デトロイトりんご会補習授業校 2018 年度 入園式 入学式 2

4月7日(土)、門出を祝うかのような晴天のもと、2018年度幼稚園入園式、小学部入学式、中高等部入学式が行われた。音楽に合わせ元気に入場した幼稚園、入園児の子どもたちはやや緊張の気配を見せながらも、その瞳は輝いていた。ここで始まる新しい仲間や先生との活動を楽しみにしていることが窺えた。

小学部1年生は今年度6クラスでのスタート。話をする学校長や来賓の人の顔を見て落ち着いた様子で話を聞く1年生の態度は、ほんの数週間前の幼稚園の時とは違う成長した姿が見られた。宮本学校長は、お祝いのことばのなか、3つの目当てを提示。「自分で出来ることは自分で」「友達と仲良く。相手が嫌がることはしない」と分かりやすく伝えた後、3つ目の「人の話をよく聞きましょう」とのめあてと合わせて「背筋を伸ばしましょう」と呼びかけると、すかさず姿勢を正す子ども達の姿があった。

在デトロイト日本国総領事館の加藤領事は和田総領事の挨拶の代読として、いろいろなことに挑戦すること、仲良く過ごし思い出をつくること、そして「美しく正しい日本語を身につけましょう」と願いを伝えた。保護者に向けて、「子どもは早く外国語に慣れ、早く適応すると一般的に言われているが、子どもなりの苦労や心配は決して少なくない。温かく見守ってください」との言葉が伝えられた。りんご会理事長からは、「助け合う小学生になってください」などの子ども達へのエールの他、保護者向けに、「ここで入学という機会を迎えたということは、英語と日本語環境、両方に触れ、将来の可能性を広げることになると考えています。その可能性をより多くするために、りんご会は日本の教育を日本語で提供するだけでなく、国際社会で活躍する子ども達を育てることを目標にし、より良い教育を展開し、学ぶ環境を整備していきます」と述べ、ボランティアで成り立っていることを示唆し、積極的に活動への参加を乞う言葉で閉じた。

小学部2年生の児童による“在校生歓迎の言葉”がはじまると、新1年生はより熱心に聞き入っている様子がみられた。また、式 の最後で6年生が入場し1年生に向けて校歌を発表した際には、身を乗り出して聴いている児童も多かった。堂々と校歌を歌う6年生の姿は大きな存在に見えたことであろう。また、式の退場時には、出口で6年生と2年生、3年生が大きな拍手でお祝いをして、温かく貴重な対面のひと時となった。

中高等部の入学式はノバイ高校で行われ、新1年生も在校生もとても落ち着いた立派な態度で出席し、生徒代表の誓いのことばと歓迎のことばを真剣な面持ちで聞いていた。

幼稚園年中組から高等部まで、どの学年も新しいクラスメートと共に新たなスタートを切るフレッシュな日になった。