Wednesday, April 17, 2024

ミシガン州ーJapan News Club 2023年
11月号ー

Japan News Club 2023年11月号です!

ハロウィンが終わると一気に年末ムードへ突入ですね。寒さがぐんと進みますが、このまま感謝祭からのブラックフライデー、冬休みにクリスマス、しっかり体調を整えて、イベントの数々を楽しんでいきましょう!🥧🦃

ミシガン州ーJapan News Club 2023年11月号ー今月号もどうぞ、お楽しみください。

03・・・ コミュニティリポート
05・・・ りんご会補習授業校入園・入学案内
06・・・ 幕末から昭和時代の日本人たち
07・・・ カイロのこばなし
09・・・ アメリカ生活の豆知識
        
/ 言葉の架け橋
10・・・ Dr.Kのミシガン育児相談室
11・・・ ミシガン会月例会結果
12・・・ スタンダードゴルフ
13・・・ クラシファイド広告
14・・・ ワイナリー
15・・・ コミュニティインフォメーション 

【大学受験】上智・ICU・早稲田等19校参加「日本の大学進学フェア2023秋」オンラインで開催

【無料オンラインイベント】

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【大学受験】上智・ICU・早稲田等19校参加「日本の大学進学フェア2023秋」オンラインで開催

ロサンゼルスで日本語情報誌を発行する「ライトハウス」は、グローバル化を積極的に推進する日本の大学によるオンライン進学フェアを開催する。近年アメリカの学費が年々高騰する中で、日本の大学へ進学する学生が増加。英語での入試制度や海外生のための奨学金制度、カレッジからの編入学など、大学の特色や取り組みに加え、2024年度入試に向けた最新情報を公開する。

プレゼンテーションは、日英両方によるライブ配信。

各大学との個別相談(予約制)も可。申し込みは下記Webフォームから。

参加予定大学(50音順):
青山学院大学、叡啓大学、近畿大学、慶応義塾大学湘南藤沢キャンパス(SFC)、国際基督教大学(ICU)、駒澤大学、テンプル大学ジャパンキャンパス、上智大学、中京大学、筑波大学、津田塾大学、東京国際大学、広島大学、立教大学、立命館大学、山梨学院大学 国際リベラルアーツ学部、横浜国立大学、早稲田大学

日程:2023年11月14日(火)、11月15日(水)、11月16日(木)※アメリカ時間
◆日本語プレゼンテーション(アメリカ西海岸時間)
11月14日(火)5:00pm~8:00pm
11月15日(水)5:00pm~8:00pm
11月16日(木)5:00pm~8:00pm
◆英語プレゼンテーション(アメリカ西海岸時間)
11月14日(火)5:30pm~8:00pm
11月15日(水)5:30pm~8:00pm
11月16日(木)5:00pm~7:30pm

※ハワイ時間-2時間、アメリカ中部時間+2時間、アメリカ東海岸時間+3時間、日本時間+16時間
プレゼンテーションスケジュールは下記フライヤー(英語・日本語)を参照。

申込:https://bit.ly/DAIGAKU23FALLJP
問合せ:seminar@us-lighthouse.com 担当:中村
主催:ライトハウス(us-lighthouse.com)

新時代への布石ー北米国際自動車ショー開催

自動車の街デトロイトを象徴する北米国際自動車ショー (North America International Auto Show) が今年もデトロイト・ダウンタウンのHuntington Plazaで開催された。電気化、クリーンエネルギーを前面に出した今年のショー。 一般公開に先立って開かれた報道関係者へのプレビューの様子をレポートする。

会場のHuntington Plazaに着いたのは公開初日の午後。Jefferson AvenueとWashington Blvd.の交差点にはプレスパスを首から提げたメディア関係者が行き交っていた。”Sustainability Lines Here”— 持続可能なエネルギーがここにある、Plazaのスクリーンは今回のテーマを映し出していた。
チェックポイントから入るとフロアーに所狭しと光り輝く自動車たち。スモーキーブルーのカーペットが敷き詰められ、場内はそれぞれの自動車メーカーのセクションに分かれていた。正面のFordブルーがひときわ目を引いた。その隣にGM。Chevroletのピックアックトラックがいかにもアメリカらしいゴージャスな雰囲気を出していた。少し奥にはStellantis。Big3が入場者を引き付ける。今年の自動車ショーはアメリカの自国中心傾向が強くなった、と言われている。35のブランドが展示を行った。今年は展示に参加しないブランドもあった。Fordの隣にはToyotaの展示。人気のファミリー・ミニバン、Sienna。そこから奥へ進むと高級車の展示へ。Lexus-RZ450eの説明を聞いた。Lexus初のバッテリーEV専用モデルで、航続距離は最長220マイル。加えて、14インチのディスプレーを搭載しており、車内の空間とフットルームがゆったりしているもさることながら、高い実用性にも驚いた。
EV車の展示にさらに目を向けると、7社が試乗体験を行っていた。メディア・プレビューの日でも長蛇の列だった。タイヤとフロアーの摩擦で起きるきしんだ音が会場内に鳴り響いた。アメリカ市場向けにEVへ注力が加速していることを象徴していた。サプライヤーの展示もホール奥や外で行われていた。バッテリーの使用により新たなスペースができたことによるデザインの変化、バッテリーの過熱で起きる効率の低下を防ぐ技術の紹介など、EV化への加速を目にした。

プレビューでの楽しみはなんといっても、会場内が混雑していないこと。特別に作られたダウンヒルのコースをFordのピックアップトラックとJeepがパフォーマンスを競い合っていた。Fordはドライブのデモンストレーションだけだったが、Jeep WranglerやRubiconはプロフェッショナルドライバーの運転に同乗できるコーナーがあった。ホールの天井近くまで上るコースを見ると恐怖を覚えたが、ものは試し、と思って試乗することにした。Jeep Wrangler。前方の様子をカメラがとらえパネルに映し出されているが、それを見るよりも実際車外を目で見て楽しめた。コースの出だしはManeuverability(操縦性)。蛇腹を立てたように置いたV字の谷の中を通っていく。「このJeepはElectric Drivetrain(電動ドライブトレイン)なんだ!」とドライバーは言いながらV字を抜けていった。次は急坂で天井近くまで上り詰めるTraction(牽引力)。勾配を尋ねると「40度」と答えが返ってきた。Top of the Hill、坂の頂上まで上ると展示会場が小さく見えるほどだった。下りはシートベルトがしっかりと体を保護。車輪はしっかりと斜面をとらえていた。そして、階段を上っていく(特設コースでプロのドライバーが運転するので、くれぐれも一般道で同じことをしないようにしてください)。今度は車体ごと上下に体が揺れたがショックは吸収されていく。最後はOff-Camber(オフキャンバー)。先程の坂道と同じくらいの角度を登っていくが、今度は両車輪がそれぞれ狭いコースを走っていく。頂上から降りる際には車輪がコースから外れないようにとドライバーは窓から顔を出し確認しながらゆっくりと下って行った。3分にも満たない試乗だったが、Jeepのパワーを感じた体験だった。

