Thursday, June 20, 2024

デトロイト日本商工会 新年会開催 年の始まりをエネルギッシュに祝う

ゲストパフォーマーに 歌手 久宝留理子さんを迎えて

1月中旬からの寒が緩んだ28日、デトロイト日本商工会 (Jap a n Business Society of Detroit:JBSD) の新年会がノバイ市のサバーバンコレクションショープレイスで行われた。新年のあいさつを交わす人々、新たな出会いで名刺を交換する人々でいっぱいの会は盛大に行われた。昨年同様、司会はGregory E. Laskey氏(Toyota Motor North A merica Inc.)とNatsuko Miyamoto氏 (Toyoda Gosei North America Corporation) の名コンビ。

JBSD会長佐々木博樹氏による冒頭のあいさつは、日本で元日に発生した能登半島地震に遭った方々へのお見舞いの言葉で始まった。続けてJBSDの事業として、主催イベントではコミュニティーとの相互理解と友好、JBSD基金ではミシガンの教育、地域に関連する団体の活動をはぐくむことを行っていることを説明した。

特別ゲストの在デトロイト日本国総領事、進藤雄介氏も能登半島地震の犠牲者へのご冥福とお見舞いの気持ちを表した。デトロイト総領事館管轄の在留邦人は15000人で増加傾向にあること、約450社の日系企業が約4万人の雇用を創出しており、現地の人々の温かい気持ちを感じていることに感謝の気持ちを述べた。コロナ禍が収束を見せ、昨年の要人のミシガン州への訪問が増えたことに加え、岸田首相が4月にBiden大統領との会談で渡米予定と発表。それ以上に草の根レベルでの友好、人と人との関係が日米関係を支えていく、そのために総領事館としても協力をしていく、と述べた。

特別ゲストのミシガン州副知事Garlin Gilchrist II氏は、日系企業の投資、特に製造業がこのミシガン州をパートナーとして選んでくれているのが嬉しく思い、Whitmerミシガン州知事も日系企業によるイノベーション、もたらされる高い成長と雇用の創出の利点に感謝している、今年も新たに一緒に取り組んでいき、Best Place to liveを目指していきましょう、と力強く述べて挨拶をしめた。その後、会食、歓談へと移った。

今年のイベントは、来米したシンガーの久宝留理子さんとバンド、SOPHIAのキーボード都啓一さんの共演。アトランタのコンテンツ・クリエーターであるヒロ・エドワード・サトウ氏がナビゲーターとして、2人にデトロイトの印象をインタビューした。デトロイトは初めて、と言うお二人。前日、Motownを訪れ、The Temptations のレコーディングルームなど印象に残った、と話した。

お待ちかねのショーのオープニングは、「次の夢」。1996年に日産自動車のCMからのヒット曲で「日産とのCMでの思い出は深く、デトロイトで歌う日が来るとは」と喜びを語り、会場の日産関係者からも歓声が上がった。コロナ禍での辛かった日々に、桜の花の下で撮る記念写真のイメージに思いを寄せ、その日が来ることを考えて作った、という最新曲「サクラサク空の下で」(http://drops-rk.jp/) と続けた。次に22年に日本武道館でのコンサートを成功させ「SOPHIA」の活動を再開した都さんに久宝さんは「大振り」。都さんは笑みを浮かべながら、SOPHIAの歌の一節を演奏して会場から拍手が沸いた。「いい日旅立ち」、「やさしく歌って(Killing Me Softly with His Song)」では、久宝さんの表現力の幅の広さで参会者を魅了。クライマックスは、1994年「早くしてよ」、1993年 「男」。ステージいっぱいを使ってパワフルにパフォーマンスを繰り広げた後、フロアに降りて観客と一緒に盛り上がり、エネルギッシュな歌唱で会場を沸かせた。最後に参会者が自由に久宝さんと都さんを撮影できる写真タイムのサービス。バナーを持ったファンをステージに呼び、和やかな表情で応えていた。

会は再び、Gregory氏とNatsuko氏の司会でお楽しみ抽選会へ。景品はスポンサー提供のギフトカード、ミシガン大学フットボールやLionsのゲームの観覧チケット、日本往復航空券等の豪華プライズも。歓声とどよめきにつつまれた。

最後に佐々木会長から、1月をもって事務局長としての12年の任期を終え退任する植田庄作氏に花束が贈呈された。会は「みなさまの幸せ、健康、益々の発展を願って」と佐々木会長の音頭による三本締めでお開きとなった。

音楽、自動車産業の街であるデトロイトという素敵な場所でデビュー34年目にして歌う日がくるなんて、最高な1日でした。会場に足を運んでくださった皆様、スタッフの皆様、ありがとうございました。めちゃくちゃ盛り上がって皆様と一つになれたこと絶対忘れません。サンキュー、デトロイト!! (シンガー:久宝留理子さん)

初めてのデトロイト!しかもライブで来ることができて感謝しかありません。音楽と自動車の街、僕にとって大好きな事柄ばかりです。この度は誘ってくださりありがとうございました。またこの街でお会いできるのを、音楽を奏でることを楽しみにしています。最高でした! (キーボード: 都啓一さん)

 

ミシガン州ーJapan News Club 2024年
2月号ー

Japanニュース倶楽部、2月号です! あっという間に年があけて一ヶ月が経過しました。

寒さ厳しい週があれば、気温が下がらず雨が続くなど、なかなかお天道様に会えない寂しい時期ですが、この時の経つ早さを考えれば春もそう遠くではないだろうと気持ちを前へ前へと押し進める今日この頃です。
そんな時は、Japanニュース倶楽部をぜひ!おうちでお楽しみください。

01-3・・・コミュニティ報告
04・・・ 喧喧諤諤
06・・・ アメリカ市販薬のトリセツ
07・・・ 日本の歴史にまつわるコラム
08・・・ オハイオだより
11・・・ カイロのこばなし
12・・・ アメリカ生活の豆知識/
        言葉の架け橋
13・・・ Dr.Kのミシガン育児相談室
14・・・ 帰国生中学・高校入試受験対策
16・・・ スタンダードゴルフ
17・・・ クラシファイド広告
18・・・ コミュニティインフォメーション

恒例のりんご会補習授業校 2023年度 文化祭行われる

会場のノバイ高校オーディトリアム
会場のノバイ高校オーディトリアム

年末の恒例となったデトロイトりんご会補習授業校の中・高等部文化祭が、12月16日借用校舎のあるノバイ高校オーディトリアムで開かれた。

同校は2 023年が創立50周年だったので、ステージには50周年記念のバナーが飾られた。開会式では林る美校長、生徒会長が挨拶があいさつ。この文化祭の発表のためにクラスが一つの目標に向かってきた、学び合い、感動し、すべてが永遠の思い出となる、年の最後の授業日を心豊かなひと時にしましょう、と生徒会長が述べた。会場は生徒の期待で満ちた。

中・高等部はクラスは10クラス。ステージ上のスクリーンに画像を映し出したりB GMや効果音を流したりし、劇、合奏、テレビショー、ダンスやパフォーマンスが繰り広げられた。学校生活を生かした劇もあり、ユーモアあふれた場面やせりふでは会場から笑いが起こった。発表の後半の高等部1年のクラス合同発表は、本物のテレビのショーさながらの演出とダンス。フィンガーファイブの歌に合わせてステージいっぱいに高校生が踊ると、会場からは手拍子が起こり、息の合ったクラスのダンスは会場を魅了した。

保護者も観覧したこの文化祭は、佐々木教頭の音頭による三本締めで、年末の同校の最後の授業を締めくくった。

2023 文化祭ポスター(中学部1年 長舩 蒼太さん)
2023 文化祭ポスター(中学部1年 長舩 蒼太さん)
会場のノバイ高校オーディトリアム
会場のノバイ高校オーディトリアム

 

 

 

