5月16日(土)、デトロイトりんご会補習授業校の運営母体であるデトロイトりんご会の第24回の定例総会と第27回りんご会父母会の総会が実施された。2つの定例総会は、以前は別々に行われていたものが、昨年度より合同で開催されるようになった。

  来賓として、片山総領事ならびにJBSD(デトロイト日本商工会)会長を務める中畔氏が挨拶に立ち、それぞれの立場で、関係者に感謝や敬意の言葉と、協力を惜しまない意を伝えた。総領事からは、校舎を借用しているノバイ市及び教育関係者との良好な関係を維持をするために、領事館として、折々感謝を伝えたり、招いて意見交換の場を設けたりしていると、バックアップの内容も示された。

  村井校長は児童生徒数の増加の実態や、講師の研究授業を推進し指導力の向上を図っているとの報告がなされ、また、新たな長期計画に取り組んでいるが、子どもの実態からスタートするのが原点であると述べた。以下に特記事項を抜粋して掲載。

りんご会活動報告

○りんご会の現状

会員数は、4月末で法人会員80社(前年同月比2社減)、個人会員616家庭(前年同月比29家庭増)。園児、児童生徒数は始業式時点で昨年より49名多い946名。ここ4,5年、数パーセント増加している。

○活動の全体像

同補習校の設置目的に2013年度に追加した「将来、日本と国際社会をリードできる人財を育成する教育を提供する」を実現するための活動を進めている。帰国・永住の子ども達の両方を対象に、りんご会発の「日本人らしさをもった国際人財」を育てようと呼びかけた。(りんご会では、その重要性を鑑み「人財」と表記)

○めざす園児・児童・生徒像

国際人財の育成に向け、引き続き維持、さらに飛躍向上させていく。

○「学び・考え・表現する力」の向上

昨年度、高等部で『実践国語』の授業をスタートしたが、好評により本年度も続行。EMU(Eastern Michigan University)の専門家によるサポートと共に、議論を重ね、段階的な進化拡充を目指す。カリキュラムと教案を作る。

○日本の現役教員講師との共同

ミシガン・モデルと称している日本からの教員派遣プログラムをスタート。本年度、第1号として立命館中学校・高等学校より、教員の派遣を実現。

○キャリアを考える機会

「将来の自分を考える」「保護者として、できることを考える」、そのための講演会。2014年度には、言語学者、米国で活躍するNASCARレーサーとサッカーコーチをゲストに招いて、講演会を実施した。

○魅力向上

りんごハウスで生徒立案によるイベントを企画。書道・リコーダー教室、漢字検定実施など。

○父母会との連携

ボランティアの中心である父母会の負担が多いため、その対策として、似た活動は一緒にしたり、負担は均一にしたりして効率化を図る。

○ボランティア制度改革

必要人員を割りだし、ニーズの見える化を進める。また運用の仕組みを整える。

○園児・児童・生徒増加への備え

低年齢層を中心に園児・児童・生徒数は増加傾向であるという課題の対応として、年中組の増設を実施した。50クラス必要となる可能性に向け、本年度、早めに中高等部をノバイ高校に移転し2校体制にした。

父母会の活動報告

合計97名の父母会執行部や学級委員、そしてボランティアで活動してきた。その報告をスライドにまとめて報告した。

2015年度新体制

りんご会および父母会の2014年度会計報告並びに2015年度の予算について承認された後、2015年度の理事・運営委員、父母会新役員が選出・承認され、新体制が正式にスタートした。新理事代表の吉田氏ならびに父母会新執行部長が挨拶に立ち、方向性や抱負を述べた。

  5月16日(土)、デトロイトりんご会補習授業校の運営母体であるデトロイトりんご会の第24回の定例総会と第27回りんご会父母会の総会が実施された。2つの定例総会は、以前は別々に行われていたものが、昨年度より合同で開催されるようになった。

  来賓として、片山総領事ならびにJBSD(デトロイト日本商工会)会長を務める中畔氏が挨拶に立ち、それぞれの立場で、関係者に感謝や敬意の言葉と、協力を惜しまない意を伝えた。総領事からは、校舎を借用しているノバイ市及び教育関係者との良好な関係を維持をするために、領事館として、折々感謝を伝えたり、招いて意見交換の場を設けたりしていると、バックアップの内容も示された。

  村井校長は児童生徒数の増加の実態や、講師の研究授業を推進し指導力の向上を図っているとの報告がなされ、また、新たな長期計画に取り組んでいるが、子どもの実態からスタートするのが原点であると述べた。以下に特記事項を抜粋して掲載。

りんご会活動報告

○りんご会の現状

会員数は、4月末で法人会員80社(前年同月比2社減)、個人会員616家庭(前年同月比29家庭増)。園児、児童生徒数は始業式時点で昨年より49名多い946名。ここ4,5年、数パーセント増加している。

○活動の全体像

同補習校の設置目的に2013年度に追加した「将来、日本と国際社会をリードできる人財を育成する教育を提供する」を実現するための活動を進めている。帰国・永住の子ども達の両方を対象に、りんご会発の「日本人らしさをもった国際人財」を育てようと呼びかけた。(りんご会では、その重要性を鑑み「人財」と表記)

○めざす園児・児童・生徒像

国際人財の育成に向け、引き続き維持、さらに飛躍向上させていく。

○「学び・考え・表現する力」の向上

昨年度、高等部で『実践国語』の授業をスタートしたが、好評により本年度も続行。EMU(Eastern Michigan University)の専門家によるサポートと共に、議論を重ね、段階的な進化拡充を目指す。カリキュラムと教案を作る。

○日本の現役教員講師との共同

ミシガン・モデルと称している日本からの教員派遣プログラムをスタート。本年度、第1号として立命館中学校・高等学校より、教員の派遣を実現。

○キャリアを考える機会

「将来の自分を考える」「保護者として、できることを考える」、そのための講演会。2014年度には、言語学者、米国で活躍するNASCARレーサーとサッカーコーチをゲストに招いて、講演会を実施した。

○魅力向上

りんごハウスで生徒立案によるイベントを企画。書道・リコーダー教室、漢字検定実施など。

○父母会との連携

ボランティアの中心である父母会の負担が多いため、その対策として、似た活動は一緒にしたり、負担は均一にしたりして効率化を図る。

○ボランティア制度改革

必要人員を割りだし、ニーズの見える化を進める。また運用の仕組みを整える。

○園児・児童・生徒増加への備え

低年齢層を中心に園児・児童・生徒数は増加傾向であるという課題の対応として、年中組の増設を実施した。50クラス必要となる可能性に向け、本年度、早めに中高等部をノバイ高校に移転し2校体制にした。

父母会の活動報告

合計97名の父母会執行部や学級委員、そしてボランティアで活動してきた。その報告をスライドにまとめて報告した。

2015年度新体制

りんご会および父母会の2014年度会計報告並びに2015年度の予算について承認された後、2015年度の理事・運営委員、父母会新役員が選出・承認され、新体制が正式にスタートした。新理事代表の吉田氏ならびに父母会新執行部長が挨拶に立ち、方向性や抱負を述べた。

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