メディア・プレビュー最後のイベントでLight Dinnerも兼ねたFord Mustangのプレスカンファレンスに参加した。会場にはざっと見て300人以上のメディア関係者が参加。Mustangのブランドロゴの巨大オブジェが中心に据えられ、そのバックにはMCコーナーが置かれた。“Bred to raceー レースのために生まれた”、これがテーマ。MCは俳優、モータースポーツ分野でのホスト等で活躍するJerad DeAnda氏。1964年の初代の登場から、第7世代を迎えたMustangの魅力をゲストとともに伝えた。最初はDarkHorse。Mustangファンは、「縦に3つ並ぶテールランプはMustangのオリジナリティー」と言う。GT3のデザインエンジニア、ドライバーらとパフォーマンスについて語り合い、クライマックスはGTDの披露へ。Jim Farley-Ford社社長、Motorsport分野のチーフ、Mark Rushbrook氏、Mustang BrandチーフのJim Owens氏、そしてTechnicalのチーフ、Larry Holt氏が登場した。Fordの技術とHolt氏のMultimatic (革新的技術で
自動車部品、システム等のエンジニアリング提供会社)が少数精鋭チームを作り、レースカーのGTを一般道路向けとしてGTDをデザイン、完成させた。軽量化へのカーボンファイバーの活用、空気抵抗を少なくさせるウイングの改良などを紹介した。流されたビデオの中でFarley氏は「何か、スペシャル、というものを作りたいと考えてきた。50年間温め続けてきた」と締めくくった。そのあと、MCコーナーのバックからGTDが姿を現しだした。メディア関係者は総立ちでその雄姿にくぎ付けになった。なめらかなフロントのラインに洗練さがあり、GTDも前世代からのGTシリーズの面影を残している。歓談の時間の際、Holt氏にインタビューすることができた。「10人中9人はこのプロジェクトを否定しただろう。でも背中を押されて動いたんだ」。さらに「GTDの秘密は、どれ一つもGTと同じ部品を使っていないことだ」と教えてくれた。その言葉の中に、技術の粋を込めてプロジェクトに向かっていく姿やプライドを想像できた。カンファレンスの最後に登場した4人の言葉一つ一つに、光る発想力、それを実現させていく技術力と探求心を感じた。このGTDが疾走していくところはどこだろうか。そう考えるとワクワク感が増してきた。
デトロイト・オートショーは9月13日から24日の12日間開催された。(JNC)

温めた友好 サギノー日本祭は今年も盛会

秋の気配が感じられつつある9月17日、ミシガン州サギノー市(Saginaw)にあるJapanese Cultural Center, Tea House & GardensでJapan Festival in Saginawが開かれた。コロナ禍後の再開3回目の今年は、1000人近くの参加者でにぎわい盛会となった。

サギノーはデトロイトから約100マイル北に位置し、徳島市と姉妹都市提携を結んでいる。少し曇り空のこの日、午後1時過ぎに開会の挨拶が始まった。

3エーカーの雄大な敷地を誇る園内には、日本庭園、日本の本格的な茶室「阿波鷺能庵」を擁する。仮設テントにはあふれるほどの人々が集まった。同センターのTodd Hall館長がこの日本文化センターのあるサギノー市と徳島市の姉妹都市提携は全米でも最も古い歴史であることを紹介。デトロイト日本国総領事館から挨拶に立った田平修専門調査委員(広報文化)は、このフェスティバルは日本文化のショーケース、62年間の姉妹都市のご縁は人々のコミュニケーション、お互いの信頼の上での尊敬に繋がっている、と述べた。続いて、サギノー市長のBrenda Moore氏はこの日本祭りが年々「Bigger, better」になっていると喜びのメッセージを添えた。Great Lakes Taiko CenterによるRaion Taikoを皮切りにテント内の特設ステージでのパフォーマンス、園内のブースの展示と日本文化のハンズオン経験、お菓子やお弁当、アクセサリー等の販売、お茶室のお点前披露など様々な日本文化の紹介とイベントが繰り広げられた。

 

今年はこの日本文化センターの特製Tシャツに揮毫をしたミシガン州在住の書家・藤井京子氏が、ステージ上で映画「千と千尋の神隠し」の中のセリフを揮毫するパフォーマンスを行った。徳島の阿波踊りのフラッシュモブも加わり、バラエティーに富んだパフォーマンスだった。

人気のお茶室でのお点前は、裏千家、表千家の皆さんが1回ずつご披露。合計60枚のチケットはすぐに完売した。1960年代に徳島からサギノーへ留学した高木宏幸氏が帰国後もサギノーの人々と交流を続け、友人の知人がサギノー市長となったことが縁で、姉妹提携が結ばれ、お茶室が建てられた。設計と組み立てを一度日本で行い、サギノーの人々の協力を得て建てられた16世紀の茶室様式の貴重な建築物である。お点前中は英語による解説があり、すべての邪念を捨て一期一会のひと時を大切にする、の説明に参加者は伝統とお茶の極意について言葉を越えた静寂さを味わっていた。

この日本祭は、サギノーとミッドランドを中心とする地域在住の方々のボランティアにも支えられている。当日は約40名がスタッフとして活躍した。このフェスティバルの主催者で日本文化センターのエグセクティブディレクターの阿津ますみ氏は、このイベントが地元の支えで成り立っていることに地元の力添えに感謝の気持ちを寄せている。Saginaw Valley 州立大学には日本語の副専攻があり、ミッドランド市のDow高校にはJapanese Clubがある。Dow高校生は日本文化紹介ブースを毎年開いている。来場者も学生や現地の方々の姿も多かった。また今年は初めて来場する方々も多かったと阿津氏は言う。

サギノー市長のMoore氏は毎年、お点前に臨席なさっている。本誌のインタビューに気さくに答えてくださった。お点前に参加した感想は「Impressive」の感動の言葉。また、サギノーをまだ知らない人々に紹介するために一言を、と尋ねると「Saginawは“a welcoming city”。皆さんを歓迎しています」と温かなご返答をいただいた。

日本式庭園でのデモンストレーションは続いた。菊と洋花をアレンジした生け花は洗練された造形と色彩のコントラストで来場者を引き付けた。盆栽家Jack Sustic氏は今年も作品を展示し、入場者からの多くの質問に答えていた。地元ミッドランドのTim Ricketts氏は会場でろくろを回し、Soda Fired Potteryのデモンストレーションで来場者の目を楽しませた。

クライマックスは展示とデモンストレーションに参加した4名のアーティストの7作品が当たるラッフルの当選者の発表だった。ステージ上でチケット番号が発表されると、当選者はアーティストがこのイベントのために制作した生け花等の貴重な作品を受け取った。

フィナーレはRaion Taikoが再びステージに登場。最後に演奏したのは「虫送り」。夏の終わりと、さまざまな、今なくてもいいものを追いや、という気持ちを込めた1曲。演奏の後にインタビューに答えてくださったEileen Hoさんは「稽古は厳しいけれども、心と体の幸せにこの演奏を思い出してもらえたら」と語った。

日本文化センターへは、Novi・Ann Arbor方面からはUS-23を走ると1時間ほどで着く。4-10月の開園。入園は無料。お茶とツアーは予約なしも歓迎で$5。大人気の毎月第2土曜日に予約制のお茶会は$10で要予約。日本文化に興味のある方をお誘いするには最高の機会。日本文化に関するイベントも企画されている。お茶室の運営は50%がサギノー市から、10%はイベントなどの催しものから、残りは寄付で賄っている。この本格的な茶室の維持には地域からの協力が大切。興味のある方はこちらで寄付を募っている。 www.japaneseculturalcenter.org(JNC)

 

オックスフォード高校銃撃による犠牲者の生涯を讃えて 「花ガーデン (Hana’s Garden)」建設プロジェクト発足  寄付募る

2021年11月30日のミシガン州オックスフォード高校、Oxford High Schoolでの銃撃事件で、セントジュリアナ 花さんをはじめ、マディシン・ボルドウィンさん、テート・マイアさん、ジャスティン・シリングさん4名が犠牲となり尊い命が失われました。

 2022年11月、Hana St. Juliana Memorial Fund(ハナ・セントジュリアナ記念基金)が設立され、現在、その第一プロジェクトとしてオックスフォード市のSeymour Lake Park内に、花さんら4名の生前の想い出、生涯を祝う目的のメモリアルガーデンが建設されることになりました。花さんの名前に因み「Hana’s Garden (花ガーデン)」と名付けられ、ガーデンでは、美しく輝いた花さんの生涯を、そして犠牲となった4名をシンボルとした「命・光・愛・花」が表現される予定となっています。

 花さんのご家族によると、このプロジェクトの進捗状況は、Facebook の「Hana St. Juliana Memorial Garden」で検索すると、閲覧が可能とのこと。

 現在、ハナ・セントジュリアナ記念基金では、同プロジェクトの寄付を受け付けています。(寄付は、フォー・カウンティ・コミュニティ財団 (4CCF)を通して受付中。寄付は、https://hanamemorialfund.com 、もしくはフライヤーQRコードから、そして寄付に関する詳細、質問等は同じく4CCFの連絡先参照)。

 集められた寄付金は、ガーデン建設へ充てられ、完成後は維持費の他、銃暴力の抑止・銃規制強化のための活動にも役立てられる予定です。

Hana St. Juliana Fund Letter2

ミシガン州ーJapan News Club 2023年
10月号ー

Japan News Club 2023年10月号です!

