
夫妻と二人の兄弟による家族経営のブリューワリーがOak Parkにある。6月11日に開店1周年を迎える。
ミシガン州Cantonで育ったオーナー・Kyleは10年越しの夢をかなえた。2018年から自分のブリューワリーを持つことに本腰を入れ始めた。いくつか候補の町はあったが、実際に後押しを感じたり協力的だったりする町はなかなかなく、このOak Parkが最も好意的だったので、ここにオープンすることになった。この1年間に醸造したビールは38のスタイル、常時12種類がラインアップしている。精力的に取り組む姿は自分のブリューワリー内だけではなく、フロリダ州のフェスティバルに参加したり、10月にはミシガン州西部Three OaksのJourneyman Distilleryが主催するBrew festivalにも参加を予定するなど、「Focus on Quality」と彼が言う通り。
ブリューワリーは11 Mile Rd沿いにあり、Oak Parkのダウンタウンの真ん中。店内は天井が高く、すっきりした
フロアー。バー・カウンターの背後にはBrew Systemがある。夏にはGlass Doorを開けて11 Mile Rdと背後の駐車スペースの風通しのよさが体感できるだろう。フロアーの特徴は、Pewabic(デトロイトにある非営利団体の陶器製作所。https://www.pewabic.org/)が制作した犬のPaw(肉球)のタイルが壁面を飾っていること。「コミュニティーに感謝も込めて、犬の名前がはいった壁掛けタイルをファンドレイジング」で作った。ベースのデザインは同じだがバックの色はそれぞれに違い、1枚1枚に愛犬の名が入っていて訪れる人の目を楽しませている。「愛犬が一緒に来店できる日が来るために市と調整中」とのこと。
「Qualityを重視している」という言葉通り、IPAなどの仕上がり度は高い。Mega Pint (Imperial Double IPA, 8.2%)はpint (16 oz.)ではなく、10 oz.のチューリップ・グラスで出されたのにはちょっとしたひねりがあったが、フルーティーさが心地よかった。キッチンはないが、毎日Food Truckが来て、さまざまな料理が楽しめる。訪れた日は日曜日だったせいか、家族連れが多く、cateringを楽しんでいた。
Oak Parkはデトロイト動物園から車で5分ほど。Dog and Pony Show Brewing はI-696を降りて北に向かうと東西に走るブリューワリーは11 Mile Rd上にある。裏手の駐車スペースは広く、心配はいらない。*1周年記念パーティーは前売り制($75。詳しくはHPでご確認を。)
Dog and Pony Show Brewing
14661 W. Eleven Mile, Suite 200,
Oak Park, MI 48237
Tel: 248-850-8910
https://www.dogandponyshowbrewing.com