デトロイトりんご会補習授業校 2016年度 大運動会 5

IMG_5069 ミシガンに訪れた夏日に歓声が響いた。 6月18日(土)、デトロイトりんご会補習授業校恒例の行事である運動会が催された。幼稚園から低学年は午前中のみ、中学生はクラス対抗の球技大会を午前中に行い午後から運動会に合流、高校生は運動会の競技の手伝いや模擬店、ゲームコーナーを担当しながら競技に出場するなど、学年によって参加形式の違いはあるものの、年齢差を越えた全校一斉の学校行事である。また多数の企業で構成されている運動会実行委員が会場設営や当日の用具準備などを担当して行われる当地日本人コミュニティーぐるみの重要イベントでもある。

IMG_5138 肌寒い程であった昨年度とうってかわり、今年の運動会は朝から日差しが強い快晴に恵まれた。汗を流しつつも元気溢れる演技や競技が繰り広げられた。

開会宣言に続く日米両国の国旗掲揚そして同校校歌斉唱の後、宮本学校長の開会の挨拶があり、「練習の成果を力いっぱい発揮してください」と激励。競技ではあるが全力でだしきることで素晴らしい運動会になると伝えたほか、1カ月前から実行委員が準備するなどたくさんの人が支えていることに言及した。来賓である在デトロイト日本国総領事館の河西領事により総領事のメッセージの代読があり、まず、「ここ数年で一番」と、素晴らしい天気に恵まれたことを喜び、「皆さんの願いがこのような天気にした」と伝えた。柴田JSDウィメンズクラブ会長も来賓として出席し、終日子ども達の奮闘を温かく見守った。

IMG_9951 児童生徒代表による選手宣誓の後、演技は日本の「ラジオ体操」でスタートした。保護者や来賓の方々も加わり、世代を超えて親しまれている日本の定番曲に合わせて体を解した。その後の競技中には日本の運動会の定番バックグランド音楽も流れ、会場はさながら日本の雰囲気。孫の運動会に合わせて日本から渡米したという御夫妻は「アメリカでこれほど盛大にやるとは!」と感嘆と称賛の声を寄せた。

IMG_9766IMG_9855 徒競走などの個人競技が行われた後、日本の伝統種目である「綱引き」「玉入れ」などの団体競技が続き、紅白対抗とあって他学年の応援も白熱した。徒競走での転倒や「棒取り合戦」で引き摺られている姿が見られたが、芝生が広がるグランドでは大きな怪我をした児童生徒が出ることなく、はつらつとした競技が繰り広げられた。

IMG_9861 幼稚園児は昨年まで例年、保護者も加わっても親子ダンス(お遊戯)を演技種目としてきたが、今年は保護者は加わらずに園児たちだけで「ええじゃないか」を元気いっぱいに演じた。のびのびとした可愛らしい姿につられて、保護者、上級生に笑顔が広がった。

IMG_0002午後は合流した中学生による「二人三脚リレー」や高等生による「借り物物競走」、中高等部クラス対応の「大縄跳び」など、大人に劣らない身長、そして、育ち盛りの伸びやかな身のこなしが会場を魅了した。しかしながら、「大縄跳び」は当日即席結成した保護者チームが最高の回数を跳び、一位を収めた。

IMG_0058 競技最終、紅白対抗リレーに移った。選手達の颯爽とした走りに大歓声が上がり、会場の盛り上がりは最高潮に達した。全体最終結果は紅組の勝利。万歳の声と祝福の拍手が上がった。

学校長同様に今年度4月から日本より同校に赴任となった齋藤教頭は、閉会式の好評の中、大人たちに交じって進行を支えた高校生に向けて「心強い存在です」と労と成果を評した。関係者に謝辞を述べた後、児童生徒に「感謝の気持ちを忘れずに元気に学校生活を送っていきましょう」と締めくくり、イベントに幕を引いた。