早いもので、もう10月。空気の澄んだ秋晴れの高い空を見上げると、ふと深呼吸をしたくなる、そんな季節のミシガンです。紅葉やハロウィンを楽しむうちに年末までのカウントダウン開始! 日本祭り、アップルサイダーやドーナッツ、ファーマーズマーケットなど、動きやすい今、存分に楽しんでください。今月号のJNCもお時間許すときにお読みいただけたら幸いです🎃

03・・・ 北米国際自動車ショーレポート
05・・・ 喧喧諤諤
07・・・ 幕末から昭和時代の日本人たち
08・・・「花ガーデン」プロジェクト発足
09・・・ アメリカ生活の豆知識
        
/ 言葉の架け橋
11・・・ おうちで楽しむ季節の和菓子
12・・・ ゴルフのススメ(最終回)
13・・・ アロマでひとやすみ
14・・・ Dr.Kのミシガン育児相談室
15・・・ ミシガン会月例会結果
16・・・ スタンダードゴルフ
17・・・ クラシファイド広告
19・・・ コミュニティインフォメーション         

第3回 “マイボンMIBon” 盆踊りイベント ” 初のクランブルック日本庭園エリアにて開催

第3回 “マイボンMIBon” 盆踊りイベント ” 初のクランブルック日本庭園エリアにて開催

去る8月13日、少し汗ばむほどの陽気の中、今年で第3回目となるMIBon 盆踊りフェスティバルがクランブルック日本庭園エリアにて開催された。このイベントは、遡ること、まだコロナが猛威を振るっていた2021年の8月。五大湖太鼓センターの小さなグループにより始められたイベントで、夏といえば、の「盆踊り」アメリカでも徐々に人気を得てきている「太鼓の演奏」二つのエレメントを合体させた新しいコンセプトのお祭りだ。第2回の昨年は、ノバイ図書館のパティオで図書館とのコラボイベントという形で大成功を収めた。

今年はりんご会補習校開校50周年にあたるが、最初に補習校が借用した校舎が、このクランブルックキャンパス内にあるブルックサイドスクール。日本人コミュニティにとって大変縁のあるクランブルックでのMIBon2023となり、浴衣やはっぴ、甚平などを着て来場する人たちが多く見られた。

オープニングはエネルギーあふれる太鼓の演奏で始まった。五大湖太鼓センターよりアイリーン・ホー氏、Cranbrook Center for Collections and Research Directorのグレッグ・ウィットコップ氏による挨拶で、この日を迎えられた喜びが述べられ、MIBon 2023の企画運営、設営、盆踊り指導、サポートなどに携わった五大湖太鼓センターのメイデンス典子氏、ジョンソン恭子氏、フィッシャー明世氏、Tokyo Rope USA社の中浜昭太郎氏、その他JBSD、JSDウィメンズクラブ、高校生ボランティアの方々への感謝の意を表した。“Happy MIBon!”の掛け声でイベントが始まる。

盆踊りは、「東京音頭」「炭坑節」の定番曲に加え、ミシガンのオリジナル盆踊り曲「ミシガン音頭」やカリフォルニアの太鼓アーティスト、PJ Hirabayashiと日本のプロ太鼓グループ鼓童の名誉会員、藤本容子との共作、「EiJaNaiKa(ええじゃないか)」といったユニークな盆踊りも組み込まれた。高校生ボランティアグループが本番直前まで練習を重ね、手本となり踊るその姿はなんとも頼もしい存在であった。皆で踊り、櫓を囲んでできた盆踊りの輪の大きさをみると、地元民たちの日本文化への関心の深さが伺われる。

盆踊りの合間には、クランブルックの日本庭園においても、太鼓や和楽器演奏を披露。盆踊りに来られた方達も庭園まで足を延ばし、本格的な日本庭園を堪能し、そのクオリティの高さに驚いたのではないだろうか。  イベントを終えて、企画から同イベントの指揮をとってこられたジョンソン恭子氏へ感想を伺った。

「多くの方に盆踊りの輪に入っていただき、楽しんでいただけたことと思います。盆踊りはもともと誰でもその場で参加できるよう動きはごく単純なものになっています。ミシガン音頭には、ミシガン人がミシガンを紹介するときに使うしぐさ、ミトンとうさぎの動きが所作の中の中心になっており、地元の方々に馴染んでいただけたのでは」と話した。「歴史と伝統あるクランブルックで本イベントを開催できたことは、光栄です。りんご会補習校50周年という節目の年でもあり、クランブルックのLower schools Brooksideの校舎が最初に借用した場所だと考えるとき、この場所で盆踊りと太鼓という楽しいイベントを通して日本文化を紹介できる機会をいただけたことは大変ありがたいことだと思います」

大盛況であったこのMIBonフェスティバルが、今後も末長く続いていってくれることを願いたい。(JNC)

ミシガン州セントクレア湖は “Smallmouth Disneyland!” バス釣りトーナメント開催 日本人選手大健闘

「バス釣り」というと、米国では大変気が高いアウトドア・スポーツの一つ。市場も大きくプロトーナメントも盛んだ。去る7月26~30 日、ミシガン州南東のLake St. Clair (セントクレア湖)にて、B.A.S.S.のバスマスター・エリートシリーズのトーナメントが開催され、日本人アングラー4人が参戦。健闘を見せた。日本にも米国のバス釣り文化が色濃く浸透しておりミシガンと姉妹県州を結ぶ滋賀県の琵琶湖や、河口湖は人気の釣り場として知られる。

この「エリートシリーズ」は、中でもトップクラスのプロの釣り師(アングラー)のみが参加できる最高レベル(優勝賞金$100,000)のビッグ・ゲームトーナメントで、100名のプロ選手が9回にわたるトーナメントで漁果を競う。一つ下の「バスマスター・オープン」戦にて、200名を超える参加者の中から、全9試合に参加し、かつ年間成績上位9名以内に入賞した者がエリートカテゴリーに昇格するというシステムとなっている。

日本の釣り愛好家、大会を楽しむ

開催期間中、マコーム郡の湖岸沿いのブランデンバーグ・パークには、ワールドクラスの極みを楽しもうと、多くファンが応援にやってきた。無限の地平線から昇る美しい日の出に迎えられた観客は、メトロ・デトロイトエリアの代表的な水辺のひとつであるセントクレア湖の素晴らしい景色をバックに、お目当てのアングラーを間近で応援できるのだ。このイベントは、バス釣り愛好家たちがプロのアングラー(angler:釣り師)と触れ合うチャンスの場でもある。トーナメント最高峰のクラシック大会の優勝者や数々の著名なプロアングラーと会うことができる釣り人の夢の祭典なのだ。

