
東京ドイツ村ウインターイルミネーション
先月、一時帰国の折、ウィンターイルミネーション開催中の東京ドイツ村に行ってきた。実際は千葉県にあるテーマパークで、ドイツ風な建物のライトアップや光と音のショーは毎年好評。全長約70mという「虹のトンネル」もなかなかであったが、全体のスケールが圧巻!木道を歩きながら近くのシロクマや花畑を模ったイルミネーションを楽しんでいる時には分からなかった全体像が、離れた見晴台から一望すると地上絵として描き出され、それは感動もの。今シーズンのテーマは「大冒険~☆Doki☆Doki☆Smile」だそうで、子どもから大人まで楽しめる。ご当地ラーメンや縁日フードなどの屋台もあるところが実に日本的。
開催は11月から2017年3月31日まで、と、冬を通してのアトラクションとなっている。
残念なことに公共機関での来園は容易でなく、車(入場料:1台2000円)又はツアーの利用が一般的。
東京ドイツ村は、「夜景サミット2012 in 長崎」(一般社団法人夜景観光コンベンション・ビューロー開催)において、「あしかがフラワーパーク」「江の島 湘南の宝石」とともに、冬期のイルミネーション「関東三大イルミネーション」として認定されているとのこと。また、関東に20近くある「ライトアップ夜景遺産」にも登録されている。
いろいろな認定があるものですね。
今回、調べていて「夜景鑑賞士検定」なるものの存在も知り、驚いた。
その夜景鑑賞士4500人と一般投票によるライトアップのランキングで今年、第1位に輝いたのは「なばなの里イルミネーション」(三重県桑名市)で、世界の四大陸の絶景や日本が世界に誇る自然などの景色を美しい光とともに見ることができるとのこと。2017年5月7日までの開催。
2位は「関東三大イルミネーション」のひとつである 「あしかがフラワーパーク」。3位は同票で「よみうりランド・ジュエルミネーション」と「さがみ湖イルミリオン」で、前者は今回は世界的照明デザイナー石井幹子デザイン事務所が開発した世界初の7色のジュエリーカラーを基調とするLEDによるイルミネーションが見られる。東京を一望する夜景も楽しめるとのこと。2017年2月19日まで開催。
「さがみ湖イルミリオン」は関東最大550万球のイルミネーションを誇り、全長65mを越す「光のバッキンガム宮殿」などで音楽に合わせたイルミネーションショーを見ることができ、2017年4月9日まで開催。
冬から初春の日本旅の参考にしてみては?
12月以降も開催している東京のイルミネーションから一部紹介
★東京ドームシティ
「Special Winter Experience」
日伊国交150周年を記念する今年はイタリアとコラボレーション。イタリアの熟練職人が製作した1/25スケール(高さ約3m)の「ピサの斜塔」や、名作「ロミオとジュリエット」の舞台となった「ジュリエットハウス」などがある。2017年2月19日まで開催。
最寄駅:後楽園/水道橋
★カレッタ汐留
「Canyon d’Azur~青い精霊の森」
今年はカノン・ダジュールシリーズ史上最高のスケール。幻想的な世界感を約27万球のLEDライトで演出。点灯期間中には、オリジナル楽曲と七色の光が織りなすロマンティックなイルミネーションショーが20分毎に開催予定。2017年2月14日まで開催。
最寄駅:新橋、汐留
★東京スカイツリータウン(R)
「ドリームクリスマス2016」
特別ライティングで634mのクリスマスツリーが出現。2016年のテーマは“ハートつながるクリスマス”。東京スカイツリーを世界一高いクリスマスツリー&キャンドルに見立てたクリスマス限定ライティングや、樹木やオーナメントが踊るように輝くイルミネーションショーを実施。今年は東京スカイツリー®の塔体下部をメインスクリーンにプロジェクションマッピングを初開催する。2017年3月5日まで開催。
英語サイトもある「Let’t Enjoy Tokyo」
(http://www.enjoytokyo.jp/feature/illumi)で、エリアやランキング別に調べることもできる。周辺レストラン情報も検索できて便利。