る2020年8月14日(金)、「バーチャル・ラジオ体操」イベントが再び帰ってきた!

 去る6月には、新型コロナ感染拡大中のためミシガン州も自宅待機令が発令されている中、どうにか「皆でつながろう」と、Japan Foundation Gen-J (Grassroots Exchange Network-Japan)Programが中心となり、「#ラジオ体操でつながろう」プロジェクトを開催。全米各地で賛同する日系団体・組織も協賛した。同イベントは、7年間NHK番組『テレビ体操』にてアシスタントとして活躍された押味愛里沙さんが日本よりラジオ体操インストラクターとして参加するなど、国を超えて盛り上がりを見せ、その後も全米各地で同様のイベントが開催された。

今回は、現在も活動自粛が続くミシガンで、簡単にできる日本のラジオ体操を地元の方にも知ってもらい身体を動かしてもらおうと、再びバーシャル・ラジオ体操イベントが企画された。

 本イベントは、主催者のノバイ図書館で国際司書を務めるシャノン・オーレリーさんの挨拶で始まり、体操指導は、ヒロテックアメリカ社のバイリンガル・エグゼクティブ・アシスタント、エメリン・ルタオスキー
さんとJapan-Foundation-GEN-Jファ
シリテイター澤井美奈江さんが務め、「吸う・はく・伸ばす」など日本語での簡単な表現を交えて体操を紹介した。途中、ラジオ体操がより楽しくなるトリビアについてのクイズを画面で出すなど、日本語がわからないラジオ体操初心者から、夏休みのラジオ体操を懐かしむ筆者のような参加者までがイベントを楽しんだ。参加者同士が対面することはないが、後で参加者に感想を聞いたところ、「天気もよく家族全員で庭に出て参加した」「次回は社内で参加したい」と感想を話し、各自思い思いの30分であった様子。

 本イベントは、ミシガン州ノバイ市図書館・GEN-JMichigan・ヒロ
テックアメリカ共催、在デトロイト日本国総領事館・Japanニュース倶楽部が協賛。イベント後共催者ミーティングでは、「これからもこのような日本文化紹介・交流イベントを続けていけるようアイデアを持ち寄り、コロナが落ち着いたころに、公園や学校などで実際に開催することも視野に入れて企画できれば」と、今後も地元団体・企業の協力も得て同様のイベントを続けていきたいむねを話した。

コロナ収束後も屋外など形態を変えて 今後も続けていければ、と話す企画団体

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