同イベントに参戦した日本人選手は、伊藤 巧選手(千葉県)、木村建太選手(大阪府)、松下雅幸選手(愛知県)、藤田京弥選手(山梨県)の4人。大会3日目には参加者100人中上位50人へ、最終日は10人へと絞られる。同大会では、藤田氏と伊藤氏が、Top10へと勝ち残った。釣り上げた重量で多くの新記録も出され盛り上がりを見せたが、激戦の最終日を制し、シリーズ2つ目の優勝トロフィーを手にしたのは、Joey CifuentesIII氏。伊藤選手は3位、藤田選手は7位の結果となった。

日本人アングラーや日米メディアのサポートのため日本から同伴で来米した「FishingAssistINT (フィッシングアシストイント)」のジェソップ・ペトロスキー氏は、「スポーツは文化の違いを越え、世界中の人々を結びつける。信じがたいと思われるかもしれないが、バス釣りはすでにアメリカと日本の強い架け橋となっている」と話す。自身が日本のバス釣りを取り上げる記事内(https://www. bassfishingjapan.com/)では、日本選手の応援に来た日本の若者や、「日本は自分にとって意味深い国」と語るバスマスターのカメラマン、または、コロナによる分断を経てやっと再会できた日米メディア関係者、伝説のバスマスターMC、デイブ・マーサーを応援する日本人少女の写真などが紹介されており、バス釣りが、国を超えた交流を生み出している

ことが伺われる。

アングラーたちのサポートを終えたペトロスキー氏は、「2週間のミシガン滞在で、アングラー、メディア関係者、日本からの応援に対する地域の方々の温かいおもてなしと歓迎を受け、人々のセントクレア湖への確かなプライドを感じた」と話す。「スキル、テクニックを垣間見、釣師と大会行程をともにする体験は大変貴重で、日本のバス釣り文化の今後の発展にも繋がっていくはずだ」と語った。 (取材協力・レポート・写真提供: Jessop Petroski / https://www.bassfishingjapan.com/)

日本人アングラーの声

参加選手に話を聞くことができた。松下雅幸選手は、「湖は、非日常のところ。バス釣りで魅了される点は、バスとの知恵比べ。いなして釣り上げる、そしてパクっとした感覚がいい。このエリートシリーズはエントリーに5千ドルもするため、スポンサーの方々の応援もあり、真剣勝負の中、ハッピーさとギャンブル的なところを楽しんでいる」と話した。木村建太選手は、「町が大きいと、釣りに目を向けにくい傾向があるが、ここセントクレア湖周辺ではバス好きの人が多いという印象を持った。日本の湖よりも整備されていて水としての魅力を感じる」と話した。

伊藤 巧選手は「バスの数、サイズから見てもこんなに釣れる湖はなく、セントクレア湖は全米でもトップの湖。可能性を感じる。今回は優勝を意識していたので3位の結果に悔しさもあるが、個人的には楽しかった。ミシガン州の人々は温かかった。多くの人が大会に足を運んでくださり、よかったと実感が湧く」と語り、伊藤氏は、プロとして、「一般の人々がバス釣りのテレビ中継を見て楽しいと思ってもらえたら」と話す。過去に同大会で一位を獲得した経験を持つ伊藤氏は、Taku Itoと親しまれるが、同大会二日目、大物を次々と釣ったことから「セントクレア湖に“Smallmouth Disneyland”を見つけた!」と印象的な言葉を残した。

取材を通してインタビューに快く答えてくださったアングラー諸氏の明るさ、前向きさに感動を覚えた。地元の湖が高い評価を受け、ミシガン住民として嬉しく思うのと同時に、改めて自然の大きさやこの自然が人々をつないでいることを実感した。

ミシガン州Lake St. Clair大会の取材協力をいただいたのは、日米でフィッシング文化普及に努める「Fishing AssistINT (フィッシングアシストイント)」のジェソップ・ペトロスキー氏。バス釣りを通した日米の文化交流の促進、釣り師「アングラー」たちの日米大会参加、メディア取材対応や関連企業のビジネス展開サポート事業などの活動を行っている。ペトロスキー氏の協力により日本人選手への単独インタビューがかない、この場をお借りしてお礼を述べたい。(https://www.fishingassistint.com/ja)

MI州セントクレア湖大会の後、8月末には、2023年のエリートシリーズ全戦が終わり、嬉しいニュースが入ってきた。第8戦目のNYシャンプレーン湖では、藤田選手が一位を獲得、最終戦のセントローレンスリバー戦でも、3位に藤田選手、4位に伊藤選手、7位に木村選手と、トップ10に日本人3名が入るという大健闘を見せた。4名の日本人アングラーの2023年の最終結果は、7位藤田選手、23位木村選手、36位伊藤選手、77位松下選手。2024年のエリートシリーズには上位70人が出場権を獲得、またバスマスタークラシックへの出場権は上位40名となり、来年もまた日本人アングラーの活躍が見られる嬉しい結果となった。(JNC)

ミシガン州ーJapan News Club 2023年
9月号ー

Japan News Club 9月号です!

9月に入りました🍎 新学期も始まり、ミシガンの夏を謳歌した後ですが、まだまだ良い気候が続くこの時期、りんご狩りやコーンメイズ、ドーナッツ&アップルサイダーと、まだまだアクティブにお楽しみください。
今月号のJNCもぜひお時間許すときにゆっくりお読みいただけましたら幸いです。

03・・・ コミュニティニュースつづき
04・・・ 喧喧諤諤
06・・・ 心臓病医療の最前線
07・・・ アメリカ生活の豆知識  / ゴルフのススメ
09・・・ 言葉の架け橋
11・・・ ミシガン会月例会結果 / スタンダードゴルフ            
12・・・ Dr.Kのミシガン育児相談室
13・・・ クラシファイド広告
14・・・ ブリューワリー
15・・・ コミュニティインフォメーション         

デトロイトりんご会補習授業校 設立記念 50周年記念大運動会レポート

「日本にいれば当たり前の行事の運動会だが、アメリカで行われ、心の片隅に残るとするならばうれしいことであります」。創立50周年を迎えたデトロイトりんご会補習授業校の記念大運動会が6月10日に行われた。草創成期に当たる1980年代初頭の運動会の実行委員長の言葉どおりに、この日ノバイメドウズ・フィールドに乱舞した児童・生徒の心にも、この記念運動会は大切な思い出になることだろう。

午前中は幼稚園部から小学部3年生までが参加した。開会式で来賓代表として、日本国総領事館小川首席領事は「今年は50年目という記念すべき年です。オリンピックの選手はより速く、より高く、より強くを目指しています。皆さんも昨日の自分に負けないよう頑張ってください」と挨拶した。林る美校長はカナダ国内の山火事に起因する大気汚染に関する警報に触れ、児童・生徒の体調へ気配りをしつつ、多くの人の協力やボランティアの力でこの盛大な運動会が行われることへの喜びと感謝を児童たちに伝えた。園児・児童代表による選手宣誓ののち、熱戦の火ぶたが切られた。

競技の皮切りは小学部3年生の「徒競走~ゴールめざして~」。そして各学年の徒競走が続いた。カラー帽子をかぶった幼稚園部の「かけっこ」では、ゴールテープを目指して一生懸命走る園児のすがすがしい笑顔でいっぱいだった。玉入れは運動会恒例の競技だが、幼稚園部の競技が終わりフィールドに散らばった玉の「お片付け」では今年はユーモアを凝らした演出があった。来賓の小川首席領事とJBSD(デトロイト商工会)事務局長の植田氏、競技手伝いの高等部生徒が背負ったかごに玉を入れる、というものだ。真剣にかごを追いかける幼稚園児と、来賓の諸氏の楽しそうな笑顔でフィールドは和やかな雰囲気となった。

