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Sunday, September 24, 2023
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Welcome To Ann Arbor [9] Journey to Freedom Bus Tourようこそアナーバーへ【9】“Journey to Freedom” 地下鉄道バスツアーのご紹介 3

Welcome To Ann Arbor [9] Journey to Freedom Bus Tourようこそアナーバーへ【9】“Journey to Freedom” 地下鉄道バスツアーのご紹介

まだアメリカに奴隷制度があった時代(18-19世紀)、アナーバーと隣町のイプシランティには、南部から奴隷をデトロイト経由でカナダに逃がすUnderground Railroad(地下鉄道)と呼ばれた地下ルートが通っていました。鉄道という名がついていますが、実際は人が隠れられる様に改造した馬車が隠れ家のネットワークを転々と移動するものでした。当時の逃亡奴隷法(1850)は、逃亡中の奴隷を匿った者に対し$1000の罰金刑と6ヶ月までの懲役刑に加え、奴隷のオーナーに$1000ドルの支払いを命じるというペナルティを課していました。そんな中、有志が危険を冒しつつ、逃亡奴隷たちを昼間は自宅に隠し、夜中に北極星を頼りに移動させました。カナダには、逃亡奴隷をオーナーに引き渡す法律が無かったため、目的地になりました。
Welcome To Ann Arbor [8] Summer Festivalsようこそアナーバーへ【8】アナーバー近隣のサマーフェスティバル 3

Welcome To Ann Arbor [8] Summer Festivalsようこそアナーバーへ【8】アナーバー近隣のサマーフェスティバル

夏のアナーバーのイベントと言えば、大学キャンパスで毎日開催されるサマーフェスティバル(7月8日まで)や、ダウンタウンのほぼ全域で開催されるアートフェア(7月18日-21日)が良く知られています。特にアートフェアは50万人もの人出がある大きなイベントなので、既に体験された方も多くいらっしゃることと思います。今月号では、今までとは少しパターン変え、アナーバー近隣の、イプシランティ(Ypsilanti)、サリーン(Saline)、マンチェスター(Manchester)といったコミュニティーの、特色あるサマーイベントをいくつか紹介しようと思います。
Welcome To Ann Arbor [7] Fairy Doorsようこそアナーバーへ【7】Fairy Doors (フェアリードア) : 子供と楽しめるダウンタウン散策 2

Welcome To Ann Arbor [7] Fairy Doorsようこそアナーバーへ【7】Fairy Doors (フェアリードア) : 子供と楽しめるダウンタウン散策

20年ほど前から、アナーバーでは、高さが30センチにも満たない小さなドアや窓が建物の壁などに見られるようになりました。www.urban-fairies.comというウェブサイトによると、近くの森などから、フェアリー(妖精)のファミリーが移り住んだということになっています。街なかに移り住んだため、urban fairies という名で呼ばれており、子供たちに人気があるそうです。最近では、ワシントンポストやCBSラジオでも取り上げられるようになりました。
Welcome To Ann Arbor [6] "The Arb" Nichols Arboretumようこそアナーバーへ【6】“The Arb” Nichols Arboretum (ニコルズ・アーバリータム) 3

Welcome To Ann Arbor [6] “The Arb” Nichols Arboretumようこそアナーバーへ【6】“The Arb” Nichols Arboretum (ニコルズ・アーバリータム)

アナーバー(Ann Arbor)という名称は、19世紀に入植が始まった当時、このあたりに樹木が沢山あったことにちなんでいます。開発が進んだ今でも、町は Tree Townと呼ばれ、多くの木や公園に恵まれています。その代表的な例は、地元で the Arbという名で親しまれている、ミシガン大学の Nichols Arboretum(植物園)です。The Arbは1906年頃(明治時代後期)の設計で、園内にはprairieと呼ばれる野原やうっそうとした森があり、ヒューロン川も流れています。又、起伏のある小道がいくつもあり、ジョギングやネイチャーウオークに最適です。今月号では、the Arbの5-6月の見所を紹介したいと思います。
Welcome To Ann Arbor [5] Art Fairs (Parking & Hospitality)ようこそアナーバーへ【5】アナーバー・アートフェアズ(駐車と宿泊について) 1

