Wednesday, April 17, 2024
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『今別 荒馬踊り』ダンサーボランティア募集– Great Lakes Taiko Center

Grate Lakes Taiko Center(非営利団体)が主催する盆踊り祭りイベント「MIBon2024」が今年も8月11日(日曜日)にBloomfield Cranbrookと共同開催予定です。
このイベントはコミュニティにおける文化紹介と、ご来場頂いた方に日本の文化を体験して頂くことを目的としております。昨年は8月にBloomfield Cranbrookと共同でMIBon2023を開き、一般の方も含め、約500名の方々にご来場頂き、一緒に盆踊りや太鼓演奏を楽しんで頂きました。
今年は太鼓演奏の演目の一つに、青森県今別「荒馬」(青森県無形文化財)を演奏することを計画中です。荒馬は、地元の今別町で毎年、8月に田植えが終わり、田の神様が天に昇る時、農民が神に加護と感謝を表すための「神送り」として披露されています。太鼓と篠笛に合わせ、馬役と手綱取りがペアになって荒々しく跳ね回って踊るのが特徴です。
MIBon2024でセンターの太鼓演奏チームとコラボして、今別荒馬踊りを踊ってくださる高校生、大学生、大人の方を募集しています。私たちにとっても新しい試みで、大変楽しみにしています。今後、8月のイベントに向けて日曜日の数回、Novi地区とアナバー地区で練習会を開催する予定をしております。詳細につきましては、追ってご連絡致します。
もしご興味がありましたら、Eメールにてメイデンスまでご連絡ください。

Great Lakes Taiko Center
メイデンス 典子 Eメールアドレス:
gltc@greatlakestaiko.org


Arama Odori” Dancing Volunteer Wanted! Great Lakes Taiko Center

MIBon2024, a Bon Odori Festival event organized by the Great Lakes Taiko Center (a non-profit organization) and Bloomfield Cranbrook, is scheduled on August 11 this year. This event aims to introduce Japanese culture to the community and allow visitors to experience it.
Last August, we held MIBon2023 in collaboration with Bloomfield Cranbrook, and around 500 people came to enjoy Bon Odori and taiko performances together.
This year, we plan to perform the Aomori Prefecture Imabetsu “Arama” (Aomori Prefecture Intangible Cultural Asset) as one of the taiko performances. Arama is conducted every year in the local town of Imabetsu as a “Kami-Okuri” (sending off the gods) for the farmers to express their blessings and gratitude when the rice planting is finished in August, and the gods of the rice fields ascend to the heavens. The dance is characterized by men playing the horses and women taking the reins. Men and women dance in pairs and prance wildly to accompany taiko drums and shinobue (bamboo flute).
MIBon2024 is looking for high school and university students and adults to collaborate with the center’s taiko drumming team and perform the Imabetsu Arama dance. It is a new venture for us, and we look forward to it. We plan to hold practice sessions in the Novi and Ann Arbor areas on several Sundays leading up to the event in August. We will contact you soon with the details.
If you are interested in joining us, please get in touch with Noriko Maidens via email.
Noriko Maidens
Great Lakes Taiko Center
E-mail address: gltc@greatlakestaiko.org

ミシガン州ーJapan News Club 2024年
4月号ー

Japanニュース倶楽部、4月号です! 

日本人的感覚ですと暦の上ではもう春!と言いたいところですが・・・気持ちだけでも、春へ持っていきましょう! 
お天気がすぐれなくても、植物は芽を出し春の準備を整えているところです。新緑眩しい季節が待ち遠しいですね🌱🌳
お出かけの機会も増える頃です。Japanニュース倶楽部のお持ち帰りをお忘れなく! ぜひ今月もお楽しみください。

01-3・・・コミュニティ報告
04・・・ 喧喧諤諤
06・・・ アメリカ市販薬のトリセツ
07・・・ 日本の歴史を振り返るシリーズ
09・・・ アメリカ生活の豆知識/ 言葉の架け橋
10・・・ クラシファイド広告
11・・・ カイロのこばなし
12・・・ Dr.Kのミシガン育児相談室
13・・・ スタンダードゴルフ
14・・・ おうちで楽しむ季節の和菓子
16・・・ コミュニティインフォメーション

The 47th Annual Depression & Elegant Glass Show & Sale

The 47th Annual Depression & Elegant Glass Show & Sale
Saturday, April 20, 2024 10AM-5PM
Sunday, April 21, 2024 11AM-4PM

$6 Admission good for both days!

LIVONIA ELKS LODGE, 31117 PYLMOUTH RD, Livonia, MI 48150

American made elegant and depression glass plus pottery, dinnerware & kitchenware

www.depressionglassclub.com

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生涯をかけて学ぶ価値のある武道「剣道」―友情と技の大会

生涯をかけて学ぶ価値のある武道「剣道」―友情と技の大会

アメリカ、カナダより380名を超える剣士たちが集い、熱い戦いを繰りひろげた第26回Annual Detroit Open Kendo Tournament and Kendo Seminarが2月17-18日、Seaholm HS(Birmingham)体育館で行われた。17日は日本からお招きした剣道教士八段・本名和彦による剣道セミナーが行われた。

18日のトーナメントのOpening Ceremonyは君が代、カナダ、アメリカ合衆国国歌で幕が開けられた。在デトロイト日本国総領事・進藤雄介氏は剣道とはたゆまない身体と精神の鍛練、文化交流はスポーツマンシップを高揚する、佐々木博樹JBSD会長は今大会開催の参加者を歓迎する、と激励の言葉を述べた。選手宣誓ののち、午前は小さい身体に防具を身に着け、力いっぱい闘う小学生剣士からシニア剣士の部門の段級、年齢等による10部門のトーナメントが行われた。午後はチーム戦。試合は6つのコートで同時進行で行われ、フルバスケットコートの体育館が小さく感じるほど剣士たちのぶつかり合う気合(掛け声)と竹刀、多くの応援の声が響き合っていた。

クライマックス、Team Adult戦の決勝に地元のDetroit Kendo Dojo Aが勝ち上がった。準決勝での鮮やかな勝利に、昨年の雪辱を晴らし優勝への期待がかかった。ステージ前のコートを剣士、関係者らがぐるりと囲み、志道館(NY州)との対戦を見守った。主審は剣道教士八段・本名先生。1チーム5人の対戦の最初、先鋒・次鋒戦は志道館が勝った。制限時間のある勝負では流れも分かれ目になる。流れに乗りすきを見せない志道館に対し、デトロイトチームは攻めの手を打った。最後の大将戦まで真剣勝負を繰り広げられ、勝負は志道館が制した。試合を見守った会場全体は大きな拍手で両者を讃えた。