その次に未就学児の「おもちゃのチャチャチャ」が行われた。お父さん、おかあさんに手を引かれたり、抱っこされたりした子供たちがゴール付近に置かれたおもちゃのプレゼントを目指した。子供たちはもらった風車を嬉しそうに手にしていた。そして、午前中のクライマックスは「50周年記念ダンス」と「ウルトラクイズ」。高等部の生徒がフィールド内に児童生徒を呼び込み、フィールドいっぱいにダンスで運動会の前半のフィナーレを飾った。

午後の部は紅組リードで、小学部4年生以上から高等部の生徒が競技に参加した。来賓の補習授業校運営委員長の佐々木氏は「仲良く助け合ってけがのないよう頑張りましょう」と激励した。最初に行われたのは小学部4~6年生による「バトンをつなげ~友へ~」の全員リレー。全員が走るこの競技では笑顔の力走だった。その後綱引き、台風の目、綱取り合戦とチームの力を合わせて力いっぱいの競技が続いた。紅白競技の最後は中・高等部生徒による「バトンをつなげ~未来へ~」の全員リレーだった。運動会の大フィナーレは小学部4年生以上の「50周年ダンス」「ウルトラ記念クイズ」。午前中と同じ〇×式クイズだったが、“難易度”が上がった質問で、答えが外れた生徒からは「えーっ!」と大きな驚きの声が上がり、盛り上がった。

閉会式の成績発表ではスタンド上の点数板に一桁ずつ数字が発表されるたびに、会場の緊張は高まった。紅組1042点、白組1192点で白組が逆転勝利。優勝した白組の代表生徒には青藍の大優勝旗が、紅組代表には準優勝カップが贈られた。

好天のうちに50周年記念デトロイトりんご会大運動会は幕を閉じた。

心地よい青空と力作の数々 JBSD写生大会が行われる

JBSD写生大会2023 入賞作品ギャラリー
JBSD写生大会2023 入賞作品ギャラリー

心地よい青空が広がった6月3日、デトロイト商工会(JBSD)主催の写生大会がデトロイト動物園で行われた。10時の受付開始後、画材や水筒を持った家族連れが続々と正面入り口前に設置された受付で受付を済ませて、園内に入場していった。
動物園は高速道路I- 69 6からすぐのRoyal Oakのダウンタウンに近くの市街地にあるが、125エーカーの敷地には約2000頭、245種以上の動物を所有する人気の施設。この広大な動物園内で描く動物を参加者は探して描き始めた。

JBSD写生大会2023 入賞作品ギャラリー
JBSD写生大会2023 入賞作品ギャラリー

動物園の奥にあるのはキリンの舎。キリンに餌をあげる人々の列が長く続いた。周辺のベンチや持参の椅子に腰を掛けた写生大会の参加者が作品を描いていた。  写生大会には家族みんなで参加するファミリーも多く、保護者に筆の持ち方や描き方のアドバイスを受けて一生懸命に取り組む小さいお子さんの姿も多かった。お昼になると参加者は動物園内で各自昼食をとり、青空の下、すがすがしいピクニックを楽しんでいた。
午後1時半の作品提出しめ切り近くになると、本部のある大きな白テントへ向かう姿が見られた。表彰式で挨拶した在デトロイト日本国総領事館の小川首席領事は、JBSDが今年50周年を迎え、長年行事がつづいていること、このような行事にデトロイト領事館の管轄地域に住む人々が安心して参加できるのをうれしく思っている、と述べた。JBSD立木文化部部会長は、児童生徒だけではなく、多くの保護者の方々もこのイベントを楽しんでいただけた、文化部会の主な行事はこの写生大会と10月の日本祭り、3月のひなまつり。デトロイト周辺の日本人と現地の方々を文化でつなぐ役割を果たしていくことを述べた。
未就学児・幼稚園の部から入賞者が発表された。名前を呼ばれると驚いたり、保護者の方に付き添われて前に出てきたりする姿が微笑ましかった。入賞者の力作が参加者に掲げられると、「おおーっ」という歓声が沸き起こっていた。入賞者にメダルを授与した、デトロイトりんご会補習授業校の林る美校長は「みんな頑張りました。全員にハッピー賞をあげたいです。その中で工夫したものが入賞者に選ばれました」と入賞者発表を行った。
中学生・高校生の部で金賞を獲得した中学2年生の尾城いこいさんは受賞の喜びについてこう語った。「写生大会には過去1度だけ参加した、絵は毎日描いている、ペンギンが好きだから画題に選んだ」。尾城さんの作品は水彩絵の具を用い、透き通るイメージを青に濃淡をつけ描いた力作。
写生大会の入場者は430名でそのうち写生参加者は320名と、昨年コロナ禍以降の再開の大会よりもそれぞれ100名増の盛大な会だった。

JBSD写生大会2023 入賞作品ギャラリー
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ミシガン州ーJapan News Club 2023年
7月号ー

Japan News Club 7月号です!

いよいよ夏本番、ミシガンではワクワクが止まらない月ではないでしょうか。
とは言え、カナダの山火事によるミシガン州周辺の大気汚染が深刻です。
健康を第一に考えての決断、行動をとってください。今月号の新聞の配達は独立記念日のお休みをまたぎ10日以降になりますが、こちらではオンラインにて先にアップいたします。ぜひお時間許すときにゆっくりおうちでお読みください🌻

Japan News Club 7月号はこちら

02・・・ JBSD写生大会2023入賞作品
03・・・ りんご会50周年運動会レポート
05・・・ 喧喧諤諤
07・・・ 日本の歴史を振り返るシリーズ
09・・・ 言葉の架け橋
10・・・ アメリカ生活の豆知識
/ ゴルフのススメ
11・・・日本の歴史を振り返るシリーズ
12・・・ 卒業生記念ギャラリー
13・・・ アロマでひとやすみ
14・・・Dr.Kのミシガン育児相談室
15・・・ ミシガン会月例会結果
16・・・ 五大湖太鼓センターよりこんにちは
                     / スタンダードゴルフ
17・・・ クラシファイド広告
18・・・ ブリューワリー
19・・・ コミュニティインフォメーション 

 

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第26回 JBSDマラソン大会開催 300人が快走 デトロイト日本商工会主催

夏に向かって心地よい青空が広がった 5月21日、ケンジントン・メトロパークを会場にJBSD(デトロイト日本商工会)マラソン大会が行われた。

今年は春先からの気温がやや低めだったが、この日は朝から快晴。例年のMaple Beach近くのピクニックエリアにこの大会を楽しみにしていたマラソン参加者やその家族が集った。開会式とラジオ体操の後、各部門のレースが行われた。1マイルから湖畔1周8.4マイルの男女別・全10種目。

今年は昨年よりも多い、約300名が参加。競技の皮切りは男女1マイル。男女ともスタートから6分ほどでゴールインする素晴らしい走りだった。中には子供と一緒に「Supporter」の黄色いゼッケンをつけて走るお父さん、お母さんの姿も多くみられた。ゴールを目指して「もう少し、頑張って」と声をかけられた子供たちは、白いゴールテープを目指してがんばっていた。

レースのクライマックスは、男女3マイルと同時にスタートした湖畔1周の男女8.4マイルレース。折り返しコースをとる3マイル・レースとは逆方向に8.4マイルレースはスタート。途中3か所の給水地点が設けられた。男子8.4マイルは1時間を切る快走。湖畔1周を終えたランナーに、大会スタッフや観覧者は惜しみない拍手でゴールインを迎えた。

