毎年日本漢字能力検定協会が発表している令和2年の今年の漢字は「密」、というニュースを聞いた。では、新しい年に向けてふさわしい漢字は。おそらく多くの人たちは「望」やそれに似た字を思うだろう。今回は、それがテーマのミシガンのローカルBreweryとそのビールを紹介する。

 そのパッケージを目にした人もいるだろう。もともとはTraverse Cityのダウンタウン
にPubを構えていたが、醸造量の増産を目指し、ミシガン州のDexterに工場を作った。HavocやDiabolicalはスーパーでも広く買い求めることができる。そのNorth Peak BCが2021年の春にもリリースする”Hope”が今回の注目のビール。

 本来は2020年のInternational-Women’s Dayの開催に合わせてリリースの予定だったが、コロナ禍により延期されていた。“Hope”は人々が集まることはないが安全な距離を守って楽しめるようにという願いが込められている、という。パイナップル、パパイヤ、そして軽いカラメル、と飲み心地が爽やかなフレーバー。そしてBrutビールのスタイル。以前インタビューをした、あるブリュワリーのマーケティングの人によると、Brutビールとは1パイント(16 oz)あたり砂糖が5gしかない、という糖分が少ないビールだという。これは発酵段階で酵素を加えると、ビールの甘さが抑えられるからだ。“Brut”とはシャンパンの甘みの段階を表す言葉で、「辛口」。フルーティーなフレーバーに切れ味は「辛口」の“Hope”。2020年は世界中の人々にとって大変な年だったが、そこに2021年は「辛口」ながらもほんのりとほっとできる風味が加わるのかもしれない。

 さて、“Hope”にはもう一つエピソードがある。“Hope”のラベル自体は他のNorth Peak BCのビールのラベルと同じベースデザインだが、ケースは一般からの写真を公募した。12月下旬にはHP上でも採用された写真が公開されている。

 前述の通り、North Peak BCは「二つの会社組織で成り立っている」(Traverse CityのマネージャーのMike氏)。Traverse CityのNorth Peak BCのPub/RestaurantでもDexterで缶に詰められるビールと同じものがで味わえる。Traverse Cityのダウンタウンにあり、本来なら屋外パティオも楽しめるフルキッチンのところだが、現在はPub/Restaurantはピックアップのみ。それでも、炉で焼いたピザはおすすめメニューに入っている。真冬の休暇または今後コロナ禍の規制が解除されていったときにバケーションで訪れた際に立ち寄ってみてはいかがだろうか。

 2021年、“Hope”の願いが叶う年でありますように。

Havacはドライな風味のIPA。一般のスーパー等でも入手可。

 

North Peak Brewing Company
https://www.northpeakbeer.com

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