残念なことに、新型コロナウィスルスの影響がゴルフ業界にも出始めています。タイ、シンガポール、中国で行われる予定だった米国女子ツアーのアジアシリーズに続き、 3月に沖縄で行われる予定だった日本の女子ツアー開幕戦も中止になりました。早く事態が収束することを祈るばかりです。

今月号は「ミスのタイプ別、あなたの試すべきパター!」を表にまとめてみました。

1) 距離感

一般的にカップをオーバーしやすい人は、軽いパターか柔らかい素材のフェースを選べば、転がり過ぎるのを制御することができます。逆にカップをショートしやすい人は、重いパターか硬い素材のフェースにすると、はじきが良くなり小さいストロークでも転がりを出すことができます。ただ重いパターを使っているのに遅いグリーンでショートするなら、軽めに戻して大きくストロークする練習をするのが効果的です。

パチンと打つのが好きでショートする人は、ヘッドを極端に重くすると転がりすぎることがあるので、「やや重め」としました。運ぶように優しく打つのが好きな人は、オーバーする人でもヘッドを軽くしすぎないようにします。

シャフトを短くすれば転がりは抑えられ、長くすると転がりは良くなります。L字型のような重心距離の長いパターを使うと、フェースの開閉によるパンチが効くようになりますし、センターシャフトなど重心距離が短いパターにすると、振り幅と距離の感覚が一致しやすいでしょう。

2) 方向

一貫してカップの右・左どちらかに外すことが多い人は、ネックの形状を選ぶことでミスが出にくくなります。図の右側、クランクネックはグリップよりも打面が後方にあります。ほんの少しですが遅れたタイミングで打つことになるため、フェースが返って来やすく、右へのミスを減らすことができます。逆に図の左にあるストレートネックは、打面がシャフトの前方にあるために、フェースが閉じる前にボールを打つことになり、左へのひっかけ防止になります。真ん中のベントネックはその中間です。ボールを置く位置も重要です。右寄りに置けばひっかけは減りますし、左に置けば右へのミスは減ります。自分は真ん中に置いていると思っても、どちらかに寄っていることがあります。鏡や動画でチェックしてみてください。ボールが真ん中に当たらずインパクトでフェースがブレる気がするなら、後方におもりのついた深重心のヘッドや、ウェイトをヒールアンドトウに配分したピン型が効果的です。

道具にこだわるのがゴルフの醍醐味のひとつですよね。パターの特徴を知ることで、次のパター選びはより楽しくなるはずです。「しっくり来るパター探しの旅」はいかがでしたか。さあもうすぐ。春が待ち遠しいですね。

<筆者プロフィール> 東京都出身、慶応大学法学部卒。駐在員の妻としてミシガン滞在中にゴルフを始め、ゴルフ好きが高じて2009年にPGAメンバーとなる。「もっと遠くの、狙った場所へ」をモットーに、夏はミシガンで、冬は日本でレッスンを行っている。(sonya_nomura@pga.com / www.crazygolfersworld.com)

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