レース後のお昼の時間帯は青空の下、 ピクニックエリアのあちらこちらで家族や知人と一緒に昼食をとるのどかな光景が広がった。フィールドではJBSDのボランティアの皆さんの企画・運営による「サンダル飛ばし」などのゲーム大会が行われた。子供たちは、のびのびとゲームを楽しんだ。

表彰式では開会式に引き続き、JBSDスポーツ部会部長都築祥博氏が挨拶し、入賞者に賞状、メダル、副賞を授与。入賞者代表の男女1マイルの優勝者はやや緊張した様子で、胸にメダルをかけてもらった。女子8.4マイルレースの優勝者、クシュナー陽子さんにインタビューをさせていただいた。

「初めてこのレースを走ったが、気持ちよく走れた。昨年夏にミシガンに引っ越してきて、以前住んでいた中東のバーレーンではクラブチームに所属していた」「厳しいコーチの下トレーニングを積んできた。レース・タイムは1時間10分を目指していたので、自分としてはタイムは悪かったと思っている」と話した。このレースには初参加だったが、ご主人はBrighton(Kensington Metro Parkの隣町)出身で、このメトロパークを訪れたことがあるという。ミシガンをゆかりにしたさまざまな人々が楽しめるこのイベントのエピソードの一つだ。

マラソン入賞者
マラソン入賞者

閉会式の後は恒例の「サイコロゲーム」。大きなさいころをふり、その目の結果を予想するゲーム。商品はブランド店やレストランの商品券。はらはらドキドキしながら、参加者は目の出方を見ては一喜一憂。主催団体のJBSD植田事務局長は「天気に恵まれた一日で、ご家族も一緒に楽しんでいただけた」と大会を無事完了できた喜びを語った。各レースの入賞者は上記の通り。(氏名はJBSD発表に基づく)

 

APACC -アジア太平洋系米国人商工会議所第22回 Annual Gala Asian Pacific American Chamber of Commerce (APACC ) レポート

5月はAsian/Pacific American Heri­tage Month。アジア大陸及び、広く太平洋諸島にゆかりを持つ人々の軌跡と文化遺産、伝統を祝福する。それに先立ち、南東ミシガンに拠点を置くAPACC(Asian Pacific American Chamber of Com­merce)のAnnual Galaが、4月29日にデトロイト・ダウンタウンのMGM Grand Detroitで行われた。

当日は約500人のゲストが参加。モン族、インド、日本、タイ、フィリピン、中国、台湾、マレーシア、韓国等からそれぞれのお国を表す衣装で華やかな雰囲気に包まれた。

APACCは2000年に設立、ミッションとしてアジアとアメリカに拠点を置く企業の関係の調整、アジア・太平洋諸国系のアメリカ人の経済発展の促進を掲げている。そのために、各種フォーラム、団結、リーダーシップの育成を活動の目的とする。エクゼクティブディレクターの Ms. Duc Abrahamsonのオープニングスピーチのあと、民族ダンスのパフォーマンスが生き生きと繰り広げられた。司会は地元テレビ局(Local 4)のアンカーパーソンPriva Mann氏。両親はインド系で、彼女もアジア系カナダ人。

この日、ミシガン州の副知事、Garlin Gilchrist氏もイベントに参加し、スピーチでは、このGalaに祝意を表すとともに、Whitmer知事と常にアジア・太平洋諸国関係の人々との発展と経済的つながりを重要視している点、そして友好と経済発展への考えを述べた。また、APACC理事メンバーである増本氏は、「実際に州中央部のバトルクリーク市には日系会社を含む80社以上が進出できる工業施設用地の開発が始まっている」と話す。シカゴとデトロイトの中間点に当たるバトルクリーク市の同用地内では1万人以上の雇用の可能性があり、ミシガン州がかける期待も大きいことがうかがえる。

本イベントのキーノートスピーチは、デトロイトのアーティスト・デザイナーのMike Han氏。Korean系で祖先は朝鮮半島の王朝の書家一族。Han氏はアナーバーに生まれた。現在はデザイナーとして成功を収め、Mercedes Benz Financial Ser­vices (Farmington Hills, MI) 、Somer­set Collection (Troy, MI)などにプリンティング作品が飾られている。

スピーチは、自らの韓国への旅行体験談から始まった。Koreanが話せず苦労した旅の様子をユーモアたっぷりで話し始め、会場は和やかな雰囲気に。そして、Han氏が現在の成功をつかむまでのエピソードに参加者は引き付けられる。実は、アートよりも‘Sushi Chef’としてキャリアを始めたHan氏は、LAで名高い「Sushi 勝」、デトロイトのダウンタウンの「Itada­ku Sushi」の開業、フロリダ・マイアミの「Zuma」にマスターとして乞われて行ったことなど、輝かしいChefとしてのキャリアを収めた。しかし「夢の半分は手にした」と思ったところで、コロナのパンデミックとなり、失業。どん底の中で立ち上がっていけたのは、プリントアート作家として再スタートしたから。ペイントロールを転がしできるユニークな幾何学模様ともいえる彼のアートは、白と黒のミニマル、かつ大胆な構成のデザインで、数々のディスプレー・アートの契約をつかんだ。現在はデトロイトに「The House of Han」を構える。白と黒で構成されるHan氏の作品。本イベントでは、その作品がスクリーンに映し出され、数々の苦労を乗り越えたHan氏のメッセージが画面から届けられた。

Galaには在デトロイト日本国総領事館の進藤雄介総領事も参加。本誌からのいくつかのインタビューにお答えいただいた。

「このAPACCの Annual Galaに参加して感じたことは、アジアとしてまとまっているのが良いという点。その中で、日本人、日系企業は頼りにされている存在と感じ、日系企業の皆様にはますます活躍していただきたいと思う。アジアで一つにまとまると、その存在感も増す。日本はそのコミュニティーの懸け橋となっていけたらと思う。ミシガン州の人々はニューカマーにフレンドリー。日本とアジアの人々も含め歓迎していただいている。ミシガン州政府も日本もお互いを信頼し合っている。また、この会で同席の方から、他の国の方をご紹介いただきたい、とお願いされ、アジアの国からも日本は頼りにされていると実感している。5月はアジア太平洋諸国文化継承月間ということに対して、お祝いいただける、注目していただいている、というのをうれしく思う。中西部の人々の人柄の良さ、温かさに幸せを感じるとともに、アジアの国々の発展を願う」と述べられた。

Galaには各ビジネス界の諸氏、専門分野で活躍する方々であふれた。起業家、若い世代も参加し、フィナーレでは、メインステージ前がダンスフロアーに。ポップミュージックに合わせ、各国の参加者が一同に踊りを楽しむ。会場外のロビーでは名残惜しく歓談する人々であふれた。

アジア・太平洋諸国にゆかりのある人々が心と時間を共にし、経済の連携の確かめだけではなく、互いの文化に触れた。今後の発展へのエネルギーと勇気、希望を確かめ合ったイベントだった。(JNC)

ミシガン州ーJapan News Club 2023年
6月号ー

Japan News Club 6月号です!

