される予定である。

 道場では忍術関連の武具や書籍類の他、日本の飾りや器なども販売している。見学は大歓迎ということなので、覗いてみてはいかがだろう。(要連絡)

SKH Quest Center for Martial Arts

住所:6236 Far Hills Ave. Dayton, OH 45459
電話番号:937-436-9990 
ウェブサイトwww.skhquest.com
E-Mail:daytonquest@skhquest.com

 

11月3日、日本の文化の日にちなんで、オハイオ州にある忍術の道場SKH Quest Centerで、演武披露とレクチャーの他、折り紙の体験、そして琴の演奏など、日本の文化紹介のイベントが開催された。

 まずオープニングで、道場主のヘイズ氏(Stephen K. Hayes)が忍者の起源や武器について解説。日本の文化では祖先の土地を大切にする精神基盤があること、また、忍者は自然や人についての考え方が侍とは異なることなど、精神的な内容にも及んだ。

  氏は日本で、戸隠流忍術を継承している34代目(初見良昭)から直々に学び、師範の域まで極めたつわもの。デイトンにあるこの道場は米国における忍術の本部であり、全米各地にある20の支部をまとめている。また、ヘイズ氏は『The Ninja Defense』『The Mystic Arts of the Ninja』など数多くの忍者・忍術に関する英語の著書を出しており、自他共に認める米国における忍術の第一人者である。1980年代のハリウッド忍者ブームの火付け人でもある。自身も忍者映画の技術指導、歴史考証なども務めた。

 戸隠流(とがくしりゅう、とがくれりゅう)は、忍術の流派のひとつで、平安時代末期、戸隠山で修験道を学び、木曾義仲に仕えた仁科大助(戸隠大助)が始祖と伝えられている。大助は、木曾義仲が源義経に討たれた後は伊賀に逃れ、伊賀流忍術を習得してから戸隠の地に戻って戸隠流忍術を開いた。今なお続いていいる忍術の流派の一つであり、現在34代目宗家のもと世界中に支部道場が広がり、門下生は10万人に上るとのこと。

 忍者というと、手裏剣を投げたり、背中から刀を抜いたり、戦闘的なシーンが浮かぶが、戸隠流は攻撃を目的とせず、守りを重んじた守備の武術が特徴。身を守り、家族を守り、主君を守る。敵に相対しても、自分から攻撃を仕掛けずに、相手の戦闘能力を奪う。「武器を持たずとも敵を倒す」、これが戸隠流の極意であると言われている。

 ヘイズ氏のトークの中でも、家族や一門を守る為に、徳川幕府の時代にあっては、土地を認められる代わりに通行の監視や情報収集をするなど、手を携える道をとった事を詳しく説いた。

 ヘイズ氏の奥様、留美子さんは、「‘族’を保つための生き方。そこが好き」と話す。「数ある武道や護身術がある中で、何故ヘイズ氏が忍術のとりこに?」と尋ねたところ、「ミステリアスなところ」との答え。忍びとして密かに活躍したり、手の内を見せないことで身を護ったりした‘秘密裏’ということだけでなく、生き方としてミステリアスな部分が多いのだそうだ。また、ヘイズ氏をはじめ、ここで学ぶ多くの人が忍者の生き方のスーバーナチュラルな部分に惹かれるのだという。

 同道場には4歳の子供から大人まで250人程が籍を置き、修練に励んでいる。デイトンは空軍基地があり、エアフォースミュー

ジアムが観光地としてもポピュラーな土地。戦闘マニアやマッチョな軍人が道場の門下生に多いのかと思いきや、そういうことはなく、家族で習いに来ている人や女性がかなり多いという。自分の体を知り、身を護ることを第一義に道場で教えているそうだ。‘身を護る’ということは、今の子ども達に欠けがちな、身体感覚や危険な距離を知ることから始まる。この道場では、大人は古来からの忍者や武器の使い方と並んで、ナイフで襲われた際の防御など現代の犯罪に合わせた練習も取り入れている。

 この日の演武では、男性陣による鎖分銅や忍者独特の短刀を使った対戦や、小柄な留美子さんによる長刀(なぎなた)などの手合わせが次々に実演された。ヘイズ氏の演武では、激しい立ち回りなど無い静かな動きで瞬く間に相手を封じ込めて見せた。客席のあちこちで感嘆の声が漏れていた。

 琴の演奏では、和装姿の留美子さんと、コロンバスから駆けつけた友人たちが和の音色を披露。日本の代表的な曲『さくら』を21世紀バージョンとして編曲した『さくら21』の他、アメリカでポピュラーな『おおスザンナ』(フォースター作曲)など和洋織り交ぜて届けた。

 各自が折り紙の手裏剣を習い、それを練習用の人型の的に向かって投げる体験企画も組み入れられ、大人も子供も熱心にチャレンジする姿が見られた。

 日本の創作話『花さき山』の読み聞かせも行われ、和やかな雰囲気の中で老若男女の人々が人種に関わらず日本文化にいそしむ催しとなっていた。

 家族的なのはこの道場の気風だという話。ヘイズ夫妻は、道場が技や文化の伝授の場のみならず、人々が集うコミュニティーでありたいと考えている。オハイオ州を基点に、北米に広がりを見せている忍術の展開に興味をそそられる。ミシガン州からは定期的に修行にきている生徒もいて、近い将来支部が設立される予定である。

 道場では忍術関連の武具や書籍類の他、日本の飾りや器なども販売している。見学は大歓迎ということなので、覗いてみてはいかがだろう。(要連絡)

SKH Quest Center for Martial Arts

住所:6236 Far Hills Ave. Dayton, OH 45459
電話番号:937-436-9990 
ウェブサイトwww.skhquest.com
E-Mail:daytonquest@skhquest.com

 

Announcement from “Clandestine” Gallery“Clandestine”美術展のお知らせ

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ミシガン大学アート・デザイン学部がデトロイトで運営している画廊work・detroitで “クランデスティン(Clandestine)”と題した美術展が只今開催中。アメリカの重要課題である移民問題をテーマに、国籍、帰化、同化、国外追放、愛国心等のさまざまな観点から移民問題について探究した作品を全米から公募。その中から選ばれた19点に、2人の日本人アーティストの作品が含まれている。

Lancour弘子さん(ミシガン州ロイヤル・オーク在住)の「Dual Citizenship(二重国籍)」と題した作品はリバーシブルの手染めの半被。(左の写真)

Takeshi Moroさん(カルフォルニア州在住)の作品は「The Americans」と題した白黒写真。(右の写真)

ギャラリーはデトロイト交響楽団(DSO)のオーケストラ・ホールから1ブロック南下したところにあるビルの1階にあり、正面玄関はWoodwardとMackの交差点の北西角に面している。ドアは常時ロックされているが、玄関右横にあるインターフォンのブザーを押すとドアを開けてくれる。

work・detroit

住所:3663 Woodward Avenue, Detroit, MI 48201
電話:313-593-0940
ウェブサイトhttp://art-design.umich.edu/exhibitions/work_detroit

開催日:11月30日―12月21日
ギャラリー時間:火曜日―土曜日 午前11時から午後4時まで

ミシガン大学アート・デザイン学部がデトロイトで運営している画廊work・detroitで “クランデスティン(Clandestine)”と題した美術展が只今開催中。アメリカの重要課題である移民問題をテーマに、国籍、帰化、同化、国外追放、愛国心等のさまざまな観点から移民問題について探究した作品を全米から公募。その中から選ばれた19点に、2人の日本人アーティストの作品が含まれている。

Lancour弘子さん(ミシガン州ロイヤル・オーク在住)の「Dual Citizenship(二重国籍)」と題した作品はリバーシブルの手染めの半被。(左の写真)

Takeshi Moroさん(カルフォルニア州在住)の作品は「The Americans」と題した白黒写真。(右の写真)

ギャラリーはデトロイト交響楽団(DSO)のオーケストラ・ホールから1ブロック南下したところにあるビルの1階にあり、正面玄関はWoodwardとMackの交差点の北西角に面している。ドアは常時ロックされているが、玄関右横にあるインターフォンのブザーを押すとドアを開けてくれる。

work・detroit

住所:3663 Woodward Avenue, Detroit, MI 48201
電話:313-593-0940
ウェブサイトhttp://art-design.umich.edu/exhibitions/work_detroit

開催日:11月30日―12月21日
ギャラリー時間:火曜日―土曜日 午前11時から午後4時まで

Mini Concert by Women’s Chorus Trillum女性コーラス Trillium〜ミニコンサート

<!--:en-->Mini Concert by Women's Chorus Trillum<!--:--><!--:ja-->女性コーラス Trillium〜ミニコンサート<!--:--> 5

 去る11月15日(木)、女声コーラス Trillium(トリリアム)によるミニコンサートがウォルドレイク市にある教会(St. Matthew Lutheran Church)で催された。初冬の明るい日が差し込む中、琴と合唱、そしてコカリナという笛やフルートの演奏、また、同教会のクワイヤーによるコーラスもあり、多彩なプログラムが届けられた。平日の昼間とあって、観客は子供連れのお母さんを含む女性が大半。教会に併設する現地の学校の児童生徒や近くののシニアコミュニティの人々も訪れ、大勢の観客が優雅な音楽のひと時に身をゆだねた。

 トリリアムは、昨年20周年を迎えたJSDウィメンズクラブ発足とほぼ同時に、コーラスで親睦を図ろうと立ちあげたコーラス同好会。親睦のみならず、日本の歌を紹介したり、音楽を通して現地の人と交流するなど、「親睦と地域交流」というJSDウィメンズクラブの主旨そのものの活動を継続している。男声コーラス(White Pine Glee Club)と共に、ほぼ毎年2回のコンサートを行なっている他、童謡コンサートの開催や訪問演奏をしている。この20年間以上に120回余りもの演奏をこなしてきたそうだ。

 レパートリーは、日本の合唱曲、永く歌い継がれている童謡や愛唱歌、アニメ主題歌、最近のヒット曲などに加えて、他言語の賛美歌、クリスマスソングなどなど。広いジャンルから曲を選んで歌っている。

 今回のミニコンサートのプログラムは親しまれている曲を中心に、バラエティーに富んだ構成。

 メンバーが感想として「日本語で歌った『三つの汽車のうた』や『村祭り』などのノリのいい歌を、言葉がわからないはずのアメリカ人の聴衆の方々がとても喜んでくださったのが印象的」と語っているように、言葉の壁を越え楽しむ姿がみられた。

 沖縄の子守歌『童神~ヤマトグチ』の合唱には琴の演奏が加わり、一層の情感が増した。今回のコカリナ演奏は、アニメ映画『となりのトトロ』と『千と千尋の神隠し』の主題歌から2曲。木製の笛が生み出す素朴な音色が会場の空気を優しく震わせた。

 フルートとピアノの共演では、クラシックと軽快な曲、そして日本人に馴染みの深い『赤とんぼ』を披露。童謡もフルート独特の澄んだ音色で奏でると華麗で気品にあふれた曲に変身。

 いずれも、それぞれの楽器がもつ個性が表れ、聞き慣れた曲の異なった表情で堪能できる機会にもなった。

 後半には同教会のクワイヤーによるコーラスがステージにあがり、少人数ながらもボリュームのある歌声を届けた。さらにトリリアムとの合同合唱では、伸びやかさも増し、人種の違いを超えた〝歌好き”の情熱とパワーに満ちた声が会場に響き渡った。

 最後はトリリアムが日本人の心のメロディ『ふるさと』をしっとりと歌い上げ、美しい音色とハーモニーで綴られたコンサートは温かい余韻を残して幕を引いた。

 トリリアムは常時、音楽好きの仲間を募集。「経験不問、オーディションなし。お気軽に問い合わせください」とのこと。メンバーは「音楽好きな人なら誰でも大丈夫。声に自信がなくても指導していただけるし、皆とハーモニーをつくるのがコーラスの素晴らしさ」と魅力を語った。

 

 去る11月15日(木)、女声コーラス Trillium(トリリアム)によるミニコンサートがウォルドレイク市にある教会(St. Matthew Lutheran Church)で催された。初冬の明るい日が差し込む中、琴と合唱、そしてコカリナという笛やフルートの演奏、また、同教会のクワイヤーによるコーラスもあり、多彩なプログラムが届けられた。平日の昼間とあって、観客は子供連れのお母さんを含む女性が大半。教会に併設する現地の学校の児童生徒や近くののシニアコミュニティの人々も訪れ、大勢の観客が優雅な音楽のひと時に身をゆだねた。

 トリリアムは、昨年20周年を迎えたJSDウィメンズクラブ発足とほぼ同時に、コーラスで親睦を図ろうと立ちあげたコーラス同好会。親睦のみならず、日本の歌を紹介したり、音楽を通して現地の人と交流するなど、「親睦と地域交流」というJSDウィメンズクラブの主旨そのものの活動を継続している。男声コーラス(White Pine Glee Club)と共に、ほぼ毎年2回のコンサートを行なっている他、童謡コンサートの開催や訪問演奏をしている。この20年間以上に120回余りもの演奏をこなしてきたそうだ。