Detroit A Team:
先鋒・辻圭一郎(Honda)、次鋒・楯武久(SEWS)、中堅・𠮷川弘剛(Aisin)
副将・今井英雄(Denso)、大将・栗田篤(ATC)

表彰式ではそれぞれの勝利者にメダル、副賞等が贈られた。締めくくりのあいさつで剣道教士八段・本名先生は、気合あふれるプレーに感動、満足することなく自分を磨き、負けた自分に負けない心を持とう、と述べた。大会は剣道の教えの通り、一同の礼で大会を終了した。

日程を終えて、大会長の剣道範士八段・田川順照はカナダ、アメリカの西はカルフォルニアから南はフロリダ州などから参加者があり、剣道が普及し、剣士たちがまた来年も、と喜ぶ姿が見られた、と話していた。大会のトーナメント委員会、コミュニティーからのボランティアも開催を支えた。

Scallop and Sake Social開催 〜 北海道産ホタテと日本酒のうまみをみなさんへ

Scallop and Sake Social-ホタテとお酒のうまみを皆さんへ

北海道産のホタテと日本酒の魅力を伝えるイベントが、2月5日在デトロイト日本国総領事の公邸で開かれた。ホストは進藤総領事夫妻。ミシガン州で経済、文化、教育、食品分野で活躍する人々が参加した。イベントのオープニングでホストの進藤総領事は「東日本震災では日本は多くの国、特にアメリカからメッセージをいただいた。その後復興において努力を重ねてきたがこの度、科学的根拠よりも輸入を制限した国があることは残念、そのインパクトは大きいがそれを払拭すべく、安全でおいしい日本の北海道産のホタテをミシガンの3人のシェフが料理で披露、それを皆さんに味わっていただき、その素晴らしさを伝える機会を持ちました」と述べた。

中華のDanny Yu氏(Hong Hua, Farmington Hills)のGolden scallops and shrimpsは「卵の黄身」を加えたフライで、ホタテの甘さと柔らかさが口の中に広がるおいしさ。アメリカ料理のJames Rigato氏(Mabel Gray, Hazel Park)は新鮮なホタテをCrudoというイタリア料理風にキュウリ、ゆず、こしょうのブロスに漬け、大根、グレープフルーツ、Gochugaru(Korean red chili)をガーニッシュに添えた。容器も竹の器の雰囲気を演出。寿司の長尾謙氏(写楽、West Bloomfield)は日本のホタテを知ってもらうチャンスとしてお醤油でいただく握り、炙りはレモンと佐渡の深海330mからの塩を添え、スパイシーな味付で生臭さを取り、ちょっと趣向の変わった軍艦巻の3種のプレゼンテーション。三者それぞれにホタテガイの調理の多様さや味付けによる口当たりの違いから、魅せる料理の食材としてのホタテガイを織りなした。参加者の中の、デトロイト・ダウンタウンのルネサンスセンターやカジノのレストラン関係者は、このプレゼンテーションに舌鼓を打っていた。

 ホタテガイ料理とともに、日本酒の試飲コーナーも設けられた。イベントのオープニングで進藤総領事は、お酒は古代から飲み物というよりも神への捧げものの意味があった、精米歩合が高いほど香りやスムーズさがあり、それぞれがユニークなお酒となる、どれがホタテ料理と合うか試してみてください、と紹介した。試飲コーナーには姉妹州県の滋賀をはじめ、福井、山形、山口、三重、新潟、兵庫県、カリフォルニアの10種類の日本酒がずらりと並び、終始試飲を楽しむ人で絶えなかった。係の人によると滋賀県の「神開 No77 あまずっぱい」が一番の人気だった、という。

ホストの進藤総領事は、飲むこと食べることを通して皆さんに楽しんでいただけた、とイベントの盛会について語った。この日は、BentOn(和食ミールキットサービス会社)も約18種類のキットとキットを利用したホタテガイの料理を紹介した。

 水産庁の統計によると、ホタテガイとその調製品は輸出先は中国が50%を超えている(令和4年度 水産白書、『(4)水産物貿易の動向』水産庁のHPより)。昨年8月の東京電力福島第一原子力発電所のALPS処理水の海洋放出により、中国政府がしいた日本の水産物の輸入全面禁止は水産業者、特にホタテガイにかかわる人々に大きな影響を与えている。中国だけに輸出先を依存しない、多様なサプライチェーンにより、アメリカやその他の国での需要を高めることが今後大切となってくるだろう。

 

 

 

 

ミシガン州ーJapan News Club 2024年
3月号ー

Japanニュース倶楽部、3月号です! 

いよいよ春も到来!? という日も出てくる3月。コロコロ変わるお天気に振り回されつつも、やはり嬉しくなりますがまだまだ外出時は温かくしてお出かけください!
お出かけの際は、Japanニュース倶楽部のお持ち帰りをお忘れなく! ぜひ今月もお楽しみください。

01-3・・・コミュニティ報告
04・・・ 喧喧諤諤
06・・・ アメリカ市販薬のトリセツ
07・・・ 心臓病医療の最前線
09・・・ アメリカ生活の豆知識/
        言葉の架け橋
10・・・ クラシファイド広告
11・・・ カイロのこばなし
12・・・ Dr.Kのミシガン育児相談室
13・・・ スタンダードゴルフ
14・・・ アロマでひと休み
16・・・ コミュニティインフォメーション

デトロイトりんご会補習授業校 中・高等部 新年伝統の書初め 

デトロイトりんご会補習授業校で恒例の中・高等部書初め会が行われた。毎年1月の国語の授業の一環として行われている。1月27日、会場である借用校のノバイ高校アトリウムでは、総勢176名の中・高等部の生徒が3つの時間帯に分かれて、書初めを体験した。

 日ごろは電子機器の操作に慣れている生徒たちも、毛筆、床の上に毛氈(もうせん)を敷いて書く伝統的なスタイルに挑戦。配られた筆順などの資料をじっくりと見て一字一字慎重に書く生徒や、巧みに筆を操り、クラスメートからほめられ嬉しそうにしている生徒の姿もあった。授業中は保護者がボランティアに入り、用具の配布等をサポート。生徒たちの活動を温かく見守っていた。国語科の講師たちは生徒と同じ目線までかがみ、アドバイスや手本を示し、対話しながら指導していた。

