
5月21日(日)、恒例イベントとなった「インドア・サッカー大会」が、全米屈指の規模を誇る室内スポーツ施設Total Soccer Complex(Wixom,MI)で開催された。同イベントは、サッカースクール‘F C Robins97’とJBSD(デトロイト日本商工会)スポーツ部会の共催で、学年性別を問わず広く参加者を募って行っている。‘F C Robins97’は土曜日のデトロイトりんご会補習授業校の放課後にボランティアコーチの下で行なわれているサッカースクールで、2008年に独自にインドア・サッカー大会を企画。その後、2009年からJBSDとの共催となった。F C Robins97に所属していない子どもも含め、幅広い年齢の参加者が集う、サッカーを通した交流の場になっている。この大会は子供たちにサッカーを楽しんでもらうと同時に、試合を通して親子の交流を図ることをテーマにしており、親子対抗の試合も組まれている。さらに、かねてより互いに遠征し合って交流のあるオハイオのコロンバス日本語補習校サッカー同好会からも多数の参加者を迎え、州を越えての親交を深める場にもなっている。今年はオハイオからの約60名のプレーヤーを迎え、合わせて約200名、そして保護者を加えて500名をほどの参加者が集う大会となった。
朝から雨が降ったり止んだりという天候であったが、インドアなので支障なく予定時刻にスタート。植田JBSD事務局長より参加者への謝意と声援を含めた開会の挨拶のあと、子供たちは多数のコートに散らばって熱気あふれる対戦を繰り広げた。コーチ対抗戦を含めて、各試合は短時間ずつながらも約100もの試合が組まれた。
ついついボールの周りに固まって回る小さい子どもたちの微笑ましい姿、また、高学年の女子チームの選手たちを相手に背丈の違いをものともせずに素早く動き回る男子選手たちのファイト溢れる姿、親子対抗では子供たちにぶつからないように苦心して動く大人たちの姿など、さまざまな姿があった。
デトロイト・サッカースクール/7F C Robins97は1997年に補習校に通う児童生徒の親達が主体になって設立された。
①サッカーを心から楽しむ ②体力づくりと技術の習得 ③チームワークの大切さを学ぶ、というビジョンの下、4月から10月まで活動している。基本的にはりんご会補習授業校に在籍の児童生徒が対象であるが、親がコーチになれば参加が可能。また、コーチは保護者と限らず、サッカー経験の有無も問わず歓迎とのこと。
詳細は以下ホームページで。
www.geocities.jp/fc_robins_97