 レパートリーは、日本の合唱曲、永く歌い継がれている童謡や愛唱歌、アニメ主題歌、最近のヒット曲などに加えて、他言語の賛美歌、クリスマスソングなどなど。広いジャンルから曲を選んで歌っている。

 今回のミニコンサートのプログラムは親しまれている曲を中心に、バラエティーに富んだ構成。

 メンバーが感想として「日本語で歌った『三つの汽車のうた』や『村祭り』などのノリのいい歌を、言葉がわからないはずのアメリカ人の聴衆の方々がとても喜んでくださったのが印象的」と語っているように、言葉の壁を越え楽しむ姿がみられた。

 沖縄の子守歌『童神~ヤマトグチ』の合唱には琴の演奏が加わり、一層の情感が増した。今回のコカリナ演奏は、アニメ映画『となりのトトロ』と『千と千尋の神隠し』の主題歌から2曲。木製の笛が生み出す素朴な音色が会場の空気を優しく震わせた。

 フルートとピアノの共演では、クラシックと軽快な曲、そして日本人に馴染みの深い『赤とんぼ』を披露。童謡もフルート独特の澄んだ音色で奏でると華麗で気品にあふれた曲に変身。

 いずれも、それぞれの楽器がもつ個性が表れ、聞き慣れた曲の異なった表情で堪能できる機会にもなった。

 後半には同教会のクワイヤーによるコーラスがステージにあがり、少人数ながらもボリュームのある歌声を届けた。さらにトリリアムとの合同合唱では、伸びやかさも増し、人種の違いを超えた〝歌好き”の情熱とパワーに満ちた声が会場に響き渡った。

 最後はトリリアムが日本人の心のメロディ『ふるさと』をしっとりと歌い上げ、美しい音色とハーモニーで綴られたコンサートは温かい余韻を残して幕を引いた。

 トリリアムは常時、音楽好きの仲間を募集。「経験不問、オーディションなし。お気軽に問い合わせください」とのこと。メンバーは「音楽好きな人なら誰でも大丈夫。声に自信がなくても指導していただけるし、皆とハーモニーをつくるのがコーラスの素晴らしさ」と魅力を語った。

 

JBSD Musical Festival 2012JBSD主催音楽祭:Music Festival 2012

<!--:en-->JBSD Musical Festival 2012<!--:--><!--:ja-->JBSD主催音楽祭:Music Festival 2012<!--:--> 1

  12月2日の日曜日、あいにくの愚図ついた空模様の中、JBSD音楽祭が開催された。今年はJBSD(デトロイト日本商工会)会員向けの事前のプログラム告知が無く、イベントの宣伝そのものと、呼びかけもやや少なかったためか、残念ながら例年と比較すると来場者数がかなり伸び悩んだ結果となったが、それでも会場となったノバイミドルスクールの講堂では、立派なステージと貴重な発表の機会を存分に堪能しエネルギッシュに音楽する出場者たちと、その応援に来場した家族連れや音楽好きの友人たちが暖かい雰囲気で場を盛り上げた。

 トップバッターのドラX^3(ドラエックス三乗)は、ノバイハイスクールに通う仲間三人と助っ人で構成され「楽しく練習しました」と笑顔で語った。ボーカルが替わったことで歌の幅も広がったとのことで、正確で迫力あるドラミングに乗り息の合った演奏。

 続く「鈴村」はアコースティックギターの弾き語り。日本では相方と一緒に豊田市や大阪の駅前などで路上での弾き語りをしていた。この地へは出向で赴いたと言い、こういった発表の場に感謝しているとコメントしながら、慣れた調子で大衆的な歌を披露。

 昨年、意を決して単独の初出場を果たした“OHIDEDON”が、ノバイの住人であるご近所の仲間達と今年は念願のバンドを結成しての登場。Noviを逆さにして、iPhone 5 の発売をももじったという楽しいネーミングのiVon6は、90年代のJ-Rockを熱演した。

 グランドピアノが中央に移されショパン三世の登場。落ち着いた様子の正確なタッチでダイナミックに、著名で難易度の高いショパンの名曲の魅力を、十二分に表現した。会場は静まり返り、演奏終了後はその芸術性の高さに大きな拍手が惜しみなく送られた。

 今回出場した代表二人に30人ほどがコミュニティーで追従しているという毛色の違った音楽を携えた Piko Piko Detroit。古いゲームの機種からサンプルを録音して再利用する方法やそのままソフトを使いシステムを通す方法などで8ビートのゲーム音を作る。手拍子が沸き「しばしゲームセンターの中にいたようだった」との感想も聞かれ、子供達にもすこぶる好評。

 文句なしの最多出場歴を誇る大御所のB4は今年は5名で登場。全員がグリーンカード所持者という、土着のブルースバンド。今年もお馴染みの貫禄で、3曲のレパートリーに加えてメンバー紹介ブルースも披露。安定したリラックスムードで余裕を見せた。

 最後に登場したNamikiはクリスマスコスチュームに身を包んだ6名の大所帯。駐在員とその家族、友人、永住組、単身赴任者とステイタスのバラエティーも豊か。司会のまりこさんの歌声に乗ったJ-POPを、80年代から最近の曲まで元気いっぱい響かせた。

 このJBSD音楽祭は地域の音楽好きの日本人・日系人コミュニティーの発表と交流の場として定着しつつある。

 今年の音楽祭のもう一人の司会を務めた須藤氏は、ここ数年の間、JBSD青年委員会の取りまとめ役をも務めている。日系企業の駐在員としての本職のビジネスマンの仕事に加え、こうして組織のボランティアに時間を割き、コミュニティーに貢献している大勢の貴重な人材の一人である。

 就任後まもなく1年を迎えようとしているJBSD事務局長の植田氏は「アメリカのよその州と比較しデトロイトの日本商工会は“ハイブリッド機能”が充実している。各部会が非常に協力的であり、各企業と個人からお預かりした会費が、在留邦人、日系人、さらには地域コミュニティーへの恩返しの形も含め、皆様が楽しめるイベントや、基金への潤沢に当てられている。大勢のボランティアに支えられ、数百名もが参加可能なイベントに取りまとめられる結束力は素晴らしい。」と語った。

 今後も一層充実したJBSDイベントとなるよう期待したい。

 

  12月2日の日曜日、あいにくの愚図ついた空模様の中、JBSD音楽祭が開催された。今年はJBSD(デトロイト日本商工会)会員向けの事前のプログラム告知が無く、イベントの宣伝そのものと、呼びかけもやや少なかったためか、残念ながら例年と比較すると来場者数がかなり伸び悩んだ結果となったが、それでも会場となったノバイミドルスクールの講堂では、立派なステージと貴重な発表の機会を存分に堪能しエネルギッシュに音楽する出場者たちと、その応援に来場した家族連れや音楽好きの友人たちが暖かい雰囲気で場を盛り上げた。

 トップバッターのドラX^3(ドラエックス三乗)は、ノバイハイスクールに通う仲間三人と助っ人で構成され「楽しく練習しました」と笑顔で語った。ボーカルが替わったことで歌の幅も広がったとのことで、正確で迫力あるドラミングに乗り息の合った演奏。

 続く「鈴村」はアコースティックギターの弾き語り。日本では相方と一緒に豊田市や大阪の駅前などで路上での弾き語りをしていた。この地へは出向で赴いたと言い、こういった発表の場に感謝しているとコメントしながら、慣れた調子で大衆的な歌を披露。

 昨年、意を決して単独の初出場を果たした“OHIDEDON”が、ノバイの住人であるご近所の仲間達と今年は念願のバンドを結成しての登場。Noviを逆さにして、iPhone 5 の発売をももじったという楽しいネーミングのiVon6は、90年代のJ-Rockを熱演した。

 グランドピアノが中央に移されショパン三世の登場。落ち着いた様子の正確なタッチでダイナミックに、著名で難易度の高いショパンの名曲の魅力を、十二分に表現した。会場は静まり返り、演奏終了後はその芸術性の高さに大きな拍手が惜しみなく送られた。

 今回出場した代表二人に30人ほどがコミュニティーで追従しているという毛色の違った音楽を携えた Piko Piko Detroit。古いゲームの機種からサンプルを録音して再利用する方法やそのままソフトを使いシステムを通す方法などで8ビートのゲーム音を作る。手拍子が沸き「しばしゲームセンターの中にいたようだった」との感想も聞かれ、子供達にもすこぶる好評。

 文句なしの最多出場歴を誇る大御所のB4は今年は5名で登場。全員がグリーンカード所持者という、土着のブルースバンド。今年もお馴染みの貫禄で、3曲のレパートリーに加えてメンバー紹介ブルースも披露。安定したリラックスムードで余裕を見せた。

 最後に登場したNamikiはクリスマスコスチュームに身を包んだ6名の大所帯。駐在員とその家族、友人、永住組、単身赴任者とステイタスのバラエティーも豊か。司会のまりこさんの歌声に乗ったJ-POPを、80年代から最近の曲まで元気いっぱい響かせた。

 このJBSD音楽祭は地域の音楽好きの日本人・日系人コミュニティーの発表と交流の場として定着しつつある。

 今年の音楽祭のもう一人の司会を務めた須藤氏は、ここ数年の間、JBSD青年委員会の取りまとめ役をも務めている。日系企業の駐在員としての本職のビジネスマンの仕事に加え、こうして組織のボランティアに時間を割き、コミュニティーに貢献している大勢の貴重な人材の一人である。

 就任後まもなく1年を迎えようとしているJBSD事務局長の植田氏は「アメリカのよその州と比較しデトロイトの日本商工会は“ハイブリッド機能”が充実している。各部会が非常に協力的であり、各企業と個人からお預かりした会費が、在留邦人、日系人、さらには地域コミュニティーへの恩返しの形も含め、皆様が楽しめるイベントや、基金への潤沢に当てられている。大勢のボランティアに支えられ、数百名もが参加可能なイベントに取りまとめられる結束力は素晴らしい。」と語った。

 今後も一層充実したJBSDイベントとなるよう期待したい。

 

Japanese Music Group “Miyabi” Performs at Ann Arbor Library邦楽グループ「雅」アナーバーの図書館で演奏

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 11月10日、アナーバーのダウンタウンにある図書館(Ann Arbor Downtown Library)にて邦楽グループMiyabi(雅)が琴を中心としたアンサンブルの演奏を行い、大勢の観客が美しい音色にあふれる午後のひと時を過ごした。

 Miyabiは1997年に結成され、以来、大学や博物館、教会、学校に赴き、生の邦楽演奏を披露してきた。日本コミュニティーのイベントでもたびたび演奏し、日本文化紹介に貢献している。琴の楽曲や日本伝来の曲に加えて、演奏対象や場に応じて、西洋のクラシック音楽や日本のアニメ主題曲を組み入れるなど、選曲に工夫を凝らしている。多くの人が琴の魅力に触れ、ファンが増えている。

 今回のアナーバー図書館での演奏は同図書館が企画しているプログラムの一環として招かれたもので、“MIYABI: JAPANESE TRADITIONAL MUSIC”と題して行われた。

 大光晴美さん、相川恵津子さん、浅野裕子さんの3人が琴を演奏し、美しい音色と見事な弦捌きを披露した。加藤乃扶子さんのピアノ、藤原さと子さんのフルートも加わり、幅広い音楽の表情を届けた。曲は7曲。今回も古典や近代、和洋のジャンルから、広いバラエティーのプログラム。オープニングと最後に、古典箏曲を代表する『六段の調べ』と、数多くの琴の楽曲を手掛けた宮城道雄氏作曲による『さらし風手事』。間に、ディズニー映画「シンデレラ」の挿入曲『ビビデバビデブー』や、サイモン&ガーファンクルによってカバーされてヒットしたアンデスのフォークロア『コンドルは飛んでいく』、そして最もポピュラーな日本の童謡といえる『赤とんぼ』など、調子(スケール)を変えながら届けた。

 琴は、絃を支える柱を移動させることによってスケールを変えるのが特徴。調律の合間に、メンバーから琴の楽器としてしての特徴などの分かりやすい解説も加えられ、学びも多い機会となった。アメリカ在住が長い日本出身の女性は、「涙があふれるほど感激した」「懐かしい日本の曲をここで、しかも素晴らしい琴の演奏で聴くことが出来てとても幸せ」と感想を漏らしていた。これからも心の琴線に響く音色を届け続けて欲しい。

 11月10日、アナーバーのダウンタウンにある図書館(Ann Arbor Downtown Library)にて邦楽グループMiyabi(雅)が琴を中心としたアンサンブルの演奏を行い、大勢の観客が美しい音色にあふれる午後のひと時を過ごした。

 Miyabiは1997年に結成され、以来、大学や博物館、教会、学校に赴き、生の邦楽演奏を披露してきた。日本コミュニティーのイベントでもたびたび演奏し、日本文化紹介に貢献している。琴の楽曲や日本伝来の曲に加えて、演奏対象や場に応じて、西洋のクラシック音楽や日本のアニメ主題曲を組み入れるなど、選曲に工夫を凝らしている。多くの人が琴の魅力に触れ、ファンが増えている。

 今回のアナーバー図書館での演奏は同図書館が企画しているプログラムの一環として招かれたもので、“MIYABI: JAPANESE TRADITIONAL MUSIC”と題して行われた。