課題は学年ごとに設定されていた。書写の教科書の手本、故事成語、明朝体の元となった顔真卿(がんしんけい)の書などに取り組んだ。生徒は2時間かけて作品を完成させた。会場のアトリウムは天井から差し込む陽光と一生懸命取り組む生徒たちの活気で、終日明るさに満ち溢れていた。

 

森みゆき デビュー40周年記念コンサート

去る2023年10月22日(日)にミシガン州のWallled Lake Central高校オーデトリアムにて「森みゆきデビュー40周年記念コンサート」が行われた。森氏は、「みゆきお姉さん」として、1983年にNHK『おかあさんといっしょ』で「第15代うたのおねえさん」として活躍。その後活躍の場はミシガンにも広がり、昨年、デビューしてから40年を迎えてミシガンでのコンサート開催となった。

会場には、当時、対象年齢だった方々が親御さんとなり、また、お孫さんを連れて3世代で足を運んだというファンまで。懐かしく当時を思い出し口ずさむ方たちも多くいた。

オープニングから2曲は、森氏が作詞を手がけた作品「明日、輝くために」「大好きだよ」から始まり、その後、長年歌い続けている「アイアイ」「おもちゃのチャチャチャ」「あめふりくまのこ」「さっちゃん」「バナナのおやこ」など、誰もが知る子どもの歌メドレーを会場いっぱいに届けた。

森氏とコラボしたピアニストは、現在もラジオ体操でピアノ演奏を務める幅しげみ氏。彼女がラジオ体操のイントロから体操の一部までを弾き出した時には、生の演奏で聴けた感動で会場がどよめき、テレビで聞くままの音色に一同興奮の表情を見せた。

幅氏の素晴らしい演奏と共に、森氏の40年の歩みを歌と当時の写真やトークで振り返り、会場は盛り上がる。オリジナル作品「お母さんっていいね」のほか、「LOVE YOUR LIFE」という楽曲も会場を温かく包んだ。こちらは、森氏が2007年に結成したDream Singers、現在の第17期生と手話を使って「にじ」「花は咲く」と共に世界平和を願いながら力強く披露した。

『おかあさんといっしょ』ファミリー佐藤弘道氏(第10代たいそうのおにいさん)、坂田修氏(第7代うたのおにいさん)、花田ゆういちろう氏(第12代うたのおにいさん)からの御祝メッセージが紹介された。

後半には、森氏がこよなく尊敬するジュリー・アンドリュース氏との出会いの話などを盛り込み、「サウンドオブミュージック」や「メリーポピンズ」からの作品や現在人気のUruの「心得」なども熱唱。最後に幅氏と一緒に作った楽曲「See you again Smile again…」、あっという間の90分の最後アンコールは「いのちのうた」で締めくくった。森氏は、「今こうしてステージで歌うことのできる歓びと感謝の気持ちを表現し、心を込めて歌いました」と話し節目となるライブの幕を閉じた。

この記念コンサートを終えた森氏は「この日を迎えるにあたり多大な力を貸してくださった沢山の仲間たちに心から御礼を伝えたいと、40年間の思い出を手繰り寄せ、改めて夢を形にしてきた日々を懐かしく振り返る機会に恵まれたことに心から幸せであることを再確認できたライブだった」と感無量の気持ちを笑顔で語った。「これからも音楽と共に生き、音楽の素晴らしさを後世に伝え続けたいと願っています」

(写真・取材協力 Dream Singers事務局)

“昇る龍のごとく”の一年に  総領事公邸で新年会

一段と冷え込みが厳しかった1月17日、在デトロイト日本国総領事公邸にて新年会が行われた。同領事館管轄地域(ミシガン、オハイオ州)で活躍する在留邦人、日系人らが参加した。総領事館による新年会開催は初の試み。日本時間の元日夕方に起こった能登半島地震で多くの方々が犠牲や被害に遭い、避難生活を強いられている方のご苦労を鑑み、会の冒頭で進藤雄介総領事の言葉の続いて黙とうが捧げられた。

挨拶で進藤総領事は旧年を振り返り、コロナによる制限が緩和され、ホイットマー・ミシガン州知事が姉妹州県の滋賀県を訪れたこと等、人々の交流がコロナ禍以前に戻ってきたことへ、今後の期待を述べた。干支の龍の年にふれ、昇る龍のごとく皆様の活躍を祈念している、と挨拶を締めくくった。

続いてこの新年会開催に賛助した団体の紹介と代表者のスピーチ、総領事からの表彰者の発表が続いた。5年の任期を満了した在クリーブランド名誉領事の藤田浩之氏はさらに5年間任命を受けた。書家の藤井京子氏は、長年のコミュニティーでの書道デモンストレーション、書道教室を通じた書道の普及等の功績から総領事表彰を授与された。

祝宴の雰囲気よりも被災者を思うことに主催者の思いが込められていた。祝杯をあげることは慎み、捧げられたのは思い。それをくみ取るように、パフォーマンスに立ったミシガン州在住の歌手・森みゆき氏は、同じくミシガン州在住のピアニスト・菅野雄太氏の伴奏で澄み切った歌声で「Hanamizuki(ハナミズキ)」と東日本大震災の被災地、被災者の復興を応援するため作られた曲「花は咲く」を歌唱。「本当は二曲でしたが、ぜひもう一曲を」と森氏は参会者とともに「故郷」を合唱。緑豊かで、海や川の水が清い日本の国土。それに思いをはせながら、東日本震災でも心を一つにし復興へ向かったことを思い出し、今回も能登半島地震で被災した人々に遠いところから心を一つにすることが、苦しんでいる皆さんを元気づけることにつながる、という思いがあふれた合唱だった。

人々の交流が新たな発展やつながりをもたらす、という主催者のもてなしに、参会した人々は紹介されたミシガンの日本食レストラン(写楽)やミールキットの料理、タイ料理 (Blue Lemon Thai)、ベーカリーのデザート、さらに滋賀県や日本各地の地酒の紹介を楽しんだ。

