
デトロイト補習授業校では、日本の伝統文化を体感することを目的に、新年の初めに書き初めを行っています。小学部では、冬休みに家庭で学年別の課題に取り組み、1月23日に全児童の作品を教室前に掲示し、「書き初め展」を実施しました。中高等部では、1月16日の国語の授業時間を利用して、「新春書き初め会」を行いました。中学生は書写の教科書に掲載されている学年別のお題(中1「不言実行」、中2「自然の神秘」中3「無限の可能性」)、高校生は学年共通のお題「妙楽自在之」(中国の故事からの引用)に取り組みました。毛筆を持つ機会も少なく、お題は行書体であり、正味1時間程度の短時間で仕上げるのは難しいのですが、各々の生徒が素晴らしい作品ができました。中高等部の作品は、1月30日に展示されました。
(文・写真:デトロイト補習授業校)