今回は、あと二つほど「青」関連の言い回しを見てから次に進みます。「青は藍より出でて藍より青し」。子が親に勝る、あるいは弟子が師を勝る時に使いますので、英語は、“The pupil has outdone the master.” とか “The son has eclipsed the father.”  等と言えば良いでしょう。「紺屋(こうや)の白袴」という表現がありますが、紺屋とは染物屋のこと。お客の着物を染めるのに忙しくて自分の袴を染める時間がない、ということで、似たものとしては「医者の不養生」等がありますね。英語でも似た言い回しで “The shoemaker’s children go barefoot.” (靴屋の子供たちは裸足) というのがあります。 

ここで「黒」に行きましょう。「腹黒い」と言いますが、“wicked/crafty/scheming” が普通で、“blackhearted” とも言えますが、これは形式ばった表現で普通は使いません。「頭の黒いネズミ」は、職場からお金を盗む人、ということなので、“A person who steals money from the workplace” と説明するか、一言で “Embezzler” でもいいでしょう。「白黒をはっきりさせる」は良いか悪いかを決定することですので、“To distinguish right from wrong.” といったところでしょうか。一つ注意したいのは、英語では色の順番が逆になり、例えば「白黒テレビ」は “Black-and-white TV” となります。

 上記についてご質問のある方、また、その他の表現について知りたい方は、
izumi.suzuki@suzukimyers.com まで。

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鈴木いづみ:会議通訳者、公認法廷通訳者、アメリカ翻訳者協会日<>英翻訳認定資格を有す。通訳・翻訳・日英語学クラス等のサービスを提供する鈴木マイヤーズ&アソシエーツ(株)社長。www.suzukimyers.com

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