 大光晴美さん、相川恵津子さん、浅野裕子さんの3人が琴を演奏し、美しい音色と見事な弦捌きを披露した。加藤乃扶子さんのピアノ、藤原さと子さんのフルートも加わり、幅広い音楽の表情を届けた。曲は7曲。今回も古典や近代、和洋のジャンルから、広いバラエティーのプログラム。オープニングと最後に、古典箏曲を代表する『六段の調べ』と、数多くの琴の楽曲を手掛けた宮城道雄氏作曲による『さらし風手事』。間に、ディズニー映画「シンデレラ」の挿入曲『ビビデバビデブー』や、サイモン&ガーファンクルによってカバーされてヒットしたアンデスのフォークロア『コンドルは飛んでいく』、そして最もポピュラーな日本の童謡といえる『赤とんぼ』など、調子(スケール)を変えながら届けた。

 琴は、絃を支える柱を移動させることによってスケールを変えるのが特徴。調律の合間に、メンバーから琴の楽器としてしての特徴などの分かりやすい解説も加えられ、学びも多い機会となった。アメリカ在住が長い日本出身の女性は、「涙があふれるほど感激した」「懐かしい日本の曲をここで、しかも素晴らしい琴の演奏で聴くことが出来てとても幸せ」と感想を漏らしていた。これからも心の琴線に響く音色を届け続けて欲しい。

Open House for Educators at Japanese School of Detroitデトロイトりんご会補習授業校 教育関係者を迎えてオープンハウス

<!--:en-->Open House for Educators at Japanese School of Detroit<!--:--><!--:ja-->デトロイトりんご会補習授業校 教育関係者を迎えてオープンハウス<!--:--> 3

 デトロイトりんご会補習授業校のオープンハウスが去る10月20日(土)に開催された。同校の児童生徒が平日に通う現地校の教育関係者(教員、教育委員、ELL=English Language Learners教師など)を招待して行われる恒例行事で、授業参観、交流、日本文化紹介を通して、日本の教育・文化への理解や関心を高め、同校児童生徒に対する現地校での指導に生かす情報を提供することを目的としている。

 昨年は、ノバイ市の校舎に移転したことに伴い、校舎を借用しているノバイメドウズ校および近隣教育関係者を中心に、“補習校紹介行事”として開催。その為、広範囲の関係者を迎えた同校舎でのオープンハウスとしては、今年が初の開催となった。また、移転前は2校舎を借用していたため、同行事は各校舎で隔年、交互に開催されていたが、移転後は校舎が統一され、全学年を対象とした大規模なオープンハウスとしても初の試みとなった。

 今回は100名を越える教育関係者が訪問し、2校時目の授業を自由に参観。担当する子供たちが所属する教室を訪れ、学習する姿や掲示物に温かいまなざしを向けていた。受持ちの生徒全ての教室を訪ねようと、校内を足早に巡る参加者も少なくなかった。

 毎回オープンハウスに参加しているELL教師は、受持ちの生徒全員の教室に必ず立ち寄り、感想を伝えているそうで、「あなたを“気にかけている”という意思表示が出来、生徒との絆がより強まる」と評価。別のELL教師は「平日(現地校で)言葉面で苦労している子ども達が、土曜日(補習校で)はリラックスしていることが分かる」とコメント。今回初めて参加した低学年担当の教師は「日本語の授業を観て、言葉が分からないことの戸惑いが実感できた。気持ちや状況を理解することや、援助の工夫に努めたいと思う」と感想を述べるなど、同行事に好意的な教育関係者が多いことが伺える。また、10年程前に参加して以来の訪問という教師は「以前は文化紹介のワークショップや展示が盛大で感激したが、今回は授業参観に重点を置いたスタイルになっており、好ましい印象を受けた」と語った。

 フォーラムには、日本の学用品や制服など学校生活に関連する品々、日本の伝統文化や行事にまつわる展示が多数なされており、興味津々に見て廻ったり、幼稚園部の手作り御輿を写真に収める参加者が多く見られた。

 

 デトロイトりんご会補習授業校のオープンハウスが去る10月20日(土)に開催された。同校の児童生徒が平日に通う現地校の教育関係者(教員、教育委員、ELL=English Language Learners教師など)を招待して行われる恒例行事で、授業参観、交流、日本文化紹介を通して、日本の教育・文化への理解や関心を高め、同校児童生徒に対する現地校での指導に生かす情報を提供することを目的としている。

 昨年は、ノバイ市の校舎に移転したことに伴い、校舎を借用しているノバイメドウズ校および近隣教育関係者を中心に、“補習校紹介行事”として開催。その為、広範囲の関係者を迎えた同校舎でのオープンハウスとしては、今年が初の開催となった。また、移転前は2校舎を借用していたため、同行事は各校舎で隔年、交互に開催されていたが、移転後は校舎が統一され、全学年を対象とした大規模なオープンハウスとしても初の試みとなった。

 今回は100名を越える教育関係者が訪問し、2校時目の授業を自由に参観。担当する子供たちが所属する教室を訪れ、学習する姿や掲示物に温かいまなざしを向けていた。受持ちの生徒全ての教室を訪ねようと、校内を足早に巡る参加者も少なくなかった。

 毎回オープンハウスに参加しているELL教師は、受持ちの生徒全員の教室に必ず立ち寄り、感想を伝えているそうで、「あなたを“気にかけている”という意思表示が出来、生徒との絆がより強まる」と評価。別のELL教師は「平日(現地校で)言葉面で苦労している子ども達が、土曜日(補習校で)はリラックスしていることが分かる」とコメント。今回初めて参加した低学年担当の教師は「日本語の授業を観て、言葉が分からないことの戸惑いが実感できた。気持ちや状況を理解することや、援助の工夫に努めたいと思う」と感想を述べるなど、同行事に好意的な教育関係者が多いことが伺える。また、10年程前に参加して以来の訪問という教師は「以前は文化紹介のワークショップや展示が盛大で感激したが、今回は授業参観に重点を置いたスタイルになっており、好ましい印象を受けた」と語った。

 フォーラムには、日本の学用品や制服など学校生活に関連する品々、日本の伝統文化や行事にまつわる展示が多数なされており、興味津々に見て廻ったり、幼稚園部の手作り御輿を写真に収める参加者が多く見られた。

 

Beginner Taiko Classes, Open for Students初心者向け太鼓クラス、生徒募集中

<!--:en-->Beginner Taiko Classes, Open for Students<!--:--><!--:ja-->初心者向け太鼓クラス、生徒募集中<!--:-->

初心者向け太鼓クラス、生徒募集中

2013年1月から始まります。

Noviクラス

子供教室:月曜日17:00
大人教室:火曜日15:30、木曜日9:00

Ann Arborクラス

子供教室:水曜日17:00、18:00
大人教室:水曜日19:00

お問い合わせ:

E-Mail:raion.taiko@gmail.com
電話番号:248-773-8899
ウェブサイトhttp://www.michigantaiko.net

JBSD & JSD Women’s Club Japan Festival 2012JSDウィメンズクラブ・JBSD文化部会共催 2012年度 日本まつり 開催

<!--:en-->JBSD & JSD Women's Club Japan Festival 2012<!--:--><!--:ja-->JSDウィメンズクラブ・JBSD文化部会共催 2012年度 日本まつり 開催<!--:--> 19

 去る10月7日(日)、JSDウィメンズクラブとJBSD(デトロイト日本商工会)文化部会の共催による日本まつりがノバイ市のハイスクールを会場に開催された。当日は見事な秋晴れに恵まれ、1時から4時までの開催時間を通して、日本文化紹介の様々な展示や実演などが行われ、大勢の人で溢れた。

 この日本まつりは、アメリカ人や他の文化背景を持つ人たちへの文化紹介と交流を主目的とするため、訪問者に日本人以外の人が多いことが特徴として挙げられる。多数の協賛団体や大勢の個人ボランティアら、総勢約三百人が協力し合いこの一大イベントを支えている。毎年訪れるという人も多く、秋のイベントとして定着している。

 オープニングのセレモニーでは、デトロイト日本商工会の藤澤文化部会長の挨拶に続き、在デトロイト日本国総領事館の竹内首席領事、ノバイ市長(Mr.Bob Gatt)らによる開会の辞が述べられた。それぞれに、このイベントの開催と日米の文化交流と友好親善を祝福する言葉を伝えた。壇の真横に展示された生け花数点により華やかさと気品が添えられていた。

 アトリウムと呼ばれる広々としたオープンスペースには茶の湯実演や書道体験のコーナーが設けられ、手馴れた日本人女性たちを中心に実演や体験ワークショップが提供された。異文化を実際に体験して心から楽しんでいる多くの人々の姿が見られた。

 また、在デトロイト総領事館や、ミシガン州と姉妹県関係にある滋賀県による文化紹介ブースを始め、デトロイトりんご会補習授業校ならびに、ひのきインターナショナルスクールの活動紹介など、日本に関連した団体のブースが並んだ。今回初めて参加した‘空道(くうどう)’グループは、今年9月にデトロイトに支部を開設した打撃系総合武道の団体で、アメリカ合衆国で初の空道の道場だという。日本生まれの空道の特徴や理念をスクリーンを使って紹介を行っていた。同じく、日本生まれの商標デザインを元にタオル帽子を作製しミシガン内の病院などの患者さんに寄贈する活動をしている「ミシガン・タオル帽子の会」もブースを出し、活動内容や作り方を説明していた。日本まつりの場で近隣の様々な活動を知ることの出来る意義も大きい。

 今回は、海外の日本語放送「テレビジャパン」のキャンペーンブースも登場。大型スクリーンに映し出された番組に釘付けになっている子供も見られた。テレビジャパンのスタッフの方に同イベントの感想を尋ねたところ、開口一番に「人が多く驚いた」と答え、「関心を持たれている人が多いのだなあと感じました。日本人もアメリカ人も訪れていて、良いイベントですね」と話してくれた。

 ちなみに、今回の日本まつりの模様は、テレビジャパンの『テレビジャパンCLUB』で5日後に放映された。ミシガン州に暮らす日本人社会にとって最大の文化交流イベントであり、多くのボランティアに支えられて開催され、毎年3,000人ほどの入場者が訪れていることや、地元ノバイ市のほか、ミシガン州日米協会、在デトロイト日本国総領事館、姉妹州の関係にある滋賀県からも厚い支援を受けていることなどの説明と合わせて、会場の様子を伝える20枚近い写真が映し出された。

 金魚すくいや輪投げなどの日本の遊び体験コーナーでは、子供たちだけではなく、大人も童心に返って縁日遊びに興じていた。割り箸と輪ゴムを材料に自分で作る‘割り箸鉄砲’も人種を問わず人気を博していた。いずれのコーナーも順番を待つ長い列ができるほどの盛況振りをみせていた。

 パフォーマンス会場となった体育館には祭櫓(やぐら)が設けられ、踊りを中心にしたプログラムが途切れることなく進行された。オープニングは、小さな子供とお母さんたちによる『ドラえもん音頭』。JSDウィメンズクラブの同好会のひとつで、主に幼稚園入園前の子供を持つお母さんの会「カンガルークラブ」のメンバーたちが、この日の為に練習を重ね、微笑ましい踊りを披露した。続いてはJSDウィメンズクラブの淑女がたによる盆踊り。ポピュラーな『炭坑節』『花笠音頭』、そして『東京音頭』の3曲を優雅に粋に踊り、会場に祭りムードが高まった。

 今回初めてこの日本まつりに出演した「ミシガン沖縄県人会ちむぐくる会」が『エイサー』を披露。沖縄でお盆の時期に踊られる伝統芸能とのことだが、初めて目にした日本人も多く、貴重な文化紹介となった。

 少林寺拳法のアナーバー支部メンバーによる実演では、組み合って型などを紹介。高度な技やスピードに感嘆の声が漏れていた。「無駄の無いスムーズな動きは美しい舞のよう」という感想も上がっていた。

 2回目のウィメンズに続いて、「五大湖太鼓センター」による和太鼓のパフォーマンス。日本の祭といえば和太鼓が何らかの形でつきものだが、和太鼓のみの演奏を聴くのは初めという日本人もおり、高い関心を集めていた。

 続いて、ミシガン大学の日本学生会が『U of M よさこいソーラン』のダンスを披露。原曲は『南中ソーラン(一般的にロックソーラン節と呼ばれる)』。北海道民謡ソーラン節をアップテンポにアレンジし、動きの大きい踊りが加えられている。日本学生会の出演メンバーは非日本人がほとんどだが、日本の民謡を見事にこなし、若者らしい勢いのある踊りを見せてくれた。

 演目の最後は盆踊りの3回目ステージ。観客や他の演目の出演者も加わって、和やかな交流の場が生まれていた。

 JSDウィメンズクラブ中浜会長による閉会の挨拶で、盛大な賑わいをみせた笑顔溢れるイベントに幕が下りた。

 去る10月7日(日)、JSDウィメンズクラブとJBSD(デトロイト日本商工会)文化部会の共催による日本まつりがノバイ市のハイスクールを会場に開催された。当日は見事な秋晴れに恵まれ、1時から4時までの開催時間を通して、日本文化紹介の様々な展示や実演などが行われ、大勢の人で溢れた。

