「瓢箪から駒」という諺があります。この駒とは、将棋の駒ではなく、馬を指します。中国の仙人が馬を瓢箪にしまっていたという故事から来るもので、「思いがけないことが起こる」という意味です。英語では “Something unexpected happened.” とか “being more or less the same”   と説明的になります。「紅葉のような手」という表現は、小さくてかわいらしい幼児の手を指しますが、英米ではそのような喩えはなくせいぜい “cute little hands” といったところでしょうか。

「根に持つ」は、「いつまでも恨みに思って忘れない」ことですから、「彼女はいまだにあのことを根に持っている。」と言うのであれば、“She still holds a grudge over that matter.” となります。「根も葉もない」は根拠がないことですから、“groundless”  とか“unfounded”で、英語ですと「地盤がない」という意味合いになります。もう一つ、「根」を使った表現で、「根を断つ」という言葉がありますが、これは「大元をきれいに取り除く」という意味で、英語は “to get rid of the source of (something)” です。但し、「葉を欠いて根を断つ」となりますと、「小さい欠点を直そうとして根本をダメにしてしまう」ことの譬えで、 “to try to correct small weak points to ruin the foundation” と言えるでしょう。

 上記についてご質問のある方、また、その他の表現について知りたい方は、izumi.suzuki@suzukimyers.com まで。―――――――――――――――――――――――――――――――――
鈴木いづみ:会議通訳者、公認法廷通訳者、アメリカ翻訳者協会日<>英翻訳認定資格を有す。通訳・翻訳・日英語学クラス等のサービスを提供する鈴木マイヤーズ&アソシエーツ(株)社長。www.suzukimyers.com

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