アメリカでは5月はAsian Pacific American Heritage Month:アジア系アメリカ人月間となっている。5月18日と19日の週末、アジア月間を祝う文化紹介とパフォーマンスショーがデトロイト美術館のサポートグループの一つであるFriends of Asian Arts and Culturesの協力によって催された。

 同館が誇る大広間、リベラコートを会場にして2時間半にわたって繰り広げられたプログラムには、インドネシアや中国、台湾、韓国、フィリピン、タイ、ベトナム、インド、ポリネシアンなどの踊り、モンゴルや日本の楽器演奏、さらに、中国のマジック、タイチなど武道のパフォーマンスが組まれた。それぞれの衣装や音楽、楽器に独自の民族色が溢れ、カラフルかつバラエティー溢れるステージが生まれていた。

 多数の観客が訪れ、アジアの伝統のユニークさに触れ、パフォーマンス後には称賛の言葉が飛び交い、美しい民族衣装を纏ったパフォーマーたちと記念撮影をしている多くの人の姿が見られた。パフォーマー同志も写真を撮り合ったり称賛の声をかけあったり、楽器や民族衣装について質問するなど、国の違いを超えた交流の場になっていた。

 日本のパフォーマンスを行なったのはSakura Japanese Performance Group という篠笛や琴、和太鼓など和楽器を中心に演奏活動をしているグループで、今回は日本の民俗芸能である獅子舞と琴と笛による雅やかな曲や、担ぎスタイルの太鼓と篠笛による軽快な現代創作曲などを披露。獅子舞の練り歩きが家族連れなど大勢の観客に大いにウケていた。問い合せなどは以下へ。

sakuraperformancegroup@gmail.com

 2日目のプログラムには、当地のアジア系文化教育団体であるCAPAが5月11日に開催した音楽と踊りの祭典のバトル部門で一位を獲得した中国系の女の子たちのダンスグループも登場し、伝統と現代的な要素を合わせた新鮮かつ美しい舞踊で場を盛り上げた。

 来年の顔触れと演目が今から楽しみである。

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