Pabst Coffee House

ミルウォーキーはミシガン湖の対岸にあり、シカゴからはほぼ真北に位置し車で2時間ほどのウィスコンシン州の街。サッポロビールのCM で「ビールのおいしい街」としても名が知られ「Brew City」が愛称。

Coffee House
Coffee House

歴史を紐解くと、ネイティブ・アメリカンとの毛皮交易が行われていた。その市の設立に尽力したのが、フランス人のJuno。全米でも最大の都市となった。Brewery産業が盛んなのは、1800年代にドイツからの移民の飲み物や産業だったこと、水量が豊か、水路を使って木材の調達が容易であったという地の利などがあげられる。Miller、 Molson Coors、Pabst、Leinenkugel、すべてウィスコンシンのビール会社。

 

Pabst Coffee House

Pabstはかつて全米一のシェアを誇ったこともある一大ブランド。ダウンタウンから北に5分ほどI-42を走ると、Pabst社の一連の建物となる。アーチには社名が掲げらている。Brew House Inn。Pabstの醸造所をホテルに改造し、Brew Restaurantを持つ。室内もソファーではなく「ミニバー」風のテーブルとバースツールが置かれおしゃれだ。館内は吹き抜けになっており、往年活躍した醸造タンクが階下に見える。界隈のPabstの一角にはコーヒーハウス(バーも兼ねる)、お土産ショップもある。こじんまりとしたコーヒーハウスで昔ながらの製法のPabstビールを出している。

MPMの展示

街は100以上のブリューワリーが歴史的に存在し、現在も約70のブリューワリーを擁する。ホテルからRiver Walkへ向かうと、あちらこちらにBreweryの看板がある。通りかかったホテルのバー・レストランに入ってみる。「どれがおいしいか」と聞くと勧められたIPA。さすがレベルが高い、と感じる。

市内には屋根に金属の装飾をし羽ばたく鳥のモチーフのMilwaukee Art Museum、バイクファンにはたまらないHarley-Davidson Museum等があり、市内バスや徒歩でも見学できる距離だ。Brew House INNから5分ほどのMilwaukee Public Museumを見学した。歴史、風俗、科学を網羅した博物館で、日本に関する展示もある。江戸時代に百人一首を楽しむ武家屋敷など再現されていたり、アイヌ民族が紹介されていた。ヨーロッパ各国のクリスマスの飾りつけが窓の外から眺められる、という展示は家族連れにも楽しめるところだ。今回は見ることができなかったが、日米関係が悪化の一路をたどった世界大戦前に日米の学校で交換したJapanese Friendship Doll (答礼人形)も所蔵している。往年のミルウォーキーの繁栄と日本とのゆかりを感じるものだ。

MPM 街の歴史の展示

ミシガンへの帰路を急ぐ前に予定していたダウンタウンThird WardにあるExplorium Brew Pubへ。Black FridayのAged Barrel beerがリリースされ、にぎやかな店内だった。家族経営だが、33種のビールがこの日はオンタップ。奥のTunnelと呼ばれるダイニングスペースへ案内された。夏はこのスペースが通りからも入れるようになっており、トンネル状のビアガーデンになる。The Big Blatはサンドイッチで絶品。アボカド、レタス、ベーコン、トマトがマヨネーズとしっかりマッチしていた。Barley Wine beer(Doc)は濃厚でミルウォーキーで一番楽しめたものだった。

ダウンタウン
The Big BLat ($14)
TunnelとLost in Sauce IPA
Historic Pabst Brew House
一角に掲げられたアーチ

駆け足で駆け抜けたミルウォーキーへの旅。Breweryが目的だったが、それ以上に見どころあり、さわやかな水辺の風景、心も潤ったビール。Brew Cityは偉大な街だった。

Explorium Brew Pub
https://www.exploriumbrew.com/

Brew House INN
https://www.brewhousesuites.com/

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