デトロイト日本商工会 新年会開催 年の始まりをエネルギッシュに祝う

ゲストパフォーマーに 歌手 久宝留理子さんを迎えて

1月中旬からの寒が緩んだ28日、デトロイト日本商工会 (Jap a n Business Society of Detroit:JBSD) の新年会がノバイ市のサバーバンコレクションショープレイスで行われた。新年のあいさつを交わす人々、新たな出会いで名刺を交換する人々でいっぱいの会は盛大に行われた。昨年同様、司会はGregory E. Laskey氏(Toyota Motor North A merica Inc.)とNatsuko Miyamoto氏 (Toyoda Gosei North America Corporation) の名コンビ。

JBSD会長佐々木博樹氏による冒頭のあいさつは、日本で元日に発生した能登半島地震に遭った方々へのお見舞いの言葉で始まった。続けてJBSDの事業として、主催イベントではコミュニティーとの相互理解と友好、JBSD基金ではミシガンの教育、地域に関連する団体の活動をはぐくむことを行っていることを説明した。

特別ゲストの在デトロイト日本国総領事、進藤雄介氏も能登半島地震の犠牲者へのご冥福とお見舞いの気持ちを表した。デトロイト総領事館管轄の在留邦人は15000人で増加傾向にあること、約450社の日系企業が約4万人の雇用を創出しており、現地の人々の温かい気持ちを感じていることに感謝の気持ちを述べた。コロナ禍が収束を見せ、昨年の要人のミシガン州への訪問が増えたことに加え、岸田首相が4月にBiden大統領との会談で渡米予定と発表。それ以上に草の根レベルでの友好、人と人との関係が日米関係を支えていく、そのために総領事館としても協力をしていく、と述べた。

特別ゲストのミシガン州副知事Garlin Gilchrist II氏は、日系企業の投資、特に製造業がこのミシガン州をパートナーとして選んでくれているのが嬉しく思い、Whitmerミシガン州知事も日系企業によるイノベーション、もたらされる高い成長と雇用の創出の利点に感謝している、今年も新たに一緒に取り組んでいき、Best Place to liveを目指していきましょう、と力強く述べて挨拶をしめた。その後、会食、歓談へと移った。

今年のイベントは、来米したシンガーの久宝留理子さんとバンド、SOPHIAのキーボード都啓一さんの共演。アトランタのコンテンツ・クリエーターであるヒロ・エドワード・サトウ氏がナビゲーターとして、2人にデトロイトの印象をインタビューした。デトロイトは初めて、と言うお二人。前日、Motownを訪れ、The Temptations のレコーディングルームなど印象に残った、と話した。

お待ちかねのショーのオープニングは、「次の夢」。1996年に日産自動車のCMからのヒット曲で「日産とのCMでの思い出は深く、デトロイトで歌う日が来るとは」と喜びを語り、会場の日産関係者からも歓声が上がった。コロナ禍での辛かった日々に、桜の花の下で撮る記念写真のイメージに思いを寄せ、その日が来ることを考えて作った、という最新曲「サクラサク空の下で」(http://drops-rk.jp/) と続けた。次に22年に日本武道館でのコンサートを成功させ「SOPHIA」の活動を再開した都さんに久宝さんは「大振り」。都さんは笑みを浮かべながら、SOPHIAの歌の一節を演奏して会場から拍手が沸いた。「いい日旅立ち」、「やさしく歌って(Killing Me Softly with His Song)」では、久宝さんの表現力の幅の広さで参会者を魅了。クライマックスは、1994年「早くしてよ」、1993年 「男」。ステージいっぱいを使ってパワフルにパフォーマンスを繰り広げた後、フロアに降りて観客と一緒に盛り上がり、エネルギッシュな歌唱で会場を沸かせた。最後に参会者が自由に久宝さんと都さんを撮影できる写真タイムのサービス。バナーを持ったファンをステージに呼び、和やかな表情で応えていた。

会は再び、Gregory氏とNatsuko氏の司会でお楽しみ抽選会へ。景品はスポンサー提供のギフトカード、ミシガン大学フットボールやLionsのゲームの観覧チケット、日本往復航空券等の豪華プライズも。歓声とどよめきにつつまれた。

最後に佐々木会長から、1月をもって事務局長としての12年の任期を終え退任する植田庄作氏に花束が贈呈された。会は「みなさまの幸せ、健康、益々の発展を願って」と佐々木会長の音頭による三本締めでお開きとなった。

音楽、自動車産業の街であるデトロイトという素敵な場所でデビュー34年目にして歌う日がくるなんて、最高な1日でした。会場に足を運んでくださった皆様、スタッフの皆様、ありがとうございました。めちゃくちゃ盛り上がって皆様と一つになれたこと絶対忘れません。サンキュー、デトロイト!! (シンガー:久宝留理子さん)

初めてのデトロイト!しかもライブで来ることができて感謝しかありません。音楽と自動車の街、僕にとって大好きな事柄ばかりです。この度は誘ってくださりありがとうございました。またこの街でお会いできるのを、音楽を奏でることを楽しみにしています。最高でした! (キーボード: 都啓一さん)

 

ミシガン州ーJapan News Club 2024年
2月号ー

Japanニュース倶楽部、2月号です! あっという間に年があけて一ヶ月が経過しました。

寒さ厳しい週があれば、気温が下がらず雨が続くなど、なかなかお天道様に会えない寂しい時期ですが、この時の経つ早さを考えれば春もそう遠くではないだろうと気持ちを前へ前へと押し進める今日この頃です。
そんな時は、Japanニュース倶楽部をぜひ!おうちでお楽しみください。

01-3・・・コミュニティ報告
04・・・ 喧喧諤諤
06・・・ アメリカ市販薬のトリセツ
07・・・ 日本の歴史にまつわるコラム
08・・・ オハイオだより
11・・・ カイロのこばなし
12・・・ アメリカ生活の豆知識/
        言葉の架け橋
13・・・ Dr.Kのミシガン育児相談室
14・・・ 帰国生中学・高校入試受験対策
16・・・ スタンダードゴルフ
17・・・ クラシファイド広告
18・・・ コミュニティインフォメーション

恒例のりんご会補習授業校 2023年度 文化祭行われる

会場のノバイ高校オーディトリアム
会場のノバイ高校オーディトリアム

年末の恒例となったデトロイトりんご会補習授業校の中・高等部文化祭が、12月16日借用校舎のあるノバイ高校オーディトリアムで開かれた。

同校は2 023年が創立50周年だったので、ステージには50周年記念のバナーが飾られた。開会式では林る美校長、生徒会長が挨拶があいさつ。この文化祭の発表のためにクラスが一つの目標に向かってきた、学び合い、感動し、すべてが永遠の思い出となる、年の最後の授業日を心豊かなひと時にしましょう、と生徒会長が述べた。会場は生徒の期待で満ちた。

