言葉の架け橋
言葉の架け橋

今回は「目」を使った表現です。お察しの通り、沢山ありますね。まず「いい目が出る」。この場合の目はサイコロの目のことを指しているので、“I got a lucky dice roll.” が普通です。もう少し詩的に言えば、“I had fortune smile on me. ”(幸福の女神が微笑んでくれた。)

「彼には一目置いている」はどうでしょうか?これは元々碁から来ているそうで、強い相手に対するハンディキャップとして一石多めに置かせてもらう、ということで、英語ですと “I take off my hat to him.” となります。「鵜の目鷹の目」は鵜や鷹が鋭い目で獲物を探すところから来ており、よく「鵜の目鷹の目で探す」いう言い方をしますが、英語では “to search with sharp eyes” です。

「鬼の目にも涙」は英語では説明的で、“Even the hard-hearted can be moved to tears.” となります。

「白い目で見る」は英語だと肩で表すこととなり、“to turn a cold shoulder” です。

「面目ない」は 自分のやったことが恥ずかしくて面と向かって目も合わせられないわけですから、“I’m ashamed of myself.” が適切です。

「空目を使う」は見て見ぬふりをすることなので、“turn a blind eye” が使えます。

「目は口ほどにものを言う」は東西共通のようで、そのまま “The eyes speak more eloquently than lips.”(目は唇より雄弁)です。

「目星を付ける」とは大体の見当をつけるという意味で、“to mark something/someone down” です。

「目分量」は英語でも同じで、“measure by eye” or “eyeball [it]” です。

最後にもう一つ、「目一杯」ですが、「では目一杯楽しんできてね。」と言うなら、“Please enjoy yourself to the full.” でいいでしょう。

上記についてご質問のある方、また、その他の表現について知りたい方は、izumi.suzuki@suzukimyers.com まで。―――――――――――――――――――――――――――――――――
鈴木いづみ:会議通訳者、公認法廷通訳者、アメリカ翻訳者協会日<>英翻訳認定資格を有す。通訳・翻訳・日英語学クラス等のサービスを提供する鈴木マイヤーズ&アソシエーツ(株)社長。www.suzukimyers.com

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