Welcome To Ann Arbor [5] Art Fairs (Parking & Hospitality)ようこそアナーバーへ【5】アナーバー・アートフェアズ(駐車と宿泊について)

アナーバー・アートフェアズは、毎年7月に開催され、50万人もの人出で賑わいます(アナーバーの人口は約10万人)。今年は、7月18日(水)-21日(土)の4日間です。期間中は、アナーバーへ至る道は混み、ダウンタウンでの駐車は難しくなります。又、泊まりがけで来る場合、直前にホテルに電話をしても、部屋が見つからない可能性があります。今月号では、駐車と宿泊について、有用と思われる情報をいくつか提供したいと思います。
Welcome To Ann Arbor [4] Back Streets (Country and Native American Trails)ようこそアナーバーへ【4】アナーバーへの裏道(田園風景の中に残るネイティブアメリカン・トレイル) 2

Welcome To Ann Arbor [4] Back Streets (Country and Native American Trails)ようこそアナーバーへ【4】アナーバーへの裏道(田園風景の中に残るネイティブアメリカン・トレイル)

ヨーロッパ系移民による開拓が始まる前、ミシガン南東部には、ネイティブアメリカンの人々が使った小道(トレイル)が縦横に走っており、村々や、各地の猟場・漁場を結ぶネットワークを形成していました。トレイルの幅は大抵50センチ以下で、人ひとりがやっと通れる程度であったそうです。デトロイトから放射状に延びる主要な道路も、そういったトレイルに沿って発展したものが多くあります。シカゴとデトロイトを結ぶUS12は、その一例です。アナーバーは、かつて、そういったトレイルが、5本以上交差する場所でした。今でも、その一部が、のどかな田園風景の中で、道路として使われています。今回は、その中の2本を紹介したいと思います。たまには、高速道路を降りて、往時を想像しながら、裏道をゆっくりドライブするのも、楽しめるかもしれません。
Welcome To Ann Arbor [3] Spring Eventsようこそアナーバーへ【3】アナーバー春のイベント 2

Welcome To Ann Arbor [3] Spring Eventsようこそアナーバーへ【3】アナーバー春のイベント

冬至も過ぎ、日が少しづつ長くなってきており、ミシガンの春もそう遠くはありません。今回は、3月・4月頃に、アナーバーで楽しめるイベントをいくつか紹介したいと思います。
Welcome To Ann Arbor [2] Downtown Parkingようこそアナーバーへ【2】ダウンタウンの散策に便利な公営駐車場 1

Welcome To Ann Arbor [2] Downtown Parkingようこそアナーバーへ【2】ダウンタウンの散策に便利な公営駐車場

新年明けましておめでとうございます。今月は、毎年約千人が参加する、ミシガン大学日本研究所主催の餅つきイベント(1月7日)や、ドイツのハンブルグ交響楽団のコンサート(1月29日)などが予定されており、アナーバーに来る予定の方もいらっしゃることと思います。
Welcome To Ann Arbor [1] Conventions & Visitors Bureauようこそアナーバーへ【1】アナーバー地域観光局日本語サイトの紹介と地域概要

Welcome To Ann Arbor [1] Conventions & Visitors Bureauようこそアナーバーへ【1】アナーバー地域観光局日本語サイトの紹介と地域概要

初めまして。今月から、紙面をお借りして、アナーバー地域を紹介するコラムを書くことになりました矢野と申します。アナーバーに住んで13年です。昨年より、アナーバー地域コンベンション&ビジターズビューロー(略称:観光局)の日本語プロジェクトを担当しております。この地域の魅力を、少しでも皆様へお伝えできればと願っております。今後とも、宜しくお願い致します。