中・高等部はクラスは10クラス。ステージ上のスクリーンに画像を映し出したりB GMや効果音を流したりし、劇、合奏、テレビショー、ダンスやパフォーマンスが繰り広げられた。学校生活を生かした劇もあり、ユーモアあふれた場面やせりふでは会場から笑いが起こった。発表の後半の高等部1年のクラス合同発表は、本物のテレビのショーさながらの演出とダンス。フィンガーファイブの歌に合わせてステージいっぱいに高校生が踊ると、会場からは手拍子が起こり、息の合ったクラスのダンスは会場を魅了した。

保護者も観覧したこの文化祭は、佐々木教頭の音頭による三本締めで、年末の同校の最後の授業を締めくくった。

2023 文化祭ポスター(中学部1年 長舩 蒼太さん)
2023 文化祭ポスター(中学部1年 長舩 蒼太さん)
会場のノバイ高校オーディトリアム
会場のノバイ高校オーディトリアム

 

 

 

学校生活を生かした中学部の劇の一場面
学校生活を生かした中学部の劇の一場面
息もぴったりの高等部のダンス
息もぴったりの高等部のダンス

さらなる飛躍を目指して~デトロイトりんご会補習授業校

新年明けましておめでとうございます。

旧年中は、関係者の皆様には大変お世話になりました。おかげさまをもちまして、昨年は創立50周年の記念の年を、高校生を中心とする実行委員会の様々な企画により、充実した年とすることができました。紙面をお借りしまして少し紹介させていただきます。

⚫50周年記念ロゴ作成
実行委員会広報チームが作成しました。

~ロゴの意味とこめた願い~

デザインは補習校の未来を考え、モダンなデザインを作成しました。補習校の次の世代に希望を与えることを願っています。

メインの数字は、りんご会を象徴するため、リンゴを彷彿とさせる赤と緑の配色にしています。また、ミシガン州を象徴するため、0は州の形をイメージしています。0が「ミトン」、そして上に股がっている葉っぱがアッパーペニンシラを模しています。

⚫50周年記念大運動会
実行委員会運動会チームが企画した記念クイズやダンスを全校で楽しみました。

50周年記念集会
10月14日に行いました。校歌作成秘話や実行委員会パフォーマンスチーム作成の「歴史かみしばい」を視聴しました。高校生が運動会の模擬店の収益金を活用し、今回新たに作成した校旗を理事長に贈呈しました。

50周年記念レセプション

お世話になった方々をお招きし、創立時に借用していたクランブルック校で感謝の宴をもちました。会場はなつかしい笑顔と温かな思い出話に包まれ、あらためて心からの感謝の気持ちを確かめあいました。

この他、理事運営委員会や父母会からも数々の記念品をいただきました。園児児童生徒が、この1年の記念事業を通して「デトロイトりんご会補習授業校」について知り、母校に愛着と誇りを感じてくれたとしたらこんなうれしいことはありません。50年間の歴史の中で補習校を支えていただいた多くの方々の思いを受け継ぎ、これからも補習校がこの地に住む子どもたちの希望の灯りとなり続けることを願っています。今後とも変わらぬご支援をいただきますようお願い申し上げ、新年のごあいさつといたします。

令和6年 1月
デトロイトりんご会補習授業校
校長 林 る美

 

2024年 新年のご挨拶

2024年 新年のご挨拶
2024年 新年のご挨拶

謹んで新春のお慶びを申し上げます

先日、ある米国南部出身の米国人に対し、一般的に米国人はミシガン州についてどのようなイメージを持っているか尋ねたところ、真っ先に「Cold」という回答が返ってきました。寒さが厳しい中で正月を迎えますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。

昨年5月に日本で新型コロナウイルス感染症の感染症法上の位置づけが「5類感染症」になるなど、コロナウイルス感染症の危惧が薄れ、各種イベントが対面で実施されるようになりました。先立つ2月には、感染症のためにしばらく開催できなかった天皇誕生日レセプションを3年ぶりに開催することができました。日本とミシガンの間の様々な交流も復活し、多くの方が行き来できるようになりました。

同じ5月のことですが、デトロイトにおいて、アジア太平洋経済協力(APEC)貿易担当大臣会合が開催されました。日本からは、西村康稔経産大臣及び山田賢司外務副大臣を含む大きな代表団がデトロイトを訪れました。皆さんがデトロイトについて、訪問前の印象とは異なり、良い印象をお持ちになりました。どうも、デトロイトについては1980年代の負のイメージを持たれていたようです。今後、日本からもっと人が訪れ、デトロイト及びミシガンの魅力を知ってもらいたいと思います。

再開した日本とミシガンの交流を拝見し、改めて実感するのは姉妹州県関係、姉妹都市関係の重要性です。

まず、昨年9月にホイットマー・ミシガン州知事が日本を訪問しました。約30年前に家族旅行で日本を訪れたことがあるそうですが、知事としての日本訪問は初めてです。ホイットマー知事は日本との関係を大事に考えており、私に対しても日本を訪問したいと繰り返しおっしゃっていましたが、ようやく実現しました。私も同行しましたが、日本滞在をとても楽しんでいました。

ホイットマー知事の日本滞在のスケジュールは非常に過密でしたが、丸1日姉妹州県関係にある滋賀県を訪問しました。観光地として有名な隣の京都には寄らず、滋賀県を訪問したのは知事が姉妹州県関係を重視したからに他なりません。訪日前のことですが、ホイットマー知事はミシガン州のビールに滋賀県の茶を入れた新しいビールを開発し、「ミ・滋賀・ン」と命名してはどうかとおっしゃったことがあります。いつかそんなビールを飲めたらと思います。

このように滋賀県訪問を楽しみにしていたホイットマー知事は三日月滋賀県知事の案内で県内各地を周り、日本の歴史や文化に触れました。彦根市にあるミシガン州立大学連合日本センター(JCMU)にも訪問し、ミシガン州出身の学生たちとも懇談しました。若い世代の交流の重要性とともに、ミシガン州と滋賀県の強い絆を感じて頂いたと思います。