学校生活を生かした中学部の劇の一場面
学校生活を生かした中学部の劇の一場面
息もぴったりの高等部のダンス
息もぴったりの高等部のダンス

2024年 新年のご挨拶

2024年 新年のご挨拶
2024年 新年のご挨拶

謹んで新春のお慶びを申し上げます

先日、ある米国南部出身の米国人に対し、一般的に米国人はミシガン州についてどのようなイメージを持っているか尋ねたところ、真っ先に「Cold」という回答が返ってきました。寒さが厳しい中で正月を迎えますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。

昨年5月に日本で新型コロナウイルス感染症の感染症法上の位置づけが「5類感染症」になるなど、コロナウイルス感染症の危惧が薄れ、各種イベントが対面で実施されるようになりました。先立つ2月には、感染症のためにしばらく開催できなかった天皇誕生日レセプションを3年ぶりに開催することができました。日本とミシガンの間の様々な交流も復活し、多くの方が行き来できるようになりました。

同じ5月のことですが、デトロイトにおいて、アジア太平洋経済協力(APEC)貿易担当大臣会合が開催されました。日本からは、西村康稔経産大臣及び山田賢司外務副大臣を含む大きな代表団がデトロイトを訪れました。皆さんがデトロイトについて、訪問前の印象とは異なり、良い印象をお持ちになりました。どうも、デトロイトについては1980年代の負のイメージを持たれていたようです。今後、日本からもっと人が訪れ、デトロイト及びミシガンの魅力を知ってもらいたいと思います。

再開した日本とミシガンの交流を拝見し、改めて実感するのは姉妹州県関係、姉妹都市関係の重要性です。

まず、昨年9月にホイットマー・ミシガン州知事が日本を訪問しました。約30年前に家族旅行で日本を訪れたことがあるそうですが、知事としての日本訪問は初めてです。ホイットマー知事は日本との関係を大事に考えており、私に対しても日本を訪問したいと繰り返しおっしゃっていましたが、ようやく実現しました。私も同行しましたが、日本滞在をとても楽しんでいました。

ホイットマー知事の日本滞在のスケジュールは非常に過密でしたが、丸1日姉妹州県関係にある滋賀県を訪問しました。観光地として有名な隣の京都には寄らず、滋賀県を訪問したのは知事が姉妹州県関係を重視したからに他なりません。訪日前のことですが、ホイットマー知事はミシガン州のビールに滋賀県の茶を入れた新しいビールを開発し、「ミ・滋賀・ン」と命名してはどうかとおっしゃったことがあります。いつかそんなビールを飲めたらと思います。

このように滋賀県訪問を楽しみにしていたホイットマー知事は三日月滋賀県知事の案内で県内各地を周り、日本の歴史や文化に触れました。彦根市にあるミシガン州立大学連合日本センター(JCMU)にも訪問し、ミシガン州出身の学生たちとも懇談しました。若い世代の交流の重要性とともに、ミシガン州と滋賀県の強い絆を感じて頂いたと思います。

姉妹都市関係でもいくつもの代表団が往来しました。たとえば、8月にデトロイト市と姉妹都市関係にある愛知県豊田市の高校生使節団が総領事館を訪問してくれました。私が高校生の当時、外国訪問など夢のようなことであったので、ホームステイの機会が与えられた高校生たちをうらやましく思いました。彼らが将来、ミシガン州と日本との友好関係や交流を推進してくれることが楽しみです。

さて、余談ですが、総領事館では日本文化紹介活動の一環として日本酒紹介のイベントを実施してきました。昨年10月にオークランド・コミュニティ・カレッジの料理学校でミシガン州のシェフの皆様に対し日本酒のレクチャーをした上で、様々な日本酒を試飲してもらいました。ほとんどの方が「Sake」というのを耳にしたことがありますが、日本酒についてはほとんど知識がありませんでした。料理関係者ですら日本酒をよく知らないのですから、一般のミシガン州の方はもっと知らないと思います。

私はミシガンの方に日本酒という飲み物だけではなく、日本酒に関連した日本の文化伝統なども知ったもらいたいと思っています。日本人がどんなときに日本酒を飲むかも説明します。そして、日本人が元旦のおせちを食べる前に無病息災や長寿の願いを込めて「お屠とそ蘇」という特別な酒を飲むことにも触れます。日本人にとり、新しい年は日本酒で始まると言えるかも知れません。

皆様のご健康とご多幸をお祈り申し上げます。

令和6年 1月
在デトロイト日本国総領事館
総領事  進藤 雄介

秋のMetro-Detroitを彩る日本祭り、今年も大盛況

秋のMetro-Detroitを彩る日本祭り、今年も大盛況
秋のMetro-Detroitを彩る日本祭り、今年も大盛況

秋のMetro-Detroitエリアを彩るJapan Festivalが10月8日にノバイ高校にて開かれた。日本商工会(JBSD)とJSDウイメンズクラブ共催で、日本人コミュニティーだけではなく、地域の方々も毎年楽しみに待つ人気イベント。今年は盛況を呈した昨年よりもさらに多くの来場者が訪れ、にぎやかな秋の午後となった。伝統芸能、武術、芸術のデモンストレーション、日本の伝統的な遊びの体験、お祭りの雰囲気を醸し出す縁日、そして地域・姉妹都市からの展示など、オーディトリアムのステージ、アトリウムではバラエティーに富む日本文化紹介が繰り広げられた。

デトロイト剣道道場の皆さんは、道具付け、稽古、黙想と一連の流れを紹介。ステージ上で師範・田川順照氏ら指導者が、学ぶ剣士からの面、小手、胴の指導を行った。動きのある稽古から、「礼に始まり、礼をもって行ない、礼で終わる」日本の武道の精神を観客に伝えた。女性3部コーラス・グループTrilliumは、1999年結成。現在12名のメンバーで日本の歌の紹介活動を行っている。今回はピアノと筝の演奏を交え、大正時代の「赤とんぼ」から平成時代の「地上の星」を含む楽曲をしっとりとした歌声で歌い上げた。指揮者・指導者の稲村尚美さんは、頑張っている人たちへの歌を届けた、11月12 日に開催する秋のコンサート(本紙P8 告知)では、大正から令和までの歌を披露する、とインタビューに答えた。

秋のMetro-Detroitを彩る日本祭り、今年も大盛況
秋のMetro-Detroitを彩る日本祭り、今年も大盛況

ステージの発表の中では、この日本祭りを幼少から楽しんだ世代がパフォーマーとして活躍したことが光った。O.CO.MEはこの日のために結成された高校生のグループ。メンバー7 人で力強くソーラン節を舞ったあと、JSDウイメンズクラブのカンガルークラブ(ノバイ、ノースビルを中心に活動する子育てサークル)のお子さんたちをステージ上に招き、コラボレーション。10代の世代とさらに幼い子供たちがともに歌と踊りを楽しみ、ステージは翻る大漁の旗やプラカード、浴衣、甚平姿のこれからの時代を担うフレッシュなエネルギーでいっぱいになった。その後、O.CO.MEは「音楽と光のショーを楽しんでください」とMCした後、 ヲタ芸を披露。満員に近い観客を魅了した。インタビューでは「古い文化と新しい文化の融合を演じた」と、頼もしい言葉も。練習風景が、彼らのインスタグラム(@o.co.me388)でも発信されている。

秋のMetro-Detroitを彩る日本祭り、今年も大盛況
秋のMetro-Detroitを彩る日本祭り、今年も大盛況

同時進行でアトリウムでもパフォーマンスが行われた。人気のお点前の披露と体験は今年も三つの流派が行った。ミシガン州在住の藤井京子氏による書道のパフォーマンスでは、映画「千と千尋の神隠し」からの一節を揮毫。白い和服を身にまとい揮毫する藤井氏の一筆ごとの呼吸を、観覧していた人々は一体感を持って見守っていた。Ikebana Internationalの皆さんは今年もステキな作品を展示。Ann Arbor Chapter183のPresident Elizabeth Larwa氏は、自身は日本に行ったことがないが、母が小原流を習っていたので生け花に親しみを持つようになった、とIkebanaを始めたエピソードを語り、この日本祭りのために金曜日からFarmar’s Marketなどで材料を求め作品を作った、とお話しくださった。そして、Novi Public Libraryは今年も日本語の書籍や読み聞かせタイム等の紹介のブースを開いた。International Services LibrarianのShannon O’Leary氏は流暢な日本語でNovi図書館のプログラムについての質問に笑顔で答えてくださった。

