Sakura Novi Land Development LLC

2021年9月17日、ミシガン州ノバイ市のアジアビレッジ開発プロジェクトを進めるSakura Novi, LLCは、ノバイ市のグランドリバーアベニューとタウンセンターの北東の角に位置する以前市が所有していた10エーカーの区画にあるすべての空き建物の取り壊し申請を提出したと発表した。この土地は、今年8月20日にSakuraNovi, LLCによって市より購入されたばかりで、15エーカーの開発用地の一部。「桜ノバイ」プロジェクトがいよいよ本格的に始動することとなる。

 当初「アジアビレッジ」と呼ばれたアジアをテーマとするこの「街づくり」プロジェクトの計画は、後に“Sakura Novi”と名付けられ、ミシガン州で、初のアジアをテーマにした多目的不動産プロジェクトとして開発実現を目指し、推し進められてきた。現在、将来の「桜ノバイ」を描いたキャンパスには、3万平方フィートのレストランと小売店スペースが、そして132のタウンハウス・アパート、1万4,000平方フィートのオフィス群、また池を囲むアジア風の庭園などが配置され、当地に住む日本人や関係者、その他地元の日本文化ファンにも大変高い関心が寄せられている。

  本プロジェクトは、数年前より政府、市民、および地元のビジネスリーダーにより支援されてきた。ノバイ市シビックセンターで開催された会議では、市議会のメンバー、オークランド郡の代表、当時在デトロイト日本国首席領事であった野田氏、デトロイト日本商工会事務局長の植田氏と、コミュニティリーダーもこのビジョンについてブレインストーミングを行った背景がある。

 この一帯の土地が再区画整理され市から開発グループに売却された今、ノバイ市ダウンタウンの中心部にある「桜ノバイ」開発は、これからも引き続き国際地区として発展するために、市の取り組みの中心となることが期待されている。

 開発グループによると桜ノバイプロジェクトの着工は2021年末を目指している。2023年春のグランドオープニングに向け、大きな一歩を踏み出したと言える

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