姉妹都市関係でもいくつもの代表団が往来しました。たとえば、8月にデトロイト市と姉妹都市関係にある愛知県豊田市の高校生使節団が総領事館を訪問してくれました。私が高校生の当時、外国訪問など夢のようなことであったので、ホームステイの機会が与えられた高校生たちをうらやましく思いました。彼らが将来、ミシガン州と日本との友好関係や交流を推進してくれることが楽しみです。

さて、余談ですが、総領事館では日本文化紹介活動の一環として日本酒紹介のイベントを実施してきました。昨年10月にオークランド・コミュニティ・カレッジの料理学校でミシガン州のシェフの皆様に対し日本酒のレクチャーをした上で、様々な日本酒を試飲してもらいました。ほとんどの方が「Sake」というのを耳にしたことがありますが、日本酒についてはほとんど知識がありませんでした。料理関係者ですら日本酒をよく知らないのですから、一般のミシガン州の方はもっと知らないと思います。

私はミシガンの方に日本酒という飲み物だけではなく、日本酒に関連した日本の文化伝統なども知ったもらいたいと思っています。日本人がどんなときに日本酒を飲むかも説明します。そして、日本人が元旦のおせちを食べる前に無病息災や長寿の願いを込めて「お屠とそ蘇」という特別な酒を飲むことにも触れます。日本人にとり、新しい年は日本酒で始まると言えるかも知れません。

皆様のご健康とご多幸をお祈り申し上げます。

令和6年 1月
在デトロイト日本国総領事館
総領事  進藤 雄介

ミシガン州ーJapan News Club 2024年
新年1月号ー

新年明けましておめでとうございます
Japan News Club 2024年新年1月号です

冬ホリデーをゆったり過ごすことができましたでしょうか。さて、いよいよ新しい一年のはじまりです。読者のみなさまのご健勝とご多幸をお祈り申し上げます。本年もどうぞよろしくお願いいたします。
それでは、ミシガン州ーJapan News Club 2024年1月号 をお楽しみください。


2024年1月1日(令和6年)に日本では石川県能登地方を震源とする大地震が発生しました
被災された方々やご家族のみなさまへ心よりお見舞い申し上げます
<2024.1.04編集> 

January 2024

ミシガン州ーJapan News Club 2023年
12月号ー

Japan News Club 2023年12月号です!師走に入りました。ホリデー休暇を目前にワクワクが募るころですね! 今月の巻頭はパーテイレシピです。ぜひお試しを!さて、今年も12回の発行を無事終えることができました。JNCをサポートしてくださる企業・個人の皆さま、新聞を手にとってくださるコミュニティの皆さまのおかげです。心より感謝申し上げます。それでは、ミシガン州ーJapan News Club 2023年12月号ー今月号もどうぞ、お楽しみください。
December 2023

「日本への本帰国準備&2拠点生活(および回遊型生活)を考えるフェア」

【無料オンラインイベント】

ロサンゼルスで日本語情報誌を発行する「ライトハウス」は、海外シニアを対象に、日本での住まいや施設探し、相続、日米での各種手続きなど
「本帰国」や「2拠点生活」の実現に役立つ情報をライブ配信する。
「海外で暮らすように日本でも快適に過ごしたい」「身寄りがなくても安心して暮らせる施設が知りたい」
「要介護や認知症になったときへの備えをしておきたい」など、日本での生活についての疑問やニーズに応える内容です。
不動産、介護、各種制度などに関する専門家によるセミナー、シニア向け施設のプレゼンテーション、入居者による座談会など盛りだくさんの内容です。

プレゼンテーションは、日英両方によるライブ配信。
ミシガン州: 
アメリカ東海岸時間(ET) 11月29日、30日 それぞれ 9:00PM

イベント開始時間は、エリアごとにご注意を。

申込:https://bit.ly/KIKOKU23FW1
主催:ライトハウス(us-lighthouse.com)
お問合せ:seminar@us-lighthouse.com

シアトル・ロスアンゼルスでは対面イベントも。詳細はウェブサイトでご確認を。

 

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SAKURA NOVI プロジェクト 起工式へ

SAKURA NOVI プロジェクト 起工式へ

2023年10月10日(火)、ディベロッパー及びパートナーらと関係者、市長や賓客が集い、桜ノバイの起工式(Ground Breaking Event)が行われた。朝の気温が摂氏5度、6度と急に冷え込み始めた週の、式当日午後3時の気温は10℃。石やコンクリート製パイプの並ぶ工事現場に真っ白いテントが張られ、平らに均された土の上に整然と椅子の並べられた特設会場に於いて、小雨の降る中、この日を心待ちにしていた関係者らの熱い想いを聞くことができた。

SAKURA NOVI プロジェクト 起工式へ
SAKURA NOVI プロジェクト 起工式へ

長いプランニングを経てやっとこの日を迎えたこと。パンデミックをくぐりぬけ、人件費の高騰や下落、利子率のピークなどローラーコースターを次々と経験する中、ノバイ市の後援、デトロイト日本国総領事の関心と理解、日本商工会事務局長との意見交換などに支えられ、多くの素晴らしい人々と出会いながら今日に至ったこと。ノバイタウンセンターに隣接するこのアジアを概念とする多目的不動産開発プロジェクトは、食、美容、健康、仕事の面において人々を楽しませ、ローカル、およびリージョナルコミュニティーをも刺激する、新しくパワフルな事業の到達点となりうること。

来訪者が散策を楽しめることになる日本風ガーデンには、アジア系周辺住民のためにバイリンガルサインも掲げられ、子どもたちの遊び場や、オーセンティックな建物も建設されるという。また、サイト西側に建設予定の賃貸住宅のマーケティング担当者によれば、賃貸住宅は、在宅勤務などのポストパンデミックの生活様式をも反映、融する、融通の利く多目的スペース中心のタウンホームスとなる。

ハイライトの地じぎょう形の鍬くわ入れでは、事業関係者と来賓が一列に並び、ショベルを土に入れ、プロジェクトの成功を願っての記念撮影。人々の笑顔と和やかな空気の中、グラウンド・ブレイキングは完了。悠然と池に浮かぶカナダグースの群れが憩いのひとときを上手に演出していた。