アトリウムやフロアーでは射的、折り紙、書道体験、そして大人気で長蛇の列の水ヨーヨー釣り、おもちゃ釣り、お菓子の景品を目指す輪投げなど、子供も楽しめる企画が目白押しだった。浴衣を着た子どもたちが、ボランティアの高校生やJBSDの方々と日本文化についての楽しい交流をする様子があちらこちらでうかがえた。3時間の日本祭りではこの記事内で紹介できないほどの多くのステージ発表、フロアーの文化体験、姉妹都市や日本語プログラム、地域へのボランティア活動の展示やデモンストレーションがあった。

JBSDによると入場者数は2~3000人で、過年度よりもさらに多く、ボランティア・パフォーマーは約225名とのこと。多くの方々に支えられ、そして日系コミュニティーだけではなく、日本・日本文化を楽しむ方々でにぎわった秋の午後だった。

SAKURA NOVI プロジェクト 起工式へ

2023年10月10日(火)、ディベロッパー及びパートナーらと関係者、市長や賓客が集い、桜ノバイの起工式(Ground Breaking Event)が行われた。朝の気温が摂氏5度、6度と急に冷え込み始めた週の、式当日午後3時の気温は10℃。石やコンクリート製パイプの並ぶ工事現場に真っ白いテントが張られ、平らに均された土の上に整然と椅子の並べられた特設会場に於いて、小雨の降る中、この日を心待ちにしていた関係者らの熱い想いを聞くことができた。

長いプランニングを経てやっとこの日を迎えたこと。パンデミックをくぐりぬけ、人件費の高騰や下落、利子率のピークなどローラーコースターを次々と経験する中、ノバイ市の後援、デトロイト日本国総領事の関心と理解、日本商工会事務局長との意見交換などに支えられ、多くの素晴らしい人々と出会いながら今日に至ったこと。ノバイタウンセンターに隣接するこのアジアを概念とする多目的不動産開発プロジェクトは、食、美容、健康、仕事の面において人々を楽しませ、ローカル、およびリージョナルコミュニティーをも刺激する、新しくパワフルな事業の到達点となりうること。

来訪者が散策を楽しめることになる日本風ガーデンには、アジア系周辺住民のためにバイリンガルサインも掲げられ、子どもたちの遊び場や、オーセンティックな建物も建設されるという。また、サイト西側に建設予定の賃貸住宅のマーケティング担当者によれば、賃貸住宅は、在宅勤務などのポストパンデミックの生活様式をも反映、融する、融通の利く多目的スペース中心のタウンホームスとなる。

ハイライトの地じぎょう形の鍬くわ入れでは、事業関係者と来賓が一列に並び、ショベルを土に入れ、プロジェクトの成功を願っての記念撮影。人々の笑顔と和やかな空気の中、グラウンド・ブレイキングは完了。悠然と池に浮かぶカナダグースの群れが憩いのひとときを上手に演出していた。

当日、にこやかに、丁寧にインタビューに答えてくださった新藤雄介デトロイト総領事は、日本人の一番多く住むノバイ市の学校や環境の充実について触れ、「日本人の皆様にも是非、このプロジェクトを応援し、盛り上げて行っていただきたい」と大いなる期待を語った。また、日本を離れて恋しいものとして「食べ物」を筆頭に挙げ、活力の源である食事の大切さと海外で生活する日本人の食の充実への希望を語った。「日本で味わえるものの素晴らしさを是非紹介し、知っていただきたいと力を入れています」と話すと、次のイベントとなるオークランドコミュニティカレッジの料理学校で行われる日本酒の紹介レクチャーへと向かわれた。

アメリカミシガン州ノバイ市中心部に完成する「SAKURA NOVI」。パンデミックによる混沌と静寂も経て、実に5年以上に渡った構想は、時代の変化に合わせた文化融合の開花実現へと向け、より住みよいコミュニティーを求める人々の大きなエネルギーと共に、いよいよ動き出した。

会場では、桜ノバイに開店予定のレストランよりブルゴギ、バーベキューチキン、フライドチキンを主菜にした弁当三種と、ストロベリーグリーンティーが列席者へ紹介された。

温めた友好 サギノー日本祭は今年も盛会

秋の気配が感じられつつある9月17日、ミシガン州サギノー市(Saginaw)にあるJapanese Cultural Center, Tea House & GardensでJapan Festival in Saginawが開かれた。コロナ禍後の再開3回目の今年は、1000人近くの参加者でにぎわい盛会となった。

サギノーはデトロイトから約100マイル北に位置し、徳島市と姉妹都市提携を結んでいる。少し曇り空のこの日、午後1時過ぎに開会の挨拶が始まった。

3エーカーの雄大な敷地を誇る園内には、日本庭園、日本の本格的な茶室「阿波鷺能庵」を擁する。仮設テントにはあふれるほどの人々が集まった。同センターのTodd Hall館長がこの日本文化センターのあるサギノー市と徳島市の姉妹都市提携は全米でも最も古い歴史であることを紹介。デトロイト日本国総領事館から挨拶に立った田平修専門調査委員(広報文化)は、このフェスティバルは日本文化のショーケース、62年間の姉妹都市のご縁は人々のコミュニケーション、お互いの信頼の上での尊敬に繋がっている、と述べた。続いて、サギノー市長のBrenda Moore氏はこの日本祭りが年々「Bigger, better」になっていると喜びのメッセージを添えた。Great Lakes Taiko CenterによるRaion Taikoを皮切りにテント内の特設ステージでのパフォーマンス、園内のブースの展示と日本文化のハンズオン経験、お菓子やお弁当、アクセサリー等の販売、お茶室のお点前披露など様々な日本文化の紹介とイベントが繰り広げられた。

 

今年はこの日本文化センターの特製Tシャツに揮毫をしたミシガン州在住の書家・藤井京子氏が、ステージ上で映画「千と千尋の神隠し」の中のセリフを揮毫するパフォーマンスを行った。徳島の阿波踊りのフラッシュモブも加わり、バラエティーに富んだパフォーマンスだった。

人気のお茶室でのお点前は、裏千家、表千家の皆さんが1回ずつご披露。合計60枚のチケットはすぐに完売した。1960年代に徳島からサギノーへ留学した高木宏幸氏が帰国後もサギノーの人々と交流を続け、友人の知人がサギノー市長となったことが縁で、姉妹提携が結ばれ、お茶室が建てられた。設計と組み立てを一度日本で行い、サギノーの人々の協力を得て建てられた16世紀の茶室様式の貴重な建築物である。お点前中は英語による解説があり、すべての邪念を捨て一期一会のひと時を大切にする、の説明に参加者は伝統とお茶の極意について言葉を越えた静寂さを味わっていた。

この日本祭は、サギノーとミッドランドを中心とする地域在住の方々のボランティアにも支えられている。当日は約40名がスタッフとして活躍した。このフェスティバルの主催者で日本文化センターのエグセクティブディレクターの阿津ますみ氏は、このイベントが地元の支えで成り立っていることに地元の力添えに感謝の気持ちを寄せている。Saginaw Valley 州立大学には日本語の副専攻があり、ミッドランド市のDow高校にはJapanese Clubがある。Dow高校生は日本文化紹介ブースを毎年開いている。来場者も学生や現地の方々の姿も多かった。また今年は初めて来場する方々も多かったと阿津氏は言う。

サギノー市長のMoore氏は毎年、お点前に臨席なさっている。本誌のインタビューに気さくに答えてくださった。お点前に参加した感想は「Impressive」の感動の言葉。また、サギノーをまだ知らない人々に紹介するために一言を、と尋ねると「Saginawは“a welcoming city”。皆さんを歓迎しています」と温かなご返答をいただいた。

