第3回 “マイボンMIBon” 盆踊りイベント ” 初のクランブルック日本庭園エリアにて開催

去る8月13日、少し汗ばむほどの陽気の中、今年で第3回目となるMIBon 盆踊りフェスティバルがクランブルック日本庭園エリアにて開催された。このイベントは、遡ること、まだコロナが猛威を振るっていた2021年の8月。五大湖太鼓センターの小さなグループにより始められたイベントで、夏といえば、の「盆踊り」アメリカでも徐々に人気を得てきている「太鼓の演奏」二つのエレメントを合体させた新しいコンセプトのお祭りだ。第2回の昨年は、ノバイ図書館のパティオで図書館とのコラボイベントという形で大成功を収めた。

今年はりんご会補習校開校50周年にあたるが、最初に補習校が借用した校舎が、このクランブルックキャンパス内にあるブルックサイドスクール。日本人コミュニティにとって大変縁のあるクランブルックでのMIBon2023となり、浴衣やはっぴ、甚平などを着て来場する人たちが多く見られた。

オープニングはエネルギーあふれる太鼓の演奏で始まった。五大湖太鼓センターよりアイリーン・ホー氏、Cranbrook Center for Collections and Research Directorのグレッグ・ウィットコップ氏による挨拶で、この日を迎えられた喜びが述べられ、MIBon 2023の企画運営、設営、盆踊り指導、サポートなどに携わった五大湖太鼓センターのメイデンス典子氏、ジョンソン恭子氏、フィッシャー明世氏、Tokyo Rope USA社の中浜昭太郎氏、その他JBSD、JSDウィメンズクラブ、高校生ボランティアの方々への感謝の意を表した。“Happy MIBon!”の掛け声でイベントが始まる。

盆踊りは、「東京音頭」「炭坑節」の定番曲に加え、ミシガンのオリジナル盆踊り曲「ミシガン音頭」やカリフォルニアの太鼓アーティスト、PJ Hirabayashiと日本のプロ太鼓グループ鼓童の名誉会員、藤本容子との共作、「EiJaNaiKa(ええじゃないか)」といったユニークな盆踊りも組み込まれた。高校生ボランティアグループが本番直前まで練習を重ね、手本となり踊るその姿はなんとも頼もしい存在であった。皆で踊り、櫓を囲んでできた盆踊りの輪の大きさをみると、地元民たちの日本文化への関心の深さが伺われる。

盆踊りの合間には、クランブルックの日本庭園においても、太鼓や和楽器演奏を披露。盆踊りに来られた方達も庭園まで足を延ばし、本格的な日本庭園を堪能し、そのクオリティの高さに驚いたのではないだろうか。  イベントを終えて、企画から同イベントの指揮をとってこられたジョンソン恭子氏へ感想を伺った。

「多くの方に盆踊りの輪に入っていただき、楽しんでいただけたことと思います。盆踊りはもともと誰でもその場で参加できるよう動きはごく単純なものになっています。ミシガン音頭には、ミシガン人がミシガンを紹介するときに使うしぐさ、ミトンとうさぎの動きが所作の中の中心になっており、地元の方々に馴染んでいただけたのでは」と話した。「歴史と伝統あるクランブルックで本イベントを開催できたことは、光栄です。りんご会補習校50周年という節目の年でもあり、クランブルックのLower schools Brooksideの校舎が最初に借用した場所だと考えるとき、この場所で盆踊りと太鼓という楽しいイベントを通して日本文化を紹介できる機会をいただけたことは大変ありがたいことだと思います」

大盛況であったこのMIBonフェスティバルが、今後も末長く続いていってくれることを願いたい。(JNC)

返事を書く

コメントを記入してください
お名前を記入してください