Madison Heights市 初のブリューワリー 

文&写真 by ヤマトノオロチ

Cadillac Straits Brewing Companyはここ数年にオープンしたミシガン州のブリューワリーとはビジネスのスタイルが異なっている。ビールやワインだけに特化し、缶等をストアーなどに流通させるマイクロ・ブリューワリーが多い中、このCadillac Straits Brewing Companyは店の床面積は小さいがフルキッチンを持っている。そして、店の右半分は先行してオープンしたホームブリューのサプライ店。いくつかの“歯車”をかみ合わせながら地元を大切にするビジネスを行っている

フロアースペースに限りがあること、メンバーシップを大切にすることをモットーとし、マグクラブの特典やディスカウント率は大きいが、メンバーマグは置かない主義。この敷地面積ながら地元主義なのは「デトロイト」の周辺地区、ということにこだわったからだ。オーナーは二人ともMadison Heights出身と住民。訪れた日はそのオーナーの一人ゴーディと話した。Cadillac Straitsという名は18世紀初めのフランスの探検家にちなんだ名前である。彼はブリューワリーの名前の由来についてこう考えている。「デトロイトはフランス語で“海峡”の意味。 St. Clair湖 と Erie湖を結ぶ海峡。ロゴのひし形は海峡としてのデトロイトを表し、この地域に人々が住み始めた地区ということを意味している。ロゴの中央の刀は探検家としてのCadillac、その人を象徴、波の造形は海峡、デトロイト川、そしてビールの原料の大麦を表している」

 クラフトビール、ワイン、サイダー、ノンアルコールのルートビール、そしてKombucha。今回はFlatbread pizzaもいただいたが、充実度は高い。特にオーストリアのホップを使ったAustralis(7.4%,

New England style IPA)は最近はやりのHazy beerの風味がする。Kombuchaは0.5%のアルコール。4ozのグラスに注がれたブラックベリー、ブルーベリー風味もいいし、見た目もキュート。ノンアルコールの飲み物のCream sodaは、「ミシガンのTrade showで気に入った」のでメニューに加えられている、グランド・ラピッズのソーダ会社のもの。天然のサトウキビ使用。いくつかのフレーバーがあるが、Orange cream sodaはJamaican ginger入りだが、とてもスイート。

 実はこのMadison Heightsはアジア系住民とは縁が深い。ベトナム系のコミュニティーがその中で突出している。州平均居住者率の10倍の1.9%がベトナム系。このブリューワリーが面しているJohn. R Streetにはアジア系の店が一角を占めたり、大きな中国系のスーパーマーケットも数マイルのところにあったりする。このブリューワリーも元は中華店、現在もお隣はタイレストランだ。「ここにオープンしたのは、利便の良さ。I-75とI-696のいずれからもアクセスしやすいのが決め手」という。「Electrical Engineerだが、MBAも取得してビジネスの手腕もある」とゴーディはホームブリュー経験が6年だが、店をオープンさせたことに自信をのぞかせる。To go(アルコール度8%未満ならgrawler$6, 容器$14)で家飲みに応えている。

 

Cadillac Straits Brewing Company

www. CadillacStraits.com
27651 John R. Street, Madison Heights, MI 48071

返事を書く

コメントを記入してください
お名前を記入してください