メモリアルデーも終わり、お子さんのいるご家庭は学年末、夏休みもすぐそこです! 花木色濃くなるこの季節、街にも人が溢れ活気付いてきました。おでかけの際には、日系スーパー、レストラン等でJNCをお手にとってもらえると嬉しいです。もちろん、下記からオンラインでのアクセスも可能ですので、今月もぜひじっくりお読みください。

Japan News Club 6月号はこちら

02・・・ マラソン大会結果
03・・・ おうちで楽しむ季節の和菓子
04・・・ ミシガン会月例会結果
05・・・ 喧喧諤諤
07・・・ 日本の歴史を振り返るシリーズ
09・・・ 言葉の架け橋
10・・・ Dr.Kのミシガン育児相談室
12・・・ アメリカ生活の豆知識 /ゴルフのススメ
13・・・ クラシファイド広告
14・・・ ブリューワリー
15・・・ コミュニティインフォメーション                  

 

デトロイトりんご会補習授業校 入学・入園式

新入生・新入園児、少し緊張して新しいスタート
りんご会補習授業校入学・入園式

4月8日のデトロイトりんご会補習授業校の入学・入園式は、午前中の中・高等部入学式を皮切りとして執り行われた。期待に胸を膨らませた中学部と高等部入学生はノバイ高校の体育館に入場。保護者、来賓、保護者は新入学生を温かく迎えた。式辞で林る美校長は同校の3つの教育目標を新入生に語り、その中で「自ら考え判断する」ことを大切にするよう、入学生に新たな気持ちを奮い立たせた。

  小学部の入学式は午前中にノバイ・メドウズ校で行われた。保護者と微笑ましい様子で新小学1年生は登校した。緊張した入学式の様子だったが、入学式では新6年生からの校歌の合唱のプレゼントがあった。自分たちよりもずっと体の大きい新6年生からのプレゼントを新入生はしっかりと受け取っていたのが微笑ましかった。中・高等部の入学式に引き続き、来賓として参式した在デトロイト日本国総領事館・総領事の進藤雄介総領事は「厳粛な式の雰囲気は、日本の教育、学校に関する関心の深さを表しており、アメリカの現地の人も自らもそう思う」と述べ、小学部入学を迎えた保護者へこれから国際人として伸びゆく子供たちの成長への明るい未来への期待とお祝いの言葉を贈った。

 午後に行われたのは幼稚園部の入園式だった。年中組・新園児は保護者とともに登園したが、入園式のために保護者と離れる時に戸惑う姿を見せる園児もいた。クラスごとに並んで入園式に臨んだ。入園式の式辞で林校長は緊張していた園児に「今日、自分で起きられた子はいますか」、「〇〇組さん、手を挙げてください」と問いかけた。すると新入園児からは元気に手が挙がった。新入園児は式の終わりには落ち着き、笑顔を見せた。その入園式での成長を保護者は微笑ましく見ていた。

 幼稚園部の年中組の新入園生47名、小学部新入生109名、中学部56名、高等部30名。終日、抜けるような青空が広がったこの日はまるで新入生・新入園児の門出を祝福するようなすがすがしい一日だった。

入学式・入園式の様子はりんご会補習授業校の各学部の主任(サビーナ智子先生、高橋美季先生、中野ゆう子先生)からのご協力を得ましたことに感謝申し上げます。

 

 

ミシガン日本語スピーチコンテスト優勝スピーチ

去る3月11日、ノバイ市役所にて、第28回目となるミシガン日本語スピーチコンテストが開催された。日本語を学ぶ学生たちが、言語をツールとして、それぞれの興味や思考を発表する同コンテスト。今回の高校生の部、大学生の部、それぞれ優勝者のスピーチをこちらで紹介する。(下記 原文まま)

高校の部1位:ヴァイシュナビ・パリワルさん(トロイ高校)
Vaishnavi Paliwal (Troy High School)

おもしろい迷信

迷信をしんじているぶんかはいっぱいあります。今日は、かがくとれきしが私が信じている迷信にどうやってえいきょうしたのかを話します。たとえば、“北むきにねてはいけない”、または“かがみをわると七年間ふうんになる”ときいたことありますか?この二つはヒンズーきょうとして、私の家族が信じている 迷信です。

ある日、どうして私たちがめいしんをしんじているのかと、母に聞きました。母はかがくとれきしが私たちのしんねんにえいきょうをあたえたとおしえてくれました。ちきゅうのじば はほっきょくとなんきょくにしゅうちゅうしています。 あたまを北にむけてねると、体のじばがちきゅうのじばとかんしょうして、しんぞうのもんだいをひきおこすかもしれません。だから母は私にあたまをみなみにむけてねるべきだといいました。でもどうしてかがみをわるとふうんがおきるのでしょう?むかし、かがみのかちはとても高く、そんしつをさけるため、古代ローマ人はかがみをわると七年不運になるといううわさをしました。母がこの事を私にはなしたとき、私はおどろきました。

移民として、私はアメリカ人の友達がテストでうまくいくことをねがうときに指を組む事と、誰かがくしゃみをした後に「God Bless You」と言う事に気づきました。

迷信は、人々にコントロールのかんかくと不運からのほごを与える方法です。みなさんにも信じている迷信がありますか?もしあるなら、あなたもそのめいしんのげんいんをしるべきだとおもいます。

 

大学の部1位:リー・ルシアさん (ミシガン大学)
Lucia Lee (University of Michigan)

私が身に着けた日本語

こんにちは、リー・ルシアと申します。ミシガン大学の一年生ですが、実は私は日本語の勉強を中学生の時、始めました。でも、高校一年生になったころ、日本語の勉強をどのぐらい長く続けるか迷って、先生に相談しました。話していたところに、AP日本語のクラスを取った先生の昔の学生が訪ねてきて、先生と日本語でぺらぺら話していました。二人の会話の内容は全然分かりませんでしたが、学生が先生と日本語で流暢に話せるのは、本当にすごいと思いました。それで、私も日本語で話していることをもっと理解し、流暢に日本語で話すことを目指して、AP日本語まで勉強を続けました。

やがて、高校の三年生になって、日本語で話せることは話せるようになりましたが、話せる話題は限られていたし、複雑なことを言い表すには、自分の実力がまだまだ足りない気がしました。それで、私は大学に入学する前の夏休みに、色々な方法で単語の知識を広げようとしました。単語の知識が多ければ多いほど、日本語の能力が上がると思ったからです。最初は夏休みのうちにできるだけたくさんの単語を身につけようと、張り切って毎日3、40個の言葉を単語カードで暗記するようにしました。道を歩いている時、スーパーで長い列に並んでいる時でさえ、空いている時間があったら出来るだけ日本語を勉強しようという考えを持っていました。でも、勉強しているうちに私は壁にぶつかってしまったような気がしました。

それまでは、日本語の単語は意味が結構分か りやすいと思っていました。例えば、「図書館」と いう名詞は英語の「Library」に当たるし、「集中」 という抽象名詞も英語の 「concentration」に当たるように、高校で勉強し てきた単語は英語にも日本語にも同じ意味の言 葉がありました。「走る」という動詞や、深い意味 がある「愛」でさえ、直接翻訳できます。

しかし、「つもる」と「たまる」という言葉は英語 では二つとも「to pile up」ですが、日本語では意 味が少し違います。その違いを知らずに、「しなけ ればならない事がたくさんあります」と言いたい 時、習った単語を応用して「やるべきことが積もっ ています」と言ったら、相手に全然通じませんでし た。実際は「やるべきことがたまっている」という べきでした。その上、「おさめる」や「あまい」など、 様々な意味がある言葉や、「当てはまる」や「引き 止める」などの複合動詞と呼ばれる単語に出くわ すと単語カードで英語の意味をどんなに覚えよう としても、どんな場合にどの単語を使うべきかピン とこなくて、なかなか覚えられませんでした。

せっかく勉強したにもかかわらず、実際に日本 語で会話する時に勉強した単語が使えないことが よくありました。単語の英訳しか覚えていなかった ので、上で述べた例のよう同じ英訳で色々な日本 語がある場合、どの言葉が一番適切か分からな かったからです。努力がむくわれていない気がし て、私はだんだん日本語の勉強に対するやる気が なくなってしまいました。

