
クラスの団結と生徒の個性が輝く多彩な発表
デトロイト補習授業校は、日本の学校に準ずる教育活動を実践するために、文部科学省の学習指導要領に基づく授業と学校行事を行っています。中高等部では、12月19日午後、借用校のノバイ高校オーディトリウムにて、「ミニ文化祭」を実施しました。中1から高3までの各クラスが、それぞれ、楽器の演奏や合唱、ダンス、演劇などを披露するのですが、土曜日のみの学校なので、練習時間の確保が難しいだけでなく、本番で使用する会場でのリハーサルもできず、ぶっつけ本番という状況です。それにもかかわらず、各クラスの発表は素晴らしいものでした。ダンスや合唱ではクラスの生徒全員の息がぴったりと合い、クラスの団結力を感じました。楽器の演奏では生徒の特技を発見することができましたし、演劇では台本や演出が工夫されていました。約2時間半にわたって発表がおこなわれた会場には、生徒たちの熱気と楽しそうな雰囲気がいっぱい溢れていました。海外で偶然に出会った仲間たちとの貴重な経験は、一生の思い出となることでしょう。
寄稿:中高等部教務主任 丹羽筆人