言葉の架け橋
言葉の架け橋

動物に関する言い回しの最終回は「魚」です。よく知られた「魚心あれば水心」は、“You scratch my back and I’ll scratch yours.”(僕の背中を掻いてくれたら君の背中を搔こう)「逃した魚は大きい」もご存じでしょう。英語では “The fish that escapes seems bigger than it is.” 人間共通の心理ですね。「水を得た魚」はどうでしょうか。例えば、「テニスのことになると彼女は水を得た魚のようだ」と言うのであれば、“She is in her element when it comes to tennis.” と言えます。
魚でもよく出てくるのが「鯛」。「海老で鯛を釣る」は、似た表現で “Throw a sprat to catch a whale” (小魚でクジラを獲る)というのがあります(英国の表現でやや時代遅れ)が、日本よりも規模が大きいですね。「鯛の尾より鰯の頭」は「鶏頭牛後」とも言いますが、英語は、“Better to be the head of a dog than the tail of a lion.”(ライオンのしっぽより犬の頭-これもやや古い表現)となり大変似た感覚です。
次に「サバを読む」。英語では、“To manipulate figures to one’s advantage”(自分の都合の良いように数字をごまかす)となります。もう一つ、ごく最近ですが、「サバ落ち」をご存じですか?サバはサーバーのことで、あるサイトへのアクセスが一時的に集中してアクセスできなくなること。そのまま、“The server is down.” で、鯖とは関係ないのですが、皆さん落ちた鯖の絵を描いたりして楽しんでいるようです。

上記についてご質問のある方、また、その他の表現について知りたい方は、
izumi.suzuki@suzukimyers.com まで。

上記についてご質問のある方、また、その他の表現について知りたい方は、izumi.suzuki@suzukimyers.com まで。―――――――――――――――――――――――――――――――――
鈴木いづみ:会議通訳者、公認法廷通訳者、アメリカ翻訳者協会日<>英翻訳認定資格を有す。通訳・翻訳・日英語学クラス等のサービスを提供する鈴木マイヤーズ&アソシエーツ(株)社長。www.suzukimyers.com

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