日本式庭園でのデモンストレーションは続いた。菊と洋花をアレンジした生け花は洗練された造形と色彩のコントラストで来場者を引き付けた。盆栽家Jack Sustic氏は今年も作品を展示し、入場者からの多くの質問に答えていた。地元ミッドランドのTim Ricketts氏は会場でろくろを回し、Soda Fired Potteryのデモンストレーションで来場者の目を楽しませた。

クライマックスは展示とデモンストレーションに参加した4名のアーティストの7作品が当たるラッフルの当選者の発表だった。ステージ上でチケット番号が発表されると、当選者はアーティストがこのイベントのために制作した生け花等の貴重な作品を受け取った。

フィナーレはRaion Taikoが再びステージに登場。最後に演奏したのは「虫送り」。夏の終わりと、さまざまな、今なくてもいいものを追いや、という気持ちを込めた1曲。演奏の後にインタビューに答えてくださったEileen Hoさんは「稽古は厳しいけれども、心と体の幸せにこの演奏を思い出してもらえたら」と語った。

日本文化センターへは、Novi・Ann Arbor方面からはUS-23を走ると1時間ほどで着く。4-10月の開園。入園は無料。お茶とツアーは予約なしも歓迎で$5。大人気の毎月第2土曜日に予約制のお茶会は$10で要予約。日本文化に興味のある方をお誘いするには最高の機会。日本文化に関するイベントも企画されている。お茶室の運営は50%がサギノー市から、10%はイベントなどの催しものから、残りは寄付で賄っている。この本格的な茶室の維持には地域からの協力が大切。興味のある方はこちらで寄付を募っている。 www.japaneseculturalcenter.org(JNC)

 

デトロイトりんご会補習授業校 設立記念 50周年記念大運動会レポート

「日本にいれば当たり前の行事の運動会だが、アメリカで行われ、心の片隅に残るとするならばうれしいことであります」。創立50周年を迎えたデトロイトりんご会補習授業校の記念大運動会が6月10日に行われた。草創成期に当たる1980年代初頭の運動会の実行委員長の言葉どおりに、この日ノバイメドウズ・フィールドに乱舞した児童・生徒の心にも、この記念運動会は大切な思い出になることだろう。

午前中は幼稚園部から小学部3年生までが参加した。開会式で来賓代表として、日本国総領事館小川首席領事は「今年は50年目という記念すべき年です。オリンピックの選手はより速く、より高く、より強くを目指しています。皆さんも昨日の自分に負けないよう頑張ってください」と挨拶した。林る美校長はカナダ国内の山火事に起因する大気汚染に関する警報に触れ、児童・生徒の体調へ気配りをしつつ、多くの人の協力やボランティアの力でこの盛大な運動会が行われることへの喜びと感謝を児童たちに伝えた。園児・児童代表による選手宣誓ののち、熱戦の火ぶたが切られた。

競技の皮切りは小学部3年生の「徒競走~ゴールめざして~」。そして各学年の徒競走が続いた。カラー帽子をかぶった幼稚園部の「かけっこ」では、ゴールテープを目指して一生懸命走る園児のすがすがしい笑顔でいっぱいだった。玉入れは運動会恒例の競技だが、幼稚園部の競技が終わりフィールドに散らばった玉の「お片付け」では今年はユーモアを凝らした演出があった。来賓の小川首席領事とJBSD(デトロイト商工会)事務局長の植田氏、競技手伝いの高等部生徒が背負ったかごに玉を入れる、というものだ。真剣にかごを追いかける幼稚園児と、来賓の諸氏の楽しそうな笑顔でフィールドは和やかな雰囲気となった。

その次に未就学児の「おもちゃのチャチャチャ」が行われた。お父さん、おかあさんに手を引かれたり、抱っこされたりした子供たちがゴール付近に置かれたおもちゃのプレゼントを目指した。子供たちはもらった風車を嬉しそうに手にしていた。そして、午前中のクライマックスは「50周年記念ダンス」と「ウルトラクイズ」。高等部の生徒がフィールド内に児童生徒を呼び込み、フィールドいっぱいにダンスで運動会の前半のフィナーレを飾った。

午後の部は紅組リードで、小学部4年生以上から高等部の生徒が競技に参加した。来賓の補習授業校運営委員長の佐々木氏は「仲良く助け合ってけがのないよう頑張りましょう」と激励した。最初に行われたのは小学部4~6年生による「バトンをつなげ~友へ~」の全員リレー。全員が走るこの競技では笑顔の力走だった。その後綱引き、台風の目、綱取り合戦とチームの力を合わせて力いっぱいの競技が続いた。紅白競技の最後は中・高等部生徒による「バトンをつなげ~未来へ~」の全員リレーだった。運動会の大フィナーレは小学部4年生以上の「50周年ダンス」「ウルトラ記念クイズ」。午前中と同じ〇×式クイズだったが、“難易度”が上がった質問で、答えが外れた生徒からは「えーっ!」と大きな驚きの声が上がり、盛り上がった。

閉会式の成績発表ではスタンド上の点数板に一桁ずつ数字が発表されるたびに、会場の緊張は高まった。紅組1042点、白組1192点で白組が逆転勝利。優勝した白組の代表生徒には青藍の大優勝旗が、紅組代表には準優勝カップが贈られた。

好天のうちに50周年記念デトロイトりんご会大運動会は幕を閉じた。

心地よい青空と力作の数々 JBSD写生大会が行われる

JBSD写生大会2023 入賞作品ギャラリー
JBSD写生大会2023 入賞作品ギャラリー

心地よい青空が広がった6月3日、デトロイト商工会(JBSD)主催の写生大会がデトロイト動物園で行われた。10時の受付開始後、画材や水筒を持った家族連れが続々と正面入り口前に設置された受付で受付を済ませて、園内に入場していった。
動物園は高速道路I- 69 6からすぐのRoyal Oakのダウンタウンに近くの市街地にあるが、125エーカーの敷地には約2000頭、245種以上の動物を所有する人気の施設。この広大な動物園内で描く動物を参加者は探して描き始めた。

JBSD写生大会2023 入賞作品ギャラリー
JBSD写生大会2023 入賞作品ギャラリー

動物園の奥にあるのはキリンの舎。キリンに餌をあげる人々の列が長く続いた。周辺のベンチや持参の椅子に腰を掛けた写生大会の参加者が作品を描いていた。  写生大会には家族みんなで参加するファミリーも多く、保護者に筆の持ち方や描き方のアドバイスを受けて一生懸命に取り組む小さいお子さんの姿も多かった。お昼になると参加者は動物園内で各自昼食をとり、青空の下、すがすがしいピクニックを楽しんでいた。
午後1時半の作品提出しめ切り近くになると、本部のある大きな白テントへ向かう姿が見られた。表彰式で挨拶した在デトロイト日本国総領事館の小川首席領事は、JBSDが今年50周年を迎え、長年行事がつづいていること、このような行事にデトロイト領事館の管轄地域に住む人々が安心して参加できるのをうれしく思っている、と述べた。JBSD立木文化部部会長は、児童生徒だけではなく、多くの保護者の方々もこのイベントを楽しんでいただけた、文化部会の主な行事はこの写生大会と10月の日本祭り、3月のひなまつり。デトロイト周辺の日本人と現地の方々を文化でつなぐ役割を果たしていくことを述べた。
未就学児・幼稚園の部から入賞者が発表された。名前を呼ばれると驚いたり、保護者の方に付き添われて前に出てきたりする姿が微笑ましかった。入賞者の力作が参加者に掲げられると、「おおーっ」という歓声が沸き起こっていた。入賞者にメダルを授与した、デトロイトりんご会補習授業校の林る美校長は「みんな頑張りました。全員にハッピー賞をあげたいです。その中で工夫したものが入賞者に選ばれました」と入賞者発表を行った。
中学生・高校生の部で金賞を獲得した中学2年生の尾城いこいさんは受賞の喜びについてこう語った。「写生大会には過去1度だけ参加した、絵は毎日描いている、ペンギンが好きだから画題に選んだ」。尾城さんの作品は水彩絵の具を用い、透き通るイメージを青に濃淡をつけ描いた力作。
写生大会の入場者は430名でそのうち写生参加者は320名と、昨年コロナ禍以降の再開の大会よりもそれぞれ100名増の盛大な会だった。

JBSD写生大会2023 入賞作品ギャラリー
JBSD写生大会2023 入賞作品ギャラリー
JBSD写生大会2023 入賞作品ギャラリー
JBSD写生大会2023 入賞作品ギャラリー
JBSD写生大会2023 入賞作品ギャラリー
JBSD写生大会2023 入賞作品ギャラリー

ミシガン州ーJapan News Club 2023年
7月号ー

Japan News Club 7月号です!

