新入生・新入園児、少し緊張して新しいスタート
りんご会補習授業校入学・入園式

4月8日のデトロイトりんご会補習授業校の入学・入園式は、午前中の中・高等部入学式を皮切りとして執り行われた。期待に胸を膨らませた中学部と高等部入学生はノバイ高校の体育館に入場。保護者、来賓、保護者は新入学生を温かく迎えた。式辞で林る美校長は同校の3つの教育目標を新入生に語り、その中で「自ら考え判断する」ことを大切にするよう、入学生に新たな気持ちを奮い立たせた。

  小学部の入学式は午前中にノバイ・メドウズ校で行われた。保護者と微笑ましい様子で新小学1年生は登校した。緊張した入学式の様子だったが、入学式では新6年生からの校歌の合唱のプレゼントがあった。自分たちよりもずっと体の大きい新6年生からのプレゼントを新入生はしっかりと受け取っていたのが微笑ましかった。中・高等部の入学式に引き続き、来賓として参式した在デトロイト日本国総領事館・総領事の進藤雄介総領事は「厳粛な式の雰囲気は、日本の教育、学校に関する関心の深さを表しており、アメリカの現地の人も自らもそう思う」と述べ、小学部入学を迎えた保護者へこれから国際人として伸びゆく子供たちの成長への明るい未来への期待とお祝いの言葉を贈った。

 午後に行われたのは幼稚園部の入園式だった。年中組・新園児は保護者とともに登園したが、入園式のために保護者と離れる時に戸惑う姿を見せる園児もいた。クラスごとに並んで入園式に臨んだ。入園式の式辞で林校長は緊張していた園児に「今日、自分で起きられた子はいますか」、「〇〇組さん、手を挙げてください」と問いかけた。すると新入園児からは元気に手が挙がった。新入園児は式の終わりには落ち着き、笑顔を見せた。その入園式での成長を保護者は微笑ましく見ていた。

 幼稚園部の年中組の新入園生47名、小学部新入生109名、中学部56名、高等部30名。終日、抜けるような青空が広がったこの日はまるで新入生・新入園児の門出を祝福するようなすがすがしい一日だった。

入学式・入園式の様子はりんご会補習授業校の各学部の主任(サビーナ智子先生、高橋美季先生、中野ゆう子先生)からのご協力を得ましたことに感謝申し上げます。

 

 

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