日本留学を支援するJBSD基金スカラシップ 受賞者昼食会 3

IMG_3330 2015年度のJBSD基金スカラシップ(奨学金)受賞者と家族を招き、昼食会を兼ねた授賞式が6月6日(金)に開催された。

 受賞者たちは「日本のことを知れば知るほど行きたくなった。チャンスを与えられ幸運です」「きれいな自然、古い寺を見たり、文化に触れたい。ファンドが無ければ日本行の実現は難しい」「日本行は最大の願い。今の気持ちや感謝は言葉に表せない。」「できれば、一生涯の友人を作りたい」と、受賞の喜びや抱負を言葉にし、同席していた同プログラムの経験者やJBSD基金の役員たちと情報を交換していた。 同奨学金制度は、1998年にJBSDの25周年記念事業の一環として発足し、高校生ならびに大学生向けの日本留学プログラムを支援してきている。大学生の部は、JCMU (Japan Center for Michigan Universities:ミシガン州立大学連合日本センター)プログラムに対する支援で、ミシガンの州立大学15校に在籍する学生を対象に、滋賀県にあるJCMU日本センターに滞在しての半年もしくは1年間の留学を提供。高校生の部は、YFU

(Youth For Understanding)プログラムへの支援。高校生の海外ホームステイ留学をオーガナイズしているこのプログラムは、1951年にドイツの高校生をミシガンに留学させるプログラムとして発足したもので、1957年にミシガンー日本間の高校生交換留学プログラムが立ち上がった。今回選考された高校生たちは6月下旬から6週間、様々な地域に散らばりホームステイをしながら体験留学をする。

 留学体験による日本の理解者を1人でも増やするために、JBSD基金では、会員からの寄付や、毎年8月に開催するFund Raise Golf Outingの収益金の中から、奨学金を拠出している。

IMG_3298 歓談の後、加藤JBSD基金理事長より挨拶があり、「40年前にミシガンに来た時の緊張と興奮を覚えている」と海外渡航の心境を共有したうえで、新しい友人を作り豊かな経験をするよう奨励した。互いの文化を尊び、日米の関係に役立つ人になることを期待する言葉を寄せた。

続いて、在デトロイト日本国総領事館の野田首席領事より祝福の言葉とともに、JBSD基金が芸術作品を守るためにデトロイト美術館に寄付するなど、当地の文化や教育に多大に寄与していることを称え、加えて、この地域が異文化を受け入れていることに感謝と称賛を表した。

IMG_3309 司会を務めたカーシアさん(Ms.Kasia Lynch)も日本滞在経験があり、「日本語の学習や経験を活かしたいと思えば、チャンスはここにも、いろいろな所にある。タフな経験もするでしょうが、多くを得られるので、頑張って」とエールを贈った。

JCMUによる留学経験者の大学生二人からは、「部屋に閉じこもっていないように。勉強だけではなくいろいろな経験をするように」「恐れたり躊躇したりしていてはダメ。」とアドバイスを告げた。

 YFUの担当責任者は「今日は素晴らしい祝いの場。人生におけるポジティブな変容を提供している」と切り出し、それを裏付ける高校生帰還者による手紙を代読した。「日本での日々はワンダフルドリーム。家族が恋しくなったけれど、人々は親切」など、率直な感想が並んだ。

 今年の参加者も日本の文化や人々に関して良い印象を得て戻り、異文化を理解する豊かな人として、その後の人生に経験を生かしていくことを期待したい。

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