SAKURA NOVI プロジェクト 起工式へ
SAKURA NOVI プロジェクト 起工式へ

当日、にこやかに、丁寧にインタビューに答えてくださった新藤雄介デトロイト総領事は、日本人の一番多く住むノバイ市の学校や環境の充実について触れ、「日本人の皆様にも是非、このプロジェクトを応援し、盛り上げて行っていただきたい」と大いなる期待を語った。また、日本を離れて恋しいものとして「食べ物」を筆頭に挙げ、活力の源である食事の大切さと海外で生活する日本人の食の充実への希望を語った。「日本で味わえるものの素晴らしさを是非紹介し、知っていただきたいと力を入れています」と話すと、次のイベントとなるオークランドコミュニティカレッジの料理学校で行われる日本酒の紹介レクチャーへと向かわれた。

アメリカミシガン州ノバイ市中心部に完成する「SAKURA NOVI」。パンデミックによる混沌と静寂も経て、実に5年以上に渡った構想は、時代の変化に合わせた文化融合の開花実現へと向け、より住みよいコミュニティーを求める人々の大きなエネルギーと共に、いよいよ動き出した。

秋のMetro-Detroitを彩る日本祭り、今年も大盛況

秋のMetro-Detroitを彩る日本祭り、今年も大盛況
秋のMetro-Detroitを彩る日本祭り、今年も大盛況

秋のMetro-Detroitエリアを彩るJapan Festivalが10月8日にノバイ高校にて開かれた。日本商工会(JBSD)とJSDウイメンズクラブ共催で、日本人コミュニティーだけではなく、地域の方々も毎年楽しみに待つ人気イベント。今年は盛況を呈した昨年よりもさらに多くの来場者が訪れ、にぎやかな秋の午後となった。伝統芸能、武術、芸術のデモンストレーション、日本の伝統的な遊びの体験、お祭りの雰囲気を醸し出す縁日、そして地域・姉妹都市からの展示など、オーディトリアムのステージ、アトリウムではバラエティーに富む日本文化紹介が繰り広げられた。

デトロイト剣道道場の皆さんは、道具付け、稽古、黙想と一連の流れを紹介。ステージ上で師範・田川順照氏ら指導者が、学ぶ剣士からの面、小手、胴の指導を行った。動きのある稽古から、「礼に始まり、礼をもって行ない、礼で終わる」日本の武道の精神を観客に伝えた。女性3部コーラス・グループTrilliumは、1999年結成。現在12名のメンバーで日本の歌の紹介活動を行っている。今回はピアノと筝の演奏を交え、大正時代の「赤とんぼ」から平成時代の「地上の星」を含む楽曲をしっとりとした歌声で歌い上げた。指揮者・指導者の稲村尚美さんは、頑張っている人たちへの歌を届けた、11月12 日に開催する秋のコンサート(本紙P8 告知)では、大正から令和までの歌を披露する、とインタビューに答えた。

秋のMetro-Detroitを彩る日本祭り、今年も大盛況
秋のMetro-Detroitを彩る日本祭り、今年も大盛況

ステージの発表の中では、この日本祭りを幼少から楽しんだ世代がパフォーマーとして活躍したことが光った。O.CO.MEはこの日のために結成された高校生のグループ。メンバー7 人で力強くソーラン節を舞ったあと、JSDウイメンズクラブのカンガルークラブ(ノバイ、ノースビルを中心に活動する子育てサークル)のお子さんたちをステージ上に招き、コラボレーション。10代の世代とさらに幼い子供たちがともに歌と踊りを楽しみ、ステージは翻る大漁の旗やプラカード、浴衣、甚平姿のこれからの時代を担うフレッシュなエネルギーでいっぱいになった。その後、O.CO.MEは「音楽と光のショーを楽しんでください」とMCした後、 ヲタ芸を披露。満員に近い観客を魅了した。インタビューでは「古い文化と新しい文化の融合を演じた」と、頼もしい言葉も。練習風景が、彼らのインスタグラム(@o.co.me388)でも発信されている。

秋のMetro-Detroitを彩る日本祭り、今年も大盛況
秋のMetro-Detroitを彩る日本祭り、今年も大盛況

同時進行でアトリウムでもパフォーマンスが行われた。人気のお点前の披露と体験は今年も三つの流派が行った。ミシガン州在住の藤井京子氏による書道のパフォーマンスでは、映画「千と千尋の神隠し」からの一節を揮毫。白い和服を身にまとい揮毫する藤井氏の一筆ごとの呼吸を、観覧していた人々は一体感を持って見守っていた。Ikebana Internationalの皆さんは今年もステキな作品を展示。Ann Arbor Chapter183のPresident Elizabeth Larwa氏は、自身は日本に行ったことがないが、母が小原流を習っていたので生け花に親しみを持つようになった、とIkebanaを始めたエピソードを語り、この日本祭りのために金曜日からFarmar’s Marketなどで材料を求め作品を作った、とお話しくださった。そして、Novi Public Libraryは今年も日本語の書籍や読み聞かせタイム等の紹介のブースを開いた。International Services LibrarianのShannon O’Leary氏は流暢な日本語でNovi図書館のプログラムについての質問に笑顔で答えてくださった。

アトリウムやフロアーでは射的、折り紙、書道体験、そして大人気で長蛇の列の水ヨーヨー釣り、おもちゃ釣り、お菓子の景品を目指す輪投げなど、子供も楽しめる企画が目白押しだった。浴衣を着た子どもたちが、ボランティアの高校生やJBSDの方々と日本文化についての楽しい交流をする様子があちらこちらでうかがえた。3時間の日本祭りではこの記事内で紹介できないほどの多くのステージ発表、フロアーの文化体験、姉妹都市や日本語プログラム、地域へのボランティア活動の展示やデモンストレーションがあった。

JBSDによると入場者数は2~3000人で、過年度よりもさらに多く、ボランティア・パフォーマーは約225名とのこと。多くの方々に支えられ、そして日系コミュニティーだけではなく、日本・日本文化を楽しむ方々でにぎわった秋の午後だった。

SAKURA NOVI プロジェクト 起工式へ

2023年10月10日(火)、ディベロッパー及びパートナーらと関係者、市長や賓客が集い、桜ノバイの起工式(Ground Breaking Event)が行われた。朝の気温が摂氏5度、6度と急に冷え込み始めた週の、式当日午後3時の気温は10℃。石やコンクリート製パイプの並ぶ工事現場に真っ白いテントが張られ、平らに均された土の上に整然と椅子の並べられた特設会場に於いて、小雨の降る中、この日を心待ちにしていた関係者らの熱い想いを聞くことができた。