いよいよ夏本番、ミシガンではワクワクが止まらない月ではないでしょうか。
とは言え、カナダの山火事によるミシガン州周辺の大気汚染が深刻です。
健康を第一に考えての決断、行動をとってください。今月号の新聞の配達は独立記念日のお休みをまたぎ10日以降になりますが、こちらではオンラインにて先にアップいたします。ぜひお時間許すときにゆっくりおうちでお読みください🌻

Japan News Club 7月号はこちら

02・・・ JBSD写生大会2023入賞作品
03・・・ りんご会50周年運動会レポート
05・・・ 喧喧諤諤
07・・・ 日本の歴史を振り返るシリーズ
09・・・ 言葉の架け橋
10・・・ アメリカ生活の豆知識
/ ゴルフのススメ
11・・・日本の歴史を振り返るシリーズ
12・・・ 卒業生記念ギャラリー
13・・・ アロマでひとやすみ
14・・・Dr.Kのミシガン育児相談室
15・・・ ミシガン会月例会結果
16・・・ 五大湖太鼓センターよりこんにちは
                     / スタンダードゴルフ
17・・・ クラシファイド広告
18・・・ ブリューワリー
19・・・ コミュニティインフォメーション 

 

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第26回 JBSDマラソン大会開催 300人が快走 デトロイト日本商工会主催

夏に向かって心地よい青空が広がった 5月21日、ケンジントン・メトロパークを会場にJBSD(デトロイト日本商工会)マラソン大会が行われた。

今年は春先からの気温がやや低めだったが、この日は朝から快晴。例年のMaple Beach近くのピクニックエリアにこの大会を楽しみにしていたマラソン参加者やその家族が集った。開会式とラジオ体操の後、各部門のレースが行われた。1マイルから湖畔1周8.4マイルの男女別・全10種目。

今年は昨年よりも多い、約300名が参加。競技の皮切りは男女1マイル。男女ともスタートから6分ほどでゴールインする素晴らしい走りだった。中には子供と一緒に「Supporter」の黄色いゼッケンをつけて走るお父さん、お母さんの姿も多くみられた。ゴールを目指して「もう少し、頑張って」と声をかけられた子供たちは、白いゴールテープを目指してがんばっていた。

レースのクライマックスは、男女3マイルと同時にスタートした湖畔1周の男女8.4マイルレース。折り返しコースをとる3マイル・レースとは逆方向に8.4マイルレースはスタート。途中3か所の給水地点が設けられた。男子8.4マイルは1時間を切る快走。湖畔1周を終えたランナーに、大会スタッフや観覧者は惜しみない拍手でゴールインを迎えた。

レース後のお昼の時間帯は青空の下、 ピクニックエリアのあちらこちらで家族や知人と一緒に昼食をとるのどかな光景が広がった。フィールドではJBSDのボランティアの皆さんの企画・運営による「サンダル飛ばし」などのゲーム大会が行われた。子供たちは、のびのびとゲームを楽しんだ。

表彰式では開会式に引き続き、JBSDスポーツ部会部長都築祥博氏が挨拶し、入賞者に賞状、メダル、副賞を授与。入賞者代表の男女1マイルの優勝者はやや緊張した様子で、胸にメダルをかけてもらった。女子8.4マイルレースの優勝者、クシュナー陽子さんにインタビューをさせていただいた。

「初めてこのレースを走ったが、気持ちよく走れた。昨年夏にミシガンに引っ越してきて、以前住んでいた中東のバーレーンではクラブチームに所属していた」「厳しいコーチの下トレーニングを積んできた。レース・タイムは1時間10分を目指していたので、自分としてはタイムは悪かったと思っている」と話した。このレースには初参加だったが、ご主人はBrighton(Kensington Metro Parkの隣町)出身で、このメトロパークを訪れたことがあるという。ミシガンをゆかりにしたさまざまな人々が楽しめるこのイベントのエピソードの一つだ。

マラソン入賞者
マラソン入賞者

閉会式の後は恒例の「サイコロゲーム」。大きなさいころをふり、その目の結果を予想するゲーム。商品はブランド店やレストランの商品券。はらはらドキドキしながら、参加者は目の出方を見ては一喜一憂。主催団体のJBSD植田事務局長は「天気に恵まれた一日で、ご家族も一緒に楽しんでいただけた」と大会を無事完了できた喜びを語った。各レースの入賞者は上記の通り。(氏名はJBSD発表に基づく)

 

APACC -アジア太平洋系米国人商工会議所第22回 Annual Gala Asian Pacific American Chamber of Commerce (APACC ) レポート

5月はAsian/Pacific American Heri­tage Month。アジア大陸及び、広く太平洋諸島にゆかりを持つ人々の軌跡と文化遺産、伝統を祝福する。それに先立ち、南東ミシガンに拠点を置くAPACC(Asian Pacific American Chamber of Com­merce)のAnnual Galaが、4月29日にデトロイト・ダウンタウンのMGM Grand Detroitで行われた。

当日は約500人のゲストが参加。モン族、インド、日本、タイ、フィリピン、中国、台湾、マレーシア、韓国等からそれぞれのお国を表す衣装で華やかな雰囲気に包まれた。

APACCは2000年に設立、ミッションとしてアジアとアメリカに拠点を置く企業の関係の調整、アジア・太平洋諸国系のアメリカ人の経済発展の促進を掲げている。そのために、各種フォーラム、団結、リーダーシップの育成を活動の目的とする。エクゼクティブディレクターの Ms. Duc Abrahamsonのオープニングスピーチのあと、民族ダンスのパフォーマンスが生き生きと繰り広げられた。司会は地元テレビ局(Local 4)のアンカーパーソンPriva Mann氏。両親はインド系で、彼女もアジア系カナダ人。

この日、ミシガン州の副知事、Garlin Gilchrist氏もイベントに参加し、スピーチでは、このGalaに祝意を表すとともに、Whitmer知事と常にアジア・太平洋諸国関係の人々との発展と経済的つながりを重要視している点、そして友好と経済発展への考えを述べた。また、APACC理事メンバーである増本氏は、「実際に州中央部のバトルクリーク市には日系会社を含む80社以上が進出できる工業施設用地の開発が始まっている」と話す。シカゴとデトロイトの中間点に当たるバトルクリーク市の同用地内では1万人以上の雇用の可能性があり、ミシガン州がかける期待も大きいことがうかがえる。

本イベントのキーノートスピーチは、デトロイトのアーティスト・デザイナーのMike Han氏。Korean系で祖先は朝鮮半島の王朝の書家一族。Han氏はアナーバーに生まれた。現在はデザイナーとして成功を収め、Mercedes Benz Financial Ser­vices (Farmington Hills, MI) 、Somer­set Collection (Troy, MI)などにプリンティング作品が飾られている。

