Chazzano Coffee Roasters 7

DSC_7550チェーンのコーヒーショップが幅を利かせているミシガンだが、Ferndale という、Royal Oaks南東の街に、こだわりコーヒー専門店が存在する。デトロイト動物園から3マイル程の所。

20カ国に及ぶ産地から、焙煎していない豆の状態で仕入れ、店内で焙煎している。

DSC_7534美食家であるオーナーが、美味しい食事の後にマズいコーヒーを出すレストランに何度も遭遇し、落胆し、自分で美味しいコーヒーを追求し提供するようになった。2002年にニュージャージ州の自宅ガレージでスタートし、当地で2009年10月にオープンした。

投票によって2010年から5年連続で”Best Coffee Shop in Detroit”を獲得した。焙煎後や挽いた豆は、周辺のみならず、他州からも注文を受けている。

DSC_7529美食家であるオーナーが、美味しい食事の後にマズいコーヒーを出すレストランに何度も遭遇し、落胆し、自分で美味しいコーヒーを追求し提供するようになった。2002年にニュージャージ州の自宅ガレージでスタートし、当地で2009年10月にオープンした。

投票によって2010年から5年連続で”Best Coffee Shop in Detroit”を獲得した。焙煎後や挽いた豆は、周辺のみならず、他州からも注文を受けている。

「うちのコーヒーは細心のケアと情熱をもって完璧にローストしている」と自負している。

DSC_7547広いとは言えない喫茶スペースでは、ドリップ、エスプレッソ、フレンチプレス、さらにアメリカでは珍しいサイフォンなど、客の好みの方法で淹れてくる。但し、サイフォン式は手間と時間がかかるため、混んでいる時には受け付けないこともある。値段が高めだが、アメリカにしては小さ目なカップに4~5杯分になるので、2人でオーダーすると良い量。

その時々のリストは数種類ほど。ワインのソムリエにあたるコーヒーバリスタが、産地や風味を解説してくれた。「ナッティー、チョコレート風味」と言われても、正直、味を想像できないが、「酸味は少なめの方が好み」とか、「サイフォン式にしたいけれど、どの豆が良い?」など尋ねれば、選んでくれる。

コーヒー豆の小売り販売もしていて、フレーバーの特徴、どの淹れ方が向いているかは販売用リストにも添えられている。豆のブレンドの注文も可能。

バリスタであり、ロースティング・マネージャーであるネイソンさんが、焙煎前の豆や、焙煎プロセスを見せてくれ、豆によってフレーバーが違うのはもちろんのこと、焙煎の加減によっても風味は大きく変わることなどを解説してくれた。その豆の個性を引き出すための最適な焙煎を見極めるのが腕の見せ所である。

DSC_7542ちなみに、ワインのフレーバープロフィール(味の描写・略評)は750程であるのに対して、コーヒーは1500以上に昇るそうで、それほどバラエティーに富んでいるとの話。

この日我々が注文したのはインド産の豆をサイフォン式で。農園から直接仕入れた豆をトレドの業者から昨日入手したという新参の変わり種であったが、コクがあるのにさっぱりした味で満足。他にも、ブラジルやコロンビアなどポピュラーな国以外に、パプアニューギニア、スマトラなど8カ国の産地のコーヒー名が連なっていた。

ここで、コーヒーは好きだけれどカフェインは苦手または避けているという人に嬉しい情報。Chazzanoでは良質ディカフェ(カフェイン抜き)コーヒーも提供している。脱カフェイン処理のために、一般的にはケミカルが使用されていることが多いそうだが、同店ではケミカルを使わず、ウォーター・プロセス(水抽出)という方法を採っている。

DSC_7540豆やグラインド済みのオリジナルコーヒーは店内の他、West Bloomfieldの Busch’s Marketや Plum Market、

Whole Foodsなどで売っている。周辺のChazzano Coffeeを販売している店、同店のコーヒーを出しているレストランなどの一覧はホームページに掲載されている。

他所でも入手はできるものの、芳醇なコーヒーの香りが漂う店内で、じっくりとコーヒーを味わってみては?

DSC_7536Chazzano Coffee Roasters

www.chazzanocoffee.com

1737 East 9 Mile Road, Ferndale, MI 48220

 

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