りんご会入園式・入学式が行われる

4月13日、デトロイト・りんご会補習授業校の入園・入学式が行われた。その週は冷たい雨が数日間続いていたが、この土曜日は入園・入学を楽しみに待っていた子供のたちの思いがかなったような、美しい青空が広がった。

「新一年生はお父さん、お母さんに手を引かれてこの日を待っていた様子がよくわかります。幸せそうな雰囲気でした」と、初日を終えた後、小学部・教務主任の高橋美季先生は語ってくださった。午前中、ノバイメドウズ校体育館で行われた小学部入学式では、校長先生のお話の後、最初は緊張していた新一年生も、校長先生からの何度かの問いかけに元気な声で答えていた。新六年生は式で校歌のプレゼントをした。貫禄あるお兄さん、お姉さんとして、新一年生に「小学部は楽しいことがいっぱいあるよ」とメッセージを送った。

 

中・高等部の入学式は小学部に先立って、もう一つの借用校舎のノバイ高校体育館で行われた。参式した来賓の在デトロイト日本国総領事館の小川伸首席領事は「皆さんの年代は自分を知るチャンスの時期です。デトロイト郊外のこの地域での生活を楽しんでください。そしてアメリカで学ぶということ、国際人として世界のことに目を向けて行ってください」と新たなスタートに臨む生徒たちにお祝いと励ましの言葉を送った。田中孝学校長は詩人・宮沢章二氏の「流れの中で」を引用し、二度と戻らない時間を大切にすることを話した。りんご会運営委員長の藤代俊氏も励ましの言葉を述べた。平日通う現地校との両立の大変さを乗り越え、小学部、中学部から上の学部に進級する生徒も多い。新入生代表はその大変さ以上に土曜日に会える友達との楽しい学校生活、行事活動に期待を膨らませ頑張っていく、と決意の言葉を発表した。在校生代表からも、真の学びあいの場として時間を大切にしていこうと、歓迎の言葉が語られ、同校の生徒たちの伸びやかさがうかがわれた。午後からは、メドウズ校にて幼稚園部の入園式も行われた。

入園・入学生は幼稚園部34名、小学部91名、中学部49名、高等部24名。デトロイトりんご会補習授業校は、昨年創立50周年を迎え、次の半世紀への新たなスタートを切った。日本国派遣教員の校長、教頭の指導の下、812名の児童生徒、107名の教職員で年間42週の日本語による補習授業を行うほか、大運動会、文化祭、音楽会、お餅つきなど、日本国内の教育活動を基にした行事等をカリキュラムに含む、ミシガンの日本語教育施設の中核をなす学校である。

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