心臓病治療の最前線: 日本の歴史を振り返る〜幕末、明治、大正の女性たち〜楠本 稲
楠本稲(失本稲、シーボルト・イネ) は1827年、31歳のドイツ人、フィリッ プ・フランツ・フォン・シーボルトと、日本人の20歳の娘楠本滝(くすもとたき)の間に長崎出島で生まれました。
心臓病治療の最前線:あるアメリカ循環器開業医の 1 日。緊急当直日の出来事など。
ミシガンも暑い日が続いていますが、お元気でお過ごしでしょうか?循環器科開業医としての私は、総勢七人の循環器科医グループの一員として、外来を週に2日半、病棟回診及びカテーテル検査及び治療を週に2日半行っています。
心臓病治療の最前線:番外編 日本の歴史を振り返る 〜幕末、明治、大正の女性たち〜: 木戸松子
番外編 日本の歴史を振り返る 〜幕末、明治、大正の女性たち〜: 木戸松子
心臓病治療の最前線:コロナワクチンアップデート
3日前、私と妻とは一緒に2回目のコロナブースターワクチンを受けてきました。最近はマスコミもロシアのウクライナ侵攻の話題で一杯で、コロナ関連のニュースは、片隅に追いやられた雰囲気ですが、この原稿を書いている時点で、中華人民共和国や北朝鮮などアジアの国々でコロナ感染の拡大のニュースがあり、もうコロナは終わったと考えるのは尚早のような気がします。
心臓病治療の最前線:番外編 日本の歴史を振り返る 〜幕末、明治、大正の女性たち〜: 山本(新島)八重
さて、前回は、幕末の会津藩に生まれ、戊辰戦争において会津城籠城戦を戦った娘が、米国へ留学し、日本人女性として初の米国大学卒業生となり、数奇な運命から、その会津城への攻撃の総司令官だった大山巌将軍と出会い、結婚し、日本の看護婦制度の母となり、また日本におけるボランティア活動やチャリテイー活動の草分けとなったという、大山捨松の話をさせていただきました。
心臓病治療の最前線:番外編: 大山捨松について <幕末明治の女性たち> 〜 日本の看護教育の母
心臓病治療の最前線:番外編:大山捨松について <幕末明治の女性たち> 〜 日本の看護教育の母
心臓病治療の最前線:最近の話題
最近お世話した患者さんの話をします。プライバシー保護のため、細部は少し変えてあります。
症例1:
70数歳の男性。18年ぐらい前、他州で心臓バイパス手術をおこなったが、その後、別の州に引っ越し、最近ミシガン州にやってきた。
心臓病治療の最前線:菅総理、ご苦労様でした。
9月3日、日本の菅総理は、今回の自民党総裁選挙に立候補しないという声明を発表され、事実上の退陣を宣言されました。コロナワクチンの積極的な導入と普及を始め、数々の良い施策を次々に実行し、成功されたのにも関わらず、地味な人柄からか、国民からあまり高く評価されなかったことは大変残念で、これからまだまだやり残したことが多くありそうですが、次の首相へバトンタッチされることとなりそうです。
心臓病治療の最前線:コロナワクチンの接種をまだ迷っている人たちへ
2019年の年末ごろ中国武漢に発生した新型コロナウイルスは、今や、日本や米国を含めて世界中に広がり、2020年の7月に世界的大流行という宣言が、世界保健機構より出されて以来、もう1年以上経ちますが、いまだに先行きの不透明感が必ずしも払拭されていないのが残念ながら現状のようです。
心臓病治療の最前線:蚊除けダニ除け対策は十分ですか?
ミシガンにも本格的な夏がやってきて、野外で過ごすことも多くなってきました。その時に気になるのが、蚊やダニなどの害虫に刺されることです。
心臓病治療の最前線:日本企業頑張れ
コロナの世界的流行も、ワクチンの成功により、アメリカでは、病院や診療所では、まだ100%マスク着用は続いているものの、ワクチンを打った人たちの間でのマスクなし会合は徐々に始まっていますし、全体として随分と落ち着いてきたようで、大変喜ばしいことです。
心臓病治療の最前線:鬼に金棒 〜とてもいい予感: コロナの終わりが見えてきた?〜
今年5月3日号の The Medical Letter 誌によると、コロナの治療薬として有望な薬が見つかるかもしれないとの記事が出ていました。私だけの胸の内にとっておくのはもったいないので、皆さんとシェアすることにします。
心臓病治療の最前線:心不全のお話
しばらくの間、コロナの話など、心臓と直接関係ないお話ばかりしてきたので、今回は心臓の話に戻ります。心不全のお話です。
心臓病治療の最前線:肩こりと腰痛、英語でどう言いますか?
アメリカでお医者さんにかかろうとする時、システムの違いや、保険の扱いや支払いなど、戸惑ってしまうことも多くあると思いますが、言葉の壁も間違いなく存在します。肩こりや腰痛など、日本語で、つい日常的に使っている言葉でも、さていざ英語にしようとすると、なんと言っていいのかよくわからなくなることがあります。
心臓病治療の最前線:コロナ変異株
(JNC 2021年3月号掲載)もう少しだけコロナの話をさせてもらいます。一つは良い話でもう一つは少し気になる話です。 良い話といえば、アメリカ全体およびミシガン州で、コロナの新規感染者数、同死亡数、同入院患者数、など、コロナの活動性を表す数値がいずれもはっきり減少傾向を示していることです。
心臓病治療の最前線:終わりの始まりの予感
この原稿を書いている1月下旬現在、二つの良いことがありました。一つは、アメリカ大統領に、民主党のバイデン氏が就任し、これまでのトランプ元大統領のブリー(弱いものいじめの脅かし)がやっと終わり、民主主義や、相手を尊重し、お互いを尊敬し合うというアメリカの良い伝統が、改めて正しいものとして認められるようになったことです。
心臓病治療の最前線:コロナ渦中での循環器医師の暮らし
みなさんお元気ですか? 最近アメリカでコロナウイルスに対するワクチンが2種類承認され、コロナ大流行の終息が期待できるようになりました。これらのワクチンの有効性と安全性が確認されれば、やっとこの厄介なウイルスの問題を過去形で語ることができる日が近づいてきているのではないかと切に希望しています。
心臓病治療の最前線:マスクについて その2
(JNC 2020年12月号掲載) ジャパンニュースクラブ10月号の本稿にて、マスクについての病院の在庫の点からお話をしましたが、今日は、マスクの効用についてお話をします。