スピーチは、自らの韓国への旅行体験談から始まった。Koreanが話せず苦労した旅の様子をユーモアたっぷりで話し始め、会場は和やかな雰囲気に。そして、Han氏が現在の成功をつかむまでのエピソードに参加者は引き付けられる。実は、アートよりも‘Sushi Chef’としてキャリアを始めたHan氏は、LAで名高い「Sushi 勝」、デトロイトのダウンタウンの「Itada­ku Sushi」の開業、フロリダ・マイアミの「Zuma」にマスターとして乞われて行ったことなど、輝かしいChefとしてのキャリアを収めた。しかし「夢の半分は手にした」と思ったところで、コロナのパンデミックとなり、失業。どん底の中で立ち上がっていけたのは、プリントアート作家として再スタートしたから。ペイントロールを転がしできるユニークな幾何学模様ともいえる彼のアートは、白と黒のミニマル、かつ大胆な構成のデザインで、数々のディスプレー・アートの契約をつかんだ。現在はデトロイトに「The House of Han」を構える。白と黒で構成されるHan氏の作品。本イベントでは、その作品がスクリーンに映し出され、数々の苦労を乗り越えたHan氏のメッセージが画面から届けられた。

Galaには在デトロイト日本国総領事館の進藤雄介総領事も参加。本誌からのいくつかのインタビューにお答えいただいた。

「このAPACCの Annual Galaに参加して感じたことは、アジアとしてまとまっているのが良いという点。その中で、日本人、日系企業は頼りにされている存在と感じ、日系企業の皆様にはますます活躍していただきたいと思う。アジアで一つにまとまると、その存在感も増す。日本はそのコミュニティーの懸け橋となっていけたらと思う。ミシガン州の人々はニューカマーにフレンドリー。日本とアジアの人々も含め歓迎していただいている。ミシガン州政府も日本もお互いを信頼し合っている。また、この会で同席の方から、他の国の方をご紹介いただきたい、とお願いされ、アジアの国からも日本は頼りにされていると実感している。5月はアジア太平洋諸国文化継承月間ということに対して、お祝いいただける、注目していただいている、というのをうれしく思う。中西部の人々の人柄の良さ、温かさに幸せを感じるとともに、アジアの国々の発展を願う」と述べられた。

Galaには各ビジネス界の諸氏、専門分野で活躍する方々であふれた。起業家、若い世代も参加し、フィナーレでは、メインステージ前がダンスフロアーに。ポップミュージックに合わせ、各国の参加者が一同に踊りを楽しむ。会場外のロビーでは名残惜しく歓談する人々であふれた。

アジア・太平洋諸国にゆかりのある人々が心と時間を共にし、経済の連携の確かめだけではなく、互いの文化に触れた。今後の発展へのエネルギーと勇気、希望を確かめ合ったイベントだった。(JNC)

ミシガン州ーJapan News Club 2023年
6月号ー

Japan News Club 6月号です!

メモリアルデーも終わり、お子さんのいるご家庭は学年末、夏休みもすぐそこです! 花木色濃くなるこの季節、街にも人が溢れ活気付いてきました。おでかけの際には、日系スーパー、レストラン等でJNCをお手にとってもらえると嬉しいです。もちろん、下記からオンラインでのアクセスも可能ですので、今月もぜひじっくりお読みください。

Japan News Club 6月号はこちら

02・・・ マラソン大会結果
03・・・ おうちで楽しむ季節の和菓子
04・・・ ミシガン会月例会結果
05・・・ 喧喧諤諤
07・・・ 日本の歴史を振り返るシリーズ
09・・・ 言葉の架け橋
10・・・ Dr.Kのミシガン育児相談室
12・・・ アメリカ生活の豆知識 /ゴルフのススメ
13・・・ クラシファイド広告
14・・・ ブリューワリー
15・・・ コミュニティインフォメーション                  

 

ミシガン州に春を呼ぶ「ひなまつり」開催

デトロイト美術館(Detroit Institute of Arts Museum: DIA)に3年ぶりに「ひなまつり」が帰ってきた。その週末は湿った降雪のため停電に見舞われた世帯も多かったが、この開催を待ちかねた人々がDIAに足を運び、茶道、和紙作り、ひな人形や神輿の展示等数えきれない日本文化を楽しんだ。

  開会のセレモニーでは在デトロイト日本国総領事館・進藤雄介総領事、Dr. Judith Dolkart (Deputy Director, Art, Education and Program of D I A) 、佐々木博樹J B S D 会長、D r. Katherine Kasdorf が挨拶した。これを皮切りに、美術館の各ホールで華やかな着物を身にまとった出演者のもと日本文化が絵巻さながらに繰り広げられた。

Woodward Avenueからの入り口すぐにあるGreat Hallではミシガン在住4人の女性アーティストによるデモンストレーションと販売、アンサンブル演奏、昔話やガラポン、とバラエティーに富んだパフォーマンスと展示が行われた。「私の人生のすべて」と語った木版画の山﨑氏の四季や風物を彫り込んだ作品は華やかさを添えた。圧巻は藤井氏の「枕草子」の冒頭と漢詩「春暁」の揮きごう毫。パフォーマンスに引き付けられた観客で、一時はHall内がいっぱいになるほどであった。揮毫後の藤井氏とミシガン大学・Dr. Kevin Carrとの解説も現地の人々にとっては日本文化の奥を知る機会となった。

 Revera Courtでも終日展示とワークショップが行われた。Reveraの壁画の下、彩り鮮やかで清楚な生け花の展示が凛とした雰囲気をもたらした。対照的にひな人形を折るワークショップは参加者の笑顔であふれていた。現地の8歳の少女は、これを楽しみに今日のひな祭に来たという。折り紙が現地の学校やコミュニティーでも親しまれていることがうかがえほほえましかった。

  Level1のKresge Courtでは琴の演奏が行われた。ちょうどお昼の時間帯に行われ、こちらも演奏者を昼食のひと時をゆったりと過ごす観客がぐるりと囲み、しっとりとした音色が響き渡った。同じくLevel1ではワークショップが行われた。大人気だったのは受け付け開始直後に参加チケットがなくなったJapanese Sweets(いちご大福)作り。スタッフがもち粉を使って作り方を参加者に説明した。オハイオ州で着物の着付けを行っているという親日家の女性はこねる手ごたえを「gooey」(ベタベタ、の意)と言っていたが、その感触を楽しんでいた。

 デトロイト日本商工会(JBSD)顧問・DIA Board Memberの大光敬史氏にお話を伺った。前回の開催は2020年のコロナにより社会活動が閉鎖されるちょうど1週間前。「今回はどのくらいの来場者か心配だったが、美術館の入場者約3500~4000 人のほとんどがこの祭りに参加した。新しい試みとなったミシガン在住の女性アーティストの個展は、大きな美術館での1日限りの個展ではなかなかない機会だったが、力感のあるもので好評だった」と話した。また、メイン会場の一つ、Rivera CourtのRiveraの描いた絵について。「この壁画が日本や自動車産業ともゆかりがあることも知ってもらいたい。1920年代後半に渋沢栄一がデトロイトを訪れ、当時繁栄していたこのデトロイトのように日本をつくっていきたいという思いとともに帰途についたという。そのような史実があることを伝えていきたい」と語った。

「Hinamatsuri」は在デトロイト日本国総領事館、JBSD、JCD (Japan Cultural Development-日本文化紹介)、DIA Friends of Asian Arts and Cultureとの連携で行われた。

ウエイン、マコム、オークランド郡の居住者はDIA入場は無料。Japanese Galleryも常設されているので、ぜひ訪れていただきたい。(JNC) JAPAN NEWS CLUB

デトロイト補習授業校・年始イベントレポート 受け継がれる日本の学校行事、文化を紡ぐ子どもたち

1月14日(土)小学部 元気いっぱい! 三年ぶりの音楽会開催

デトロイトりんご会補習授業校の音楽会が3年ぶりにノバイ・メドウズ校の体育館で行われた。小学1年生から4年生までが、学年ごとに趣向を凝らしたプログラムで、演奏したり合唱した。1年生は、『さんぽ』や『こぶたぬきつねこ』などの曲を元気に歌い、2年生は『小犬のビンゴ』を歌とゲームで披露した。3年生と4年生は、プログラムの中に民謡を取り入れ、楽器や振り付けも加えて、豊かに日本の文化を表現した。たくさんの保護者にも参観いただき、短い時間ではあったが、児童と保護者ともに、心温まる充実した音楽会であった。

1月21日(土)墨の香とはつらつとした新年への思いー 新年書初め会

穏やかな冬の日が続いていた1月21日、デトロイト補習授業校の中・高等部総勢150人の生徒が恒例の新年書初め会で、日本の伝統文化を体験した。

書初めは国語の授業で行われた。中学部1年は四字「不言実行」の初歩の行書体、2年は「夢を信じる」、3年は「友好の精神」、高等部は東晋の名書家・王義之の集字から「陽生天地春(陽は生ず 天地の春)」を手本にした。学年によっては、作品に押印する雅印づくりも行い、文化と美術双方の深いつながりも体験した。

 

 

デトロイト日本商工会 新年会  岸谷香さんを迎え 三年ぶりに盛大に開催!