長いプランニングを経てやっとこの日を迎えたこと。パンデミックをくぐりぬけ、人件費の高騰や下落、利子率のピークなどローラーコースターを次々と経験する中、ノバイ市の後援、デトロイト日本国総領事の関心と理解、日本商工会事務局長との意見交換などに支えられ、多くの素晴らしい人々と出会いながら今日に至ったこと。ノバイタウンセンターに隣接するこのアジアを概念とする多目的不動産開発プロジェクトは、食、美容、健康、仕事の面において人々を楽しませ、ローカル、およびリージョナルコミュニティーをも刺激する、新しくパワフルな事業の到達点となりうること。

来訪者が散策を楽しめることになる日本風ガーデンには、アジア系周辺住民のためにバイリンガルサインも掲げられ、子どもたちの遊び場や、オーセンティックな建物も建設されるという。また、サイト西側に建設予定の賃貸住宅のマーケティング担当者によれば、賃貸住宅は、在宅勤務などのポストパンデミックの生活様式をも反映、融する、融通の利く多目的スペース中心のタウンホームスとなる。

ハイライトの地じぎょう形の鍬くわ入れでは、事業関係者と来賓が一列に並び、ショベルを土に入れ、プロジェクトの成功を願っての記念撮影。人々の笑顔と和やかな空気の中、グラウンド・ブレイキングは完了。悠然と池に浮かぶカナダグースの群れが憩いのひとときを上手に演出していた。

当日、にこやかに、丁寧にインタビューに答えてくださった新藤雄介デトロイト総領事は、日本人の一番多く住むノバイ市の学校や環境の充実について触れ、「日本人の皆様にも是非、このプロジェクトを応援し、盛り上げて行っていただきたい」と大いなる期待を語った。また、日本を離れて恋しいものとして「食べ物」を筆頭に挙げ、活力の源である食事の大切さと海外で生活する日本人の食の充実への希望を語った。「日本で味わえるものの素晴らしさを是非紹介し、知っていただきたいと力を入れています」と話すと、次のイベントとなるオークランドコミュニティカレッジの料理学校で行われる日本酒の紹介レクチャーへと向かわれた。

アメリカミシガン州ノバイ市中心部に完成する「SAKURA NOVI」。パンデミックによる混沌と静寂も経て、実に5年以上に渡った構想は、時代の変化に合わせた文化融合の開花実現へと向け、より住みよいコミュニティーを求める人々の大きなエネルギーと共に、いよいよ動き出した。

会場では、桜ノバイに開店予定のレストランよりブルゴギ、バーベキューチキン、フライドチキンを主菜にした弁当三種と、ストロベリーグリーンティーが列席者へ紹介された。

50年続いた歴史を笑顔で振り返るーデトロイトりんご会補習授業校 50周年記念レセプション

デトロイトりんご会補習授業校 50周年記念レセプション

23人の児童・生徒から始まったデトロイトりんご会補習授業校。現在、約870人が学んでいる。今年創立50周年を迎え、6月の記念大運動会、10月の記念集会、そして一連の記念行事を締めくくるレセプションが10月21日、同校の最初の借用校舎であった、ブルームフィールドヒルズにあるCranbrook Schoolsにて行われた。

デトロイトりんご会補習授業校 50周年記念レセプション しっとりと色づいた木々と歴史ある建物につつまれたCranbrookのCranbrook Houseに、創立当時から学校の運営にご尽力された方々、現在の借用校舎のあるノバイ学区関係者、旧・現教職員がセレモニーに集った。セレモニーの企画者はりんご会の理事運営委員会。
オープニングで、佐々木信デトロイトりんご会理事長は、「保護者の教育への努力、JBSD(デトロイト日本商工会)と日系企業の協力、そして初代借用校舎を提供していただいたCranbrook Schoolの大きな協力で今日のイベントが開催された」と感謝の言葉を述べた。ゲストスピーカーとして、りんご会補習授業校がノバイ市へ校舎を移転した際の市長、David Landry氏も会場へ駆けつけ、「日本人のための学校施設を提供することは我々にとっても学ぶことが大きかった」と述懐。現ノバイ学区教育長のBen Mainka氏は、ビデオメッセージにて、「日本人のための学校の“Permanent Home”として学校施設の改修や拡張を行ってきた。50周年に祝意を表する」と今後の友好の気持ちを表した。続いて、在デトロイト日本国総領事館から進藤雄介総領事も「この地で学ぶ児童・生徒たちが日米の懸け橋となることを祈念する」と語った。

デトロイトりんご会補習授業校 50周年記念レセプション 続いて、“JSD Historical Review”と題して、同校の沿革が紹介された。ranbrookのBrookside校で初めて授業が行われたのは1973年。創成期から続く大運動会は、今でも同校の特別な行事になっている。当時は日本からの教科書送付がなく手作りの教科書を使っていたこと、地域の方々にも補習授業校のことを知っていただこうとオープンハウスが始まったことなど、懐かしい思い出を振り返った。「椅子や机のレイアウトを変えないようにと言われているが変えてしまった、しかし、それを貸してくださる学校の方は理解してくださっていた」という借用校ならではのエピソードも語られた。明るい話題だけではなく、1980年代の日米自動車摩擦、2000年代後半のリーマン・ショックでの不況と生徒数の激減、そしてCovid-19などの困難にも見舞われた。それらを乗り越えて、一時期の1000人には及ばないが、現在875名が同校で学んでいる。高校生が中心となって学校で別途行われた50周年記念集会も成功を収めたとし、次の50年へと、新たな一歩を踏み出した。永年勤続功労者の表彰の後、会食・歓談となった。

デトロイトりんご会補習授業校 50周年記念レセプション歓談の中で進藤総領事からお話を伺った。「875人もの児童・生徒数がいるのは素晴らしい。日本人コミュニティーが皆さん元気で頑張っていらっしゃる。教育は大事なことであり、学業の前に礼儀正しいこと、モラルを学び、ふるまい方を知ることが国語や数学への教科の学習につながっている。日本の学校では教室の掃除、給食の当番をすることが、協力や仲良くすることの大切さを学ぶ場となっている」とお答えくださった。そして、改めて学校教育の大切さと補習校の創立から今日までご尽力なさった方々への労いの言葉を述べられた。

この日のレセプションについて、「参加者の笑顔から楽しんでいただけたことが伺えた、成功だった」と佐々木理事長は振り返った。会は澄み切った夜空の下、静かにお開きとなった。
(写真提供:りんご会理事運営委員会・ 文: JNC)

デトロイトりんご会補習授業校 50周年記念レセプション