心臓病治療の最前線:番外編 日本の歴史を振り返る 〜幕末、明治、大正の女性たち〜: 山本(新島)八重
さて、前回は、幕末の会津藩に生まれ、戊辰戦争において会津城籠城戦を戦った娘が、米国へ留学し、日本人女性として初の米国大学卒業生となり、数奇な運命から、その会津城への攻撃の総司令官だった大山巌将軍と出会い、結婚し、日本の看護婦制度の母となり、また日本におけるボランティア活動やチャリテイー活動の草分けとなったという、大山捨松の話をさせていただきました。
心臓病治療の最前線:突然死の原因
(JNC 2020年2月号掲載)2017年のアメリカ疾病管理及び予防局の統計によると、全米の年間総死亡数は2,813,503人、10万人あたり863.8人が死亡したことになります。アメリカ人の2017年度における平均寿命は、78.6歳、それを死因別に分けて多い順に並べてみると、
心臓病治療の最前線: 日本の歴史を振り返る〜江戸から昭和時代の日本人たち〜岸信介
パッテンライ!! 台湾の水利事業に身を捧げた日本人。八田與一(はったよいち)
台湾南西部に位置した最大の平原、旱魃(かんばつ)に悩んでいた15万ヘクタールの嘉南(かなん)平野を緑の沃野(よくや)に変え、今も台湾の人々から高く尊敬されている日本人がいます。八田與一がその人です。八田はその功績により、台湾では広く名前が知られていますが、残念な事に日本ではその名前があまり知られていません。今日は、その八田與一の話をします。
心臓病治療の最前線:コロナ変異株
(JNC 2021年3月号掲載)もう少しだけコロナの話をさせてもらいます。一つは良い話でもう一つは少し気になる話です。 良い話といえば、アメリカ全体およびミシガン州で、コロナの新規感染者数、同死亡数、同入院患者数、など、コロナの活動性を表す数値がいずれもはっきり減少傾向を示していることです。
心臓病治療の最前線:新型コロナウイルスとPCR検査
今回も少し心臓病の話とは離れますが、医者としてはこの話題に触れないわけには行きません。そういうわけで今回も新型コロナウイルスのお話です。
心臓病治療の最前線:肩こりと腰痛、英語でどう言いますか?
アメリカでお医者さんにかかろうとする時、システムの違いや、保険の扱いや支払いなど、戸惑ってしまうことも多くあると思いますが、言葉の壁も間違いなく存在します。肩こりや腰痛など、日本語で、つい日常的に使っている言葉でも、さていざ英語にしようとすると、なんと言っていいのかよくわからなくなることがあります。
心臓病治療の最前線:コロナワクチンアップデート
3日前、私と妻とは一緒に2回目のコロナブースターワクチンを受けてきました。最近はマスコミもロシアのウクライナ侵攻の話題で一杯で、コロナ関連のニュースは、片隅に追いやられた雰囲気ですが、この原稿を書いている時点で、中華人民共和国や北朝鮮などアジアの国々でコロナ感染の拡大のニュースがあり、もうコロナは終わったと考えるのは尚早のような気がします。
心臓病治療の最前線:新型コロナ渦中の医者
(JNC 2020年5月号掲載) 中国湖北省武漢市に始まった新型コロナウイルスは、瞬く間に全世界に広がり、この原稿を書いている4月19日の時点で、今ではアメリカが世界最大の感染地域になってしまいました。私たちの住んでいるデトロイト市
心臓病治療の最前線:心不全のお話
しばらくの間、コロナの話など、心臓と直接関係ないお話ばかりしてきたので、今回は心臓の話に戻ります。心不全のお話です。
心臓病治療の最前線:番外編 日本の歴史を振り返る 〜幕末、明治、大正の女性たち〜: 木戸松子
番外編 日本の歴史を振り返る 〜幕末、明治、大正の女性たち〜: 木戸松子
心臓病治療の最前線:患者さんとの会話について
今回は昔の記事ですが、今読み返しても新鮮味がありますので、ここに再録させてください。今はコロナウイルスのせいで、外来診療もずいぶん様変わりしてしまいましたが、基本は同じだと思っています。
心臓病治療の最前線:鬼に金棒 〜とてもいい予感: コロナの終わりが見えてきた?〜
今年5月3日号の The Medical Letter 誌によると、コロナの治療薬として有望な薬が見つかるかもしれないとの記事が出ていました。私だけの胸の内にとっておくのはもったいないので、皆さんとシェアすることにします。
心臓病治療の最前線:新型コロナウイルス緊急事態宣言後の救急室訪問率の低下について
アメリカ合衆国でコロナウイルスの大流行を警告する緊急事態宣言が出されたのは、今年2020年の3月13日でしたが、合衆国疾病予防および管理局発表の疾病および死亡率週間報告の今年6月26日号によると、その日の二週間ぐらい前から、コロナウイルス疑い以外の救急室利用が全米で急激に減りました。
心臓病治療の最前線:日本企業頑張れ
コロナの世界的流行も、ワクチンの成功により、アメリカでは、病院や診療所では、まだ100%マスク着用は続いているものの、ワクチンを打った人たちの間でのマスクなし会合は徐々に始まっていますし、全体として随分と落ち着いてきたようで、大変喜ばしいことです。
心臓病治療の最前線:あるアメリカ循環器開業医の 1 日。緊急当直日の出来事など。
ミシガンも暑い日が続いていますが、お元気でお過ごしでしょうか?循環器科開業医としての私は、総勢七人の循環器科医グループの一員として、外来を週に2日半、病棟回診及びカテーテル検査及び治療を週に2日半行っています。
心臓病治療の最前線:コロナの渦中のヒーロー達
私の好きなアメリカの西部劇映画の一つに、ジョン・ウェイン主役の『赤い河』という題の映画があります。その中のセリフの一つに、次のようなものがあります。
心臓病治療の最前線:蚊除けダニ除け対策は十分ですか?
ミシガンにも本格的な夏がやってきて、野外で過ごすことも多くなってきました。その時に気になるのが、蚊やダニなどの害虫に刺されることです。
心臓病治療の最前線: 日本の歴史を振り返る〜幕末、明治、大正の女性たち〜楠本 稲
楠本稲(失本稲、シーボルト・イネ) は1827年、31歳のドイツ人、フィリッ プ・フランツ・フォン・シーボルトと、日本人の20歳の娘楠本滝(くすもとたき)の間に長崎出島で生まれました。