先学期大学に入って、日本人や日本語が流暢な 先輩に出会うことが出来ました。そして、日本語の 授業を一緒に取っている学生とも話すようになり ました。日本語で会話の練習をしたり、新しい言 葉を教え合いながら、意見をやり取りして、私は 色々な視点で物事が考えられるようになりました。 でも、ひょっとすると日本語という共通点がなかっ たら、このように授業で友達になって、もっと意味 がある会話が出来なかったかもしれません。

そして、日本語での会話を楽しいと思うように なって、また勉強をがんばりたいという気持ちを持 つことができました。私は今まで日本語の勉強で 単語の意味を覚えることだけにこだわってきました が、会話の中で単語が全部分からなくても大した ことではないと気が付きました。あくまで、相手に 内容を伝えるという目的はとげられたからです。ま た、会話をする中でだれかが使った単語を私もま ねして使って、正しく使うことができた時に、本当 に言葉の使い方が身に着いたと感じました。   このように、私にとって日本語の勉強が楽しい 理由の一つは自分の物になった言葉で周りの人た ちに自分の経験や考えが伝えられることではない かと思います。私は日本語がまだまだですが、今 日は今まで習った日本語を使って、ここで皆さん に私の話を伝えるこの機会があることをうれしく 思って、楽しみにしていました。

これからも日本語の勉強を頑張って、色々な 人々に出会ったり、話したりして、様々なことを習 い続けたいです。ご清聴ありがとうございました。

 

 

桂 三輝 サンシャイン落語 独演会開催

落語家の 桂三輝(かつら・さんしゃいん)氏

カラマズー大学で4月20日、落語家の桂三輝(かつら・さんしゃいん)氏による独演会が行われた。

同大学内のDalton Theatre に学内外から約270人ほどの観客が集まり、 英語で語られた日本の伝統的な話芸を楽しんだ。三輝氏はカナダ出身。トロント大学でギリシャ古典芸能を専攻中、能や歌舞伎などの日本の伝統芸能に興味を持ったことをきっかけに日本に移住。 2008年に当時の桂三枝(現:六代目桂 文枝)に入門し、上方落語界では初の 外国人落語家となった。以降、ブロード ウェイやロンドンをはじめとする世界各 国で公演を行い、落語を通じて日本文 化を面白おかしく世界に発信している。

この公演は、19 0 4 年にカラマズー 大 学に留学していた作 家の永井 荷風 を記念して毎年春に開催される“Kafu Lecture”として開かれた。例年は日本研 究の専門家らを招いて行われるが、今年 は、同大学の日本語の授業の一環で落 語を取り上げた際、三輝氏がYouTube に投稿している短い落語を題材としたこ とがきっかけとなり、落語と三輝氏に興 味を持った学生らの強い要望で、三輝氏 の招聘が実現した。

オープニングでは、同大学の太鼓チームが会場を盛り上げた

カラマズ―大学太鼓チームの堂々とし たオープニング演奏に続いて三輝氏が 演じた落語は二席。ひと席目の「桃太 郎」は、昔話の「桃太郎」を読み聞かせ ようとする父親と、年に似合わず理屈っ ぽく話を混ぜっ返してしまう子どもとの やり取りをコミカルに描いた。ふた席目 の「ちりとてちん」は古典落語の代表的 な演目の一つ。珍味や酒をふるまう隠居 と、お世辞が上手な隣人、何もかも知っ たかぶりする隣人の様 子を描いた。

噺の合間には、それぞれの噺の伏線とも なる、酒の注ぎ方や、丁寧になるにした がって長くなる敬語などの日本文化の紹 介が小噺として織り込まれ、観客を楽し ませた。

カラマズー大学日本語学科長 杉森典子教授と共に

公演の冒頭には、カラマズ―大学日本 語学科長の杉森典子教授が、「三輝師 匠のすごいところは、落語をただ訳すの ではなく、英語の中に日本語を見事に織 り込むところ。今夜の公演をぜひ楽しん でください」とあいさつした。公演は、三 輝氏の落語もしばし止まるほどの観客 の大笑いの連続で、大盛況におわった。 観客の中には、デトロイトや他州から来 たという人もおり、観客からは「一生に一 度の貴重な経験」「文化と人の橋渡しを する素晴らしい芸」等の声がきかれた。 三輝氏は来月以降も、ニューヨークや ロンドンでの公演を予定している。

 

落語家の
桂三輝(かつら・さんしゃいん)氏

 

 

(取材協力:カラマズー大学   文・芳賀鷹一  写真:Anthony Dugal)

 

ミシガン州ーJapan News Club 2023年
5月号ー

Japan News Club 5月号です!

新緑が美しい季節の到来です。
ミシガンにもやっと「色」が戻ってくるこの季節、多くのイベントも一気にスタートです。外出の機会も増えますが、引き続き、JNCは下記からアクセスも可能です。おでかけの際は、お近くの日系スーパー等で📰新聞をお手にとっていただけると嬉しいです。

Japan News Club 5月号はこちら

02・・・ 日本語弁論大会優勝者スピーチ
03・・・ ローカルレポート
04・・・ ミシガン会月例会結果
05・・・ 喧喧諤諤
07・・・ 日本の歴史を振り返るシリーズ
09・・・ 言葉の架け橋
10・・・ アメリカ生活の豆知識/ゴルフのススメ
11・・・ Dr.Kのミシガン育児相談室     
13・・・ クラシファイド広告
14・・・ ブリューワリー
15・・・ コミュニティインフォメーション/オレンジ+グリーン 

笑顔溢れるバイリンガル交流  日・英語クイズ大会 ひのき杯 開催

今年で第6回目となる日・英語バイリンガルクイズ大会「ひのき杯」が、去る3月19日日曜日、ひのきバイリンガル教育振興財団(ひのき財団)とWashtenaw Community Collegeとの共催で同大学のキャンパスにて開催された。

参加したのは、3年生から9年生の日本語と英語のバイリンガルを目指し学習中の子どもたち40名。8チームに分かれ、日頃学んでいる日・英語の言葉や文化などに関するクイズに臨む。テレビのクイズ番組さながらの同大会は、大変人気のイベントで、コロナ禍でもオンラインで開催されていたが、対面では、2020年以来3年ぶりに大きな会場での開催が叶ったかたちとなった。

今年はトーナメント形式ではなく、どのチームも3回の予選を対戦。その都度自分にあったレベルの問題を選び、クイズに答えていくかたちだ。「この形式により、全チームが等しく、例年より多くの問題に挑戦することができました」と話すひのき財団関係者の様子から、大会をより良くするための工夫が随所でうかがわれる。2回戦のあとに中間発表も行い、最終的に予選3回の総合得点上位2チームが決勝に進んだ。

午後からの決勝戦は、予選敗退したチームも見守るなか、オーディトリアムにて行われた。結果、優勝はブラックチーム、2位はレッドチーム、掛け声コンテスト(チームエール)優勝はグリーンチーム。

勝ったチームから順番に、参加選手全員がプライズマウンテン(賞品の山!)から賞品を自ら選べるとあり、クイズを終え清々しい子どもたちの笑顔が溢れる。決勝戦の会場では、ひのきの作文コンテストの授賞式も行われ、コンテスト入賞者と家族も集まり、その他イベントのボランティアもを含めると総勢約150名が集う一大イベントとなった。

「本大会は、The Japan Foundation, Los Angeles(国際交流基金ロサンゼルス日本文化センター)からの助成金、WCCの学生を含む40名以上のボランティアの方々の協力無くしては開催することは叶いませんでした」とひのき財団関係者は話す。ボランティアに振る舞われたおにぎりも大好評とあり、このような大会での出会い、エピソードひとつひとつが当地でバイリンガル教育、継承語教育を受ける子どもたちのモチベーションとなり、大きく彼らのこころに刻まれていくに違いない。

 

(写真:ひのき財団提供)