
ミシガン州を含めて、アメリカの多くの州で、新型コロナウィルスのワクチンも治療も確立していない中、経済への配慮から、自粛規制は徐々に解除されつつありますが、いつまた大量感染の波がきてもおかしくない、という状況です。
ミシガン州は、6月15日から、レストランも再開し、美容院なども現在は再開しています。規制が緩和された状態で、感染者数を抑えておけるかどうかは、今後数週間の動向を見守る以外にありません。感染者数や死亡者数の数が増えてくるのは数週間遅れてきます。
テキサス州は4月末から徐々に規制を解除してきましたが、6月に入り、感染者数が爆発的に増加し、再規制を余儀なくされました。フロリダ州も5月初めから徐々に規制解除してきましたが、6月中に感染者が指数的に増えてきました。
ミシガン南東部は、飲食店が営業を始めてまだ2週間ですが、既にランシング近郊のバーでのクラスターが報告されています。では、どうすれば、感染がまた増えてもとのロックダウンに戻らないようにできるのでしょうか。
いわゆる、「New Normal」の基本は次のとおりです。
1. 屋内では必ずマスクをする
2. 家族以外の人とは2メートル離れる
3. 会食をする場合など、マスクをしたまま食べることは不可能なので、外すことになりますが、1.8メートル離れていることが推奨されています。
4. お酒を飲むと、細かいことが気にならなくなるので、家族以外の人と一緒にアルコール性飲料を飲むことは、なるべく避けましょう。飲み物やフォーク、お箸などの使いまわしは避けましょう
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筆者 プロフィール
医師 リトル(平野)早秀子 ミシガン大学家庭医療科助教授
1988年慶応義塾医学部卒業、1996年形成外科研修終了。2008年Oakwood Annapolis Family Medicine Residency 終了後、2008年より、ミシガン大学家庭医療科でミシガン家庭健康プログラムで日本人の患者さんを診察。産科を含む女性の医療、小児医療、皮膚手術、創傷のケアに、特にちからを入れています。ミシガン大学家庭医療科についてはhttps://medicine.umich.edu/dept/japanese-family-health-programへ。