 この日本まつりは、アメリカ人や他の文化背景を持つ人たちへの文化紹介と交流を主目的とするため、訪問者に日本人以外の人が多いことが特徴として挙げられる。多数の協賛団体や大勢の個人ボランティアら、総勢約三百人が協力し合いこの一大イベントを支えている。毎年訪れるという人も多く、秋のイベントとして定着している。

 オープニングのセレモニーでは、デトロイト日本商工会の藤澤文化部会長の挨拶に続き、在デトロイト日本国総領事館の竹内首席領事、ノバイ市長(Mr.Bob Gatt)らによる開会の辞が述べられた。それぞれに、このイベントの開催と日米の文化交流と友好親善を祝福する言葉を伝えた。壇の真横に展示された生け花数点により華やかさと気品が添えられていた。

 アトリウムと呼ばれる広々としたオープンスペースには茶の湯実演や書道体験のコーナーが設けられ、手馴れた日本人女性たちを中心に実演や体験ワークショップが提供された。異文化を実際に体験して心から楽しんでいる多くの人々の姿が見られた。

 また、在デトロイト総領事館や、ミシガン州と姉妹県関係にある滋賀県による文化紹介ブースを始め、デトロイトりんご会補習授業校ならびに、ひのきインターナショナルスクールの活動紹介など、日本に関連した団体のブースが並んだ。今回初めて参加した‘空道(くうどう)’グループは、今年9月にデトロイトに支部を開設した打撃系総合武道の団体で、アメリカ合衆国で初の空道の道場だという。日本生まれの空道の特徴や理念をスクリーンを使って紹介を行っていた。同じく、日本生まれの商標デザインを元にタオル帽子を作製しミシガン内の病院などの患者さんに寄贈する活動をしている「ミシガン・タオル帽子の会」もブースを出し、活動内容や作り方を説明していた。日本まつりの場で近隣の様々な活動を知ることの出来る意義も大きい。

 今回は、海外の日本語放送「テレビジャパン」のキャンペーンブースも登場。大型スクリーンに映し出された番組に釘付けになっている子供も見られた。テレビジャパンのスタッフの方に同イベントの感想を尋ねたところ、開口一番に「人が多く驚いた」と答え、「関心を持たれている人が多いのだなあと感じました。日本人もアメリカ人も訪れていて、良いイベントですね」と話してくれた。

 ちなみに、今回の日本まつりの模様は、テレビジャパンの『テレビジャパンCLUB』で5日後に放映された。ミシガン州に暮らす日本人社会にとって最大の文化交流イベントであり、多くのボランティアに支えられて開催され、毎年3,000人ほどの入場者が訪れていることや、地元ノバイ市のほか、ミシガン州日米協会、在デトロイト日本国総領事館、姉妹州の関係にある滋賀県からも厚い支援を受けていることなどの説明と合わせて、会場の様子を伝える20枚近い写真が映し出された。

 金魚すくいや輪投げなどの日本の遊び体験コーナーでは、子供たちだけではなく、大人も童心に返って縁日遊びに興じていた。割り箸と輪ゴムを材料に自分で作る‘割り箸鉄砲’も人種を問わず人気を博していた。いずれのコーナーも順番を待つ長い列ができるほどの盛況振りをみせていた。

 パフォーマンス会場となった体育館には祭櫓(やぐら)が設けられ、踊りを中心にしたプログラムが途切れることなく進行された。オープニングは、小さな子供とお母さんたちによる『ドラえもん音頭』。JSDウィメンズクラブの同好会のひとつで、主に幼稚園入園前の子供を持つお母さんの会「カンガルークラブ」のメンバーたちが、この日の為に練習を重ね、微笑ましい踊りを披露した。続いてはJSDウィメンズクラブの淑女がたによる盆踊り。ポピュラーな『炭坑節』『花笠音頭』、そして『東京音頭』の3曲を優雅に粋に踊り、会場に祭りムードが高まった。

 今回初めてこの日本まつりに出演した「ミシガン沖縄県人会ちむぐくる会」が『エイサー』を披露。沖縄でお盆の時期に踊られる伝統芸能とのことだが、初めて目にした日本人も多く、貴重な文化紹介となった。

 少林寺拳法のアナーバー支部メンバーによる実演では、組み合って型などを紹介。高度な技やスピードに感嘆の声が漏れていた。「無駄の無いスムーズな動きは美しい舞のよう」という感想も上がっていた。

 2回目のウィメンズに続いて、「五大湖太鼓センター」による和太鼓のパフォーマンス。日本の祭といえば和太鼓が何らかの形でつきものだが、和太鼓のみの演奏を聴くのは初めという日本人もおり、高い関心を集めていた。

 続いて、ミシガン大学の日本学生会が『U of M よさこいソーラン』のダンスを披露。原曲は『南中ソーラン(一般的にロックソーラン節と呼ばれる)』。北海道民謡ソーラン節をアップテンポにアレンジし、動きの大きい踊りが加えられている。日本学生会の出演メンバーは非日本人がほとんどだが、日本の民謡を見事にこなし、若者らしい勢いのある踊りを見せてくれた。

 演目の最後は盆踊りの3回目ステージ。観客や他の演目の出演者も加わって、和やかな交流の場が生まれていた。

 JSDウィメンズクラブ中浜会長による閉会の挨拶で、盛大な賑わいをみせた笑顔溢れるイベントに幕が下りた。

NHK Visits “Freer House” in Detroitデトロイトの「フリーアハウス」をNHK番組のクルーが取材・撮影

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 9月15日と16日にわたって、NHK番組の取材クルーがデトロイトを訪れた。NHKでは日本の美術品を評価した外国人に焦点を当てた番組を企画し、その1回目で、明治時代に日本美術を蒐集した人物としてフェノロサとビゲロー、そしてフリーア、この3人をセットして取り上げる内容を組んでいる。文化の日(11月3日夜9時)に「中谷美紀 日本ノ宝、見ツケマシタ」と題してBSプレミアムで放映される予定だが、残念ながら現在国外での放送の予定は無いとのこと。番組のテーマは‘世界各地の国宝級の日本の名品・名宝は、なぜ海を渡ったのか?コレクターは、どのように発見し超一級品の収集を創り上げたのか?それは日本の美のどんな魅力を物語るのか?’

  デトロイトには、その3人のコレクターのうちの一人、フリーア(Charles Lang Freer、1854-1919)の旧宅が現存している。彼の数々のコレクションは、ワシントンDCのスミソニアン博物館群の一つであるフリーア美術館に移され収蔵。ホイッスラ―に代表されるアメリカ美術のほか、東洋美術、中近東美術を含み、特に東洋美術部門ではボストン美術館と並ぶ世界屈指のコレクションといわれ、日本美術としては、尾形光琳の群鶴図屏風や俵屋宗達の松島図屏風など、日本にあれば重要文化財、国宝間違いなしと評される逸品が数多く揃っている。取材クルーもデトロイトでの取材の後、ワシントンDCのフリーア美術館に向かい、コレクションをカメラに収めることになるが、それらフリーア・コレクションの発祥の地がデトロイトなのである。フリーアが設計の注文をした邸宅(通称フリーアハウス)はデトロイト美術館のすぐそばに今も取り壊されずにある。建物は残っているものの、コレクションはフリーア美術館へ収蔵されたため、ここには残っていない。また、この旧宅は、現在はWayne State Universityに属するメリル・パーマー・スキルマン研究所のオフィスとして使われており、オフィス向きに改造されたりしているため100年前の面影は薄れてしまった。しかし、邸宅の造りやドアや窓、階段、天井等はかつてのままで、フリーアの趣向を窺うことができる。また、フリーアハウスの保存・修復とフリーアの業績を世間に伝え広めることを目的とした市民団体「フリーアハウス友の会」が復元を進めており、絵画作品が飾られていた位置に実物大のレプリカを飾る等、かつての姿に近づきつつある。

 撮影の前日には下見と情報収集が数時間にわたって行われたが、フリーア研究の第一人者といわれる美術史の博士(Dr. Thomas Brunk:Wayne State University、College for Creative Studiesの教授)ならびに、フリーアハウス友の会の役員や会員数名が情報提供のために同席した。同会員でもある通訳者、同会の日本人ボランティアガイドも終始同伴。また、寄与している日米協会の代表、在デトロイト総領事館の代表も歓迎の意を籠めて訪れた。

  ここで、デトロイトに邸宅があるいきさつ、つまりフリーアの経歴と日本との関わりを簡単に説明したい。フリーアは、ニューヨーク州キングストンに生まれ、地元の鉄道会社を任されていたフランク・ヘッカーという人物の目にとまり実務経験をつんだ後、ヘッカーがインディアナ州の鉄道会社へ転職した時、ヘッカーに乞われてフリーアも転職。そして1890年、ヘッカーとフリーアは、ぺニンスラー・カー・カンパニーという貨物列車の車両を作る会社をデトロイトに創設した。鉄道産業は自動車産業が興る前のデトロイトにおける最も重要な産業部門で、競争相手の会社と合併などを経て、巨大な鉄道車両会社を作り上げ、財を成した。間もなくフリーアは40代の半ばでビジネスからリタイアし、残りの人生を美術の蒐集に捧げた。

 フリーアが日本に最初に訪れたのは1895年(明治28年)で、当時は現役の実業家であったが、その後、コレクターとして名が知れるようになって以降、1907年(明治40年)を皮切りに、1909年からは3年連続して訪日し、日本の美術品収集家や著名人との親交を深めた。

フリーアハウスにみられる日本の影響

 フリーアハウスは外見に‘日本’を感じさせる。建築様式は、クイーンアン様式の一種でシングルスタイル(シングルとは屋根板のこと)と呼ばれるものだが、直線的な屋根の線などが日本家屋を彷彿させる。更に内装には‘床の間’風なスペースがあったり、ギャラリーの窓には日本式な雨戸が備えられたりしている。数奇屋風な印象を与える回廊の手すり、引き戸の金具のデザインなどにも日本的な要素が見てとられる。全体的な雰囲気そのものから‘わびさび’に通じるものを感じさせられるのだ。NHK番組クルーも同じような感想をいだき、日本的な面影が残された部分を拾い上げて撮影を進めていた。

 フリーアハウスのプログラムディレクターを務めるウィリアム・コルバーン氏がNHK番組クルーの案内と、制作番組内でのインタビュー解説にあたり、何がオリジナルかを指摘しながら案内。特に日本と関わりのある内容を中心に説明を加えた。番組の放映目的は、日本の美を評価したフリーアがどういう人物で、どういう考えを持って収集したのかを探ろうというもの。コルバーン氏はそれに応えて、日本茶を一服する時を楽しんだことなど、フリーアが日本通であったことを伝える逸話を話し、「日本をはじめとするアジアの美意識に大きく影響を受けていることがそこここに現れている」と、窓枠のデザインが日本の障子を思わせること等、各所に見え隠れする‘日本風’な箇所を示して回った。当時のアメリカではヨーロッパ志向が大方であったのに対し、フリーアはアジアに目を向けており、美術品の愛好家であるだけでなく、空間(住居・庭)やライフスタイルにも取り入れていたという。「20世紀の風潮を先取りしていた」と、その感性を称えた。

 コルバーン氏は「日本の番組で紹介されることは大変光栄。デトロイトにこのように誇れる建造物があるという認識が広まり、それを保存・修復していることを当地の人々にももっと知ってもらえれば幸い」と熱意を籠めて語る。氏によれば、日本文化や芸術と関係のある歴史的建物として、ミシガン州ではフリーアハウスが一番にあげられ、アメリカ国内を捜してもあまり類を見ないという。「フリーアのコレクションは首都ワシントンのフリーア美術館に遺贈されてしまってフリーアハウス内には残っていませんが、フリーアの美意識や嗜好が織り込まれた建築物として貴重であり、訪れる人々にかつてここに収蔵されていた稀有の美術品のことを思い起こさせてくれる」と、その価値と、保存・修復していく価値の高さを説く。

 フリーアハウス友の会の尽力のお陰でホールや客間の絵画レプリカがほぼ揃った。現在、邸宅の修復に平行して、庭の復元プロジェクトが進められている。フリーアはデータを実に几帳面に保存する人であったそうで、庭についても設計図面があるだけなく、庭石や植木の種類までも記されたリストがあるため、それに基づいたデザインが既に出来上がっており、かつて使用されていた石と同じものを見つけるなど、‘再現’を目指して動いている。資金調達もキーだという。「デトロイトの秘宝」と称されるフリーアハウス。現在の状態でも史跡として貴重だが、復元が進んだ後の姿が楽しみな建造物である。日本にまつわる施設として注目していきたい。

 フリーアハウスは冒頭に記したように、現在はオフィスとして使われているため、通常は一般見学ができないが、フリーアハウス友の会では、定期的に各分野の専門家を招いて同ハウスやDIA(デトロイト美術館)などで講演会を企画し、ハウスの公開ツアーも合わせて行うことがある。

 情報は、フリーアハウス友の会 :
http://www.mpsi.wayne.edu/about/friends-freer.php

リソース:弘子 Lancour 氏(フリーアハウス・ボランティアガイド)寄稿による弊紙2009年10月号「デトロイトの秘宝『フリーアハウス』」及び2010年9月号「フリーアと日本美術」

 

 9月15日と16日にわたって、NHK番組の取材クルーがデトロイトを訪れた。NHKでは日本の美術品を評価した外国人に焦点を当てた番組を企画し、その1回目で、明治時代に日本美術を蒐集した人物としてフェノロサとビゲロー、そしてフリーア、この3人をセットして取り上げる内容を組んでいる。文化の日(11月3日夜9時)に「中谷美紀 日本ノ宝、見ツケマシタ」と題してBSプレミアムで放映される予定だが、残念ながら現在国外での放送の予定は無いとのこと。番組のテーマは‘世界各地の国宝級の日本の名品・名宝は、なぜ海を渡ったのか?コレクターは、どのように発見し超一級品の収集を創り上げたのか?それは日本の美のどんな魅力を物語るのか?’

