
高等部では、11月9日(土)から10日(日)にかけて、恒例の宿泊交流学習を実施しました。今年度はコロンバス日本語補習校を5年ぶりに訪ねました。本校からは42人が、コロンバス校からも50人近い生徒が参加し、大人数での交流となりました。今回のディスカッションテーマである「将来グローバル社会の中で貢献するために、自分はどんなことをしているか」について、双方の生徒が混在する5つのグループに分かれて議論し、意見を模造紙にまとめて発表しました。各グループからは個性的な意見が発表され、お互いの見方・考え方から多くを学ぶことができました。その後はカジュアルトークで交流を深めました。短い時間でしたが、とても意義のある交流になりました。また、コロンバス市内の車窓観光、リンカーン大統領や南北戦争の将校たちが訪れたというState House(州議事堂)見学、オハイオ産業科学博物館(COSI)で豊富な展示物の見学や、実際に展示物を動かしたり乗ったりしながら、普段の補習校では味わえない学習を体験しました。この宿泊交流学習を通して、生徒たちは集団の一員としてのあり方や、責任感、協調性の大切さを学びました。今回の貴重な体験を、今後の生活に大いに生かしてくれることを願います。引率いただいた村瀬委員様はじめ、関係者の皆様へ心から感謝を申し上げます。
写真提供:デトロイト補習授業校