Detroit Beer Co. - Detroit, MI 2

DSCN0627ミシガン州での最も世界的に注目されているイベントの一つのデトロイト・オートショー。1月11日からの開催に向けてオフィシャルサイトも既に充実。今回はそのサイト中で “Dining in Detroit”として店内写真が公開されているDetroit Beer Co.を紹介する。

ダウンタウン・デトロイトのまさに中心から郊外へ放射線状に伸びるWoodward Avenue.日本国総領事館が入っているRenaissance Centerから西に1ブロックにあり、今はなきHudson’s Department Storeの解体から、現在勇姿を誇るThe Spirit of Detroit、Minoru YamsakiのデザインしたOne Woodwardのビルなど、デトロイトの歴史を見守っている。

DSCN0640そこからCampus Martiusを通り抜け、Monroeから21世紀のデトロイトの新しい姿を示すComerica Park、Ford Fieldをめざす途中、Detroit Opera Houseの真向かいがDetroit Beer Co.。一年の中でも自動車ショーの時期が最もにぎやかで2階まで世界各国の自動車関係者でいっぱいになる、という。

DSCN0610“Detroit Beer”のブランドネームに恥じないLocal 1529 IPA (6.4%) はほかのBreweryよりも少し深めのボディー色でフルーツの香りかぐわしい一品だ。ホップは他でも使われているCentennial, Columbusのほか、Falconer’s Flightという西海岸ビールのメッカ、ワシントン州のホップを用いている。最近、日本でもWest Coast 産のビールが注目を浴びているので、ここで味比べといきたいものだ。また、バーテンダーが次に推すのはMichigan Grown Pale Ale。モルツとホップは全てミシガン産。IPAよりも芳香が控えめだが、苦味が苦手な人にはこちらの方がミシガンの味を楽しめるかもしれない。

DSCN0641気さくな若者BrewmasterのJustinは、系列のミシガン・クラフトビールの老舗Royal Oak Breweryで4年間Brewチームを務めた後、1年前からここのbrewmasterに。MazdaがFlat Rockで生産していたとき働いていた父は、日本に行ったこともあるという。「自分も日本にいつかは行ってみたい」という。ミシガン州立大学では心理学を専攻し、在学中から「大学の寮じゃなくて、もちろんオフキャンパスの部屋で」ビールを造り始めたそうだ。現在はWayne County Community Collegeで“ビール醸造“クラスの講師も務めている。ミシガンは全米でもトップクラスに入るクラフトビール産業が盛んな州。WCCCではこの成長産業に人材を送り出すためにこのコースを設置。地元の人々がスペシャリストとして地元成長産業の仕事に就くことを後押ししている。

DSCN0637People Moverの駅の真下だが、ビールの味とともに気になるところはダウンタウン・デトロイトという立地。この日は、気軽にランチのための客層も見られた。ウエイティング・スタッフもとてもフレンドリー。特にランチメニューはないが、サンドイッチは値段も$10前後でボリューム感は価格以上。サイドメニューで選んだポテトフライもラティス形をしていて、見た目もうれしい。

店内には往年のデトロイトを語る写真パネルが多数飾られている。歴史を尊重しながら、2003年開業のbreweryはデトロイト・ダウンタウンの再開発の旗手の一つ。新しい世代の代表選手としてのbrewmasterは”クラフトビール作りが、典型的な白人、男性、に限らず多様な作り主へと広がっていく“ことを期待している、と語った。

Detroit Beer Co. 

1529 Broadway, Detroit, MI 48226
Tel: (313) 962-1529
www.detroitbeerco.com