  デトロイトには、その3人のコレクターのうちの一人、フリーア(Charles Lang Freer、1854-1919)の旧宅が現存している。彼の数々のコレクションは、ワシントンDCのスミソニアン博物館群の一つであるフリーア美術館に移され収蔵。ホイッスラ―に代表されるアメリカ美術のほか、東洋美術、中近東美術を含み、特に東洋美術部門ではボストン美術館と並ぶ世界屈指のコレクションといわれ、日本美術としては、尾形光琳の群鶴図屏風や俵屋宗達の松島図屏風など、日本にあれば重要文化財、国宝間違いなしと評される逸品が数多く揃っている。取材クルーもデトロイトでの取材の後、ワシントンDCのフリーア美術館に向かい、コレクションをカメラに収めることになるが、それらフリーア・コレクションの発祥の地がデトロイトなのである。フリーアが設計の注文をした邸宅(通称フリーアハウス)はデトロイト美術館のすぐそばに今も取り壊されずにある。建物は残っているものの、コレクションはフリーア美術館へ収蔵されたため、ここには残っていない。また、この旧宅は、現在はWayne State Universityに属するメリル・パーマー・スキルマン研究所のオフィスとして使われており、オフィス向きに改造されたりしているため100年前の面影は薄れてしまった。しかし、邸宅の造りやドアや窓、階段、天井等はかつてのままで、フリーアの趣向を窺うことができる。また、フリーアハウスの保存・修復とフリーアの業績を世間に伝え広めることを目的とした市民団体「フリーアハウス友の会」が復元を進めており、絵画作品が飾られていた位置に実物大のレプリカを飾る等、かつての姿に近づきつつある。

 撮影の前日には下見と情報収集が数時間にわたって行われたが、フリーア研究の第一人者といわれる美術史の博士(Dr. Thomas Brunk:Wayne State University、College for Creative Studiesの教授)ならびに、フリーアハウス友の会の役員や会員数名が情報提供のために同席した。同会員でもある通訳者、同会の日本人ボランティアガイドも終始同伴。また、寄与している日米協会の代表、在デトロイト総領事館の代表も歓迎の意を籠めて訪れた。

  ここで、デトロイトに邸宅があるいきさつ、つまりフリーアの経歴と日本との関わりを簡単に説明したい。フリーアは、ニューヨーク州キングストンに生まれ、地元の鉄道会社を任されていたフランク・ヘッカーという人物の目にとまり実務経験をつんだ後、ヘッカーがインディアナ州の鉄道会社へ転職した時、ヘッカーに乞われてフリーアも転職。そして1890年、ヘッカーとフリーアは、ぺニンスラー・カー・カンパニーという貨物列車の車両を作る会社をデトロイトに創設した。鉄道産業は自動車産業が興る前のデトロイトにおける最も重要な産業部門で、競争相手の会社と合併などを経て、巨大な鉄道車両会社を作り上げ、財を成した。間もなくフリーアは40代の半ばでビジネスからリタイアし、残りの人生を美術の蒐集に捧げた。

 フリーアが日本に最初に訪れたのは1895年(明治28年)で、当時は現役の実業家であったが、その後、コレクターとして名が知れるようになって以降、1907年(明治40年)を皮切りに、1909年からは3年連続して訪日し、日本の美術品収集家や著名人との親交を深めた。

フリーアハウスにみられる日本の影響

 フリーアハウスは外見に‘日本’を感じさせる。建築様式は、クイーンアン様式の一種でシングルスタイル(シングルとは屋根板のこと)と呼ばれるものだが、直線的な屋根の線などが日本家屋を彷彿させる。更に内装には‘床の間’風なスペースがあったり、ギャラリーの窓には日本式な雨戸が備えられたりしている。数奇屋風な印象を与える回廊の手すり、引き戸の金具のデザインなどにも日本的な要素が見てとられる。全体的な雰囲気そのものから‘わびさび’に通じるものを感じさせられるのだ。NHK番組クルーも同じような感想をいだき、日本的な面影が残された部分を拾い上げて撮影を進めていた。

 フリーアハウスのプログラムディレクターを務めるウィリアム・コルバーン氏がNHK番組クルーの案内と、制作番組内でのインタビュー解説にあたり、何がオリジナルかを指摘しながら案内。特に日本と関わりのある内容を中心に説明を加えた。番組の放映目的は、日本の美を評価したフリーアがどういう人物で、どういう考えを持って収集したのかを探ろうというもの。コルバーン氏はそれに応えて、日本茶を一服する時を楽しんだことなど、フリーアが日本通であったことを伝える逸話を話し、「日本をはじめとするアジアの美意識に大きく影響を受けていることがそこここに現れている」と、窓枠のデザインが日本の障子を思わせること等、各所に見え隠れする‘日本風’な箇所を示して回った。当時のアメリカではヨーロッパ志向が大方であったのに対し、フリーアはアジアに目を向けており、美術品の愛好家であるだけでなく、空間(住居・庭)やライフスタイルにも取り入れていたという。「20世紀の風潮を先取りしていた」と、その感性を称えた。

 コルバーン氏は「日本の番組で紹介されることは大変光栄。デトロイトにこのように誇れる建造物があるという認識が広まり、それを保存・修復していることを当地の人々にももっと知ってもらえれば幸い」と熱意を籠めて語る。氏によれば、日本文化や芸術と関係のある歴史的建物として、ミシガン州ではフリーアハウスが一番にあげられ、アメリカ国内を捜してもあまり類を見ないという。「フリーアのコレクションは首都ワシントンのフリーア美術館に遺贈されてしまってフリーアハウス内には残っていませんが、フリーアの美意識や嗜好が織り込まれた建築物として貴重であり、訪れる人々にかつてここに収蔵されていた稀有の美術品のことを思い起こさせてくれる」と、その価値と、保存・修復していく価値の高さを説く。

 フリーアハウス友の会の尽力のお陰でホールや客間の絵画レプリカがほぼ揃った。現在、邸宅の修復に平行して、庭の復元プロジェクトが進められている。フリーアはデータを実に几帳面に保存する人であったそうで、庭についても設計図面があるだけなく、庭石や植木の種類までも記されたリストがあるため、それに基づいたデザインが既に出来上がっており、かつて使用されていた石と同じものを見つけるなど、‘再現’を目指して動いている。資金調達もキーだという。「デトロイトの秘宝」と称されるフリーアハウス。現在の状態でも史跡として貴重だが、復元が進んだ後の姿が楽しみな建造物である。日本にまつわる施設として注目していきたい。

 フリーアハウスは冒頭に記したように、現在はオフィスとして使われているため、通常は一般見学ができないが、フリーアハウス友の会では、定期的に各分野の専門家を招いて同ハウスやDIA(デトロイト美術館)などで講演会を企画し、ハウスの公開ツアーも合わせて行うことがある。

 情報は、フリーアハウス友の会 :
http://www.mpsi.wayne.edu/about/friends-freer.php

リソース:弘子 Lancour 氏(フリーアハウス・ボランティアガイド)寄稿による弊紙2009年10月号「デトロイトの秘宝『フリーアハウス』」及び2010年9月号「フリーアと日本美術」

 

Ensemble Brillante Concertアンサンブルブリランテ 室内楽コンサート

<!--:en-->Ensemble Brillante Concert<!--:--><!--:ja-->アンサンブルブリランテ 室内楽コンサート<!--:--> 4

The 13th Chamber Music Concert

 紅葉が目に鮮やかな10月21日の秋晴れの日曜日、ノバイ市の教会(Faith Community Presbyterian Church)に優雅な室内楽のメロディーが流れた。2000年のミレニアムに開始したアンサンブル・ブリランテ恒例の室内楽コンサートで、今回はフルートとチェロ、ピアノのアンサンブルのプログラムが組まれた。

 アンサンブル・ブリランテの主宰者小西氏のフルート演奏を軸に、室内楽や合唱および器楽の伴奏者として活躍しているデュモント絵美氏が7年ぶりにピアノ演奏で加わり、選曲にも新たなチャレンジがみられた。チェロ演奏には、ミシガン・フィルハーモニーの主席チェロ奏者を務めているエイミー・クーラス氏がゲストとして加わり、小西氏のフルートとのデュオ(二重奏)やトリオ(三重奏)で豊かな響きを届けた。

  プログラム前半はクラシック曲でまとめられ、バッハ作曲の『フルートと通奏低音(Basso Continuo)のためのソナタ(ト長調)』のトリオ演奏で始まり、フルートソロでドビッシー作曲『シリンクス』、続いてフルートとピアノのデュオでビゼーのオペラ『カルメン』より間奏曲など、馴染みのある曲が流れた。子供から大人まで大勢の観客が聴き入る中、インターミッションになった。

 後半は一転してJポップでスタート。松任谷由美の『春よこい』をフルートとピアノのデュオで軽快な音色にのせて届けた。続く村松崇継作曲『アース(Earth)』も現代曲。作曲者自身がピアニストであり、日本人フルーティストのために作曲された一曲で、フルートとピアノが対等に位置づけられ、良さを活かして交し合っている。プログラムでの解説で「そのタイトルと相俟って新しいスタンダード作品になる可能性を持っています」と紹介してあったが、多くの観客に感銘を与えたとみえ、一段と大きな拍手が響き渡った。「幅広いジャンルと多様な音色の演奏を目指したい」と常々意欲的に語っている小西氏の取り組みが現れていた。

 再びクラシックの曲に移り、モーツアルト作曲の「オペラ『魔笛』から、小西氏が今回のコンサートのために編曲したフルートとチェロのための二重奏曲」、そしてプログラム最後はベートーベン作曲の『フルート、チェロとピアノの為の三重奏ト長調』全3曲を演奏。スピードの緩急、リズムやスケールにバリエーション溢れる曲で、演奏者達の技量と魅力を発揮しつつプログラムを終了した。

 聴衆の大きな拍手に応えたアンコールでは、映画『ミッション・インポッシブル』のテーマソングが届けられた。「これ、知ってる!」とばかりに顔を輝かせる子供もいて、会場全体が浮き立った。

 ちなみに、コンサートのオープニング曲のヘンデルの「水上の音楽」とアンコール曲も、小西氏がこのコンサートのために編曲したブリランテ・オリジナル版。

 スタンディングオベーションの中、コンサートの幕が閉じられた。エンディングの挨拶で小西氏は、「何百年も残ってきた古典の曲、そしてこれから残っていくであろう現代の曲、それらを演奏するのはとてもスリリングでエキサイティングなこと」と告げた後、観客、とりわけ多くの子ども達の来場に対する喜びの言葉で結んだ。

 「生の演奏は音にあふれた空間に包まれるのも素敵だが、指使いや、演奏者たちの間合いが感じられるのが良い」という感想があり、二人の女性の滑らかな腕の動きや表情を称賛する声も多く寄せられた。小西氏は「ブリランテの思いと音楽、こだわりの選曲に共感する人達が音楽を楽しみに来ている様子が伺えて感動でした」と語る。「フルート、チェロ、ピアノの三重奏が行きもぴったりで、溶け合ってすばらしかったです。」、「カルメンのフルートの優しい音色はとてもすばらしかった」、また「アース(Earth)が良かった」という意見も多数届いたとのこと。「回を重ねて進歩し、広がりを増している」と自他共に評価が上がっている演奏会である。

写真提供:Kenny Suzuki氏

 

The 13th Chamber Music Concert

 紅葉が目に鮮やかな10月21日の秋晴れの日曜日、ノバイ市の教会(Faith Community Presbyterian Church)に優雅な室内楽のメロディーが流れた。2000年のミレニアムに開始したアンサンブル・ブリランテ恒例の室内楽コンサートで、今回はフルートとチェロ、ピアノのアンサンブルのプログラムが組まれた。

 アンサンブル・ブリランテの主宰者小西氏のフルート演奏を軸に、室内楽や合唱および器楽の伴奏者として活躍しているデュモント絵美氏が7年ぶりにピアノ演奏で加わり、選曲にも新たなチャレンジがみられた。チェロ演奏には、ミシガン・フィルハーモニーの主席チェロ奏者を務めているエイミー・クーラス氏がゲストとして加わり、小西氏のフルートとのデュオ(二重奏)やトリオ(三重奏)で豊かな響きを届けた。