一年の初めの月も終わりを迎える1月29日(日)、デトロイト日本商工会(Japan Business Society of Detroit:JBSD)の新年会が行われた。対面の開催は実に3年ぶり。500人を超える参会者で会場のSuburban CollectionShowplaceのホールはいっぱいとなった。司会のGregory E. Laskeyさんと宮本奈津子さんは羽織・袴、着物姿で登場し、日本の新年の趣を醸し出した。 午前中の総会で会長に就任したNissanNorth Americaの佐々木氏が開会の挨拶に立ち「JBSDは長年にわたり文化、教育、地域コミュニティーへの貢献を行ってきた。感染状況が落ちつき最大イベントの新年会が対面で行われることを嬉しく思う」と述べた。JBSDは今年2023年に創立50周年を迎える。その節目の新年会に特別来賓にミシガン州の副知事Garlin Gilchrist II氏と在デトロイト日本国総領事館総領事の進藤雄介氏が参会していることに感謝の念を表した。

進藤総領事は対面新年会が3年ぶりに開かれたことを嬉しく思うと同時に、地元の方々の日本人コミュニティーへの理解に感謝を述べた。管轄のミシガン・オハイオには約15,000人の邦人が居住し、約470の日系企業があり、地元に4万人の雇用を創出しているとして、EV車の伸びで変革期にある自動車産業を日本企業がさらにけん引することを期待し、総領事館一同益々の発展に尽力すると述べ、コミュニティの方々の健勝を願い挨拶を締めた。 ミシガン州の副知事Garlin Gilchrist II氏は、「3年ぶりの会にお招きにあずかり光栄」と謝辞を述べた。そして、ミシガン州の経済と文化の発展への貢献に感謝し、今後もともに発展を遂げなければならないとし、そのような大きな志にとって、JBSDの影響力は大変大きく、ともに成長していきたい、さらなる投資とミシガンの学生の雇用を拡大し、モビリティーの未来を日本の研究と開発で発展させてほしい、と力強いメッセージを送った。

フルコース・ランチをしばしの間楽しんだ後は、同会の雰囲気がいっきに変わる。今年のスペシャルゲスト・岸谷香さんが特設ステージに登場した瞬間、大きな歓声が沸いた。「80年代から90年代の歌を楽しんでください」とあいさつした後、「世界で一番熱い夏」、「皆さんは1989年、どんなところで何をしていましたか。私は22歳で懸命にこの曲を歌っていました」と「Diamond」とヒット曲が続いた。プリンセス・プリンセス時代のパンチの利いた伸びのある歌声は健在。Diamondのサビの「♪ああ、いくつかの場面」に会場が応えるなど、「コロナ禍で一番盛り上がったステージ」と岸谷さんも大喜び。MCからにじみ出る感性と人間性が会場を引き付けた。子育てに夢中になって10年間ほど活動をしていなかったが、娘さんが小6の時にLondonで一緒に観たミュージカル『Mamma Mia!』に感動し涙したという。自分の中にある感性を再認識したそうだ。子供の手が離れ始めたら、と思い、東日本大震災を機に再結成コンサートを行った。女性の生き方、だれもが人生の中で悩み考える“働き方とは”という面で、岸谷さんが語った経験に会場は心を打たれた。そして、コロナ禍の2020年にプリプリのドラマー富田京子さんと「無条件にハッピーになりたい、スカッとした曲を書きたい」と作った「Stay Blue」など合計8曲、歌声が明るい年の初めの素敵なプレゼントになった。

ステージのあとは日本行きの航空券、地元野球チームのTigers、ミシガン大学のフットボールゲームのプレミアム席、ギフト券などの豪華賞品が当たるお楽しみ抽選会が行われた。新年会スポンサーリストには50社余りが名を連ね、新年会の最後は、会場の500人がピタッと息を合わせた「一本締め」で幕を閉じた。 JBSDは商工部会、広報部会、文化部会、スポーツ部会の四部会と青年委員会により構成される。講演会によるビジネス情報の提供並びに家族で楽しめる各種イベントの開催の他、現地の学生や学校、補習校、団体向けの助成金、奨学金プログラムなど、日米関係を多角的により良く、相互理解を深めるための幅広い活動を行っている。詳しく詳しくは、ホームページhttps://jbsd.orgにて。

岸谷香さんからのメッセージです!
イリノイとニュージャージーに子ども達が留学しているので、年に何回かシカゴ、ニューヨークには通っていますが、真ん中のミシガンは人生初でした!ライブ前、2日間デトロイト美術館に通いフラスコ画に釘付けに。ゴッホ展がタッチの差で終わってしまったのが残念でなりませんでしたが、とても刺激的な時間を過ごしました。夜はCliff Bell’sでチェリーのジンや、デトロイトのウォッカ、勿論、ミシガンのIPAビールも頂き、お土産にBon Bon Bonでチョコレートを買い、短い時間ではありましたが、デトロイトを楽しむ事ができました。この度のお招きが無かったら、生涯知る事なく終わったかもしれない数々の経験が出来たこと、とっても嬉しく思っています。そしてライブでは、皆さんの思い出と共に、懐かしい日本のポップスを楽しんで頂けたなら幸いです。沢山の拍手、声援は私達アーティストの何よりのエネルギー源です。沢山充電して、今帰国の飛行機に乗り込もうとしています。また来るチャンスがありましたら、次は絶対、リニューアルしたモータウン歴史博物館に行きたいと思っています。ありがとうございました!
2023.1.31 岸谷香

 

 

【ミシガン州】ーJapan News Club 2023年
2月号ー

Japan News Club 2月号です!

寒さ厳しいミシガンですが、積もった雪が輝き、空が青い、それだけで気分が上がる季節です。
JBSDの新年会に出られた方は、日本の懐かしい歌を聞いて元気が出て、日々プリプリを口ずさむ毎日ではないでしょうか。今回参加できなかった方、次年度こそ、申し込み忘れなきよう。

JNC2月号は下記からでもアクセスできますが、お近くの日系スーパー等で
📰を入手して、お楽しみください。☕️

Japan News Club 2月号はこちら

02・・・ りんご会補習授業校レポート
03・・・ おうちで楽しむ季節の和菓子
04・・・ 喧喧諤諤
06・・・ 日本の歴史を振り返るシリーズ
07・・・ ゴルフノスゝメ
09・・・ 言葉の架け橋
10・・・教育帰国生の中学高校選び Q&A
11・・・ StandardGolf / アメリカ生活の豆知識
12・・・ Dr.Kのミシガン育児相談室
13・・・ クラシファイド広告
14・・・ ブリューワリー / 私の推し活!
15・・・ コミュニティインフォメーション 

【ミシガン州】ーJapan News Club 2022年7月号ー

Japan News Club 2022年 7月号です!

