皆様、明けましておめでとうございます。今年もどうぞよろしくお願いします。

  今回からは体の部分を使った慣用句や言い回しが英語でどうなるかを見ていきたいと思います。上から順番に行きましょう。まずは「頭」。「頭打ち」は何かが伸びなくなる状況で、英語では、“hit/reach the ceiling” と言います。この天井という言葉は米国で良く比ゆ的に使われ、資質や実績があっても女性やマイノリティは昇進できないという目に見えない壁として使われる “glass ceiling” という言い方もあります。「頭が上がらない」は、誰かに対して引け目を感じている時に使いますが、英語では “I couldn’t look him in the eye.” (彼を直視できない)となります。

「頭が痛い」はどうでしょうか。例えば、「うちの息子には頭が痛いよ」と言うのであれば、“My son is a real headache.” で、とても似た表現です。「頭隠して尻隠さず」はダチョウが頭を砂などに突っ込んでいる姿を思い浮かべるのではないでしょうか。正にそこから来ている言葉なので、 “behaving like an ostrich” で通じます。よく言うのは “He buried his head in the sand and refused to con­front the problem.”(彼は頭を砂に突っ込んで問題を直視しようとしない)といった言い方です。「頭から」は最初から全然聞こうともしない、という感じの表現ですが、「彼は我々の提案を頭からはねつけた」というのであれば、“He flatly reject­ed our proposal.” となります。「頭が固い」はやはり頭を使った “thick-headed” とか “stubborn” が使えます。

では、皆様にとって2024年が健康で幸せ溢れる年になりますように。

上記についてご質問のある方、また、その他の表現について知りたい方は、izumi.suzuki@suzukimyers.com まで。―――――――――――――――――――――――――――――――――
鈴木いづみ:会議通訳者、公認法廷通訳者、アメリカ翻訳者協会日<>英翻訳認定資格を有す。通訳・翻訳・日英語学クラス等のサービスを提供する鈴木マイヤーズ&アソシエーツ(株)社長。www.suzukimyers.com

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