  プログラム前半はクラシック曲でまとめられ、バッハ作曲の『フルートと通奏低音(Basso Continuo)のためのソナタ(ト長調)』のトリオ演奏で始まり、フルートソロでドビッシー作曲『シリンクス』、続いてフルートとピアノのデュオでビゼーのオペラ『カルメン』より間奏曲など、馴染みのある曲が流れた。子供から大人まで大勢の観客が聴き入る中、インターミッションになった。

 後半は一転してJポップでスタート。松任谷由美の『春よこい』をフルートとピアノのデュオで軽快な音色にのせて届けた。続く村松崇継作曲『アース(Earth)』も現代曲。作曲者自身がピアニストであり、日本人フルーティストのために作曲された一曲で、フルートとピアノが対等に位置づけられ、良さを活かして交し合っている。プログラムでの解説で「そのタイトルと相俟って新しいスタンダード作品になる可能性を持っています」と紹介してあったが、多くの観客に感銘を与えたとみえ、一段と大きな拍手が響き渡った。「幅広いジャンルと多様な音色の演奏を目指したい」と常々意欲的に語っている小西氏の取り組みが現れていた。

 再びクラシックの曲に移り、モーツアルト作曲の「オペラ『魔笛』から、小西氏が今回のコンサートのために編曲したフルートとチェロのための二重奏曲」、そしてプログラム最後はベートーベン作曲の『フルート、チェロとピアノの為の三重奏ト長調』全3曲を演奏。スピードの緩急、リズムやスケールにバリエーション溢れる曲で、演奏者達の技量と魅力を発揮しつつプログラムを終了した。

 聴衆の大きな拍手に応えたアンコールでは、映画『ミッション・インポッシブル』のテーマソングが届けられた。「これ、知ってる!」とばかりに顔を輝かせる子供もいて、会場全体が浮き立った。

 ちなみに、コンサートのオープニング曲のヘンデルの「水上の音楽」とアンコール曲も、小西氏がこのコンサートのために編曲したブリランテ・オリジナル版。

 スタンディングオベーションの中、コンサートの幕が閉じられた。エンディングの挨拶で小西氏は、「何百年も残ってきた古典の曲、そしてこれから残っていくであろう現代の曲、それらを演奏するのはとてもスリリングでエキサイティングなこと」と告げた後、観客、とりわけ多くの子ども達の来場に対する喜びの言葉で結んだ。

 「生の演奏は音にあふれた空間に包まれるのも素敵だが、指使いや、演奏者たちの間合いが感じられるのが良い」という感想があり、二人の女性の滑らかな腕の動きや表情を称賛する声も多く寄せられた。小西氏は「ブリランテの思いと音楽、こだわりの選曲に共感する人達が音楽を楽しみに来ている様子が伺えて感動でした」と語る。「フルート、チェロ、ピアノの三重奏が行きもぴったりで、溶け合ってすばらしかったです。」、「カルメンのフルートの優しい音色はとてもすばらしかった」、また「アース(Earth)が良かった」という意見も多数届いたとのこと。「回を重ねて進歩し、広がりを増している」と自他共に評価が上がっている演奏会である。

写真提供:Kenny Suzuki氏

 

Providence Park Health Faireプロビデンスパーク病院主催日本人のための健康フェアー

<!--:en-->Providence Park Health Faire<!--:--><!--:ja-->プロビデンスパーク病院主催日本人のための健康フェアー<!--:--> 1

 9月22日(土)、日本人家族のための健康フェアーがノバイ市にあるプロビデンスパーク病院内で行なわれた。第一回目の昨年に引き続いて同病院の患者に限らず広く一般向けに無料で催され、午前9時から午後1時までの開催時間中、大勢の日本人が訪れた。

 健康フェアーでは、血圧や骨密度の測定や、問診表によるセルフチェックでの癌スクリーニング並びに相談、婦人科、小児科に関する情報のコーナーが設けられたほか、同病院で提供しているヨガなどのワークショップ、“アメリカの簡単にできる料理法”と題した料理実演、病棟のツアーなど、豊富な内容が組まれた。病院外部の専門家によるコーナーもあり、心臓専門医、歯科医、カイロプラクターが日本語あるいは日本人アシスタントを携えて相談や情報提供にあたった。日本人エスティシャンによる肌深皮層の状態を査定するコーナーや、全身マッサージサービスには列ができていた。

 様々な査定を受けては、安堵嘆きの声があちこちで上がり、参加者からは「健康を見直す良い機会になった」との感想が聞かれた。

 軽食や飲み物も用意され、家族や友人と共にくつろぎながら過ごす人々で溢れていた。

 ノバイのプロビデンス・パーク病院には日本人の看護コーディネーターがおり、医師を探すお手伝いや予約の手助けなどをしている。希望により通訳の同伴も提供している。

ウェブサイト:www.stjohnprovidence.org/japaneseprogram

 9月22日(土)、日本人家族のための健康フェアーがノバイ市にあるプロビデンスパーク病院内で行なわれた。第一回目の昨年に引き続いて同病院の患者に限らず広く一般向けに無料で催され、午前9時から午後1時までの開催時間中、大勢の日本人が訪れた。

 健康フェアーでは、血圧や骨密度の測定や、問診表によるセルフチェックでの癌スクリーニング並びに相談、婦人科、小児科に関する情報のコーナーが設けられたほか、同病院で提供しているヨガなどのワークショップ、“アメリカの簡単にできる料理法”と題した料理実演、病棟のツアーなど、豊富な内容が組まれた。病院外部の専門家によるコーナーもあり、心臓専門医、歯科医、カイロプラクターが日本語あるいは日本人アシスタントを携えて相談や情報提供にあたった。日本人エスティシャンによる肌深皮層の状態を査定するコーナーや、全身マッサージサービスには列ができていた。

 様々な査定を受けては、安堵嘆きの声があちこちで上がり、参加者からは「健康を見直す良い機会になった」との感想が聞かれた。

 軽食や飲み物も用意され、家族や友人と共にくつろぎながら過ごす人々で溢れていた。

 ノバイのプロビデンス・パーク病院には日本人の看護コーディネーターがおり、医師を探すお手伝いや予約の手助けなどをしている。希望により通訳の同伴も提供している。

ウェブサイト:www.stjohnprovidence.org/japaneseprogram

Redac Detroit Office New Comer’s Partyリダック・デトロイトオフィス “New Comer’s Party” (リダカマ)を開催

<!--:en-->Redac Detroit Office New Comer's Party<!--:--><!--:ja-->リダック・デトロイトオフィス “New Comer’s Party” (リダカマ)を開催<!--:-->

 日系総合不動産会社リダック(株式会社リロ・ホールディング海外子会社)が、同社を通じて住宅を成約した駐在員やその家族の内“New Comer”(赴任後1年まで)の顧客を対象に、9月26日(水)夕方、同社のサービスアパートがあるコミュニティーアパート群(Citation Club Apartment)内のクラブハウスにて「Redac New Comer’s Party(略称リダカマ)」を開催した。

 このリダカマは、デトロイト近郊に新しく赴任してきた人同士が現地の情報交換をし、友人・知人を作る機会を提供したいという思いをこめた企画で当日は数家族と単身者、同社社員ら約30名が集まり、軽食やデザート、ドリンクをとりながら、歓談の時が持たれた。社員が、住宅だけではなく生活全般に関する相談も受け、様々な情報を提供。参加者同士の情報交換も行なわれた。夏にミシガン生活を始めた参加者からは、当地の印象について「ゆったりしたところで教育を受けられるのが良い」との感想が寄せられた。

 参加者からリダックスタッフのもとへは、住宅選びの折に得た学校事情や地域の環境などのアドバイスのお陰で良い選択ができたという感謝の言葉も届いた。生の声を伝え合うことでサービスが向上していくに違いない。リダックは、「お客様に安心して快適なアメリカ生活を送っていただけるよう、今後もこうした交流の場をご提供していく予定です」と話している。

 リダックは賃貸住宅の斡旋だけでなく、入居時の電気やガスの申込といった、生活を立ち上げる雑事の他、入居期間を通して、大家との交渉や修理の依頼等の仲介も請け負っている。

リダック・デトロイトオフィス

27780 Novi Road, Suite 240, Novi, MI 48377
電話番号: 248-305-8913

 日系総合不動産会社リダック(株式会社リロ・ホールディング海外子会社)が、同社を通じて住宅を成約した駐在員やその家族の内“New Comer”(赴任後1年まで)の顧客を対象に、9月26日(水)夕方、同社のサービスアパートがあるコミュニティーアパート群(Citation Club Apartment)内のクラブハウスにて「Redac New Comer’s Party(略称リダカマ)」を開催した。

 このリダカマは、デトロイト近郊に新しく赴任してきた人同士が現地の情報交換をし、友人・知人を作る機会を提供したいという思いをこめた企画で当日は数家族と単身者、同社社員ら約30名が集まり、軽食やデザート、ドリンクをとりながら、歓談の時が持たれた。社員が、住宅だけではなく生活全般に関する相談も受け、様々な情報を提供。参加者同士の情報交換も行なわれた。夏にミシガン生活を始めた参加者からは、当地の印象について「ゆったりしたところで教育を受けられるのが良い」との感想が寄せられた。

 参加者からリダックスタッフのもとへは、住宅選びの折に得た学校事情や地域の環境などのアドバイスのお陰で良い選択ができたという感謝の言葉も届いた。生の声を伝え合うことでサービスが向上していくに違いない。リダックは、「お客様に安心して快適なアメリカ生活を送っていただけるよう、今後もこうした交流の場をご提供していく予定です」と話している。

 リダックは賃貸住宅の斡旋だけでなく、入居時の電気やガスの申込といった、生活を立ち上げる雑事の他、入居期間を通して、大家との交渉や修理の依頼等の仲介も請け負っている。

リダック・デトロイトオフィス

27780 Novi Road, Suite 240, Novi, MI 48377
電話番号: 248-305-8913

Cranberry Harvest Show in South Haven, MIミシガン州サウスヘイブン クランベリーの収穫ショー

<!--:en-->Cranberry Harvest Show in South Haven, MI<!--:--><!--:ja-->ミシガン州サウスヘイブン クランベリーの収穫ショー<!--:--> 2

 ルビーを思わせる深紅色のクランベリー。その鮮やかな赤は、サンクスギビングという初冬のホリデーにふさわしい色。七面鳥に添えるクランベリーソースの基本レシピは、クランベリー(12oz入り)1バッグを砂糖1カップと水1カップで短時間煮るだけ。ずいぶんたくさん砂糖を入れるものだが、そうしないと食べられないほどクランベリーは酸っぱい。でも、ビタミンCや、ガン予防に効果があるantioxidant(抗酸化物質)に富む、素晴らしい果物。「スーパーフルーツ」の異名を持っている。北米原産。北米インデイアンが昔から食用、薬用、染料に使っていたが、商業用栽培が始まったのは清教徒が米大陸に渡ってから。

 クランベリーが店頭に並ぶのは10月頃から。クランベリーといえば、マサチューセッツのイメージが強いが、実は、ニュージャージーやウイスコンシン、オレゴン、ワシントン、カナダ、そして何と、ミシガン州でも栽培されているのである。

 ミシガンでクランベリーを栽培している農場はごく少数だが、その中で最も大規模な栽培をしているのが、サウスヘイブンにあるDeGrandchamp Farmsという名の農場。クランベリーの収穫期は9〜10月。毎年10月の一週末に、クランベリーの収穫ショーを行っている。

 今年は10月13日にショーがあった。私は今年は行かなかったのだが、4月の寒波や夏の超猛暑で、苗がダメにならないよう農場は管理に大変だったそうである。

 農場の入口で料金5ドルを払い(子供は3ドル)、ワゴンに他の客と一緒に乗せてもらう。5分もすると大きな湿田(bogと呼ぶ)に到着。水面に赤いクランベリーの実が浮いているのが見える。太いテープでかこって湿田の一角にびっしりと集め寄せてある。吸引パイプのついたトラックが傍に止めてある。若いお兄さん達が、膝上まである長いブーツを履いて湿田に入り、松葉ほうきで実を吸引パイプへとかき寄せる。貴方もTVでこういう風景を見たことがあるかもしれない。実は吸引パイプでトラックに吸い上げられ、ある程度たまったらパッキング場へ運び、また戻ってくる。それを何度も繰り返す。

 人の膝たけまで水が張ってあるが、水を張るのは収穫シーズンの直前で、春〜夏は乾田。つまりクランベリーは春〜夏に乾田で成長する。乾田で収穫する方法もあるが、殆どの収穫は湿田で行われる。 水を張るのは収穫がしやすいため。まず特殊な機械で湿田に入り、その機械で水中のツルをかき回し(クランベリーはツル性の植物)、ツルに成っているクランベリーの実を振り落とす。すると振り落とされた実が水面まで浮上してくる。それを松葉ほうきと吸引トラックで収穫する。

