2023年10月10日(火)、ディベロッパー及びパートナーらと関係者、市長や賓客が集い、桜ノバイの起工式(Ground Breaking Event)が行われた。朝の気温が摂氏5度、6度と急に冷え込み始めた週の、式当日午後3時の気温は10℃。石やコンクリート製パイプの並ぶ工事現場に真っ白いテントが張られ、平らに均された土の上に整然と椅子の並べられた特設会場に於いて、小雨の降る中、この日を心待ちにしていた関係者らの熱い想いを聞くことができた。

SAKURA NOVI プロジェクト 起工式へ
SAKURA NOVI プロジェクト 起工式へ

長いプランニングを経てやっとこの日を迎えたこと。パンデミックをくぐりぬけ、人件費の高騰や下落、利子率のピークなどローラーコースターを次々と経験する中、ノバイ市の後援、デトロイト日本国総領事の関心と理解、日本商工会事務局長との意見交換などに支えられ、多くの素晴らしい人々と出会いながら今日に至ったこと。ノバイタウンセンターに隣接するこのアジアを概念とする多目的不動産開発プロジェクトは、食、美容、健康、仕事の面において人々を楽しませ、ローカル、およびリージョナルコミュニティーをも刺激する、新しくパワフルな事業の到達点となりうること。

来訪者が散策を楽しめることになる日本風ガーデンには、アジア系周辺住民のためにバイリンガルサインも掲げられ、子どもたちの遊び場や、オーセンティックな建物も建設されるという。また、サイト西側に建設予定の賃貸住宅のマーケティング担当者によれば、賃貸住宅は、在宅勤務などのポストパンデミックの生活様式をも反映、融する、融通の利く多目的スペース中心のタウンホームスとなる。

ハイライトの地じぎょう形の鍬くわ入れでは、事業関係者と来賓が一列に並び、ショベルを土に入れ、プロジェクトの成功を願っての記念撮影。人々の笑顔と和やかな空気の中、グラウンド・ブレイキングは完了。悠然と池に浮かぶカナダグースの群れが憩いのひとときを上手に演出していた。

SAKURA NOVI プロジェクト 起工式へ
SAKURA NOVI プロジェクト 起工式へ

当日、にこやかに、丁寧にインタビューに答えてくださった新藤雄介デトロイト総領事は、日本人の一番多く住むノバイ市の学校や環境の充実について触れ、「日本人の皆様にも是非、このプロジェクトを応援し、盛り上げて行っていただきたい」と大いなる期待を語った。また、日本を離れて恋しいものとして「食べ物」を筆頭に挙げ、活力の源である食事の大切さと海外で生活する日本人の食の充実への希望を語った。「日本で味わえるものの素晴らしさを是非紹介し、知っていただきたいと力を入れています」と話すと、次のイベントとなるオークランドコミュニティカレッジの料理学校で行われる日本酒の紹介レクチャーへと向かわれた。

アメリカミシガン州ノバイ市中心部に完成する「SAKURA NOVI」。パンデミックによる混沌と静寂も経て、実に5年以上に渡った構想は、時代の変化に合わせた文化融合の開花実現へと向け、より住みよいコミュニティーを求める人々の大きなエネルギーと共に、いよいよ動き出した。

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