昨年11月中旬から続いているレストラン・バー等の屋内飲食の規制が解除されるかどうか、注目されている。これまで紹介してきたブリューワリーは厳しい状況の下、それぞれが工夫を凝らして、コミュニティーにクラフトビールを提供している。今回はEastern Market Brewing Coの店の一つ、Ferndale Projectを紹介する。

 年末に久しぶりに訪ねてみたデトロイト・Eastern MarketにあるEastern Market  BC(EMBC)の中は寂しかった。かつてあったチェアーはフロアーの隅に山積みにされていた。ブリューマスターと話をしているうちに、2年前にオープンしたFerndaleにあるもう一つのEMBCはユニークな活動をしていると聞き、年明けにFerndaleを訪れてみた。

 Ferndale Projectという店名の下、EMBCと同様のビールや、ここでしか出していないビールがある。このブリューワリーもオンラインで注文とカーブサイドピックアップ、そして最近Tavour(加盟している全米のブリューワリーのビールの
オンラインオーダーサイト)にも参加し始めた、という。

 ブリューワリー内での飲食はミシガン州のコロナ対策で規制されているので、以前ブリューワリーで飲んで美味しかったと思えたクラフトビールを飲みたいと思ったら、もう一度足を運び自宅で楽しむことになる。Jumbo Juice (Abv. 9.0. New England style) もその一つ。デトロイトのEMBCで「これは昨日缶にしたIPA」と勧められ購入した。ブリューワリーの缶入りのビールはいつも新鮮に感じるが、このIPAは醸造したてだったので、特にフレッシュでフルーティーだった。Ferndale Projectでも購入できるのでありがたい。そして、そんなクラフトビール好きの思いをFerndale Projectはキャッチして「配達料1回$1のデリバリーサービス」を行っている。他のブリューワリーは、「車で
15分
以内」という制約があるが、ここは「15マイル以内」。Ferndaleから15マイルなら、Farmington Hills等は範囲内だが、Noviの一部やAnn Arborは含まれないことになる。しかし、実際にFerndale Projectを訪れてみると、うれしいことがあるのがわかった。「週の中で曜日を決めてCounty Dropをしている」という。Ferndale Projectのサイトでは含まれない範囲もデリバリーできる、という。例えば、Washtenaw Countyにもデリバリーできる。しかも、配達料1回$1で。

「お客さんの便宜を図ってこのような企画にしている。多くの人に楽しんでもらいたいから」という。また、最近食料品ストアーにもEMBCのビールを出し始めた。多くの人の目に触れれば、このようなサービスを利用する人も多くなるだろう。

 さて、2月のイベントと言えば、バレンタインデー。FerndaleのUnconditional Love(ABV. 5.0%)のラベルはバレンタインの雰囲気にぴったりだ。ハイビスカス、ローズヒップ、ピンク・ヒマラヤソルトを交えた、サワービール。

Unconditional Love
Jumbo Juice (EMBCの店内にて)
屋外パティオのファイヤーピット。 
Ferndale Projectの外観

文・写真:ヤマトノオロチ

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