 この農場の収穫ショーはかなり人気があるようで、一週末で1,000人以上の人が訪れるとのこと。こういう農業観光をアグリツーリズム(agri-tourism)というのだそうで、最近、食物への関心が高まってきているため、アグリツーリズムへの人気は上々のようだ。

 サウスヘイブンのような西ミシガンが何故クランベリー栽培に適しているのか?クランベリー栽培に必要な条件は、酸性の砂の土壌、冬が長い冷涼な気候、淡水が豊富にあること、であるが、西ミシガンはそれらを全て満たすのだそうだ。

 クランベリーは多年草。湿田に水を張ったままで越冬する。なぜ水を張ったままかというと、冬から春先まで水が凍り、その氷が霜害から守ってくれるため。

 DeGrandchamp Farmsは、世界最大手のクランベリー食品メーカーOcean Spray社のサプライヤーでもある。健康志向時代の今、クランベリーの需要が高まっており、サプライヤーが足りないくらいなんだそうである。

 栽培量はウイスコンシン州とマサチューセッツ州がダントツ。ミシガンでの栽培量はそれより遥かに少ない。ミシガンは、クランベリーと同じ酸性の砂の土壌で育つもうひとつのスーパーフルーツ、ブルーベリーの栽培の方がずっと多い。

 ビタミンCとantioxidantに富むクランベリーをもっと食べよう!最近は、甘さ控え目のクランベリーソースのレシピも出回っている。

 一昨年に同農場の収穫ショーを見に行った時の写真を拙ブログに載せているので、ご興味のある方は次までどうぞ。

www.ayamay.com(ミシガン再発見の旅)

著者、写真提供:つくしギャル

 

 ルビーを思わせる深紅色のクランベリー。その鮮やかな赤は、サンクスギビングという初冬のホリデーにふさわしい色。七面鳥に添えるクランベリーソースの基本レシピは、クランベリー(12oz入り)1バッグを砂糖1カップと水1カップで短時間煮るだけ。ずいぶんたくさん砂糖を入れるものだが、そうしないと食べられないほどクランベリーは酸っぱい。でも、ビタミンCや、ガン予防に効果があるantioxidant(抗酸化物質)に富む、素晴らしい果物。「スーパーフルーツ」の異名を持っている。北米原産。北米インデイアンが昔から食用、薬用、染料に使っていたが、商業用栽培が始まったのは清教徒が米大陸に渡ってから。

 クランベリーが店頭に並ぶのは10月頃から。クランベリーといえば、マサチューセッツのイメージが強いが、実は、ニュージャージーやウイスコンシン、オレゴン、ワシントン、カナダ、そして何と、ミシガン州でも栽培されているのである。

 ミシガンでクランベリーを栽培している農場はごく少数だが、その中で最も大規模な栽培をしているのが、サウスヘイブンにあるDeGrandchamp Farmsという名の農場。クランベリーの収穫期は9〜10月。毎年10月の一週末に、クランベリーの収穫ショーを行っている。

 今年は10月13日にショーがあった。私は今年は行かなかったのだが、4月の寒波や夏の超猛暑で、苗がダメにならないよう農場は管理に大変だったそうである。

 農場の入口で料金5ドルを払い(子供は3ドル)、ワゴンに他の客と一緒に乗せてもらう。5分もすると大きな湿田(bogと呼ぶ)に到着。水面に赤いクランベリーの実が浮いているのが見える。太いテープでかこって湿田の一角にびっしりと集め寄せてある。吸引パイプのついたトラックが傍に止めてある。若いお兄さん達が、膝上まである長いブーツを履いて湿田に入り、松葉ほうきで実を吸引パイプへとかき寄せる。貴方もTVでこういう風景を見たことがあるかもしれない。実は吸引パイプでトラックに吸い上げられ、ある程度たまったらパッキング場へ運び、また戻ってくる。それを何度も繰り返す。

 人の膝たけまで水が張ってあるが、水を張るのは収穫シーズンの直前で、春〜夏は乾田。つまりクランベリーは春〜夏に乾田で成長する。乾田で収穫する方法もあるが、殆どの収穫は湿田で行われる。 水を張るのは収穫がしやすいため。まず特殊な機械で湿田に入り、その機械で水中のツルをかき回し(クランベリーはツル性の植物)、ツルに成っているクランベリーの実を振り落とす。すると振り落とされた実が水面まで浮上してくる。それを松葉ほうきと吸引トラックで収穫する。

 この農場の収穫ショーはかなり人気があるようで、一週末で1,000人以上の人が訪れるとのこと。こういう農業観光をアグリツーリズム(agri-tourism)というのだそうで、最近、食物への関心が高まってきているため、アグリツーリズムへの人気は上々のようだ。

 サウスヘイブンのような西ミシガンが何故クランベリー栽培に適しているのか?クランベリー栽培に必要な条件は、酸性の砂の土壌、冬が長い冷涼な気候、淡水が豊富にあること、であるが、西ミシガンはそれらを全て満たすのだそうだ。

 クランベリーは多年草。湿田に水を張ったままで越冬する。なぜ水を張ったままかというと、冬から春先まで水が凍り、その氷が霜害から守ってくれるため。

 DeGrandchamp Farmsは、世界最大手のクランベリー食品メーカーOcean Spray社のサプライヤーでもある。健康志向時代の今、クランベリーの需要が高まっており、サプライヤーが足りないくらいなんだそうである。

 栽培量はウイスコンシン州とマサチューセッツ州がダントツ。ミシガンでの栽培量はそれより遥かに少ない。ミシガンは、クランベリーと同じ酸性の砂の土壌で育つもうひとつのスーパーフルーツ、ブルーベリーの栽培の方がずっと多い。

 ビタミンCとantioxidantに富むクランベリーをもっと食べよう!最近は、甘さ控え目のクランベリーソースのレシピも出回っている。

 一昨年に同農場の収穫ショーを見に行った時の写真を拙ブログに載せているので、ご興味のある方は次までどうぞ。

www.ayamay.com(ミシガン再発見の旅)

著者、写真提供:つくしギャル

 

5th Japan Consulate in Detroit Soccer Tournament第5回領事団サッカートーナメント

<!--:en-->5th Japan Consulate in Detroit Soccer Tournament<!--:--><!--:ja-->第5回領事団サッカートーナメント<!--:-->

 10月13日、14日の2日間にわたり、ミシガン在住の外国人コミュニティをつなぐイベント、第5回領事団サッカートーナメントがポンティアックのアルティメット・サッカー・アリーナ(インドア)で開催されました。メキシコ領事館が運営し、参加数は、昨年の12チームから16チームに増え、日本はデトロイト郊外で活動する「ブリリアント」が代表として参加しました。

 試合は10分間の休憩をはさむ20分ハーフで行われました。参加選手の技術レベルは高く、熱戦が繰り広げられました。日本は、イエメンに3-1で初戦を落としたものの、韓国に2-1、フランスに3-2で勝利し、Dグループ2位で14日の決勝トーナメントに進みました。Cグループ1位のイエメンに1-1と互角に戦いましたが、PKにて2-3となり、惜しくも敗れました。優勝は、決勝でメキシコを4-1と粉砕したレバノン。3位はイタリアを下したイエメンでした。

監督  長尾謙さんのコメント

 “今年は残念ながら、決勝まで進出することはできませんでしたが、サポーターの皆様のおかげで、とても思い出に残る、充実した大会となりました。

 お休みの中、応援に駆け付けてくれたサポーターの皆様、そして毎週金曜日の練習に参加して頂いたF.C. Dontokoi と F.C. Brilliantの皆様、本当にお忙しい中ありがとうございました!”

 10月13日、14日の2日間にわたり、ミシガン在住の外国人コミュニティをつなぐイベント、第5回領事団サッカートーナメントがポンティアックのアルティメット・サッカー・アリーナ(インドア)で開催されました。メキシコ領事館が運営し、参加数は、昨年の12チームから16チームに増え、日本はデトロイト郊外で活動する「ブリリアント」が代表として参加しました。

 試合は10分間の休憩をはさむ20分ハーフで行われました。参加選手の技術レベルは高く、熱戦が繰り広げられました。日本は、イエメンに3-1で初戦を落としたものの、韓国に2-1、フランスに3-2で勝利し、Dグループ2位で14日の決勝トーナメントに進みました。Cグループ1位のイエメンに1-1と互角に戦いましたが、PKにて2-3となり、惜しくも敗れました。優勝は、決勝でメキシコを4-1と粉砕したレバノン。3位はイタリアを下したイエメンでした。

監督  長尾謙さんのコメント

 “今年は残念ながら、決勝まで進出することはできませんでしたが、サポーターの皆様のおかげで、とても思い出に残る、充実した大会となりました。

 お休みの中、応援に駆け付けてくれたサポーターの皆様、そして毎週金曜日の練習に参加して頂いたF.C. Dontokoi と F.C. Brilliantの皆様、本当にお忙しい中ありがとうございました!”

December 5th: JSD Women’s Club Chrismas Party12月5日:JSDウィメンズクラブ クリスマスパーティー

<!--:en-->December 5th: JSD Women's Club Chrismas Party<!--:--><!--:ja-->12月5日:JSDウィメンズクラブ クリスマスパーティー<!--:-->

日時:2012年12月5日(水)11:00AM〜2:30PM

場所:Suburban Collection Showplace
46100 Grand River Avenue, Novi, MI 48374

マジックショー、お楽しみ出し物、抽選会などなど、日々の慌しさ忘れて至福のひと時をご一緒しませんか!

会費:ウィメンズクラブ会員35㌦、非会員50㌦

募集人数:60名(受付先着順にて締め切らせていただきます。)
※ベビーシッター(無料):定員20名 ウイメンズクラブ会員のお子様を優先とさせて頂きます。

締め切り:11月15日(木)必着

申し込み:申込書に必要事項をご記入の上、参加費のチェックを添えてご郵送ください。
※ウィメンズクラブへ入会希望の方は、入会費と参加費は別々のチェックを切ってください。

チェック支払先:JSD Women’s Club

郵送先:JSD Women’s Club/Attn: Program
3000 Town Center, Suite 606, Southfield, MI 48075

申込書ダウンロード ウィメンズクラブ HP:www.jsdwomensclub.org

お問い合わせ:jsdwomensclub@hotmail.com

日時:2012年12月5日(水)11:00AM〜2:30PM

場所:Suburban Collection Showplace
46100 Grand River Avenue, Novi, MI 48374

マジックショー、お楽しみ出し物、抽選会などなど、日々の慌しさ忘れて至福のひと時をご一緒しませんか!

会費:ウィメンズクラブ会員35㌦、非会員50㌦

募集人数:60名(受付先着順にて締め切らせていただきます。)
※ベビーシッター(無料):定員20名 ウイメンズクラブ会員のお子様を優先とさせて頂きます。

締め切り:11月15日(木)必着

申し込み:申込書に必要事項をご記入の上、参加費のチェックを添えてご郵送ください。
※ウィメンズクラブへ入会希望の方は、入会費と参加費は別々のチェックを切ってください。

チェック支払先:JSD Women’s Club

郵送先:JSD Women’s Club/Attn: Program
3000 Town Center, Suite 606, Southfield, MI 48075

申込書ダウンロード ウィメンズクラブ HP:www.jsdwomensclub.org

お問い合わせ:jsdwomensclub@hotmail.com

General Consulate of Japan JET Program and Language Teacher Reception在デトロイト総領事館主催 JETプログラム帰任者と語学教育関係者 交流レセプション

<!--:en-->General Consulate of Japan JET Program and Language Teacher Reception<!--:--><!--:ja-->在デトロイト総領事館主催 JETプログラム帰任者と語学教育関係者 交流レセプション<!--:--> 2

 去る10月29日、在デトロイト総領事公邸に於いて、JETプログラム帰任者の歓迎と、語学教育関係の分野で活躍している教師/教授等の交流を意図した場が設けられた。

 JETプログラムはThe Japan Exchange and Teaching Programme(語学指導等を行う外国青年招致事業)の略称で、海外の若者が日本で英語教師のアシスタントなどとして働くプログラム。

 この日の集まりには、今年JETプログラムの任を終えて当地へ帰国した参加者や、JETアルミニ(同窓会)の幹事など、また、ミシガン州とオハイオ州の中・高、大学で日本語や日本文化の研究や指導に携わっている教師に加え、ミシガン州で研修中の日本の中学校や高校の英語教員、そして日本紹介の役員も出席。また、日系企業や日米バイリンガルの求人に関する経験が豊富なリクルーターも招かれ、ミシガン州を中心とした雇用状況などの説明の時間も設けられた。活発な歓談が行われ、有意義な情報交換と交流のひと時になった。

 在デトロイト総領事館松田邦紀総領事は挨拶の中で「外国語を学ぶことは一度の人生を2度3度経験できること」と外国語を学ぶ素晴らしさに触れ、JETプログラムを経験した人たちに対しては「その楽しみを多くの人に伝えて欲しい」と告げ、研修中の日本人教員には「学生に戻って大いにエンジョイし、日本に帰ってから子ども達に英語を学ぶ楽しさと意味を伝えていただけたら幸い」と願いを伝えた。

