
平成30年11月3日(日本時間)、日本政府は、平成30年秋の叙勲受章者を発表し、この中で片岡晃氏が叙勲されることが公表されました。同氏は、日米経済関係促進功労及び在留邦人への福祉功労が認められ、本年、旭日中綬章を受章することとなりました。
- 賞賜: 旭日中綬章
- 功績概要: 日米経済関係促進功労及び在留邦人への福祉功労
- 氏名: 片岡晃(84歳)
- 主要経歴: 元米国デンソー会長、元デトロイト日本人会会長
- 住所: アメリカ合衆国ミシガン州トロイ市
片岡氏は、昭和46年にデトロイトに移住して以来、日本企業とアメリカ自動車企業(ビッグ・スリー)との初期の橋渡し役を務め、デンソーの産業基盤を米国に移転させる上で非常に重要な役割を果たされました。平成9年に米国デンソーが設立されると、米国デンソーの初代会長を務められ、日米経済の関係促進に多大な貢献をされました。さらに、ミシガン州の日本人駐在員数の増加に伴う、駐在員の子弟・子女への教育機 会創出の必要性から、デトロイト日本語補習授業校の設立に尽力されました。また昭和48年には、デトロイト日本商工会の前身であるデトロイト日本人会(JSD)の設立においても中心的役割を果たされ、昭和51年に第四代デトロイト日本人会会長を務められた後も、引き続き日本人コミュニティのため貢献されました。