みなさんミシガンの爽やかな夏を満喫していますか? 広大な五大湖へ行くも良し、小さな湖でリラックスするも良し、外に出て思い切りこの大自然と青い空、輝く緑のこの季節を楽しんでくださいね。旅のお供に、こちらJapan News Club最新号をどうぞ!今月は、写生大会入賞者の作品も掲載中です。

JNC掲載広告に関しましては、現在も営業時間や営業形態が変更されてる可能性もございます。ウェブサイトやお電話(広告上のウェブアドレスをクリック)でご確認の上ご利用ください。

Japan News Club 7月号はこちら

02・・・ JBSD写生大会 入賞作品
04・・・ 喧喧諤諤
06・・・ Standard Golf /アメリカ生活の豆知識
08・・・ ゴルフノスゝメ
09・・・ お花の随筆/言葉の架け橋
10・・・ アメリカ医療のトリセツ
11・・・ 卒業生2022
12・・・ ミシガン日本語継承センターについて
13・・・ ミシガン会 結果
14・・・ 幕末、明治、大正の女性たち
16・・・ Dr.Kのミシガン育児相談室
17・・・ クラシファイド広告
18・・・ ブリューワリー
19・・・ コミュニティ情報 

 

 

【ミシガン州】ーJapan News Club 2022年6月号ー

Japan News Club 2022年 6月号です!

メモリアルデーの週末が終わり、ミシガンの夏の始まりです。お子さんのいるご家庭は夏休みも目前、学年末を忙しくされていることと思います。最後まで体調くずされませんよう、この季節を楽しんでください!

JNC掲載広告に関しましては、現在も営業時間や営業形態が変更されている可能性があるためウェブサイトやお電話(広告上のウェブアドレスをクリック)でご確認の上ご利用ください。

Japan News Club 6月号はこちら

02・・・ JBSDマラソン大会行われる
03・・・ おうちで楽しむ季節の和菓子
04・・・ 心臓病医療の最前線 コロナワクチンアップデート
05・・・ 喧喧諤諤
07・・・ アメリカ医療のトリセツ
08・・・ アメリカ生活の豆知識
09・・・ ゴルフノスゝメ/言葉の架け橋
10・・・ #オハイオだより(トレド大学日本語文化祭)
11・・・  睡眠のサポート、ストレス軽減にアロマセラピーを取り入れたい!
12・・・ そろそろ旅にでませんか (旅のプロによる旅のおはなし)
13・・・  日本帰国?お土産何にしよう!?
14・・・  住宅アカデミー(終)・Standard Golf
15・・・  ミシガン会 結果
16・・・  Dr.Kのミシガン育児相談室
17・・・  クラシファイド広告
18・・・  ブリューワリー
19・・・  コミュニティ情報 

【ミシガン州】ーJapan News Club 2022年2月号ー

Japan News Club 2022年 2月号です!
ミシガン州は大雪の予報が出ています。皆さまくれぐれもお気をつけください。
おうちでJNCをゆったり楽しんでいただけましたら幸いです。

JNC掲載広告に関しましては、現在も営業時間や営業形態が変更されている可能性があるためウェブサイトやお電話(広告上のウェブアドレスをクリック)でご確認の上ご利用ください。

Japan News Club 2月号はこちら

02・・・  2月のたのしみかた
04・・・  喧喧諤諤
06・・・  日本の歴史を振り返って〜幕末、明治、大正の女性たち〜
07・・・  アメリカ生活の豆知識
08・・・  住宅アカデミー
09・・・  ゴルフノスゝメ/言葉の架け橋
10・・・  〜ヨガを通して見えてくるもの〜
11・・・  アメリカ医療のトリセツ
12
・・・  帰国生の小学・中学・高校選びQ&A
13・・・  Dr.Kのミシガン育児相談室
14・・・  ブリューワリー/Standard Golf
15・・・  クラシファイド広告・Community Information

2021年 デトロイト日本商工会新年会 今年はオンラインで初笑い

2021年1月31日(日)、デトロイト日本商工会 (Japan Business Society of Detroit:JBSD)による「新春オンライン新年会」が開催された。

 例年は、ノバイ近郊の大会場に会員が集い盛大に行われる同会新年会だが、今年はこちらも新型コロナウィルス感染拡大の影響で開催が危ぶまれるも、オンラインツールを活用して開催の運びとなった。午前にはJBSD会員通常総会、JBSD基金総会も合わせてオンラインにて行われた。

 Ikigai Connectionsのカーシャ・リンチ氏による司会で、午後からもオンラインの機能を利用した新年会へと移り、会はJBSD会長であるToyota North America, Inc. の安井慎一氏の挨拶で始まった。昨年の大変な一年を振り返るも、今年の明るいニュースとして年末より開始された新型コロナワクチンについて触れ、48周年を迎えるJBSDが今後も「諸先輩方が築き上げた強固な基盤」を持って50周年に向け更なる発展を遂げられるよう、会員の健康・安全を祈念した。安井氏はこの日、二年の会長任期を終え退任を発表。今年度より新JBSD会長には、DENSO International America, Inc.の前田 聖司氏が就任する。

 次に在デトロイト日本国中川勉総領事の挨拶へと続く。昨年の未曾有の状況について振り返り、コロナ禍でもオンラインでこのようなイベントを開催できたことに謝意を示し、愛する方々を失った方へのお悔やみの言葉を述べた。また、ミシガンでは医療従事者に加え65歳以上の方へもワクチン接種が開始されていること、そして、2月からの屋内での飲食営業再開についても言及し、コロナ対策への更なる重要性を説きつつも、今年は「復活から回復へ、そして更なる発展を遂げる年へ」となることを願うと続けた。また、参加者へ向けては、それぞれの企業活動に加え、日系企業の集まりであるJBSDでの交流活動、地域貢献活動を継続して、より良い一年となるよう祈念する、として挨拶を締めた。

 その後、新年会イベントの三代目柳家東三桜(やなぎや とうざぶろう)師匠による新春落語が始まった。

 2014年に、真打ちで「柳家東三楼」を3代目として襲名し、日本では「笑点」他、テレビや映画、舞台でも活躍していたが、日本の落語を世界に広めることを目的に、2019年より拠点をNYへ移し活動している。新型コロナ感染拡大のため、現在会場での公演がほぼ全て中止となる中、今回の公演もブルックリンの自宅スタジオに屏風・高座を設置し、画面を通した生ライブ落語で、300名を超える参加者へ向けて「初笑い」を届ける形となった。

 当日の演目は英語による小噺「The Monkey」から始まり、お正月に家族で楽しめる「初天神」、そして「時そば」と続けた。途中、落語を聞いて楽しむお子さんの笑い声が音声を通して聞こえる微笑ましい一コマも。顔は見えなくても、落語を家族で安全に、自宅で楽しむ姿が目に浮かぶ。再び会場で大勢の笑い声が響くなか落語を楽しめる日がまた来るまでもう少しの我慢といったところだろうか。落語の後は、恒例の福引もあり、当選者がスクリーンに発表され、今年の新年会は幕を閉じた。

 公演後当日の感想を師匠にお聞きした。「オンラインとしては規模が大きく、パンデミックの中、オンライン公演を相当数しているが、今日が最高のご参加をいただけ大変感謝している。画面の向こうに300名の方がいらっしゃると思うと特別な嬉しさで震えました」と師匠。現在、「日本の落語を世界の“RAKUGO”へ」という旗印を掲げて全米でRAKUGOを浸透させるべく、活動を続けられている。また、全米の落語協会をNPOとして設立する準備を進めているという。「Tozaburo Yanagiya, “Zabu”」としてツイッターやFB、Youtubeで随時情報を発信、また落語コミュニティ「落語とアートの交流場」(https://www.b-bridge.com/salon/tozaburo/)もB-Bridge社とともに運営中。次号では師匠のインタビューを紹介したい。      

デトロイト日本商工会 – JBSD

JBSDは、会員企業の事業発展のみならず、日米両国間の相互理解・親睦の促進、地域貢献、子弟教育の支援など、幅広い事業活動を行っている。商工部会によるビジネス関連セミナー、文化部会による(または他の団体との共催による)「写生大会」や「日本祭り」、スポーツ部会によるボーリングやマラソン、ソフトボール大会などに加え、さらに、青年委員会の人気イベント「蚤の市」や近郊バスツアーなどのイベントも会員はじめ、地元の方々も参加ができるさまざまなイベントを開催している。(現在はイベントにより中止、またはオンライン形式にて開催中)。

 (リポート: JNC)