 今回参加したJET帰任者は8名。赴任期間は1年から5年とまちまちだが、皆、実に流暢な日本語で自己紹介のスピーチを行った。トニーさんは、「僕は」を「私は」に言い直してから「栃木県でALT(英語教師アシスタント)をしていました」と話した後、「人生で一番楽しかったです」と、満面の笑顔で言い放ち、会場を沸かした。異国に自ら飛び込んで務め上げた人たちとあって、歓談中も8名共通してコミュニケーション能力に長け、表情も声も朗らか。日本滞在の経験は、生きた英語を教える助けとなっただけではなく、人間関係を築く見本となり、受け入れ側にも刺激と活力を与えてきてくれたことであろう。

 日本人英語教員たちは、昨年スタートした派遣研修プログラムで日本から研修に来ており、夏から半年間、アメリカ人家庭にホームステイをして、ウエスタン・ミシガン大学(カラマズー市)で教授法を学ぶと同時に、文化・社会の理解に役立つ見聞も広めている。この日の午前中には、デトロイトりんご会補習授業校を見学。この日は丁度、現地校の先生が授業を参観するオープンハウスの日で、ETJ(Educators to Japan:現地校教育関係者日本派遣)プログラムに参加した米人教育関係者の報告を聴く機会も得た。

 日本人英語教員は、補習授業校の児童生徒がいかに英語を習得しているのかに高い関心を示していた。中学校の英語教員の一人は、昨年(平成23年)度より、小学校において新学習指導要領が実施されたことを踏まえて、英語指導のあり方が大きく変わっている時期だと話す。千葉県出身の教員の話では、英語ができれば雇用機会が多い成田空港周辺では自治体による無料ESLクラスもあり、英語習得に対する熱が高いという。動機は意欲の源。グローバル化の中、言語能力は掛けがえのない財産といえる。‘使える英語’の教授法が構築されるとともに、外国語指導者が生徒の習得意欲をも喚起するようになることを期待したい。

 去る10月29日、在デトロイト総領事公邸に於いて、JETプログラム帰任者の歓迎と、語学教育関係の分野で活躍している教師/教授等の交流を意図した場が設けられた。

 JETプログラムはThe Japan Exchange and Teaching Programme(語学指導等を行う外国青年招致事業)の略称で、海外の若者が日本で英語教師のアシスタントなどとして働くプログラム。

 この日の集まりには、今年JETプログラムの任を終えて当地へ帰国した参加者や、JETアルミニ(同窓会)の幹事など、また、ミシガン州とオハイオ州の中・高、大学で日本語や日本文化の研究や指導に携わっている教師に加え、ミシガン州で研修中の日本の中学校や高校の英語教員、そして日本紹介の役員も出席。また、日系企業や日米バイリンガルの求人に関する経験が豊富なリクルーターも招かれ、ミシガン州を中心とした雇用状況などの説明の時間も設けられた。活発な歓談が行われ、有意義な情報交換と交流のひと時になった。

 在デトロイト総領事館松田邦紀総領事は挨拶の中で「外国語を学ぶことは一度の人生を2度3度経験できること」と外国語を学ぶ素晴らしさに触れ、JETプログラムを経験した人たちに対しては「その楽しみを多くの人に伝えて欲しい」と告げ、研修中の日本人教員には「学生に戻って大いにエンジョイし、日本に帰ってから子ども達に英語を学ぶ楽しさと意味を伝えていただけたら幸い」と願いを伝えた。

 今回参加したJET帰任者は8名。赴任期間は1年から5年とまちまちだが、皆、実に流暢な日本語で自己紹介のスピーチを行った。トニーさんは、「僕は」を「私は」に言い直してから「栃木県でALT(英語教師アシスタント)をしていました」と話した後、「人生で一番楽しかったです」と、満面の笑顔で言い放ち、会場を沸かした。異国に自ら飛び込んで務め上げた人たちとあって、歓談中も8名共通してコミュニケーション能力に長け、表情も声も朗らか。日本滞在の経験は、生きた英語を教える助けとなっただけではなく、人間関係を築く見本となり、受け入れ側にも刺激と活力を与えてきてくれたことであろう。

 日本人英語教員たちは、昨年スタートした派遣研修プログラムで日本から研修に来ており、夏から半年間、アメリカ人家庭にホームステイをして、ウエスタン・ミシガン大学(カラマズー市)で教授法を学ぶと同時に、文化・社会の理解に役立つ見聞も広めている。この日の午前中には、デトロイトりんご会補習授業校を見学。この日は丁度、現地校の先生が授業を参観するオープンハウスの日で、ETJ(Educators to Japan:現地校教育関係者日本派遣)プログラムに参加した米人教育関係者の報告を聴く機会も得た。

 日本人英語教員は、補習授業校の児童生徒がいかに英語を習得しているのかに高い関心を示していた。中学校の英語教員の一人は、昨年(平成23年)度より、小学校において新学習指導要領が実施されたことを踏まえて、英語指導のあり方が大きく変わっている時期だと話す。千葉県出身の教員の話では、英語ができれば雇用機会が多い成田空港周辺では自治体による無料ESLクラスもあり、英語習得に対する熱が高いという。動機は意欲の源。グローバル化の中、言語能力は掛けがえのない財産といえる。‘使える英語’の教授法が構築されるとともに、外国語指導者が生徒の習得意欲をも喚起するようになることを期待したい。

Japanese School of Detroit Concertデトロイトりんご会補習授業校 音楽会

<!--:en-->Japanese School of Detroit Concert<!--:--><!--:ja-->デトロイトりんご会補習授業校 音楽会<!--:--> 1

 10月6日、デトロイトりんご会補習授業校で、小学3年と4年生の音楽会が開催された。

 同校の音楽会は幼稚園~小学3年生と、小学4~6年生が隔年で交互に実施してきたが、昨年、新しい校舎(Novi Meadows)に移り、全学年1校舎体制なって初めての音楽会は幼・低学年の開催年度にあたっていたため、午前中は園児と小1、午後は小2~3年生の発表を行った。

 今年度は高学年(5,6年生)の音楽がなくなったこともあり、3,4年生が合同での初の組み合わせになった。両学年共に、土曜日だけの学校での限られた時間で内容の濃い練習を重ね、発表に臨んだ。

 児童たちは観客の入場前から体育館で待機し、3年生は壇上で姿勢を整えて開演を迎えた。昨年に引き続いての舞台のためか、落ち着いた様子。用意された観客席は保護者で埋まった。

 君島校長はオープニングで、「素晴らしい演奏になると期待している」と告げた後、音楽会に向けて家庭と担任が協力してここまで達成できたことが伝えられた。

 プログラムは、輪唱やリコーダーの演奏等バリエーションがあり、生き生きと、しっかりとしたパフォーマンスが繰り広げられた。広々とした体育館に元気いっぱいの合唱やリコーダー合奏の音が響き渡った。

 音楽担当の明石先生によれば、「単に発表のイベントではなく授業の延長」「3,4年生らしいものを目指しました」とのこと。両学年それぞれ、日本での学年相当の指導内容やリコーダーレベルを目指し、教科書に載っている学年該当の曲に取り組んだ他、オリジナル曲にも挑戦した。進行や曲の紹介も児童が担当。各クラスの希望者からなる音楽委員が昼休みを削って、話し合いをしたり、歌に添える台詞の特訓したりしてきたいう話だ。

 この日、4年生によって最後に披露された『未来へ』と題された曲は、東日本大震災の被災者の方への応援の思いを籠めた同校のオリジナル。昨年、3年生の時に皆で歌詞を考え、明石先生が作曲したものを今年さらに練り直したものだ。温かい思いの詰まった曲と、力強い歌声に、観客からは「感動した」「涙が溢れた」という感想が上がっていた。

 見事な演奏と態度を称えて盛大な拍手が沸きあがり、子ども達の達成感溢れる表情とともに音楽会は幕を閉じた。子ども達の一生懸命な姿と嬉しそうな顔は希望と幸せを与えてくれた。

 10月6日、デトロイトりんご会補習授業校で、小学3年と4年生の音楽会が開催された。

 同校の音楽会は幼稚園~小学3年生と、小学4~6年生が隔年で交互に実施してきたが、昨年、新しい校舎(Novi Meadows)に移り、全学年1校舎体制なって初めての音楽会は幼・低学年の開催年度にあたっていたため、午前中は園児と小1、午後は小2~3年生の発表を行った。

 今年度は高学年(5,6年生)の音楽がなくなったこともあり、3,4年生が合同での初の組み合わせになった。両学年共に、土曜日だけの学校での限られた時間で内容の濃い練習を重ね、発表に臨んだ。

 児童たちは観客の入場前から体育館で待機し、3年生は壇上で姿勢を整えて開演を迎えた。昨年に引き続いての舞台のためか、落ち着いた様子。用意された観客席は保護者で埋まった。

 君島校長はオープニングで、「素晴らしい演奏になると期待している」と告げた後、音楽会に向けて家庭と担任が協力してここまで達成できたことが伝えられた。

 プログラムは、輪唱やリコーダーの演奏等バリエーションがあり、生き生きと、しっかりとしたパフォーマンスが繰り広げられた。広々とした体育館に元気いっぱいの合唱やリコーダー合奏の音が響き渡った。

 音楽担当の明石先生によれば、「単に発表のイベントではなく授業の延長」「3,4年生らしいものを目指しました」とのこと。両学年それぞれ、日本での学年相当の指導内容やリコーダーレベルを目指し、教科書に載っている学年該当の曲に取り組んだ他、オリジナル曲にも挑戦した。進行や曲の紹介も児童が担当。各クラスの希望者からなる音楽委員が昼休みを削って、話し合いをしたり、歌に添える台詞の特訓したりしてきたいう話だ。

 この日、4年生によって最後に披露された『未来へ』と題された曲は、東日本大震災の被災者の方への応援の思いを籠めた同校のオリジナル。昨年、3年生の時に皆で歌詞を考え、明石先生が作曲したものを今年さらに練り直したものだ。温かい思いの詰まった曲と、力強い歌声に、観客からは「感動した」「涙が溢れた」という感想が上がっていた。

 見事な演奏と態度を称えて盛大な拍手が沸きあがり、子ども達の達成感溢れる表情とともに音楽会は幕を閉じた。子ども達の一生懸命な姿と嬉しそうな顔は希望と幸せを与えてくれた。

Arts, Beats & Eats in Royal OakArts, Beats & Eats in Royal Oak

<!--:en-->Arts, Beats & Eats in Royal Oak<!--:--><!--:ja-->Arts, Beats & Eats in Royal Oak<!--:--> 1

夏の終わりの賑やかなフェスティバル

 レイバーデー週末の恒例になった“Ford Arts, Beats & Eats”イベントがロイヤルオークで開催され、インターナショナル・ステージで、和太鼓パフォーマンスグループ“雷音(らいおん)”が昨年に引き続き出演した。ステージ担当者は「昨年、大人気を博した。再出場してくれて嬉しい」と語っていた。音楽ジャンルは異なるもののエレクトリック楽器によるバンドの出演が多い中で、和太鼓は異彩を放ち、気迫の篭ったビートで大勢の観客を釘付けにしていた。

 フェスティバルはロイヤルオークの道路数ブロックが会場に充てられ、10ヵ所の特設ステージに延べ200を越すパフォーマーが出演。そして地元やデトロイトのレストランなどによるフード屋台、アート作品やジュエリーのブースがずらりと軒を連ねた。求め易い価格でありながら質が高い品々が多いことが定評になっている。週末は夕闇が深まるまで、遅々としか歩くことができないほどの人出だった。常連の地元の人によれば「ミシガン・ステイトフェア(農牧業の品評会も含む、クラフトやパフォーマンスなどのイベント)の開催がなくなってから、来場者が増えた」と言うこと。今やメトロデトロイトで屈指の賑やかさを誇る夏のイベントになっている。このイベントの収益金は数十万ドルに上り、寄付に充てられている。

夏の終わりの賑やかなフェスティバル

 レイバーデー週末の恒例になった“Ford Arts, Beats & Eats”イベントがロイヤルオークで開催され、インターナショナル・ステージで、和太鼓パフォーマンスグループ“雷音(らいおん)”が昨年に引き続き出演した。ステージ担当者は「昨年、大人気を博した。再出場してくれて嬉しい」と語っていた。音楽ジャンルは異なるもののエレクトリック楽器によるバンドの出演が多い中で、和太鼓は異彩を放ち、気迫の篭ったビートで大勢の観客を釘付けにしていた。

 フェスティバルはロイヤルオークの道路数ブロックが会場に充てられ、10ヵ所の特設ステージに延べ200を越すパフォーマーが出演。そして地元やデトロイトのレストランなどによるフード屋台、アート作品やジュエリーのブースがずらりと軒を連ねた。求め易い価格でありながら質が高い品々が多いことが定評になっている。週末は夕闇が深まるまで、遅々としか歩くことができないほどの人出だった。常連の地元の人によれば「ミシガン・ステイトフェア(農牧業の品評会も含む、クラフトやパフォーマンスなどのイベント)の開催がなくなってから、来場者が増えた」と言うこと。今やメトロデトロイトで屈指の賑やかさを誇る夏のイベントになっている。このイベントの収益金は数十万ドルに上り、寄付に充てられている。